JPH0621863A - 無線電話機 - Google Patents

無線電話機

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JPH0621863A
JPH0621863A JP4177878A JP17787892A JPH0621863A JP H0621863 A JPH0621863 A JP H0621863A JP 4177878 A JP4177878 A JP 4177878A JP 17787892 A JP17787892 A JP 17787892A JP H0621863 A JPH0621863 A JP H0621863A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
radio wave
radio
gain
telephone
Prior art date
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Pending
Application number
JP4177878A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Takahashi
郁夫 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH0621863A publication Critical patent/JPH0621863A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 標準装備アンテナの利得が電波障害物の存在
により低下した場合にも、より確実に送受信を行うこと
のできる携帯型無線電話機を提供する。 【構成】 ホイップアンテナ(標準装備アンテナ)5と
は別個にループアンテナ(電波障害補償用アンテナ)7
を設けるとともに、ホイップアンテナ5の利得を低下さ
せる電波障害物の存在を検知する静電容量センサ(電波
障害物センサ)8を設ける。さらにRFスイッチ(アン
テナ切換スイッチ)9を設け、電波障害物の存在により
ホイップアンテナ5の利得が大きく低下するような場合
には、RFモジュール(無線送受信装置)6に接続する
アンテナを、ホイップアンテナ5より高い利得を保持す
るループアンテナ7に自動的に切り換えるようにする。
これによって、より確実に送受信を行うことが可能とな
り、携帯型無線電話機としての信頼性を向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機の子
機等、電波で電話回線と接続される無線電話機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の携帯型無線電話機の外観
図で、コードレス電話機の子機を例としたものである。
また図3は、この従来の携帯型無線電話機の内部構成を
示す模式図である。
【0003】図のようにこの無線電話機では、筐体1の
前面に受話器2と送話器3とキー4とが配置され、上面
には標準装備アンテナとしてホイップアンテナ5が備え
られている。さらに筐体1内には、無線送受信装置であ
るRFモジュール6が備えられおり、そのRFモジュー
ル6に上記ホイップアンテナ5が接続されている。
【0004】そして上記RFモジュール6に接続された
ホイップアンテナ5で電波を送受することにより、コー
ドレス電話機の子機の場合には親機を介して、電話回線
と接続されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】携帯型無線電話機は、
その性質上、通話時,放置時,携帯時ともに、様々な環
境のもとにおかれることになる。従って、標準装備アン
テナの近くに金属製物体等の電波障害物が存在し、その
標準装備アンテナの利得が低下するような状態となるこ
ともしばしばある。
【0006】このことから、上記従来の携帯型無線電話
機では、近くの電波障害物によりホイップアンテナ5の
利得が低下して、通話時に雑音が多くなり、場合によっ
ては送受信が不可能になって通話ができなくなるといっ
たことが起こる。また放置時,携帯時であれば、利用者
の気付かないうちに受信が不可能になって、電話が受け
られなくなるといったことも起こる。
【0007】即ち、従来の携帯型無線電話機では、標準
装備アンテナであるホイップアンテナ5の近くに電波障
害物が存在する場合に、その電波障害物によりホイップ
アンテナ5の利得が低下して、電話機としての機能を確
実に果たすことができなくなるといった問題があった。
【0008】なお、特開平3−184429号公報に
は、異なる利得特性を有する複数個のアンテナを備え、
受信電波の利得に応じてアンテナを切り換える無線電話
機が開示されている。しかし、この電話機は周辺の電波
障害物の存在を感知してこれに応じて利得を切り換える
ものではない。
【0009】本発明は、この問題を解決するためになさ
れたもので、電波障害物の存在により標準装備アンテナ
の利得が低下した場合にも、より確実に送受信を行うこ
とのできる携帯型無線電話機を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る携帯型無線電話機では、標準装備アン
テナの利得が電波障害物の存在により低下した場合に、
その標準装備アンテナより高い利得を保持する電波障害
補償用アンテナと、標準装備アンテナの利得を低下させ
る電波障害物の存在を検知する電波障害物センサと、そ
の電波障害物センサの検知信号に基づいて、無線送受信
装置に接続するアンテナを、標準装備アンテナから電波
障害補償用アンテナに自動的に切り換えるアンテナ切換
スイッチとを備えた。
【0011】
【作用】上記構成の携帯型無線電話機によれば、電波障
害物の存在により標準装備アンテナの利得が大きく低下
するような場合には、その電波障害物の存在を電波障害
物センサが検知するとともに、その電波障害物センサの
検知信号に基づいてアンテナ切換スイッチが、無線送受
信装置に接続するアンテナを、標準装備アンテナより高
い利得を保持する電波障害補償用アンテナに自動的に切
り換える。これによって、より確実に送受信を行うこと
が可能となる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。
【0013】図1は、本発明に係る携帯型無線電話機の
内部構成を示す模式図である。なお、図1の構成要素の
うち、図2および図3に示した従来例の構成要素と相違
ないものについては、同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0014】図のように、この無線電話機では、標準装
備アンテナであるホイップアンテナ5とは別個に設けら
れたループアンテナ7と、静電容量センサ8と、RFス
イッチ9とが筐体1に内蔵されている。その他の構成は
従来例と同様であり、外観上も変わりはない。
【0015】上記ループアンテナ7は、電波障害補償用
アンテナであり、ホイップアンテナ5の近くに金属製物
体等の電波障害物が存在し、その電波障害物の存在によ
りホイップアンテナ5の利得が低下した場合には、その
ホイップアンテナ5より高い利得を保持することができ
る。しかもこのループアンテナ7は、筐体1に埋め込ん
だ状態で設けることが可能であるため、無線電話機の外
形を従来のものと同じにすることができる。
【0016】また、上記静電容量センサ8は、電波障害
物センサであり、ホイップアンテナ5の利得を低下させ
る電波障害物の存在を静電容量の増加から検知し、静電
容量の大きさに応じたレベルの検知信号、言い換えれば
電波障害を受ける度合いに応じたレベルの検知信号を出
力する。そしてこの静電容量センサ8は、ホイップアン
テナ5の利得をループアンテナ7の利得より低くするよ
うな電波障害物の存在を検知した場合には、予め設定さ
れた基準レベル以上の検知信号を出力する。
【0017】さらに、上記RFスイッチ9は、アンテナ
切換スイッチであり、RFモジュール(無線送受信装
置)6に接続するアンテナを、上記静電容量センサ8の
検知信号に基づき、つまり検知信号のレベルが上記基準
レベル以上となったときに、ホイップアンテナ5から上
記ループアンテナ7に自動的に切り換える。
【0018】上記構成の無線電話機において、近くにホ
イップアンテナ5の利得を大きく低下させるような電波
障害物が存在せず、静電容量センサ8の検知信号のレベ
ルが基準レベル未満である場合には、RFスイッチ9
が、ホイップアンテナ5をRFモジュール6に接続した
状態にある。従ってこの場合には、ホイップアンテナ5
によって送受信が行われる。
【0019】一方、近くにホイップアンテナ5の利得を
大きく低下させるような金属製物体等の電波障害物が存
在して、静電容量センサ8の検知信号のレベルが基準レ
ベル以上になった場合には、RFスイッチ9が作動し、
RFモジュール6に接続するアンテナをホイップアンテ
ナ5からループアンテナ7に切り換える。従ってこの場
合には、ループアンテナ7によって送受信が行われる。
【0020】そして、互いに接近していた無線電話機と
電波障害物との距離が拡大し、基準レベル以上であった
静電容量センサ8の検知信号のレベルが基準レベル未満
に低下した場合には、RFスイッチ9は復元して、再び
ホイップアンテナ5をRFモジュール6に接続する。
【0021】このように、上記構成の無線電話機では、
電波障害物の存在によりホイップアンテナ5の利得が大
きく低下するような場合にも、そのホイップアンテナ5
より高い利得を保持するループアンテナ7に自動的に切
り換わるため、より確実に送受信を行うことが可能とな
る。即ち、電波障害物のために通話時に雑音が多くなっ
たり、送受信が不可能になって通話ができなくなるとい
ったことを自動的に防止することができる。また放置
時,携帯時に、利用者の気付かないうちに受信が不可能
になって電話が受けられなくなるといったことも自動的
に防止することができる。
【0022】なお、上記実施例では、標準装備アンテナ
としてホイップアンテナ5、電波障害補償用アンテナと
してループアンテナ7をそれぞれ用いたが、これらの標
準装備アンテナ,電波障害補償用アンテナとしては、標
準装備アンテナの利得が電波障害物の存在により低下し
た場合に、電波障害補償用アンテナの利得がその標準装
備アンテナより高くなるような、特性の異なる二種類の
タイプのアンテナを任意に選択して用いることができ
る。
【0023】また、電波障害物センサについても、静電
容量センサ8に限ることはなく、標準装備アンテナの利
得を低下させる電波障害物の存在を検知して検知信号を
出力するものであればよい。
【0024】たとえば、赤外線センサを設け、これによ
って人体の発する周波数領域の赤外線を感知し、子機の
回りに人体が存在するか否かを検出する。また、圧力セ
ンサにより物体がこのセンサに接触している場合に、子
機の回りの物体の存在を検出するようにして構成しても
よい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明に係る携帯
型無線電話機によれば、電波障害物の存在により標準装
備アンテナの利得が低下した場合にも、その標準装備ア
ンテナより高い利得を保持する電波障害補償用アンテナ
に自動的に切り換わるため、より確実に送受信を行うこ
とが可能となる。その結果、携帯型無線電話機としての
信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る携帯型無線電話機の内部構成を示
す模式図である。
【図2】従来の携帯型無線電話機の外観図である。
【図3】従来の携帯型無線電話機の内部構成を示す模式
図である。
【符号の説明】
5 ホイップアンテナ(標準装備アンテナ) 6 RFモジュール(無線送受信装置) 7 ループアンテナ(電波障害補償用アンテナ) 8 静電容量センサ(電波障害物センサ) 9 RFスイッチ(アンテナ切換スイッチ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線送受信装置とその無線送受信装置に
    接続された標準装備アンテナとを備え、電波で電話回線
    と接続される携帯型無線電話機において、 上記標準装備アンテナの利得が電波障害物の存在により
    低下した場合に、その標準装備アンテナより高い利得を
    保持する電波障害補償用アンテナと、 上記標準装備アンテナの利得を低下させる電波障害物の
    存在を検知する電波障害物センサと、 その電波障害物センサの検知信号に基づいて、上記無線
    送受信装置に接続するアンテナを、上記標準装備アンテ
    ナから電波障害補償用アンテナに自動的に切り換えるア
    ンテナ切換スイッチと、 を備えたことを特徴とする無線電話機。
JP4177878A 1992-07-06 1992-07-06 無線電話機 Pending JPH0621863A (ja)

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JP4177878A JPH0621863A (ja) 1992-07-06 1992-07-06 無線電話機

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