JP2636613B2 - 紙葉類計数機 - Google Patents

紙葉類計数機

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JP2636613B2
JP2636613B2 JP3332297A JP33229791A JP2636613B2 JP 2636613 B2 JP2636613 B2 JP 2636613B2 JP 3332297 A JP3332297 A JP 3332297A JP 33229791 A JP33229791 A JP 33229791A JP 2636613 B2 JP2636613 B2 JP 2636613B2
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英幸 雲雀
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Laurel Bank Machine Co Ltd
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉類計数機に係り、特
に、同一のセンサにより異種券検知と二重送り検知とを
行う場合に好適な紙葉類計数機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭63−244294
号公報記載の如く、ホルダに装填した紙葉類を吸引軸に
吸着させて1枚ずつめくり取りながら計数するようにし
た紙葉類計数機が公知である。この種の紙葉類計数機で
は、紙葉類中における異種券混入の有無を検知する場合
には、紙葉類に照射した光線の反射光に基づく紙葉類の
画像パターンをイメージセンサで読取り、読取った画像
パターンと予め記憶してある基準パターンとを比較する
ことにより、異種券検知を行っている。また、紙葉類の
二重送りの有無を検知する場合には、透過光センサによ
り紙葉類の透過光量を検出することにより、二重検知を
行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の紙葉類計数機では、同一のセンサにより異種券
検知と二重送り検知とを行うことはできないため、イメ
ージセンサにより紙葉類の異種券検知を行い、透過光セ
ンサにより紙葉類の二重送り検知を行っており、異種券
検知専用のセンサと二重送り検知専用のセンサとが必要
になるという制約があった。このため、紙葉類計数機に
各々専用のセンサを配設しなければならず、検知機構や
信号処理が複雑化すると共に、専用のセンサにより異種
券検知や二重検知を行うための広い検知用スペースが必
要となり、また、コスト面でも高価につくという問題が
あった。
【0004】本発明は前記課題を解決するもので、同一
のセンサにより異種券検知と二重送り検知とを行うこと
を達成した紙葉類計数機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ホルダに装填された紙葉類を吸引軸によ
って吸引することにより1枚ずつめくり取りながら計数
すると共に、紙葉類中における異種券混入の有無、紙葉
類の二重送りの有無を検知する紙葉類計数機において、
前記吸引軸によるめくり取り動作中の紙葉類に光線を照
射する投光手段と、該投光手段からの光線の照射に伴っ
て紙葉類を透過した光線を検出して紙葉類の画像パター
ンを読取る検出手段とを具備してなり、前記投光手段
を、めくり取り状態にある紙葉類の一面側を臨む位置に
配設し、前記検出手段を、めくり取り状態にある紙葉類
の他面側を臨む位置に配設してなることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明によれば、紙葉類の吸引面側(一面側)
と反対面側(他面側)との合成画像パターンを検出する
ことができるため、従来のように紙葉類の一面側のみの
画像パターンを読取ることにより異種券検知や二重送り
検知を行う場合と比較し、検知精度を大幅に向上させる
ことができる。これにより、異種券の排除を確実に行う
ことができると共に、例えば紙葉類束中に混入した片面
コピー券を排除する際にも有効となる。また、従来の如
く異種券検知専用センサ及び二重送り検知専用センサを
別個に設けた場合のように、検知機構や信号処理が複雑
化する、広い検知用スペースを必要とする、コスト高と
なる等の不具合を解消することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本実施例の紙葉類計数機の平面図であり、
該紙葉類計数機は、紙葉類Sが装填されるホルダ1と、
回転筒(図示略)の上面に配設された複数の吸引軸2
と、紙葉類Sに光線を照射する投光器3と、紙葉類Sの
透過光をイメージセンサ5へ集光するレンズ4と、透過
光に基づき紙葉類Sの画像パターンを読取るイメージセ
ンサ5とを備える構成とされている。前記ホルダ1は、
その基端部の軸を中心に水平旋回させられることによ
り、図示の計数位置または図中左方の待機位置に位置す
るようになっている。紙葉類の計数時には、ホルダ1が
計数位置にある状態で回転筒を図中反時計方向へ回転さ
せながら、回転筒上の吸引軸2を軸6を中心として時計
方向へ回転させ、該吸引軸2の内部に真空圧を作用させ
ることにより、ホルダ1上の紙葉類Sを1枚ずつめくり
取りながら計数を行うと共に、後述するように紙葉類S
の異種券検知及び二重送り検知を行うようになってい
る。
【0008】また、前記投光器3は、読取り位置aにお
ける紙葉類の図中下方側(吸引面側)を臨む箇所に配置
されており、レンズ4及びイメージセンサ5は、読取り
位置aにおける紙葉類の図中上方側(反対面側)を臨む
箇所に配置されている。紙葉類の異種券検知及び二重送
り検知時には、投光器3から発した光線を紙葉類Sへ照
射させ、紙葉類Sを透過した光線をレンズ4によりイメ
ージセンサ5へ集光させることにより、該イメージセン
サ5により紙葉類Sの画像パターンを読取り、紙葉類の
異種券検知及び二重送り検知を行うようになっている。
【0009】即ち、本実施例の紙葉類計数機では異種券
検知専用のセンサ及び二重送り検知専用のセンサを設け
ずに、同一のセンサ(イメージセンサ5)により紙葉類
の異種券検知及び二重送り検知を行うようになってい
る。そして、紙葉類の異種券検知及び二重送り検知を行
う場合には、吸引軸2によりめくり取られた紙葉類Sが
読取り位置aまで達した時に、イメージセンサ5で受光
した透過光に基づき紙葉類Sの画像パターンを読取り、
読取った画像パターンと予め記憶してある基準パターン
とを比較することにより、紙葉類が異種券か否かを検知
すると共に、紙葉類が二重送りか否かを検知するように
なっている。紙葉類を異種券または二重送りと判別した
場合には、吸引軸2によりめくり取られた紙葉類Sが回
転筒停止位置bまで達した時に、回転筒を急停止させた
後、回転筒を時計方向へ逆回転させることにより、吸引
軸間の紙葉類を未計数側(ホルダ側)へ戻して分離する
ようになっている。
【0010】次に、上記の如く構成した本実施例の紙葉
類計数機による紙葉類の異種券検知及び二重送り検知動
作について説明する。
【0011】回転筒を図中反時計方向へ回転させなが
ら、回転筒上の吸引軸2を軸6中心に時計方向へ回転さ
せると共に吸引軸2内に真空圧を作用させると、吸引軸
2はホルダ1上の紙葉類Sを1枚ずつめくり取る動作を
開始する。吸引軸2によりめくり取った紙葉類Sが読取
り位置aまで達すると、投光器3から照射されている光
線が図中1点鎖線で示す経路で紙葉類Sを透過した後、
透過光はレンズ4によりイメージセンサ5へ集光され
る。これに伴い、イメージセンサ5は透過光に基づき紙
葉類Sの画像パターンを読取り、画像パターンと上記基
準パターンとを比較し、異種券検知及び二重送り検知を
行う。この場合、紙葉類が異種券または二重送りと判別
されると、紙葉類Sが回転筒停止位置bまで達した時点
で回転筒を急停止させてから回転筒を逆回転させ、吸引
軸間の紙葉類を未計数側へ戻して分離する。
【0012】即ち、本実施例によれば、異種券検知及び
二重送り検知を行うセンサをイメージセンサ5で兼用さ
せることにより、紙葉類の吸引面側(読取り位置aにお
ける紙葉類の図中下方側)と反対面側(読取り位置aに
おける紙葉類の図中上方側)との合成画像パターンを検
出することができるため、従来のように紙葉類の一面側
のみの画像パターンを読取ることにより異種券検知や二
重送り検知を行う場合と比較し、検知精度を大幅に向上
させることができる。従って、異種券の排除を確実に行
うことができると共に、例えば紙葉類束中に混入した片
面コピー券を排除する際にも有効となる。また、従来の
異種券検知専用のセンサ及び二重送り検知専用のセンサ
を別個に設けた場合のように、検知機構や信号処理が複
雑化する、広い検知用スペースを要する、コスト高とな
る等の不具合を解消することができる。
【0013】なお、上記実施例では、投光器をめくり取
り紙葉類に対して吸引面側に配置し、イメージセンサを
めくり取り紙葉類に対して吸引面の反対面側に配置する
構成としたが、投光器とイメージセンサとの配置関係を
逆にすることも可能である。また、回転筒の位置を判断
する場合は、吸引軸と真空ポンプとを連通接続する吸入
管路の途中に配設され、該吸入管路内の真空圧が紙葉類
の吸着可能な圧力に上昇しているかを検出する圧力セン
サの検出信号に基づき、回転筒の位置を判断することも
可能である。
【0014】また、上記実施例では、イメージセンサ5
の種類について特定していないが、ラインセンサまたは
エリアセンサのいずれも使用可能である。すなわち、券
種判別に関して、異種券を検知するだけならば、イメー
ジセンサによる紙葉類の画像パターンの検出箇所につい
ては何等制約はない。他方、異種券に加えて表裏判別す
る場合には、ラインセンサによる検出箇所は、紙葉類の
上下中心からずらして検出する必要があるのに対し、エ
リアセンサの場合は、同じ位置関係の画像パターンであ
っても上下関係が表れるため、表裏判別が可能となり、
従って検出箇所については何等制約はない。さらに、二
重送り検知について簡単に説明すると、券種判別デー
タ、さらに券種判別データに基づく紙葉類の上下左右関
係の判別データに基づき、検出した画像パターンの中か
ら最適箇所の画像データを選択し、対応する基準データ
を比較することで二重送り検知を行なうものである。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ホ
ルダに装填された紙葉類を吸引軸によって吸引すること
により1枚ずつめくり取りながら計数すると共に、紙葉
類中における異種券混入の有無、紙葉類の二重送りの有
無を検知する紙葉類計数機において、前記吸引軸による
めくり取り動作中の紙葉類に光線を照射する投光手段
と、該投光手段からの光線の照射に伴って紙葉類を透過
した光線を検出して紙葉類の画像パターンを読取る検出
手段とを具備してなり、前記投光手段を、めくり取り状
態にある紙葉類の一面側を臨む位置に配設し、前記検出
手段を、めくり取り状態にある紙葉類の他面側を臨む位
置に配設してなることを構成としたので、下記の効果を
奏する。 紙葉類の吸引面側(一面側)と反対面側(他面側)と
の合成画像パターンを検出することができるため、従来
のように紙葉類の一面側のみの画像パターンを読取るこ
とにより異種券検知や二重送り検知を行う場合と比較
し、検知精度を大幅に向上させることができる。従っ
て、異種券の排除を確実に行うことができると共に、例
えば紙葉類束中に混入した片面コピー券を排除する際に
も有効となる。 また、従来の如く異種券検知専用センサ及び二重送り
検知専用センサを別個に設けた場合のように、検知機構
や信号処理が複雑化すると共に、広い検知用スペースを
必要とし、更にはコスト高となる等の不具合を解消する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の紙葉類計数機の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 ホルダ 2 吸引軸 3 投光器(投光手段) 5 イメージセンサ(検出手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダに装填された紙葉類を吸引軸によ
    って吸引することにより1枚ずつめくり取りながら計数
    すると共に、紙葉類中における異種券混入の有無、紙葉
    類の二重送りの有無を検知する紙葉類計数機において、 前記吸引軸によるめくり取り動作中の紙葉類に光線を照
    射する投光手段と、該投光手段からの光線の照射に伴っ
    て紙葉類を透過した光線を検出して紙葉類の画像パター
    ンを読取る検出手段とを具備してなり、 前記投光手段を、めくり取り状態にある紙葉類の一面側
    を臨む位置に配設し、前記検出手段を、めくり取り状態
    にある紙葉類の他面側を臨む位置に配設してなることを
    特徴とする紙葉類計数機。
JP3332297A 1991-12-16 1991-12-16 紙葉類計数機 Expired - Lifetime JP2636613B2 (ja)

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KR20100060996A (ko) * 2008-11-28 2010-06-07 엘지엔시스(주) 매체 겹침 검지 장치 및 그 방법
KR101590635B1 (ko) * 2008-11-28 2016-02-18 주식회사 엘지씨엔에스 매체 겹침 검지 장치 및 그 방법

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