JPH0222786A - 紙幣計数機 - Google Patents

紙幣計数機

Info

Publication number
JPH0222786A
JPH0222786A JP63172925A JP17292588A JPH0222786A JP H0222786 A JPH0222786 A JP H0222786A JP 63172925 A JP63172925 A JP 63172925A JP 17292588 A JP17292588 A JP 17292588A JP H0222786 A JPH0222786 A JP H0222786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
banknote
banknotes
abnormal
function
counting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63172925A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07113989B2 (ja
Inventor
Hideyuki Hibari
英幸 雲雀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP63172925A priority Critical patent/JPH07113989B2/ja
Publication of JPH0222786A publication Critical patent/JPH0222786A/ja
Publication of JPH07113989B2 publication Critical patent/JPH07113989B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、ホルダに装填された紙幣を吸引軸に吸着させ
て一枚ずつめくり取りながら金種判別するようになされ
た紙幣計数機に関するものである。
「従来の技術」 従来、この種の紙幣計数機として、特開昭57787号
公報に示す「紙葉類計数機」と、実開昭58−1295
58号公報に示す「紙葉類計数機におけろ紙葉類確認装
置」がある。
曲者の「紙葉類計数機」は、ホルダに装填された紙葉類
(紙幣)を吸引軸に吸着させて一枚ずつめくり取りなが
ら金種判別し、その金種が計数済みの金種(すなわち、
−枚目の金種に相当する)と異なる場合に異金種と判断
し、または金種判別が不能の時には、いわゆるパンチ装
置と呼ばれる装置のセパレータを、未だホルダ側に位置
して判別計数されていない状態にある紙幣の表面に押し
付けることにより、吸引軸によるめくり取り動作を中断
せしめ、この中断時に、異金種と判断された紙幣または
判別異常紙幣(両者を合わせて異常紙幣と称す)を確認
できるようになっている。
他方、後者の「紙葉類計数機における紙葉類確認装置n
」は、 前者の「紙葉類計数機」と同様に、いわゆるハ
ツチ装置のセパレータにより、以後の紙幣に対する吸引
軸によるめくり取り動作を中断して異常紙幣を確認する
ようになしたもので、特にこの装置では、中断時の確認
操作を行い易くするように、めくり取られた最後の紙幣
を操作側から確認でさるようにミラーを設けたものであ
る。
「発明が解決しようとする課題」 すなわち、上記のように構成された紙幣計数機において
は、異常紙幣検出時に、後続の紙幣が慣性回転する吸引
軸内の残留真空圧によりめくり取られるようにJるとこ
ろを、セパレータによって強制的に阻止せしめているの
で、例えば流通券ノように、傷付いて切れ易くなった紙
幣の場合には、セパレータで押さえられた箇所と吸引軸
により吸着された箇所との間で切れてしまうことがある
という不具合があった。
また、異常紙幣検出時には、計数を途中ストップして確
認するのであるが、異常紙幣は、計数済みの紙幣の最後
に一緒になってしまうため、前者の紙幣計数機において
は、操作者が計数済みの紙幣から最後の異常紙幣のみを
手でめくり分けた上で確認する必要があり、従ってその
際の操作性が悪く、また、後者の紙幣計数機においては
、その点の確認し易さが生じるが、実際には、判別のだ
めの光学系、または異常紙幣検出時のバッチ装置のセパ
レータなどの配置により、大きなミラーを設置すること
ができず、結果として、確認し易さを大幅に向上させる
ことかできなかった。
さらに、従来の方法では、操作性が悪いとは言っても、
異金種検出、判別異常が発生したという場合には、めく
り取られた最後の紙幣を確認すれば一応継続計数を行う
こともできたが、二重吸着検出の場合に限っては、たと
えば紙幣かテープなどにより二枚以上接着されていたこ
とを確認できた場合を除いては、本当に二重吸着であっ
たか否か、あるいは−枚の紙幣の部分的な汚れを検出し
ただけか否かを確認することができず、最初から計数を
やり直す必要があった。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、
セパレータを有するいわゆるバッチ装置を必要とせずに
異常紙幣検出時に吸引軸による紙幣のめくり取り動作を
中断せしめるとともに、吸引軸が配置された回転筒を急
停止させて異常紙幣を吸引軸によって未計数紙幣とも計
数済み紙幣とも離れた中間分離位置に停止せしめ、この
分離停止中断時に異常紙幣の金種を確認することにより
、この分離停止中断時点からの紙幣のめくり取り判別動
作を自動的に再開することが可能な紙幣計数機を提徴す
ることを目的とするものである。
また、第2の発明では、第1の発明において、異常紙幣
の確認を操作者が行うことを必要とせずに、中間分離位
置に急停止せしめられた異常紙幣を自動的に未計数紙幣
側に戻した上で、再度紙幣のめくり取り判別動作を行う
ことが可能な紙幣計数機を提供することを目的とするも
のである。
また、第3の発明では、第2の発明において、自動的に
未計数紙幣側に戻されて再度めくり取り判別動作される
紙幣が、再度連続して異常紙幣として判別された場合に
は、この再度のリトライ処理を中止して分離停止状態で
停止せしめて、操作者による分離停止状態の異常紙幣を
確認可能とした上で、さらにこの分離停止中断時点から
の紙幣のめくり取り判別動作を再開できることが可能な
紙幣計数機を提供することを目的とするものである。
さらにまた、第4の発明では、第1の発明または第3の
発明に23いて、中間分離位置に停止せしめられた異常
紙幣を確認する際、その金種情報を入力できるようにし
、吸引軸のめくり取り動作中に出力される金種情報と、
中断時に入力される金種情報とに基づいて、ホルダに装
填される紙幣の合計金額を計算することが可能な紙幣計
数機を提供することを目的とするものである。
「課題を解決するための手段」 このような目的を達成するため、第1の発明は、紙幣の
表面パターンを読み取り、この表面パターンを予め記憶
された基準データと比較することにより、この紙幣の金
種を判別して金種コードを出力する一方、異常紙幣検出
時にはエラーコードを出力する金種判別機能(a)と、
この金種判別機能(、)によって出力されるエラーコー
ドに基づいて、面記吸引軸による紙幣のめくり取り動作
を中断せしめるへく、前記回転闘の回転を急停止させる
とともに、異常紙幣を前記吸引軸によって未計数紙幣と
も計数済み紙幣とも離れた中間分離位置に停止せしめる
分離停止機能(b)と、この分離停止機能(1))によ
って未計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた中間分離位
置に停止せしめられた異常紙幣を確認入力可能な確認入
力機能(c)と、この確認入力機能(c)によって異常
紙幣の確認がなされると、前記分離停止機能(b)によ
る中断を解除して、中断時点からの紙幣のめくり取り判
別動作を自動的に再開する継続計数機能(d)とを有す
るようになされている。
また、第2の発明は、第1の発明の確認入力機能(c)
および継続計数機能(d)に代えて、分離停止機能(1
))によって未計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた中
間分離位置に停止せしめられた異常紙幣を、自動的に未
計数紙幣側に戻した上で、再度紙幣のめくり取り判別動
作を自動的に再開するリトライ計数機能(e)を有する
ようになされている。
また、第3の発明は、第2の発明において、す]・ライ
計数機能(e)によって最初にめくり取り判別動作され
る紙幣が、再度異常紙幣として判別された場合、前記リ
トライ計数機能(e)によるリトライ地理を中止とする
リトライ中止機能(「)と、このリトライ中止機能(f
)によってリトライ地理されずに、前記分離停止機能(
b)によって未計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた中
間分離位置に停止せしめられた異常紙幣を確認入力可能
な確認久方機能(C)と、この確認入力機能(c)によ
って異常紙幣の確認がなされると、前記分離停止機能(
l、)による中断を解除して、中断時点からの紙幣のめ
くり取り判別動作を自動的に再開する継続計数機能(d
)を有するようになされている。
さらにまた、第4の発明は、第1の発明または第3の発
明において、確認入力機能(c)が異常紙幣の金種コー
ドをも入力可能な確認入力機能(c’)であって、この
確認入力機能(c’)によって入力される金種コードと
、前記金種判別機能(a)によって自動的に出力される
金種コードとに基づいて、ホルダに装填される紙幣の合
計金額を計算する金額計数機能(g)を有するようにな
されている。
「作用」 第1の発明によれば、異常紙幣が検出されると、吸引軸
を配置した回転筒が急停止せしめられて異常紙幣が吸引
軸によって未計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた中間
分離位置に停止せしめられるとともに、この分離停止中
断時に異常紙幣の金種か確認されることにより、この分
離停止中断時点からの紙幣のめくり取り判別動作が自動
的に再開される。
また、第2の発明によれば、異常紙幣が検出されて中間
分離位置に急停止せし2められると、この異常紙幣が自
動的に未計数紙幣側に戻された上で、再度紙幣のめくり
取り判別動作が自動的に再開される。
また、第3の発明によれば、第2の発明において、リト
ライ処理時に最初にめくり取り判別動作される紙幣が、
再度異常紙幣として判別された場合には、リトライ処理
を行わずに分離停止状態で停止せしめて、この分離停止
状態の異常紙幣を確認できるようにし、この確認がなさ
れると、前記した分離停止中断時点からの紙幣のめくり
取り判別動作が自動的に再開される。
さらにまた、第4の発明によれは、第1の発明または第
3の発明において、中間分離位置に停止せしめられた異
常紙幣の金種を入力すると、前記した分離停止中断時点
からの紙幣のめくり取り判別動作が自動的に再開される
とともに、この金種入力時に入力される金種コードと、
吸引軸により枚スつめくり収られる計数時に自動的に判
別されて出力する金種コードとに基づいて、ホルダに装
填される紙幣の合計金額が算出されるようになる。
「実施例」 以下、まず始めに、本発明を第1図〜第14図に示す実
施例に基づいて説明する。
まず、第1図〜第3図に従って紙幣計数機構の構成を説
明すれば、この計数機構は、紙幣Sをホルダlに載せて
このホルダ1を軸2を中心として水平旋回させることに
より第1図実線で示す計数位置、あるいは第1図鎖線で
示す待機位置に移動させ、ホルダ1が計数位置にあると
きに、回転筒3を1M4を中心として第1図反時計方向
に回転させなから、回転筒3上の吸引軸5を軸6を中心
として時計方向に回転させ、この吸引軸5内に真空圧を
作用させてホルダ1上の紙幣Sを1枚ずつめくり取りな
がら計数を行うとともに、後述する投光器から紙幣Sの
表面に照射した光線の反射光を受光器で読み取って紙幣
Sの判別を行うようにした構成となっている。
前記ホルダlには、紙幣Sを裏側(吸引軸5の反対側)
から支える台板l!が設けられ、この台板1aの表面1
bは、反射光レベルが低くなるよう、黒色系に着色され
て形成されている。
前記回転筒3および吸引軸5の軸4,6は、第3図に示
すように中空状に形成されるとともに、吸入管路7を介
して真空ポンプ8の吸入ポート9に接続されており、こ
の真空ポンプ8の真空圧が、前記吸引軸5の外周の一部
に設けた開口部10を介して紙幣Sに作用することによ
り、吸引軸5に紙幣Sが吸着されるようになっている。
また、前記吸入管路7の途中には圧力センサllが設け
られて13す、この圧力センサ11によって、吸入管路
7内の真空圧が紙幣Sを吸着し得る程度に上昇したか否
かが検出されるようになっている。
一方、前記真空ポンプ8の排気ポート12には、排気管
路13か接続されており、この排気管路l3の先端には
、紙幣Sの側面に排気を吹き付けて紙幣S相互の分離を
容易にするための排気ノズル14が設けられ、一方、排
気管路13の途中には、紙幣Sの計数が行われていない
ときに排気を放出光15に切り換えて排気ノズル14か
らの騒音の発生を防止するソレノイドバルブ16が設け
られている。
また、前記吸引軸5のそれぞれには、第1図〜第3図に
示すように、一対の位置規制片5aが固定されている。
この位置規制片5aは、吸引軸5の側面から突出し、且
つ該吸引軸5の開口部10を間に挾むように設けられた
ものであって、開口部lOから外気が吸引されて吸引軸
5に紙幣Sが吸着された際に、紙幣Sを側面から支持し
て、該紙幣Sの倒れあるいは折れ曲がりを防止するよう
になっている。
そして、このように前記位置規制片5aによって、吸引
軸5が吸着分離した紙幣Sの起立状態を保つことにより
、二重送りされているか否かを検知する箇所(第1図に
おいて紙幣S!で示す吸着分離された位置)に、該紙幣
Sの位置決めが行われるようになっている。
また、前記回転筒3の外周には、磁性体から成る作動片
17が複数貼付されており、これらの作動片17が磁気
センサ18を作動させるか否かにより各吸引軸5が待機
位置(開口部10が紙幣Sに正対し、且つ吸引軸5内が
真空ポンプ8と連通される位置)にあるか、あるいは開
始位置(開口部10が紙幣Sに正対する直前の位置にあ
って、且つ吸引軸5内が真空ポンプ8から構成される装
置)にあるかが検出されるようになっている。
なお、第3図において、符号19は回転筒3をベルト2
0を介して駆動する計数モータ、符号21は真空ポンプ
8をベルト22を介して駆動するポンプモータ、符号2
3はホルダlを旋回させるホルダモータ、符号24Aお
よび24Bはホルダ1か閉位tR(吸引軸5に接近した
位置)にあるか開位置(吸引軸5から離間した位置)に
あるかを検出するホルダ位置検出スイッチである。
次に、紙幣Sを束ねた帯封に確認印を押す押印機構につ
いて第1図および第2図を参照して説明する。
第1図において符号30で示されるものは、ホルダ1の
側方に設けられた押印機構であって、この押印機構30
は、ホルダlの祇押さえ板1cに矢印(イ)−(0)方
向に移動可能に支持された印鑑30Aと、この印鑑30
Aの後端面を押圧する抑圧体30Bと、この抑圧体30
Bを押圧駆動する捺印ソレノイド30Cにより構成され
る。
他方、第2図において符号31で示されるものは、ホル
ダlの下方に設けられた押印機構であって、この押印機
構31は、ホルダ1の載置板1dに第1図矢印(イ)−
(ロ)方向に移動可能に支持された印鑑31Aと、この
印鑑31Aの後端面を押圧する抑圧体31Bと、この押
圧体31Bを抑圧駆動する捺印ソレノイド31Cにより
構成される。
次に、前記吸引軸5によってめくり取られた紙幣Sの二
重送り検出機構について、第1図を参照して説明する。
vg1図に符号37および符号38でそれぞれ示される
ものは、二重送り検出用ランプおよび受光素子(これら
の素子によって二重送り検出センサが構成される)であ
り、符号39で示されるものは、受光素子38に紙幣S
からの透過光を集光する集光レンスである。
前記二重送り検出用ランプ37および受光素子38は共
に、回転筒3側に向けて設けられたものであって、前記
二重検出用ランプ37から発光された光線は、めくり取
られた紙幣Saに対して交差する方向から照射され、且
つ該紙幣Saのめくり取り部分における略中央位置に照
射されるようになっている。
そして、紙幣Saに対して照射され透過した光は、集光
レンズ39により受光素子38に集光されてその光量が
検出され、この受光素子38が検出した透過光量に基づ
き二重送りの判断がなされるようになっている。
すなわち、透過光量が所定値以上であれば正常な送り(
−枚送り)と判断され、透過光量が所定値以下であれば
二重送りと判断されるようになっている。
次に、紙幣Sの金種判別および表裏判別を行う判別機構
についてiAx図および第2図を参照して説明する。
第2図において符号40で示されるものは、吸引軸5に
よりめくり取られようとする未計数紙幣の最前面の紙幣
sbに光を照射する投光器、符号41で示されるものは
、この投光器40から紙幣sbに照射された光の反射光
を受光する受光器であって、投光器40から照射される
光は、紙幣Sbの少なくとも図示二点鎖線で示されるエ
リアEを含む領域に照射されるようになっている。
また、前記受光器41は、紙幣表面のパターンに応じた
電気信号を発生させるエリアセンサ42と、このエリア
センサ42に紙幣sbの反射光を集光する集光レンズ4
3とから構成されている。
前記エリアセンサ42は、紙幣sbのエリアEの中から
、判別に適した水平方向のラインパターンを複数検出し
て読み取ることができるよう構成されてなるもので、後
述するように、判別制御回路46から出力されるトリガ
信号により動作して、前記エリアEの特定ラインにおけ
る反射光量を時系列の電気信号(アナログ信号)に変換
して出力するようになっている。
すなわち、前記エリアセンサ42は、その縦方向のライ
ンを設定した後、そのラインについて横方向のデータを
出力可能に構成されてなるもので、その横方向がエリア
EのX座標に対応し、また、その縦方向がエリアEのY
座標に対応しており、このようなエリアセンサ42の縦
横座標とエリアEのXY座標との対応によって、エリア
Eにおけル表面パターン(ラインデータ)を、例えば、
Y=1、Y−3とラインを指定して読み出すことができ
る。
このようにして、読み出されたエリアデータは、後述す
るように、A/D変換されて記憶され、ROM64に記
tαされている基準データと比較されることにより、紙
幣sbの金種判別および表裏判別がなされることになる
次に、第4図により、前記計数機構および判別機構をそ
れぞれ制御する計数制御回路45 (分離停止機能、確
認入力機能、継続計数機能、リトライ計数機能、リトラ
イ中止機能、金額計算機能)および判別制御回路46(
金種判別機能)を説明する。
すなわち、計数制御回路45は、後述する計数制御プロ
グラム(第5図および第6図参照)等を記憶しているR
OM47と、このROM47に記tαされているプログ
ラムに従って各種のデータの書き込みと読み出しを行う
RAM4gと、これらを制御するC P U 49とか
ら構成されている。
さらに、CPU491こは、入力側I10ポートおよび
レンーバ51を介して、計数動作開始を指示するスター
トスイッチ52、金種および二重送り判別を行うための
検出モードスイッチ53、表裏判別を行うための表裏モ
ードスイッチ54が接続されるとともに、ホルダlが閉
位置にあるか開位置にあるかを検出するホルダ閉位置セ
ンサ24Aおよびホルダ開位置センサ24B1さらlこ
は、前記回転筒位置センサ18、圧力センサ118よび
クリアスイッチ等を含むその他の操作スイッチ55かそ
れぞれ接続されている。
なお、萌記操作スイ7チ55としては、クリアスイッチ
の他、計数加算、指定(バッチ)、再調(チエツク)、
捺印、金額計算などのモードが適宜選択されるモード選
択スイッチ、後述するように異常終了時の計数中断時に
、判別異常紙幣に対する金種確認入力を行うための万券
釦、五千券釦、千券用(この確認釦は、異金種の確認に
も用いられる)などがある。
ここで、前記モードについて簡単に説明すると、「計数
加算」とは、紙幣の枚数を計数するとともにその計数値
を計数動作毎に累積してゆくモードであり、「指定(バ
ッチ)」とは、紙幣の枚数を例えば50枚と指定し、5
0枚の計数が完了した時点で、計数を中断して、50枚
の計数済み紙幣と未計数紙幣とに分離するモードであり
、また、「再調(チエツク)」とは、束ねられた紙幣か
設定枚数あるか否かを確認するモードであり、さらに、
「捺印」とは、紙幣の再調を行った後、この再調結果が
正しいならは帯封に対して側面より、もしくは下方より
捺印を行うモードであり、「金額計算」とは、ホルダに
装填されて計数される紙幣の合計金額を算出して表示す
るモードである。
そして、これらのモードは、その機能が相反するもので
ない限り、複数同時に設定できるようになっている。
ところで、第4図に示すスタートスイッチ52は、この
実施例では、ホルダlに設けられた押し釦60(第1図
参照)から構成されているが、例えば、ホルダlに紙幣
Sが装填されたことを検出するセンサ(図示路)をスタ
ートスイッチ52として使用してもよい。
また、前記CPU49には、出力側I10ポート61お
よびドライバ62を介して、捺印ソレノイド30C,3
1C,二重送り検出用ランプ37あるいは投光器40か
ら成るランプ、ホルダモータ23、計数モータ19、ポ
ンプモータ21.ソレノイドバルブ16、および紙幣計
数機能の操作パネル(図示路)などの設けられている紙
幣の枚数、異常のを無などを表示する表示部63がそれ
ぞれ接続されている。
方、前記判別制御回路46は、判別制御プログラム(第
7図および第8図参照)などを記憶しているROM64
と、このROM64に記憶されているプログラムに従っ
て各種データの書き込みと読み出しを行うRAM65と
、これらを制御するCPU66とから構成されている。
さらに、前記CPU66には、出力側I10ボート70
および駆動回路71を介してエリアセンサ34か接続さ
れ、このエリアセンサ34の出力が増幅器72、A/D
コンバータ73、入力側I10ポート74を介して前記
RAM65に入力されるようになっている。
なお、前記駆動回路71からエリアセンサ34に供給さ
れる駆動信号は、X軸駆動用信号とY4iIII駆動用
信号とからなり、これらX軸駆動用信号とY軸駆動用′
イ6号の出力によって紙幣のj;リアEにおける特定位
置の表面パターン(エリアデータ)を読み出すようにな
っている。
そして、このようなエリアEにおける表面パターンのデ
ータを取り出す際には、まず、Y軸駆動用信号を出力し
てエリアEのY座標を決定してから、X軸駆動用信号を
出力してエリアEのX座標を一定方向に変化させればよ
い。
すなわち、Y座標を1に設定してエリアEにおけるデー
タをラインデータ(X、IX但し、X=1〜Xm♂X)
と17て読み出し、さらに、Y座標を3に設定してライ
ンデータ(X、3X但し、X−1〜X maw)として
読み出し、これら読み出された複数のラインデータをR
AM65に記憶し、且つROM64に記憶されている基
準データと比較するようにすれは良い。
一方、前記A/Dコンバータ73には、エリアセンサ3
4と同様に、増幅器78を介して二重検知用センサの受
光素子38が接続されている。
また、これら増幅器72・78とA/Dコンバータ73
との間には、出力側I10ポート70からの切り換え信
号によって動作するアナログスイッチ79・80がそれ
ぞれ設けられており、これらアナログスイッチ79・8
0によって、エリアセンサ34あるいは二重検知用セン
サの受光素子38のいずれか一方の出力信号がA/Dコ
ンバータ73に送られるようになっている。
また、前記計数制御回路45のCPU49と判別制御回
路46のCPU66とは、データ転送用I10ボート8
1.82を介して相互に接続されており、相互にデータ
を変換して連動動作し得るように構成されている。
以下、第5図〜第6図、第9図、ならびに第11図〜第
14図に従って、前記計数制御回路45のROM47に
記憶されたプログラムの内容を紙幣計数機の動作ととも
に説明する。
なお、第5図は、(A)および(B)の2図から成り、
また、第6図は(A)、(B)、(C)および(D)の
4図から成る。
さらに、第5図、第6図におけるSNは以下の説明にお
けるステップNを示し、第9図、第13図〜第14図に
おけるToは以下の説明におけるタイミングToを示す
ものとする。
(a)計数制御動作1(第5図(A)〜(B)および第
9図参照) 第5図(A) くステップl〉 電源投入 〈ステップ2〉 ホルダ開位置検出センサ24Aが動作されて、ホルダl
が開位置にあるか否かを判断し、NOの場合には、ホル
ダモータ23を開駆動してホルダlを開位置に設定しく
ステップ3)、YESの場合には、次のステップ4に進
む。
〈ステップ4〉 回転筒位置センサ18からの出力の有無により、吸引軸
5が待機位置(すなわち、吸引軸5が紙幣Sに正対する
位置)にあるか否かを判断し、NOの場合には、計数モ
ータ19を低速で正転(計数時の方向)駆動させて吸引
軸5を待機位置に設定しくステップ5)、YESの場合
には、次のステップ6に進む。
〈ステ/プロ:〉 モード設定スイッチの設定操作がなされているか否かを
判断し、YESの場合には、各種のモード設定操作に応
じて操作されたモードを記憶しくステップ7)、 No
の場合には、次のステップ8に進む。
くステップ8〉 スタートスイッチ52からスタート信号(ST)が出力
されたか否かを判断し、NOの場合には、前記ステップ
6に戻り、YESの場合には、次のステップ9に進む(
タイミングTI)。
〈ステップ9〉 ホルダ閉位置検出センサ24Bが動作されて、ホルダl
が閉位置にあるか否かを判断し、NOの場合には、ホル
ダモータ23を閉駆動してホルダlを閉位置に設定しく
ステップ10)、YESの場合には、次のステップ11
に進む(タイミングT2)。
〈ステップ11> ポンプ駆動信号(P M P )が出力されて、ポンプ
モータ21が駆動されるとともに、ソレノイドバルブ駆
動信号(SV)が出力されて、ソレノイドバルブ16を
排気ノズル14側に切り換える。
〈ステップ12> 回転筒位置センサ18からの出力の有無により、吸引軸
5が開始位置(すなわち、吸引軸5の開口部10が紙幣
Sに正対する直前の位置にあって、且つ吸引軸5内が真
空ポンプ8から構成される装置)にあるか否かを判断し
、NOの場合には、計数モータ低速逆転駆動信号(CM
D−R)が出力されて、計数モータ19を低速で逆転(
計数時とは逆の方向)駆動させて吸引軸5を開始位置に
設定しくステップ13)、YESの場合には、次のステ
ップ14に進む(タイミングT3)。
〈ステップ14〉 圧力判定信号(VSW)が出力されるのを待って、すな
わち、吸入管路7内の真空圧が所定の値まで上昇するの
を待って、次のステップ15に進む(タイ  ミ ン 
グ T4)。
くステップ15〉 前記圧力判定信号(VSW)が出力されることにより、
計数モータ正転駆動信号(CMD−FF)が出力されて
、回転筒3および吸引軸5の高速回転が開始される。
第5図(B) 〈ステップ16〉 吸引軸5が紙幣Sを一枚ずつ吸着してめくり取るととも
に、このめくり取り動作と並行して、回転筒位置センサ
18が信号(S、NS)を発生するたび、計数信号(C
NT)が出力されて、紙幣Sの計数が計数される(タイ
ミングT6〜Tm)。
また、紙幣Sの判別を行うモードの際には、はぼ同じタ
イミングで、エリアセンサ42の検出データを取り出す
ためのトリガー信号(TRG)が出力されて、紙幣Sの
判別が行われる。
〈ステップ17) ホルダ1上の未計数紙幣Sがなくなって、吸引軸5によ
る紙幣Sの吸着動作ができなくなることにより、吸入管
路7内の真空圧が降下して圧力センサ11がOFFとな
り、圧力判定信号(VSW)が出力されなくなりt;場
合、または後述するように、バッチモード時に吸引軸5
による設定枚数分の紙幣Sのめくり取り動作が終了して
回転筒3が急停止することにより、その後の紙幣Sのめ
くり取り動作が中止された場合には、正常終了YESと
判断して次のステップ18に進み、それ以外の場合には
NOとしてステップ30に進む。
なお、後述するように、残留エラー、枚数不一致エラー
の検出は、正常終了した上での判断であるため、これら
は正常終了に含まれるものとする。
〈ステップ18〉 計数モータ正転駆動信号(CMD−FF)の出力が停止
され、代わりに計数モータブレーキ信号(CM−BRK
)が出力されて、計数モータ19が急停止される(タイ
ミングTm+1)。
まI;、同時にポンプ駆動信号(P M P )とソレ
ノイドバルブ駆動信号(SV)の出力が停止されて、ポ
ンプモータ21を停止Fするとともに、ソレノイドバル
ブ16を放出口15側に切り換える。
くステップ19) バッチモードがONとなっているか否かを判断し、YE
Sの場合にはステップ20へ進み、NOの場合にはステ
ップ22へ進ム。
くステップ20〉 後述するように、バッチ動作が正常に終了したか否かを
判断し、YESの場合にはステップ22に進み、NOの
場合にはステップ21へ進む。
くステップ21〉 バッチ動作が正常に行われず、設定枚数分の紙幣と未計
数紙幣とを確実に分離できたか不明であるため、異常を
示すアラーム信号(ブザーなどを駆動する信号)を出力
する。
〈ステップ22〉 後述するように、処理するモードに応じて自動的に、ま
たはクリア釦(クリアスイッチ)の操作によりホルダ1
のオープン信号が出力されたか否かの判断を行い、YE
Sの場合には第5図(A)のステップ2に戻り(タイミ
ングTn)、Noの場合にはこのステップ22で待機す
る。
そして、ステップ2に戻った場合には、ホルダlの開位
置設定動作と、吸引軸5の待機位置設定動作が前述の如
く行われて、次回のスタート信号(ステップ8)によっ
て、直ちに計数を開始し得る状態に待機せしめられるこ
ととなる。
〈ステップ30〉 前記ステップ17において正常周終了と判断されていな
いとき、このステップ30では、後述するエラー検出(
判別異常、異金種、表裏不一致、二重吸着検出)により
回転筒3が急停止されて吸引軸5による紙幣のめくり取
り阻止がなされ、計数が中断せしめられた異常終了であ
るか否かが判断され、YESの場合にはステップ31に
進み、Noの場合にはステップ16へ戻る。
そして、前記したように、圧力判定信号(VSW)が出
力されている(NOである)@す、あるいはバッチ動作
が行われない限り、前記ステップ16.17.30の間
をループして、後述するように計数動作を行う。
〈ステ7プ31〉 異常終了と判断されることにより、計数モータ19が急
停止せしめられるとともに、ポンプモータ21が停止さ
れ、異常紙幣の分離停止動作が行われる。
なお、この時の分離停止動作は、後述するバッチ動作の
基本となるため、このステップ31から後述するステッ
プ35までの処理については、第11図および第12図
に示す状態説明図と、第13図に示すタイムチャートに
従って、詳細に説明する。
すなわち、第11図に示すように、回転筒3の周囲に設
けられた作動片17を回転筒位置センサ18が検出して
、回転筒位置センサ出力信号(SNS)の立ち上がりと
なるタイミングT81までに、紙幣S直に対する判別処
理が終了し、この紙幣S!が異常紙幣と判断されたとす
る。
そして、このタイミングT81で、第13図に示すよう
に、計数モータ駆動信号(CMD正転)に代えて計数モ
ータブレーキ信号(BRK)が与えられて、吸引軸5が
配置された回転筒3の回転が急減速される。
その後、タイミングT81時点で、回転筒位置センサ1
8により検出された作動片17が、その回転筒位置セン
サ18により検出されなくなるまでの、tなわち、回転
筒位置センサ出力信号(SNS)が立ち下がるまでの回
転範囲内(第11図に示す位置から第12図に示す位置
の回転範囲内)で、たとえば、第13図に示すタイミン
グT82において、回転筒3の回転が完全に停止する。
そして、このタイミングT82において、異常紙幣S1
は、第12図に示すように、未計数紙幣(その最前面の
紙幣がsbで表される)とも、計数済み紙幣Sc、S+
1とも離れた中間分離位置に停止されることになる。
なお、分離停止せしめられた異常紙幣S2の直後の紙幣
sbは、吸引軸5内の残留真空圧により、分離停止動作
時点においては、短時間の間、第12図に示すように吸
引軸5に吸着されて折り曲げられた状態にあるが、紙幣
sb自身の腰の強さ(弾性)で、矢印方向に直ちに復帰
することになる。
〈ステップ32〉 異常紙幣S1が計数モータ19の急停止で第12図に示
すように中間位置で確実に分離停止されているか否かを
判断し、YESの場合には次のステップ33へ進み、N
Oの場合にはステップ4゜へ進む。
この場合、回転筒の回転が完全に停止するタイミングま
での間(例えば、タイミングT81からタイミングT8
3までの一定時間内)に、回転筒位置センサ出力信号(
S N S )がON状態を保持していたか否かによっ
て、分離停止が確実にあったか否かを判断することがで
きる。
〈ステップ33〉 分離停止された異常紙幣Saが、後述するリトライ処理
によって、再計数された上で連続して異常紙幣として判
別されたか否かを判断し、Noの場合には次のステップ
34へ進み、同一紙幣が連続して異常紙幣と判断された
YESの場合には、ステップ36へ進む。
〈ステップ34〉 第12図に示す中間分離位置に分離停止された異常紙幣
Saを自動的に判別し直すリトライ処理を行うため、計
数モータ19を低速で逆転駆動しくステップ35)、2
本前の吸引軸5を開始位置に設定した後、第5図(A)
のステ・y 7’ 11に戻って、異常紙幣Saに対す
る判別動作を再度行う。
すなわち、タイミングT83において、計数モータブレ
ーキ1δ号(BRK)に代えて計数モータ駆動信号(C
MD低速逆転)を与えて、計数モータ19を低速で逆転
開始させる。
この逆転動作中のタイミングT84においては、第12
図に異常紙幣Saと未計数紙幣sbとの間に位置する吸
引軸5が第11図に示す開始位置(未計数紙幣sbにほ
ぼ正対している吸引軸5の位置を言う)まで逆転されて
、異常紙幣S!が第11図に示す紙幣S1の位置まで戻
り、さらにタイミングT85において、第12図に異常
紙幣Saと計数済み紙幣Sc、Sdとの間に位置する吸
引軸5が第11図に示す開始位置まで逆転されることに
より、分離停止された異常紙幣Saが未計数紙幣sbと
一緒になる。
そして、このタイミングT85において、計数モータ駆
動信号(CMD低速逆転)に代えて計数モータブレーキ
信号(BRK)を再度与えて、この位置で停止させる。
そして、第5図(A)のステップ11に戻った場合には
、ポンプモータ21を再度駆動し、圧力判定信号(V 
S W)が再度出力されたところで(タイミングT86
)、計数モータブレーキ信号(BRK)に代えて計数モ
ータ駆動信号(CMD正転)を与えて、異常紙幣S3に
対する判別動作を自動的に再開する(タイミングT87
以降)。
次に、分離停止された異常紙幣Saが、直前のリトライ
処理によって再計数された上で、再び連続して異常紙幣
Saとして判別された場合の処理について、ステップ3
6〜ステツプ41に基づいて説明する。
なお、このステップ36〜ステツプ41までの処理につ
いては、第11図および第12図に示す状態説明図と、
第14図に示すタイムチャートに従って、詳細に説明す
る。
〈ステップ36〉 前記ステップ33において連続して判別異常と判断され
た異常紙幣Saは、第12図に示すように、異常紙幣S
aが計数済み紙幣Sc、Sd側に比較的寄った位置に分
離停止された状態であるため、操作者による目視確認か
多少とも行いにくい恐れかある。
これを解消するため、この第12図の分離停止状態の位
置から、第1図に示す紙幣Saの位置まで吸引1liI
l15(回転筒3)を逆転させると良く、吸引軸5を待
機位置に戻す処理を、このステップ36からステップ3
9の間で行う。
すなわち、タイミングT103において、逆転方向に計
数モータ駆動信号(CM D )を出力して、吸引軸5
が第11図に示す開始位置に戻るまで(このステップ3
6がNOの間)、計数モータ19を低速で逆転駆動しく
ステップ37)、吸引軸5が開始位置に戻された場合(
このステップ36がYESの場ば:タイミングT104
)には、次のステ・ング38に進む。
くステップ38〉 吸引軸5が、第11図に示す開始位置に戻された後、今
度は、正転方向に計数モータ駆動信号(CMD)を出力
(タイミングT105)して、吸引軸5が第1図に示す
待機位置に設定されるまで(このステップ38がNoの
間)、計数モータ19を低速で正転駆動しくステップ3
9)、待機位置に設定された場合(このステップ38が
YESの場合:タイミングT106)、次のステップ4
0へ進む。
〈ステップ40) ステ7ブ33〜ステツプ39を経て連続異常紙幣Saが
検出されて異常終了した場合、もしくは、ステップ32
において異常紙幣Saの分離停止に失敗した異常終了の
場合には、操作者によって目視により異常紙幣Saの金
種確認がなされる。
この場合、異常紙幣Saは、第1図に示すように、目視
による確認が行い易い位置に設定されているため、操作
者によって素早く確認か行われることになる。
そして、確認スイッチが操作される二とにより、継続計
数がYESと判断されてステップ11へ進む。
以後、ポンプモータ21が駆動開始されて、圧力判定信
号(VSW)が出力されることにより (ステップ14
YEs)、未計数紙幣sbのめくり取り判別動作が再開
されることとなる。
一方、このステップ40において、確認ステップか操作
されぬ間(継続計数がNoの間)、クリア釦か操作され
たか否かがステップ41において判断され、クリア釦が
操作されたYESの場合には、ステップ41から前記し
たステップ22と同様にステップ2へ戻ることになり、
このステップ41がNoの場合には、ステップ40とス
テップ41とのループで待機することになる。
次に、CPU49における計数処理フローの詳細につい
て第6図(A)〜(D)を参照して説明し、ざらにCP
U66における判別処理フローの詳細について第7図お
よび第8図を参照して説明する。
(b)計数制御動作2(第6図(A)〜(D)参照)ま
ず始めに、計数時の制御を、第6図(A)のフローを中
心にして説明する。
第6図(A、) 〈ステップ100〉 スタート くステップtoi> ポンプモータ21が駆動開始される。
〈ステップ102> 回転筒位置センサ出力信号(SNS)の0N−OFF状
態により、吸引軸5が開始位置にある(SNSがOFF
である)か否かを判断し、NOの場合には、計数モータ
19を低速で逆転させて吸引軸5を開始位置に設定しく
ステップ103)、YESの場合には、次のステップ1
04に進む。
〈ステップ104〉 検出モードスイッチ53がONとなっているか否か、す
なわち、紙幣表面のパターンを読み取る必要があるか否
かを判断し、YESの場合には、判別ON信号および表
裏モード信号(但し、表裏モードスイッチ54がONの
ときのみ、以下同じ)を判別制御回路46(第7図に示
す判別ルーチン)に出力するとともに(矢印■で示す)
、二重送り検出ランプ37および投光器40を点灯する
(ステップ105)。
また、検出モードスイッチ53がOFFとなっている場
合には、計数のみを行うと判断して、次のステップ10
6に進む。
くステップ106〉 真空ポンプ18が駆動され、且つ吸引軸5が開始位置に
設定されることにより、吸引軸5内の真空圧が上昇し、
圧力判定信号(VSW)が出力されるまで、このステッ
プ106で待機する。
〈ステップ107) 圧力判定信号(VSW)が出力されることにより、計数
モータ19を高速で正転方向に回転させ始める。
〈ステップ108> OFF状態にある回転筒位置センサ出力信号(SNS)
が、 ON状態となる立ち上がり時となったか否かを検
出し、YESの場合には次のステップ109へ進む。
〈ステップ109〉 前記ステップ108と同一のタイミングでトリガー信号
(TRG)を判別制御回路46(第7図に示す判別ルー
チン)に出力させる(矢印■で示す)。
くステップ110〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)の0N−OFF状
態を検出I7.0N(YES)の場合には次のステップ
111に進み、NOの場合にはステップ116に進む。
〈ステップ111> 圧力判定信号(VSW)がONとなっているか否かを判
断し、0N(YES)の場合には次のステップ112に
進むとともに、0FF(ON)の場合には、ステップ1
80に進んで判別OFF信号を判別制御回路46(第7
図に示す判別ルーチン)に出力しく矢印■で示す)、且
つ計数モータ19、ポンプモータ21の駆動および二重
送り検出用ランプ37、投光W40の点灯を停止(ステ
ップ181)した後、正常終了時の処理を行うため第6
B(D)のステップ182に進む。
くステップ112〉 検出モードスイッチ53がONとなっているが否かを判
断し、YESの場合には次のステップ113に進み、N
Oの場合にはステップ114に進む。
〈ステップ113〉 後述するように、異金種が検出された場合、表裏判別モ
ードの時に表裏不一致が検出された場合、全ての基準パ
ターンと一致せずに判別異常と判断された場合、あるい
は二重吸着が検出された場合に、判別制御回路46 (
第7図に示す判別ルーチン)から出力されるエラー信号
の入力(矢印■で示す)があるか否かを判断し、YES
の場合には、エラー紙幣(異常紙幣)に対するリトライ
処理もしくは確認処理を行うために、第6図(C)のス
テップ135に進み、またエラー信号が入力されていな
いNoの場合には次のステップ114に進む。
くステップ114〉 バッチモードがONとなっているか否かを判断し、YE
Sの場合には次のステップ115に進み、Noの場合に
は前記ステップ110に戻る。
くステップ115〉 紙幣のめくり取り枚数(計数値)と予め設定された設定
値とを比較して、両値が一致したか否かを判断し、計数
値が設定値に達していないと判断されたNoの場合には
前記ステップ110に戻るとともに、計数値が設定値に
達しt;と判断されたYESの場合には、いわゆるバッ
チ処理を行うために、第6図(B)のステップ120に
進む。
このようにして、前記回転筒位置センサ出力イδ号(S
NS)がON状態で、且つ圧力判定信号(VSW)がO
N、エラー信号の入力がなく、さらにバッチモードにお
ける一致が得られていない限り、前記ステップ110〜
ステツプ115のルーチンを回り続け、前記ステップ1
10において回転筒位置センサ出力信号(SNS)がO
FFとなったところで、次のステップ116に進む。
くステップ116〉 前記ステップ111と同様に、圧力判定信号(VSW)
がONとなっているか否かを判断し、0N(YES)の
場合には次のステップ117に進むとともに、0FF(
NO)の場合には、ステップ118に進んで判別OFF
信号を判別制御回路46 (第7図に示す判別ルーチン
)に出力しく矢印■で示す)、且つ計数モータ19、ポ
ンプモータ21の駆動および二重送り検出用ランプ37
、投光器40の点灯を停止(ステップ181)LIZ後
、正常終了時の処理を行うため、第6図(D)のステッ
プ182に進む。
〈ステップ117〉 前記ステップ108と同様に、OFF状態にある回転筒
位置センサ出力信号(SNS)が、ON状態となる立ち
上がり時となったか否かを検出し、YESの場合には次
のステップl18へ進み、NOの場合には前記ステップ
116に戻る。
〈ステップ11g> 前記ステップ109と同様に、トリが一信号(TRG)
を判別制御回路46(第7図に示す判別ルーチン)に出
力する(矢印■で示す)とともに、 紙幣のめくり取り
枚数を計数するカウンタCN T 1.: 1を加算し
て(ステップ119)、前記ステップ110に戻る。
次に、バッチ処理時(前記ステップ115YESの場合
)の制御を、第6図(B)の70−を中心にして説明す
る。
第6図(B) 〈ステップ120〉 前記ステップ180と同様に、判別OFF信号を判別制
御回路46(第7図に示す判別ルーチン)に出力して(
矢印■で示す)、次のステップ121に進む。
なお、枚数一致に伴うバッチ処理を行うための、ステッ
プ121以降のステップの説明においては、第11図お
よび第12図に示す状態説明図と、第9図に示すタイム
チャートを参照して詳細に説明する。
まず、始めに、計数値と設定値とが一致した時点の状況
を説明する。
バッチ処理しようとする設定枚数目の紙幣が第11図に
示す紙幣Saとすると、回転筒3の周囲に設けられた作
動片17が回転筒位置センサ18により検出されて回転
筒位置センサ出力信号(SNS)が立ち上がった時点で
、カウンタCNTが1加算され(前記ステップ117〜
ステツプ119参照:第9図タイミングTmとする)、
枚数一致状態が得られる(ステップ115)。
前記したように、異常紙幣の検出時と同様に、この時点
で回転筒3の回転を急停止せしめると、設定枚数目の紙
幣S2は、第12図に示す中間分離位置で停止してしま
うため、直ちには急停止せしめずに、回転筒3の回転を
継続せしめて、その回転位置を監視する。
くステップ121〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)の0N−OFF状
態を監視し、0FF(YES)となったら次のステップ
122に進み、0N(No)の場合にはこのステップ1
21で待機する。
なお、OFFとなった時とは、設定枚数目の紙幣S1が
、第12図に示す位置に達した時に相当するものであり
、仮に設定枚数プラス1枚目の紙幣が存在する場合には
、該プラス1枚目の紙幣は第12図に紙幣sbで示され
る位置にめくられることになる。
くステップ122〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)の0N−OFF状
態を監視し、0N(YES)となったら次のステップ1
23に進み、0FF(NO)の場合にはこのステップ1
22で待機する。
なお、ONとなった時とは、設定枚数目の紙幣Saが、
第11図紙幣Scで示す位置に達した時に相当し、これ
は第9図のタイミングT+o+1で示されるタイミング
と一致するものであり、前記と同様に、設定枚数プラス
1枚目の紙幣が存在する場合には、該1枚目の紙幣は第
11図に紙幣Ssで示される位置にめくられることにな
る。
〈ステップ123〉 そして、このタイミングTm+1で、第9図に示すよう
に、計数モータ正転駆動信号(CMD−FF)に代えて
計数モータブレーキ信号(CM −BRK)が与えられ
て、吸引軸5が配置された回転筒3の回転が急減速され
るとともに、ポンプモー夕21の駆動および二重送り検
出用ランプ37、投光器40の点灯が停止される。
〈ステップ124〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)の0N−OFF状
態を監視し、次のステップ125とのループで、回転筒
位置センナ出力信号(SNS)がON状態のままで回転
筒3が停止したか否かを判断する。
すなわち、回転筒位置センサ出力信号(SNS)がON
状態の時(ステップ124がYESの場合)、ステップ
125において、該ON状態が一定時間継続していたか
否かを判断し、一定時間経過していないNOの場合には
、ステップ124とのループで待機し、また、一定時間
経過したYESの場合には、該ON状態で回転筒3が停
止できたと判断して次のステップ126に進む(第9図
タイミングTm+2)。
他方、ステップ124〜ステツプ125のループにおい
て、該ON状態が一定時間経過せずに、途中でOFF状
態となった場合には(ステップ124がNOの場合)、
ステップ133に進む。
なお、回転筒位置センサ出力信号(SNS)がONのま
まで回転筒3が停止できた場合とは、設定枚数目の紙幣
Saが、第12図に紙幣S c(S d)で示す位置に
達した時に相当するものであり、前記と同様に、設定枚
数プラス1枚目の紙幣が存在する場合には、該プラス1
枚目の紙幣は最大第12図に紙幣Saで示される中間分
離位置までめくられることになる。
さらにまた、この第12図に示される設定枚数プラス2
枚目の紙幣sbは、吸引軸5内の残留真空圧により、短
時間の間、第12図に示すように吸引軸5に吸着されて
折り曲げられた状態にあるが、紙幣sb自身の腰の強さ
で、矢印方向に直ちに復帰することになる。
〈ステップ126〉 バッチ処理のためには、設定枚数分の紙幣と未計数分の
紙幣とに明確に分けることが必要で、中間分離位置に停
止せしめられた設定枚数プラス1枚目の紙幣Sa(第1
2図)を、未計数紙幣sb側へ戻す処理が行われる。
すなわち、このステップ126では、タイミングTm+
3において、計数モータブレーキ信号(CM−BRK)
に代えて計数モータ低速逆転信号(CMD−R)を与え
て、計数モータ19を低速で逆転開始させる。
なお、この逆転処理は、回転筒位置センサ出力信号(S
NS)の0N−OFF状態を監視することにより、制御
される。
〈ステップ127〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)の0N−OFF状
態を監視し、0FF(YES)となったら次のステップ
128に進み、0N(NO)の場合にはこのステップ1
27で待機する。
なお、OFFとなった時とは、第12図紙幣Saで示さ
れる設定枚数プラス1枚目の紙幣が、第11図紙幣S!
で示される位置まで戻された時に相当するものである。
またこの時、設定枚数分の紙幣S c(S d)は、紙
幣自体の腰の強さなどによって、第11図紙幣SCで示
されるように逆転してくる吸引軸5により二重されるよ
うなことはない。
〈ステップ128〉 回転筒位置センサ出力位置(SNS)の0N−OFF状
態を監視し、0N(YES)となったら次のステップ1
29に進み、0FF(No)の場合にはこのステップ1
2Bで待機する。
なお、ONとなった時とは、第11図紙幣Saで示され
る位置まで戻された設定枚数プラス1枚目の紙幣が、第
12図紙幣sbで示される位置まで戻された時に相当す
るものであり、これは第9図のタイミングTm+4で示
されるタイミングと一致する。
一応、このタイミングTm+4において、回転筒3の回
転を停止しても、紙幣sb自体の腰の強さにより、第1
2図矢印に示すように他の未計数紙幣と一緒になるが、
さらに確実に一緒にさせるため、もう少し回転筒3の逆
転が続けられる。
〈ステップ129〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)のON−0FF状
態を監視し、0FF(YES)となったら次のステップ
130に進み、0N(No)の場合にはこのステップ1
29で待機する。
なお、OFFとなった時とは、第12図紙幣Sbで示さ
れる位置まで戻された設定枚数プラス1枚目の紙幣が、
第11図紙幣sbで示される位置まで戻された時に相当
するものであり、これは第9図のタイミングTm+5で
示されるタイミングと一致する。
くステップ130〉 このタイミングTm+5においてバッチ処理が終了し、
計数モータ低速逆転信号(CMD−R)に代えて計数モ
ータブレーキ信号(CM−BRK)を短時間与えて、計
数モータ19を停止させる。
くステップ131〉 上記のようにして、バッチ処理がなされた設定枚数の紙
幣をホルダ1より取り出すだめのクリア操作が行われた
か否か、あるいは後述するバッチ処理が失敗に終わった
際に出力されるアラームを解除しながらホルダ1上の紙
幣を取り出すためのクリア操作が行われたか否かを判断
し、YESの場合には次のステンプ132i:進む。
くステップ132〉 ホルダ1に対するオープン信号(前記ステップ22参照
)を出力して、このフローが終了する。
他方、前記ステップ124において、回転筒位置センサ
出力信号(SNS)のON状態が一定時間継続せずに途
中でOFF状態となった場合似ついて説明する。
まず、回転筒位置センサ出力信号(SNS)が途中でO
FF状態となった場合とは、設定枚数プラス1枚目の紙
幣が存在する場合には、該プラス1枚目の紙幣は第12
図に紙幣Saで示される中間分離位置を越えて、第11
図に紙幣Scで示す位置乃至は紙幣Sdで示ず位置まで
めくられてしますことを示すものであり、バッチ処理の
失敗を表すことになる。
なお、前記プラス1枚目の紙幣が第11図紙幣Scで示
すような位置に停止すれば、前記のような戻し地理を行
えるとも考えられるかもしれないが、紙幣の腰の強さな
どによって第11図紙幣Sdで示す位置まで移動するこ
とが考えられたため、回転筒位置センサ出力信号(SN
S)が途中でOFF状態となった場合には、すべて次の
ステップ133に進むことにしている。
ところで、設定枚数プラス1枚目の紙幣が存在していれ
ば、バッチ処理の失敗となるが、たまたまホルダlに装
填された紙幣が設定枚数に一致していれば、例え回転筒
3の急停止に失敗してもオーバーランしたとしても、バ
ッチ処理の失敗とは言えないことになる。
すなわち、次のステップ133は、設定枚数プラス1枚
目の紙幣が存在していたか否かを判断するステップであ
る。
〈ステップ133〉 前記ステップ120においても説明したように、設定枚
数目の紙幣(第11図紙幣s1で示す)の計数がなされ
て、枚数一致状態が得られた際には、設定枚数プラス1
枚目の紙幣(第11図紙幣sbで示す)に対して、判別
のためのトリガー信号(TRG)がすでに判別制御回路
46(第7図に示す判別ルーチン)に出力されている(
前記ステップ118参照:矢印■で示す:第9図タイミ
ングTm)。
後に詳細に説明するように、このトリガー信号(TRG
)が出力されると、 第11図紙幣S1で示される設定
枚数目の紙幣に対する判別結果が出力されるとともに(
但し、異常の場合のみ)、第11図紙幣sbで示される
設定枚数プラス1枚目の紙幣に対する表面パターンの読
み込みと、この読み込んだデータに基づいて紙幣が存在
しているか否かが判断され、存在していないときにのみ
エンド信号か出力されることになる。
そこで、このステップ133においては、判別制御回路
46より矢印■で示されるようにエンド信号が出力され
ていたか否かを判断し、YESの場合にはアラームを出
力することなく前記ステップ131に進み、NOの場合
には次のステップ134に進む。
なお、エンド信号が出力されるには、前記したように検
出モードであることが必要で、単なる計数の場合には、
すべてバッチ失敗として処理される。
〈ス°テップ134〉 上記のようにして、バッチ処理が失敗した場合、あるい
は後述するように、異常紙幣を検出して第12図紙幣S
gで示す中間分離位置に分離できなかった場合には、バ
ッチ不良アラームを出力して、異常ランプもしくはブザ
ーなどにより操作者に通知せしめ、前記ステップ131
に進む。
次に、異常紙幣検出時(前記ステップ113YESの場
合)の制御を、第6図(C)のフローを中心にして説明
する。
なお、異常紙幣検出に伴うリトライ処理もしくは確認処
理の際の中間分離位置動f′F=(バッチ動作にほぼ等
しい)を行う、ステップ135以降のステップの説明に
おいては、第11図および第12図に示す状態説明図と
、第13図および第14図に示すタイムチャートを参照
して説明する。
まず、始めに、第13図タイミングT81において、異
常紙幣(第11図紙幣S1で示す)が検出されたものと
する。
第6図(C) 〈ステップ135〉 前記ステップ180.ステップ120と同様に、判別O
FF信号を判別制御回路46 (第7図に示す判別ルー
チン)に出力して(矢印■で示す)、 次のステップ1
36に進む。
くステップ136〉 そして、このタイミングT81で、第13図に示すよう
に、計数モータ信号(CMD正転)に代えて計数モータ
ブレーキ信号(BRK)が与えられて、吸引軸5が配置
された回転筒3の回転が急減速されるとともに、ポンプ
モータ21の駆動および二重送り検出用ランプ37、投
光器40の点灯が停止される。
〈ステップ137〉 前記ステップ124〜ステ/プ125と同様に、回転筒
位置センサ出力信号(SNS)の0N−OFF状態を監
視し、次のステップ138とのループで、回転筒位置セ
ンサ出力信号(SNS)がON状態のままで回転筒3が
停止したか否かを判断する。
すなわち、回転筒位置センサ出力信号(SNS)がON
状態の時(ステップ137がYESの場合)、ステップ
138において、該ON状態が一定時間継続していたか
否かを判断し、一定時間経過していないNOの場合には
、ステップ137とのループで待機し、また、一定時間
経過したYESの場合には、該ON状態で回転筒3が停
止できたと判断して次のステップ139に進む(第13
図タイミングT82)。
他方、ステップ137〜ステツプ138のループにおい
て、該ON状態が一定時間経過せずに、途中でOFF状
態となった場合には(ステップ137がNOの場合)、
前記ステップ124がNOの場合と同様に、第6図(B
)に示すステップ134に進み、異常紙幣を検出したが
、第12図紙幣Saで示す中間分離位置に分離できなか
ったことを表すバッチ不良アラームを出力して、異常ラ
ンプもしくはブザーなどにより操作者に通知せしめ、前
記ステップ131に進む。
なお、回転筒位置センサ出力信号(SNS)がON状態
のままで回転筒3が停止できた場合とは、異常紙幣Sl
が、第12図に示すように、計数済み紙幣Sc、Sdと
も未計数紙幣sbとも分離された状態で確実に停止され
たことを表すものである。
なお、第12図に示される異常紙幣Saの次の紙幣sb
は、吸引軸5内の残留真空圧により、短時間の間、第1
2図に示されるように吸引軸5に吸着されて折り曲げら
れた状態にあるが、紙幣Sb自身の腰の強さで、矢印方
向に直ちに復帰することになる。
くステップ139〉 前記ステップ119においては計数されたカウンタCN
Tの計数値と、リトライ時にセットされるカウンタR−
CNTとの値(計数開始初期時にはOにリセットされて
いる)を比較し、 不一致のNOの場合には次のステッ
プ140に進んでカウンタCNTの計数値をカウンタR
−CNTにセットしてステップ141に進み、一致した
YESの場合にはステップ147に進む。
すなわち、例えば45枚目の紙幣が初めて異常紙幣と判
断された場合、両カウンタの値は、CNT−45、R−
CNT−0となり、両カウンタの値が不一致となって、
初めての異常紙幣であることが判断されてリトライ処理
に移行するのに対し、連続して異常紙幣と判断された場
合には、前回の異常検出時にR−CNT−45とセット
されているため、両カウンタの値が一致することになっ
て、リトライ処理に移行しないようになされる。
〈ステップ141〉 面記ステップ34において説明したように、第12図に
示す位置に分離停止された異常紙幣Ssを自動的に判別
し直すリトライ処理を行うため、計数モータ19を低速
で逆転駆動しく第13図タイミングT83)、2本前の
吸引軸を開始位置に設定するI;めに、回転筒位置セン
サ出力信号(SNS)の0N−OFF状態を、以下のス
テップ142〜ステツプ144において監視する。
〈ステップ142〉 すなわち、このステップ142においては、回転筒位置
センサ出力信号(SNS)の0N−OFF状態を監視し
、0FF(YES)となったら次のステップ143に進
み、0N(No)の場合にはこのステップ142で待機
する。
なお、OFFとなった時とは、第12図紙幣Saで示さ
れる異常紙幣が、第11図紙幣S!で示される位置まで
戻された時に相当するものであり、これは第13図のタ
イミングT84で示されるタイミングと一致する。
〈ステップ143〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)の0N−OFF状
態を監視し、0N(YES)となったら次のステップ1
44に進み、0FF(No)の場合にはこのステップ1
43で待機する。
なお、ONとなった時とは、第11図紙幣51で示され
る位置まで戻された異常紙幣が、第12図紙幣sbで示
される位置まで戻された時に相当するものである。
〈ステップ144〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)の0N−OFF状
態を監視し、0FF(YES)となったら次のステップ
145に進み、0N(No)の場合にはこのステップ1
44で待機する。
なお、OFFとなった時とは、第12図紙幣Sbで示さ
れる位置まで戻された異常紙幣が、第11図紙幣sbで
示される位置まで戻された時に相当するものであり、こ
れは第13図のタイミングT855で示されるタイミン
グと一致する。
くステップ145〉 このタイミングT85において異常紙幣S!の戻し処理
が終了し、計数モータ駆動信号(CMD低速逆転)に代
えて計数モータブレーキ信号(BRK)を短時間与えて
、計数モータ19を停止させる。
くステップ146〉 第12図に紙幣S!で示される異常紙幣が、第11図に
紙幣sbで示されるように、未計数紙幣と一緒になった
場合には、カウンタCNTの計数値を補正するため、1
を減する。
すなわち、異常紙幣S!は、ステップ119において既
にカウンタCNTに計数された状態となっており、未計
数紙幣と一緒にした場合には、リトライ計数時に二重に
計数されてしまうため、このステップ146において1
を減じて計数値の補正を行うものである。
その後、前記第6図(A)に示すステップ101に戻っ
て、ポンプモータ21を駆動開始して、ステップ105
において、再度、判別ON信号(および表裏モード信号
)を出力するとともに、二重送り検出ランプ37および
投光器40を点灯する。
そして、ステップ106において、圧力判定信号(VS
W)の出力が検出されることにより (第13図タイミ
ングT86)、計数モータ19を高速で正転方向に回転
させ始め、以下、回転筒位置センザ出力信号(SNS)
がON状態となる立ち上がり時に、トリガー信号(T 
RG ’)と計数信号(CNT)とが出力されて、中断
時点からの紙幣のめくり取り金種判別動作が自動的に再
開されることとなる。
一方、前記ステップ139において説明したように、同
一紙幣が連続して異常紙幣として判別された場合につい
て説明する。
まず始めに、第14図タイミングT101において異常
紙幣(第1図紙幣S8で示す)が検出され、タイミング
TlO2において異常紙幣Saが第12図に示すように
分離状態で停止せしめられたものとする。
〈ステップ147〉 異常紙幣S&は、第12図に示すように、計数済み紙幣
Sc、Sd側に比較的寄った位置に停止せしめられてい
るため、操作者による目視確認が多少とも行いにくい恐
れがあり、このステップ147以下では、これを解消す
るために、第12図に示す分離停止状態の位置から、第
1図に示す位置紙幣Saの位置まで回転筒3を逆転させ
るようにしている。
すなわち、第14図タイミングT103において、計数
モータ19に対して計数モータブレーキ信号(BRK)
に代えて計数モータ駆動信号(CMD低速逆転)を与え
、回転筒3を低速で逆転駆動する。
〈ステップ148〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)のorq−。
FF状態を監視し、0FF(YES)となったら次のス
テップ149に進み、0N(NO)の場合にはこのステ
ップ148で待機する。
なお、OFFとった時とは、第1図紙幣S8で示される
異常紙幣が、第1図紙幣S8で示される位置まで戻され
た時に相当するものであり、これは第14図のタイミン
グT104で示されるタイミングと一致する。
〈ステップ149〉 このタイミングT104において、計数モータ19に対
する計数モータ駆動信号(CMD低速逆転)の出力を停
止させ、代わりに計数モータブレーキ信号(BRK)を
短時間与えて回転筒3の逆転動作を停止せしめるととも
に、タイミングTlO5において、計数モータ19に対
して計数モータブレーキ信号(BRK)に代えて計数モ
ータ駆動信号(CMD低速正転)を与え、回転筒3を低
速で正転駆動させる。
〈ステップ150〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)の0N−OFF状
態を監視し、0N(YES)となったら次のステップ1
51に進み(タイミングT106に想到)、0FFCN
o)の場合にはこのステップ150で待機する。
くステップ151〉 タイミングT106において、計数モータ19に対する
計数モータ駆動信号(CMD低速正転)の出力を停止さ
せ、代わりに計数モータブレーキ信号(BRK)を短時
間与えて回転筒3の正転動作を停止せしめ、第1図紙幣
S8で示される異常紙幣が、およそこの位置から第1図
紙幣S8で示される位置まで移動せしめられた時に相当
するものである。
そして、この状態で、異常紙幣Saと判断されたものの
確認が操作者によって行われる。
くステップ152〉 現在のモードが金額計算モードであるか否かを判断し、
YESの場合には次のステップ153に進み、NOの場
合にはステップ165に進む。
〈ステップ153〉 異常紙幣Saが、第1図紙幣S8で示す中間分離位置(
未計数紙幣sbとも、計数済み紙幣Sc。
Sdとも離れた位置)に分離停止された中断状態におい
て、操作者は異常紙幣Saの金種を目視によって確認し
、この異常紙幣Saの金種に対応する金種釦、このステ
ップ153においては万券釦が操作されたかを判断し、
YESの場合には、後述する判別処理フローにおけるス
テップ216と同様に、万券を表すコードをセットしく
フラグを立てニステップ154)、NOの場合には次の
ステップ155に進む。
くステップ155〉 前記ステップ153と同様に、五千券釦が操作されたか
を判断し、YESの場合には五千券を表すコードをセッ
トしくステップ156)、NOの場合には次のステップ
157に進む。
〈ステップ157〉 前記ステップ153.155と同様に、千券釦が操作さ
れたかを判断し、YESの場合には千券を表すコードを
セットしくステップ158)、NOの場合には次のステ
ップ159に進む。
くステップ159〉 上記ステップ153.155.157のいずれかにおい
て、異常紙幣Saに対する金種コードがセットされたか
否かを判断し、YESの場合には次のステップ160に
進み、NOの場合にはステップ161に進む。
〈ステップ160〉 異常紙幣Saに対する金種コードセット後、これを確認
する確認釦が操作されたか否かを判断し、YESの場合
にはステップ163に進み、NOの場合には次のステッ
プ161に進む。
くステップ161〉 目視によって確認した異常紙幣Saが、二重吸着状態の
紙幣であった場合、もしくは、例えば紙幣の間に挟まっ
ていたレシート等の紙葉であった場合には、これを取り
除くべくクリア操作が必要であり、このステップ161
では、前記ステップ131と同様にクリア釦が操作され
I;か否かを判断し、YESの場合にはステップ162
へ進んで計数動作を終了し、NOの場合にはステップ1
53に戻って異常紙幣Siに対する金種コードを入力で
きるようにする。
くステップ162〉 前記ステップ132と同様に、ホルダ1に対するオープ
ン信号(前記ステップ22参照)を出力して、このフロ
ーが終了する。
〈ステップ163〉 他方、前記ステップ160において、異常紙幣Sδに対
する金種コードがセットされ且つその確認操作がなされ
ると、後述する判別処理フローにおけるステップ216
と同様に、セットされた金種コードが出力され、次のス
テップ164では、次の異常紙幣検出時における金種入
力のためにクリアされて、前記ステップ146と同様に
、前記第6図(A)に示すステップ103に戻って、ポ
ンプモータ2工を駆動開始して、ステップ105におい
て、再度、判別ON信号(8よび表裏モード信号)を出
力するとともに、二重送り検出ランプ37および投光器
40を点灯する。
そして、ステップ106において、圧力判定信号(V 
S W)の出力が検出されることにより、計数モータ1
9を高速で正転方向に回転させ始め、以下、回転筒位置
セント出力信号(SNS)がON状態となる立ち上がり
時に、トリガー信号(T RG )と計数信号(CNT
)とが出力されて、中断時点からの紙幣のめくり取り金
種判別動作が自動的に再開されることとなる。
くステップ165〉 前記ステップ152において、現在のモードが金額計算
モード以外である場合には、すなわち、異金種検出モー
ドの場合における異常紙幣の検出時には、この異常紙幣
がすでにめくり取られて計数されている紙幣と同じ金種
の紙幣か否かの確認を行い、同じ金種であると確認され
るYESの場合には、前記ステップ146、ステップ1
63と同様に、前記第6図(A)に示すステップ101
に戻って、以下同様に、中断時点からの紙幣のめくり取
り金種判別動作が自動的に再開されることとなるととも
に、NOの場合には次のステップ166に進む。
〈ステップ166〉 前記ステップ131、ステップ161と同様にクリア釦
が操作されたか否かを判断し、異常紙幣が異金種紙幣で
あると確認されてクリア釦が操作されたYESの場合に
は、前記ステップ162へ進んで、ホルダlに対するオ
ープン信号(前記ステップ22参照)を出力して、この
フローラ終了し、NOの場合には前記ステップ165に
戻って、ステップ165〜ステツプ166のループで待
機する。
なお、この第6図(C)に示すフローにおいては、−枚
の紙幣の対する確認入力しかできないように説明され、
これにより、二重吸着検出の場合にはクリア操作しか処
理のしようがないように考えられるかもしれないが、本
発明の場合、二重吸着紙幣もまた第12図もしくは第1
図に示す中間分離位置に分離停止された状態に設定でき
るため、二重吸着紙幣について、その枚数(および金種
構成)を確認することができ、従って、その確認の際に
、枚数データ(およびその枚数分の金種コード)を入力
できるように構成することもできる。
その場合、二重吸着紙幣S1自体は、すでにカウンタC
NTで1枚と計数されているため、入力される枚数デー
タは、1減算されたデータがカウンタCNTに追加加算
される。
また、入力される金種コードについては、すべて有効で
あるため、そのまま金額計数に利用される。
次に、府記第6図(A)のステップIllもしくはステ
ップ116において説明したように、吸引軸5によりめ
くり取り計数動作中に、圧力判定信号(VSW)がOF
Fとなった場合について、第6図(D)に示すフローに
基づいて説明する。
なお、この70−は、前記したバッチモード以外のとき
の計数終了時フローを示すものである。
くステップ182〉 検出モードスイッチ53がONとなっているか否かを判
断し、YESの場合には次のステップ183に進み、N
Oの場合にはステップ188に進む゛。
くステップ183〉 前記ステップ133と同様に、一定時間に互って(ステ
ップ184)、判別制御回路46 (第7図に示す判別
ルーチン)からエンド信号が入力(矢印■で示す)され
てこなかった場合、例えば、計数すべき紙幣がセットさ
れているにも拘わらず、吸引軸5による紙幣の吸着が行
われなかった場合には、記憶部(RAM48)の所定の
エリアに残留エラーを示すフラグを立てた(ステップ1
85)後、次のステップ186に進む。
また、エンド信号の入力があった場合にはステップ18
8に進む。
〈ステップ186〉 前記ステップ131、ステップ1611またはステップ
166と同様にクリア釦が操作されたか否かを判断し、
残留エラーのリセットのために、もしくは後述する不一
致エラーのリセットのためにクリア釦が操作されたYE
Sの場合には、ステップ187へ進んで、ホルダlに対
するオープン信号(前記ステップ22参照)を出力して
、このフローを終了し、NOの場合にはこのステップ1
86で待機する。
〈ステップ188〉 前記ステップ182において現在のモードが検出モード
でない場合、または、前記ステラ7’183においてエ
ンド信号の入力が確認されることにより、ホルダ1に装
填された紙幣の計数および判別の際に、エラーが発生す
ることなく終了した場合には、モード設定が枚数チエツ
クモードになっているか否かを判断し、YESの場合に
は次のステップ189に進み、NOの場合にはステップ
193に進む。
〈ステップ189〉 上記のようにして計数された紙幣の枚数値が、予め設定
されl;枚数値に一致しているか否かを判断し、一致し
たYESの場合には次のステップ190に進むとともに
、一致していないNoの場合には記憶部(RAM48)
の所定のエリアに不一致エラーを示すフラグを立てた(
ステップ191)後、前記ステップ186に進む。
くステップ190〉 さらに、モード設定が捺印モードにセットされているか
否かを判断し、YESの場合には捺印ソレノイド30C
(もしくは31C)を動作させて、帯封に捺印しくステ
ップ192)、また、NOの場合には次のステップ19
3に進む。
〈ステップ193〉 モード設定が加算モードにセットされているか否かを判
断し、YESの場合には、先に計数された紙幣の計数結
果を加算し、その加算結果を記憶部(RAM48)に記
憶させて表示させ(ステップ194)、また、 NOの
場合には次のステップ195に進む。
〈ステップ195〉 モード設定が金額計数モードにセットされているか否か
を判断し、YESの場合には、計数された紙幣の合計金
額値を表示しくステップ196)、また、NOの場合に
は前記ステップ187に進んで、ホルダlに対するオー
ブン信号(前記ステップ22参照)を出力して、 この
フローを終了する。
なお、金額計数モードにおいては、ステップ196で合
計金額を表示するように説明したが、前記第6図(A)
に示すステップ119のカウンタCNTを1加算させる
際に、その時点までに後述するステップ216において
出力される金種コードに基づいて合計金額を計算して表
示することも可能である。
次に、第7図、第8因に従って、前記判別制御回路46
のROM64に記憶されたプログラムの内容について説
明する。
第7図 〈ステップ200〉 判別ルーチンスタート 〈ステップ20】〉 計数ルーチンからトリガー信号(T RG X矢印■で
示す)が入力されたか否かを判断し、YESの場合に次
のステップ202に進む。
〈ステップ2o2〉 計数ルーチンから判別ON信号(矢印■で示す)が入力
されたか否かを判断し、NOの場合にはステップ201
に戻り、YESの場合には、第4図に示すアナログスイ
ッチ80を選択して、二重送り検知センサの受光素子3
8の出力を増幅器78、A/Dコンバータ73を介して
取り組み、RAM65に記憶した(ステップ203)後
、ステップ204に進む。
くステップ204〉 後述するステップ215、ステップ223、ステップ2
32においてセットされたエラーコードに基づき、異金
種の混入有り、表裏不一致有り、判別異常有り(異常紙
幣の混入有り)か否かを判断し、YESの場合にはエラ
ー信号およびエラーコードを出力して、そのエラー内容
を表示部63に表示した(ステップ205)後、ステッ
プ201に戻る。
なお、ステップ205で出力されるエラー信号は、矢印
■で示されるように、第6図(A)の計数ルーチンのス
テップ113に供給される。
また、異金種の混入、表裏不一致、判別異常がないNo
の場合には次のステップ206に進む。
なお、最初のトリガー信号(TRG)出力時には、ステ
ップ215.222.232を通っておらず、判別もな
されていないから、最初のステップ204は常にNOで
ステップ206に進む。
くステップ206〉 ステップ203で二重送り検知センサの受光素子38か
ら取り込んだ検出データとステップ218(後述する)
でセットされた判別基準となる二重比較レベルとに基づ
いて、紙幣が二重吸着なされたか否かを判断し、YES
の場合にはエラー信号およびエラーコードを出力して、
そのエラー内容を表示部63に表示した(ステップ20
7)後、ステップ201に戻る。
なお、ステップ207で出力されるエラー信号は、矢印
■で示されるように、第6図(A)の計数ルーチンのス
テップ113に供給される。
また、二重吸着の発生がないと判断されたNOの場合に
は、次のステップ208に進む。
なお、ステップ204と同様に、最初のトリガー信号(
TRG)出力時には、二重吸着を判別すべき紙幣Saは
第1図に示す位置には存在せず、また、基準となる二重
°比較レベルはセットされていないので、最初のステッ
プ206は常にNOでステップ208に進む。
〈ステップ208〉 第4図に示すアナログスイッチ79を選択し、エリアセ
ンサ34の出力を増幅器72、A/Dコンバータ73を
介してRAM65に記憶することにより、エリアEにお
けるエリアデータ (Nラインにおけるデータ)の取り
込みが行われる。
なお、このエリアデータの取り込みは、第8図に示すよ
うな70−に基づいて行われる。
つまり、取り込み信号が出力された場合(ステップ30
0)に、YをOSXをOに設定した(ステップ301)
後、次のステップ302に進む。
そして、このステップ302では、必要とするNライン
のデータ(エリアデータ)の出力が終了したか否かを判
断し、YESの場合には判別開始信号が出力されて(ス
テップ303)、第7図のメインルーチンに戻る。
また、ステップ302においてNoの場合には、指定さ
れたNラインのデータがステップ312で出力されるま
で、ステップ304〜ステツプ311をループし、該デ
ータの出力が行われた時点で前述したようにステップ3
03に進U。
そして、このようにエリアデータのライン毎の取り込み
が終了すると、第7図に示す次のステップ209に進む
くステップ209〉 ステップ20gにおいて取り込んだデータが、パターン
を有さないレベルのものであるか否か(すなわち、前記
ホルダ1の表面1bの黒色パターンか否か)を判断し、
YES(データ無)である場合には、エンド信号を出力
した(ステップ210)後、ステップ201に戻る。
なお、ステップ210で出力されたエンド信号は矢印■
で示すように、第6図(B)のステップ133もしくは
第6図(D)のステップ183に供給される。
まI;、取り込んだエリアデータが、パターンを有する
レベルのものである場合(NO)には、次のステップ2
11に進む。
くステップ211〉 設定モードが金額計算モードに設定されているか否かを
判断し、YESの場合には、ホルダ1に装填される紙幣
が一枚一枚いずれの金種の紙幣であるかを判別すべくス
テップ213に進み、N。
の場合には次のステップ212に進む。
〈ステップ212〉 吸引軸5によって吸着された紙幣が1枚目であるか否か
を判断し、YESである場合にはステップ213に進み
、NOである場合にはステップ230に進む。
〈ステップ213〉 ステ・ンプ208で取り込まれた1枚目の紙幣における
エリアデータに対して、ROM64に記憶されている現
行3金種(L種の金種)合計12パターン(4X Lパ
ターン)の基準データ (l金種について、表裏正逆の
4パターンがある)とを比較して、次のステップ214
に進む。
くステップ214〉 前記1枚目の紙幣のエリアデータと、12パターンの基
準データとを比較した結果、一致したパターンがあるか
否かを判断し、NOの場合には、判別が不能な異常紙幣
であるとして記憶部(RAM65)の所定のエリアに判
別異常を示すフラグを立てて(ステップ215)、前記
ステップ201に戻る。
また、一致パターンがある(YES)場合には、記憶部
(RAM65)の所定のエリアに判別された紙幣が3金
種の内のいずれか1つであることを示すフラグを立て(
ステップ216)、さらに該紙幣の表裏を示すフラグを
立てた(ステップ217)後、判別した金種と表裏情報
とに基づいて、ROM64に記憶させである二重吸着の
判別基準である二重比較レベルを記憶部(RAM65)
にセットした(ステップ218)後、ステップ219に
進む。
なお、前記したように、金額計算モード時には、ステッ
プ216で出力される金種コードに基づいて、計数制御
回路45が、めくり取られた紙幣の合計金額を自動的に
随時計算゛し、またこの計算結果を、前記したように表
示部63にて随時表示させることもできる。
くステップ230〉 一方、前述したステップ212において、前記吸引11
i1115により吸着された紙幣が1枚目でないと判断
された場合には、ステップ208で取り込まれた該紙幣
のエリアデータと、ROM64に記憶された特定金種(
ステップ216でセットされた金種)についての表裏正
逆の4パターンの基準データのみとを比較して、次のス
テップ231に進む。
〈ステップ231〉 前記紙幣のエリアデータと4パターンの基準データとを
比較した結果、一致したパターンがあるか否かを判断し
、NOの場合にはこの紙幣が異金種紙幣(厳密に言うと
判別異常紙幣もあり得る)であるとして、記tα部(R
AM65)の所定のエリアに異金種を示すフラグを立て
(ステップ232)、前記ステップ201に戻る。
また、一致したパターンがある場合(YES)には、前
述したように、記憶部(RAM65)の所定のエリアに
紙幣の表裏を示すフラグを立て(ステップ217)、 
さらにステップ218において記憶部(RAM65)の
所定エリアに該紙幣の二重吸着の判別基準である二重比
較レベルをセ・ノドして、次のステップ219に進む。
〈ステップ219〉 表裏モードスイッチ54がONとなっているか否かを判
断し、NOの場合にはスイッチ201に戻るとともに、
YESの場合には次のステップ220に進む。
〈ステップ220〉 この紙幣が1枚目であるか否かを判断し、NOである場
合にはステップ222に進み、YESの場合には次のス
テップ221に進む。
〈ステップ221〉 前記ステップ217においてセットした1枚目の紙幣の
表裏コードを表裏基準データとして記憶部(RAM65
)にセットし、この表裏基準データに基づいて、以後、
紙幣の表裏判定を行う(ステップ222)。
くステップ222〉 前記ステップ217でセットされる表裏コードトステッ
プ221でセットされた表裏基準データどを比較して、
2枚目以降の紙幣が1枚目の紙幣の表裏と一致している
か否かを判断し、一致している(YES)の場合にはス
テップ201に戻り、不一致である(NO)の場合には
次のステップ223において、記憶部(RAM65)の
所定のエリアに表裏不一致であることを示すフラグを立
てた後、ステップ201に戻り、ふたたび上述したステ
・ノブ201〜ステツプ232を繰り返す。
なお、上述したトリガー信号(T RG )、二重デー
タを取り込む等のタイミングは、第10図のタイミング
チャートに示されている。
そして、こgらトリガー信号(TRG)、二重データを
取り込む等のタイミングと第7図のステップとを対応さ
せると、判別トリが一信号はステップ201に対応し、
二重データ取り込みタイミングはステップ203に対応
し、以下、エラーチエツクタイミングはステップ204
に、二重チエツクタイミングはステップ206に、エリ
アデータ取り込みタイミングはステップ208に、エン
ドチエツクタイミングはステップ209にそれぞれ対応
し、また、判別処理タイミングはステップ211〜ステ
ツプ214およびステップ230、ステップ231に対
応し、さらに、金種、表裏、二重比較レベル、エラーセ
ットタイミングは、ステップ216〜ステツプ218、
ステップ215、ステップ223、ステップ232にそ
れぞれ対応している。
なお、この判別処理フローにおいては、金額計算モード
以外のときの2枚目以降の金種判別時には、すなわちス
テップ211,212がともにNOであるとき、エラー
コードは異金種コードのみしか出力できないようIこな
されているが、この判別処理フローのステップ232の
直前に、残りの8パターンとの比較を行って、一致パタ
ーンがあるか否かの判断を行い、その上で、一致パター
ンがあればそのままステップ232へ進んで異金種コー
ドをセットし、逆に一致パターンがなければステップ2
15へ進んで判別異常コードをセットするようにするこ
ともできる。
なお、上記の実施例においては、異常紙幣検出時には自
動的に異常紙幣を未計数紙幣側へ戻して判別動作を再度
行うリトライ処理が、必ず実行されるようになされてい
るが、前記ステップ6〜ステツプ7においてリトライ処
理を行うか否かのモード設定を可能とし、前記ステップ
32〜ステツプ33の間、および前記ステップ138〜
ステツプ139の間に、リトライ処理を行うモードが設
定されているか否かを判断するステップを追加し、モー
ド設定がなされていれば前記ステップ33もしくはステ
ップ139に進み、他方モード設定がなされていなけれ
ば前記ステップ40もしくはステップ147に進むよう
にすることもできる。
「発明の効果」 以上、詳細に説明したように、紙幣の表面パターンを読
み取ってその金種を判別して金種コードを出力する一方
、異常紙幣検出時にエラーコードを出力して、吸引軸が
配置された回転筒を急停止せしめて、異常紙幣を吸引軸
によって未計数紙幣とも計数済み紙幣とも離れた中間分
離位置に停止せしめ、この分離停止中断時に、異常紙幣
とされた紙幣を確認するように構成し、この異常紙幣が
確認されると、めくり取り阻止された中断状態を解除し
て、中断時点からの紙幣のめくり取り金種判別動作を自
動的に再開するようになした第1の発明によれば、中断
時における異常紙幣の確認が容易に行えるとともに、こ
の分離停止中断時点からの紙幣のめくり取り金種判別動
作を自動的に再開することが可能となる効果を奏する。
また、異常紙幣を中間分離位置に急停止せしめるととも
に、この分離停止された異常紙幣を自動的に未計数紙幣
側に戻した上で、再度紙幣のめくり取り判別動作を行う
ようになした第2の発明によれは、異常紙幣については
複数回の判別動作を行うことができて、判別制度を高め
ることができるとともに、例えば誤って二重吸着された
紙幣については未計数紙幣側に一度戻すことにより再度
のめくり取り動作時には一枚ずつに分離される確率が高
くなって、計数し直され易く、従って、連続して正常判
別され易くなるという効果を奏するものである。
また、前記したリトライ処理が可能な第2の発明におい
て、同一紙幣が連続的に異常紙幣として判別された場合
には、異常紙幣を分離停止位置に停止させておき、この
位置で、異常紙幣とされた紙幣を確認するように構成し
、この異常紙幣が確認されると、めくり取り阻止された
中断状態を解除して、中断時点からの紙幣のめくり取り
判別動作を自動的に再開するようになした第3の発明に
よれば、中断時における異常紙幣の確認が容易に行える
とともに、この分離停止中断時点からの紙幣のめくり取
り判別動作を自動的に再開することが可能となる効果を
奏する。
また、中間分離位置に停止せしめられた異常紙幣を容易
に確認できるようになした第1の発明もしくは第3の発
明において、さらにその金種情報を入力できるようにな
した第4の発明によれば、吸引軸のめくり取り動作中に
出力される金種情報と、中断時に入力される金種情報と
に基づいて、ホルダに装填される紙幣の合計金額を正確
に計算することが可能となる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第14図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は平面図、第2図は第1図の■−■線に沿う矢視図
、第3図は吸引軸および吸引管系の断面図、第4図は計
数制御回路および判別制御回路のブロック図、第5図(
A)〜(B)は計数制御動作の流れ図、第6図(A)〜
(D)は計数制御回路のCPU動作を示す図、第7図お
よび第8図は判別制御回路のCPU動作を示す図、第9
図および第10図は計数制御動作および判別制御動作の
タイムチャート図、第11図および第12図はバッチ動
作を説明する状態説明図、第13図および第14図は異
常紙幣検出時におけるリトライ動作および中間分離停止
動作を説明するタイムチャート図である。 1・・・・・・ホルダ、3・・・・・・回転筒、5・・
・・・・吸引軸、19・・・・・・計数モータ(分離停
止機能)、4591000.計数制御回路(継続計数機
能、リトライ計数機能、リトライ中止機能、金額計算機
能)、 46・・・・・・判別制御回路(金種判別機能
)、55・・・・・・その他の操作スイッチ(確認入力
機能)。 出願人  ローレルバンクマシン株式会社第8図 第9図 T1 T1÷1 TI+2 Tll÷4T+u5Tn Tn+l  Tn+2

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ホルダに装填された紙幣を回転筒の同心円上に均
    等に配置された吸引軸に吸着させて一枚ずつめくり取り
    ながら金種判別するようになされた紙幣計数機において
    、 紙幣の表面パターンを読み取り、この表面パターンを予
    め記憶された基準データと比較することにより、この紙
    幣の金種を判別して金種コードを出力する一方、異常紙
    幣検出時にはエラーコードを出力する金種判別機能(a
    )と、 この金種判別機能(a)によって出力されるエラーコー
    ドに基づいて、前記吸引軸による紙幣のめくり取り動作
    を中断せしめるべく、前記回転筒の回転を急停止させる
    とともに、異常紙幣を前記吸引軸によって未計数紙幣と
    も計数済み紙幣とも離れた中間分離位置に停止せしめる
    分離停止機能(b)と、 この分離停止機能(b)によって未計数紙幣とも計数済
    み紙幣とも離れた中間分離位置に停止せしめられた異常
    紙幣を確認入力可能な確認入力機能(c)と、 この確認入力機能(c)によって異常紙幣の確認がなさ
    れると、前記分離停止機能(b)による中断を解除して
    、中断時点からの紙幣のめくり取り判別動作を自動的に
    再開する継続計数機能(d)と、を有する紙幣計数機。
  2. (2)請求項1記載の紙幣計数機において、前記確認入
    力機能(c)および継続計数機能(d)に代えて、 前記分離停止機能(b)によって未計数紙幣とも計数済
    み紙幣とも離れた中間分離位置に停止せしめられた異常
    紙幣を、自動的に未計数紙幣側に戻した上で、再度紙幣
    のめくり取り判別動作を自動的に再開するリトライ計数
    機能(e) を有する紙幣計数機。
  3. (3)請求項2記載の紙幣計数機において、前記リトラ
    イ計数機能(e)によって最初にめくり取り判別動作さ
    れる紙幣が、再度異常紙幣として判別された場合、前記
    リトライ計数機能(e)によるリトライ処理を中止とす
    るリトライ中止機能(f)と、 このリトライ中止機能(f)によってリトライ処理され
    ずに、前記分離停止機能(b)によって未計数紙幣とも
    計数済み紙幣とも離れた中間分離位置に停止せしめられ
    た異常紙幣を確認入力可能な確認入力機能(c)と、 この確認入力機能(c)によって異常紙幣の確認がなさ
    れると、前記分離停止機能(b)による中断を解除して
    、中断時点からの紙幣のめくり取り判別動作を自動的に
    再開する継続計数機能(d)を有する紙幣計数機。
  4. (4)請求項1または請求項3記載の紙幣計数機におい
    て、 確認入力機能(c)が異常紙幣の金種コードをも入力可
    能な確認入力機能(c’)であって、この確認入力機能
    (c’)によって入力される金種コードと、前記金種コ
    ードと、前記金種判別機能(a)によって自動的に出力
    される金種コードとに基づいて、ホルダに装填される紙
    幣の合計金額を計算する金額計算機能(g) を有する紙幣計数機。
JP63172925A 1988-07-12 1988-07-12 紙幣計数機 Expired - Lifetime JPH07113989B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63172925A JPH07113989B2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 紙幣計数機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63172925A JPH07113989B2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 紙幣計数機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0222786A true JPH0222786A (ja) 1990-01-25
JPH07113989B2 JPH07113989B2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=15950896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63172925A Expired - Lifetime JPH07113989B2 (ja) 1988-07-12 1988-07-12 紙幣計数機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07113989B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137007A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Nippon Steel Corp オンライン圧延ロール研削装置異常時の研削装置の操作方法
WO2008050460A1 (fr) * 2006-10-24 2008-05-02 Glory Ltd. Identificateur/compteur de facture

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100984767B1 (ko) * 2008-12-22 2010-10-01 주식회사 카스모아이티 지폐계수기 및 지폐정사기에 적용되는 온도제어가 가능한 테이프권 검지장치
KR100984760B1 (ko) * 2008-12-22 2010-10-01 주식회사 카스모아이티 지폐계수기 및 지폐정사기의 테이프권 검지장치

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57787A (en) * 1980-06-02 1982-01-05 Laurel Bank Mach Co Ltd Counter for paper or the like

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57787A (en) * 1980-06-02 1982-01-05 Laurel Bank Mach Co Ltd Counter for paper or the like

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137007A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Nippon Steel Corp オンライン圧延ロール研削装置異常時の研削装置の操作方法
JP4502494B2 (ja) * 2000-11-01 2010-07-14 新日本製鐵株式会社 オンライン圧延ロール研削装置異常時の研削装置の操作方法
WO2008050460A1 (fr) * 2006-10-24 2008-05-02 Glory Ltd. Identificateur/compteur de facture
JPWO2008050460A1 (ja) * 2006-10-24 2010-02-25 グローリー株式会社 紙幣識別計数機
JP5074408B2 (ja) * 2006-10-24 2012-11-14 グローリー株式会社 紙幣識別計数機
US9208632B2 (en) 2006-10-24 2015-12-08 Glory Ltd. Bill identifier/counter
US9472040B2 (en) 2006-10-24 2016-10-18 Glory Ltd. Bill recognizing and counting apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07113989B2 (ja) 1995-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910008436B1 (ko) 지폐 계수 기계용 판별장치
CN112546608B (zh) 缺陷检测的卡牌处理设备及相关方法
JPH0222786A (ja) 紙幣計数機
JPH0219991A (ja) 紙葉類計数機
JP2542642B2 (ja) 紙幣計数機
JPH0585077B2 (ja)
JPS63271687A (ja) 紙幣計数機における判別装置
JPH0532797B2 (ja)
JPH03186988A (ja) 紙葉類計数機
JP3380405B2 (ja) 紙幣出金装置
JPH0525014Y2 (ja)
JPH05755B2 (ja)
JP3614705B2 (ja) 紙幣計数機の紙幣判別装置
JPS63271686A (ja) 紙幣計数機における判別装置
JP4210796B2 (ja) 紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法及びプログラム
JP2000293727A (ja) 紙葉類計数機
JPH0534055Y2 (ja)
JPS63271692A (ja) 紙幣計数機における判別装置
JPH0241700Y2 (ja)
JPS63271684A (ja) 紙幣計数機における二重送り検出装置
JPH063622B2 (ja) 異種券判別機能を有する紙葉類計数機の捺印指示装置
JPS63271689A (ja) 紙幣計数機における異種券判別装置
JPH05756B2 (ja)
JPH0348685Y2 (ja)
JPH0215914B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081206

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081206

Year of fee payment: 13