JP3619213B2 - 荷台移動傾斜装置 - Google Patents
荷台移動傾斜装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3619213B2 JP3619213B2 JP2002175242A JP2002175242A JP3619213B2 JP 3619213 B2 JP3619213 B2 JP 3619213B2 JP 2002175242 A JP2002175242 A JP 2002175242A JP 2002175242 A JP2002175242 A JP 2002175242A JP 3619213 B2 JP3619213 B2 JP 3619213B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- loading platform
- moving
- movable
- rail
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として貨物自動車の貨物の積み降ろしに用いられる荷台移動傾斜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、貨物自動車の貨物の積み降ろしに用いられる荷台移動傾斜装置として例えば実開昭55−10176号の荷台移動傾斜装置がある。前記荷台移動傾斜装置は、後車輪近傍のシャーシに軸支され、ローラーを有するスライド用ガイドレールと、シャーシ上に設けられた傾斜用ガイドレールと、荷台の前方下部に取り付けられ傾斜用ガイドレールに沿って回転移動するローラーと、荷台に一端が連結された油圧シリンダーからなり、油圧シリンダーの働きにより傾斜用ガイドレールの規制を受けながら荷台がスライド用ガイドレール上を前後に移動するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年ではフロント部分等の車高の低い車が増加しており、かような車等を貨物自動車に積載する必要性から、より緩やかな傾斜角度が得られる荷台移動傾斜装置が求められている。
【0004】
しかしながら、荷台傾斜角度をより緩やかにすべく、上記従来の荷台移動傾斜装置で、単に油圧シリンダーのストロークを長くし、スライド用ガイドレール後端の支持柱を長くした場合には、荷台や貨物の荷重で油圧シリンダー或いはそのピストンロッドが座屈する危険性が生ずる、荷台の後端を接地しようとすると荷台がスライド用ガイドレールから外れてしまう等の問題を生ずる。そのため、耐荷重性に優れ、より緩やかな傾斜角度が得られる荷台移動傾斜装置が切望されていた。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑み提案するものであり、主として貨物自動車に設置する荷台移動傾斜装置に係り、非常に緩やかな荷台傾斜角度が得られ、又、耐荷重性に優れる荷台移動傾斜装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の荷台移動傾斜装置は、固設されるサブガイドレールと係合し、前後へ移動可能に設けられ、後方移動に伴って傾斜し、前方移動に伴って該傾斜から復帰する移動ガイドレールと、該移動ガイドレールを前後へ移動可能なレールスライド手段と、該移動ガイドレールと係合し、該移動ガイドレールに対し前後へ移動可能に設けられる荷台と、該荷台を該移動ガイドレールに対し前後へ移動可能な荷台スライド手段と、該移動ガイドレールの略後端に設けられる支持脚とを備え、該レールスライド手段により該移動ガイドレール及び該荷台が後方へ移動し、該後方移動に応じて該移動ガイドレール及び該荷台が該支持脚が接地するまで傾斜すると共に、該荷台スライド手段により該荷台が該支持脚が接地した所定傾斜角度で該移動ガイドレールに対して後方へ移動して、該荷台の後端が接地することを特徴とする。
【0007】
尚、本発明の荷台移動傾斜装置は、貨物自動車に設置する荷台移動傾斜装置とすると最適であるが、例えば工場内の設備等として荷台移動傾斜装置を使用することも可能である。また、レールスライド手段には例えば油圧シリンダーであるレールスライドシリンダー等を用い、荷台スライド手段には例えば油圧シリンダーである荷台スライドシリンダー等を用いる。また、スライド手段に油圧シリンダーを用いる場合の伸長及び収縮と、移動ガイドレールや荷台の前方移動及び後方移動との対応の仕方は本発明に於いて適宜であり、例えばシリンダーの伸長時に前方移動又は伸長時に後方移動等とすることが可能である。
【0008】
また、本発明の荷台移動傾斜装置は、シャーシに固設されるサブガイドレールと係合し、前後へ移動可能に設けられ、後方移動に伴って傾斜し、前方移動に伴って該傾斜から復帰する移動ガイドレールと、該シャーシと該移動ガイドレールに取り付けられ、伸縮によって該移動ガイドレールを前後へ移動可能なレールスライドシリンダーと、該移動ガイドレールと係合し、該移動ガイドレールに対し前後へ移動可能に設けられる荷台と、該移動ガイドレールと該荷台に取り付けられ、伸縮によって該荷台を該移動ガイドレールに対し前後へ移動可能な荷台スライドシリンダーと、該移動ガイドレールの略後端に設けられる支持脚とを備え、該レールスライドシリンダーの伸長に応じて該移動ガイドレール及び該荷台が後方へ移動し、該後方移動に応じて該移動ガイドレール及び該荷台が該支持脚が接地するまで傾斜すると共に、該荷台スライドシリンダーの伸長に応じて該荷台が該支持脚が接地した所定傾斜角度で該移動ガイドレールに対して後方へ移動して、該荷台の後端が接地することを特徴とする。
【0009】
更に、本発明の荷台移動傾斜装置は、前記スライドシリンダーが、その一端をシャーシの略後部にピン結合で取り付けられ、その他端をシャーシから後方に突出した移動ガイドレールの略後端にピン結合で取り付けられることを特徴とする。
【0010】
尚、各発明の構成の一部又は全部は他の発明の構成と変更、或いは他の発明の構成に追加することが可能であり、各発明の構成の一部を削除し上位概念化したものも本発明の作用効果の一部を奏する限度で本発明に含まれる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下では、本発明の荷台移動傾斜装置の実施形態について図面に基づき説明する。図1乃至図3は本実施形態の荷台移動傾斜装置に関し、図1は荷台復帰状態を示す側面図、図2は荷台の後方移動後の傾斜状態を示す側面図、図3は荷台移動傾斜装置に於ける移動ガイドレールの斜視図である。
【0012】
本実施形態の荷台移動傾斜装置は、図1〜7に示されるように貨物自動車に設置されるものであって、1はシャーシ、2はサブガイドレール、3は移動ガイドレール、4はレールスライドシリンダー、5は荷台、6は荷台スライドシリンダー、7はシャーシ1の略後端の上部に回転可能に軸支され固設されているセンターシャフトローラであり、移動ガイドレール3が後方移動に応じて一対のセンターシャフトローラ7を中心に傾斜し、前方移動に応じてセンターシャフトローラ7を中心に傾斜状態から復帰するものである。尚、レールスライドシリンダー4と荷台スライドシリンダー6は油圧シリンダーであり、図に省略した油圧機構によりピストンロッド41、61が伸縮するようになっている。
【0013】
サブガイドレール2はシャーシ1上に長手方向へ一対固設され、各サブガイドレール2は断面略コ字形且つ側面視で略く字形で、略水平の前端からせり上がって傾斜して略水平の中央部に至り、前記中央部から後部が下方に傾斜して形成されており、後述する移動ガイドレール3及びその上に配置される荷台5の後方移動及び傾斜状態をガイドする形状である。サブガイドレール2の後端は図に省略したストッパーになっており、後述するローラ35がサブガイドレール2から外れないようになっている。
【0014】
移動ガイドレール3は一対のレール材31を略前端の連結部材32、略中央の連結部材33、略後端の連結部材34等で連結して設けられており、各レール材31は略前部の内側に断面略コ字形の係合部を有し、前記係合部にセンターシャフトローラ7が係合し、移動ガイドレール3或いは各レール材31は、一対のセンターシャフトローラ7に規制されると共に、センターシャフトローラ7のレール31或いはその係合部に沿った転動によって前後へスムーズに移動するようになっている。
【0015】
各レール材31の外側には後述の荷台5のレール材51と係合する複数のローラ35が回転可能に軸支されており、その略前端では下方に突出してローラ36が回転可能に軸支されている。移動ガイドレール3の略前端のローラ36はサブガイドレール2に係合し、サブガイドレール2に沿ってローラ36が転動することで、移動ガイドレール3はサブガイドレール2に規制されながら前後へスムーズに移動可能になっており、又、移動ガイドレール3はローラ36を介してサブガイドレール2と係合している。更に、移動ガイドレール3は、レール材31の略後端で下方に突出して設けられた支持脚37を有し、支持脚37の下端にはローラ38が回転可能に軸支されている。
【0016】
レールスライドシリンダー4はシャーシ1の長手方向に設けられ、シャーシ1の略後部の下部に後端をピン結合で傾動可能に取り付けられ、そのピストンロッド41の先端は、移動ガイドレール3のレール材31より低い位置で一対の支持脚37間に架設されている略後端の連結部材34に、ピン結合で傾動可能に取り付けられており、レールスライドシリンダー4のピストンロッド41の伸縮によって移動ガイドレール3を前後に移動すると共に、後述の移動ガイドレール3の傾動に対し、前記後端とピストンロッド41先端のピン結合で追従する構成である。尚、レールスライドシリンダー4のシャーシ1や移動ガイドレール3への取付位置等は本実施形態以外にも適宜である。
【0017】
荷台5には、その下面に断面略コ字形のレール材51が長手方向へ一対設けられ、レール材51は移動ガイドレール3のレール材31の外側のローラ35に係合し、荷台5或いはレール材51はローラ35に規制されると共に、ローラ35のレール材51に沿った転動により、移動ガイドレール3に対し前後へスムーズに移動可能になっており、又、荷台5はローラ35やレール材51を介して移動ガイドレール3と係合している。
【0018】
荷台スライドシリンダー6は、移動ガイドレール3の長手方向へ設けられており、移動ガイドレール3の略中央の連結部材33の中央に形成されている穴を貫通し、そのシリンダー部分の略中央を前記連結部材33の中央位置で取り付けられ、荷台スライドシリンダー6は前記取付位置を中心に傾動可能に設けられている。又、そのピストンロッド61の先端は、荷台5の略後端の下面に取り付けられており、荷台スライドシリンダー6のピストンロッド61の伸縮によって荷台5を移動ガイドレール3に対し前後に移動する構成である。尚、荷台スライドシリンダー6の移動ガイドレール3や荷台5への取付位置等は本実施形態以外にも適宜であり、又、荷台スライドシリンダー6は移動ガイドレール3のレール材31とほぼ同じ高さに設置されているが、移動ガイドレール3の略後端の連結部材34はレール材31よりも低い位置に形成されているため、荷台スライドシリンダー6やピストンロッド61と連結部材34は干渉することがない。
【0019】
上記荷台移動傾斜装置を動作して、荷台5がシャーシ1上に載置されている走行可能な状態から荷台5が後方移動及び傾斜後の位置に配置されている貨物の積み降ろしが可能な状態に移行する場合、先ず、油圧機構によってレールスライドシリンダー4のピストンロッド41を伸長し、移動ガイドレール3及びその上に定置されている荷台5を後方に移動する。前記後方移動の際には、移動ガイドレール3はローラ36が係合するサブガイドレール2と前記断面略コ字形の係合部が係合するセンターシャフトローラ7に規制或いはガイドされ、ローラ36とセンターシャフトローラ7の転動によりスムーズに後方に移動する。
【0020】
前記後方移動の進行に応じて、ローラ36がサブガイドレール2の傾斜部や略水平な後部に沿って移動し、移動ガイドレール3及びその上の荷台5は略前端を押し上げられて次第に傾斜し、移動ガイドレール3及びその上の荷台5はセンターシャフトローラ7を中心にして支持脚37の下端が接地するまで後方に移動しながら傾動する。前記動作では荷台5のみならず移動ガイドレール3も後方に移動して傾斜し、移動ガイドレール3は初期位置から後方に移動して突出すると共に、移動ガイドレール3或いはレール材31の略前端に位置するセンターシャフトローラ7を中心に移動ガイドレール3は後方に移動しながら傾動していく。また、後端及びピストンロッド41の先端をピン結合されているレールスライドシリンダー4は前記後方移動及び傾動に対して追従し、伸長しながら前記後端を中心にして傾動する。
【0021】
更に、支持脚37が接地して、移動ガイドレール3及び荷台5の後方移動及び傾動が終了した後に、油圧機構によって荷台スライドシリンダー6のピストンロッド61を伸長し、前記傾動で所定傾斜角度に傾斜した状態にある移動ガイドレール3に対して、荷台5を後端が接地するまで前記所定傾斜角度で後方に移動する。前記後方移動の際には、荷台5の下面に設けられているレール51は移動ガイドレール3の外側のローラ35に規制され、ローラ35の転動によりスムーズに前記所定傾斜角度を維持しつつ後方に移動する。そして、荷台5の後端が接地して後方移動が終了することで、貨物の積み降ろしが可能な状態となる。
【0022】
また、前記貨物の積み降ろしが可能な状態から荷台5がシャーシ1上に載置される走行可能な状態に移行して復帰する場合には、上記と逆の動作をして復帰する。即ち、荷台スライドシリンダー6のピストンロッド61を収縮して荷台5を前記所定傾斜角度で前方移動し、前記所定傾斜角度の移動ガイドレール3上に荷台5を収容した後、レールスライドシリンダー4のピストンロッド41を収縮して移動ガイドレール3及び荷台5を前方移動すると共に、前記所定傾斜角度から略水平の状態に傾動して復帰し、更なる前方移動により前記走行可能な状態に復帰する。
【0023】
上記荷台移動傾斜装置は、第1段階で移動ガイドレール3を後方に移動して突出すると共に所定傾斜角度に傾斜し、第2段階で移動ガイドレール3に対し前記所定傾斜角度で荷台5を後方に移動して後端を接地することから、本実施形態の移動ガイドレール3に略対応するレールがシャーシの後端に軸支されていた従来の貨物自動車の荷台移動傾斜装置に対し、移動ガイドレール3の後方移動量分、傾動の中心と荷台5の後端間の長さを長く確保することが可能であり、これにより荷台傾斜角度を非常に緩くすることができる。尚、他方に於いて、本実施形態の構成により従来の荷台移動傾斜装置と同様の荷台傾斜角度を得る場合には、移動ガイドレール3から荷台5だけが突出する量を減少することができるので、貨物の積み降ろしが可能な状態の安定性や強度を向上することが可能である。
【0024】
【発明の効果】
本発明の荷台移動傾斜装置を用いることにより、非常に緩やかな荷台傾斜角度が得られる。例えば、移動ガイドレールのスライド手段若しくはスライドシリンダーの動作によって、移動ガイドレール及び荷台を後方に移動し、その後方移動に伴って移動ガイドレール及び荷台が移動ガイドレールの支持脚が接地するまで傾斜し、更に、荷台のスライド手段若しくはスライドシリンダーの動作によって、傾斜した移動ガイドレールに沿って荷台の略後端が接地するまで荷台を後方に移動し、移動ガイドレールと荷台のそれぞれをスライド手段若しくはスライドシリンダーで後方にスライドすることができるので、荷台の後方への移動量を非常に長くし、荷台傾斜角度を非常に緩やかにすることができる。
【0025】
そして、緩やかな荷台傾斜角度によって、フロント部分の車高の低い車を荷台に積載する場合に積載する車が荷台に接触することを防止できるなど、荷台への貨物の積載時に貨物が荷台に接触することを防止できる、荷台への積み降ろし作業の容易化を図ることができる、従来は荷台移動傾斜装置を設置することが困難であった後方への突出量或いはオーバーハングが短い小型車やトレーラー等にも設置でき、広範な使用範囲で活用することができる等の効果を奏する。
【0026】
また、本発明の荷台移動傾斜装置では、例えば移動ガイドレールの略前端等で移動ガイドレールとサブガイドレールが係合し、移動ガイドレールをサブガイドレールでガイドすることにより、移動ガイドレールや移動ガイドレール上の荷台を安定して傾動することができる。
【0027】
また、本発明の荷台移動傾斜装置は、移動ガイドレールに支持脚を設ける場合に支持脚が接地する位置が移動ガイドレールの後方移動でより後方位置となり、更に移動ガイドレールの略後端に支持脚を設ける場合には、より一層後方で支持脚が接地することになる。従って、例えば貨物の積み降ろし作業中に荷重を支える位置がより後方になり、非常に高い支持力や耐荷重性を発揮することができ、荷台スライドシリンダーが座屈する等の危険性もない。更に、後方に移動した位置で支持脚が接地する移動ガイドレールをガイドとして傾斜状態の荷台が移動するので、スライド時の安定性や強度に優れる。
【0028】
また、本発明の荷台移動傾斜装置では、例えばシャーシの略後部に一端を取り付けられ、移動ガイドレールの略後端に他端を取り付けられ、伸縮によって移動ガイドレールを前後へ移動するレールスライドシリンダー等、移動ガイドレールを前後へ移動するレールスライド手段を設けることにより、移動ガイドレールの後方への移動や、前方移動による復帰をさせることに加え、移動ガイドレールや荷台がシャーシ上に復帰した状態で、例えば移動ガイドレールの略後端をレールスライドシリンダーで支持することができる。即ち、前記復帰状態の荷台を移動ガイドレール及びレールスライドシリンダー等で支持し、シャーシ等と移動ガイドレールや荷台の後部の一体化を図り、荷台や貨物を積載した荷台及び移動ガイドレールでシャーシから後方に突出した部分への負荷で片持はりの状態になることを防止し、前記復帰状態等の安定性や強度を向上することができる。従って、例えば走行時の安定性を向上する、耐久性を向上する、荷台の部材や部材量を削減することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の荷台移動傾斜装置に於ける荷台復帰状態を示す側面図。
【図2】実施形態の荷台移動傾斜装置に於ける荷台の後方移動後の傾斜状態を示す側面図。
【図3】実施形態の荷台移動傾斜装置に於ける移動ガイドレールの斜視図。
【符号の説明】
1 シャーシ
2 サブガイドレール
3 移動ガイドレール
31 レール材
32、33、34 連結部材
35、36、38 ローラ
37 支持脚
4 レールスライドシリンダー
41 ピストンロッド
5 荷台
51 レール材
6 荷台スライドシリンダー
61 ピストンロッド
7 センターシャフトローラ
Claims (3)
- 固設されるサブガイドレールと係合し、前後へ移動可能に設けられ、後方移動に伴って傾斜し、前方移動に伴って該傾斜から復帰する移動ガイドレールと、該移動ガイドレールを前後へ移動可能なレールスライド手段と、該移動ガイドレールと係合し、該移動ガイドレールに対し前後へ移動可能に設けられる荷台と、該荷台を該移動ガイドレールに対し前後へ移動可能な荷台スライド手段と、該移動ガイドレールの略後端に設けられる支持脚とを備え、該レールスライド手段により該移動ガイドレール及び該荷台が後方へ移動し、該後方移動に応じて該移動ガイドレール及び該荷台が該支持脚が接地するまで傾斜すると共に、該荷台スライド手段により該荷台が該支持脚が接地した所定傾斜角度で該移動ガイドレールに対して後方へ移動して、該荷台の後端が接地することを特徴とする荷台移動傾斜装置。
- シャーシに固設されるサブガイドレールと係合し、前後へ移動可能に設けられ、後方移動に伴って傾斜し、前方移動に伴って該傾斜から復帰する移動ガイドレールと、該シャーシと該移動ガイドレールに取り付けられ、伸縮によって該移動ガイドレールを前後へ移動可能なレールスライドシリンダーと、該移動ガイドレールと係合し、該移動ガイドレールに対し前後へ移動可能に設けられる荷台と、該移動ガイドレールと該荷台に取り付けられ、伸縮によって該荷台を該移動ガイドレールに対し前後へ移動可能な荷台スライドシリンダーと、該移動ガイドレールの略後端に設けられる支持脚とを備え、該レールスライドシリンダーの伸長に応じて該移動ガイドレール及び該荷台が後方へ移動し、該後方移動に応じて該移動ガイドレール及び該荷台が該支持脚が接地するまで傾斜すると共に、該荷台スライドシリンダーの伸長に応じて該荷台が該支持脚が接地した所定傾斜角度で該移動ガイドレールに対して後方へ移動して、該荷台の後端が接地することを特徴とする荷台移動傾斜装置。
- 前記スライドシリンダーが、その一端をシャーシの略後部にピン結合で取り付けられ、その他端をシャーシから後方に突出した移動ガイドレールの略後端にピン結合で取り付けられることを特徴とする請求項2記載の荷台移動傾斜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002175242A JP3619213B2 (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 荷台移動傾斜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002175242A JP3619213B2 (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 荷台移動傾斜装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004017795A JP2004017795A (ja) | 2004-01-22 |
JP3619213B2 true JP3619213B2 (ja) | 2005-02-09 |
Family
ID=31173956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002175242A Expired - Lifetime JP3619213B2 (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 荷台移動傾斜装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3619213B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4764123B2 (ja) * | 2005-09-20 | 2011-08-31 | 株式会社タダノ | 車輌運搬車 |
JP4837551B2 (ja) * | 2006-12-29 | 2011-12-14 | 古河産機システムズ株式会社 | 貨物自動車用荷台昇降装置、およびこれを備える貨物自動車 |
WO2010004615A1 (ja) * | 2008-07-08 | 2010-01-14 | 株式会社 タダノ | 車輌運搬車 |
-
2002
- 2002-06-17 JP JP2002175242A patent/JP3619213B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004017795A (ja) | 2004-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5676507A (en) | Automobile transporting trailer | |
JP4974705B2 (ja) | 車輌運搬車 | |
JP5224987B2 (ja) | 車輌運搬車 | |
JP3619213B2 (ja) | 荷台移動傾斜装置 | |
JP2008207573A5 (ja) | ||
WO2010004615A1 (ja) | 車輌運搬車 | |
JPH0352370B2 (ja) | ||
JP4505120B2 (ja) | 積載調整機構 | |
JP4912930B2 (ja) | 貨物自動車の荷台傾斜装置 | |
JP5543759B2 (ja) | 貨物自動車用荷台支持脚およびこれを備える貨物自動車 | |
JP4583879B2 (ja) | 車輌運搬車 | |
JP4630720B2 (ja) | 貨物自動車 | |
JP2529126Y2 (ja) | 貨物自動車の荷台傾斜移動装置 | |
JP4267152B2 (ja) | 貨物自動車 | |
JP3335331B2 (ja) | 車輌運搬車 | |
JP4430700B2 (ja) | 貨物自動車 | |
JP3204353B2 (ja) | 荷台移動傾斜装置 | |
JP4159709B2 (ja) | 荷台傾斜式貨物自動車の支持脚 | |
JPH10217828A (ja) | 伸縮ステップを備えたトラック | |
JP2007276744A (ja) | 車両運搬車の荷台移動装置 | |
JPS5863531A (ja) | 荷台摺動式トラツク | |
JP3986909B2 (ja) | 車両運搬車 | |
JPH0231324Y2 (ja) | ||
JP6359944B2 (ja) | 貨物自動車用荷台支持脚およびこれを備える貨物自動車 | |
JP6264655B2 (ja) | 貨物自動車用荷台支持脚およびこれを備える貨物自動車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20041013 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20041111 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3619213 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071119 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081119 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091119 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101119 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111119 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121119 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |