JP4210796B2 - 紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法及びプログラム - Google Patents

紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4210796B2
JP4210796B2 JP2003167735A JP2003167735A JP4210796B2 JP 4210796 B2 JP4210796 B2 JP 4210796B2 JP 2003167735 A JP2003167735 A JP 2003167735A JP 2003167735 A JP2003167735 A JP 2003167735A JP 4210796 B2 JP4210796 B2 JP 4210796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
full
storage amount
storage
state
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003167735A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005004508A (ja
Inventor
光明 乙吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2003167735A priority Critical patent/JP4210796B2/ja
Publication of JP2005004508A publication Critical patent/JP2005004508A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4210796B2 publication Critical patent/JP4210796B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法に関し、詳しくは、自動販売機等に搭載される紙幣識別機の収納金庫における紙幣収納状態を報知する紙幣収納状態報知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動販売機や両替機等の金銭処理装置においてその紙幣の収納状態を報知する紙幣識別機として、収納金庫内で紙幣が満杯状態になったことを報知するものが知られている。図4はかかる紙幣識別機の構成を側面から見た模式図であり、図5はかかる紙幣識別機の構成を背面から見た模式図である。
【0003】
図4に示すように、紙幣識別機1は、その上部に識別ユニット10を備え、下部にプッシャユニット20及び収納金庫30を備えている。
識別ユニット10は、その正面に紙幣を挿入する挿入口11を有し、その挿入口11は紙幣を搬入する搬送通路12に通じている。この搬送通路12には紙幣を搬送する複数の搬送ローラ13が配置され、駆動モータ14が駆動制御指令に基づいてこれらを回転駆動する。また、搬送通路12の挿入口11近傍には、紙幣の挿入を検知する挿入検知センサ41が設けられ、さらに、それより奥に配置された搬送ローラ13の近傍には、搬送通路12を通過しようとする紙幣の金種判定及び真贋判定を行う識別センサ42が設けられている。そして、識別センサ42により紙幣が偽物であると判定された場合には、搬送ローラ13が逆転駆動され、紙幣が挿入口11へ返却される。
【0004】
また、識別ユニット10は、この紙幣識別機1の各種制御を司るマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)50を備えている。このマイコン50は、所定の演算処理を行うCPU51,予め各種の数値やプログラムが書き込まれたROM52,演算過程の数値やフラグが所定の領域に書き込まれるRAM53,各種センサ・スイッチ群からのディジタル信号が入出力されるI/Oインタフェース54,及びこれらの各機器がそれぞれ接続されるバスライン55等から構成されている。後述するフローチャートに示す処理は、ROM52に予め書き込まれた制御プログラムに基づいて実行される。また、マイコン50は、I/Oインタフェース54を介して図示しない金銭処理装置側のマイコンとシリアル通信可能に構成されている。
【0005】
識別ユニット10の搬送通路12は、プッシャユニット20と収納金庫30との間に形成された紙幣保留部15に通じており、識別ユニット10で識別された紙幣を一時的に保留する。そして、外部からの返却操作等に基づき金銭処理装置側のマイコンから返金指令があった場合には、搬送ローラ13が逆転駆動され、その紙幣保留部15に保留されている紙幣が挿入口11へ返却される。一方、金銭処理装置による販売等の処理が正常に完了して金銭処理装置側のマイコンから収金指令があった場合には、紙幣保留部15に保留されている紙幣は、プッシャユニット20によって収納金庫30へ収納される。
【0006】
さらに、識別ユニット10の接客面側には、収納金庫30の収納状態を可視表示するモニタLED45が配設されている。例えば収納金庫30が満杯状態に至っていないときにはモニタLED45が点灯し、満杯状態に至るとモニタLED45を消灯する。
【0007】
図4及び図5に示すように、プッシャユニット20は、紙幣保留部15に保留されている紙幣を収納金庫30に押し込むように動作するプッシャ21と、このプッシャ21を収納金庫30へ平行移動させるパンタグラフ式のリンク機構22と、このリンク機構22の交差部に配置された軸23と、自軸周りに回動可能に構成され、軸23を押圧又は押圧解除することによりリンク機構22を伸縮させる円板状のプッシャカム24とを有している。プッシャカム24は、軸23と当接するカム面においてその高さ(厚み)が変化する形状を有し、その円周方向に沿って半円毎にその高さが漸増・漸減する。このため、プッシャカム24が半回転するたびに軸23をその回転軸と垂直な方向に駆動し、プッシャ21を収納金庫30に対して往復移動させるようになっている。
【0008】
また、プッシャカム24には、2つの遮光板24a,24aが周設され、この遮光板24aの回転軌跡上にフォトインタラプタ25が設置され、プッシャカム24の回転位置を検出するプッシャセンサを構成している。
【0009】
収納金庫30は、収納紙幣60を押えている押え板31と、この押え板31をプッシャユニット20側へ付勢して収納紙幣60を整列積みするバネ32とを内部に有している。
【0010】
また、収納金庫30の満杯状態を検出する満杯センサとして、プッシャ21の移動方向に進退自在に設置された満杯センサレバー26とフォトインタラプタ27とを備えている。満杯センサレバー26は、図示しない付勢手段により収納金庫30とは反対側に付勢され、通常はその一端がフォトインタラプタ27を遮光するよう配置されている。満杯センサレバー26の他端は、収納金庫30の内側に屈曲されており、規定以上の枚数の紙幣が収納された状態でプッシャ21による紙幣収納動作を行うと押え板31に係止され、満杯センサレバー26をフォトインタラプタ27から離脱させて投光状態にするようになっている。
【0011】
以上の構成の紙幣識別機1において、挿入口11より挿入された紙幣は、識別ユニット10により搬送通路12内で識別され、真券であれば、紙幣保留部15に搬送され、保留される。
【0012】
ここで、マイコン50が、収金指令を受信すると、フォトインタラプタ25が遮光状態から投光状態へ、さらに遮光状態になるまで、プッシャカム24を回転させる。図示の例では、プッシャカム24を半回転させると、リンク機構22を介してプッシャ21が押し上げられ、紙幣保留部15にある紙幣を収納金庫30に押し込み、収納紙幣60のように整列積みされる。
【0013】
そして、収納紙幣60の枚数が収納金庫30の容量限界付近になると、プッシャ21で押し込む際に、押え板31が満杯センサレバー26を押し上げるようになり、フォトインタラプタ25が遮光状態から投光状態になる。このときの、満杯センサの出力波形は図6のようになる。
【0014】
すなわち、プッシャカム24が回転駆動を開始してプッシャセンサが動作信号を出力する。プッシャ21が上死点に近付くと、押え板31が満杯センサレバー26を押し上げ、満杯センサは、フォトインタラプタ27より満杯検知信号を出力する。この満杯検知信号は、満杯センサレバー26が押し上げられる距離に依存した時間tだけ持続する。押え板31は、プッシャ21の上死点に整列積みされている紙幣の厚さ分だけ余計に奥まで押し込められるため、紙幣の厚みが増すほど満杯センサレバー26を押し上げている時間が長くなる。
【0015】
収納金庫30が満杯状態かどうかは、その満杯センサの出力信号の持続時間tを予め設定した閾値t0と比較し、その時間tが閾値t0より大きくなった場合に、満杯が検知されたと判断するようにしている。
【0016】
以上に述べた方法は公知・公用の技術にかかるものであるが、その他にも、収納金庫内の紙幣が満杯状態に至らないが、所定の収容枚数を超えたニアフル状態を検出する技術が知られている(例えば特許文献1)。
【0017】
【特許文献1】
特開平8−69553号公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の紙幣識別機1では、満杯異常を検出した時点でその異常を金銭処理装置側のマイコンに通知し、例えばモニタLED45を点灯状態から消灯状態にさせて動作を停止し、管理者による異常解除を待つ状態となる。
【0019】
このため、管理者がこれに気がつかなければ、自動販売機や両替機等の金銭処理装置は、紙幣の処理動作を行うことができず、その間の販売チャンスを逃したり、当該金銭処理装置の運用に支障を来たすといった問題があった。
【0020】
特に、紙幣の収納処理は、顧客に対する販売や両替等の動作が完了した後に行われるため、顧客自らがこの満杯異常を管理者へ通知することはあまり期待できない。このため、管理者には、頻繁に自動販売機の扉を開けて収納金庫内を確認するといった煩雑な作業が強いられるという問題があった。
【0021】
また、上記特許文献1記載の技術は、ニアフルを検出して入金取引を休止するものであって、管理者にこれを報知するものではない。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、紙幣識別機の満杯異常を事前に防止又は抑制でき、その紙幣識別機が搭載される金銭処理装置の運用の効率化を図ることができる紙幣収納状態報知方法を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、紙幣を整列積みして収納する収納金庫と、搬送通路内に保留された紙幣を前記収納金庫内へ押し込んで収納するプッシャとが、前記搬送通路を挟んで対向配置されている紙幣識別機において、前記収納金庫内の前記紙幣の収納状態を所定の報知手段を介して報知する方法であって、前記収納金庫における現在の紙幣の収納量である現収納量を検出する収納量検出ステップと、前記現収納量と、前記収納金庫での満杯量として予め設定した満杯収納量よりも所定量少ない満杯量近傍として予め設定したニアフル収納量とを比較し、前記現収納量が前記ニアフル収納量以上となったときに、前記報知手段を介してニアフル状態であることを報知するニアフル報知ステップと、前記現収納量と前記満杯収納量とを比較し、前記現収納量が前記満杯収納量以上となったときに、前記報知手段を介して前記ニアフル状態の場合とは異なる態様で満杯状態であることを報知する満杯報知ステップと、を備え、前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量は、前記搬送通路の側へ付勢されつつ前記搬送通路から押し込まれた紙幣を前記収納金庫内で整列積みする押え板が、前記プッシャの動作中に所定の第1の押し込み範囲内に位置している第1の範囲内動作時間として、それぞれ設定され、前記現収納量は、現在の前記第1の範囲内動作時間をもって前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量と比較され、前記プッシャは、前記収納金庫とは反対側へ付勢されつつ所定のリンク機構を介して前記搬送通路を越えて前記収納金庫内に押し込まれることにより、前記紙幣を前記収納金庫内へ押し込んで収納するように構成され、前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量は、さらに、前記プッシャが所定の動作範囲内に位置している第2の範囲内動作時間としてそれぞれ設定され、前記現収納量が、さらに、現在の前記第2の範囲内動作時間をもって前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量と比較されるように構成され、前記第1の範囲内動作時間又は前記第2の範囲内動作時間に基づき、前記現収納量が前記ニアフル収納量以上となったときにニアフル状態であることが報知され、前記現収納量が前記満杯収納量以上となったときに満杯状態であることが報知されるように構成され、さらに、前記プッシャによる押し込み動作の回数を、前記収納金庫内の前記紙幣の収納枚数としてカウントするカウント手段を有し、前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量は、さらに、前記カウント手段によるカウント値としてそれぞれ設定され、前記第1の範囲内動作時間、前記第2の範囲内動作時間、及び前記カウント値のいずれかに基づき、前記現収納量が前記ニアフル収納量以上となったときにニアフル状態であることが報知され、前記現収納量が前記満杯収納量以上となったときに満杯状態であることが報知されるように構成される、ことを特徴とする紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法が提供される。
【0023】
尚、ここでいう「報知手段」としては、例えばニアフル状態及び満杯状態を紙幣識別機の接客面側で可視表示させる手段や、或いはこれらの状態を音声により報知させる手段等、種々のものが考えられる。
【0024】
かかる紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法によれば、収納金庫が満杯状態となる前に、満杯状態近傍であるニアフル状態であることが報知される。このため、管理者に対して満杯状態に近づいていることを、余裕をもって知らせることができる。この結果、管理者側では、収納金庫内の紙幣の回収時期が早期に分かるようになり、金銭処理装置の扉を頻繁に開けて収納金庫内を確認するなどの煩雑な作業を回避又は減少することができる。その結果、満杯異常による金銭処理装置のシステムダウンを防止又は抑制することができる。
【0025】
具体的には、紙幣の収納量と紙幣を収納金庫内で整列積みする押え板の位置とが対応する点に着目して、現収納量を判定する。
すなわち、上記ニアフル収納量及び満杯収納量を、搬送通路の側へ付勢されつつ搬送通路から押し込まれた紙幣を収納金庫内で整列積みする押え板が、プッシャの動作中に所定の第1の押し込み範囲内に位置している第1の範囲内動作時間として、それぞれ設定するようにする。この場合、現収納量は、現在の第1の範囲内動作時間をもってニアフル収納量及び満杯収納量と比較されることになる。
【0026】
かかる方法では、紙幣の現在の第1の範囲内動作時間の長さにより、ニアフル状態,満杯状態,或いはニアフル状態にも満たない状態であることが段階的に判定され、そのニアフル状態量の設定値により、管理者への紙幣の回収時期を調整して報知することができる。
【0027】
また、収納金庫に収容される紙幣が多くなるほど、プッシャにかかる負荷が増大し、それによりプッシャの動作時間が長くなる点に着目して、現収納量を判定する。
【0028】
すなわち、上記プッシャを、収納金庫とは反対側へ付勢されつつ所定のリンク機構を介して搬送通路を越えて収納金庫内に押し込まれることにより、紙幣を収納金庫内へ押し込んで収納するように構成し、上記ニアフル収納量及び満杯収納量を、プッシャが所定の動作範囲内に位置している第2の範囲内動作時間としてそれぞれ設定するようにする。この場合、現収納量は、現在の第2の範囲内動作時間をもってニアフル収納量及び満杯収納量と比較されることになる。
【0029】
かかる方法によっても、上記押え板の動作時間による判定の場合と同様の効果が得られるが、そのニアフル収納量及び満杯収納量の設定については、これら押え板の動作時間による場合とプッシャの動作時間による場合とで、互いに異ならせて判定させることもできる。
【0030】
さらに、プッシャによる押し込み動作の回数を、収納金庫内の紙幣の収納枚数としてカウントしておき、このカウント値により現収納量を判定する。すなわち、現収納量は、カウント値をもってニアフル収納量及び満杯収納量と比較されることになる。
そして、第1の範囲内動作時間、第2の範囲内動作時間、及びカウント値のいずれかに基づき、現収納量がニアフル収納量以上となったときにニアフル状態であることが報知され、現収納量が満杯収納量以上となったときに満杯状態であることが報知される。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1及び図2は、本実施の形態の紙幣収納状態報知方法を表す説明図(タイムチャート)であり、図3は、本実施の形態の紙幣収納状態報知処理を含む金銭処理の流れを示すフローチャートである。
【0032】
尚、当該紙幣識別機の構成及びその紙幣収納動作については上述した従来の構成と同様であるため、その説明については図5及び図6を参照するなどして適宜簡略化することにする。
【0033】
本実施の形態の紙幣識別機1においては、収納金庫30における現在の紙幣の収納量を3段階に分けて報知する。
まず、紙幣の収納量と紙幣を収納金庫内で整列積みする押え板31の位置とが対応する点に着目し、その押え板31の位置により、現収納量が満杯状態,満杯状態近傍のニアフル状態,或いはニアフル状態にも満たない状態であるかを判定し、それぞれの状態をモニタLED45に異ならせて可視表示させる。
【0034】
すなわち、本実施の形態においても、上述した満杯センサと同様のセンサ(ここでは「検知センサ」という)が設けられている。そして、フォトインタラプタ27が投光状態となって検知センサから信号が出力されている時間t(第1の範囲内動作時間)を、予め設定した閾値t01,t02と比較し、その時間tが閾値t01以上となった場合にニアフル状態が検知されたと判断し、さらにそれより長い閾値t02以上となった場合に満杯状態が検知されたと判断する。
【0035】
本実施の形態では、図1に示すように、満杯状態を検知するための閾値t02を200msに設定し、ニアフル状態を検知するための閾値t01を、その90%である180msに設定している。このため、同図(a)及び(b)に示すように、検知センサの出力信号の持続時間tが180ms未満である場合には、現収納量がニアフル状態にも満たない状態であると判定し、モニタLED45を点灯したままとする。
【0036】
そして、同図(c)に示すように、検知センサの出力信号の持続時間tが180ms以上200ms未満である場合には、現収納量がニアフル状態であると判定し、モニタLED45を点滅表示する。
【0037】
さらに、同図(d)に示すように、検知センサの出力信号の持続時間tが200ms以上である場合には、現収納量が満杯状態であると判定し、モニタLED45を消灯する。
【0038】
また、本実施の形態では、上述したプッシャセンサと同様のセンサが設けられている。そして、プッシャ21が動作してフォトインタラプタ25が投光状態となっている時間T(第2の範囲内動作時間)を、予め設定した閾値T01,T02と比較し、その時間Tが閾値T01以上となった場合にニアフル状態が検知されたと判断し、さらにそれより長い閾値T02以上となった場合に満杯状態が検知されたと判断する。
【0039】
本実施の形態では、図2に示すように、満杯状態を検知するための閾値T02を3sに設定し、ニアフル状態を検知するための閾値T01を2sに設定している。このため、同図(a)に示すように、プッシャセンサの出力信号の持続時間Tが2s未満である場合には、現収納量がニアフル状態にも満たない状態であると判定し、モニタLED45を点灯したままとする。
【0040】
そして、同図(b)に示すように、プッシャセンサの出力信号の持続時間Tが2s以上3s未満である場合には、現収納量がニアフル状態であると判定し、モニタLED45を点滅表示する。
【0041】
さらに、同図(c)に示すように、プッシャセンサの出力信号の持続時間Tが3s以上である場合には、現収納量が満杯状態であると判定し、モニタLED45を消灯する。
【0042】
尚、同図(a)及び図1の最下段にも示すように、本実施の形態においては、収納金庫30に余裕がある場合のプッシャセンサの動作時間が、800ms程度となっている。
【0043】
さらに、本実施の形態では、プッシャ21による押し込み動作の回数を、収納金庫30内の紙幣の収納枚数としてカウントし、そのカウント値によってもニアフル状態及び満杯状態を判定する。具体的には、カウント値が90枚未満である場合には、現収納量がニアフル状態にも満たない状態であると判定し、モニタLED45は点灯したままとする。
【0044】
そして、カウント値が90枚以上100枚未満である場合には、現収納量がニアフル状態であると判定し、モニタLED45を点滅表示する。
さらに、カウント値が100枚以上である場合には、現収納量が満杯状態であると判定し、モニタLED45を消灯する。
【0045】
以上のように、本実施の形態では、ニアフル状態及び満杯状態の判定を3種類の方法により並行して行っている。このため、いずれかの方法でニアフル状態,満杯状態が判定された時点で、モニタLED45の表示態様が切り替えられることになる。これは、いずれかの方法に用いる構成要素(検知センサやプッシャセンサ等)が仮に故障したとしても、ニアフル状態及び満杯状態を報知できるようにしたものである。例えば図2の最上段に示すように、検知センサが故障してその出力が得られない場合などに有効である。
【0046】
次に、本実施の形態においてマイコン50が実行する処理について、図3に基づいて説明する。
図3に示すように、マイコン50は、それまでの各種センサ・スイッチからの入力を通じて、現在紙幣を受入可能であるか否かを総合的に判断する(S110)。
【0047】
このとき、受入可能であると判断されると(S110:YES)、続いて、挿入検知センサ41からの入力信号の有無により、紙幣の挿入があるか否かを判断する。このとき、紙幣の挿入があったと判断されると(S120:YES)、駆動モータ14を駆動して搬送ローラ13を回転させ、紙幣を所定の識別位置まで搬送して停止させる(S130)。そして、識別センサ42により紙幣の金種判定及び真贋判定を行う(S140)。このとき、紙幣が真券でないと判定されると(S150:NO)、搬送ローラ13を逆転駆動して当該紙幣を挿入口11へ返却し(S160)、S110に戻る。
【0048】
一方、S150において紙幣が真券であると判定されると(S150:YES)、当該紙幣を紙幣保留部15に搬送して一時保留する。その間、返却操作等により金銭処理装置側のマイコンから返却指令を受信した場合には(S170:YES)、搬送ローラ13を逆転駆動して紙幣保留部15に保留されている紙幣を挿入口11へ返却する(S160)。
【0049】
そして、紙幣の返却がなく、販売等の処理が正常に完了して金銭処理装置側のマイコンから収金指令を受信した場合には(S180:YES)、紙幣保留部15に保留されている紙幣を収納金庫30へ収納する収納機構の動作を開始する(S190)。
【0050】
そして、プッシャカム24が動作し、その遮光板24aが移動することによってプッシャセンサのフォトインタラプタ25が投光状態になった時間を計測する(S200)。つまり、フォトインタラプタ25が投光状態になるとプッシャセンサの検知信号が出されるため、その検知信号の出力時間Tを計測する。
【0051】
また、これに並行して、収納機構の動作時間を表す検知センサの出力時間も計測する(S210)。すなわち、上述した従来技術の欄で説明したように、プッシャカム24の動作によって押え板31が移動することにより、収納金庫30の容量限界付近まで紙幣を収納すると、検知センサのフォトインタラプタ27が投光状態となり、その後、遮光状態に戻るといった動作をする。ここでは、その間に検知センサがその投光状態を検知して検知信号を出力する時間tを計測する。
【0052】
そして、RAM53上でアップカウントする計時カウンタを参照し、プッシャセンサの検知時間Tが3s以上になったと判断された場合には(S220:YES)、収納機構の動作を停止して(S230)、RAM53の所定の領域に設けられた満杯フラグをセットし(S240)、S110に戻る。
【0053】
一方、S220において、プッシャセンサの検知時間Tが3s未満であり(S220:NO)、プッシャ21及びリンク機構22を含む収納機構が停止位置(元の動作開始位置)に戻ったと判断されると(S250:YES)、収納機構の動作を一旦停止する(S260)。
【0054】
そして、RAM53上に更新する枚数カウンタを参照し、収納紙幣60の枚数が100枚以上になったと判断した場合には(S270:YES)、満杯フラグをセットし(S240)、S110に戻る。
【0055】
また、S270において、収納紙幣60の枚数が100枚未満である場合には(S270:NO)、続いて、RAM53上でアップカウントする計時カウンタを参照し、検知センサの検知時間tが200ms以上になったか否かを判断する。このとき、検知時間tが200ms以上になったと判断された場合には(S280:YES)、満杯フラグをセットし(S240)、S110に戻る。
【0056】
一方、上記S220,S270,S280のいずれにおいても否定判断された場合には、満杯状態には至っていないため、続いて、満杯状態近傍のニアフル状態であるか否かを判断する。
【0057】
すなわち、RAM53上でアップカウントする計時カウンタを参照し、プッシャセンサの検知時間Tが2s以上になったと判断された場合には(S290:YES)、RAM53の所定の領域に設けられたニアフルフラグをセットし(S320)、モニタLED45を点灯状態から点滅状態にして(S330)、S110に戻る。
【0058】
一方、S290において、プッシャセンサの検知時間Tが2s未満であると判断された場合には(S290:NO)、続いて、RAM53上に更新する枚数カウンタを参照する。このとき、収納紙幣60の枚数が90枚以上になったと判断した場合には(S300:YES)、ニアフルフラグをセットし(S320)、モニタLED45を点滅状態にして(S330)、S110に戻る。
【0059】
また、S290,S300のいずれにおいても否定判断された場合には、続いて、RAM53上でアップカウントする計時カウンタを参照し、検知センサの検知時間tが180ms以上になったか否かを判断する。このとき、検知時間tが180ms以上になったと判断された場合には(S310:YES)、ニアフルフラグをセットし(S320)、モニタLED45を点滅状態にして(S330)、S110に戻る。一方、S310においても否定判断された場合には、そのままS110に戻る。
【0060】
一方、S110にて受入可能でないと判断されたり、S120にて紙幣の挿入がないと判断された場合には(S110,S120:NO)、RAM53の所定の領域を参照して満杯フラグがセットされているか否かを判断する。
【0061】
このとき、満杯フラグがセットされていると判断された場合には(S410:YES)、搬送ローラ13を回転させることなく紙幣の搬送通路への受入れを禁止し(S420)、金銭処理装置側のマイコンに向けて満杯異常情報を出力するとともに(S430)、モニタLED45を消灯してこれを報知する(S440)。
【0062】
そして、その後、管理者により紙幣の回収がなされたと判断されると(S450:YES)、金銭処理装置側のマイコンに向けて満杯異常解除情報を出力するとともに(S460)、RAM45上のニアフルフラグをクリアし(S470)、紙幣の受入れを許可する(S480)。つまり、搬送ローラ13の回転停止モードを解除する。このとき、ニアフルフラグはクリアされているため(S490:NO)、モニタLED45を点灯し(S500)、S110に戻る。
【0063】
一方、S410にて満杯フラグが設定されていないと判断された場合には(S410:NO)、例えば紙詰まりや内部機器の故障などといった紙幣満杯以外の理由で紙幣の受入れが不能となっているため(S510:NO)、搬送ローラ13を回転させることなく紙幣の搬送通路への受入れを禁止し(S520)、モニタLED45を消灯してこれを報知し(S530)、S510に戻る。
【0064】
そして、上記理由が解消されて受入可能となったと判断されると(S510:YES)、紙幣の受入れを許可する(S480)。そして、RAM45上にニアフルフラグがセットされている場合には(S490:YES)、そのままS110に戻る。従って、この場合には、モニタLED45が点滅した状態になっている。一方、RAM45上にニアフルフラグがセットされていない場合には(S490:NO)、ニアフル状態でも満杯状態でもないため、モニタLED45を点灯してこれを報知し(S500)、S110に戻る。
【0065】
以上に述べた一連の処理が、紙幣識別機1の運用時において繰り返される。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はその特定の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の精神の範囲内での変化変形が可能であることはいうまでもない。
【0066】
例えば、上記実施の形態では、ニアフル状態及び満杯状態の判定を3種類の方法で並行して行う例を示したが、例えば第1の範囲内動作時間或いは第2の範囲内動作時間の単独で判定するようにしてもよいし、これら2つの方法のみで判定するようにしてもよい。
【0067】
また、上記実施の形態では、ニアフル状態及び満杯状態を、モニタLED45を介して可視表示して報知する例を示したが、LED以外の表示手段により可視表示させるようにしてもよい。
【0068】
さらに、上記実施の形態で述べた閾値の具体的数値はあくまで一例であって、それ以外の値をとり得ることはもちろんである。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、収納金庫が満杯状態となる前に、満杯状態近傍であるニアフル状態であることを報知するため、管理者に対して満杯状態に近づいていることを、余裕をもって知らせることができる。この結果、管理者側では、収納金庫内の紙幣の回収時期を早期に発見して対処できるようになり、満杯異常による金銭処理装置のシステムダウンを防止又は抑制することができる。さらに、図2や図3で示したようにニアフル状態及び満杯状態の判定を複数種類の方法により行い、いずれかの方法でニアフル状態、満杯状態が判定された時点で該当の状態を報知する。このため、いずれかの方法に用いる構成要素(検知センサやプッシャセンサ等)が仮に故障したとしても、ニアフル状態及び満杯状態を報知できるようになる。すなわち、状態検知機能の可用性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる紙幣収納状態報知方法を表すタイムチャートである。
【図2】本発明の実施の形態にかかる紙幣収納状態報知方法を表すタイムチャートである。
【図3】本発明の実施の形態にかかる紙幣収納状態報知処理を含む金銭処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】紙幣識別機の構成を側面から見た模式図である。
【図5】紙幣識別機の構成を背面から見た模式図である。
【図6】従来の紙幣識別機の満杯センサの出力波形を示す図である。
【符号の説明】
1 紙幣識別機
10 識別ユニット
11 挿入口
12 搬送通路
13 搬送ローラ
14 駆動モータ
15 紙幣保留部
20 プッシャユニット
21 プッシャ
22 リンク機構
23 軸
24 プッシャカム
24a 遮光板
25 フォトインタラプタ
26 満杯センサレバー
27 フォトインタラプタ
30 収納金庫
31 押え板
32 バネ
41 挿入検知センサ
42 識別センサ
50 マイコン
60 収納紙幣

Claims (6)

  1. 紙幣を整列積みして収納する収納金庫と、搬送通路内に保留された紙幣を前記収納金庫内へ押し込んで収納するプッシャとが、前記搬送通路を挟んで対向配置されている紙幣識別機において、前記収納金庫内の前記紙幣の収納状態を所定の報知手段を介して報知する方法であって、
    前記収納金庫における現在の紙幣の収納量である現収納量を検出する収納量検出ステップと、
    前記現収納量と、前記収納金庫での満杯量として予め設定した満杯収納量よりも所定量少ない満杯量近傍として予め設定したニアフル収納量とを比較し、前記現収納量が前記ニアフル収納量以上となったときに、前記報知手段を介してニアフル状態であることを報知するニアフル報知ステップと、
    前記現収納量と前記満杯収納量とを比較し、前記現収納量が前記満杯収納量以上となったときに、前記報知手段を介して前記ニアフル状態の場合とは異なる態様で満杯状態であることを報知する満杯報知ステップと、
    を備え、
    前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量は、前記搬送通路の側へ付勢されつつ前記搬送通路から押し込まれた紙幣を前記収納金庫内で整列積みする押え板が、前記プッシャの動作中に所定の第1の押し込み範囲内に位置している第1の範囲内動作時間として、それぞれ設定され、
    前記現収納量は、現在の前記第1の範囲内動作時間をもって前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量と比較され、
    前記プッシャは、前記収納金庫とは反対側へ付勢されつつ所定のリンク機構を介して前記搬送通路を越えて前記収納金庫内に押し込まれることにより、前記紙幣を前記収納金庫内へ押し込んで収納するように構成され、
    前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量は、さらに、前記プッシャが所定の動作範囲内に位置している第2の範囲内動作時間としてそれぞれ設定され、
    前記現収納量が、さらに、現在の前記第2の範囲内動作時間をもって前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量と比較されるように構成され、
    前記第1の範囲内動作時間又は前記第2の範囲内動作時間に基づき、前記現収納量が前記ニアフル収納量以上となったときにニアフル状態であることが報知され、前記現収納量が前記満杯収納量以上となったときに満杯状態であることが報知されるように構成され、
    さらに、前記プッシャによる押し込み動作の回数を、前記収納金庫内の前記紙幣の収納枚数としてカウントするカウント手段を有し、
    前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量は、さらに、前記カウント手段によるカウント値としてそれぞれ設定され、
    前記第1の範囲内動作時間、前記第2の範囲内動作時間、及び前記カウント値のいずれかに基づき、前記現収納量が前記ニアフル収納量以上となったときにニアフル状態であることが報知され、前記現収納量が前記満杯収納量以上となったときに満杯状態であることが報知されるように構成される、
    ことを特徴とする紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法。
  2. 前記第1の範囲内動作時間、前記第2の範囲内動作時間、及び前記カウント値に基づく前記紙幣の収納枚数が、それぞれ予め定める枚数分異なるように設定されたことを特徴とする請求項1記載の紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法。
  3. 前記報知手段として、前記紙幣識別機の接客面側にLEDが配設され、
    前記ニアフル報知ステップと前記満杯報知ステップとで、前記LEDの点灯又は消灯の態様を異ならせて報知することを特徴とする請求項1記載の紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法。
  4. 紙幣を整列積みして収納する収納金庫と、搬送通路内に保留された紙幣を前記収納金庫内へ押し込んで収納するプッシャとが、前記搬送通路を挟んで対向配置 されている紙幣識別機において、前記収納金庫内の前記紙幣の収納状態を所定の報知手段を介して報知する方法であって、
    前記収納金庫における現在の紙幣の収納量である現収納量を検出する収納量検出ステップと、
    前記現収納量と、前記収納金庫での満杯量として予め設定した満杯収納量よりも所定量少ない満杯量近傍として予め設定したニアフル収納量とを比較し、前記現収納量が前記ニアフル収納量以上となったときに、前記報知手段を介してニアフル状態であることを報知するニアフル報知ステップと、
    前記現収納量と前記満杯収納量とを比較し、前記現収納量が前記満杯収納量以上となったときに、前記報知手段を介して前記ニアフル状態の場合とは異なる態様で満杯状態であることを報知する満杯報知ステップと、
    を備え、
    前記プッシャによる押し込み動作の回数を、前記収納金庫内の前記紙幣の収納枚数としてカウントするカウント手段を有し、
    前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量は、さらに、前記カウント手段によるカウント値としてそれぞれ設定され、
    前記カウント値に基づき、前記現収納量が前記ニアフル収納量以上となったときにニアフル状態であることが報知され、前記現収納量が前記満杯収納量以上となったときに満杯状態であることが報知されるように構成される、
    ことを特徴とする紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法。
  5. 前記カウント値に基づく前記紙幣の収納枚数の前記ニアフル収納量及び前記満杯収納量が、それぞれ予め定める枚数分異なるように設定されたことを特徴とする請求項4記載の紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法。
  6. 前記報知手段として、前記紙幣識別機の接客面側にLEDが配設され、
    前記ニアフル報知ステップと前記満杯報知ステップとで、前記LEDの点灯又は消灯の態様を異ならせて報知することを特徴とする請求項4記載の紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法。
JP2003167735A 2003-06-12 2003-06-12 紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法及びプログラム Expired - Fee Related JP4210796B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003167735A JP4210796B2 (ja) 2003-06-12 2003-06-12 紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003167735A JP4210796B2 (ja) 2003-06-12 2003-06-12 紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005004508A JP2005004508A (ja) 2005-01-06
JP4210796B2 true JP4210796B2 (ja) 2009-01-21

Family

ID=34093463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003167735A Expired - Fee Related JP4210796B2 (ja) 2003-06-12 2003-06-12 紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4210796B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6082201B2 (ja) * 2012-07-25 2017-02-15 三和ニューテック株式会社 金券識別装置
JP2017027431A (ja) 2015-07-24 2017-02-02 グローリー株式会社 紙葉類処理機および紙葉類処理方法
JP6363644B2 (ja) * 2016-03-08 2018-07-25 グローリー株式会社 現金処理システム、および、現金処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005004508A (ja) 2005-01-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4747493A (en) Cash dispenser
TW417044B (en) Paper money processing machine
EP1503350A1 (en) Bill handling apparatus
EP2166517A1 (en) Currency handling device
JP2002190051A (ja) 紙幣取扱装置
JP2005250642A (ja) 紙幣処理装置
CN104412306A (zh) 纸币处理装置以及纸币处理方法
JP5434286B2 (ja) 紙幣入出金機
JP4210796B2 (ja) 紙幣識別機の紙幣収納状態報知方法及びプログラム
KR20060101937A (ko) 권종 분류 기능을 구비한 지폐 방출기
JPH11224362A (ja) 紙幣取扱装置
US11922782B2 (en) Medium handling method and medium handling device
TWI415780B (zh) 鈔卷取出機構
JP2000149086A (ja) 紙幣の計数・識別装置
WO2020031445A1 (ja) 紙幣取扱装置
JP2012043351A (ja) 還流式紙幣処理装置
JP3590834B2 (ja) 紙幣取引装置
JPH01256436A (ja) 現金自動取扱装置
JP4619739B2 (ja) 紙幣処理機
JP5904048B2 (ja) 紙幣処理装置、及び紙幣処理方法
JP2003157465A (ja) 紙幣取扱装置
JP2019016047A (ja) 紙葉類処理装置
JP2009104375A (ja) 包装硬貨入金機および包装硬貨入金システム
JP3043960B2 (ja) 紙幣取扱機
JP2006184991A (ja) 現金自動取引装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050914

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080708

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080930

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081013

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 4

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees