JP3618621B2 - 移動通信端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は移動通信端末に関するものであり、より具体的には、自機の状態によってアンテナ共振周波数が変化する移動通信端末(以下、端末と記す)に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、端末の小型化に伴い、手や頭等の人体によるアンテナの電圧定在波比特性のずれが無視できなくなってきた。図7は従来のアンテナ整合回路の一例を示した図であり、図8は従来のアンテナの電圧定在波比特性である。
図7は従来のアンテナ整合回路であり、801は図示しない送受信回路へ接続している接続端子である。接続端子801よりコンデンサ807へ電流が供給され、コンデンサ807の有する容量と、コイル805のインダクタンスとで発信周波数を決定する。
【0003】
図8の曲線a〜cは、各状態におけるアンテナの電圧定在波比特性を示しており、曲線aは通話相手の音声を聞き取るために受話スピーカを耳にあてた状態(以下、通話中状態と記す)、曲線bは発着信操作及びその他のキー操作を行うために自機を手に持った状態(以下、発着信状態と記す)、曲線cは電源が入った状態で人体から離して載置した状態(以下、待ち受け状態と記す)のものである。
図8の横軸は周波数、縦軸はVSWR(定在波比)を表している。VSWRは定在波の大きさを示すもので、定在波における最大電圧と最小電圧の比をいう。これが1に近いほどアンテナの整合状態がよく、曲線a〜cのボトムのときに相当する。このときの周波数を共振周波数といい、曲線aで1465MHz、曲線bで1545MHz、曲線cで1625MHzである。また、VSWRが1に最も近いときの周波数から、VSWRが2のときの周波数までを使用周波数帯域といい、通話中状態では1429MHz〜1501MHzである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の移動通信端末では端末の各状態でアンテナ共振周波数が異なり、各状態全てについて最良な整合状態で使用することができなかった。
本発明はこのような従来技術の課題に鑑みて、端末の状態に応じて最良な整合状態で使用できる移動通信端末を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、自機の状態を検出するため、本体側面の少なくとも1面に設けユーザが本体を手で持ったことを検出する第1検出素子及び受話スピーカの周囲に設けユーザが受話スピーカを耳にあてたことを検出する第2検出素子と、検出素子によって検出された自機の状態すなわち、第1および第2検出素子から検出信号が得られず、電源が入った状態で人体から離して載置された状態、第1検出素子から検出信号が得られ手に持たれた状態、第1および第2検出素子から検出信号が得られ受話スピーカが耳にあてられた状態のいずれか、に対応する判定信号を出力する判定回路と、判定信号により制御されるアンテナ整合回路とを具備したことを特徴とする移動通信端末を提案する。
さらに、本発明は、各状態に応じたアンテナ共振周波数シフトのための調整電圧データを記憶する記憶手段と、自機の状態を検出するため、本体側面の少なくとも1面に設けユーザが本体を手で持ったことを検出する第1検出素子及び受話スピーカの周囲に設けユーザが受話スピーカを耳にあてたことを検出する第2検出素子と、検出素子によって検出された自機の状態すなわち、第1および第2検出素子から検出信号が得られず、電源が入った状態で人体から離して載置された状態、第1検出素子から検出信号が得られ手に持たれた状態、第1および第2検出素子から検出信号が得られ受話スピーカが耳にあてられた状態のいずれか、に対応する調整電圧データを前記記憶手段から読み込み、D/Aコンバータへ送出する制御手段と、調整電圧データを制御電圧に変換し、アンテナ整合回路へ送出するD/Aコンバータと、制御電圧によってアンテナ共振周波数を連続的に調整するアンテナ整合回路とを具備したことを特徴とする移動通信端末を提案する。
【0006】
さらに、本発明は、状態と使用周波数との組合せに応じたアンテナ共振周波数シフトのための調整電圧データを記憶する記憶手段と、自機の状態を検出するため、本体側面の少なくとも1面に設けユーザが本体を手で持ったことを検出する第1検出素子及び受話スピーカの周囲に設けユーザが受話スピーカを耳にあてたことを検出する第2検出素子と、検出素子によって検出された自機の状態すなわち、第1および第2検出素子から検出信号が得られず、電源が入った状態で人体から離して載置された状態、第1検出素子から検出信号が得られ手に持たれた状態、第1および第2検出素子から検出信号が得られ受話スピーカが耳にあてられた状態のいずれか、と使用周波数との組合せに対応する調整電圧データを記憶手段から読み込み、D/Aコンバータへ送出する制御手段と、調整電圧データを制御電圧に変換し、アンテナ整合回路に送出するD/Aコンバータと、制御電圧によってアンテナ共振周波数を連続的に調整するアンテナ整合回路とを具備したことを特徴とする移動通信端末を提案する。
【0007】
さらに、本発明は、状態と使用周波数との組合せに応じたアンテナ共振周波数シフトのための調整電圧データを記憶する記憶手段と、自機の状態を検出するため、本体側面の少なくとも1面に設けユーザが本体を手で持ったことを検出する第1検出素子及び受話スピーカの周囲に設けユーザが受話スピーカを耳にあてたことを検出する第2検出素子と、検出素子によって検出された自機の状態すなわち、第1および第2検出素子から検出信号が得られず、電源が入った状態で人体から離して載置された状態、第1検出素子から検出信号が得られ手に持たれた状態、第1および第2検出素子から検出信号が得られ受話スピーカが耳にあてられた状態のいずれか、と使用周波数情報から導出した使用周波数との組合せに対応する調整電圧データを記憶手段から読み込み、D/Aコンバータへ送出する制御手段と、調整電圧データを制御電圧に変換し、アンテナ整合回路に送出するD/Aコンバータと、制御電圧によってアンテナ共振周波数を連続的に調整するアンテナ整合回路とを具備したことを特徴とする移動通信端末を提案する。
【0008】
なお、本発明において、検出素子はタッチセンサおよび/または圧力センサである。
また、本体側面に設けられた検出素子はグリップとしても使用することができ、受話スピーカの周囲に設けられた検出素子はイヤーパッドとしても使用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、図1〜6を参照して本発明による移動体通信端末の実施の形態を詳細に説明する。図1及び図3は本発明による移動通信端末の機能ブロック図、図2及び図4は本発明を適用したアンテナ整合回路の一例である。また、図5は本発明による移動通信端末の外観図であり、図6は本発明による移動通信端末のアンテナの電圧定在波比特性である。
【0010】
まず、図1及び図2を用いて本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は、本発明による移動通信端末の機能ブロック図の一部であり、スピーカ穴付近タッチセンサ101、側面付近タッチセンサ103、判定回路105、アンテナ107、アンテナ整合回路109に加え、判定信号経路111を具備している。スピーカ穴付近タッチセンサ101は、受話スピーカの周囲に設けられており、端末ユーザが受話スピーカを耳にあてたことを検出する。側面付近タッチセンサ103は、本体側面の少なくとも1面に設けられており、端末ユーザが本体を手で持ったことを検出する。
【0011】
判定回路105は、スピーカ穴付近タッチセンサ101及び/または側面付近タッチセンサ103から送出される検出信号を受け取って端末の状態を判定する。このときの判定基準は、例えば、以下のようになる。
1.センサからの検出信号が無い場合(待ち受け状態)
2.センサ103のみから検出信号がきた場合(発着信状態)
3.センサ101及び103から検出信号がきた場合(通話中状態)
そして、上記のような基準にしたがって判定された端末の状態を表す判定信号を判定信号経路111を介して送出する。アンテナ整合回路109は、判定回路105から判定信号経路111のいずれかを介して送出した判定信号を用いてアンテナ共振周波数を調整する。アンテナ107はアンテナ整合回路109によって共振周波数調整された電波を用いて、音声信号やデータ信号または制御信号等を送受信する。
【0012】
次に、図2を用いてアンテナ整合回路109の詳細な説明をする。201は図示しない送受信回路へ接続している接続端子であり、203は図1の判定信号経路111に接続する判定信号入力端子である。判定信号入力端子203は状態の数だけあり(図2では3つ)判定信号を受け取るのは自機の状態に対応する1つのみである。
判定信号は判定信号入力端子203から抵抗209を介してダイオード205にバイアス電流を供給し、これによりダイオード205は高周波的にグランドと導通される。したがって、ダイオード205と接続しているコンデンサ207の一端がグランドに接続された状態となり、判定信号を受け取った判定信号入力端子203のコンデンサ207が選択される。これによりアンテナ共振周波数を変化させることができ、コンデンサ207の容量は使用周波数帯の中心で最良となるように決められる。
【0013】
次に、図3及び図4を用いて本発明の第2の実施の形態を説明する。図3は、本発明による移動通信端末の機能ブロック図の一部であり、スピーカ穴付近タッチセンサ301、側面付近タッチセンサ303、CPU305、アンテナ307、アンテナ整合回路309、D/Aコンバータ311、ROM313、及びPLL回路315を具備している。スピーカ穴付近タッチセンサ301は、受話スピーカの周囲に設けられており、端末ユーザが受話スピーカを耳にあてたことを検出する。側面付近タッチセンサ303は、本体側面の少なくとも1面に設けられており、端末ユーザが本体を手で持ったことを検出する。ROM313には各状態と使用周波数との組合せに応じたアンテナ共振周波数シフトのための調整電圧データ及び各プラグラム等が記憶されており、RAM317はワーキングエリアとして利用される。
【0014】
CPU305は、スピーカ穴付近タッチセンサ301及び/または側面付近タッチセンサ303から送出される検出信号を受け取って端末の状態を判定する。このときの判定基準は、例えば、以下のようになる。
1.センサからの検出信号が無い場合(待ち受け状態)
2.センサ303のみから検出信号がきた場合(発着信状態)
3.センサ301及び303から検出信号がきた場合(通話中状態)
ここで、CPU305がPLL回路315に対して周波数制御を行い、使用周波数を管理している場合には、現在の使用周波数と上記のような基準にしたがって判定された端末の状態との組合せに基づいて、該当するアンテナ共振周波数シフトのための調整電圧データをROM313の中から読み込み、D/Aコンバータ311へ送出することができる。
【0015】
一方、CPU305が外部(基地局等)から周波数情報を受信し、PLL回路315に対して周波数制御を行っている場合にも、現在の使用周波数と上記のような基準にしたがって判定された端末の状態との組合せに基づいて、該当するアンテナ共振周波数シフトのための調整電圧データをROM313の中から読み込み、D/Aコンバータ311へ送出することができる。
D/Aコンバータ311ではこのデータを制御電圧に変換し、制御信号としてアンテナ整合回路309へ送出する。アンテナ整合回路309は、D/Aコンバータ311から受け取った制御信号を用いてアンテナ共振周波数を調整する。アンテナ307はアンテナ整合回路309によって共振周波数調整された電波を用いて、音声信号やデータ信号または制御信号等を送受信する。
【0016】
次に、図4を用いてアンテナ整合回路309の詳細な説明をする。401は図示しない送受信回路へ接続している接続端子であり、403は図3のD/Aコンバータ311に接続する制御信号入力端子である。制御信号入力端子403からの制御信号(制御電圧)は、抵抗409を介して可変容量ダイオード407の容量を制御する。これによりアンテナ共振周波数を変化させることができ、使用周波数帯の中心で最良となるように可変容量ダイオード407の容量を決める。
【0017】
図5を用いて、本発明による移動通信端末の説明をする。アンテナ501は、本発明によるアンテナ整合回路によって共振周波数調整された電波を用いて、音声信号やデータ信号または制御信号等を送受信する。LCD表示部507はテンキー509及び機能キー513から入力された英数字/文字のほか、時刻情報及び発信者番号などを表示する。さらに、マイク穴511は通話時に音声を入力するためのものである。側面付近タッチセンサ503は、本体側面の少なくとも1面に設けられており、端末ユーザが本体を手で持ったことを検出する。スピーカ穴付近タッチセンサ505は、受話スピーカの周囲に設けられており、端末ユーザが受話スピーカを耳にあてたことを検出する。
【0018】
図6(a)において、曲線bは従来の移動通信端末における発着信状態時のアンテナの電圧定在波特性であり、曲線b´は本発明の移動通信端末における発着信状態時のアンテナの電圧定在波特性である。なお、横軸は周波数、縦軸はVSWR(定在波比)を表している。本発明による移動通信端末では、前述したアンテナ整合回路を用いることにより、アンテナ共振周波数を矢印の示す方向に予め決められた分だけシフトし、使用周波数帯域を通話中状態と同じ1429MHz〜1501MHzに調整することができる。
【0019】
図6(b)において、曲線cは従来の移動通信端末における待ち受け状態時のアンテナの電圧定在波特性であり、曲線c´は本発明の移動通信端末における待ち受け状態時のアンテナの電圧定在波比特性である。なお、横軸は周波数、縦軸はVSWR(定在波比)を表している。図6(a)同様、前述したアンテナ整合回路を用いることにより、アンテナ共振周波数を矢印の示す方向に予め決められた分だけシフトし、使用周波数帯域を通話中状態と同じ1429MHz〜1501MHzに調整することができる。
このように、端末の状態に合わせてアンテナ共振周波数をシフトし、使用周波数帯域を通話中状態と同じ1429MHz〜1501MHzに合わせることでアンテナを常に最良の整合状態で使用することができる。
【0020】
以上、本発明の実施の形態を記したが、本発明は図1〜6を用いて説明した実施の形態に限定されず、例えば、検出素子(センサ等)によって検出された端末の状態に基づいて該当する調整電圧データを読み込み、制御電圧に変換することも可能である。
【0021】
【発明の効果】
このように本発明によれば、端末の状態に応じて最良な整合状態で使用できる移動通信端末を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である移動通信端末の機能ブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態であるアンテナ整合回路の図。
【図3】本発明の第2の実施の形態である移動通信端末の機能ブロック図。
【図4】本発明の第2の実施の形態であるアンテナ整合回路の図。
【図5】本発明の移動通信端末の外観図。
【図6】アンテナの電圧定在波比特性を表す図。
【図7】従来のアンテナ整合回路の図。
【図8】アンテナの電圧定在波比特性を表す図。
【符号の説明】
101,301,505 スピーカ穴付近タッチセンサ
103,303,503 側面付近タッチセンサ
105 判定回路
109,309 アンテナ整合回路
305 CPU
313 ROM
317 RAM

Claims (7)

  1. 自機の状態によってアンテナ共振周波数が変化する移動通信端末において、
    前記自機の状態を検出するため、本体側面の少なくとも1面に設けユーザが本体を手で持ったことを検出する第1検出素子及び受話スピーカの周囲に設けユーザが受話スピーカを耳にあてたことを検出する第2検出素子と、
    前記検出素子によって検出された前記自機の状態すなわち、第1および第2検出素子から検出信号が得られず、電源が入った状態で人体から離して載置された状態、第1検出素子から検出信号が得られ手に持たれた状態、第1および第2検出素子から検出信号が得られ受話スピーカが耳にあてられた状態のいずれか、に対応する判定信号を出力する判定回路と、
    前記判定信号により制御されるアンテナ整合回路と
    を具備したことを特徴とする移動通信端末。
  2. 自機の状態によってアンテナ共振周波数が変化する移動通信端末において、
    各状態に応じたアンテナ共振周波数シフトのための調整電圧データを記憶する記憶手段と、
    前記自機の状態を検出するため、本体側面の少なくとも1面に設けユーザが本体を手で持ったことを検出する第1検出素子及び受話スピーカの周囲に設けユーザが受話スピーカを耳にあてたことを検出する第2検出素子と、
    前記検出素子によって検出された自機の状態すなわち、第1および第2検出素子から検出信号が得られず、電源が入った状態で人体から離して載置された状態、第1検出素子から検出信号が得られ手に持たれた状態、第1および第2検出素子から検出信号が得られ受話スピーカが耳にあてられた状態のいずれか、に対応する調整電圧データを前記記憶手段から読み込み、D/Aコンバータへ送出する制御手段と、
    前記調整電圧データを制御電圧に変換し、アンテナ整合回路へ送出する前記D/Aコンバータと、
    前記制御電圧によってアンテナ共振周波数を連続的に調整する前記アンテナ整合回路と
    を具備したことを特徴とする移動通信端末。
  3. 使用周波数の制御を行うための制御部を有し、自機の状態によってアンテナ共振周波数が変化する移動通信端末において、
    状態と使用周波数との組合せに応じたアンテナ共振周波数シフトのための調整電圧データを記憶する記憶手段と、
    前記自機の状態を検出するため、本体側面の少なくとも1面に設けユーザが本体を手で持ったことを検出する第1検出素子及び受話スピーカの周囲に設けユーザが受話スピーカを耳にあてたことを検出する第2検出素子と、
    前記検出素子によって検出された自機の状態すなわち、第1および第2検出素子から検出信号が得られず、電源が入った状態で人体から離して載置された状態、第1検出素子から検出信号が得られ手に持たれた状態、第1および第2検出素子から検出信号が得られ受話スピーカが耳にあてられた状態のいずれか、と前記使用周波数との組合せに対応する調整電圧データを前記記憶手段から読み込み、D/Aコンバータへ送出する制御手段と、
    前記調整電圧データを制御電圧に変換し、アンテナ整合回路に送出する前記D/Aコンバータと、
    前記制御電圧によってアンテナ共振周波数を連続的に調整するアンテナ整合回路と
    を具備したことを特徴とする移動通信端末。
  4. 使用周波数情報を受信するための受信部を有し、自機の状態によってアンテナ共振周波数が変化する移動通信端末において、
    状態と使用周波数との組合せに応じたアンテナ共振周波数シフトのための調整電圧データを記憶する記憶手段と、
    前記自機の状態を検出するため、本体側面の少なくとも1面に設けユーザが本体を手で 持ったことを検出する第1検出素子及び受話スピーカの周囲に設けユーザが受話スピーカを耳にあてたことを検出する第2検出素子と、
    前記検出素子によって検出された自機の状態すなわち、第1および第2検出素子から検出信号が得られず、電源が入った状態で人体から離して載置された状態、第1検出素子から検出信号が得られ手に持たれた状態、第1および第2検出素子から検出信号が得られ受話スピーカが耳にあてられた状態のいずれか、と前記使用周波数情報から導出した使用周波数との組合せに対応する調整電圧データを前記記憶手段から読み込み、D/Aコンバータへ送出する制御手段と、
    前記調整電圧データを制御電圧に変換し、アンテナ整合回路に送出する前記D/Aコンバータと、
    前記制御電圧によってアンテナ共振周波数を連続的に調整するアンテナ整合回路と
    を具備したことを特徴とする移動通信端末。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の移動通信端末において、
    前記検出素子は、タッチセンサおよび/または圧力センサであることを特徴とする移動通信端末。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の移動通信端末にいて、
    前記本体側面に設けられた前記検出素子は、グリップとしても使用することができることを特徴とする移動通信端末。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の移動通信端末において、
    前記受話スピーカの周囲に設けられた前記検出素子は、イヤーパッドとしても使用することができることを特徴とする移動通信端末。
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