JP3614705B2 - 紙幣計数機の紙幣判別装置 - Google Patents

紙幣計数機の紙幣判別装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3614705B2
JP3614705B2 JP11791499A JP11791499A JP3614705B2 JP 3614705 B2 JP3614705 B2 JP 3614705B2 JP 11791499 A JP11791499 A JP 11791499A JP 11791499 A JP11791499 A JP 11791499A JP 3614705 B2 JP3614705 B2 JP 3614705B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
banknote
light source
bill
light
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11791499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000306143A (ja
Inventor
唯広 那須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP11791499A priority Critical patent/JP3614705B2/ja
Publication of JP2000306143A publication Critical patent/JP2000306143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3614705B2 publication Critical patent/JP3614705B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙幣計数機の紙幣判別装置に関するものであり、さらに詳細には、帯封が付けられた紙幣の束から、所定枚数の紙幣を一枚づつ、吸引して、めくり取りながら、計数する際に、紙幣が計数すべき受け入れ可能な紙幣か否かおよび紙幣が一枚づつ、吸引されているか否かを判別する紙幣計数機の紙幣判別装置であって、省スペースで、かつ、低コストの紙幣計数機の紙幣判別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開平3−134792号公報は、帯封が付けられて、束にされた所定枚数の紙幣をホルダーにセットし、吸引管を備えた回転筒を回転させて、ホルダーにセットされた紙幣束から、吸引管により、紙幣を一枚づつ、吸引してめくり取り、計数をおこなう際、金種の異なる紙幣や偽造紙幣などの受け入れ不能紙幣を判別するとともに、紙幣が一枚づつ、吸引されているか否かを判別する紙幣計数機の紙幣判別装置を開示している。
【0003】
この紙幣判別装置は、光源から、ホルダーにセットされた紙幣に光を照射し、紙幣から反射された光をエリアセンサによって受光して、紙幣のパターンを検出し、紙幣が計数すべき受け入れ可能な紙幣か否かを判別するとともに、吸引管によって、めくり取られた紙幣に、別の光源から光を照射し、紙幣を透過した光を受光素子によって受光して、紙幣が一枚づつ、吸引されているか否かを判別するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように、受光素子とエリアセンサとを設けて、紙幣が計数すべき受け入れ可能な紙幣か否かおよび紙幣が一枚づつ、吸引されているか否かを判別する場合には、受光素子とエリアセンサとを設けるスペースが必要になって、紙幣計数機が大型化するとともに、コスト高になるという問題があった。
【0005】
したがって、本発明は、帯封が付けられた紙幣の束から、紙幣を一枚づつ、吸引して、めくり取りながら、計数する際に、紙幣が計数すべき受け入れ可能な紙幣か否かおよび紙幣が一枚づつ、吸引されているか否かを判別する紙幣計数機の紙幣判別装置であって、省スペースで、かつ、低コストの紙幣計数機の紙幣判別装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のかかる目的は、計数すべき紙幣の束を保持するホルダー手段と、中空軸まわりに回転可能な回転筒であって、その上面に、等しい角度を隔てて設けられ、前記回転筒と同期して回転可能な複数の吸引手段を備えた回転筒と、前記中空軸内に真空圧を供給する真空ポンプ手段と、前記真空ポンプ手段の駆動を制御する真空ポンプ制御手段と、前記複数の吸引手段のうち、所定の領域内に位置し、前記ホルダー手段に保持された前記紙幣の束の表面に対向する前記吸引手段のみが前記中空軸と連通するように配置された連通手段とを備え、さらに、前記ホルダー手段に保持されている前記紙幣の束の前記吸引手段に対向した紙幣の表面に向けて、光を発する第1の光源と、前記吸引手段によってめくり取られた紙幣に向けて、光を発する第2の光源と、前記第1の光源から発せられ、前記紙幣の束の前記吸引手段に対向した前記紙幣の表面により反射された光と、前記第2の光源から発せられ、前記吸引手段によってめくり取られた前記紙幣を透過した透過光を異なる受光領域で受光するエリアセンサとを備えた紙幣計数機の紙幣判別装置によって達成される。
【0007】
本発明によれば、第1の光源から発せられ、紙幣の束の吸引手段に対向した紙幣の表面により反射された光と、第2の光源から発せられ、吸引手段によってめくり取られた紙幣を透過した透過光を、単一のエリアセンサの異なる受光領域で受光させているので、紙幣から反射された光をエリアセンサによって受光して、紙幣のパターンを検出し、紙幣が計数すべき受け入れ可能な紙幣か否かを判別するとともに、めくり取られた紙幣を透過した光を受光素子によって受光して、紙幣が、一枚づつ、吸引されているか否かを判別していた従来の紙幣判別装置に比して、スペースを節約することができ、紙幣計数機を小型化することが可能となり、また、コストを大幅に低減することが可能になる。
【0008】
本発明の好ましい実施態様においては、紙幣計数機の紙幣判別装置は、さらに、前記第1の光源から発せられ、前記紙幣の束の前記吸引手段に対向した前記紙幣の表面により反射された光と、前記第2の光源から発せられ、前記吸引手段によってめくり取られた前記紙幣を透過した透過光の少なくとも一方を偏向させる偏向手段を備えている。
【0009】
本発明の好ましい実施態様によれば、第1の光源から発せられ、紙幣の束の吸引手段に対向した紙幣の表面により反射された光と、第2の光源から発せられ、吸引手段によってめくり取られた紙幣を透過した透過光の少なくとも一方を偏向させる偏向手段が設けられているので、第1の光源、第2の光源およびエリアセンサの配置の自由度が高まり、紙幣計数機のより省スペース化を実現することが可能になる。
【0010】
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記偏向手段が、前記第2の光源から発せられ、前記吸引手段によってめくり取られた前記紙幣を透過した透過光を偏向させるように構成されている。
【0011】
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記偏向手段が、プリズムによって構成されている。
【0012】
本発明のさらに好ましい実施態様によれば、簡易な手段で、紙幣計数機のより省スペース化を実現することが可能になる。
【0013】
本発明のさらに好ましい実施態様においては、前記第1の光源が、可視光を発する可視光源によって構成され、前記第2の光源が赤外光を発する赤外光源により構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて、本発明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
【0015】
図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる紙幣計数機の紙幣判別装置の略平面図であり、図2は、その縦断面図である。
【0016】
図1および図2に示されるように、紙幣計数機は、紙幣Bの束を載置する載置板1aと、載置板1aと協動して、紙幣Bの束を挟持する押え板1bとを備えたホルダー1を有している。ホルダー1は、水平面内において、軸1cまわりに、図1に一点鎖線で示す待機位置と、実線で示す計数位置との間を、揺動可能に構成されており、紙幣Bの計数をおこなうときは、計数位置に、紙幣Bの計数をおこなわないときは、待機位置に、それぞれ、保持されている。
【0017】
紙幣計数機は、さらに、軸4まわりに、回転可能な回転筒3を備えており、回転筒3は、その一端面上に、軸4のまわりに、72°ずつ隔て、かつ、軸4から等距離に、突出するように配置された回転可能な5つの吸引管2を備えている。各吸引管2の一部には、1つの開口部2aが形成されている。帯封が付けられた紙幣Bの束が、ホルダー1内に収納され、スタートスィッチ(図示せず)が操作されると、ホルダー1が揺動されて、計数位置に移動し、紙幣Bの計数が開始される。この時点では、複数の吸引管2のうちの1つの吸引管2の開口部2aが、吸引管2側に位置した紙幣B(本明細書において、ホルダー1に保持された紙幣で、最も吸引管2側に位置し、吸引管2により吸引されていない紙幣Bを、最上紙幣Bと定義する。)の表面と正対し、かつ、接触するように、位置している。図1および図2において、2bは、吸引管2のキャップである。
【0018】
図1および図2に示されるように、回転筒3は、モータ5により、軸4まわりに、正転時には、反時計方向に、回転可能であり、また、各吸引管2は、その軸6の下部に設けられた歯車機構(図示せず)によって、回転筒3の回転にともなって、回転筒3が、正転する時は、時計方向に回転可能に構成されている。したがって、回転筒3が正転するときには、各吸引管2は、時計方向に自転しつつ、軸4まわりに、反時計方向に公転することになる。
【0019】
回転筒3の軸4および各吸引管2の軸6は、中空状に形成されており、軸4の内部は、吸引通路10により、真空ポンプ12に接続され、ポンプモータ13によって、真空ポンプ12が駆動されているとき、真空圧が、軸4内に、常時、加えられるようになっている。また、各吸引管2の軸6の内部は、連通路14により、軸4の内部と連通可能となっており、連通路14は、各吸引管2の中心が、図において、中心線X1およびX2によって画される紙幣Bに対向する吸引領域S内に位置しているときにのみ、各吸引管2の軸6内が、連通路14を介して、軸4内と連通して、軸6内に、真空圧が加わえられるように形成されており、真空ポンプ12から、吸引通路10、軸4内、連通路14および軸6内を介して、加えられた真空圧によって、最上紙幣Bの表面に正対した位置にある吸引管2の開口部2aが、紙幣1を、1枚ずつ、吸引することができるように構成されている。ここに、中心線X1およびX2のなす角度は、72°より小さくなるように、連通路14が形成され、同時に、2以上の吸引管2が、吸引領域S内に位置することがないように決定されている。
【0020】
図2において、15は、ホルダー2を、軸1cまわりに、待機位置と計数位置との間を、揺動させるホルダーモータである。さらに、吸引通路10内の圧力、したがって、中空の軸4内の圧力を検出する圧力センサ18が設けられている。
【0021】
図1に示されるように、紙幣計数機は、さらに、ホルダー1にセットされた紙幣Bの束の最上紙幣Bの表面に向けて、可視光を発する第1の光源21と、吸引管2によって、吸引され、めくられた紙幣Bに向けて、赤外光を発する第2の光源22と、エリアセンサ23と、第2の光源22から発せられ、紙幣Bを透過した赤外光を偏向させるプリズム24と、第1の光源21から発せられ、紙幣Bの表面で反射された可視光をエリアセンサ23上に集光させる集光レンズ25と、紙幣を透過し、プリズム24により偏向された赤外光をエリアセンサ23上に集光させる集光レンズ26を備えている。
【0022】
図1に示されるように、回転筒3の外周部には、5つの鉄製の作動片27が、等しい角度を隔てて設けられ、作動片27を検出する磁気センサ28が設けられている。集光レンズ25および集光レンズ26は、紙幣Bの表面で反射された可視光と、紙幣Bを透過した赤外光とが、エリアセンサ23の異なる受光領域に受光されるように配置されている。第1の光源21は、エリアセンサ23の上方に設けられている。第1の光源21、第2の光源22、エリアセンサ23、プリズム24、集光レンズ25および集光レンズ26とによって、紙幣判別装置が構成されている。
【0023】
図3は、本発明の実施態様にかかる紙幣計数機の検出系、駆動系、制御系、入力系および表示系のブロックダイアグラムである。
【0024】
図3に示されるように、紙幣計数機の検出系は、エリアセンサ23と、回転筒3の外周部に設けられた作動片27を検出する磁気センサ28と、吸引通路10内の圧力を検出する圧力センサ18と、ホルダー1が待機位置または計数位置に位置していることを検出するホルダーセンサ30を備えている。
【0025】
図3に示されるように、紙幣計数機の駆動系は、ホルダー1を、待機位置と計数位置との間で、揺動させるホルダーモータ15と、真空ポンプ12駆動するポンプモータ13と、回転筒3を回転させるモータ5と、回転筒3の回転にともなって、吸引管2を回転させる歯車機構31を備えている。
【0026】
図3に示されるように、紙幣計数機の制御系は、紙幣計数機全体の動作を制御するコントロールユニット40と、紙幣計数機全体の制御プログラム、各金種の紙幣の基準パターンデータなどを格納するROM41と、エリアセンサ23により光電的に検出され、A/Dコンバータ44によって、ディジタル化された紙幣Bのパターンデータなどを記憶するRAM42と、ポンプモータ13を制御するポンプモータ制御手段43を備えている。
【0027】
図3に示されるように、紙幣計数機の入力系は、スタートスイッチ45と帯封によって束にされるべき紙幣Bの枚数(以下、設定枚数という。)や計数すべき紙幣Bの金種などのデータを入力する入力手段46と、紙幣Bが計数すべき紙幣ではないと判別されたとき、二枚以上の紙幣Bが吸引管2によりめくり取られたと判別されたときおよび紙幣Bの計数枚数が設定枚数と一致しなかったときに、ホルダー1を計数位置から待機位置に復帰させ、紙幣計数機を計数開始前の状態に復帰させるリセット手段47を備えている。また、紙幣計数機の表示系は、表示手段50を備えている。
【0028】
以上のように構成された本発明の実施態様にかかる紙幣計数機の紙幣判別装置は、以下のようにして、ホルダー1にセットされた紙幣Bの束から、紙幣Bを、一枚づつ、吸引して、めくり取りながら、計数する際に、紙幣Bが計数すべき受け入れ可能な紙幣か否かおよび紙幣が一枚づつ、吸引されているか否かを判別する。
【0029】
帯封が付けられた紙幣Bの束が、待機位置に位置しているホルダー1にセットされた後、入力手段46に、計数すべき手段へBの金種と紙幣Bの設定枚数が入力され、スタートスイッチ45がオンされると、スタート信号が、コントロールユニット40に出力される。スタートスイッチ45からスタート信号が入力されると、コントロールユニット40は、ホルダーモータ15を駆動し、ホルダー1を揺動させて、計数位置に移動させる。
【0030】
ホルダー1が計数位置に移動されたことを検出すると、ホルダーセンサ30は検出信号をコントロールユニット40に出力する。
【0031】
ホルダーセンサ30から検出信号が入力されると、コントロールユニット40は、第1の光源21に駆動信号を出力し、第1の光源21から、ホルダー1にセットされた紙幣Bの束の最上紙幣Bの表面に向けて、可視光が発せられる。
【0032】
第1の光源21から発せられ、紙幣Bの表面で反射された可視光の一部は、集光レンズ25によって、エリアセンサ23に導かれ、エリアセンサ23により光電的に検出され、紙幣Bのアナログパターンデータが生成される。
【0033】
エリアセンサ23により生成された最上紙幣Bのアナログパターンデータは、A/Dコンバータ44によって、ディジタル化され、RAM42に記憶される。
コントロールユニット40は、ROM41に記憶された各金種の紙幣の基準パターンデータのうち、入力手段46に入力された計数すべき金種の基準パターンデータを読み出すとともに、RAM42から最上紙幣Bのパターンデータを読み出して、比較し、最上紙幣Bの金種を判別する。
【0034】
その結果、最上紙幣Bの金種が、入力手段46に入力された計数すべき紙幣Bの金種と一致していないと判別したときは、コントロールユニット40は、その旨を表示手段50に表示させ、紙幣Bの計数を中止させる。
【0035】
他方、最上紙幣Bの金種が、入力手段46に入力された計数すべき紙幣Bの金種と一致していると判別したときは、コントロールユニット40は、ポンプモータ制御手段43に制御信号を出力して、ポンプモータ13を駆動させ、真空圧を、吸引通路10および回転筒5の軸4の内部に供給させる。
【0036】
その結果、吸引通路10および中空の軸4内の圧力は、低下し始め、その圧力は、圧力センサ18によって検出され、圧力検出信号が、コントロールユニット40に出力される。
【0037】
ある吸引管2の開口部2aが、最上紙幣Bに正対した位置にあるときは、その吸引管2は吸引領域S内に位置し、したがって、連通路14を介して、吸引管2の中空な軸6の内部が、軸4内と連通するから、真空圧が、紙幣Bの束の最上紙幣Bの表面に作用し、最上紙幣Bが、吸引管2の開口部2aに吸引されて、開口部2aを塞ぎ、その結果、圧力センサ18によって検出される吸引通路10および中空の軸4内の圧力は、時間とともに、ほぼ一定の変化率で、低下する。
【0038】
そして、紙幣Bを、吸引して、めくり取るのに十分な圧力、たとえば、約−620mmHgにまで、吸引通路10および中空の軸4内の圧力が低下したことを、圧力センサ18から入力された圧力信号に基づいて検出すると、コントロールユニット40は、回転筒3を回転するモータ5に駆動信号を出力する。その結果、モータ5によって、回転筒3は、図1において、軸4まわりに、反時計方向に、高速で、正転され、回転筒3の回転にともなって、吸引管2の軸6の下部に設けられた歯車機構31により、吸引管2は、時計方向に回転されて、ホルダー1に保持された最上紙幣Bは、吸引管2の開口部2aによって、めくり取られる。
【0039】
回転筒3の回転の結果、磁気センサ28が作動片27の1つを検出すると、検出信号がコントロールユニット40に出力される。
【0040】
コントロールユニット40は、磁気センサ28から検出信号を受けると、第2の光源22をオンさせる。第2の光源22から発せられた赤外光は、吸引管2の開口部2aに吸引されている紙幣Bを透過し、その一部は、プリズム24によって偏向されて、集光レンズ26によって、エリアセンサ23に導かれる。紙幣Bを透過し、エリアセンサ23に導かれた赤外光は、エリアセンサ23により光電的に検出され、めくり取られた紙幣Bのアナログパターンデータが生成される。
【0041】
磁気センサ28から検出信号を受けると、コントロールユニット40は、同時に、第1の光源21をオンさせる。本実施態様においては、磁気センサ28が作動片27の1つを検出した時点で、吸引管2に吸引されている紙幣Bの次の最上紙幣Bに第1の光源21から可視光を照射しても、吸引管2に吸引されている紙幣Bと第1の光源21から発せられた可視光とが干渉しないように設定されており、したがって、磁気センサ28からの検出信号にしたがって、吸引管2によってめくり取られている紙幣Bへの第2の光源22からの赤外光の照射と、吸引管2によってめくり取られている紙幣Bの次の最上紙幣Bへの第1の光源21からの可視光の照射とを同時に実行するように構成されている。
【0042】
第1の光源21から発せられ、吸引管2に吸引されている紙幣Bの次の最上紙幣Bの表面で反射された可視光の一部は、集光レンズ25によって、エリアセンサ23に導かれ、エリアセンサ23により光電的に検出され、最上紙幣Bのアナログパターンデータが生成される。
【0043】
ここに、プリズム24、集光レンズ26および集光レンズ25によって、紙幣Bを透過した赤外光と、最上紙幣Bの表面により反射された可視光は、エリアセンサ23の異なる受光領域に導かれて、光電的に検出されるため、1つのエリアセンサ23によって、紙幣Bの表面で反射された可視光のパターンデータと、紙幣Bを透過した赤外光のパターンデータとを生成することができる。
【0044】
エリアセンサ23によって生成された反射光と透過光のアナログパターンデータは、A/Dコンバータ44によって、ディジタル化され、RAM42に記憶される。
【0045】
コントロールユニット40は、ROM41に記憶された各金種の紙幣の基準パターンデータのうち、入力手段46によって入力された計数すべき金種の基準パターンデータを読み出すとともに、RAM42から、吸引管2によりめくり取られた紙幣Bの透過光のパターンデータを読み出して、比較し、二枚以上の紙幣Bが吸引管2に吸引されていないかを判別する。
【0046】
他方、コントロールユニット40は、ROM41に記憶された入力手段46によって入力された計数すべき金種の基準パターンデータを読み出し、RAM42から最上紙幣Bの反射光のパターンデータを読み出して、比較し、紙幣Bの金種を判別する。
【0047】
こうして、1枚の紙幣Bが、時計方向に、自転しつつ、軸4まわりに、反時計方向に、公転する吸引管2の開口部2aにより、吸引され、めくり取られると、回転筒3の回転にともない、紙幣Bを吸引している吸引管2は、吸引領域S外に移動し、次の吸引管2が、最上紙幣Bに対向する吸引領域S内に移動して来る。しかし、次の吸引管2の開口部2aが、最上紙幣Bの表面に正対するまでは、その吸引管2により、最上紙幣Bは吸引されないから、圧力センサ18によって検出される吸引通路10および中空の軸4内の圧力は上昇し、次の吸引管2の開口部2aが、最上紙幣Bの表面に正対してはじめて、最上紙幣Bが、次の吸引管2の開口部2aによって、吸引され、圧力センサ18によって検出される吸引通路10および中空の軸4内の圧力が低下する。そして、回転筒3の回転にともなって、紙幣1を吸引した吸引管2が、紙幣Bを、ホルダー1にセットされた紙幣Bの束からめくり取りつつ、吸引領域S外に移動した後、再び、次の吸引管2が、吸引領域S内に移動して来て、同様にして、圧力センサ18により検出される吸引通路10および中空の軸4内の圧力が、まず上昇し、その吸引管2の開口部2aが、最上紙幣Bの表面に正対した位置に達し、最上紙幣Bを吸引して初めて、吸引通路10および中空の軸4内の圧力が低下する。このように、回転筒3が回転して、吸引管2の開口部2aが、1枚の紙幣Bを吸引して、めくり取るたびに、同様な吸引通路11および中空の軸4内の圧力変動が繰り返して生ずる。このようにして、吸引管2の開口部2aが、1枚の紙幣Bを吸引して、めくり取るたびに、圧力センサ18により検出された吸引通路10および中空の軸4内の圧力は変動する。したがって、コントロールユニット40は、圧力センサ18から入力された圧力信号をモニターして、紙幣Bの枚数を計数し、RAM42に紙幣Bの枚数を記憶させる。
【0048】
同時に、コントロールユニット40は、エリアセンサ23によって光電的に検出され、生成された最上紙幣Bの表面で反射された可視光のパターンデータと、入力手段46によって入力された計数すべき金種の基準パターンデータとを比較して、最上紙幣Bの金種を判別するとともに、エリアセンサ23によって光電的に検出され、生成された吸引管2によってめくり取られた紙幣Bを透過した赤外光のパターンデータと、入力手段46によって入力された計数すべき金種の基準パターンデータとを比較して、紙幣Bが一枚づつ、吸引管2によりめくり取られているか否かを判別する。その結果、最上紙幣Bの金種が入力手段46によって入力された計数すべき金種と異なっていると判別したとき、あるいは、二枚以上の紙幣Bが吸引管2によりめくり取られていると判別したときは、コントロールユニット40は、作動停止信号を、ポンプモータ制御手段43およびモータ5に出力して、ポンプモータ13およびモータ5の駆動を停止させるとともに、RAM42に記憶されている紙幣Bの計数枚数を読み出して、表示手段50に、それまでの計数結果と計数を中止する旨を表示させる。
【0049】
表示手段50の表示にしたがって、オペレータが、リセット手段47を操作すると、リセット手段47から、コントロールユニット40にリセット信号が出力される。コントロールユニット40は、リセット手段47からリセット信号を受けると、ホルダーモータ15に復帰信号を出力して、ホルダーモータ15を駆動させ、ホルダー1を計数位置から待機位置に復帰させるとともに、表示手段50の表示を消去させ、紙幣計数機を計数開始前の状態に復帰させる。
【0050】
こうして、回転筒3の回転にともなって、次々に、吸引管2の開口部2aにより、紙幣Bが1枚ずつ、吸引されて、めくり取られ、ホルダー1から紙幣1がなくなると、紙幣Bは、もはや、吸引管2の開口部2aにより吸引されないから、圧力センサ18によって検出される吸引通路10および中空の軸4内の圧力は、上昇することになる。
【0051】
その結果、圧力センサ18入力された圧力信号レベルが、所定レベル以上に達したことを検出すると、コントロールユニット40は、計数終了信号を、ポンプモータ制御手段43、モータ5に出力し、ポンプモータ13の駆動を停止させ、モータ5の駆動を停止させるとともに、RAM42から紙幣Bの計数枚数を読み出し、表示手段50に、計数結果を表示させる。
【0052】
同時に、コントロールユニット40は、入力手段46によって入力され、RAM42に記憶されている紙幣Bの設定枚数を読み出し、RAM42から読み出した設定枚数と比較し、両者が一致したときは、ホルダーモータ15に復帰信号を出力して、ホルダーモータ15を駆動させ、ホルダー1を計数位置から待機位置に復帰させるとともに、表示手段50に、紙幣Bの計数枚数が設定枚数に一致した旨を表示させる。
【0053】
これに対して、紙幣Bの計数枚数が設定枚数と一致しなかったときは、コントロールユニット40は、ホルダーモータ15に復帰信号を出力することなく、表示手段50に、紙幣Bの計数枚数が設定枚数に一致しなかった旨を表示させる。
表示手段50の表示にしたがって、オペレータが、リセット手段47を操作すると、リセット手段47から、コントロールユニット40にリセット信号が出力される。コントロールユニット40は、リセット手段47からリセット信号を受けると、ホルダーモータ15に復帰信号を出力して、ホルダーモータ15を駆動させ、ホルダー1を計数位置から待機位置に復帰させるとともに、表示手段50の表示を消去させ、紙幣計数機を計数開始前の状態に復帰させる。
【0054】
本実施態様によれば、第1の光源21から発せられ、最上紙幣Bの表面で反射された可視光は、集光レンズ25によって、エリアセンサ23の受光領域に導かれ、第2の光源22から発せられ、めくり取られている紙幣Bを透過した赤外光は、プリズム24および集光レンズ26によって、エリアセンサ23の異なる受光領域に導かれて、それぞれ、光電的に検出され、得られたパターンデータに基づいて、紙幣Bが計数すべき受け入れ可能な紙幣か否かおよび紙幣Bが一枚づつ、吸引されているか否かを判別するように構成されているから、従来のように、紙幣Bの表面で反射された可視光を光電的に検出するエリアセンサと、紙幣Bを透過した赤外光を光電的に検出する受光素子を設ける場合に比して、スペースを節約することができ、紙幣計数機を小型化することが可能になり、また、コストを大幅に低減することが可能になる。
【0055】
本発明は、以上の実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることがいうまでもない。
【0056】
たとえば、前記実施態様においては、プリズム24を用いて、めくり取られた紙幣Bを透過した赤外光を偏向させているが、第2の光源22から発せられ、紙幣Bと透過した光と、第1の光源21から発せられ、紙幣Bの表面によって反射された光を、エリアセンサ23の異なる受光領域に導き、受光させることができれば、プリズム24を設けることは必ずしも必要ではない。
【0057】
また、前記実施態様においては、プリズム24を用いて、めくり取られた紙幣Bを透過した赤外光を偏向させているが、光の光路を偏向させることのできるものであれば、プリズム24に限定されず、ミラーなどを用いてもよい。
【0058】
さらに、前記実施態様においては、第2の光源22から発せられ、紙幣Bと透過した光を、プリズム24を用いて、偏向させ、エリアセンサ23に導いているが、第1の光源21から発せられ、紙幣Bの表面によって反射された光を、プリズム24を用いて、偏向させ、エリアセンサ23に導くようにすることも、さらには、第2の光源22から発せられ、紙幣Bと透過した光と、第1の光源21から発せられ、紙幣Bの表面によって反射された光を、それぞれ、プリズムを用いて、偏向させ、エリアセンサ23に導くようにすることもできる。
【0059】
また、前記実施態様においては、吸引管2によってめくり取られた紙幣Bへの第2の光源22からの赤外光の照射と、ホルダー1にセットされた紙幣Bの束の最上紙幣Bへの第1の光源22からの可視光の照射とを同時に実行しているが、第1の光源21からの可視光および第2の光源22からの赤外光の照射を同期させて、おこなえばよく、同時に、おこなう必要はない。
【0060】
さらに、前記実施態様においては、第2の光源22として、赤外光を発する光源を用いているが、紙幣Bを透過した光のパターンに基づき、精度良く、紙幣Bが、一枚づつ、吸引されているか否かを判別することができれば、赤外光に限らず、可視光を用いることもできる。
【0061】
また、前記実施態様においては、圧力センサ18によって検出される吸引通路10内の圧力変動によって、紙幣Bの枚数を計数するように構成されているが、磁気センサ28が作動片27を検出した回数をカウントすることによって、紙幣Bの枚数を計数するようにしてもよい。
【0062】
さらに、前記実施態様においては、入力手段46によって、計数すべき紙幣Bの金種を入力し、コントロールユニット40は、ROM41に記憶された各金種の紙幣の基準パターンデータのうち、入力手段46によって入力された計数すべき金種の基準パターンデータを読み出して、エリアセンサ23が、紙幣Bの表面からの反射光および紙幣Bを透過した透過光を光電的に検出して得た紙幣Bのパターンデータと比較し、紙幣Bが入力手段46によって入力された計数すべき金種の紙幣か否かおよび紙幣Bが一枚づつ、吸引管2によってめくり取られているか否かを判別しているが、入力手段46によって、計数すべき紙幣Bの金種を入力することなく、最初にめくり取られた紙幣Bの金種を判別して、RAM42に記憶させ、二枚目以降の紙幣Bの金種の判別および紙幣Bが一枚づつ、吸引管2によってめくり取られているか否かの判別にあたって、RAM42に記憶された金種の基準パターンデータをROM41から読み出して、紙幣Bの反射光および透過光のパターンデータと比較するようにすることもできる。この場合には、最初の最上紙幣Bの金種を判別する際、最上紙幣Bの表面からの反射光を、エリアセンサ23が光電的に検出して得たパターンデータと、ROM41に記憶された各金種の基準パターンデータとを比較することが必要である。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、帯封が付けられた紙幣の束から、紙幣を、一枚づつ、吸引して、めくり取りながら、計数する際に、紙幣が計数すべき受け入れ可能な紙幣か否かおよび紙幣が一枚づつ、吸引されているか否かを判別する紙幣計数機の紙幣判別装置であって、省スペースで、かつ、低コストの紙幣計数機の紙幣判別装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる紙幣判別装置の略正面図である。
【図2】図2は、図1の縦断面図である。
【図3】図3は、本発明の実施態様にかかる紙幣計数機の検出系、駆動系、制御系、入力系および表示系のブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
1 ホルダー
1a 載置板
1b 押え板
1c ホルダーの軸
2 吸引管
2a 開口部
2b キャップ
3 回転筒
4 回転筒の軸
5 モータ
6 吸引管の軸
10 吸引通路
12 真空ポンプ
13 ポンプモータ
14 連通路
15 ホルダーモータ
18 圧力センサ
21 第1の光源
22 第2の光源
23 エリアセンサ
24 プリズム
25 集光レンズ
26 集光レンズ
27 作動片
28 磁気センサ
30 ホルダーセンサ
31 歯車機構
40 コントロールユニット
41 ROM
42 RAM
43 ポンプモータ制御手段
44 A/Dコンバータ
45 スタートスイッチ
46 入力手段
47 リセット手段
50 表示手段

Claims (5)

  1. 計数すべき紙幣の束を保持するホルダー手段と、中空軸まわりに回転可能な回転筒であって、その上面に、等しい角度を隔てて設けられ、前記回転筒と同期して回転可能な複数の吸引手段を備えた回転筒と、前記中空軸内に真空圧を供給する真空ポンプ手段と、前記真空ポンプ手段の駆動を制御する真空ポンプ制御手段と、前記複数の吸引手段のうち、所定の領域内に位置し、前記ホルダー手段に保持された前記紙幣の束の表面に対向する前記吸引手段のみが前記中空軸と連通するように配置された連通手段とを備え、さらに、前記ホルダー手段に保持されている前記紙幣の束の前記吸引手段に対向した紙幣の表面に向けて、光を発する第1の光源と、前記吸引手段によってめくり取られた紙幣に向けて、光を発する第2の光源と、前記第1の光源から発せられ、前記紙幣の束の前記吸引手段に対向した前記紙幣の表面により反射された光と、前記第2の光源から発せられ、前記吸引手段によってめくり取られた前記紙幣を透過した透過光を異なる受光領域で受光するエリアセンサとを備えたことを特徴とする紙幣計数機の紙幣判別装置。
  2. さらに、前記第1の光源から発せられ、前記紙幣の束の前記吸引手段に対向した前記紙幣の表面により反射された光と、前記第2の光源から発せられ、前記吸引手段によってめくり取られた前記紙幣を透過した透過光の少なくとも一方を偏向させる偏向手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の紙幣計数機の紙幣判別装置。
  3. 前記偏向手段が、前記第2の光源から発せられ、前記吸引手段によってめくり取られた前記紙幣を透過した透過光を偏向させるように構成されたことを特徴とする請求項2に記載の紙幣計数機の紙幣判別装置。
  4. 前記偏向手段が、プリズムによって構成されたことを特徴とする請求項2また3に記載の紙幣計数機の紙幣判別装置。
  5. 前記第1の光源が、可視光を発する可視光源によって構成され、前記第2の光源が赤外光を発する赤外光源により構成されたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の紙幣計数機の紙幣判別装置。
JP11791499A 1999-04-26 1999-04-26 紙幣計数機の紙幣判別装置 Expired - Fee Related JP3614705B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11791499A JP3614705B2 (ja) 1999-04-26 1999-04-26 紙幣計数機の紙幣判別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11791499A JP3614705B2 (ja) 1999-04-26 1999-04-26 紙幣計数機の紙幣判別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000306143A JP2000306143A (ja) 2000-11-02
JP3614705B2 true JP3614705B2 (ja) 2005-01-26

Family

ID=14723312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11791499A Expired - Fee Related JP3614705B2 (ja) 1999-04-26 1999-04-26 紙幣計数機の紙幣判別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3614705B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004515012A (ja) * 2000-12-01 2004-05-20 マーズ インコーポレイテッド 偏光器に基づく検出器
KR100375570B1 (ko) * 2001-03-15 2003-03-15 (주)내일커뮤니티 실린더를 이용한 지폐 계수기
EP1241637A3 (en) * 2001-03-16 2004-01-07 Glory Ltd. Bill counter

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000306143A (ja) 2000-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910008436B1 (ko) 지폐 계수 기계용 판별장치
US4677682A (en) Bill counting machine
US6044952A (en) Multi-function optical sensor for a document acceptor
EP1584589A1 (en) Vertical collating machine
JP3614705B2 (ja) 紙幣計数機の紙幣判別装置
JP3751494B2 (ja) シート計数機
JP3519314B2 (ja) 紙幣判別装置
JP3535040B2 (ja) 紙幣判別装置
JP3535039B2 (ja) 紙幣計数機の紙幣判別装置
JP2542642B2 (ja) 紙幣計数機
JPH0525014Y2 (ja)
JPH0525013Y2 (ja)
JP2636613B2 (ja) 紙葉類計数機
JP2549320B2 (ja) シート計数機
JPH07113989B2 (ja) 紙幣計数機
JPH0241700Y2 (ja)
JP2000293727A (ja) 紙葉類計数機
JPH0215914B2 (ja)
JPH05755B2 (ja)
JPH0348685Y2 (ja)
JP3759330B2 (ja) 紙葉類計数機
JPH1069557A (ja) 紙幣出金装置
GB2205641A (en) Discriminating apparatus for bill counting machine
GB2238895A (en) Sheet counting machine
JPS63271686A (ja) 紙幣計数機における判別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20031217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees