JPS63271693A - 異種券判別機能を有する紙葉類計数機の捺印指示装置 - Google Patents

異種券判別機能を有する紙葉類計数機の捺印指示装置

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JPS63271693A
JPS63271693A JP62106979A JP10697987A JPS63271693A JP S63271693 A JPS63271693 A JP S63271693A JP 62106979 A JP62106979 A JP 62106979A JP 10697987 A JP10697987 A JP 10697987A JP S63271693 A JPS63271693 A JP S63271693A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は紙葉類計数機に関わり、特に、紙幣及び紙幣以
外の宝くじ、小切手等の券類の計数を行い(以下、紙幣
、非紙幣を総称して紙葉類という)、これら紙葉類を計
数した後に帯封上に確認のための捺印を行うようにした
紙葉類計数機の捺印指示装置に関するものである。
「従来の技術」 従来、この種の紙幣計数機として、本出願人は特開昭5
5−83987号公報に示す「紙幣計数機」を既に提供
している。
この紙幣計数機は、公転しながら自転する吸引軸内の真
空圧により、束ねられた紙幣を一枚ずつ吸着してめくり
取りながら計数するものであって、この計数結果か予め
設定された設定枚数と一致し、かつ、これら計紙幣にr
A種券が含まれていないことが判別された場合に1.紙
幣束の帯封に確認のための捺印を行うしのである。
[発明が解決しようとする問題点、] ところで、上記のように構成された紙幣計数機において
は、紙幣を計数している最中に、同時に異種券の判別も
行うようにしているが、紙幣以外の券類を計数する場合
、例えば、宝くじ券、小切手、証券、事務書類などを計
数する場合には、必ず1.も異種券の判別といった処理
を行う必要はなく、単に計数のみを行なっていれば良か
った。
つまり、宝くじ券等の非紙幣を計数し、その計数結果か
正しいときに帯封に捺印するといった捺印機能に、必ず
しも異種券判別機能まで設ける必要はなかった。
この′発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであっ
て、異種券判別機能をON−OFFするスイッチを設け
ることによって、捺印モードを指定した場合に、異種券
判別が必要な場合と異種券判別が不要な場合の2つの選
択を可能にした紙葉類計数機を提供することを目的とす
る。
「問題点を解決するだめの手段」 このような目的を達成するため、本発明は、ホルダに装
填された紙葉類を吸引軸に吸着させて一枚ずつめくり取
りながら計数する紙葉類計数機において、紙葉類の計数
結果が予め設定された設定枚数と一致したときに帯封に
捺印を行う捺印機能と、紙葉類の表面から表面パターン
を読み取り、この表面パターンを予め記憶された基帛デ
ータと比較することにより、この紙葉類が計数紙葉類以
外の異種紙葉類であるか否かを判別する異種券検出機能
と、前記捺印機能をON−OFF指定する第1の選択手
段と、前記異種券検出機能をON−OF F指定する第
2の選択手段と、前記捺印機能のON指定がなされた場
合に、1回のOFF指定を許容して、前記異種券検出機
能をON指定する指定制御手段とを設けるようにしてい
る。
「作用」 この発明によれば、捺印機能のON指定がなされた場合
に、1回のOFF指定を許容して、異種券検出機能がO
N指定されるようになっているので、宝くじ、証券等の
非紙幣を異種券検出機能がOFFの状態で計数・捺印し
た後で、続けて、紙幣の計数・捺印を行おうとする場合
に、異種券検出機能がON指定に切替わる。
「実施例」 以下、本発明を第1図〜第1O図に示す一実施例に基づ
いて説明する。
まず、第1図ないし第3図にしたがって紙幣計数様機構
の構成を説明すれば、この計数機構は、紙幣Sをホルダ
lに載せてこのホルダlを軸2を中心として水平旋回さ
せることにより、第1図実線で示す計数位置、あるいは
第1図鎖線で示す待機位置に移動させ、ホルダlが計数
位置にあるときに、回転筒3を軸4を中心として第1図
反時計方向に回転させながら、回転筒3上の吸引軸5を
軸6を中心として時計方向に回転させ、この吸引軸5内
に真空圧を作用させてホルダーl上の紙幣Sを1枚ずつ
めくり取りながら計数を行なうとともに、後述する投光
器から紙幣Sの表面に照射した光線の反射光を受光器で
読取って紙幣の判別を行なうようにした基本構成となっ
ている。
前記ホルダーlには、紙幣Sを裏側(吸引軸5の反対側
)から支える台板1aが設けられ、この台板1aの表面
1bは、反射光レベルが低くなるよう黒色系で形成され
ている。
前記回転筒3および吸引軸5の軸4.6は、第3図に示
すように中空状に形成されるとともに、吸入管路7を介
して真空ポンプ8の吸入ボート9に接続されており、こ
の真空ポンプ8の真空圧が、前記吸引軸5の外周の一部
に設けた開口部IOを介して紙幣Sに作用することによ
り、吸引軸5に紙幣Sが吸着されるようになっている。
また、前記吸入管路7の途中には圧力センサ11が設け
られており、この圧力センサ11によって、吸入管路7
内の真空圧が紙幣を吸着し得る程度に上昇したか否かが
検出されるようになっている。
一方、前記真空ポンプ8の排気ボート12には、排気管
路13が接続されており、この排気管路13の先端には
、紙幣Sの側面に排気を吹付けて紙幣S相互の分離を容
易にするための排気ノズル14が設けられ、一方、排気
管路13の途中には、紙幣の計数が行なわれていないと
きに排気を放出口15に切換えて排気ノズル14からの
騒音の発生を防止するソレノイドバルブ16が設けられ
ている。
また、前記吸引軸5のそれぞれには、第1図〜第3図に
示すように、一対の位置規制片5aが固定されている。
この位置規制片5aは、吸引軸5の側面から突出し、か
つ該吸引軸5の開口部IOを間に挾むように設けられた
ものであって、開口部lOから外気が吸引されて吸引軸
5に紙幣が吸着された際に、紙幣を側方から支持して、
該紙幣の倒れあるいは折り曲がりを防止するようになっ
ている。そして、このように前記位置規制片5aによっ
て、吸引軸5が吸着分離した紙幣の起立状態を保つこと
により、二重送りされているか否かを検知する箇所(第
1図において紙幣が吸着分離された位置Sa)に、該紙
幣の位置決めが行なわれ乞ようになっている。
まノニ、niJ記回転回転の外周には、磁性体からなる
作動片17が複数貼付されており、これらの作動片17
か磁気センサ18を作動さ什るか否かににり各吸引軸5
が待機位置(開口部10が紙幣に正対しかつ吸引軸5内
が真空ポンプ8と連通される位置)にあるか、あるいは
開始位置(開口部10が紙幣に正対する直前の位置にあ
って、かつ吸引軸5内が真空ポンプ8から構成される装
置)にあるかが検出されるようになっている。
なお、第3図において、符号19は回転筒3をベルト2
0を介して駆動する計数モータ、符号21は真空ポンプ
8をベルト22を介して駆動ケろポンプモータ、符号2
3はボルダ−1を旋回させるホルダーモータ、符号24
Aおよび24Bは、ホルダー1が閉位置(吸引軸5に接
近した位置)にあるか開位置(吸引軸5から離間した位
14)にあるかを検出するボルダ−位置検出スイッチで
ある。
更に、回転筒3の近傍には、セパレータ25が設けられ
ており、このセパレータ25は、軸26に水平旋回自在
に支持されるとともに、ばね27によって第1図反時計
方向に付勢され、更に、バッチソレノイド28に操作さ
れて第1図時計方向に旋回させられるようになっている
。そして、このセパレータ25は、後述するように異金
種紙幣を検出したときにすでにめくり取られた紙幣とま
だめくり取られていない紙幣との間に挿入されて両者を
分離させる機能を有している。
次に、紙幣を束ねた帯封に確認印を押す押印機構(捺印
機能)について第1図を参照して説明する。
第1図において符号30で示されるものは、ホルダlに
設けられた印鑑保持部材であって、この印鑑保持部材3
0によって印鑑31が矢印(イ)−(ロ)方向に移動自
在に支持され、かつ紙幣Sに対して近接離間するように
移動自在に支持されている。また、前記ホルダlの基端
部には、ダイヤル32が設けられており、このダイヤル
32を回転させることによって、前記印鑑31が矢印(
イ)−(ロ)方向に移動して、印鑑31の捺印部31a
が帯封Bに位置合わせされるようになっている。
また、ホルダlを支持する基台上には、軸33を中心と
して水平面内で回動する打撃アーム34と、該打撃アー
ム34を回動させるソレノイド35とが設けられており
、この打撃アーム34をソレノイド35の動作により回
動させることによ−。
て、該打撃アーム34の先端部が印鑑の後端部31bを
後方から押圧して、該印鑑31の捺印部3Iaを帯封上
に近接させ、これによって帯封上に捺印が行なわれるよ
うにしている。
次に、前記吸引軸5によってめくり取られた紙幣の二重
送り検出機構について第1図を参照して説明する。
第1図に符号37及び符号38でそれぞれ示すものは二
重送り検出用ランプ及び受光素子(これら素子によって
二重送り検知センサが構成される)であり、符号39で
示すものは受光素子に光を集光する集光レンズである。
前記二重送り検出用ランプ37及び受光素子38は共に
回転筒3側に向けて設けられたものであって、前記二重
送り検出用ランプ37から発光された光線は、めくり取
られた紙幣Saに対して交差する方向から照射され、か
つ該紙幣Saのめくり取り部分における略中央位置に照
射されるようになっている。
そして、このように光の照射が行なわれた紙幣Saは、
この紙幣Saを透過した光の債つより透過光量が受光素
子38により検出され、更に、この受光素子38が検出
した透過光量に基づき二重送りの判断がなされるように
なっている。すなわち、この透過光量が所定値以上であ
れば正常な送り(一枚送り)と判断され、透過光量が所
定値以下であれば二重送りと判断されるようになってい
る。
次に、紙幣の金種判別および表裏判別を行う判別機構に
ついて第1図及び第2図を参照して説明する。
図において符号40で示すものは、集積された最前部の
紙幣sbに光を照射する投光器、符号41で示すものは
、この投光器40から紙幣sbに照射された光の反射光
を受光する受光器(検出素子)であって、投光器40か
ら発せられた光線は、紙幣sbの二点鎖線で示すエリア
Eを含む領域に照射されるようになっている。
また、前記受光器41は、紙幣表面のパターンに応じた
電気信号を発生させるエリアセンサ42と、このエリア
センサ42に紙幣sbの反射光を集光する集光レンズ4
3とから構成されている。
そして、前記エリアセンサ42は、ライン状のイメージ
センサがそのラインと直交する方向に多数配置された2
次元状のセンサで後述する判別制御回路46から発仕ら
れるトリガ信号により動作して、前記エリアEのスキャ
ニングを行ない、このエリアEの特定位置(ラインある
いは座標)における反射光量を電気信号に変換して、紙
幣表面のパターンに応じた波形の信号を出力するように
なっている。つまり、前記エリアセンサ42は、その横
方向がエリアEのX座標に対応し、また、その縦方向が
エリアEのY座標に対応しており、このようなエリアセ
ンサの縦横座標とエリアEのXY座標との対応によって
、エリアEにおける表面パターン(ラインデータ)を例
えば、Y=1、Y−3とラインを指定して読み出すこと
ができ、更には、読み出されたエリアデータをROM6
4(後述する)に記憶されている基準データと比較して
、紙幣sbの金種判別及び表裏判別を行うことができる
ようになっている(詳細は後述する)。
次いで、第4図(A)及び第4図(B)により、前記計
数機構および判別機構をそれぞれ操作する計数制御回路
45および判別制御回路46(捺印機能、異種券検出機
能、指定制御手段)を説明する。
すなわち、計数制御回路45は、後述する計数制御プロ
グラム (第5図及び第6図参照)等を記憶しているR
OM47と、このr(0M47に記憶されているプログ
ラムに従って各種データの書込みと読出しとを行なうI
NAM48と、これらを制御するCPU49とから構成
されている。更に、CPU49には、入力側I10ボー
ト50およびレシーバ51を介して、計数動作開始を指
示するスタートスイッチ52、金種及び二重送り判別を
行うための検出モードスイッチ(第2の選択手段)53
、表裏判別を行うための表裏モードスイッチ54が接続
されるとともに、ホルダー1が閉位置にあるか開位置に
あるかを検出するホルダ位置検出センサ24Aおよび2
4B、回転部位置センサ18、圧力センサ11及びクリ
アスイッチ等のその他の操作スイッチ(第1の選択手段
)55がそれぞれ接続されている。
なお、前記操作スイッチ55としては、クリアスイッチ
の他、計数加算、指定(バッチ)、再鑑(チェック )
、捺印などのモードが適宜選択されるモード選択スイッ
チ(図示略)などがあり、更に、このモード選択スイッ
チによって選択される計数加算、指定(バッチ)、再鑑
(チェック)、捺印などのモードは、前述したような金
種及び二重送り判別を行うための検出モードスイッチ5
3と第4図(B)の表に示す如き関係にある。
つまり、モード選択スイッチの内、計数加算モード、指
定モード、再鑑モードを選択した場合には、これらモー
ドを選択する毎に、検出モードスイッチ53をONとす
るか、OFFするかの指定が必要であり(ただし、計数
加算モードを選択した場合には検出モードスイッチ53
を自動的にONに指定することら可)、また、前記モー
ド選択スイッチの内、捺印モードを選択した場合には、
検出モードスイッヂ53が自動的にONに指定されて、
操作者による検出モードスイッチ53の指定作業が省略
されるようになっている。
そして、更に、前記捺印モードを選択した場合には、」
二連したように、検出モードスイッチ53は自動的にO
Nに指定される一方で、1回に限りOFF’指定され得
るようになっている。つまり、捺印モードを選択して、
検出モードスイッチ53をOFF指定した場合において
、(1)紙幣の計数を1回行ったとき、(2)検出モー
ドスイッチをOFF指定した後、10秒以内にスタート
スイッチ52を押さないとき、(3)検出モードスイッ
チ53をON指定したときには、前記検出モードスイッ
ヂ53がOF Fのモードから元のONのモードに自動
解除されるようになっている。
なお、上記モード選択スイッチによって選択される種々
のモードの内、「計数加算」とは、第5図及び第6図の
フローチャートでら説明するが、紙幣の計数及び計数値
を計数毎に累積して加算してゆくモードであり(第6図
のステップ164で後述)、「指定(バッチ)」とは、
紙幣の計数を例えば50枚と指定し、50枚の計数が完
了した時点でセパレータ25を動作させて、計数紙幣と
未計数紙幣とを分離さけるモードであり(第6図のステ
ップ109で後述)、また、「再製(チェック)」とは
、束ねられた紙幣が所定枚数あるか否かを確認するモー
ドであり(第6図のステップ160で後述)、更に、「
捺印」とは、紙幣の再製を行っfこ後この再製結果が正
しいならば帯封に捺印を行うモードである(第6図のス
テップ162で後述)。
一方、第4図(A)に示すスタートスイッチ52は、こ
の一実施例ではボルダ−1に設けた押ボタン60(第1
図参照)から構成されているが、例えば、ホルダー1に
紙幣Sが装填されたことを検出するセンサ(図示略)を
スタートスイッチ52として使用してもよい。
また、前記CPU49には、出ツノ側I10ボート61
およびドライバ62を介して、ソレノイド(捺印ソレノ
イド)35、二重送り検出用ランプ37あるいは投光器
40とからなるランプ、ホルダーモータ23、計数モー
タ19、ポンプモータ211ソレノイドバルブ16、パ
ッチソレノイド28、および紙幣計数機の操作パネル(
図示略)などに設けられて紙幣の枚数、異常の有無等を
表示する表示部63かそれぞれ接続されている。
一方、前記判別制御回路46は、判別制御プログラム(
第7図及び第8図参照)等を記憶しているR OPvl
 64と、このROM64に記憶されているプログラム
に従って各種データの書き込みと読み出しとを行うRA
M65と、これらを制御するCPU66とから構成され
ている。更に、前記0FU66には、出力用I10ボー
ト70及び駆動回路71を介してエリアセンサ34が接
続され、このエリアセンサ34の出力が増幅器72、A
/Dコンバータ73、入力端I10ボート74を介して
前記CP066に入力されるようになっている。
なお、前記駆動回路71からエリアセンサ34に供給さ
れる駆動信号は、X軸駆動用信号とX軸駆動用信号とか
らなり、これらX軸駆動用信号とX軸駆動用信号の出力
によって紙幣のエリアEにおける特定位置の表面パター
ン(エリアデータ)を読み出すようになっている。そし
て、このようなエリアEにおける表面パターンのデータ
を取り出す際には、まず、X軸駆動用信号を出力してエ
リアE(第2図参照)のY座標を決定してから、X軸駆
動用信号を出力してエリアEのX座標を決定するように
すれば良い。例えば、Yを1に設定してエリアEにおけ
るデータをラインデータ(X。
りとして読み出し、更に、Yを3に設定してエリアEに
おけるデータをラインデータ(X、3)として読み出し
、これら読み出された複数のラインデータ(X、l)、
(X、3)等をRAM65に記憶されている基準データ
と比較するようにすれば良い(なお、駆動用信号のX軸
及びY軸は第2図に示すエリアEのX軸及びY軸にそれ
ぞれ対応している)。
一方、前記A/Dコンバータ73には、エリアセンサ3
4と同様に、増幅器78を介して二重送り検知センサ3
7・38が接続されている。また、これら増幅器72・
78とA / Dコンバータ73との間には、出力側I
10ボート70からの切換信号によって動作するアナロ
グスイッチ79・80がそれぞれ設けられており、これ
らアナログスイッチ79・80によって、エリアセンサ
34あるいは二重送り検知センサ37・38のいずれか
一方の出力信号がA/Dコンバータ73に送られるよう
になっている。
また、前記計数制御回路45のCPU49と判別制御回
路46のCPU66とは、データ転送用1.10ボート
81,82を介して相互に接続されており、相互にデー
タを変換して連動動作し得るように構成されている。
以下、第5図及び第9図に従って、前記計数制御回路4
5のrtOM47に記憶されたプログラムの内容を紙幣
計数機の動作とともに説明する。
なお、第5図におけるSNは以下の説明におけるステッ
プNを示し、第9図おけるTnは以下の説明におけるタ
イミングTnを示すものとする。
(a)◇計数制御動作1(第5図及び第9図参照)くス
テップ1〉 電源投入 くステップ2〉 ホルダ位置検出センサ24A、24Bの出力信号により
、ホルダ1が開位置にあるか否かを判断し、Noの場合
にはホルダーモータ23を駆動してホルダー1を開位置
に設定しくステップ3)、YESの場合には次のステッ
プ4へ進む。
くステップ4〉 回転筒位置センサ18からの出力の有無により、吸引軸
5が待機位置(すなわち、吸引軸5が紙幣に正対する位
置)にあるか否かを判断し、Noの場合には、計数モー
タ19を低速駆動して吸引軸5を待機位置に設定しくス
テップ5)、YESの場合には次のステップ6へ進む。
くステップ6〉 モード設定スイッチの設定操作がなされているか否かを
判断し、YESの場合には各種のモード設定操作、例え
ば指定モード(バッチモード)、再製モード(チェック
モード)、あるいは捺印モード等の操作により、これら
操作が行なわれたモードを記憶しくステップ50)、ま
た、NOの場合には、モードの設定操作が行なわれてい
ないものとして(計数加算モードになっている)、次の
ステップ7へ進む。
くステップ7〉 スタートスイッチ52からスタート信号(ST)が出力
されたか否かを判断し、Noの場合には前記ステップ6
に戻り、Y、ESの場合には、次のステップ8に進む(
タイミングT、)。
〈ステップ8〉 検出モードスイッチ53がONとなっているが否かを判
断し、YESの場合には、二重送り検出ランプ37及び
投光器40を点灯しくステップ9)、また、NOの場合
には、次のステップ10に進み計数動作を開始する。
そして、このステップ8において検出モードスイッヂ5
3がOFFとなっており、がっ、前記ステップ6で捺印
モードが設定操作されていたとすれば、このとき前記ホ
ルダー1には、例えば、宝くじ、小切手等の非紙幣が装
填されていることなる。
なお、この検出モードスイッチ53は、前述したように
、1回OFF’指定した後、自動的にON側に切替わる
くステップ10> ホルダー位置センサ24A、24Bの出力により、ホル
ダーlが閉位置にあるが否かを判断して、NOの場合に
は、ホルダモータ駆動信号(HMD)が出力されて、ホ
ルダーモータ23を駆動してホルダー1を閉位置に設定
しくステップtB、YESの場合には次のステップ12
へ進む(タイミング’rt)。
くステップ12〉 ポンプ駆動信号(P M P )が出力されて、ポンプ
モータ21を駆動するとともに、ソレノイドバルブ駆動
信号(SV)が出力されて、ソレノイドバルブ16を排
気ノズル14側に切換える。
〈ステップ13〉 吸引軸5が開始位置にあるか否かを判別し、NOの場合
には、計数モータ駆動信号(CM D )が出力されて
、計数モータ19を低速で逆方向に駆動して吸引軸5を
開始位置に設定しくステップ14)、また、YESの場
合には、次のステップへ進む(タイミング]゛3)。
〈ステップ15〉 圧力判定信号(V、SW)が出力されたか否かを判別し
、すなわち、吸入管路7内の真空圧が所定の値まで上昇
したか否かを判別して、Noの場合には、面記タイミン
グT 3から所定時間(真空圧上昇に必要とされる時間
)経過したか否かを判別しくステップ16)、このステ
ップ16がNOの場合には、ステップ15へ戻り、また
、ステップ16がYESの場合には、後述する吸引不良
処理ルール(第5図に鎖線Aで示す)へ進む。
一方、このステップ15がYESの場合には次のステッ
プ17へ進む(タイミング′r4)。
〈ステップ17> 前記圧力判別信号(VSW)が出力されたとき(ステッ
プ15)に、計数モータ駆動信号(CMD)が出力され
て、回転筒3および吸引軸5の回転を開始する。
くステップ18> 吸引軸5が紙幣を一枚ずつめくり取りながら計数を行な
い、回転筒位置センサ18が信号(SNS)を発生する
たびに、エリアセンサ42の検出データを取り出すため
のトリガー信号(TRG)が出力される。また、このと
き計数信号(CNT)が出力されて、紙幣の計数(ある
いは判別)を行なう(タイミングT8〜Tan)。
くステップ19〉 圧力判定信号(VSW)が出力されているか否か、すな
わち、めくり取るべき紙幣がなくなって吸入管路7内の
真空圧が上昇できない状態(OFF)となっているか否
かを判別し、OFFとなった(タイミングTm十+)こ
とを条件として次のステップ20へ進む。
くステップ20〉 計数モータ19、ポンプモータ21を停止する。
くステップ21> ステップ20によって回転筒3の停止動作と並行して、
ホルダのオープン信号が出力されたか否かの判別を行い
、YESの場合にはステップ2に戻り(タイミングTn
)、NOの場合にはこのステップ21で待機する。そし
て、ステップ2に戻った場合には(タイミングTn)、
ホルダーlが開になったか否かの判別が行なわれ、ホル
ダー1が開となるまでホルダーモータ駆動信号(HMD
)が出力される。
そして、ホルダーが開(ステップ4;タイミングTn+
+)となると、モータ駆動信号()l M D )がO
FFとなると同時に計数モータ駆動信号(CM D )
が出力されて、計数モータ19を駆動する。そして、こ
の計数モータ19の駆動によって吸引軸5が待機位置に
まで移動して来ると、回転筒位置センサ18の出力がO
Nとなり、これと同時に計数モータ19が停止されられ
る (タイミングTn+t)。
このようにして吸引軸5が待機位置に停止させられると
、次回のスタート信号(ステップ7)によって、直ちに
計数を開始し得る状態となって、次の醐備が完了する。
次いで、吸引、不良処理ルートAについて説明する。
すなわち、計数モータ19のブレーキの動作不良などの
原因によって回転筒3が所定位置に停止することができ
ない場合には、吸入管路7の内部が外部から密閉されな
いため、一定時間以上経過しても真空圧が上昇せず、し
たがって、圧力判定信号がONとなることができない(
ステップ+6)、。
このような場合には、計数モータ19を定速で逆転させ
て回転筒3の位置を調整し (ステップ30)、ステッ
プ13ないし15を繰り返す。そして、この動作をN回
繰り返しても真空圧が」二重しない場合(ステップ31
)には、ポンプモータ21を停止させ(ステップ32)
、アラーム信号を出力しくステップ33)、その後、機
械を停止させる (ステップ34)。
次に、CPU49における計数処理フローについて第6
図を参照して説明し、更に、CPU66における判別処
理フローについて第7図及び第8図を参照して説明する
◇計数制御動作2 (第6図参照) 〈ステップ100〉 スタート くステップ101〉 検出モードスイッチ53がONとなっているか否か、す
なわち、紙幣表面のパターンを読取る必要があるか否か
を判断し、YESの場合には、判別ON信号及び表裏モ
ード信号(但し、表裏モードスイッチ54かONのとき
のみ、以下同じ)を出力しくステップ+02  )、更
にこれら紙幣判別ON信号及び表裏モード信号を第7図
に示す判別ルーチンに供給する(矢印■で示す)。
また、検出モードスイッチ53がOFFとなっている場
合には、計数のみを行うと判断して、次のステップ10
3に進む。
〈ステップ!03〉 回転筒位置センサ出力信号(SNS)の立上がりを検出
し、YESとなった場合に次のステップ104へ進む。
くステップ104〉 前記ステップ+03と同一のタイミングでトリガー信号
(T RG )を立上がらせるとともに、このトリガー
信号(TRG)の出力を第7図に示す判別ルーチンに供
給する(矢印■で示す)。
くステップ105〉 回転筒位置センサ出力信号(S N S )のON−O
FF状態を検出し、ON(YES)の場合には、圧力判
定信号(VSW)がONとなっているか否かを判別しく
ステップ106)、このステップ+06がNOの場合に
、判別OFF信号を出力しくステップ150 )、かつ
、計数モータ19、ポンプモータ2Iの駆動及び二重送
り検出用ランプ37、投光器40の点灯を停止する(ス
テップ151  )。また、前記ステップ106におい
て、圧力判定信号(VSW)の出力がある( YES)
の場合には、次のステップ107へ進む。
くステップ107〉 検出モードスイッチ53がONとなっているか否かを判
断し、Y、ESの場合にはステップ108に進み、No
の場合にはステップ109に進む。
〈ステップ108〉 異金種が検出された場合、表裏判別モードの時に表裏不
一致が検出された場合、全ての基準パターンと一致せず
判別異常と判断された場合、あるいは二重吸着が検出さ
れた場合に、判別処理フローから出力されるエラー信号
(矢印■で示す)の入力があるか否かを判断し、YES
の場合にはバッチソレノイド28を動作させて計数を中
断し、また、NOの場合にはステップ109に進む。
くステップ109〉 バッチモードがONとなっているか否かを判断し、No
の場合にはステップ105に戻り、YESに場合にはス
テップ+10に進む。
くステップ110〉 紙幣の枚数判別を行い、紙幣の計数値が所定枚数に満た
ないと判断された場合(No“)には、ステップ105
に戻り、また、紙幣の計数値が所定枚数に達したと判断
された場合(Y E S )には、バッチソレノイド2
8をONとして、計数紙幣を未計数紙幣から分離した後
(ステップl1l)に、判別OFF信号を出力して(ス
テップ+12)(この判別OFF信号は矢印■に示すよ
うに判別処理フローに供給される )、計数モータ19
、ポンプモータ21の駆動及び二重送り検出用ランプ3
7、投光器40の点灯を停止する(ステップ+13)。
そして、次のステップ114に進む。
〈ステップ114> 上記したバッチ処理時、もしくはエラー検出時に動作し
たセパレータ25の作動を解除するクリア操作が行なわ
れたか否かを判断し、YESの場合にステップ115に
進む。
くステップ115〉 ホルダー1に対しオープン信号(ステップ2I参照)を
出力して、このフローが終了する。
次に、ステップ120〜ステツプ121について説明す
る。
〈ステップ120〉 前記ステップ105において、回転筒位置センザ出力信
号(SNS)のON−OFF状態を検出し、ONの状態
であれば、前記ステップ105〜ステツプ109(また
はステップ110)のルーチンを回り続け、OFF状態
となったところで、このステ、ツブ120へ移行する。
そして、前記ステップ10Gと同様に、圧力判定信号(
VSW)がONとなっているか否かを判別し、この判別
がNOの場合には、前記ステップ+06と同様に次のス
テップ150へ進み、判別OFF’信号を出力する(ス
テップ150)とともに、計数モータ19、ポンプモー
タ21の駆動及び二重送り検出用ランプ37、投光器4
0の点灯を停止する(ステップ151)。
また、前記圧力判定信号(VSW)の出力がYESの場
合には、ステップ121に進む。
くステップ121> 回転部位置センサ出力信号(SNS)がONとなってい
るか否かを再度判別し、Noの場合にはステップ120
に戻り、YESの場合には、トリガー信号(T RG 
)を出力して(ステップ122XこのTRGは矢印■に
示すように判別処理フローに供給されろ)、カウンタを
1計数した後(ステップ123)ステップ105に戻る
次に、ステップ150〜ステツプ165について説明す
る。
くステップ150〉 前述したようにステップ106.120において、圧力
判定信号(VSW)の出力が検出されない場合、例えば
待機位置にある紙幣が吸着されない、あるいは計数され
るべき紙幣がない場合等には、判別OFF信号が出力さ
れ、かつ、計数モータ19、ポンプモータ21の駆動及
び二重送り検出用ランプ37、投光器40の点灯を停止
させた後(ステップ+51)、ステップ152に進む。
くステップ152〉 検出モードスイッヂ53がONとなっているか否かを判
断し、NOの場合にはステップ+60に進み、YESの
場合にはステップ153に進む。
〈ステップ153〉 一定の時間に亙って(ステップ1b4)、判別ルーチン
からエンド信号が出力(矢印■で示す)されなかった場
合、例えば、計数すべき紙幣がセットされているにも拘
わらず、紙幣の吸着が行なわれなかった場合等には、記
憶部(RAM48あるいはCPU49)の所定のエリア
に残留エラーを示すフラグを立てた後(ステップl55
)、次のステップ+14に進む。
また、第7図の判別処理フローからエンド信号が出力さ
れた場合には次のステップ160に進む。
くステップ160〉 モード設定が枚数チェックモードになっているか否かを
判断し、Noの場合にはステップ+64に進み、YES
の場合にはステップ+61に進む。
〈ステップ161〉 枚数チェックモードにおいて設定された枚数に、計数さ
れた紙幣の計数値が一致しているか否かを判断し、NO
の場合には記憶部の所定のエリアに不一致エラーを示す
フラグを立て(ステップ166 )、ステップ114に
進む。また、設定された枚数と計数値とが一致した場合
(YES)には、次のステップ162に進む。
くステップ162〉 モード設定が捺印モードにセットされているか否かを判
断し、YESの場合には捺印ソレノイド35を動作させ
て、帯封に捺印しくステップ163 )、また、NOの
場合には次のステップ+64に進む。
くステップ164〉 加算モードにセットされているか否かを判断し、YES
の場合には、先に計数された紙幣の計数結果を加算し、
その加算結果を記憶部に記憶させ、また、NOの場合に
は、ステップ115に進み、計数処理が終了する。
次に、CPU66における判別処理フローについて第7
図、第8図及び第1θ図のタイムチャートを参照して説
明する。
〈ステップ200〉 スタート くステップ201〉 計数ルーチンからトリガー信号(T RG )(矢印■
で示ず)が出力されたか否かを判断し、YESの場合に
次のステップ202に進む。
くステップ202〉 計数ルーチンから判別ON信号(矢印■で示す)が出力
されたか否かを判断し、NOの場合にはステップ201
に戻り、YESの場合には、第4図に示すアナログスイ
ッチ80を選択して、二重送り検知センサ37.38の
出力を増幅器78、A/Dコンバータ73を介して取り
込み、RAM65に記憶した後(ステップ203)、ス
テップ204に進む。
くステップ204〉 ステップ214、ステップ222、ステップ232にお
いてセットされたエラーコードに基づき、異金種の混入
有り、表裏不一致有り、判別異常有り(異常紙幣の混入
)か否かを判断しくこれら異金種の混入、表裏不一致、
判別異常の検出についてはステップ213.221,2
31で述べる)、YESである場合にはエラー信号及び
エラーコードを出力して、そのエラー内容を表示部63
に表示した後(ステップ205)、ステップ201に戻
る。なお、前記ステップ205で出力されたエラー信号
は矢印■で示すように第6図の計数ルーチンのステップ
108に供給される。
また、異金種の混入、表裏不一致、判別異常が無い場合
(No)には次のステップ206に進む。
なお、最初のトリガー信号(TRG)出力時には、ステ
ップ214.222.232を通っておらず、判別らな
されていないから、最初のステップ204は常にNoで
ステップ206に進む。
くステップ206〉 ステップ203で二重送り検知センサ37.38から取
り込んだ検出データとステップ217(後述する)でセ
ットされた判別基準となる二重比較レベルとに基づいて
、紙幣が二重吸着がされたか否かを判断し、YESの場
合にはエラー信号及びエラーコードを出力して、そのエ
ラー内容を表示部63に表示した後(ステップ207)
、ステップ201に戻る。
なお、前記ステップ207で出力されたエラー信号は矢
印■で示すように第6図の計数ルーチンのステップ10
8に供給される。
また、NOの場合つまり二重吸着が無と判断された場合
には次のステップ208に進む。
なお、ステップ204と同様に最初のトリガー信号(T
RG)出力時には、二重吸着を判別すべき紙幣Saは第
1図の位置に存在せず、また、基準となる二重比較レベ
ルはセットされていないので、このステップ206は常
にNOでステップ208に進む。
〈ステップ208〉 第4図に示すアナログスイッチ79を選択し、エリアデ
ータ34の出力を増幅器72、A/Dコンバータ73を
介してRAM65に記憶することにより、エリアEにお
けろエリアデータ(Nラインにおけるデータ)の取り込
みが行なわれる。なお、このエリアデータの取り込みは
、第8図に示すようなフローに基づいて行なわれる。
つまり、取り込み信号が出力された場合(ステップ30
0)に、Yを0、Xを0に設定した後(ステップ301
)、次のステップ302に進む。そして、このステップ
302では、必要とするNラインのデータ(ラインデー
タ)の出力が終了しfこか否かを判断し、YESの場合
には判別開始信号が出力されて(ステップ303)、第
7図のメインルーチンに戻る。また、ステップ302に
おいて、NOの場合には指定されたNラインのデータが
ステップ312で出力されるまで、ステップ304〜3
11をループし、該データの出力が行なわれた時点で前
述したようにステップ303に進む。 そして、このよ
うにエリアデータのライン毎の取り込みが終了すると、
第7図に示す次のステップ209に進む。
くステップ209〉 ステップ208において取り込んだデータがパターンを
有さないレベルのものか否か(すなわち、前期ホルダl
の表面1bの黒色パターンか否が)を判断し、YES(
データ無)である場合には、エンド信号を出力した後(
ステップ21O)、ステップ201に戻る。なお、前記
ステップ210で出力されたエンド信号は矢印■で示す
ように第6図の計数ルーチンのステップ!53に供給さ
れる。
また、取り込んだエリアデータがパターンを有するレベ
ルのものである場合(No)には、次のステップ211
に進む・。
〈ステップ211〉 吸引軸5によって吸着された紙幣が1枚目であるか否か
を判断し、YESごある場合には、ステップ212に進
み、NOである場合にはステップ230に進む。
−〈ステップ212〉 ステップ208で取り込まれた1枚目の紙幣におけるエ
リアデータに対1、て、ROM64に記憶されている現
行3金種(L種の金種)合計12パターン(4×Lパタ
ーン)の基準データ(l金種について、表裏正逆4パタ
ーンある)とを比較して、次のステップ213に進む。
くステー2・ブ213〉 前記1枚目の紙幣のエリアデータと、12パターンの基
準データとを比較した結果、一致したパターンがあるか
否かを判断し、NOの場合には、1’JI別が不能な異
常紙幣であるとして記憶部(RAM65)の所定のエリ
アに判別異常を示すフラグを立てて(ステップ214)
、前記ステップ201に戻る。
また、一致パターンがある(Y E S )の場合には
、記憶部(RAM65)の所定のエリアに判別された紙
幣が3金種の内のいずれか1つであることを示すフラグ
を立て(ステップ215)、更に、該紙幣の表裏を示す
フラグを立てた後(ステップ216)、判別した金種と
表裏情報とに基づいてROM64に記憶させである二重
吸着の判別語学である二重比較レベルを記憶部IAM6
5)にセットした後(ステップ217)、ステップ21
8に進む。
くステップ230〉 一方、前述したステップ211において、前記吸引軸5
により吸着された紙幣が1枚目でないと判断された場合
には、ステップ208で取り込まれた該紙幣のエリアデ
ータと、ROM64に記憶された特定金種(ステップ2
15?こセットされた金種)についての表裏正逆4パタ
ーンの基準データのみとを比較して、次のステップ23
1に進む。
〈ステップ231〉 前記紙幣のエリアデータと4パターンの基準データとを
比較した結果、一致したパターンがあるか否かを判断し
、Noの場合にはこの紙幣が異金種紙幣(厳密に言うと
判別異常紙幣もあり得る)であるとして、記憶部の所定
のエリアに異金種を示すフラグを立て(ステップ232
)、前記ステップ201に戻る。
また、一致したパターンがある場合(Y E S )に
は、前述したように、記憶部の所定のエリアに紙幣の表
裏を示すフラグを立て(ステップ216)、更に、ステ
ップ2+7において、記憶部の所定のエリアに該紙幣の
透過光量をセットして、次のステップ218に進む。
〈ステップ218〉 表裏モードスイッチ54がONになっているか否かを判
断し、NOの場合にはステップ201に進み、YESの
場合には次のステップ219に進む。
〈ステップ219〉 この紙幣が1枚目であるか否かを判断し、NOの場合に
はステップ221に進み、YESの場合には次のステッ
プ220に進む。
〈ステップ220〉 前記ステップ216においてセットした1枚目の紙幣の
表裏コードを表裏基準データとして記憶部RAM65に
セットし、この表裏基準データに基づいて以後紙幣表裏
判定を行なう(ステップ221)。
〈ステップ221〉 ステップ216でセットされる表裏コードとステップ2
20でセットされた表裏基準データとを比較して、2枚
目以降の紙幣が1枚目の紙幣の表裏と一致しているか否
かを判断し、一致している(YES)場合にステップ2
0!に戻り、不一致である(NO)場合に次のステップ
222に進み、このステップ222において、記憶部の
所定のエリアに表裏不一致であることを示すフラグを立
て(ステップ222)、ステップ201に戻り、ふたた
び上述したステップ201〜ステツプ232を繰り返す
なお、上述したトリガー信号(T RG )、二重デー
タを取り込む等のタイミングは第10図のタイミングチ
ャートにおいて記載されている。これらトリガー信号(
T RG )、二重データを取り込む等のタイミングと
第7図のステップ番号と対応させると、判別トリガー信
号はステップ201に対応し、二重データ取り込みタイ
ミングはステップ203に対応し、以下、エラーチェッ
クタイミングはステップ204に、二重チェックタイミ
ングはステップ206に、エリアデータ取り込みタイミ
ングはステップ208に、エンドヂエックタイミングは
ステップ209にそれぞれ対応し、また、判別処理タイ
ミングはステップ211〜213及びステップ230.
231に対応し、更に、金種、表裏、二重比較レベル、
エラーセットタイミングは、ステップ215〜217、
ステップ214.222.232にそれぞれ対応してい
る。
上記のように構成された紙幣計数機の捺印指示装置にお
いては、」二連したように、モード選択スイッチの内、
捺印モードを選択した場合に、検出モードスイッチ53
が自動的にONに指定されて、操作者による検出モード
スイッチ53の指定作業が省略されるようになっている
。また、一方でこの検出モードスイッチ53は、捺印モ
ードが選択された場合に、1回に限りOFF指定が可能
なように設定されている。
つまり、捺印モードを選択して、検出モードスイッチ5
3をOFF指定した場合において、(1)紙幣の計数を
1回行ったとき、(2)検出モードスイッチをOFF指
定した後、10秒以内にスタートスイッチ52を押さな
いとき、(3)検出モードスイッチ53をON指定した
とき(これら(1)〜(3)の内のそれぞれが1回のO
FF指定に相当する)には、前記検出モードスイッチ5
3がOFFのモードから元のONのモードに自動解除さ
れるようになっているので、例えば、宝くじ、証券等の
非紙幣を計数するために、検出モードスイッチ53をO
FF指定したとしても、この計数が終了した後で、また
元のON指定に戻るようになっている。
これによって、上記紙幣計数機の捺印指示装置において
は、宝くじ、証券等の非紙幣を計数した後で、紙幣の計
数を行おうとする場合に、検出モードスイッチ53が自
動的にONの側に切替わっているので、紙幣が計数され
る際には常時異種券検出が行なわれることになり、異種
券非検出といった無用なトラブルを未然に防止すること
が可能になるという効果を奏する。
なお、上記紙幣計数機の捺印指示装置では、捺印モード
を選択した場合に、上記(1)〜(3)で示した内容を
条件として、検出モードスイッチ53が元のON指定に
戻るように設定されているが、条件は上記(1)〜(3
)に限定されるものではない。
また、日本国紙幣を判別するプログラムを米ドル紙幣を
判別するプログラムに変更する場合には、ROM64等
を取り替えることによって行う。
また、上記の判別制御回路46では、ラインデータをX
軸に沿うように取り出したが、これに限定されず、Y軸
に沿って取り出すようにしても良い。
更に、前記エリアEにおける表面パターンを読み取るセ
ンサとして、前記エリアセンサ34に替えて、1次元イ
メージセンサを第2図に示すY軸あるいはX軸に対し間
隔を以て複数列配置し、更に、これらセンサの検出デー
タを列を指定して読み出すようにしても良い。
また更に、この紙幣計数機においては、帯封に押印する
押印機構と二重送りを検出する二重送り検出機構との配
置は任意である。
「発明の効果」 以上詳細に説明したように、この発明によれば、捺印機
能のON指定がなされた場合に、1回のOFF指定を可
能にして、異種券検出機能がON指定されるようになっ
ているので、宝くじ、証券等の非紙葉類を異種券検出機
能がOFFの状態で計数・捺印した後で、続けて、紙葉
類の計数・捺印を行おうとする場合に、異種券検出機能
がON指定に切替わる。これによって、紙葉類が計数さ
れる際には常時異種券検出が行なわれることになり、異
種券非検出といった無用なトラブルを未然に防止するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第1O図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は平面図、第2図は第1図のn −II線に沿う矢
視図、第3図は吸引軸および吸引管系の断面図、第4図
(A)は計数制御回路および判別制御回路のブロック図
、第4図(B)はモード選択スイッチによって選択され
るモードと検出モードスイッチとのON−OFF関係を
示す図、第5図は計数制御動作の流れ図、第6図は計数
制御回路のCPU動作を示す図、第7図及び第8図は判
別制御回路のCPU動作を示す図、第9図及び第1θ図
は計数制御動作および判別制御動作の流れ図である。 l・・・・・・ホルダ 5・・・・・吸引軸 45・・・・・・計数制御回路 (捺印機能・異種券検出機能 ・指定制御手段) 46・・・・・・判別制御回路 (捺印機能・異種券検出機能 ・指定制御手段) 53・・・・・・検出モードスイッチ (第2の選択手段) 55・・・・・・操作スイッチ (第1の選択手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ホルダに装填された紙葉類を吸引軸に吸着させて一枚ず
    つめくり取りながら計数する紙葉類計数機において、 紙葉類の計数結果が予め設定された設定枚数と一致した
    ときに帯封に捺印を行う捺印機能と、紙葉類の表面から
    表面パターンを読み取り、この表面パターンを予め記憶
    された基準データと比較することにより、この紙葉類が
    計数紙葉類以外の異種紙葉類であるか否かを判別する異
    種券検出機能と、 前記捺印機能をON−OFF指定する第1の選択手段と
    、前記異種券検出機能をON−OFF指定する第2の選
    択手段と、 前記捺印機能のON指定がなされた場合に、1回のOF
    F指定を許容して、前記異種券検出機能をON指定する
    指定制御手段とを備えたことを特徴とする異種券判別機
    能を有する紙葉類計数機の捺印指示装置。
JP62106979A 1987-04-30 1987-04-30 異種券判別機能を有する紙葉類計数機の捺印指示装置 Expired - Lifetime JPH063622B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5385470A (en) * 1976-12-30 1978-07-27 Laurel Bank Machine Co Method for selecting mode for machine for counting paper web and like
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