JPH01116895A - 紙幣計数機 - Google Patents

紙幣計数機

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JPH01116895A
JPH01116895A JP62275507A JP27550787A JPH01116895A JP H01116895 A JPH01116895 A JP H01116895A JP 62275507 A JP62275507 A JP 62275507A JP 27550787 A JP27550787 A JP 27550787A JP H01116895 A JPH01116895 A JP H01116895A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホルダに装填された紙幣を吸引軸に吸着させ
て一枚ずつめくり取りながら金種判別するようになされ
た紙幣計数機に関するものである。
〔従来の技術〕
装填、この種の紙幣計数機として、特開昭57−787
号公報に示す「紙葉類計数機」と、実開昭58−129
558号公報に示す「紙葉類計数機におけろ紙葉類確認
装置」とがある。
前者の「紙葉類計数機」は、ホルダに装填された紙葉類
(紙幣)を吸引軸に吸着させて一枚ずつめくり取りなが
ら金種判別し、その金種が計数済みの金種(すなわち、
−枚目の金種に相当する)と異なる場合に異金種と判断
し、または金種判別が不能の時には、吸引軸によるめく
り取り動作を中断し、この中断時に、異金種と判断され
た紙幣または判別異常紙幣(両者を合わせて異常紙幣と
称す)を確認できるようになっている。
他方、後者の「紙葉類計数機におけろ紙葉類確認装置」
は、前者の「紙葉類計数機」と同様に、吸引軸によるめ
くり取り動作を中断して異常紙幣を確認するようになし
たもので、特にこの装置では、中断時の確認操作を行い
易くするように、めくり取られた最後の紙幣を操作側か
ら確認できるよりうにミラーを設けたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
すなわち、上記のように構成された紙幣計数機において
は、異常紙幣検出時に計数を途中ストップして確認する
のであるが、異常紙幣は、計数済みの紙幣の最後に一緒
になってしまうため、前者の紙幣計数機においては、操
作者が計数済みの紙幣から最後の異常紙幣のみを手でめ
くり分けた上で確認する必要があり、従ってその際の操
作性が悪く、また、後者の紙幣計数機においては、その
点の確認易さが生じるが、実際には、判別のための光学
系、または異常紙幣検出時のバッチ装置のセパレータな
どの配置により、大きなミラーを設置することができず
、結果として確認易さを大幅に向上させることができな
かった。
この点を、第15図に示すタイムチャートに従ってさら
に詳細に説明する。
まず、タイミングt1までに紙幣(第11図に示す紙幣
Sa)の判別処理が終了し、この紙幣が異常紙幣と判断
された場合には、このタイミング11で次の紙幣(第1
1図に示す紙幣Sb)のめくり取り動作がバッチ装置(
第11図に示すセパレータ25)によって阻止される(
第12図参照)。
一方、吸引軸(第11図符号5)を回転させる計数モー
タには、異常紙幣Saが計数済みの紙幣(第1+図に示
す紙幣Sc、Sd)と−緒になるまで、駆動信号(CM
D)が与えられて回転を続ける (タイミングt2)。
その後、計数モータにブレーキ信号(BRK)が与えら
れて(タイミングt3)、タイミング上4付近で吸引軸
が完全に停止することになる。
このような制御は、設定枚数の紙幣を計数した際に、未
計数紙幣と計数済み紙幣とが明確に区分されることを目
的として構成されたバッチ装置を利用したところからき
んもので、仮に未計数紙幣と計数済み紙幣の間に紙幣が
分離されていると、この分離された状態の紙幣がいずれ
の紙幣であるか、操作者にとってわからなくなる恐れが
考えられていた。
さらに、従来の方法では、操作性が悪いとは言っても、
異金種検出、判別異常が発生したという場合には、めく
り取られた最後の紙幣を確認すれば、一応継続計数を行
うこともできたが、二重吸着検出の場合に限っては、た
とえば紙幣がテープなどにより二枚以上接着されていた
ことを確認できた場合を除いては、本当に二重吸着であ
ったか否か、あるいは−枚の紙幣の部分的な汚れを検出
しただけか否かを確認することができず、最初から計数
をやり直す必要があった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、
異常紙幣検出時に吸引軸による紙幣のめくり取り動作を
中断せしめると同時に、吸引軸か配置された回転筒を急
停止させて異常紙幣を吸引軸によって未計数紙幣とも計
数済み紙幣とも離れた位置に停止仕しめるともに、この
分離停止された異常紙幣を自動的に未計数紙幣側に戻し
た上で、再度紙幣のめくり取り判別動作を行うことが可
能な紙幣計数機を提供することを目的とするものである
また、第2の発明では、第1の発明において、自動的に
未計数紙幣側に戻されて再度めくり取り判別動作される
紙幣が、再度連続して異常紙幣として判別された場合に
は、この再度のリトライ処理を中止して分離停止状態で
停止せしめ、この分離停止状態の異常紙幣を確認した上
で、この分離停止中断時点からの紙幣のめくと取り判別
動作を再開できることが可能な紙幣計数機を提供するこ
とを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 このような目的を達成するため、第1の発明は、ホルダ
に装填された紙幣を回転筒の同心円上に均等に配置され
た吸引軸に吸着させて一枚ずつめくり取りながら金種判
別するようになされた紙幣計数機において、紙幣の表面
パターンを読み取り、この表面パターンを予め記憶され
た基準データと比較することにより、この紙幣の金種を
判別して金種コードを出力する一方、異常紙幣検出時に
はエラーコードを出力する金種判別機能と、この金種判
別機能によって出力されるエラーコードに基づいて、前
記吸引軸による紙幣のめくり取り動作を中断せしめるめ
くり取り阻止機能と、このめくり取り阻止機能による中
断と同時に前記回転筒の 。
回転を急停止させるとともに異常紙幣を前記吸引軸によ
って未計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた位置に停止
せしめる分離停止機能と、前記めくり取り阻止機能およ
び分離停止機能によって未計数紙幣とも計数済み紙幣と
も離れた位置に停止せしめられた異常紙幣を、自動的に
未計数紙幣側に戻した上で、再度紙幣のめくり取り判別
動作を自動的に再開するリトライ計数機能とを設けるよ
うにしている。
また、第2の発明は、第1の発明のリトライ計数機能に
、リトライ計数機能によって最初にめくり取り判別動作
される紙幣が、再度異常紙幣として判別された場合、前
記リトライ計数機能を無効とするリトライ無効機能と、
このリトライ無効機能によってリトライ処理されずに、
前記めくり取り阻止機能および分離停止機能によって未
計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた位置に停止せしめ
られた異常紙幣を確認入力可能な可能入力機能と、この
確認人力機能によって異常紙幣の確認がなされると、前
記めくり取り阻止機能および分離停止機能による中断を
解除して、中断時点からの紙幣のめくり取り判別動作を
自動的に再開する継続計数機能とをさらに設けるように
している。
「作用」 第1の発明によれば、異常紙幣検出時にエラーコードが
出力されると、吸引軸による紙幣のめくり取り動作が中
断せしめられ、これと同時に、吸引軸を配置した回転筒
が急停止させられて異常紙幣が吸引軸によって未計数紙
幣とも計数済み紙幣とも離れた位置に停止せしめられる
とともに、この分離停止された異常紙幣を、自動的に未
計数紙幣側に戻した上で、再度紙幣のめくり取り判別動
作が自動的に再開される。
また、第2の発明によれば、第1の発明において、リト
ライ処理時に最初にめくり取り判別動作される紙幣が、
再度異常紙幣として判別された場・ 合には、リトライ
処理を行わずに分離停止状態で停止せしめて、この分離
停止状態の異常紙幣を確認するようにし、この確認がな
されると、前記した分離停止中断時点からの紙幣のめく
り取り判別動作が自動的に再開される。
〔実施例〕
以下、本発明を第1図〜第14図に示す一実施例に基づ
いて説明する。
まず、第1図ないし第3図にしたがって紙幣計数機機構
の構成を説明すれば、この計数機構は、紙幣Sをホルダ
lに載せてこのホルダlを軸−2を中心として水平旋回
させることにより、第1図実線で示す計数位置、あるい
は第1図鎖線で示す待機位置に移動させ、ホルダlが計
数位置にあるときに、回転筒3を軸4を中心として第1
図反時計方向に回転させながら、回転筒3上の吸引軸5
を軸6を中心として時計方向に回転させ、この吸引軸5
内に真空圧を作用させてホルダー1上の紙幣Sを1枚ず
つめくり取りながら計数を行なうとともに、後述する投
光器から紙幣Sの表面に照射した光線の反射光を受光器
で読取って紙幣の判別を行なうようにした基本構成とな
っている。
前記ホルダー1には、紙幣Sを裏側(吸引軸5の反対側
)から支える台板1aが設けられ、この台板1aの表面
tbは、反射光レベルが低くなるよう黒色系で形成され
ている。
前記回転筒3および吸引軸5の軸4,6は、第3図に示
すように中空状に形成されるとともに、吸入管路7を介
して真空ポンプ8の吸入ボート9に接続されており、こ
の真空ポンプ8の真空圧が、前記吸引軸5の外周の一部
に設けた開口部10を介して紙幣Sに作用することによ
り、吸引軸5に紙幣Sが吸着されるようになっている。
また、前記吸入管路7の途中には圧力センナ11が設け
られており、この圧力センサ11によって、吸入管路7
内の真空圧が紙幣を吸着し得る程度に上昇したか否かが
検出されるようになっている。
一方、前記真空ポンプ8の排気ポート12には、排気管
路13が接続されており、この排気管路13の先端には
、紙幣Sの側面に排気を吹付けて紙幣S相互の分離を容
易にするための排気ノズル14が設けられ、一方、排気
管路I3の途中には、紙幣の計数が行なわれていないと
きに排気を放出口15に切換えて排気ノズル14からの
騒音の発生を防止するソレノイドパルプ16が設けられ
ている。
また、前記吸引軸5のそれぞれには、第1図〜第3図に
示すように、一対の位置規制片5aが固定されている。
この位置規制片5aは、吸引軸5の側面から突出し、か
つ該吸引軸5の開口部lOを間に挾むように設けられた
ものであって、開口部lOから外気が吸引されて吸引軸
5に紙幣が吸着された際に、紙幣を側方から支持して、
該紙幣の倒れあるいは折り曲がりを防止するようになっ
ている。そして、このように前記位置規制片5aによっ
て、吸引軸5が吸着分離した紙幣の起立状部を保つこと
により、二重送りされているか否かを検知する箇所(第
1図において紙幣が吸着分離された位置Sa)に、該紙
幣の位置決めが行なわれるようになっている。
また、前記回転筒3の外周には、磁性体からなる作動片
17が複数貼付されており、これらの作動片I7が磁気
センサ18を作動させるか否かにより各吸引軸5が待機
位置(開口部10が紙幣に正対しかつ吸引軸5内が真空
ポンプ8と連通される位置)にあるか、あるいは開始位
置(開口部lOが紙幣に正対する直前の位置にあって、
かつ吸引軸5内が真空ポンプ8から構成される装置)に
あるかが検出されるようになっている。
なお、第3図において、符号19は回転筒3をベルト2
0を介して駆動する計数モータ、符号21は真空ポンプ
8をベルト22を介して駆動するポンプモータ、符号2
3はホルダー1を旋回さ仕るホルダーモータ、符号24
Aおよび24Bは、ホルダーlが閉位置(吸引軸5に接
近した位置)にあるか開位置(吸引軸5から離間した位
置)にあるかを検出するホルダー位置検出スイッチであ
る。
更に、回転筒3の近傍には、セパレータ25が設けられ
ており、このセパレータ25は、袖26に水平旋回自在
に支持されるとともに、ばね27によって第1図反時計
方向に付勢され、更に、パッチソレノイド28に操作さ
れて第1図時計方向に旋回させられるようになっている
。そして、このセパレータ25は、後述するように異金
種紙幣を検出したときにすでにめくり取られた紙幣とま
だめくり取られていない紙幣との間に挿入されて両者を
分離させる機能(めくり取り阻止機能)を有している。
次に、紙幣を束ねた帯封に確認印を押す押印機構につい
て第1図を参照して説明する。 第1図において符号3
0で示されるものは、ホルダ!に設けられた印鑑保持部
材であって、この印鑑保持部材30によって印鑑31が
矢印(イ)−(ロ)方向に移動自在に支持され、かつ紙
幣Sに対して近接離間するように移動自在に支持されて
いる。また、前記ホルダ1の基端部には、ダイヤル32
が設けられており、このダイヤル32を回転させること
によって、前記印鑑31が矢印(イ)−(ロ)方向に移
動して、印鑑31の捺印部31aが帯封Bに位置合わせ
されるようになっている。
また、ホルダlを支持する基台上には、軸33を中心と
して水平面内で回動する打撃アーム34と、該打撃アー
ム34を回動させるソレノイド35とが設けられており
、この打撃アーム34をソレノイド35の動作により回
動させることによって、該打撃′アーム34の先端部が
印鑑の後端部31bを後方から押圧して、該印鑑31の
捺印部31aを帯封上に近接させ、これによって帯封上
に捺印が行なわれるようにしている。
次に、前記吸引軸5によってめくり取られた紙幣の二重
送り検出機構について第1図を参照して説明する。
第1図に符号37及び符号38でそれぞれ示すものは二
重送り検出用ランプ及び受光素子(これら素子によって
二重送り検知センサか構成される)であり、符号39で
示すものは受光素子に光を集光する集光レンズである。
前記二重送り検出用ランプ37及び受光素子38は共に
回転筒3側に向けて設けられたものであって、前記二重
送り検出用ランプ37から発光された光線は、めくり取
られた紙幣Saに対して交差する方向から照射され、か
つ該紙幣Saのめくり取り部分における略中央位置に照
射されるようになっている。
そして、このように光の照射が行なわれた紙幣Saは、
この紙幣Saを透過した光の量つまり透過光量が受光素
子38により検出され、更に、この受光素子38が検出
した透過光量に基づき二重送りの判断がなされるように
なっている。すなわち、この透過光qが所定値以上であ
れば正常な送り(−枚送り)と判断され、透過光量か所
定値以下であれば二重送りと判断されるようになってい
る。
次に、紙幣の金種判別および表裏判別を行う判別機構に
ついて第1図及び第2図を参照して説明する。
図において符号40で示すものは、集積された最前面の
紙幣sbに光を照射する投光器、符号41で示すものは
、この投光器40から紙幣sbに照射された光の反射光
を受光する受光器(検出素子)であって、投光器40か
ら発せられた光線は、紙幣sbの二点鎖線で示すエリア
Eを含む領域に照射されるようになっている。
また、前記受光器41は、紙幣表面のパターンに応じた
電気信号を発生させるエリアセンサ42と、このエリア
センサ42に紙幣sbの反射光を集光する集光レンズ4
3とから構成されている。
そして、前記エリアセンサ42は、ライン状のイメージ
センサがそのラインと直交する方向に多数配置された2
次元状のセンサで後述する判別制御回路46から発せら
れるトリガ信号により動作して、前記エリアEのスキャ
ニングを行ない、このエリアEの特定位置(ラインある
いは座標)における反射光量を電気信号に変換して、紙
幣表面のパターンに応じた波形の信号を出力するように
なっている。つまり、前記エリアセンサ42は、その”
横方向かエリアEのX座標に対応し、また、その縦方向
がエリアEのY座標に対応しており、このようなエリア
センサの縦横座標とエリアEのXY座標との対応によっ
て、エリアEにおける表面パターン(ラインデータ)を
例えば、Y=l、Y=3とラインを指定して読み出すこ
とができ、更には、読み出されたエリアデータをROM
64(後述する)に記憶されている基準データと比較し
て、紙幣sbの金種判別及び表裏判別を行うことができ
るようになっている(詳細は後述する)。
次いで、第4図(A)及び第4図(B)により、前記計
数機構および判別機構をそれぞれ操作する計数制御回路
45 (めくり取り阻止機能、分離停止機能、リトライ
計数機能、リトライ無効機能、確認入力機能、継続計数
機能)および判別制御回路46(金種判別機能)を説明
する。
すなわち、計数制御回路45は、後述する計数制御プロ
グラム(第5図及び第6図参照)等を記憶している11
0M47と、このROM47に記憶されているプログラ
ムに従って各種データの書込みと読出しとを行なうII
AM4Bと、これらを制御するCPU49とから構成さ
れている。更に、CPU49には、入力側【10ボート
50およびレシーバ51を介して、計数動作開始を指示
するスタートスイッチ52、金種及び二重送り判別を行
うための検出モードスイッチ53、表裏判別を行うため
の表裏モードスイッチ54が接続されるとともに、ホル
ダー!が閉位置にあるか開位置にあるかを検出するホル
ダ位置検出センサ24Aおよび24B1回転筒位置セン
サ18、圧力センサ11及びクリアスイッチ等のその他
の操作スイッチ55がそれぞれ接続されている。
なお、前記操作スイッチ55としては、クリアスイッチ
の他、計数加算、指定(バッチ)、再鑑(チエツク)、
捺印、金額計算などのモードが適宜選択されるモード選
択スイッチの他、後述するように異常終了時の計数中断
時に、判別異常紙幣に対する金種確認人力を行うための
万券釦、五千券釦、千券釦、およびこの金種確認入力を
確定する確認釦(この確認釦は異金種の確認にも用いら
れる)などの確認スイッチ(いずれのスイッチも図示略
)などがある。
そして、前記モード選択スイッチによって選択される計
数加算、指定(バッチ)、再鑑(チエツク)、捺印、金
額計算などのモードは、前述したような金種及び二重送
り判別を行うための検出モードスイッチ53と表裏判別
を行うための表裏モードスイッチ54とは、第4図(B
)の表に示す如き関係にある。
つまり、モード選択スイッチの内、計数加算モード、指
定モード、再鑑モードを選択した場合には、これらモー
ドを選択する毎に、検出モードスイッチ53をONとす
るか、OFFするかの指定が必要であり(ただし、計数
加算モードを選択した場合には検出モードスイッチ53
を自動的にONに指定することも可)、また、前記モー
ド選択スイッチの内、捺印モードを選択した場合には、
検出モードスイッチ53が自動的にONに指定されて、
操作者による検出モードスイッチ53の指定作業が省略
されるようになっている。
そして、更に、前記捺印モードを選択した場合には、上
述したように、検出モードスイッチ53は自動的にON
に指定される一方で、1回に限りOFF指定され得るよ
うになっている。つまり、捺印モードを選択して、検出
モードスイッチ53をOFF指定した場合において、(
1)紙幣の計数を1回行ったとき、(2)検出モードス
イッチをOFF指定した後、10秒以内にスタートスイ
ッチ52を押さないとき、(3)検出モードスイッチ5
3をON指定したときには、前記検出モードスイッチ5
3がOFFのモードから元のONのモードに自動解除さ
れるようになっている。
また、前記金額計算モードを選択した場合には、検出モ
ードスイッチ53が自動的にON指定され、この検出モ
ードスイッチ53をOFF指定することが不能となって
いる。
他方、前記した計数加算モード、指定モード、再鑑モー
ド、捺印モードにおいて、検出モードスイッチがON指
定されている間のみ、表裏モードスイッチ54のON指
定またはOFF指定が可能となっているが、金額計算モ
ードにおいては表裏モードスイッチ54が自動的にOF
F指定され、この表裏モードスイッチ54をON指定す
ることが不能となっている。
なお、上記モード選択スイッチによって選択される種々
のモードの内、「計数加算」とは、第5図及び第6図の
フローチャートでも説明するが、紙幣の計数及び計数値
を計数毎に累積して加算してゆくモードであり(第6図
のステップ144で後述)、 「指定(バッチ)」とは
、紙幣の計数を例えば50枚と指定し、50枚の計数が
完了した時点でセパレータ25を動作させて、計数紙幣
と未計数紙幣とを分離させるモードであり゛(第6図の
ステップllOで後述)、また、「再鑑(チエツク)」
とは、束ねられた紙幣が所定枚数あるか否かを確認する
モードであり(第6図のステップ140で後述)、更に
、「捺印」とは、紙幣の再鑑を行った後この再鑑結果が
正しいならば帯封に捺印を行うモードであり(第6図の
ステップ142で後述)、「金額計算」とは、ホルダに
装填されたすべての紙幣の合計金額を算出して表示する
モードである(第6図のステップ146で後述)。
一方、第4図(A)に示すスタートスイッチ52は、こ
の一実施例ではホルダーlに設けた押ボタン60(第1
図参照)から構成されているが、例えば、ホルダー1に
紙幣Sが装填されたことを検出するセンサ(図示略)を
スタートスイッチ52として使用してもよい。
また、前記CPU49には、出力側I10ボート61お
よびドライバ62を介して、ソレノイド(捺印ソレノイ
ド)35、二重送り検出用ランプ37あるいは投光器4
0とからなるランプ、ホルダーモータ23、計数モータ
19、ポンプモータ211ソレノイドバルブ16、パッ
チソレノイド28、および紙幣計数機の操作パネル(図
示略)などに設けられて紙幣の枚数、異常の有無等を表
示する表示部63がそれぞれ接続されている。
一方、前記判別制御回路46は、判別制御プログラム(
第7図及び第8図参照)等を記憶しているROM64と
、このROM64に記憶されているプログラムに従って
各種データの書き込みと読み出しとを行うRAM65と
、これらを制御するCPU66とから構成されている。
更に、前記CPU66には、出力用I10ポート70及
び駆動回路71を介してエリアセンサ34が接続され、
このエリアセンサ34の出力が増幅器?2、A/Dコン
バータ73、入力端I10ボート74を介して前記CP
U66に入力されるようになっている。
なお、前記駆動回路71からエリアセンサ34に供給さ
れる駆動信号は、X軸駆動用信号とY軸駆動用信号とか
らなり、これらX輪駆動用信号とY軸駆動用信号の出力
によって紙幣のエリアEにおける特定位置の表面パター
ン(エリアデータ)を読み出すようになっている。そし
て、このようなエリアEにおける表面パターンのデータ
を取り出す際には、まず、Y軸駆動用信号を出力してエ
リアE(第2図参照)のY座標を決定してから、X軸駆
動用信号を出力してエリアEのX座標を決定するように
すれば良い。例えば、Yを1に設定してエリアEにおけ
るデータをラインデータ(X。
りとして読み出し、更に、Yを3に設定してエリアEに
おけるデータをラインデータ(X、3)として読み出し
、これら読み出された複数のラインデータ(X、l)、
(X、3)等をRAM65+、:記憶されている基準デ
ータと比較するようにすれば良い(なお、駆動用信号の
X軸及びY軸は第2図に示すエリアEのX軸及びY軸に
それぞれ対応している)。
一方、前記A/Dコンバータ73には、エリアセンサ3
4と同様に、増幅器78を介して二重送り検知センサ3
7・38が接続されている。また、これら増幅器72・
78とA/Dコンバータ73との間には、出力側I10
ボート70からの切換信号によって動作するアナログス
イッチ79・80がそれぞれ設けられており、これらア
ナログスイッチ79・80によって、エリアセンサ34
あるいは二重送り検知センサ37・38のいずれか一方
の出力信号がA/Dコンバータ73に送られるようにな
っている。
また、前記計数制御回路45のCPU49と判別制御回
路46のCPU66とは、データ伝送用I10ボート8
1,82を介して相互に接続されており、相互にデータ
を変換して連動動作し得るように構成されている。
以下、第5図及び第9図、ならびに第it図〜第14図
に従って、前記計数制御回路45のROM47に記憶さ
れたプログラムの内容を紙幣計数機の動作とともに説明
する。
なお、第5図におけるSNは以下の説明におけるステッ
プNを示し、第9図、第13図および第14図おけるT
nは以下の説明におけるタイミングTnを示すものとす
る。
(a)◇計数制御動作!(第5図及び第9図参照)くス
テップl〉 電源投入 くステップ2〉 ホルダ位置検出センサ24A、24Bの出力信号により
、ホルダIが開位置にあるか否かを判断し、NOの場合
にはホルダーモータ23を駆動してホルダーlを開位置
に設定しくステップ3)、YESの場合には次のステッ
プ4へ進ム。
くステップ4〉 回転筒位置センサ18からの出力の有無により、吸引軸
5が待機位置(すなわち、吸引軸5が紙幣に正対する位
置)にあるか否かを判断し、Noの場合には、計数モー
タ19を低速駆動して吸引軸5を待機位置に設定しくス
テップ5)、YESの場合には次のステップ6へ進む。
くステップ6〉 モード設定スイッチの設定操作がなされているか否かを
判断し、YESの場合には各種のモード設定操作、例え
ば指定モード(パブチモード)、再鑑モード(チエツク
モード)、あるいは捺゛印モード等の操作により、これ
ら操作が行なわれたモードを記憶しくステップ50)、
また、NOの場合には、モードの設定操作が行なわれて
いないものとして(計数加算モードになっている)、次
のステップ7へ進む。
くステップ7〉 スタートスイッチ52からスタート信号(ST)が出力
されたか否かを判断し、Noの場合には前記ステップ6
に戻り、YESの場合には、次のステップ8に進む(タ
イミングT、)。
くステップ8〉 ホルダー位置センサ24A、24Bの出力により、ボル
ダ−1が閉位置にあるか否かを判断して、NOの場合に
は、ホルダモータ駆動信号(HM D ’)が出力され
て、ホルダーモータ23を駆動してホルダーlを閉位置
に設定しくステップ9)、YESの場合には次のステッ
プlOへ進む(タイミングT、)。
くステップ10> ポンプ駆動信号(P M P )が出力されて、ポンプ
モータ2Iを駆動するとともに、ソレノイドバルブ駆動
信号(SV)が出力されて、ソレノイドバルブ16を排
気ノズル14側に切換える。
くステップ11> 吸引軸5か開始位置にあるか否かを判別し、NOの場合
には、計数モータ駆動信号(CM D )が出力されて
、計数モータ19を低速で逆方向に駆動して吸引軸5を
開始位置に設定しくステップ12)、また、YESの場
合には、次のステップへ進む(タイミングT3)。
くステップta> 圧力判定信号(VSW)が出力されるのを待って、すな
わち、吸入管路7内の真空圧が所定の値まで上昇するの
を待って、次のステップ14へ進む(タイミングT、)
〈ステップ14> 前記圧力判別信号(VSW)が出力されたとき(ステッ
プ13)に、計数モータ駆動信号(CMD)が出力され
て、回転筒3および吸引軸5の回転を開始する。
くステップ15> 吸引軸5が紙幣を一枚ずつめくり取りながら計数を行な
い、回転筒位置センサ18が信号(SNS)を発生する
。たびに、エリアセンサ42の検出データを取り出すた
めのトリガー信号(T RG )が出力される。また、
このとき計数信号(CNT)が出力されて、紙幣の計数
(あるいは判別)を行なう(タイミングT6〜’rm)
〈ステップ16〉 圧力判定信号(VSW)が出力されているか否か、すな
わち、吸入管路7内の真空圧が上昇できない状態(OF
F)となっているか否かを判別し、OFFとなった(タ
イミングTmヤυ場合、あるいは、後述するようにバッ
チモード時にセパレータ25が作動して吸引軸5による
設定枚数の紙幣の計数が終了して、その後の紙幣のめく
り取り阻止がなされた場合のいずれかであって、この計
数終了が、後述するようなエラー検出(判別異常、異金
種、表裏不一致、二重吸着検出)のない正常終了である
か否かを判断し、YESの場合には次のステップ17へ
進み、NOの場合にはステップ30に進む。
なお、後述するように、残留エラー、枚数不一致エラー
の検出は、正常終了した上での判断であるため、これら
は正常終了にふくまれるものとする。
くステップ+7> 計数モータ19、ポンプモータ2!を停止する。
なお、この正常終了の場合には、吸引軸5によりめくり
取られた紙幣がすべて一緒になるよう、従来装置同様に
、少し遅れて計数モータ19にブレーキ信号(B n 
K :第15図参照)が与えられて停止する。
〈ステップ18> 前記したステップ4ないしステップ5と同様にして、吸
引軸5が待機位置にあるか否かを判断し、Noの場合に
は計数モータ19を低速駆動して吸引軸5を待機位置に
設定しくステップ19)、YESの場合には次のステッ
プ20へ進む。
〈ステップ20〉 後述するように、処理するモードに応じて自動的に、ま
たはクリア釦(クリアスイッチ)の操作によりホルダの
オーブン信号が出力されたか否かの判別を行い、YES
の場合にはステップ2に戻り(タイミングTn)、No
の場合にはこのステップ20で待機する。そして、ステ
ップ2に戻った場合には(タイミングT n)、ホルダ
ーlが開になったか否かの判別が行なわれ、ホルダー1
が開となるまでホルダーモータ駆動信号(HM D )
が出力される。
そして、ホルダーが開(ステップ4;タイミングTnヤ
υとなると、モータ駆動信号(HM D )がOFFと
なると同時に計数モータ駆動信号(CMD)が出力され
て、計数モータ19を駆動する。そして、この計数モー
タ19の駆動によって吸引軸5が待機位置にまで移動し
て来ると、回転部位置センサ18の出力がONとなり、
これと同時に計数モータ19が停止されられろ (タイ
ミングTn+t)。
このようにして吸引軸5が待機位置に停止させられると
、次回のスタート信号(ステップ7)によって、直ちに
計数を開始し得る状態となって、次の準備が完了する。
くステップ30> 前記ステップ16において少し説明したように、エラー
検出(判別異常、異金種、表裏不一致、二重吸着検出)
によりセパレータ25が作動して吸引軸5による紙幣の
めくり取り阻止がなされて計数を中断する異常終了であ
るか否かを判断し、YESの場合にはステップ31に進
み、Noの場合にはステップ15へ戻る。
そして、前記したように、圧力判定信号(VSW)が出
力されている(ONである)限り、あるいはバッチ装置
(セパレータ25)が作動しない限り、前記ステップ1
5.16.30の間をループして、後述するように計数
動作を行う。
くステップ31> 計数モータ19を急停止させるとともに、ポンプモータ
2Xを停止する。
なお、このステップ31から後述するステップ36まで
の処理については、第11図および第12図に示す状態
説明図と、第13図に示すタイムチャートに従って、詳
細に説明する。
すなわち、第ti図に示すように、回転筒3の周囲に設
けられた作動片17を回転筒位置センサl8が検出して
、回転筒位置センサ出力信号(SNS)の立ち上がりと
なるタイミングT81までに、紙幣Saに対する判別処
理が終了し、この紙幣Saが異常紙幣と判断されたとす
る。
そして、このタイミングT81で、次の紙幣sbに対す
る吸引軸5によるめくり取り動作が、バッチ装置のセパ
レータ25によって、第12図に示すように阻止される
これと同時に、第13図に示すように、計数モータ駆動
信号(CMD)に代えて計数モータブレーキ信号(BR
K)が与えられ、吸引軸5が配置された回転筒3の回、
転が急減速される。
その後、タイミングT81時点で、回転筒位置センサ1
8により検出された作動片17が、その回転筒位置セン
サ18により検出されなくなるまでの、すなわち、回転
筒位置センサ出力信号(SNS)が立ち下がるまでの回
転範囲内(第11図に示す位置から第12図に示す位置
の回転範囲内)で、たとえば、第13図に示すタイミン
グT82において、回転筒3の回転が完全に停止する。
そして、このタイミングT82において、異常紙幣Sa
は、第12図に示すように、未計数紙幣(その最旧面の
紙幣がsbで表される)とも、計数済み紙幣5cSSd
とも離れた位置に分離停止されることになる。
くステップ32〉 異常紙幣Saが、計数モータ19の急停止で、第12図
に示すように分離状態で確実に停止されているか否かを
判断し、YESの場合には次のステップ33へ進み、N
oの場合にはステップ41へ進む。
この場合、回転筒3の回転が完全に停止するタイミング
までの間(例えば、タイミングT81からタイミングT
83までの一定時間内)に、回転筒位置センナ出力信号
(S N S )がON状態を保持していたか否かによ
って、分離停止が確実にあったか否かを判断することが
できる。
くステップ33〉 分離停止された異常紙幣Saが、後述するリトライ処理
によって、再計数された上で連続して異常紙幣として判
別されたか否かを判断し、Noの場合には次のステップ
34へ進み、同一紙幣が連続して判別異常と判断された
YESの場合には、ステップ37へ進む。
くステッーブ34〉 第12図に示す位置に分離停止された異常紙幣Saを自
動的に判別し直すリトライ処理を行うため、計数モータ
19を低速で逆転駆動しくステップ35 )、2本前の
吸引軸5を開始位置に設定して、次のステップ36に進
む。
すなわち、タイミングT83において、計数モータブレ
ーキ信号(BRK)に代えて計数モータ駆動信号(CM
D)を与えて、計数モータ19を低速で逆転開始させる
この逆転動作中のタイミングT84においては、第12
図に異常紙幣Saと未計数紙幣sbとの間に位置する吸
引軸5が第11図に示す開始位置(未計数紙幣sbにほ
ぼ正対している吸引軸5の位置をいう)まで逆転されて
、異常紙幣Saが第1!図に示す紙幣Sa像位置で戻り
、さらにタイミングT85において、第12図に異常紙
幣Saと計数済み紙幣Sc、Sdとの間に位置する吸引
軸5が、 。
すなわち2本前の吸引軸5が第11図に示す開始位置ま
で逆転されることにより、分離停止された異常紙幣Sa
が未計数紙幣sbとの一緒になる。
そして、このタイミングT85において、計数モータ駆
動信号(CM D )に代えて計数モータブレーキ信号
(BRK)を再度与えて、この位置で停止させる。
くステップ36〉 ステップ30において異常時に作動せしめられたセパレ
ータ25によるバッチ状態(第12図に示すように、未
計数紙幣sbの前面が、セパレータ25によって押さえ
られて吸引軸5によるめくり取りが阻止された状態)を
解除し、ステップIOへ戻り (第9図に示すタイミン
グT2に戻る )、ポンプモータ21を駆動開始すると
ともに吸引軸5が開始位置にあることを確認の上(この
場合は、計数モータ19の低速逆転動作はない)、圧力
判定信号(VSW)が出力されることにより(第13図
、タイミングT86)、異常紙幣Saからのめくり取り
金種判別動作が自動的に再開されることとなる(第13
図、タイミングT87以降)。
次に、分離停止された異常紙幣Saが、直前のリトライ
処理によって再計数された上で、再び連続して異常紙幣
Saとして判別された場合の処理について、ステップ3
7〜ステツプ42に基づいて説明する。
なお、このステップ37〜ステツプ42までの処理につ
いては、第ti図および第12図に示す状態説明図と、
第14図に示すタイムチャートに従って、詳細に説明す
る。
くステップ37〉 前記ステップ33において連続して判別異常と判断され
た異常紙幣Saは、第12図に示すように、異常紙幣S
aが計数済み紙幣S c’s S d側に寄った位置に
分離停止された状態であるため、操作者による目視確認
が多少とも行いにくい恐れがある。
これを解消するため、この第12図の分離停止状態の位
置から、第1図に示す紙幣Saの位置まで吸引軸5(回
転筒3)を逆転させると良く、吸引軸5を待機位置に戻
す処理を、このステップ37からステップ40の間で行
う。
すなわち、タイミングT103において、逆転方向に計
数モータ駆動信号(CMD)を出力して、吸引軸5が第
11図に示す吸引軸開始位置に戻るまで(このステップ
37がNoの間)、計数モータI9を低速で逆転駆動し
くステップ38)、吸引軸開始位置に戻された場合(こ
のステップ37がYESの場合:タイミングT104)
には、次のステップ39に進む。
くステップ39〉 吸引軸5が、第11図に示す吸引軸開始位置に戻された
後、今度は、正転方向に計数モータ駆動信号(CM D
 )を出力(タイミングT+05)して、吸引軸5が第
1図に示す吸引軸待機位置に設定されるまで(このステ
ップ39がNoの間)、計数モータ19を低速で正転駆
動しくステップ40)、吸引軸待機位置に設定された場
合(このステップ39 h4 Y E Sの場合:タイ
ミングT106)、次のステップ41へ進む。
〈ステップ41〉 ステップ33〜ステツプ40を経て連続異常紙幣Saが
検出されて異常終了した場合、もしくは、ステップ32
において異常紙幣Saの分離停止に失敗した異常終了の
場合には、操作者によって目視により異常紙幣Saの金
種確認がなされる。
この場合、異常紙幣Saは、第1図に示すように、目視
による確認が行い易い位置に設定されているため、操作
者によって素早く確認が行われることになる。
そして、確認ステップが操作されることにより、継続計
数がYESと判断されてステップ36へ進む。
以後、前記したようにセパレータ25によるバッチ状態
を解除しくステップ36)、ポンプモータ21を駆動開
始する(ステップ10)とともに吸引軸5が開始位置に
設定されるまで計数モータ19を低速で逆転駆動しくス
テップ11〜ステツプ12)、圧力判定信号(VSW)
が出力されることにより(ステップ13YEs)、未計
数紙幣sbのめくり取り判別動作を再開することとなる
一方、このステップ41において確認スイッチが操作さ
れぬ間(連続計数がNOの間)、クリア釦が操作された
か否かがステップ42において判断され、クリア釦が操
作されたYESの場合には、このステップ42から前記
したステップ20と同様にステップ2へ戻ることになり
、このステップ42がNOの場合には、ステップ41と
ステップ42とのループで待機することになる。
次に、CPU49における計数処理フローについて第6
図を参照して説明し、更に、CPU66における判別処
理フローについて第7図及び第8図を参照して説明する
◇計数制御動作2 (第6図参照) くステップ100> スタート くステップ101〉 検出モードスイッチ53がONとなっているか否か、す
なわち、紙幣表面のパターンを読取る必要があるか否か
を判断し、YESの場合には、判別ON信号及び表裏モ
ード信号(但し、表裏モードスイッチ54がONのとき
のみ、以下同じ)を出力するとともに、二重送り検出ラ
ンプ37および投光器40を点灯しくステップ102 
)、更にこれら紙幣判別ON信号及び表裏モード信号を
第7図に示す判別ルーチンに供給する(矢印■で示す)
また、検出モードスイッチ53がOFFとなっている場
合には、計数のみを行うと判断して、次のステップ10
3に進む。
くステップ!03〉 スタート操作がなされ、吸引軸5が待機位置から開始位
置へと移動された後に、圧力判定信号(■SW)が出力
されるまで、このステップ103で待機する。
〈ステップ104〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)の立上がりを検出
し、YESとなった場合に次のステップ105へ進む。
なお、この回転筒位置センサ出力信号(SNS)の立ち
上がり検出で、計数モータ19の正転開始が確認される
ことになる。
くステップ105〉 前記ステップ104と同一のタイミングでトリガー信号
(TRG)を立上がらせるとともに、このトリガー信号
(TRG)の出力を第7図に示す判別ルーチンに供給す
る(矢印■で示す)。
くステップ106> 回転部位置センナ出力信号(SNS)の0N−OFF状
態を検出し、0N(YES)の場合には、圧力判定信号
(V S W)がONとなっているか否かを判別しくス
テップ107)、このステップ107かNoの場合に、
判別OFF信号を出力しくステップ130 )、かつ、
計数モータ19、ポンプモータ21の駆動及び二°重送
り検出用ランプ37、投光器40の点灯を停止する(ス
テップ131  )。また、前記ステップ107におい
て、圧力判定信号(vsW)の出力がある(YES)の
場合には、次のステップ108に進む。
〈ステップ108〉 検出モードスイッチ53がONとなっているか否かを判
断し、YESの場合にはステップ109に進み、NOの
場合にはステップ110に進む。
くステップ109> 異金種が検出された場合、表裏判別モードの時に表裏不
一致が検出された場合、全ての基準パターンと一致せず
判別異常と判断された場合、あるいは二重吸着が検出さ
れた場合に、判別処理フローから出力されるエラー信号
(矢印■で示す)の入力があるか否かを判断し、YES
の場合にはパッチソレノイド28をONにしてセパレー
タ25を動作させて吸引軸5によるめくり取り動作を中
断させ(ステラ112)、また、NOの場合にはステッ
プ+10に進む。
くステップ110> バッチモードがONとなっているか否かを判断し、No
の場合にはステップ106に戻り、YESに場合にはス
テップ111に進む。
くステップ1.11> 紙幣の枚数判別を行い、紙幣の計数値が所定枚数に満た
ないと判断された場合(NO)には、ステップ106に
戻り、また、紙幣の計数値が所定枚数に達したと判断さ
れた場合(YES)には、パッチソレノイド28をON
として、計数紙幣を未計数紙幣から分離した後(ステッ
プ112)に、判別OFF信号を出力して(ステップ1
13)(この判別OFF信号は矢印■に示すように判別
処理フローに供給される)、計数モータ19、ポンプモ
ータ21の駆動及び二重送り検出用ランプ37、投光器
40の点灯を停止する(ステップ114)。そして、次
のステップ115に進む。
〈ステップ115〉 パッチソレノイド28をONにしてセパレータ25を動
作させ、吸引軸5によるめくり取り動作を中断させた原
因が、前記ステップ30において説明したような、エラ
ー検出(判別異常、異金種、表裏不一致または二重吸着
検出)による異常終了であるか否かを判断し、この異常
終了による計数中断である場合にはステップ150へ進
み、それ以外の場合にはステップ116へ進む。
くステップ116〉 上記したバッチ処理時に動作したセパレータ25の作動
を解除するクリア操作が行なわれたか否か、あるいは後
述するステップ135でセットされる残留エラーもしく
はステップ148でセットされる計数不一致エラーを解
除するクリア操作が行われたか否かを判断し、YESの
場合にステップ117に進む。
くステップ117> ホルダー1に対しオーブン信号(ステップ21参照)を
出力して、このフローが終了する。
次に、ステップ120〜ステツプ123について説明す
る。゛ くステップ120〉 前記ステップ106において、回転部位置センサ出力信
号(SNS)の0N−OFF状態を検出し、ONの状態
であれば、前記ステップ106〜ステップ+10(また
はステップ111)のルーチンを回り続け、OFF状態
となったところで、このステップ120へ移行する。そ
して、前記ステップ107と同様に、圧力判定信号(V
SW)がONとなりているか否かを判別し、この判別が
NOの場合には、前記ステップ107と同様に次のステ
ップ!30へ進み、判別OFF信号を出力する(ステッ
プ130)とともに、計数モータ19、ポンプモータ2
1の駆動及び二重送り検出用ランプ37、投光器40の
点灯を停止する(ステップ131)。
また、前記圧力判定信号(VSW)の出力がYESの場
合には、ステップ121に進む。
くステップ121> 回転筒位置センサ出力信号(SNS)が立ち上がりとな
ったか否か再度判別し、Noの場合にはステップ!20
に戻り、YESの場合には、トリガー信号(’l’RG
)を出力して(ステップ122)(このTrlGは矢印
■に示すように判別処理フローに   ゛供給される)
、カウンタCNTを1計数した後(ステップ123)、
ステップ106に戻る。
次に、ステップ120〜ステツプ148について説明す
る。
くステップ!30〉 萌述したようにステップ107.120において、圧力
判定信号(VSW)の出力が検出されない場合、例えば
計数位置にある紙幣が吸着されない、あるいは計数され
るべき紙幣がない場合等には、判別OFF信号が出力さ
れ(この判別OFF信号は矢印■に示すように判別処理
フローに供給される)、かつ、計数モータ19、ポンプ
モータ21の駆動及び二重送り検出用ランプ37、投光
器40の点灯を停止させた後(ステップ131)、ステ
ップ132に進む。
くステップ132〉 検出モードスイッチ53がONとなっているか否かを判
断し、Noの場合にはステップ140に進み、YESの
場合にはステップ133に進む。
くステップ133〉 一定の時間に亙って(ステップ134)、判別ルーチン
からエンド信号か出力(矢印■で示す)されなかった場
合、例えば、計数すべき紙幣がセットされているにも拘
わらず、紙幣の吸着が行なわれなかった場合等には、記
憶部(RAM48あるいはCPU49)の所定のエリア
に残留エラーを示すフラグを立てた後(ステップ135
)、次のステップ!16に進む。
また、第7図の判別処理フローからエンド信号が出力さ
れた場合には次のステップ140に進む。
くステップ!40〉 モード設定が枚数チエツクモードになっているか否かを
判断し、Noの場合にはステップ144に進み、YES
の場合にはステップ141に進む。
〈ステップ141〉 枚数チエツクモードにおいて設定された枚数に、計数さ
れた紙幣の計数値が一致しているか否かを判断し、NO
の場合には記憶部の所定のエリアに不一致エラーを示す
フラグを立て(ステップ148 )、ステップ116に
進む。また、設定された枚数と計数値とが、一致した場
合(Y E S )には、次めステップ142に進む。
くステップ142〉 モード設定が捺印モードにセットされているか否かを判
断し、YESの場合には捺印ソレノイド35を動作させ
て、帯封に捺印しくステップ143 )、また、NOの
場合には次のステップ144に進む。
〈ステップ144〉 モード設定が加算モードにセットされているか否かを判
断し、YESの場合には、先に計数された紙幣の計数結
果を加算し、その加算結果を記憶部に記憶させ(ステッ
プ145)、また、Noの場合には、ステップ14Gに
進む。
〈ステップ146〉 モード設定が金額計算モードに設定されているか否かを
判断し、YESの場合には、計数された紙幣の合計金額
を表示しくステップ!47)、また、Noの場合にはス
テップ117に進み、計数処理が終了する。
なお、金額計数モードにおいては、ステップ147で合
計金額を表示するように説明したが、前記ステップ12
3のカウンタCNTをIupさせる代わりにその時点ま
でに、後述するステップ216において出力される金種
コードに基づいて合計金額を計算して表示することも可
能である。
次に、ステップ150〜ステツプ181について説明す
る。
くステップ150〉 曲性したように、ステップ115において、パッチソレ
ノイド28をONにしてセパレータ25を動作させ、吸
引軸5によるめくり取り動作を中断させた原因が、エラ
ー検出(判別異常、異金種、表裏不一致または二重吸着
検出)による異常終了である場合に、異常紙幣Saが、
計数モータ19の急停止で、第12図に示すように分離
状態で確実に停止されているか否かを判断するため、前
記ステップ32において説明したように、回転筒3の回
転が完全に停止するタイミングまでの間に、回転部位置
センサ出力信号(SNS)がON状態を保持していたか
否かによって、分離停止が確実であったか否かを判断す
る。
すなわち、このステじプ150がYESの場合には次の
ステップ151へ進み、回転筒位置センサ出力信号(S
NS)のON状態が一定時間継続したか否かを判断しく
ステップ151)、一定時間経過した場合には分離停止
が確実になされたものとして次のステップ152へ進む
また、回転部位置センサ出力信号(SNS)のON状態
が一定時間経過するまでは、ステップ150〜ステツプ
+51のループで待機し、この一定時間が経過する前に
回転部位置センサ出力信号(SNS)がOFFとなった
場合に、は、分離停止に失敗したものとしてステップ1
60へ進む。
くステップ152〉 前記ステップ123において計数されたカウンタCNT
の計数値と、リトライ時にセットされるカウンタR−C
NTとの値(計数開始初期時にはOにリセットされてい
る)を比較し、不一致のNOの場合には次のステップ1
53に進んでカウンタCNTの計数値をカウンタR−C
NTにセットしてステップ154へ進み、一致したYE
Sの場合にはステップ160に進む。
すなわち、例えば45枚目の紙幣が始めて異常紙幣と判
断された場合、両カウンタの値は、CNT=45、R−
CNT=0となり、両カウンタの値が不一致となって、
始めての判別異常であることが判断されてリトライ処理
に移行するのに対し、連続して判別異常と判断された場
合には、前回の判別異常時にIN−CNT=45とセッ
トされているため、両カウンタの値が一致することにな
って、リトライ処理に移行しないようになされる。
くステップ154〉 前記ステップ34において説明したように、第12図に
示す位置に分離停止された異常紙幣Saを自動的に判別
し直すリトライ処理を行うため、計数モータ19を低速
で逆転駆動し、2本前の吸引軸5を開始位置に設定する
ために、回転部位置センサ出力信号(SNS)の0N−
OFF状態を、このステップ154〜ステツプ156に
おいて監視する。
すなわち、このステップ154においては、回転部位置
センサ出力信号(SNS)がOFFとなった場合(第1
3図タイミングT84)に次のステップ155に進み、
ステップ155においては、回転量位置センナ出力信号
(SNS)がONとなった場合に、次のステップ156
に進み、ステップ156においては、回転筒位置センサ
出力信号(SNS)がOFFとなった場合(第13図タ
イミングT85 )に次のステップ157に進むように
なっている。
くステップ157〉 ステップ154〜ステツプ156において、第12図に
異常紙幣Saと計数済み紙幣Sc、Sdとの間に位置す
る吸引軸5が、すなわち2本館の吸引軸5が第11図に
示す開始位置まで逆転されて、分離停止された異常紙幣
Saが未計数紙幣sbと一緒になった場合には、カウン
タCNTの計数値を補正するため、lを減する。
すなわち、異常紙幣Saは、ステップ123において既
にカウンタCNTに計数された状態となっており、未計
数紙幣sbと一緒にした場合には、リトライ計数時に二
重に計数されてしまうため、このステップ157におい
て!を減じて計数値の補正を行うものである。
その後、ステップ172に進む。
〈ステップ160〉 一方、前記したように、分離停止が確実になされなかっ
た場合(ステップ15ONo)、もしくは、同一紙幣が
連続して異常紙幣として判別された場合(ステップ15
2YEs)には、さらに金額計算モードであるか否かを
判断し、YESの場合には次のステップ161に進み、
Noの場合にはステップ180に進む。
〈ステップ161〉 バッチ状態で中断している間に、第1図に示す位置(未
計数紙幣sbとも、計数済み紙幣Sc、Sdとも離れた
位置)に分離停止された状態の異常紙幣Saの金種を目
視によって確認し、この異常紙幣の金種に対応する金種
釦、このステップ161では万券釦が操作されたかを判
断し、YESの場合には、後述する判別処理フローにお
けるステップ2+6と同様に、万券を表すコードをセッ
トシ(フラグを立て・ステップ162)、Noの場合に
は次のステップ163に進む。
くステップ163〉 前記ステップ161と同様に、五千券釦が操作されたか
を判断し、YESの場合には五千券を表すコードをセッ
トしくステップ164)、NOの場合には次のステップ
165に進む。
くステップI65〉 前記ステップ161,163と同様に、千券釦が操作さ
れたかを判断し、YESの場合には千券を表すコードを
セットしくステップ166)、N。
の場合には次のステップ1.67に進む。
くステップ167〉 上記ステップ161、!63.165をいずれかにおい
て、異常紙幣に対する金種コードがセットされたか否か
を判断し、YESの場合には次のステップ168に進み
、Noの場合にはステップ169に進む。
くステップ168〉 異常紙幣に対する金種コードセット後、これを確認する
確認釦が操作されたか否かを判断し、YESの場合には
ステップ170に進み、NOの場合には次のステップ1
69に進む。
〈ステップ169〉 目視によって確認した異常紙幣Saが、二重吸着状態の
紙幣であった場合、もしくは、例えば紙幣の間に挟まっ
ていたレシートなどの紙葉であった場合には、これを取
り除くべくり、リア操作が必要であり、このステップ1
69では、前記ステップ116と同様にクリア釦が操作
されたか否かを判断し、YESの場合にはステップ11
7へ進んで計数を終了し、Noの場合にはステップ+6
1に戻って異常紙幣に対する金種コードを入力できるよ
うにする。
くステップ170〉 異常紙幣に対する金種コードがセットされ且つ確認操作
がなされると、後述する判別処理フローにおけるステッ
プ、216と同様に、セットされた金種コードが出力さ
れ、次のステップ171では次の金種人力のためにクリ
アされて、その次のステップ172に進む。
くステップI72〉 前記ステップ153〜ステツプ157において、未計数
紙幣とも計数済み紙幣とも離れた位置に停止せしめられ
た異常紙幣を、自動的に未計数紙幣側に戻した上で、再
度紙幣のめくり取り判別動作を自動的に再開するリトラ
イ処理がなされた場合、またはステップ161〜ステツ
プ170において、異常紙幣に対する金種人力、コード
出力がなされた場合、あるいは、後述するステップ+8
0において、異金種検出モードにおける異常紙幣の金種
確認がなされた場合には、すなわち、前記ステップ41
において継続計数がYESと判断された場合には、ステ
ップ112において、異常終了時にONされたパッチソ
レノイド28をOFFにしてセパレータ25によるバッ
チ状態(吸引軸5による紙幣のめくり取り動作が、セパ
レータ25によって阻止された状態)を解除し、ステッ
プ101へ戻る。
そして、再度判別ON信号および表裏モード信号(但し
、表裏モードスイッチ54がONのときのみ)を出力す
るとともに、二重送り検出ランプ37および投光器40
を点灯しくステップ+02)、その後、圧力判定信号(
VSW)が出力されることにより、中断時点からの紙幣
のめくり取り金種判別動作が自動的に再開されることと
なる。
くステップtSO> 前述したステップ115における異常終了による計数中
断が金額計算モード以外のときに発生した場合には、す
なわち、すでにめくり取られて計数されている紙幣とは
異なる金種の紙幣を検出して中断する通常の異金種検出
モードの場合において、異常紙幣が検出された場合には
、この異常紙幣がすでにめくり取られて計数されている
紙幣と同じ金種の紙幣か否かの確認を行い、YESの場
合にはステップ172に進んで継続計数を行えるように
し、NOの場合には次のステップ181に進む。
くステップ181〉 前記ステップ116.169と同様にクリア釦が操作さ
れたか否かを判断し、YESの場合にはステップ117
へ進んで計数を終了し、NOの場合にはステップ180
に戻って、この二つのステップ180,181のループ
で待機し、異常紙幣に対する異金種か否かの指示入力が
できるようにする。
なお、この第6図に示すフローでは、−枚の紙幣に対す
る確認入力しかできないように構成され、これにより、
二重吸着検出の場合にはクリア操作しか処理しようがな
いように説明したが、本発明の場合、二重吸着紙幣は、
第12図もしくは第1図に示す位置(未計数紙幣sbと
も、計数済み紙幣Sc、Sdとも離れた位置)に分離停
止された状態にあるため、二重吸着紙幣について、その
枚数(および金種構成)を確認することができ、従って
、確認の際に、枚数データ(およびその枚数分の金種コ
ード)を人力できるように構成することもできる。
その場合、二重吸着紙幣Sa自体は、すでにカウンタC
NTで1枚と計数されているため、人力された枚数デー
タは、1減算されたデータがカウンタCNTに追加加算
される。
また、金種コードについては、すべて有効であるので、
そのまま金額計算に利用される。
次に、CPU66における判別処理フローについて第7
図、第8図及び第10図のタイムチャートを参照して説
明する。
〈ステップ200> スタート くステップ20I〉 計数ルーチンからトリガー信号(T RG )(矢印■
で示す)が出力されたか否かを判断し、YESの場合に
次のステップ202に進む。
〈ステップ202〉 計数ルーチンから判別ON信号(矢印■で示す)が出力
されたか否かを判断し、NOの場合にはステップ201
に戻り、YESの場合には、第4図に示すアナログスイ
ッチ80を選択して、二重送り検知センサ37.38の
出力を増幅器78、A/Dコンバータ73を介して取り
込み、RAM65に記憶した後(ステップ203)、ス
テップ204に進む。
くステップ204〉 ステップ215、ステップ223、ステップ232にお
いてセットされたエラーコードに基づき、異金種の混入
有り、表裏不一致有り、判別異常有り(異常紙幣の混入
)か否かを判断しくこれら異金種の混入、表裏不一致、
判別異常の検出についてはステップ214.222.2
31で述べる)、YESである場合にはエラー信号及び
エラーコードを出力して、そのエラー内容を表示部63
に表示した後(ステップ205)、ステップ201に戻
る。なお、前記ステップ205で出力されたエラー信号
は矢印って示すように第6図の計数ルーチンのステップ
109に供給される。
また、異金種の混入、表裏不一致、判別異常が無い場合
(No)には次のステップ206に進む。
なお、最初のトリガー信号(T RG )出力時には、
ステップ215.222.232を通っておらず、判別
もなされていないから、最初のステップ204は常にN
oでステップ206に進む。
くステップ206〉 ステップ203で二重送り検知センサ37.38から取
り込んだ検出データとステップ2t8(後述する)でセ
ットされた判別基準となる二重比較レベルとに基づいて
、紙幣が二重吸着がされたか否かを判断し、YESの場
合にはエラー信号及びエラーコードを出力して、そのエ
ラー内容を表示部63に表示した後(ステップ207)
、ステップ201に戻る。
なお、前記ステップ207で出力されたエラー信号は矢
印■で示すように第6図の計数ルーチンのステップ10
9に供給される。
また、Noの場合つまり二重吸着が無と判断された場合
には次のステップ20′8に進む。
なお、ステップ204と同様に最初のトリガー信号(T
r(G)出力時には、二重吸着を判別すべき紙幣Saは
第1図の位置に存在せず、また、基準となる二重比較レ
ベルはセットされていないので、このステップ206は
常にNoでステップ208に進む。
くステップ208〉 第4図に示すアナログスイッチ79を選択し、エリアセ
ンサ34の出力を増幅器72、A/Dコンバータ73を
介してRAM65に記憶することにより、エリアEにお
けるエリアデータ(Nラインにおけるデータ)の取り込
みが行なわれる。なお、このエリアデータの取り込みは
、第8図に示すようなフローに基づいて行なわれる。
つまり、取り込み信号が出力された場合(ステップ30
0)に、Yを0、Xを0に設定した後(ステップ301
)、次のステップ302に進む。そして、このステップ
302では、必要とするNラインのデータ(ラインデー
タ)の出力が終了したか否かを判断し、YESの場合に
は判別開始信号が出力されて(ステップ303)、第7
図のメインルーチンに戻る。また、ステップ302にお
いて、NOの場合には指定されたNラインのデータがス
テップ312で出力されるまで、ステップ304〜31
1をループし、該データの出力が行なわれた時点で前述
したようにステップ303に進む。
そして、このようにエリアデータのライン毎の取り込み
が終了すると、第7図に示す次のステップ209に進む
くステップ209〉 ステップ208において取り込んだデータがパターンを
有さないレベルのものか否か(すなわち、前期ホルダ1
の表面1bの黒色パターンか否か)を判断し、YES(
データ無)である場合には、エンド信号を出力した後(
ステップ21O)、ステップ201に戻る。なお、前記
ステップ210で出力されたエンド信号は矢印■で示す
ように第6図の計数ルーチンのステップ133に供給さ
れる。
また、取り込んだエリアデータがパターンを有するレベ
ルのものである場合(No)には、次のステップ211
に進む。
くステップ211> 設定モードが金額計算モードに設定されているか否かを
判断し、YESの場合には、ホルダに装填される紙幣が
一枚一枚いずれの金種の紙幣であるかを判別すべく、ス
テップ213に進み、NOの場合には次のステップ21
2に進む。
くステップ212〉 吸引軸5によって吸着された紙幣が1枚目であるか否か
を判断し、YESである場合には、ステップ213に進
み、Noである場合にはステップ230に進む。
〈ステップ213〉 ステップ208で取り込まれた1枚目の紙幣におけるエ
リアデータに対して、ROM64に記憶されている現行
3金N(L種の金種)合計12パターン(4XLパター
ン)の基準データ(1金種について、表裏正逆4パター
ンある)とを比較して、次のステップ2.14に進む。
くステップ214〉 前記1枚目の紙幣のエリアデータと、12パターンの基
準データとを比較した結果、一致したパターンがあるか
否かを判断し、NOの場合には、判別が不能な異常紙幣
であるとして記憶部(RAM65)の所定のエリアに判
別異常を示すフラグを立てて(ステップ215)、前記
ステップ201に戻る。
また、一致パターンがある(YES)の場合には、記憶
部(RAM65)の所定のエリアに判別された紙幣が3
金種の内のいずれか1つであることを示すフラグを立て
(ステップ216)、更に、該紙幣の表裏を示すフラグ
を立てた後(ステップ217)、判別した金種と表裏情
報とに基づいてr(0M64に記憶させである二重吸着
の判別基準である二重比較レベルを記憶部(RAM65
)にセットした後(ステップ21B)、ステップ219
に進む。
なお、前記したように、金額計算モード時には、ステッ
プ216で出力される金種コードに基づいて、計数制御
回路45が、めくり取られた紙幣の合計金額を自動的に
随時計算し、またこの計算結果を、前記したように表示
部63にで随時表示させることもできる。
くステップ230〉 一方、前述したステップ212において、前記吸引軸5
により吸着された紙幣が1枚目でないと判断された場合
には、ステップ208で取り込まれた該紙幣のエリアデ
ータと、R(1464に記憶された特定金種(ステップ
216にセットされた金種)についての表裏正逆4パタ
ーンの基準データのみとを比較して、次のステップ23
1に進む。
〈ステップ231〉 前記紙幣のエリアデータと4パターンの基準データとを
比較した結果、一致したパターンがあるか否かを判断し
、NOの場合にはこの紙幣が異金種紙幣(厳密に言うと
判別異常紙幣もあり得る)であるとして、記憶部の所定
のエリアに異金種を示すフラグを立て(ステップ232
)、前記ステップ201に戻る。
また、一致したパターンがある場合(YES)には、前
述したように、記憶部の所定のエリアに紙幣の表裏を示
すフラグを立て(ステップ217)、更に、ステップ2
18において、記憶部の所定のエリアに該紙幣の透過光
量をセットして、次のステップ219に進む。
くステップ219〉 表裏モードスイッチ54がONになっているか否かを判
断し、NOの場合にはステップ201に進み、YESの
場合には次のステップ220に進む。
くステップ220〉 この紙幣が1枚目であるか否かを判断し、No   ゛
の場合にはステップ222に進み、YESの場合には次
のステップ221に進む。
くステップ221〉 前記ステップ217においてセットした1枚目の紙幣の
表裏コードを表裏基準データとして記憶部RAM65に
セットし、この表裏基準データに基づいて以後紙幣表裏
判定を行なう(ステップ222)。
くステップ222〉 ステップ217でセットされる表裏コードとステップ2
21でセットされた表裏基準データとを比較して、2枚
目以降の紙幣が1枚目の紙幣の表裏と一致しているか否
かを判断し、一致している(Y E S )場合にステ
ップ201に戻り、不一致である(NO)場合に次のス
テップ223に進み、このステップ223において、記
憶部の所定のエリアに表裏不一致であることを示すフラ
グを立てた後、ステップ201に戻り、ふたたび上述し
たステップ201〜ステツプ232を繰り返す。
なお、上述したトリガー信号(T RG )、二重デー
タを取り込む等のタイミングは第1θ図のタイミングチ
ャートにおいて記載されている。これらトリガー信号(
TRG)、二重データを取り込む等のタイミングと第7
図のステップ番号と対応させると、判別トリガー信号は
ステップ201に対応し、二重データ取り込みタイミン
グはステップ203に対応し、以下、エラーチエツクタ
イミングはステップ204に、二重チエツクタイミング
はステップ206に、エリアデータ取り込みタイミング
はステップ208に、エンドチエツクタイミングはステ
ップ209にそれぞれ対応し、また、判別処理タイミン
グはステップ211〜214及びステップ230.23
1に対応し、更に、金種、表裏、二重比較レベル、エラ
ーセットタイミングは、ステップ216〜218、ステ
ップ215.223.232にそれぞれ対応している。
なお、この判別処理フローにおいては、金額計算モード
以外のときの2枚目以降の金種判別時には、すなわちス
テップ211,212がともにNOであるとき、エラー
コードは異金種コードのみしか出力できないようになさ
れているが、この判別処理フローのステップ232の直
前に、残りの8パターンとの比較を行って、一致パター
ンがあるか否かの判断を行い、その上で、一致パターン
があればそのままステップ232へ進んで異金種コード
をセットし、逆に一致パターンがなければステップ21
5へ進んで判別異常コードをセットするようにすること
もできる。
上記のように構成された紙幣計数機では、紙幣の表裏パ
ターンを読み取ってその金種を判別して金種コードを出
力する一方(ステップ216)、エラー検出時にはエラ
ーコードを出力して、すなわち、金種判別不能時には判
別異常コードを出力(ステップ215.205)、異金
種検出時には異金種コードを出力(ステップ232.2
05)、表裏不一致検出時には表裏不一致コードを出力
(ステップ223.205 )、二重吸着検出時にはエ
ラーコードを出力(ステップ218.207)して、吸
引軸5により紙幣のめくり取り動作を中断させるととも
に(ステップ109、ステップt、 12〜!14 )
、吸引軸5が配置された回転筒3を急停止させて(ステ
ップ30〜31)、異常紙幣Saを吸引軸5によって未
計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた位置に停止させる
とともに、この分離停止された異常紙幣を、自動的に未
計数紙幣側に戻した上で(ステップ33〜ステツプ36
)、再度紙幣のめくり取り判別動作が自動的に再開され
るようにした。
また、リトライ処理時に最初にめくり取り判別動作され
る紙幣が、再度異常紙幣として判別された場合には、リ
トライ処理を行わずに分離停止状態で停止させ、この分
離停止中断時に、異常紙幣を目視により確認するように
した。
そして、この異常紙幣に対する確認がなされると(ステ
ップ168.180)、分離停止状態でめくり取り阻止
された中断状態を解除して(ステップ172 )、この
分離停止中断時点からの紙幣のめくり取り判別動作を自
動的に再開する(ステップ101〜)ようにした。
従って、この紙幣計数機によれば、エラー信号が出力さ
れて紙幣の判別処理が中断した場合であっても、この中
断時において、異常紙幣は吸引軸により未計数紙幣とも
計数済み紙幣とも離れた位置に分離された状態で停止せ
しめられるとともに、この分離停止された異常紙幣を、
自動的に未計数紙幣側に戻した上で、再度紙幣のめ(り
取り判別動作が自動的に再開されるので、異常紙幣につ
いては複数回の判別動作を行うことができて、判別精度
を高めることができるとともに、誤って二重吸着された
紙幣については未計数紙幣側に戻して再度−枚ずつ計数
し直すことができる。
また、リトライ処理時に最初にめくり取り判別動作され
る紙幣が、再度異常紙幣として判別された場合には、リ
トライ処理を行わずに分離停止状態で停止せしめられる
ので、異常紙幣に対する確認を容易に行うことができ、
且つ、この確認後に、分離停止中断時点からの紙幣のめ
くり取り判別動作を自動的に再開することが可能である
ので、従来の計数機のように、めくり取られた最後の異
常紙幣を手で一枚だけめくり分けた上で確認するような
煩わしさや、金種判別を再度初めからやり直すといった
煩雑な操作が不要となって、紙幣の計数判別作業を能率
良く行うことができる。
また、前記異常紙幣に対する確認の際に、その金種を入
力できるようにし (ステップ161〜166)、その
入力がなされると (ステップ167.168)、前記
と同様に、分離停止状態でめくり取り阻止された中断状
態を解除して(ステップ172 )、この分離停止中断
時点からの紙幣のめくり取り判別動作を自動的に再開す
るとともに、中断時において金種確認してセットした金
種コード(ステップ170において出力)と、中断の前
後の計数時において、自動的に判別されてセットされた
金種コード(ステップ216において出力)とに基づい
て、ホルダに装填される紙幣の合計金額を計算、表示す
る(ステップ145、I47)ようにすることらできる
従って、このようになした紙幣計数機によれば、エラー
信号が出力されて紙幣の判別処理が中断した場合であっ
ても、この中断時において、異常紙幣は吸引軸により未
計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた位置に分離された
状態で停止せしめられるので、異常紙幣に対する金種確
認を容易に行うことができ、且つその金種情報を入力す
ることかできるとともに、この金種情報入力・確認後に
、分離停止中断時点からの紙幣のめくり取り判断動作を
自動的に再開することが可能であるので、従来の計数機
のように、めくりとられた最後の異常紙幣を手で一枚だ
けめくり分けた上で確認するような煩わしさや、金種判
別を再度始めからやり直すといった煩雑な操作が不要と
なって、紙幣の計数判別作業を能率良く行うことができ
るとともに、ホルダに装填される紙幣の合計金額を正確
に計算することができる。
なお、日本国紙幣を判別するプログラムを米ドル紙幣を
判別するプログラムに変更する場合には、ROM64等
を取り替えることによって行う。
また、上記の判別制御回路46では、ラインデータをX
軸1こ沿うように取り出したが、これに限定されず、Y
軸に沿って取り出すようにしても良い。
更に、前記エリアEにおける表面パターンを読み取るセ
ンサとして、前記エリアセンサ34に替えて、■次元イ
メージセンナを第2図に示すY軸あるいはX軸に対し間
隔を以て複数列配置し、更に、これらセンサの検出デー
タを列を指定して読み出すようにしても良い。
「発明の効果」 以上、詳細に説明したように、紙幣の表面パターンを読
み取ってその金種を判別して金種コードを出力する一方
、異常紙幣検出時にエラーコードを出力して、吸引軸に
よる紙幣のめくり取り動作を中断せしめると同時に、吸
引軸が配置された回転筒を急停止せしめて、異常紙幣を
吸引軸によって未計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた
位置に停止せしめるとともに、この分離停止された異常
紙幣を自動的に未計数紙幣側に戻した上で、再度紙幣の
めくり判別動作を行うようになした第1の発明によれば
、異常紙幣については複数回の判別動作を行うことがで
きて、判別精度を高めることができるとともに、誤って
二重吸着された紙幣については未計数紙幣側に戻すこと
により一枚ずつに分離される確率が高くなって、再度−
枚ずつ計数し直され易く、従って、連続して正常判別さ
れ易くなるという効果を奏するものである。
また、前記したリトライ処理が可能な第1の発明におい
て、同一紙幣が連続的に異常紙幣として判別された場合
には、異常紙幣を分離停止位置に停止させておき、この
位置で、異常紙幣とされた紙幣を確認するように構成し
、この異常紙幣が確認されると、めくり取り阻止された
中断状態を解除して、中断時点からの紙幣のめくり取り
判別動作を自動的に再開するようになした第2の発明に
よれば、中断時における異常紙幣の確認が容易に行える
とともに、この分離停止中断時点からの紙幣のめくり取
り判別動作を自動的に再開することが可能となる効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第14図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は平面図、第2図は第1図の■−■線に沿う矢視図
、第3図は吸引軸および吸引管系の断面図、第4図(A
)は計数制御回路および判別制御回路のブロック図、第
4図(B)はモード選択スイッチによって選択されるモ
ードと検出モードもしくは表裏モードとの0N−OFF
設定関係を示す図、第5図は計数制御動作の流れ図、第
6図は計数制御回路のCPU動作を示す図、第7図及び
第8図は判別制御回路のCPU動作を示す図、第9図及
び第10図は計数制御動作および判別制御動作の流れ図
、第11図〜第14図は異常紙幣を検出して次の紙幣の
めくり取り動作を阻止するとともに吸引軸(回転筒)の
回転を急停止させて異常紙幣を未計数紙幣とも計数済み
紙幣とも離れた位置に分離停止させる状態およびその状
態から異常紙幣を自動的に未計数紙幣側に戻す状態を説
明するための図面で、第11図及び第12図は分離停止
させろ際の状態説明図、第13図は異常紙幣を分離停止
ヒさせるとともに自動的に未計数紙幣側に戻す際のタイ
ムチャート、第14図は連続して異常紙幣と判別された
らのを確認し易い位置に分離停止さける際のタイムチャ
ートであり、第15図はめくり取り動作が阻止された場
合に吸引軸(回転筒)を停止させる際の従来のタイムチ
ャートである。 1・・・・・・ホルダ 5・・・・・・吸引軸 45・・・・・・計数制御回路 (リトライ計数機能、リトライ無効機能、継続計数機能
) 25・・・・・・セパレータ 28・・・・・・パッチソレノイド (めくり取り阻止機能) 3・・・・・・回転筒 19・・・・・・計数モータ (分離停止機能) 55・・・・・・その他の操作スイッチ(確認入力機能
) 46・・・・・・判別制御回転筒 (金種判別機能) 出願人 ローレルバンクマシン株式会社第4図CB) 第8図 手続ネ巾正書 (方式) 昭和62年特許願第275507号 2、発明の名称 紙幣計数機 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 ローレルバンクマシン株式会社 4、代理人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホルダに装填された紙幣を回転筒の同心円上に均
    等に配置された吸引軸に吸着させて一枚ずつめくり取り
    ながら金種判別するようになされた紙幣計数機において
    、 紙幣の表面パターンを読み取り、この表面パターンを予
    め記憶された基準データと比較することにより、この紙
    幣の金種を判別して金種コードを出力する一方、異常紙
    幣検出時にはエラーコードを出力する金種判別機能と、 この金種判別機能によって出力されるエラーコードに基
    づいて、前記吸引軸による紙幣のめくり取り動作を中断
    せしめるめくり取り阻止機能と、このめくり取り阻止機
    能による中断と同時に前記回転筒の回転を急停止させる
    とともに異常紙幣を前記吸引軸によって未計数紙幣とも
    計数済み紙幣とも離れた位置に停止せしめる分離停止機
    能と、前記めくり取り阻止機能および分離停止機能によ
    って未計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた位置に停止
    せしめられた異常紙幣を、自動的に未計数紙幣側に戻し
    た上で、再度紙幣のめくり取り判別動作を自動的に再開
    するリトライ計数機能と、を有することを特徴とする紙
    幣計数機。(2)ホルダに装填された紙幣を回転筒の同
    心円上に均等に配置された吸引軸に吸着させて一枚ずつ
    めくり取りながら金種判別するようになされた紙幣計数
    機において、 紙幣の表面パターンを読み取り、この表面パターンを予
    め記憶された基準データと比較することにより、この紙
    幣の金種を判別して金種コードを出力する一方、異常紙
    幣検出時にエラーコードを出力する金種判別機能と、 この金種判別機能によって出力されるエラーコードに基
    づいて、前記吸引軸による紙幣のめくり取り動作を中断
    せしめるめくり取り阻止機能と、このめくり取り阻止機
    能による中断と同時に前記回転筒の回転を急停止させる
    とともに異常紙幣を前記吸引軸によって未計数紙幣とも
    計数済み紙幣とも離れた位置に停止せしめる分離停止機
    能と、前記めくり取り阻止機能および分離停止機能によ
    って未計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた位置に停止
    せしめられた異常紙幣を、自動的に未計数紙幣側に戻し
    た上で、再度紙幣のめくり取り判別動作を自動的に再開
    するリトライ計数機能と、このリトライ計数機能によっ
    て最初にめくり取り判別動作される紙幣が、再度異常紙
    幣として判別された場合、前記リトライ計数機能を無効
    とするリトライ無効機能と、 このリトライ無効機能によってリトライ処理されずに、
    前記めくり取り阻止機能および分離停止機能によって未
    計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた位置に停止せしめ
    られた異常紙幣を確認入力可能な確認入力機能と、 この確認入力機能によって異常紙幣の確認がなされると
    、前記めくり取り阻止機能および分離停止機能による中
    断を解除して、中断時点からの紙幣のめくり取り判別動
    作を自動的に再開する継続計数機能と、 を有することを特徴とする紙幣計数機。
JP62275507A 1987-10-30 1987-10-30 紙幣計数機 Expired - Lifetime JP2542642B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107170110A (zh) * 2017-04-06 2017-09-15 延安大学 一种纸币分离机

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS533588U (ja) * 1976-06-28 1978-01-13
JPS60116580U (ja) * 1984-01-17 1985-08-07 ロ−レルバンクマシン株式会社 紙幣計数機における二重送り検出装置

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JP2542642B2 (ja) 1996-10-09

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