JPS63271686A - 紙幣計数機における判別装置 - Google Patents
紙幣計数機における判別装置Info
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- JPS63271686A JPS63271686A JP62106971A JP10697187A JPS63271686A JP S63271686 A JPS63271686 A JP S63271686A JP 62106971 A JP62106971 A JP 62106971A JP 10697187 A JP10697187 A JP 10697187A JP S63271686 A JPS63271686 A JP S63271686A
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Landscapes
- Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は紙幣計数機に関わり、特に、紙幣表面の光学パ
ターンを読取って異種券混入の存無等を検出しつつ計数
を行なうようにした紙幣計数機の判別装置に関するもの
である。
ターンを読取って異種券混入の存無等を検出しつつ計数
を行なうようにした紙幣計数機の判別装置に関するもの
である。
「従来の技術」
従来、この種の紙幣計数機として、本出願人は実開昭6
0−104979号公報に示す如き「紙幣計数機におけ
る判別装置」を既に提供している。
0−104979号公報に示す如き「紙幣計数機におけ
る判別装置」を既に提供している。
この紙幣計数機は、公転しながら自転する吸引軸内の真
空圧により、ホルダーに装填した紙幣を一枚ずつ吸着し
てめくり取りながら計数するものであって、計数中の紙
幣に異なる金種の紙幣が混入しているか否かを同時にヂ
エックする機能を有1−.ている。
空圧により、ホルダーに装填した紙幣を一枚ずつ吸着し
てめくり取りながら計数するものであって、計数中の紙
幣に異なる金種の紙幣が混入しているか否かを同時にヂ
エックする機能を有1−.ている。
「発明が解決しようとする問題点」
ところで、このような紙幣計数機における判別装置にお
いては、紙幣束の一端側をホルダで固定した状態で、他
端側をめくり取りつつ計数するようにしているので、1
枚目の紙幣以外は、めくり取られた紙幣から反射光が照
射されることになる。
いては、紙幣束の一端側をホルダで固定した状態で、他
端側をめくり取りつつ計数するようにしているので、1
枚目の紙幣以外は、めくり取られた紙幣から反射光が照
射されることになる。
従って、検出された1枚目の紙幣の表面パターンのレベ
ルは、2枚目以降の表面パターンのレベルよりも低くな
るが、このような表面パターンを比較する際、基準とな
る判別基準パターンのレベルは一定であるため、正確な
比較判断を行うことができないという不具合があった。
ルは、2枚目以降の表面パターンのレベルよりも低くな
るが、このような表面パターンを比較する際、基準とな
る判別基準パターンのレベルは一定であるため、正確な
比較判断を行うことができないという不具合があった。
また、同様に、最後に計数された紙幣(N枚目の紙幣)
にあっては、後方からの未計数紙幣の反射かないため、
2枚目から(N−1)枚目までの紙幣と比較して、検出
された表面パターンのレベルが全体的に低くなり、これ
によって、1枚目の紙幣と同様の不具合が生じていた。
にあっては、後方からの未計数紙幣の反射かないため、
2枚目から(N−1)枚目までの紙幣と比較して、検出
された表面パターンのレベルが全体的に低くなり、これ
によって、1枚目の紙幣と同様の不具合が生じていた。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであって、1
枚目と最終であるN枚目の紙幣において、基準パターン
を及び判別処理内容を変更して、反射光の影響を最小限
に押さえるようにした紙幣計数機における判別装置を得
ることを目的する。
枚目と最終であるN枚目の紙幣において、基準パターン
を及び判別処理内容を変更して、反射光の影響を最小限
に押さえるようにした紙幣計数機における判別装置を得
ることを目的する。
「問題点を解決するための手段」
そして、この目的を達成するため、第1の発明は、ボル
ダに装填されたN枚の紙幣を吸引軸に吸着させて一枚ず
つめくり取りながら計数する紙幣計数機における判別装
置において、紙幣の表面に光線を照射する投光器と、該
紙幣の表面で反射した光線を検出して、紙幣の表面パタ
ーンを読み取る検出素子と、この検出素子によって読み
取られた表面パターンを、記憶手段に記憶されている複
数種の判別基準パターンと比較する比較手段と、紙幣の
計数値に応じて判別基準パターンの一つを記憶手段から
選択する選択手段とを設けてなり、前記記憶手段に記憶
された判別基準パターンを、1枚目の紙幣を比較する際
に適用される第1の判別基準パターンと、N枚目の紙幣
を処理する際に適用される第2の判別基準パターンと、
2枚目から(N−1)枚目までの紙幣を処理する際に適
用される第3の判別基準パターンとから構成し、前記第
1の判別基準パターン及び第2の判別基準パターンのレ
ベルを、第3の判別基準パターンのレベルより小とする
ようにしている。
ダに装填されたN枚の紙幣を吸引軸に吸着させて一枚ず
つめくり取りながら計数する紙幣計数機における判別装
置において、紙幣の表面に光線を照射する投光器と、該
紙幣の表面で反射した光線を検出して、紙幣の表面パタ
ーンを読み取る検出素子と、この検出素子によって読み
取られた表面パターンを、記憶手段に記憶されている複
数種の判別基準パターンと比較する比較手段と、紙幣の
計数値に応じて判別基準パターンの一つを記憶手段から
選択する選択手段とを設けてなり、前記記憶手段に記憶
された判別基準パターンを、1枚目の紙幣を比較する際
に適用される第1の判別基準パターンと、N枚目の紙幣
を処理する際に適用される第2の判別基準パターンと、
2枚目から(N−1)枚目までの紙幣を処理する際に適
用される第3の判別基準パターンとから構成し、前記第
1の判別基準パターン及び第2の判別基準パターンのレ
ベルを、第3の判別基準パターンのレベルより小とする
ようにしている。
また、第2の発明によれば、ホルダに装填された紙幣を
吸引軸に吸着させて一枚ずつめくり取りながら計数する
紙幣計数機における判別装置において、紙幣の表面に光
線を照射する投光器と、該紙幣の表面で反射した光線を
検出して、紙幣の表面パターンを読み取る検出素子と、
この検出素子によって読み取られた表面パターンを、記
憶手段に記憶されている複数種の判別基準パターンと比
較する比較手段と、紙幣の計数値に応じて判別基準パタ
ーンの一つを選択する選択手段とを設けてなり、前記比
較手段を、1枚目の紙幣の表面パタ−ンと判別基準パタ
ーンとを比較する第1の処理と、N枚目の紙幣の表面パ
ターンと判別基準パターンとを比較する第2の処理と、
2枚目から(N−])枚目までの紙幣の表面パターンと
判別基準パターンとを比較する第3の処理とから構成し
、前記第1の処理及び第2の処理を、検出素子によって
読み取られた表面パターンと、選択手段によって選択さ
れた判別基準パターンのいずれか一方のレベルを、受光
素子の受光量に対応させて低レベル側あるいは高レベル
側にそれぞれシフトさせるようにしている。
吸引軸に吸着させて一枚ずつめくり取りながら計数する
紙幣計数機における判別装置において、紙幣の表面に光
線を照射する投光器と、該紙幣の表面で反射した光線を
検出して、紙幣の表面パターンを読み取る検出素子と、
この検出素子によって読み取られた表面パターンを、記
憶手段に記憶されている複数種の判別基準パターンと比
較する比較手段と、紙幣の計数値に応じて判別基準パタ
ーンの一つを選択する選択手段とを設けてなり、前記比
較手段を、1枚目の紙幣の表面パタ−ンと判別基準パタ
ーンとを比較する第1の処理と、N枚目の紙幣の表面パ
ターンと判別基準パターンとを比較する第2の処理と、
2枚目から(N−])枚目までの紙幣の表面パターンと
判別基準パターンとを比較する第3の処理とから構成し
、前記第1の処理及び第2の処理を、検出素子によって
読み取られた表面パターンと、選択手段によって選択さ
れた判別基準パターンのいずれか一方のレベルを、受光
素子の受光量に対応させて低レベル側あるいは高レベル
側にそれぞれシフトさせるようにしている。
「作用 」
この第1の発明によれば、紙幣の計数値に応じて判別基
準パターンの一つが選択される。
準パターンの一つが選択される。
そして、このとき選択される判別基準パターンは、1枚
目の紙幣を比較する際jこ適用される第1の判別基準パ
ターンと、N枚目の紙幣を処理する際に適用される第2
の判別基準パターンと、2枚目から(N−1)枚目まで
の紙幣を処理する際に適用される第3の判別基準パター
ンの3種類があり、前記第1の判別基準パターン及び第
2の゛判別基準パターンのレベルが、第3の判別基準パ
ターンのレベルより低く設定されているので、最初の紙
幣と最後のN枚目の紙幣において、前後の紙幣から反射
光が照射されないことに伴う影響が排除される。
目の紙幣を比較する際jこ適用される第1の判別基準パ
ターンと、N枚目の紙幣を処理する際に適用される第2
の判別基準パターンと、2枚目から(N−1)枚目まで
の紙幣を処理する際に適用される第3の判別基準パター
ンの3種類があり、前記第1の判別基準パターン及び第
2の゛判別基準パターンのレベルが、第3の判別基準パ
ターンのレベルより低く設定されているので、最初の紙
幣と最後のN枚目の紙幣において、前後の紙幣から反射
光が照射されないことに伴う影響が排除される。
また、第2の発明によれば、検出素子によって読み取ら
れた表面パターンと、選択手段によって選択された判別
基準パターンのいずれか一方のレベルを、1枚目とN枚
目の紙幣について、受光素子の受光量に対応さU“て低
レベル側あるいは高レベル側にそれぞれシフトさせるよ
うにしたので、1枚目の紙幣と最後のN枚目の紙幣にお
いて、前後の紙幣から反射光が照射されないことに伴う
影響が排除される。
れた表面パターンと、選択手段によって選択された判別
基準パターンのいずれか一方のレベルを、1枚目とN枚
目の紙幣について、受光素子の受光量に対応さU“て低
レベル側あるいは高レベル側にそれぞれシフトさせるよ
うにしたので、1枚目の紙幣と最後のN枚目の紙幣にお
いて、前後の紙幣から反射光が照射されないことに伴う
影響が排除される。
「実施例」
以下、本発明を第1図〜第1θ図に示す一実施例に基づ
いて説明する。
いて説明する。
まず、第1図ないし第3図にしたがって紙幣計数様機構
の構成を説明すれば、この計数機構は、紙幣Sをホルダ
1に載せてこのホルダ1を軸2を中心として水平旋回さ
せることにより、第1図実線で示す計数位置、あるいは
第1図鎖線で示す待機位置に移動させ、ホルダlが計数
位置にあるときに、回転筒3を軸4を中心として第1図
反時計方向に回転させながら、回転筒3上の吸引軸5を
軸6を中心として時計方向に回転させ、この吸引軸5内
に真空圧を作用させてホルダーI上の紙幣Sを1枚ずつ
めくり取りながら計数を行なうとともに、後述する投光
器から紙幣Sの表面に照射した光線の反射光を受光器で
読取って紙幣の判別を行なうようにした基本構成となっ
ている。
の構成を説明すれば、この計数機構は、紙幣Sをホルダ
1に載せてこのホルダ1を軸2を中心として水平旋回さ
せることにより、第1図実線で示す計数位置、あるいは
第1図鎖線で示す待機位置に移動させ、ホルダlが計数
位置にあるときに、回転筒3を軸4を中心として第1図
反時計方向に回転させながら、回転筒3上の吸引軸5を
軸6を中心として時計方向に回転させ、この吸引軸5内
に真空圧を作用させてホルダーI上の紙幣Sを1枚ずつ
めくり取りながら計数を行なうとともに、後述する投光
器から紙幣Sの表面に照射した光線の反射光を受光器で
読取って紙幣の判別を行なうようにした基本構成となっ
ている。
前記ホルダー!には、紙幣Sを裏側(吸引軸5の反対側
)から支える台板1aが設けられ、この台板1aの表面
1bは、反射光レベルが低くなるよう黒色系で形成され
ている。
)から支える台板1aが設けられ、この台板1aの表面
1bは、反射光レベルが低くなるよう黒色系で形成され
ている。
前記回転筒3および吸引軸5の軸4,6は、第3図に示
すように中空状に形成されるとともに、吸入管路7を介
して真空ポンプ8の吸入ボート9に接続されており、こ
の真空ポンプ8の真空圧が、前記吸引軸5の外周の一部
に設けた開口部10を介して紙幣Sに作用することによ
り、吸引軸5に紙幣Sが吸着されるようになっている。
すように中空状に形成されるとともに、吸入管路7を介
して真空ポンプ8の吸入ボート9に接続されており、こ
の真空ポンプ8の真空圧が、前記吸引軸5の外周の一部
に設けた開口部10を介して紙幣Sに作用することによ
り、吸引軸5に紙幣Sが吸着されるようになっている。
また、前記吸入管路7の途中には圧力センサ11が設け
られており、この圧力センサ11によって、吸入管路7
内の真空圧が紙幣を吸着し得る程度に上昇したか否かが
検出されるようになっている。
られており、この圧力センサ11によって、吸入管路7
内の真空圧が紙幣を吸着し得る程度に上昇したか否かが
検出されるようになっている。
一方、前記真空ポンプ8の排気ポートL2には、排気管
路13が接続されており、この排気管路13の先端には
、紙幣Sの側面に排気を吹付けて紙幣S相互の分離を容
易にするための排気ノズル14が設けられ、一方、排気
管路13の途中には、紙幣の計数が行なわれていないと
きに排気を放出口15に切換えて排気ノズル14からの
騒音の発生を防止するソレノイドバルブ16が設けられ
ている。
路13が接続されており、この排気管路13の先端には
、紙幣Sの側面に排気を吹付けて紙幣S相互の分離を容
易にするための排気ノズル14が設けられ、一方、排気
管路13の途中には、紙幣の計数が行なわれていないと
きに排気を放出口15に切換えて排気ノズル14からの
騒音の発生を防止するソレノイドバルブ16が設けられ
ている。
また、前記吸引軸5のそれぞれには、第1図〜第3図に
示すように、一対の位置規制片5aが固定されている。
示すように、一対の位置規制片5aが固定されている。
この位置規制片5aは、吸引軸5の側面から突出し、か
つ該吸引軸5の開口部10を間に挾むように設けられた
ものであって、開口部10から外気が吸引されて吸引軸
5に紙幣が吸着された際に、紙幣を側方から支持して、
該紙幣の倒れあるいは折り曲がりを防止するようになっ
ている。そして、このように前記位置規制片5aによっ
て、吸引軸5が吸着分離した紙幣の起立状態を保つこと
により、二重送りされているか否かを検知する箇所(第
1図において紙幣が吸着分離された位置Sa)に、該紙
幣の位置決めが行なわれるようになっている。
つ該吸引軸5の開口部10を間に挾むように設けられた
ものであって、開口部10から外気が吸引されて吸引軸
5に紙幣が吸着された際に、紙幣を側方から支持して、
該紙幣の倒れあるいは折り曲がりを防止するようになっ
ている。そして、このように前記位置規制片5aによっ
て、吸引軸5が吸着分離した紙幣の起立状態を保つこと
により、二重送りされているか否かを検知する箇所(第
1図において紙幣が吸着分離された位置Sa)に、該紙
幣の位置決めが行なわれるようになっている。
また、前記回転筒3の外周には、磁性体からなる作動片
17が複数貼付されており、これらの作動片17か磁気
センサ18を作動させるか否かにより各吸引軸5が待機
位置(開口部10が紙幣に正対しかつ吸引軸5内が真空
ポンプ8と連通される位置)にあるか、あるいは開始位
置(開口部IOか紙幣に正対する直前の位置にあって、
かつ吸引軸5内が真空ポンプ8から構成される装置)に
あるかが検出されるようになっている。
17が複数貼付されており、これらの作動片17か磁気
センサ18を作動させるか否かにより各吸引軸5が待機
位置(開口部10が紙幣に正対しかつ吸引軸5内が真空
ポンプ8と連通される位置)にあるか、あるいは開始位
置(開口部IOか紙幣に正対する直前の位置にあって、
かつ吸引軸5内が真空ポンプ8から構成される装置)に
あるかが検出されるようになっている。
なお、第3図において、符号19は回転筒3をヘルド2
0を介して駆動する計数モータ、符号21は真空ポンプ
8をベルト22を介して駆動するポンプモータ、符号2
3はボルダ−!を旋回させるホルダーモータ、符号24
Aおよび24Bは、ボルダ−1が閉位置(吸引軸5に接
近した位置)にあるか開位置(吸引軸5から離間した位
置)にあるかを検出するホルダー位置検出スイッヂであ
る。
0を介して駆動する計数モータ、符号21は真空ポンプ
8をベルト22を介して駆動するポンプモータ、符号2
3はボルダ−!を旋回させるホルダーモータ、符号24
Aおよび24Bは、ボルダ−1が閉位置(吸引軸5に接
近した位置)にあるか開位置(吸引軸5から離間した位
置)にあるかを検出するホルダー位置検出スイッヂであ
る。
更に、回転筒3の近傍には、セパレータ25が設けられ
ており、このセパレータ25は、軸26に水平旋回自在
に支持されるとともに、ばね27によって第1図反時計
方向に付勢され、更に、バッヂソレノイド28に操作さ
れて第1図時計方向に旋回させられるようになっている
。そして、このセパレータ25は、後述するように異金
種紙幣を検出したときにすでにめくり取られた紙幣とま
だめくり取られていない紙幣との間に挿入されて両者を
分離させる機能を有している。
ており、このセパレータ25は、軸26に水平旋回自在
に支持されるとともに、ばね27によって第1図反時計
方向に付勢され、更に、バッヂソレノイド28に操作さ
れて第1図時計方向に旋回させられるようになっている
。そして、このセパレータ25は、後述するように異金
種紙幣を検出したときにすでにめくり取られた紙幣とま
だめくり取られていない紙幣との間に挿入されて両者を
分離させる機能を有している。
次に、紙幣を束ねた帯封に確認印を押す押印機構につい
て第1図を参照して説明する。
て第1図を参照して説明する。
第1図において符号30で示されるものは、ホルダ!に
設けられた印鑑保持部材であって、この印鑑保持部材3
0によって印鑑3Kが矢印(イ)=(ロ)方向に移動自
在に支持され、かつ紙幣Sに対して近接離間するように
移動自在に支持されている。また、前記ホルダlの基端
部には、ダイヤル32が設けられており、このダイヤル
32を回転させることによって、前記印鑑31が矢印(
イ)−(ロ)方向に移動して、印鑑31の捺印部31a
が帯封Bに位置合わせされるようになっている。
設けられた印鑑保持部材であって、この印鑑保持部材3
0によって印鑑3Kが矢印(イ)=(ロ)方向に移動自
在に支持され、かつ紙幣Sに対して近接離間するように
移動自在に支持されている。また、前記ホルダlの基端
部には、ダイヤル32が設けられており、このダイヤル
32を回転させることによって、前記印鑑31が矢印(
イ)−(ロ)方向に移動して、印鑑31の捺印部31a
が帯封Bに位置合わせされるようになっている。
また、ホルダ1を支持する基台上には、軸33を中心と
して水平面内で回動する打撃アーム34と、該打撃アー
ム34を回動させるソレノイド35とが設けられており
、この打撃アーム34をソレノイド35の動作により回
動させることによって、該打撃アーム34の先端部が印
鑑の後端部3tbを後方から押圧して、該印鑑31の捺
印部3Iaを帯封上に近接さけ、これによって帯封上に
捺印が行なわれるようにしている。
して水平面内で回動する打撃アーム34と、該打撃アー
ム34を回動させるソレノイド35とが設けられており
、この打撃アーム34をソレノイド35の動作により回
動させることによって、該打撃アーム34の先端部が印
鑑の後端部3tbを後方から押圧して、該印鑑31の捺
印部3Iaを帯封上に近接さけ、これによって帯封上に
捺印が行なわれるようにしている。
次に、前記吸引軸5によってめくり取られた紙幣の二重
送り検出機構について第1図を参照して説明する。
送り検出機構について第1図を参照して説明する。
第1図に符号37及び符号38でそれぞれ示すものは二
重送り検出用ランプ及び受光素子(これら素子によって
二重送り検知センサが構成される)であり、符号39で
示すものは受光素子に光を集光する集光レンズである。
重送り検出用ランプ及び受光素子(これら素子によって
二重送り検知センサが構成される)であり、符号39で
示すものは受光素子に光を集光する集光レンズである。
前記二重送り検出用ランプ37及び受光素子38は共に
回転筒3側に向けて設けられたものであって、前記二重
送り検出用ランプ37から発光された光線は、めくり取
られた紙幣Saに対して交差する方向から照射され、か
つ該紙幣Saのめくり取り部分における略中央位置に照
射されるようになっている。
回転筒3側に向けて設けられたものであって、前記二重
送り検出用ランプ37から発光された光線は、めくり取
られた紙幣Saに対して交差する方向から照射され、か
つ該紙幣Saのめくり取り部分における略中央位置に照
射されるようになっている。
そして、このように光の照射が行なわれた紙幣Saは、
この紙幣Saを透過した光の量つまり透過光量が受光素
子38により検出され、更に、この受光素子38が検出
した透過光量に基づき二重送りの判断がなされるように
なっている。すなわち、この透過光量が所定値以上であ
れば正常な送り(一枚送り)と判断され、透過光量が所
定値以下であれば二重送りとt、lI断されるようにな
っている。
この紙幣Saを透過した光の量つまり透過光量が受光素
子38により検出され、更に、この受光素子38が検出
した透過光量に基づき二重送りの判断がなされるように
なっている。すなわち、この透過光量が所定値以上であ
れば正常な送り(一枚送り)と判断され、透過光量が所
定値以下であれば二重送りとt、lI断されるようにな
っている。
次に、紙幣の金種判別および表裏判別を行う判別機構に
ついて第1図及び第2図を参照して説明する。
ついて第1図及び第2図を参照して説明する。
図において符号40で示すものは、集積された最前面の
紙幣sbに光を照射する投光器、符号41で示すものは
、この投光器40から紙幣sbに照射された光の反射光
を受光する受光器(検出素子)であって、投光器40か
ら発せられた光線は、紙幣sbの二点鎖線で示すエリア
Eを含む領域に照射されるようになっている。
紙幣sbに光を照射する投光器、符号41で示すものは
、この投光器40から紙幣sbに照射された光の反射光
を受光する受光器(検出素子)であって、投光器40か
ら発せられた光線は、紙幣sbの二点鎖線で示すエリア
Eを含む領域に照射されるようになっている。
また、前記受光器41は、紙幣表面のパターンに応じた
電気信号を発生させるエリアセンサ42と、このエリア
センサ42に紙幣sbの反射光を集光する集光レンズ4
3とから構成されている。
電気信号を発生させるエリアセンサ42と、このエリア
センサ42に紙幣sbの反射光を集光する集光レンズ4
3とから構成されている。
そして、前記エリアセンサ42は、ライン状のイメージ
センサがそのラインと直交する方向に多数配置された2
次元状のセンサで後述する判別制御回路46から発せら
れるトリガ信号により動作して、前記エリアEのスキャ
ニングを行ない、このエリアEの特定位置(ラインある
いは座標)における反射光量を電気信号に変換して、紙
幣表面のパターンに応じた波形の信号を出力するように
なっている。つまり、前記エリアセンサ42は、その横
方向がエリアEのX座標に対応し、また、その縦方向が
エリアEのY座標に対応しており、このようなエリアセ
ンサの縦横座標とエリアEのXY座標との対応によって
、エリアEにおける表面パターン(ラインデータ)を例
えば、Y=1、Y−3とラインを指定して読み出すこと
ができ、更には、読み出されたエリアデータをROM
64 (記憶手段)(後述する)に記憶されている基準
データ(判別基準パターン)と比較して、紙幣sbの金
種判別及び表裏判別を行うことができるようになってい
る(詳細は後述する)。
センサがそのラインと直交する方向に多数配置された2
次元状のセンサで後述する判別制御回路46から発せら
れるトリガ信号により動作して、前記エリアEのスキャ
ニングを行ない、このエリアEの特定位置(ラインある
いは座標)における反射光量を電気信号に変換して、紙
幣表面のパターンに応じた波形の信号を出力するように
なっている。つまり、前記エリアセンサ42は、その横
方向がエリアEのX座標に対応し、また、その縦方向が
エリアEのY座標に対応しており、このようなエリアセ
ンサの縦横座標とエリアEのXY座標との対応によって
、エリアEにおける表面パターン(ラインデータ)を例
えば、Y=1、Y−3とラインを指定して読み出すこと
ができ、更には、読み出されたエリアデータをROM
64 (記憶手段)(後述する)に記憶されている基準
データ(判別基準パターン)と比較して、紙幣sbの金
種判別及び表裏判別を行うことができるようになってい
る(詳細は後述する)。
次に、計数機構によって計数された1枚目と最終である
N枚目の紙幣(紙幣束の場合は通常N=!00)につい
て、判別基準パターンを及び判別処理内容を変更するよ
うにした誤差防止手段(1)〜(3)について説明する
。
N枚目の紙幣(紙幣束の場合は通常N=!00)につい
て、判別基準パターンを及び判別処理内容を変更するよ
うにした誤差防止手段(1)〜(3)について説明する
。
まず、誤差防止手段(1)について説明すると、この誤
差防止手段(1)は、1枚目とN枚目の紙幣について、
2枚目〜(N−1)枚目の紙幣と異なる判別基準パター
ンを設けたものであって、1枚目紙幣の判別基檗パター
ンのレベルと、N枚目紙幣の判別基準パターンのレベル
とが、2枚目〜(N−1)枚目の紙幣の判別基めパター
ンのレベルより低く設定されている。つまり、1枚目の
紙幣については既計数紙幣から光の反射がなく、最終の
N枚目の紙幣については未計数紙幣からの光の反射がな
いため、これら1枚目とN枚目の紙幣について、エリア
センサ42の検出レベルが全体的に低くなり、このよう
な検出レベルの低下を補正するために、1枚目及びN枚
目の紙幣の判別基準パターンのレベルが、2枚目〜(N
−1)枚目の紙幣の判別基準パターンのレベルより低く
設定されている。
差防止手段(1)は、1枚目とN枚目の紙幣について、
2枚目〜(N−1)枚目の紙幣と異なる判別基準パター
ンを設けたものであって、1枚目紙幣の判別基檗パター
ンのレベルと、N枚目紙幣の判別基準パターンのレベル
とが、2枚目〜(N−1)枚目の紙幣の判別基めパター
ンのレベルより低く設定されている。つまり、1枚目の
紙幣については既計数紙幣から光の反射がなく、最終の
N枚目の紙幣については未計数紙幣からの光の反射がな
いため、これら1枚目とN枚目の紙幣について、エリア
センサ42の検出レベルが全体的に低くなり、このよう
な検出レベルの低下を補正するために、1枚目及びN枚
目の紙幣の判別基準パターンのレベルが、2枚目〜(N
−1)枚目の紙幣の判別基準パターンのレベルより低く
設定されている。
次に、誤差防止手段(2)及び(3)について説明する
と、まず、誤差防止手段(2)は、1枚目の紙幣におい
て既計数紙幣から光の反射がないこと、最終のN枚目の
紙幣について未計数紙幣からの光の反射がないことを補
正すべく、1枚目とN枚目の紙幣について、エリアセン
サ42からそれぞれ出力されたパターン信号のレベルを
全体的に高レベル側にシフトさせるようにしている。
と、まず、誤差防止手段(2)は、1枚目の紙幣におい
て既計数紙幣から光の反射がないこと、最終のN枚目の
紙幣について未計数紙幣からの光の反射がないことを補
正すべく、1枚目とN枚目の紙幣について、エリアセン
サ42からそれぞれ出力されたパターン信号のレベルを
全体的に高レベル側にシフトさせるようにしている。
また、誤差防止手段(3)は、誤差防止手段(2)で示
した理由と同様の理由により、1枚目とN枚目の紙幣に
ついて、判別基準パターンの出力レベルを全体的に低レ
ベル側にシフトさせて補正するようにしている。
した理由と同様の理由により、1枚目とN枚目の紙幣に
ついて、判別基準パターンの出力レベルを全体的に低レ
ベル側にシフトさせて補正するようにしている。
そして、紙幣の異種券検出をするに際しては、誤差防止
手段(1)〜(3)の内の一つを予め選択しておき、こ
の選択した手段に従って、1枚目の紙幣において既計数
紙幣から、あるいはN枚目の紙幣において未計数紙幣か
らの反射光が照射され無いことによる影響を排除するよ
うにしている。
手段(1)〜(3)の内の一つを予め選択しておき、こ
の選択した手段に従って、1枚目の紙幣において既計数
紙幣から、あるいはN枚目の紙幣において未計数紙幣か
らの反射光が照射され無いことによる影響を排除するよ
うにしている。
次いで、第4図により、前記計数機構および判別機構を
それぞれ操作する計数制御回路45および判別制御回路
46(選択・比較手段)を説明する。
それぞれ操作する計数制御回路45および判別制御回路
46(選択・比較手段)を説明する。
すなわち、計数制御回路45は、後述する計数制御プロ
グラム(第5図及び第6図参照)等を記憶しているRO
M47と、このROM47に記憶されているプログラム
に従って各種データの書込みと読出しとを行なうRA
M 48と、これらを制御するCPU49とから構成さ
れている。更に、CPU49には、入力側I10ボート
50およびレシーバ51を介して、計数動作開始を指示
するスタートスイッチ52、金種及び二重送り判別を行
うための検出モードスイッチ53、表裏判別を行うため
の表裏モードスイッチ54か接続されるとともに、ボル
ダ−1が閉位置にあるか開位置にあるかを検出するホル
ダ位置検出センサ24Aおよび24B1回転筒位置セン
サ18、圧力センサ11及びクリアスイッチ等のその他
の操作スイッチ55がそれぞれ接続されている。
グラム(第5図及び第6図参照)等を記憶しているRO
M47と、このROM47に記憶されているプログラム
に従って各種データの書込みと読出しとを行なうRA
M 48と、これらを制御するCPU49とから構成さ
れている。更に、CPU49には、入力側I10ボート
50およびレシーバ51を介して、計数動作開始を指示
するスタートスイッチ52、金種及び二重送り判別を行
うための検出モードスイッチ53、表裏判別を行うため
の表裏モードスイッチ54か接続されるとともに、ボル
ダ−1が閉位置にあるか開位置にあるかを検出するホル
ダ位置検出センサ24Aおよび24B1回転筒位置セン
サ18、圧力センサ11及びクリアスイッチ等のその他
の操作スイッチ55がそれぞれ接続されている。
なお、スタートスイッチ52は、この一実施例ではホル
ダーlに設けた押ボタン60(第1図参照)から構成さ
れているが、例えば、ホルダー1に紙幣Sが装填された
ことを検出するセンサ(図示略)をスタートスイッチ5
2として使用してもよい。
ダーlに設けた押ボタン60(第1図参照)から構成さ
れているが、例えば、ホルダー1に紙幣Sが装填された
ことを検出するセンサ(図示略)をスタートスイッチ5
2として使用してもよい。
また、前記CPU49には、出力側I10ポート61お
よびドライバ62を介して、ソレノイド(捺印ソレノイ
ド)35、二重送り検出用ランプ37あるいは投光器4
0とからなるランプ、ホルダーモータ23、計数モータ
19、ポンプモータ211ソレノイドバルブ16、パッ
チソレノイド28、および紙幣計数機の操作パネル(図
示略)などに設けられて紙幣の枚数、異常の有無等を表
示する表示部63がそれぞれ接続されている。
よびドライバ62を介して、ソレノイド(捺印ソレノイ
ド)35、二重送り検出用ランプ37あるいは投光器4
0とからなるランプ、ホルダーモータ23、計数モータ
19、ポンプモータ211ソレノイドバルブ16、パッ
チソレノイド28、および紙幣計数機の操作パネル(図
示略)などに設けられて紙幣の枚数、異常の有無等を表
示する表示部63がそれぞれ接続されている。
一方、前記判別制御回路46は、判別制御プログラム(
第7図及び第8図参照)等を記憶しているROM(記憶
手段)64と、この16M64に記憶されているプログ
ラムに従って各種データの書き込みと読み出しとを行う
r(AM65と、これらを制御するCPU66とから構
成されている。更に、前記CPU66には、出力用I1
0ボート70及び駆動回路71を介してエリアセンサ3
4が接続され、このエリアセンサ34の出力が増幅器7
2、A/Dコンバータ73、入力側I10ボート74を
介して前記CPU66に入力されるようになっている。
第7図及び第8図参照)等を記憶しているROM(記憶
手段)64と、この16M64に記憶されているプログ
ラムに従って各種データの書き込みと読み出しとを行う
r(AM65と、これらを制御するCPU66とから構
成されている。更に、前記CPU66には、出力用I1
0ボート70及び駆動回路71を介してエリアセンサ3
4が接続され、このエリアセンサ34の出力が増幅器7
2、A/Dコンバータ73、入力側I10ボート74を
介して前記CPU66に入力されるようになっている。
なお、前記駆動回路71からエリアセンサ34に供給さ
れる駆動信号は、X軸駆動用信号とX軸駆動用信号とか
らなり、これらXM駆動用信号とX軸駆動用信号の出力
によって紙幣のエリアEにおける特定位置の表面パター
ン(エリアデータ)を読み出すようになっている。そし
て、このようなエリアEにおけろ表面パターンのデータ
を取り出す際には、まず、X軸駆動用信号を出力してエ
リアE(第2図参照)のY座標を決定してから、X軸駆
動用信号を出力してエリアEのX座標を決定するように
すれば良い。例えば、Yを1に設定してエリアEにおけ
るデータをラインデータ(X。
れる駆動信号は、X軸駆動用信号とX軸駆動用信号とか
らなり、これらXM駆動用信号とX軸駆動用信号の出力
によって紙幣のエリアEにおける特定位置の表面パター
ン(エリアデータ)を読み出すようになっている。そし
て、このようなエリアEにおけろ表面パターンのデータ
を取り出す際には、まず、X軸駆動用信号を出力してエ
リアE(第2図参照)のY座標を決定してから、X軸駆
動用信号を出力してエリアEのX座標を決定するように
すれば良い。例えば、Yを1に設定してエリアEにおけ
るデータをラインデータ(X。
l)として読み出し、更に、Yを3に設定してエリアE
におけるデータをラインデータ(X、3)として読み出
し、これら読み出された複数のラインデータ(X、l)
、(X、3)等をRAMB51:記憶されている基早デ
ータと比較するようにすれば良い(なお、駆動用信号の
X軸及びY軸は第2図に示すエリアEのX軸及びY軸に
それぞれ対応している)。
におけるデータをラインデータ(X、3)として読み出
し、これら読み出された複数のラインデータ(X、l)
、(X、3)等をRAMB51:記憶されている基早デ
ータと比較するようにすれば良い(なお、駆動用信号の
X軸及びY軸は第2図に示すエリアEのX軸及びY軸に
それぞれ対応している)。
一方、前記A/Dコンバータ73には、エリアセンサ3
4と同様に、増幅器78を介して二重送り検知センサ3
7・38が接続されている。また、これら増幅器72・
78とA/Dコンバータ73との間には、出力側I10
ボート70からの切換信号によって動作するアナログス
イッチ79・80がそれぞれ設けられており、これらア
ナログスイッチ79・80によって、エリアセンサ34
あるいは二重送り検知センサ37・38のいずれか一方
の出力信号がA/Dコンバータ73に送られるようにな
っている。
4と同様に、増幅器78を介して二重送り検知センサ3
7・38が接続されている。また、これら増幅器72・
78とA/Dコンバータ73との間には、出力側I10
ボート70からの切換信号によって動作するアナログス
イッチ79・80がそれぞれ設けられており、これらア
ナログスイッチ79・80によって、エリアセンサ34
あるいは二重送り検知センサ37・38のいずれか一方
の出力信号がA/Dコンバータ73に送られるようにな
っている。
また、前記計数制御回路45のCPU49と判別制御回
路46のCPU66とは、データ伝送用I10ボート8
1,82を介して相互に接続されており、相互にデータ
を変換して連動動作し得るように構成されている。
路46のCPU66とは、データ伝送用I10ボート8
1,82を介して相互に接続されており、相互にデータ
を変換して連動動作し得るように構成されている。
以下、第5図及び第9図に従って、前記計数制御回路4
5のROM47に記憶されたプログラムの内容を紙幣計
数機の動作とともに説明する。
5のROM47に記憶されたプログラムの内容を紙幣計
数機の動作とともに説明する。
なお、第5図におけるSNは以下の説明におけるステッ
プNを示し、第9図おけるTnは以下の説明におけるタ
イミングTnを示すものとする。
プNを示し、第9図おけるTnは以下の説明におけるタ
イミングTnを示すものとする。
(a)◇計数制御動作1(第5図及び第9図参照)〈ス
テップl〉 電源投入 くステップ2〉 ホルダ位置検出センサ24A、24I3の出力信号によ
り、ホルダ1が開位置にあるか否かを判断し、NOの場
合にはホルダーモータ23を駆動してホルダーlを開“
位置に設定しくステップ3)、YESの場合には次のス
テップ4へ進む。
テップl〉 電源投入 くステップ2〉 ホルダ位置検出センサ24A、24I3の出力信号によ
り、ホルダ1が開位置にあるか否かを判断し、NOの場
合にはホルダーモータ23を駆動してホルダーlを開“
位置に設定しくステップ3)、YESの場合には次のス
テップ4へ進む。
くステップ4〉
回転筒位置センサ18からの出力の有無により、吸引軸
5が待機位置(すなわち、吸引軸5が紙幣に正対する位
置)にあるか否かを判断し、NOの場合には、計数モー
タ19を低速駆動して吸引軸5を待機位置に設定しくス
テップ5)、YESの場合には次のステップ6へ進む。
5が待機位置(すなわち、吸引軸5が紙幣に正対する位
置)にあるか否かを判断し、NOの場合には、計数モー
タ19を低速駆動して吸引軸5を待機位置に設定しくス
テップ5)、YESの場合には次のステップ6へ進む。
くステップ6〉
モードの設定操作がなされているか否かを判断し、YE
Sの場合には、各種のモード設定動作、−例えば捺印モ
ードの操作設定により捺印モードを記憶しくステップ5
0)、また、NOの場合には次のステップ7へ進む。
Sの場合には、各種のモード設定動作、−例えば捺印モ
ードの操作設定により捺印モードを記憶しくステップ5
0)、また、NOの場合には次のステップ7へ進む。
〈ステップ7〉
スタートスイッチ52からスタート信号(ST)が出力
されたか否かを判断し、NOの場合には前記ステップ6
に戻り、YESの場合には、次のステップ8に進む(タ
イミングT、)。
されたか否かを判断し、NOの場合には前記ステップ6
に戻り、YESの場合には、次のステップ8に進む(タ
イミングT、)。
くステップ8〉
検出モードスイッヂ53がONとなっているか否かを判
断し、YESの場合には、二重送り検出ランプ37及び
投光器40を点灯しくステップ9)、また、Noの場合
は、次のステップ10に進み計数動作を開始する。
断し、YESの場合には、二重送り検出ランプ37及び
投光器40を点灯しくステップ9)、また、Noの場合
は、次のステップ10に進み計数動作を開始する。
くステップ10>
ホルダー位置センサ24A、24Bの出力により、ホル
ダーlが閉位置にあるか否かを判断して、Noの場合に
は、ホルダモータ駆動信号(I−IMD)が出力されて
、ホルダーモータ23を駆動してホルダーlを閉位置に
設定しくステップ11)、YESの場合には次のステッ
プ12へ進む(タイミング’rt)。
ダーlが閉位置にあるか否かを判断して、Noの場合に
は、ホルダモータ駆動信号(I−IMD)が出力されて
、ホルダーモータ23を駆動してホルダーlを閉位置に
設定しくステップ11)、YESの場合には次のステッ
プ12へ進む(タイミング’rt)。
くステップ+2>
ポンプ駆動信号(P M P )が出力されて、ポンプ
モータ21を駆動するとともに、ソレノイドバルブ駆動
信号(SV)が出力されて、ソレノイドバルブ16を排
気ノズル14側に切換える。
モータ21を駆動するとともに、ソレノイドバルブ駆動
信号(SV)が出力されて、ソレノイドバルブ16を排
気ノズル14側に切換える。
くステップ13>
吸引軸5が開始位置にあるか否かを判別し、NOの場合
には、計数モータ駆動信号(CM D )が出力されて
、計数モータ19を低速で逆方向に駆動して吸引軸5を
開始位置に設定しくステップ14)、また、YESの場
合には、次のステップへ進む(タイミングT、)。
には、計数モータ駆動信号(CM D )が出力されて
、計数モータ19を低速で逆方向に駆動して吸引軸5を
開始位置に設定しくステップ14)、また、YESの場
合には、次のステップへ進む(タイミングT、)。
くステップ15>
圧力判定信号(VSW)が出力されたか否かを判別し、
すなわち、吸入管路7内の真空圧が所定の値まで上昇し
たか否かを判別して、Noの場合には、前記タイミング
T3から所定時間(真空圧上昇に必要とされる時間)経
過したか否かを判別しくステップ16)、このステップ
16がNoの場合には、ステップ15へ戻り、また、ス
テップ16がYESの場合には、後述する吸引不良処理
ルール(第5図に鎖線Aで示す)へ進む。
すなわち、吸入管路7内の真空圧が所定の値まで上昇し
たか否かを判別して、Noの場合には、前記タイミング
T3から所定時間(真空圧上昇に必要とされる時間)経
過したか否かを判別しくステップ16)、このステップ
16がNoの場合には、ステップ15へ戻り、また、ス
テップ16がYESの場合には、後述する吸引不良処理
ルール(第5図に鎖線Aで示す)へ進む。
一方、このステップI5がYESの場合には次のステッ
プ17へ進む(タイミングT4)。
プ17へ進む(タイミングT4)。
くステップ17>
前記圧力判別信号(VSW)が出力されたとき(ステッ
プ15)に、計数モータ駆動信号(CM D )が出力
されて、回転筒3および吸引軸5の回転を開始する。
プ15)に、計数モータ駆動信号(CM D )が出力
されて、回転筒3および吸引軸5の回転を開始する。
くステップtS>
吸引軸5が紙幣を一枚ずつめくり取りながら計数を行な
い、回転筒位置センサ18が信号(SNS)を発生する
たびに、エリアセンサ42の検出データを取り出すため
のトリガー信号(TrLG)が出力される。また、この
とき計数信号(CNT)が出力されて、紙幣の計数(あ
るいは判別)を行なう(タイミングT8〜’i’m)。
い、回転筒位置センサ18が信号(SNS)を発生する
たびに、エリアセンサ42の検出データを取り出すため
のトリガー信号(TrLG)が出力される。また、この
とき計数信号(CNT)が出力されて、紙幣の計数(あ
るいは判別)を行なう(タイミングT8〜’i’m)。
くステップ19>
圧力判定信号(VSW)が出力されているか否か、すな
わち、めくり取るべき紙幣がなくなって吸入管路7内の
真空圧が上昇できない状1(OFF”)となっているか
否かを判別し、OFFとなった(タイミングTm+1)
ことを条件として次のステップ20へ進む。
わち、めくり取るべき紙幣がなくなって吸入管路7内の
真空圧が上昇できない状1(OFF”)となっているか
否かを判別し、OFFとなった(タイミングTm+1)
ことを条件として次のステップ20へ進む。
くステップ20〉
計数モータ19、ポンプモータ21を停止する。
くステップ21>
ステップ20によって回転筒3の停止動作と並行して、
ホルダのオーブン信号が出力されたか否かの判別を行い
、YESの場合にはステップ2に戻り(タイミングTn
)、NOの場合にはこのステップ21で待機する。そし
て、ステップ2に戻った場合には(タイミングT n)
、ホルダーlが開になったか否かの判別が行なわれ、ホ
ルダーlが開となるまでホルダーモータ駆動信号(HM
D)が出力される。
ホルダのオーブン信号が出力されたか否かの判別を行い
、YESの場合にはステップ2に戻り(タイミングTn
)、NOの場合にはこのステップ21で待機する。そし
て、ステップ2に戻った場合には(タイミングT n)
、ホルダーlが開になったか否かの判別が行なわれ、ホ
ルダーlが開となるまでホルダーモータ駆動信号(HM
D)が出力される。
そして、ボルダ−が開(ステップ4;タイミングTn+
1)となると、モータ駆動信号(HMD)がOFFとな
ると同時に計数モータ駆動信号(CMD)が出力されて
、計数モータ19を駆動する。そして、この計数モータ
19の駆動によって吸引軸5か待機位置にまで移動して
来ると、回転筒位置センサ18の出力がONとなり、こ
れと同時に計数モータ19が停止されられる (タイミ
ングTn+t)。
1)となると、モータ駆動信号(HMD)がOFFとな
ると同時に計数モータ駆動信号(CMD)が出力されて
、計数モータ19を駆動する。そして、この計数モータ
19の駆動によって吸引軸5か待機位置にまで移動して
来ると、回転筒位置センサ18の出力がONとなり、こ
れと同時に計数モータ19が停止されられる (タイミ
ングTn+t)。
このようにして吸引軸5が待機位置に停止さけられると
、次回のスタート信号(ステップ7)によって、直ちに
計数を開始し得る状態となって、次の準備が完了する。
、次回のスタート信号(ステップ7)によって、直ちに
計数を開始し得る状態となって、次の準備が完了する。
次いで、吸引、不良処理ルート八について説明する。
すなわち、計数モータ19のブレーキの動作不良などの
原因によって回転筒3が所定位置に停止することができ
ない場合には、吸入管路7の内部が外部から密閉されな
いため、一定時間以上経過しても真空圧が上昇せず、し
たがって、圧力判定信号がONとなることができない(
ステップ16)。
原因によって回転筒3が所定位置に停止することができ
ない場合には、吸入管路7の内部が外部から密閉されな
いため、一定時間以上経過しても真空圧が上昇せず、し
たがって、圧力判定信号がONとなることができない(
ステップ16)。
このような場合には、計数モータ19を定速で逆転させ
て回転筒3の位置を調整しくステップ30)、ステップ
13ないし15を繰り返す。そして、この動作をN回繰
り返しても真空圧が上昇しない場合(ステップ31)に
は、ポンプモータ21を停止させ(ステップ32)、ア
ラーム信号を出力しくステップ33)、その後、機械を
停止させる (ステップ34)。
て回転筒3の位置を調整しくステップ30)、ステップ
13ないし15を繰り返す。そして、この動作をN回繰
り返しても真空圧が上昇しない場合(ステップ31)に
は、ポンプモータ21を停止させ(ステップ32)、ア
ラーム信号を出力しくステップ33)、その後、機械を
停止させる (ステップ34)。
次に、CPU49における計数処理フローについて第6
図を参照して説明し、更に、CPU66における判別処
理フローについて第7図及び第8図を参照して説明する
。
図を参照して説明し、更に、CPU66における判別処
理フローについて第7図及び第8図を参照して説明する
。
◇計数制御動作2 (第6図参照)
くステップ100〉
スタート
くステップlot>
検出モードスイッチ53/l<ONとなっているか否か
、すなわち、紙幣表面のパターンを読取る必要があるか
否かを判断し、YESの場合には、判別ON信号及び表
裏モード信号(但し、表裏モードスイッチ54/l<O
Nのときのみ、以下同じ)を出力しくステップ102
)、更にこれら紙幣判別ON信号及び表裏モード信号
を第7図に示す判別ルーチンに供給する(矢印■で示す
)。
、すなわち、紙幣表面のパターンを読取る必要があるか
否かを判断し、YESの場合には、判別ON信号及び表
裏モード信号(但し、表裏モードスイッチ54/l<O
Nのときのみ、以下同じ)を出力しくステップ102
)、更にこれら紙幣判別ON信号及び表裏モード信号
を第7図に示す判別ルーチンに供給する(矢印■で示す
)。
また、検出モードスイッチ53がOF’Fとなっている
場合には、計数のみを行うと判断して、次のステップ1
03に進む。
場合には、計数のみを行うと判断して、次のステップ1
03に進む。
くステップ103>
回転筒位置センサ出力信号(SNS)の立上がりを検出
し、YESとなった場合に次のステップ104へ進む。
し、YESとなった場合に次のステップ104へ進む。
くステップ104〉
前記ステップ103と同一のタイミングでトリガー信号
(T RG )を立上がらせるとともに、このトリガー
信号(TRG)の出力を第7図に示す判別ルーチンに供
給する(矢印■で示す)。
(T RG )を立上がらせるとともに、このトリガー
信号(TRG)の出力を第7図に示す判別ルーチンに供
給する(矢印■で示す)。
くステップ105〉
回転筒位置センサ出力信号(SNS)の0N−OF’F
状態を検出し、0N(YES)の場合には、圧力判定信
号(VSW)がONとなっているか否かを゛判別しくス
テップ106)、このステップ+06がNOの場合に、
判別OFF信号を出力しくステップ150 )、かつ、
計数モータI9、ポンプモータ21の駆動及び二重送り
検出用ランプ37、投光器40の点灯を停止する(ステ
ップ151 )。また、前記ステップ10Gにおいて、
圧力判定信号(VSW)の出力がある(YES)の場合
には、次のステップ107へ進む。
状態を検出し、0N(YES)の場合には、圧力判定信
号(VSW)がONとなっているか否かを゛判別しくス
テップ106)、このステップ+06がNOの場合に、
判別OFF信号を出力しくステップ150 )、かつ、
計数モータI9、ポンプモータ21の駆動及び二重送り
検出用ランプ37、投光器40の点灯を停止する(ステ
ップ151 )。また、前記ステップ10Gにおいて、
圧力判定信号(VSW)の出力がある(YES)の場合
には、次のステップ107へ進む。
〈ステップ107〉
検出モードスイッチ53がONとなっているか否かを判
断し、YESの場合にはステップ108に進み、NOの
場合にはステップ109に進む。
断し、YESの場合にはステップ108に進み、NOの
場合にはステップ109に進む。
くステップ108〉
異金種が検出された場合、表裏判別モードの時に表裏不
一致が検出された場合、全ての基準パターンと一致せず
判別異常と判断された場合、あるいは二重吸着が検出さ
れた場合に、判別処理フローから出力されるエラー信号
(矢印■で示す)の入力があるか否かを判断し、YES
の場合にはバッチソレノイド28を動作させて計数を中
断し、また、NOの場合にはステップ109に進む。
一致が検出された場合、全ての基準パターンと一致せず
判別異常と判断された場合、あるいは二重吸着が検出さ
れた場合に、判別処理フローから出力されるエラー信号
(矢印■で示す)の入力があるか否かを判断し、YES
の場合にはバッチソレノイド28を動作させて計数を中
断し、また、NOの場合にはステップ109に進む。
くステップ109〉
バッチモードがONとなっているか否かを判断し、NO
の場合にはステップ105に戻り、YESに場合にはス
テップ+10に進む。
の場合にはステップ105に戻り、YESに場合にはス
テップ+10に進む。
くステップ110>
紙幣の枚数判別を行い、紙幣の計数値が所定枚 −
散に満たないと判断された場合(No)には、ステップ
105に戻り、また、紙幣の計数値が所定枚数に達した
と判断された場合(YES)には、バッチソレノイド2
8をONとして、計数紙幣を未計数紙幣から分離した後
(ステップ111)に、判別OFF信号を出力して(ス
テップ112)(この判別OFF信号は矢印■に示すよ
うに判別処理フローに供給される)、計数モータ19、
ポンプモータ21の駆動及び二重送り検出用ランプ37
、投光器40の点灯を停止する(ステップ113)。そ
して、次のステップ114に進む。
散に満たないと判断された場合(No)には、ステップ
105に戻り、また、紙幣の計数値が所定枚数に達した
と判断された場合(YES)には、バッチソレノイド2
8をONとして、計数紙幣を未計数紙幣から分離した後
(ステップ111)に、判別OFF信号を出力して(ス
テップ112)(この判別OFF信号は矢印■に示すよ
うに判別処理フローに供給される)、計数モータ19、
ポンプモータ21の駆動及び二重送り検出用ランプ37
、投光器40の点灯を停止する(ステップ113)。そ
して、次のステップ114に進む。
くステップ114〉
上記したバッチ処理時、もしくはエラー検出時°に動作
したセパレータ25の作動を解除するクリア操作が行な
われたか否かを判断し、YESの場合にステップ115
に進む。
したセパレータ25の作動を解除するクリア操作が行な
われたか否かを判断し、YESの場合にステップ115
に進む。
〈ステップ115>
ホルダーlに対しオーブン信号(ステップ21参照)を
出力して、このフローが終了する。
出力して、このフローが終了する。
次に、ステップ120〜ステツプ121について説明す
る。
る。
くステップ120〉
前記ステップ+05において、回転筒位置センサ出力信
号(SNS)の0N−OFF状態を検出し、ONの状態
であれば、前記ステップ105〜ステツプ109(また
はステップ110)のルーチンを回り続け、OFF状態
となったところで、このステップ120へ移行する。そ
して、前記ステップ106と同様に、圧力判定信号(V
SW)がONとなっているか否かを判別し、この判別が
NOの場合には、前記ステップ106と同様に次のステ
ップ150へ進み、判別OFF信号を出力する(ステッ
プ150)とともに、計数モータ19、ポンプモータ2
1の駆動及び二重送り検出用ランプ37、投光器40の
点灯を停止する(ステップ151)。
号(SNS)の0N−OFF状態を検出し、ONの状態
であれば、前記ステップ105〜ステツプ109(また
はステップ110)のルーチンを回り続け、OFF状態
となったところで、このステップ120へ移行する。そ
して、前記ステップ106と同様に、圧力判定信号(V
SW)がONとなっているか否かを判別し、この判別が
NOの場合には、前記ステップ106と同様に次のステ
ップ150へ進み、判別OFF信号を出力する(ステッ
プ150)とともに、計数モータ19、ポンプモータ2
1の駆動及び二重送り検出用ランプ37、投光器40の
点灯を停止する(ステップ151)。
また、前記圧力判定信号(VSW)の出力がYESの場
合には、ステップ121に進む。
合には、ステップ121に進む。
〈ステップ121>
回転筒位置センサ出力信号(SNS)がONとなってい
るか否かを再度判別し、Noの場合にはステップ120
に戻り、YESの場合には、トリガー信号(T RG
)を出力して(ステップ122)(このTRGは矢印■
に示すように判別処理フローに供給される)、カウンタ
を1計数した後(ステップ123)ステップ105に戻
る。
るか否かを再度判別し、Noの場合にはステップ120
に戻り、YESの場合には、トリガー信号(T RG
)を出力して(ステップ122)(このTRGは矢印■
に示すように判別処理フローに供給される)、カウンタ
を1計数した後(ステップ123)ステップ105に戻
る。
次に、ステップ150〜ステツプ165について説明す
る。
る。
くステップ150〉
前述したようにステップ106.120において、圧力
判定信号(VSW)の出力が検出されない場合、例えば
待機位置にある紙幣が吸着されない、あるいは計数され
るべき紙幣がない場合等には、判別OFF信号が出力さ
れ、かつ、計数モータI9、ポンプモータ21の駆動及
び二重送り検出用ランプ37、投光器40の点灯を停止
さけた後(ステップ+51)、ステップ152に進む。
判定信号(VSW)の出力が検出されない場合、例えば
待機位置にある紙幣が吸着されない、あるいは計数され
るべき紙幣がない場合等には、判別OFF信号が出力さ
れ、かつ、計数モータI9、ポンプモータ21の駆動及
び二重送り検出用ランプ37、投光器40の点灯を停止
さけた後(ステップ+51)、ステップ152に進む。
くステップI52〉
検出モードスイッチ53がONとなっているか否かを判
断し、Noの場合にはステップlGOに進み、YESの
場合にはステップ【53に進む。
断し、Noの場合にはステップlGOに進み、YESの
場合にはステップ【53に進む。
くステップ153〉
一定の時間に亙って(ステップ154)、判別ルーチン
からエンド信号が出力(矢印■で示す)されなかった場
合、例えば、計数すべき紙幣がセットされているにら拘
わらず、紙幣の吸着が行なわれなかった場合等には、記
憶部(RAM48あるいはCPU!19)の所定のエリ
アに残留エラーを示すフラグを立てた後(ステップ!5
5)、次のステップI”14に進む。
からエンド信号が出力(矢印■で示す)されなかった場
合、例えば、計数すべき紙幣がセットされているにら拘
わらず、紙幣の吸着が行なわれなかった場合等には、記
憶部(RAM48あるいはCPU!19)の所定のエリ
アに残留エラーを示すフラグを立てた後(ステップ!5
5)、次のステップI”14に進む。
また、第7図の判別処理フローからエンド信号が出力さ
れた場合には次のステップ160に進む。
れた場合には次のステップ160に進む。
〈ステップ160〉
モード設定が枚数チェックモードになっているか否かを
判断し、Noの場合にはステップI64に進み、YES
の場合にはステップ161に進む。
判断し、Noの場合にはステップI64に進み、YES
の場合にはステップ161に進む。
くステップ161〉
枚数チェックモードにおいて設定された枚数に、計数さ
れた紙幣の計数値が一致しているか否かを判断し、No
の場合には記憶部の所定のエリアに不一致エラーを示す
フラグを立て(ステップ166 )、ステップ+14に
進む。また、設定された枚数と計数値とが一致した場合
(YES)には、次のステップ162に進む。
れた紙幣の計数値が一致しているか否かを判断し、No
の場合には記憶部の所定のエリアに不一致エラーを示す
フラグを立て(ステップ166 )、ステップ+14に
進む。また、設定された枚数と計数値とが一致した場合
(YES)には、次のステップ162に進む。
くステップ162〉
モード設定が捺印モードにセットされているか否かを判
断し、YESの場合には捺印ソレノイド35を動作させ
て、帯封に捺印しくステップ163 )、また、Noの
場合には次のステップ16 jlに進む。
断し、YESの場合には捺印ソレノイド35を動作させ
て、帯封に捺印しくステップ163 )、また、Noの
場合には次のステップ16 jlに進む。
くステップ164〉
加算モードにセットされているか否かを判断し、YES
の場合には、先に計数された紙幣の計数結果を加算し、
その加算結果を記憶部に記憶させ、また、Noの場合に
は、ステップ+15に進み・計数処理が終了する。
の場合には、先に計数された紙幣の計数結果を加算し、
その加算結果を記憶部に記憶させ、また、Noの場合に
は、ステップ+15に進み・計数処理が終了する。
次に、CPU66における判別処理フローについて第7
図、第8図及び第1O図のタイムチャートを参照して説
明する。
図、第8図及び第1O図のタイムチャートを参照して説
明する。
くステップ200〉
スタート
くステップ201〉
計数ルーチンからトリガー信号(T RG X矢印■で
示す)が出力されたか否かを判断し、YESの場合に次
のステップ202に進む。
示す)が出力されたか否かを判断し、YESの場合に次
のステップ202に進む。
くステップ202〉
計数ルーチンから判別ON信号(矢印■で示す)が出力
されたか否かを判断し、NOの場合にはステップ201
に戻り、YESの場合には、第4図に示すアナログスイ
ッチ80を選択して、二重送り検知センサ37.38の
出力を増幅器78、A/Dコンバータ73を介して取り
込み、RAM65に記憶した後(ステップ203)、ス
テップ204に進む。
されたか否かを判断し、NOの場合にはステップ201
に戻り、YESの場合には、第4図に示すアナログスイ
ッチ80を選択して、二重送り検知センサ37.38の
出力を増幅器78、A/Dコンバータ73を介して取り
込み、RAM65に記憶した後(ステップ203)、ス
テップ204に進む。
くステップ204〉
ステップ2I4、ステップ222、ステップ234にお
いてセットされたエラーコードに基づき、異金種の混入
有り、表裏不一致有り、判別異常有り(異常紙幣の混入
)か否かを判断しくこれら異金種の混入、表裏不一致、
判別異常の検出についてはステップ213.221,2
33で述べる)、YESである場合にはエラー信号及び
エラーコードを出力して、そのエラー内容を表示部63
に表示した後(ステップ205)、ステップ201に戻
る。なお、前記ステップ205で出力されたエラー信号
は矢印■で示すように第6図の計数ルーチンのステップ
108に供給される。
いてセットされたエラーコードに基づき、異金種の混入
有り、表裏不一致有り、判別異常有り(異常紙幣の混入
)か否かを判断しくこれら異金種の混入、表裏不一致、
判別異常の検出についてはステップ213.221,2
33で述べる)、YESである場合にはエラー信号及び
エラーコードを出力して、そのエラー内容を表示部63
に表示した後(ステップ205)、ステップ201に戻
る。なお、前記ステップ205で出力されたエラー信号
は矢印■で示すように第6図の計数ルーチンのステップ
108に供給される。
また、異金種の混入、表裏不一致、判別異常が無い場合
(NO)には次のステップ206に進む。
(NO)には次のステップ206に進む。
なお、最初のトリガー信号(T RG )出力時には、
ステップ2!4.222.234を通っておらず、判別
もなされていないから、最初のステップ204は常にN
oでステップ206に進む。
ステップ2!4.222.234を通っておらず、判別
もなされていないから、最初のステップ204は常にN
oでステップ206に進む。
くステップ206〉
ステップ203で二重送り検知センサ37.38から取
り込んだ検出データとステップ217(後述する)でセ
ットされた判別基準となる二重比較レベルとに基づいて
、紙幣が二重吸着がされたか否かを判断し、YESの場
合にはエラー信号及びエラーコードを出力して、そのエ
ラー内容を表示部63に表示した後(ステップ207)
、ステップ201に戻る。
り込んだ検出データとステップ217(後述する)でセ
ットされた判別基準となる二重比較レベルとに基づいて
、紙幣が二重吸着がされたか否かを判断し、YESの場
合にはエラー信号及びエラーコードを出力して、そのエ
ラー内容を表示部63に表示した後(ステップ207)
、ステップ201に戻る。
なお、前記ステップ207で出力されたエラー信号は矢
印■で示すように第6図の計数ルーチンのステップ10
8に供給される。
印■で示すように第6図の計数ルーチンのステップ10
8に供給される。
また、NOの場合つまり二重吸着が無と判断された場合
には次のステップ208に進む。
には次のステップ208に進む。
なお、ステップ204と同様に最初のトリガー信号(T
RG)出力時には、二重吸着を判別すべき紙幣Saは第
1図の位置に存在せず、また、基準となる二重比較レベ
ルはセットされていないので、このステップ206は常
にNoでステップ2084こ進む。
RG)出力時には、二重吸着を判別すべき紙幣Saは第
1図の位置に存在せず、また、基準となる二重比較レベ
ルはセットされていないので、このステップ206は常
にNoでステップ2084こ進む。
くステップ208〉
第4図に示すアナログスイッチ79を選択し、エリアセ
ンサ34の出力を増幅器72、A/D :)ンバータ7
3を介してRAM65に記憶することにより、エリアE
におけるエリアデータ(Nラインにおけるデータ)の取
り込みが行なわれる。なお、このエリアデータの取り込
みは、第8図に示すようなフローに基づいて行なわれる
。
ンサ34の出力を増幅器72、A/D :)ンバータ7
3を介してRAM65に記憶することにより、エリアE
におけるエリアデータ(Nラインにおけるデータ)の取
り込みが行なわれる。なお、このエリアデータの取り込
みは、第8図に示すようなフローに基づいて行なわれる
。
つまり、取り込み信号が出力された場合(ステップ30
0)に、Yを0、Xを0に設定した後(ステップ30I
)、次のステップ302に進む。そして、このステップ
302では、必要とするNラインのデータ(ラインデー
タ)の出力が終了しjこか否かを判断し、YESの場合
には判別開始信号が出力されて(ステップ303)、第
7図のメインルーチンに戻る。また、ステップ302に
おいて、Noの場合には指定されたNラインのデータが
ステップ312で出力されるまで、ステップ304〜3
Ilをループし、該データの出力が行なわれた時点で前
述したようにステップ303に進む。
0)に、Yを0、Xを0に設定した後(ステップ30I
)、次のステップ302に進む。そして、このステップ
302では、必要とするNラインのデータ(ラインデー
タ)の出力が終了しjこか否かを判断し、YESの場合
には判別開始信号が出力されて(ステップ303)、第
7図のメインルーチンに戻る。また、ステップ302に
おいて、Noの場合には指定されたNラインのデータが
ステップ312で出力されるまで、ステップ304〜3
Ilをループし、該データの出力が行なわれた時点で前
述したようにステップ303に進む。
そして、このようにエリアデータのライン毎の取り込み
が終了すると、第7図に示す次のステップ209に進む
。
が終了すると、第7図に示す次のステップ209に進む
。
くステップ209〉
ステップ208において取り込んだデータかパターンを
有さないレベルのものか否か(すなわち、前期ホルダl
の表面tbの黒色パターンか否か)を判断し、YES(
データ無)である場合には、エンド信号を出力した後(
ステップ21O)、ステップ201に戻る。なお、前記
ステップ210で出力されたエンド信号は矢印■で示す
ように第6図の計数ルーチンのステップ153に供給さ
れる。
有さないレベルのものか否か(すなわち、前期ホルダl
の表面tbの黒色パターンか否か)を判断し、YES(
データ無)である場合には、エンド信号を出力した後(
ステップ21O)、ステップ201に戻る。なお、前記
ステップ210で出力されたエンド信号は矢印■で示す
ように第6図の計数ルーチンのステップ153に供給さ
れる。
また、取り込んだエリアデータがパターンを有するレベ
ルのものである場合(No)には、次のステップ211
に進む。
ルのものである場合(No)には、次のステップ211
に進む。
くステップ211〉
吸引軸5によって吸着された紙幣が1枚目であるか否か
を判断し、YESである場合には、ステップ212に進
み、NOである場合にはステップ230に進む。
を判断し、YESである場合には、ステップ212に進
み、NOである場合にはステップ230に進む。
〈ステップ212〉
ステップ208で取り込まれた1枚目の紙幣におけるエ
リアデータに対して、ROM64に記憶されている現行
3金種(L種の金種)合計12パターン(4×Lパター
ン)の基準データ(1金種について、表裏正逆4パター
ンある)とを比較して、次のステップ213に進む。
リアデータに対して、ROM64に記憶されている現行
3金種(L種の金種)合計12パターン(4×Lパター
ン)の基準データ(1金種について、表裏正逆4パター
ンある)とを比較して、次のステップ213に進む。
なお、このステップ212では、エリアデータと基準デ
ータとを比較するに際して、予め選択しておいた誤差防
止手段(1)〜(3)のいずれか一つのモードに従い、
前記計数紙幣を処理する。
ータとを比較するに際して、予め選択しておいた誤差防
止手段(1)〜(3)のいずれか一つのモードに従い、
前記計数紙幣を処理する。
くステップ213〉
前記1枚目の紙幣のエリアデータと、12パターンの基
準データとを比較した結果、一致したパターンがあるか
否かを判断し、NOの場合には、判別が不能な異常紙幣
であるとして記憶部(RAM65)の所定のエリアに判
別異常を示すフラグを立てて(ステップ214)、前記
ステップ201に戻る。
準データとを比較した結果、一致したパターンがあるか
否かを判断し、NOの場合には、判別が不能な異常紙幣
であるとして記憶部(RAM65)の所定のエリアに判
別異常を示すフラグを立てて(ステップ214)、前記
ステップ201に戻る。
また、一致パターンがある(Y E S ”)の場合に
は、記憶部(RAM65)の所定のエリアに判別された
紙幣が3金種の内のいずれか1つであることヲ示すフラ
グを立て(ステップ2!5)、更に、該紙幣の表裏を示
すフラグを立てた後(ステップ216)、判別した金種
と表裏情報とに基づいてROM64に記憶させである二
重吸着の判別基準である二重比較レベルを記憶部(r(
AM65)にセットした後(ステップ217)、ステッ
プ218に進む。
は、記憶部(RAM65)の所定のエリアに判別された
紙幣が3金種の内のいずれか1つであることヲ示すフラ
グを立て(ステップ2!5)、更に、該紙幣の表裏を示
すフラグを立てた後(ステップ216)、判別した金種
と表裏情報とに基づいてROM64に記憶させである二
重吸着の判別基準である二重比較レベルを記憶部(r(
AM65)にセットした後(ステップ217)、ステッ
プ218に進む。
〈ステップ230〉
一方、前述したステップ211において、前記吸引軸5
により吸着された紙幣が1枚目でないと判断され、かつ
、このステップにおいて、前記紙幣が100枚目の紙幣
でない(No)と判断された場合、つまり計数紙幣が2
〜99枚目であると判断された場合には、ステップ23
1に進み、また、該計数紙幣が100枚目の紙幣である
(Y E S )と判断された場合には、ステップ23
2に進む。
により吸着された紙幣が1枚目でないと判断され、かつ
、このステップにおいて、前記紙幣が100枚目の紙幣
でない(No)と判断された場合、つまり計数紙幣が2
〜99枚目であると判断された場合には、ステップ23
1に進み、また、該計数紙幣が100枚目の紙幣である
(Y E S )と判断された場合には、ステップ23
2に進む。
くステップ231〉
ステップ208で取り込まれた該紙幣のエリアデータと
、ROM64に記憶された特定金種(ステップ215に
セットされた金N)についての表裏正逆4パターンの基
準データとを比較して、次のステップ233に進む。
、ROM64に記憶された特定金種(ステップ215に
セットされた金N)についての表裏正逆4パターンの基
準データとを比較して、次のステップ233に進む。
くステップ232〉
ステップ208で取り込まれた100枚目の紙幣におけ
るエリアデータと、ROM64に記憶された特定金種(
ステップ215にセットされた金種)についての表裏正
逆4パターンの基準データとを比較して、次のステップ
233に進む。
るエリアデータと、ROM64に記憶された特定金種(
ステップ215にセットされた金種)についての表裏正
逆4パターンの基準データとを比較して、次のステップ
233に進む。
なお、このステップ232では、ステップ212と同様
に、エリアデータと基準データとを比較するに際して、
予め選択しておいた誤差防止手段(1)〜(3)のいず
れか一つのモードに従い、前記計数紙幣を処理する。
に、エリアデータと基準データとを比較するに際して、
予め選択しておいた誤差防止手段(1)〜(3)のいず
れか一つのモードに従い、前記計数紙幣を処理する。
くステップ233〉
前記紙幣のエリアデータと4パターンの基準データとを
比較した結果、一致したパターンがあるか否かを判断し
、Noの場合にはこの紙幣が異金種紙幣(厳密に言うと
判別異常紙幣もあり得る)であるとして、記憶部の所定
のエリアに異金種を示すフラグを立て(ステップ234
)、前記ステップ201に戻る。
比較した結果、一致したパターンがあるか否かを判断し
、Noの場合にはこの紙幣が異金種紙幣(厳密に言うと
判別異常紙幣もあり得る)であるとして、記憶部の所定
のエリアに異金種を示すフラグを立て(ステップ234
)、前記ステップ201に戻る。
また、−iしたパターンがある場合(Y E S )に
は、前述したように、記憶部の所定のエリアに゛紙幣の
表裏を示すフラグを立て(ステップ216)、更に、ス
テップ217において、記憶部の所定のエリアに判別基
準である二重比較レベルをセットして、次のステップ2
18に進む。
は、前述したように、記憶部の所定のエリアに゛紙幣の
表裏を示すフラグを立て(ステップ216)、更に、ス
テップ217において、記憶部の所定のエリアに判別基
準である二重比較レベルをセットして、次のステップ2
18に進む。
くステップ218〉
表裏モードスイッチ54がONになっているか否かを判
断し、NOの場合にはステップ201に進み、YESの
場合には次のステップ2!9に進む。
断し、NOの場合にはステップ201に進み、YESの
場合には次のステップ2!9に進む。
くステップ219〉
この紙幣が1枚目であるか否かを判断し、NOの場合に
はステップ22!に進み、YESの場合には次のステッ
プ220に進む。
はステップ22!に進み、YESの場合には次のステッ
プ220に進む。
〈ステップ220〉
前記ステップ216においてセットしたI枚目の紙幣の
表裏コードを表裏基準データとして記憶部RAM65に
セットし、この表裏基準データに基づいて以後紙幣表裏
判定を行なう(ステップ221)。
表裏コードを表裏基準データとして記憶部RAM65に
セットし、この表裏基準データに基づいて以後紙幣表裏
判定を行なう(ステップ221)。
〈ステップ221〉
ステップ216でセットされる表裏コードとステップ2
20でセットされた表裏基準データとを比較して、2枚
目以降の紙幣が1枚目の紙幣の表裏と一致しているか否
かを判断し、一致している(Y E S )場合にステ
ップ201に戻り、不一致である(NO)場合に次のス
テップ222に進み、このステップ222において、記
憶部の所定のエリアに表裏不一致であることを示すフラ
グを立て(ステップ222)、ステップ201に戻り、
ふたたび上述したステップ201〜ステツプ234を繰
り返す。
20でセットされた表裏基準データとを比較して、2枚
目以降の紙幣が1枚目の紙幣の表裏と一致しているか否
かを判断し、一致している(Y E S )場合にステ
ップ201に戻り、不一致である(NO)場合に次のス
テップ222に進み、このステップ222において、記
憶部の所定のエリアに表裏不一致であることを示すフラ
グを立て(ステップ222)、ステップ201に戻り、
ふたたび上述したステップ201〜ステツプ234を繰
り返す。
なお、上述したトリガー信号(T RG )、二重デー
タを取り込む等のタイミングは第1θ図のタイミングチ
ャートにおいて記載されている。これらトリガー信号(
TRG)、二重データを取り込む等のタイミングと第7
図のステップ番号と対応させると、判別トリガー信号は
ステップ201に対応し、二重データ取り込みタイミン
グはステップ203に対応し、以下、エラーチェックタ
イミングはステップ204に、二重チェックタイミング
はステップ206に、エリアデータ取り込みタイミング
はステップ208に、エンドヂエックタイミングはステ
ップ209にそれぞれ対応し、また、判別処理タイミン
グはステップ211〜213及びステップ230.23
1に対応し、更に、金種、表裏、二重比較レベル、エラ
ーセットタイミングは、ステップ215〜217、ステ
ップ2+4.222.234にそれぞれ対応している。
タを取り込む等のタイミングは第1θ図のタイミングチ
ャートにおいて記載されている。これらトリガー信号(
TRG)、二重データを取り込む等のタイミングと第7
図のステップ番号と対応させると、判別トリガー信号は
ステップ201に対応し、二重データ取り込みタイミン
グはステップ203に対応し、以下、エラーチェックタ
イミングはステップ204に、二重チェックタイミング
はステップ206に、エリアデータ取り込みタイミング
はステップ208に、エンドヂエックタイミングはステ
ップ209にそれぞれ対応し、また、判別処理タイミン
グはステップ211〜213及びステップ230.23
1に対応し、更に、金種、表裏、二重比較レベル、エラ
ーセットタイミングは、ステップ215〜217、ステ
ップ2+4.222.234にそれぞれ対応している。
上記のように構成された紙幣計数機の判別装置において
は、1枚目と100枚目の紙幣について、2枚目〜99
枚目の紙幣より全体的に低いレベルの判別基準パターン
をROM64に記憶させた誤差防止手段(1)と、1枚
目と100枚目の紙幣について、エリアセンサ42から
それぞれ出力されたパターン信号のレベルを全体的に高
レベル側にシフトさせるようにした誤差防止手段(2)
と、1枚目と100枚目の紙幣について、ROM64に
記憶させた判別基準パターンの出力レベルを全体的に低
レベル側にシフトさ仕るようにした誤差防止手段(3)
とを設けて、これら誤差防止手段(1)〜(3)の内の
一つを紙幣の計数開始前に適宜選択するようにした。
は、1枚目と100枚目の紙幣について、2枚目〜99
枚目の紙幣より全体的に低いレベルの判別基準パターン
をROM64に記憶させた誤差防止手段(1)と、1枚
目と100枚目の紙幣について、エリアセンサ42から
それぞれ出力されたパターン信号のレベルを全体的に高
レベル側にシフトさせるようにした誤差防止手段(2)
と、1枚目と100枚目の紙幣について、ROM64に
記憶させた判別基準パターンの出力レベルを全体的に低
レベル側にシフトさ仕るようにした誤差防止手段(3)
とを設けて、これら誤差防止手段(1)〜(3)の内の
一つを紙幣の計数開始前に適宜選択するようにした。
従って、この紙幣計数機の判別装置においては、1枚目
の紙幣における既計数紙幣から反射光の照射が無い、あ
るいは100枚目の紙幣における未計数紙幣からの光の
反射が無いという影響が共に排除されて、1〜100枚
の紙幣について全て同一の条件で異種券判別を行うこと
ができ、異種券判別の検出精度の一層の向上を図ること
ができる。
の紙幣における既計数紙幣から反射光の照射が無い、あ
るいは100枚目の紙幣における未計数紙幣からの光の
反射が無いという影響が共に排除されて、1〜100枚
の紙幣について全て同一の条件で異種券判別を行うこと
ができ、異種券判別の検出精度の一層の向上を図ること
ができる。
なお、上記の実施例では、誤差防止手段(1)〜(3)
のモード選択により、1枚目の紙幣と最終の100枚目
の紙幣について、判別基準パターンあるいは判別処理内
容を適宜変更するようにしたが、必ずしもこれに限定さ
れずに、判別異常が発生した時にのみ、上記のような誤
差防止手段(1)〜(3)を適用するようにしても良い
。
のモード選択により、1枚目の紙幣と最終の100枚目
の紙幣について、判別基準パターンあるいは判別処理内
容を適宜変更するようにしたが、必ずしもこれに限定さ
れずに、判別異常が発生した時にのみ、上記のような誤
差防止手段(1)〜(3)を適用するようにしても良い
。
また、最終紙幣を100枚目の紙幣としたか、必ずしも
この枚数に限定されるものではない。
この枚数に限定されるものではない。
また、日本国紙幣を判別するプログラムを米ドル紙幣を
判別するプログラムに変更する場合には、ROM64等
を取り替えることによって行う。
判別するプログラムに変更する場合には、ROM64等
を取り替えることによって行う。
また、上記の判別制御回路46では、ラインデータをX
軸に沿うように取り出したが、これに限定されず、Y軸
に沿って取り出すようにしても良い。
軸に沿うように取り出したが、これに限定されず、Y軸
に沿って取り出すようにしても良い。
更に、前記エリアEにおける表面パターンを読み取るセ
ンサとして、面記エリアセンサ34に替えて、I次元イ
メージセンサを第2図に示すY軸あるいはX軸に対し間
隔を以て複数列配置し、更に、これらセンサの検出デー
タを列を指定して読み出すようにしても良い。
ンサとして、面記エリアセンサ34に替えて、I次元イ
メージセンサを第2図に示すY軸あるいはX軸に対し間
隔を以て複数列配置し、更に、これらセンサの検出デー
タを列を指定して読み出すようにしても良い。
また更に、この紙幣計数機においては、帯封に押印する
押印機構と二重送りを検出する二重送り検出機構との配
置は任意である。
押印機構と二重送りを検出する二重送り検出機構との配
置は任意である。
「発明の効果」
以上詳細に説明したように、この第1の発明によれば、
1枚目の紙幣を比較する際に適用される第1の判別基準
パターンと、N枚目の紙幣を処理する際に適用される第
2の判別基準パターンと、2枚目から(N−1)枚目ま
での紙幣を処理する際に適用される第3の判別基準パタ
ーンとを記憶した記憶手段と、この記憶手段から紙幣の
計数値に応じて判別基準パターンの一つを選択する選択
手段とを設け、前記記憶部手段に記憶された前記第1の
判別基準パターン及び第2の判別基準パターンのレベル
を、第3の判別基準パターンのレベルより小に設定する
ようにしたので、最初の紙幣と最後のN枚目の紙幣にお
いて、前後の紙幣から反射光が照射されないことに伴う
影響が排除され、1−N枚の紙幣について全て同一の条
件で異種券判別を行うことができ、異種券判別の検出精
度の向上を図ることができるという効果を奏する。
1枚目の紙幣を比較する際に適用される第1の判別基準
パターンと、N枚目の紙幣を処理する際に適用される第
2の判別基準パターンと、2枚目から(N−1)枚目ま
での紙幣を処理する際に適用される第3の判別基準パタ
ーンとを記憶した記憶手段と、この記憶手段から紙幣の
計数値に応じて判別基準パターンの一つを選択する選択
手段とを設け、前記記憶部手段に記憶された前記第1の
判別基準パターン及び第2の判別基準パターンのレベル
を、第3の判別基準パターンのレベルより小に設定する
ようにしたので、最初の紙幣と最後のN枚目の紙幣にお
いて、前後の紙幣から反射光が照射されないことに伴う
影響が排除され、1−N枚の紙幣について全て同一の条
件で異種券判別を行うことができ、異種券判別の検出精
度の向上を図ることができるという効果を奏する。
また、第2の発明によれば、検出素子によって読み取ら
れた表面パターンを、記憶手段に記憶さ゛れている複数
種の判別基準パターンと比較する比較手段を設け、1枚
目とN枚目の紙幣について、前記表面パターンと判別基
準パターンのいずれか一方のレベルを、受光素子の受光
mに対応させて低レベル側あるいは高レベル側にそれぞ
れシフトさせるようにしたので、1枚目の紙幣と最後の
N枚目の紙幣において、前後の紙幣から反射光が照射さ
れないことに伴う影響が排除されて、1−N枚の紙幣に
ついて全て同一の条件で異種券判別を行うことができ、
異種券判別の検出精度の一層の向上を図ることができる
という効果を奏する。
れた表面パターンを、記憶手段に記憶さ゛れている複数
種の判別基準パターンと比較する比較手段を設け、1枚
目とN枚目の紙幣について、前記表面パターンと判別基
準パターンのいずれか一方のレベルを、受光素子の受光
mに対応させて低レベル側あるいは高レベル側にそれぞ
れシフトさせるようにしたので、1枚目の紙幣と最後の
N枚目の紙幣において、前後の紙幣から反射光が照射さ
れないことに伴う影響が排除されて、1−N枚の紙幣に
ついて全て同一の条件で異種券判別を行うことができ、
異種券判別の検出精度の一層の向上を図ることができる
という効果を奏する。
第1図〜第10図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は平面図、第2図は第1図の■−■線に沿う矢視図
、第3図は吸引軸および吸引管系の断面図、第4図は計
数制御回路および判別制御回路のブロック図、第5図は
計数制御動作の流れ図、第6図は計数制御回路のCPU
動作を示す図、第7図及び第8図は判別側g4@路のC
PU動作を示す図、第9図及び第1O図は計数制御動作
および判別制御動作の流れ図である。 1・・・・・・ホルダ 5・・・・・・吸引軸 40・・・・・・投光器 41・・・・・・受光器(検出素子) 46・・・・・・判別制御回路 (選択手段・比較手段) 64・・・・・・ROM(記憶手段) 出願人 ローレルバンクマシン株式会社第8図
1図は平面図、第2図は第1図の■−■線に沿う矢視図
、第3図は吸引軸および吸引管系の断面図、第4図は計
数制御回路および判別制御回路のブロック図、第5図は
計数制御動作の流れ図、第6図は計数制御回路のCPU
動作を示す図、第7図及び第8図は判別側g4@路のC
PU動作を示す図、第9図及び第1O図は計数制御動作
および判別制御動作の流れ図である。 1・・・・・・ホルダ 5・・・・・・吸引軸 40・・・・・・投光器 41・・・・・・受光器(検出素子) 46・・・・・・判別制御回路 (選択手段・比較手段) 64・・・・・・ROM(記憶手段) 出願人 ローレルバンクマシン株式会社第8図
Claims (2)
- (1)ホルダに装填されたN枚の紙幣を吸引軸に吸着さ
せて一枚ずつめくり取りながら計数する紙幣計数機にお
ける判別装置において、 紙幣の表面に光線を照射する投光器と、該紙幣の表面で
反射した光線を検出して、紙幣の表面パターンを読み取
る検出素子と、この検出素子によって読み取られた表面
パターンを、記憶手段に記憶されている複数種の判別基
準パターンと比較する比較手段と、紙幣の計数値に応じ
て判別基準パターンの一つを記憶手段から選択する選択
手段とを設けてなり、 前記記憶手段に記憶された判別基準パターンは、1枚目
の紙幣を比較する際に適用される第1の判別基準パター
ンと、N枚目の紙幣を処理する際に適用される第2の判
別基準パターンと、2枚目から(N−1)枚目までの紙
幣を処理する際に適用される第3の判別基準パターンと
からなり、 前記第1の判別基準パターン及び第2の判別基準パター
ンのレベルは、第3の判別基準パターンのレベルより小
であることを特徴とする紙幣計数機における判別装置。 - (2)ホルダに装填された紙幣を吸引軸に吸着させて一
枚ずつめくり取りながら計数する紙幣計数機における判
別装置において、 紙幣の表面に光線を照射する投光器と、該紙幣の表面で
反射した光線を検出して、紙幣の表面パターンを読み取
る検出素子と、この検出素子によって読み取られた表面
パターンを、記憶手段に記憶されている複数種の判別基
準パターンと比較する比較手段と、紙幣の計数値に応じ
て判別基準パターンの一つを選択する選択手段とを設け
てなり、前記比較手段は、1枚目の紙幣の表面パターン
と判別基準パターンとを比較する第1の処理と、N枚目
の紙幣の表面パターンと判別基準パターンとを比較する
第2の処理と、2枚目から(N−1)枚目までの紙幣の
表面パターンと判別基準パターンとを比較する第3の処
理とからなり、 前記第1の処理及び第2の処理は、検出素子によって読
み取られた表面パターンと、選択手段によって選択され
た判別基準パターンのいずれか一方のレベルを、受光素
子の受光量に対応させて低レベル側あるいは高レベル側
にそれぞれシフトさせるようにしたことを特徴とする紙
幣計数機における判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62106971A JPS63271686A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 紙幣計数機における判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62106971A JPS63271686A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 紙幣計数機における判別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63271686A true JPS63271686A (ja) | 1988-11-09 |
JPH0528437B2 JPH0528437B2 (ja) | 1993-04-26 |
Family
ID=14447188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62106971A Granted JPS63271686A (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | 紙幣計数機における判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63271686A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0292577U (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-23 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP62106971A patent/JPS63271686A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0292577U (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0528437B2 (ja) | 1993-04-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |