JP5264372B2 - 携帯電話端末及びアンテナ整合方法 - Google Patents

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本発明は、整合回路を有する携帯電話端末及びその携帯電話端末におけるアンテナ整合方法に関する。
従来、携帯電話端末において、アンテナで受信する信号の反射を防いで電波を効率よく受信できるようにするために、アンテナと送受信回路との間に、アンテナと送受信回路との間のインピーダンスの整合をとる整合回路を挿入することが行われている。
また近年では、携帯電話端末に対する小型化の要求が高まってきており、それに伴ってアンテナも小型化されてきている。アンテナが小型化された場合には、人体等がアンテナの受信状況に与える影響も大きくなるため、姿勢状態に応じてはアンテナ特性が劣化してしまうという問題があった。このため、例えば通話中など、人体が携帯電話端末の近くに存在する場合には、アンテナの整合状態を通常の状態と異なるものに切り替えることも行われている。
特許文献1には、アンテナで受信した信号のレベルの大きさに応じて、複数の整合回路の中から、最良の通信状態が得られる整合回路を選択する技術について記載されている。
特開2007−143031号公報
ところで、特許文献1に記載の技術のように、受信信号レベルの大きさに応じて整合回路の種類を切り替える場合には、整合回路の切り替え後に再度受信レベルの計測を行い、レベルが向上しているか否かを判断する処理が必要になる。整合回路を切り替えたことによって、却って受信状態が悪化してしまうということも起こりうるためである。
ところが、このような処理を行う場合には、受信レベルが所定の基準以上となるまでの間、何度も整合回路の切り替えを行わなければならないケースも生じうる。これによって、所望のアンテナ整合状態となるまでに時間がかかってしまうという問題もあった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、携帯電話端末の姿勢状態に応じて最適な整合回路を選択することを目的とする。
本発明の携帯電話端末は、アンテナと、アンテナを通して基地局と無線の通信を行う送受信処理部と、装置の姿勢状態及び振動状態を検出する3軸加速度センサとを備えた。そして、3軸加速度センサによって当該携帯電話端末の振動が検知され、かつ3軸加速度センサによって予め設定された所定の角度より当該携帯電話端末が垂直に近いと判断された場合に第1の整合回路をアンテナに接続し、3軸加速度センサによって当該携帯電話端末の振動が検知され、かつ3軸加速度センサによって所定の角度より当該携帯電話端末が水平に近いと判断された場合に第2の整合回路をアンテナに接続し、3軸加速度センサによって当該携帯電話端末の振動が検出されない場合には、第3の整合回路をアンテナに接続するようにした。第1の整合回路は、当該携帯電話端末が通話をしている状態に対応付けられた整合回路であり、第2の整合回路は、当該携帯電話端末が電子メールの送受信又はウェブの閲覧を行っている状態と対応付けられた整合回路であり、第3の整合回路は、当該携帯電話端末が前記人体と接触していない状態と対応付けられた整合回路である。
このようにしたことで、3軸加速度センサによって検出された姿勢状態及び振動状態によって、その姿勢状態及び振動状態で最もアンテナ特性がよくなるように設計された整合回路が選択されるようになる。
本発明によると、3軸加速度センサによって検出された姿勢状態及び振動状態によって、その姿勢状態及び振動状態で最もアンテナ特性がよくなるように設計された整合回路が選択されるため、携帯電話端末の姿勢状態や配置状態が異なる場合にも、それぞれの姿勢状態や配置状態においてインピーダンスの整合がとれるようになる。これにより、通話又は通信の状況を良好なものとすることができる。
以下、本発明の一実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
[携帯電話端末の構成例]
図1に示した携帯電話端末100は、基地局との間で電波の送受信を行うアンテナ1と、アンテナ1によって受信された電波を復調する処理や、音声信号や画像信号を変調してアンテナ1に供給する処理を行う送受信処理部2を備える。また、姿勢状態検出部としての3軸加速度センサ3と、制御部4と、操作部5と、メモリ6と、表示部7と、スピーカ8と、マイクロフォン9と、音声処理部10とを備える。
3軸加速度センサ3は、携帯電話端末100の3軸(X,Y,Z)方向の加速度を検出することにより、携帯電話端末100の傾斜角や振動状態を得て、得た検出結果を制御部4に出力する。制御部4は、例えばCPU(Central Processing Unit)等で構成され、携帯電話端末100内の各機能の制御を行う。制御部4は、3軸加速度センサ3から入力される検出結果の内容に応じて、後述する3つの整合回路の選択を切り替える処理も行う。この処理の詳細については後述する。
操作部5は、図示せぬキーやボタン等で構成され、ユーザより入力される操作に応じた操作信号を生成して制御部4に出力する。メモリ6は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)よりなり、ROMには、例えば外部から受信した記憶する必要のあるデータ等が記憶される。RAMは、制御部4が制御処理を実行する場合のワークメモリとして使用されると共に、各種データが一時的に記憶される。
表示部7は、液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネル等で構成され、電話の発信や着信に関する表示や、受信メールや送信メールの表示、インターネット(ウェブ)に接続してダウンロードした画像などの表示がされる。スピーカ8とマイクロフォン9とは音声処理部10に接続してある。音声処理部10は、アンテナ1が拾って得た音声データに変調処理を施してスピーカ8に供給したり、マイクロフォン9で得られた音声信号を送信用の音声データに変調して、変調された音声データを送受信処理部2に供給する処理を行う。
また、アンテナ1と送受信処理部2との間には、アンテナ1と送受信処理部2との間のインピーダンスの整合をとる整合回路を3つ設けてある。3つの整合回路とは、それぞれ、第1の整合回路11、第2の整合回路12、第3の整合回路13である。第1の整合回路11と第2の整合回路12と第3の整合回路13とは、切替回路14によっていずれか1つが選択されるようになっている。切替回路14は、第1の整合回路11を選択するスイッチSw1と、第2の整合回路12を選択するスイッチSw2と、第3の整合回路13を選択するスイッチSw3とからなる。いずれのスイッチSwが接続されるかは、制御部4から供給される制御信号によって定まる。
図2に、各整合回路の内部構成の例を示してある。第1の整合回路11はコンデンサ11Cとコイル11Lとで構成され、第2の整合回路12はコンデンサ12Cとコイル12Lとで構成され、第3の整合回路13はコンデンサ13Cとコイル13Lとで構成される。それぞれの整合回路におけるコイルやコンデンサの値(定数)は、予めアンテナ1の入力インピーダンスZantを計測しておき、得られた入力インピーダンスZantと整合回路のインピーダンスZcirが複素共役の関係になるような値に設定される。
第1の整合回路11の定数は、図3Aに示すように、携帯電話端末100を用いて通話が行われている状態で測定したアンテナ1の入力インピーダンスZantに基づいて決定される。通話が行われている状態とは、人の手によって携帯電話端末100が保持されており、携帯電話端末100が地面に対してある程度起きている(垂直である)状態を指す。
第2の整合回路12の定数は、図3Bに示すように、携帯電話端末100を用いて電子メールの送受信又はウェブの閲覧が行われている状態で測定したアンテナ1の入力インピーダンスZantに基づいて決定される。電子メールの送受信又はウェブの閲覧が行われている状態とは、人の手によって携帯電話端末100が保持されており、携帯電話端末100が地面に対して通話時における姿勢状態よりは寝ている(水平に近い)状態を指す。つまり、携帯電話端末100が斜めに傾斜した状態で静止している状態を指す。
なお、携帯電話端末100が起きているか寝ているかは、3軸加速度センサ3によって検出された携帯電話端末100の傾きが、予め閾値として設定しておいた角度より垂直に近いのか、あるいは水平に近いのかによって制御部4が判定している。つまり、携帯電話端末100の傾きが所定の角度よりも垂直に近い場合には「起きている」と判断し、所定の角度よりも水平に近い場合には「寝ている」と判断している。
第3の整合回路13の定数は、図3Cに示すように、携帯電話端末100が机等の上に配置されている状態で測定したアンテナ1の入力インピーダンスZantに基づいて決定される。机等の上に配置されている状態とは、主に待ち受けの状態を指し、携帯電話端末100が人の手によって触れられていない状態を指す。
図4に、3軸加速度センサ3による携帯電話端末100の姿勢検出方法の例を示してある。図4Aに示すように、携帯電話端末100の水平方向をX軸、水平方向をY軸、奥行き方向をZ軸とした場合、各方向で検出される加速度(単位g)と姿勢状態とを、予め図4Bに示すように定めておく。つまり、例えばX方向とY方向における加速度が共に≒0であり、Z方向は1gである状態を、机上等に横置きされている姿勢状態(「寝ている」状態)と対応づけておく。X方向とY方向における加速度が共に≒0であり、Z方向は1gである状態には、机上等に縦置きされている姿勢状態を対応させておく。また、X方向における重力加速度が≒0であり、Y方向とZ方向における加速度が<1gである状態を、傾斜した状態で静止している姿勢状態と対応づけておく。
携帯電話端末100の傾斜角は、X軸、Y軸、Z軸のうちのいずれか2軸(X−Y,Y−Z,Z−X)での加速度のベクトル和を算出ことによって、求めることができる。例えばY方向の加速度が0.5gでありZ方向の加速度も0.5gである場合は、各加速度のベクトル和は45°となる。3軸加速度センサ3は、このようにして求めた傾斜角を用いて、携帯電話端末100の姿勢状態が図3に示した3つの姿勢状態のいずれに該当するのかを判定している。
図5に、アンテナ1の入力インピーダンスZantに基づいて、回路側インピーダンスZcirを決定する処理の例を示してある。図5に示したのはスミスチャートであり、複素平面上の半径1の円で表される。中央には、測定の際の基準となるインピーダンスの実数値(50Ω)が取られている。スミスチャートにおいては、縦軸(虚数軸)と横軸(実軸)によって位相のずれ具合が示され、中心点から円内の座標点までの距離によって反射の大きさが表される。
図5のスミスチャートには、通話中の状態で計測されたインピーダンスZant1と、電子メール送受信中又はウェブ閲覧中の状態で計測されたインピーダンスZant2と、机等に配置された状態で計測されたインピーダンスZant3がプロットされている。
通話中の状態で計測されたインピーダンスZant1と共役関係となるのは、実軸を挟んで反対側に位置するZcir1と示された点であり、Zant1が例えば“15+j10”である場合には、Zant1は“15−j10”となる。同様に、電子メール送受信中又はウェブ閲覧中の状態で計測された入力インピーダンスZant2が“35+j22.5”である場合には、それと共役する位置にあるZcir2は、“35−j22.5”となる。また、机等に配置された状態で計測された入力インピーダンスZant3が“60+j40”である場合には、それと共役する位置にあるZcir3は、“60−j40”となる。
そして、求められた回路側のインピーダンスZcir1の値に基づいて第1の整合回路11の常数を決定し、Zcir2の値に基づいて第2の整合回路12の常数を決定し、Zcir3の値に基づいて第3の整合回路13の常数を決定する。すなわち、第1の整合回路11では、通話時に適したインピーダンス整合が行われ、第2の整合回路12では、電子メールの送受信時又はウェブの閲覧時に適したインピーダンス整合が行われ、第3の整合回路13では、机等に配置された状態に適したインピーダンス整合が行われるようになる。
[携帯電話端末の動作の例]
本実施の形態では、3軸加速度センサ3による検出された値に応じて、第1の整合回路11と第2の整合回路12と第3の整合回路13とを切り替えて使用するようにしている。各整合回路の切り替えの指示は制御部4が行うものであり、図6に、制御部4による処理の例をフローチャートで示してある。
制御部4では、まず、3軸加速度センサ3から入力された検出結果が、携帯電話端末100が振動していることを示すものであったか否かが判断される(ステップS1)。3軸加速度センサ3によって振動が検知されていない場合には、第3の整合回路13を選択するための制御信号Cs3が、第3の整合回路13と接続されたスイッチSw3に供給される(ステップS2)。これにより、スイッチSw3(図1,図2参照)の両端子が接続されて、机等に配置された状態に適したインピーダンスの整合を行う第3の整合回路13が選択されるようになる。
ステップS1で、3軸加速度センサ3によって振動が検知されたと判断された場合には、携帯電話端末100が縦向きであるか否かが判断される(ステップS3)。ステップS3において、携帯電話端末100が縦向きであると判断された場合には、第1の整合回路11を選択するための制御信号Cs1が出力される。その結果、スイッチSw1の両端子が接続され、通話時に適したインピーダンスの整合を行う第1の整合回路11が選択される。
一方、携帯電話端末100が横向きであると判断された場合には、第2の整合回路12を選択するための制御信号Cs2が出力される。その結果、スイッチSw2の両端子が接続されて、電子メール送受信時又はウェブの閲覧時に適したインピーダンスの整合を行う第2の整合回路12が選択される。
[実施の形態の効果]
本実施の形態によると、3軸加速度センサ3の検出結果に応じて、通話時の状態に適合させた第1の整合回路11と、電子メール又はウェブ閲覧時の状態に適合させた第2の整合回路12と、机等に置かれた状態に適合させた第3の整合回路13のうちいずれかが選択されるようになる。これにより、通話時と、電子メール又はウェブ閲覧時と、待ち受け時など机に置かれている状態のそれぞれの状態において、最適な整合回路が選択されるため、アンテナ1の特性が向上するようになる。
従来のように、整合回路を1つのみとした場合には、整合回路の定数は、どのような姿勢状態だったとしてもそれなりの特性が得られるように設計されるのが通常である。この場合、例えば通話時にアンテナ特性がより良いものとなるように整合回路が設計されていれば、机等に置かれた状態や、電子メールの送受信時には、通話時と比べて受信状況が悪化してしまう。このため、携帯電話端末100がそれらの姿勢状態(通話時以外の姿勢状態)である場合には、電波を受信しにくい弱電地域と呼ばれるような地域では、圏外となってしまうことも多かった。
これに対して本実施の形態による携帯電話端末100では、例えば電子メールの送受信が行われている場合には、その姿勢状態において最もよい特性が得られるような第2の整合回路12が選択されるようになる。同様に、携帯電話端末100が机等に置かれている状態では、その姿勢状態において最もよい特性が得られるような第3の整合回路13が選択される。これにより、従来であれば圏外となるような場所においても、アンテナバーが1本立つ程度の受信状況を得ることもできるようになる。
また、携帯電話端末100の姿勢状態を検出する装置として3軸加速度センサ3を使用するため、携帯電話端末100に予め3軸加速度センサ3が備えつけられている場合には、それをそのまま流用することができる。
また、3軸加速度センサ3の出力値を基準として整合回路を切り替えているため、受信レベルの大小に応じて整合回路を切り替える場合のように、受信状況を確認する処理を何度も行う必要が無くなる。
また、第1の整合回路11と第2の整合回路12と第3の整合回路13における定数を、実際に計測したアンテナ1の入力インピーダンスに基づいて設定しているため、携帯電話端末100の機種等によってアンテナ特性が異なる場合にも、携帯電話端末100毎に最適な整合回路の定数を設定することができるようになる。
この場合、アンテナ1の入力インピーダンスの測定やそれに基づく整合回路の定数決定の処理は、例えば携帯電話端末100の製造時に行う評価の一環として行うことができる。このようにすれば、この作業を行うための新たな工数を設ける必要がなくなる。
また、第1の整合回路11と第2の整合回路12と第3の整合回路13とを、切替回路14(スイッチSw1,スイッチSw2,スイッチSw3)によって切り替える構成としてあるため、それぞれの状況に合わせてアンテナ1を複数本用意する必要がなくなる。これにより、設計の自由度を増大させたり、製造コストを低減させることができるようになる。
なお、ここまで説明した実施の形態では、基地局との間で無線通信を行う携帯電話端末を例に挙げたが、例えば無線LAN等、IPネットワークを介して通信や通話を行う携帯端末等に適用してもよい。
また、上述した実施の形態では、通話時と、電子メールの送受信時又はウェブの閲覧時と、机等に配置された時の3つの状態毎に整合回路を切り替える例を挙げたが、これに限定されるものではない。例えば、姿勢状態の設定を2つや4つ等としてもよく、姿勢状態として、鞄等に入れられて持ち運ばれている状態等の他の状態を採用するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、携帯電話端末100の姿勢状態を検出するために3軸加速度センサ3を用いているが、これに限定されるものではない。例えば、地磁気センサ等の他のセンサを用いるようにしてもよい。
本発明の一実施の形態による携帯電話端末の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による整合回路の内部構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態による携帯電話端末の姿勢状態検出方法の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による携帯電話端末の姿勢状態の例を示す説明図であり、Aは通話時の例を示し、Bは電子メール送受信時又はウェブの閲覧時の例を示し、Cは机等に置かれた状態の例を示す。 本発明の一実施の形態による各整合回路における定数の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態による制御部における処理の例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…アンテナ、2…送受信処理部、3…3軸加速度センサ、4…制御部、5…操作部、6…メモリ、7…表示部、8…スピーカ、9…マイクロフォン、10…音声処理部、11 第1の整合回路、11C…コンデンサ、11L…コイル、12…第2の整合回路、12C…コンデンサ、12L…コイル、13…第3の整合回路、13C…コンデンサ、13L…コイル、14…切替回路、100…携帯電話端末、Cs1,Cs2,Cs3…制御信号、Sw1,Sw2,Sw3…スイッチ、Zant…入力インピーダンス、Zcir…回路側インピーダンス

Claims (3)

  1. アンテナと、
    前記アンテナを通して基地局と無線の通信を行う送受信処理部と、
    装置の姿勢状態及び振動状態を検出する3軸加速度センサと、
    前記アンテナと前記送受信処理部との間でインピーダンスの整合をとる、それぞれが異なる定数を有する第1,第2,第3の整合回路と、
    前記3軸加速度センサによって当該携帯電話端末の振動が検知され、かつ前記3軸加速度センサによって予め設定された所定の角度より当該携帯電話端末が垂直に近いと判断された場合に前記第1の整合回路を選択し、前記3軸加速度センサによって当該携帯電話端末の振動が検知され、かつ前記3軸加速度センサによって前記所定の角度より当該携帯電話端末が水平に近いと判断された場合に前記第2の整合回路を選択し、前記3軸加速度センサによって当該携帯電話端末の振動が検出されない場合には、前記第3の整合回路を選択する制御部とを備え、
    前記第1の整合回路は、当該携帯電話端末が通話をしている状態に対応付けられた整合回路であり、
    前記第2の整合回路は、当該携帯電話端末が電子メールの送受信又はウェブの閲覧を行っている状態と対応付けられた整合回路であり、
    前記第3の整合回路は、当該携帯電話端末が人体と接触していない状態と対応付けられた整合回路である
    携帯電話端末。
  2. 前記定数は、前記アンテナの入力インピーダンスと共役関係にあるインピーダンスを用いて算出される
    請求項1記載の携帯電話端末。
  3. 第1,第2,第3の整合回路が選択的に接続されるアンテナを介して、送受信処理部が基地局と無線の通信を行うステップと、
    装置の姿勢状態及び振動状態3軸加速度センサで検出するステップと、
    前記3軸加速度センサによって当該端末の振動が検知され、かつ前記3軸加速度センサによって予め設定された所定の角度より当該端末が垂直に近いと判断された場合に前記第1の整合回路を選択し、前記3軸加速度センサによって当該端末の振動が検知され、かつ前記3軸加速度センサによって前記所定の角度より当該端末が水平に近いと判断された場合に前記第2の整合回路を選択し、前記3軸加速度センサによって当該端末の振動が検出されない場合には、前記第3の整合回路を選択するステップとを含む
    アンテナ整合方法。
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