JP3611674B2 - 物品仕分方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、複数経路で集荷した物品をまとめた後に目的別に仕分けする物品仕分方法である。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、物品の集配施設においては、トラック等から入荷される物品を多数の入荷ラインで取り込んだ後、入荷検品して少量のラインにまとめ、その後にそれぞれの物品を所定の目的地別に仕分けして搬出するようにしている。この場合、入荷された物品の各々にはバーコードラベル等の入荷データ表示物が備えられており、この入荷データを読み取ることで入荷状況を管理している。
【0003】
入荷ライン数は施設の規模によって様々であり、例えば図5に示す施設では左右に複数の入荷ライン1(1〜1)、2(2〜2)を有している。この施設では、各入荷ライン1、2をそれぞれ1本の物品搬送流れにまとめる。その後流において、荷物(物品)3に貼られたバーコードラベルのバーコードを読み取るスキャナ(図示略)が設けられており、このスキャナによって読み取られたバーコード情報にしたがって左右の1次仕分用ソータ4、5にて配送先への切り出しラインがある左右いずれかの仕分ソータ12,14方向へ仕分けられる。配送先が多量にある場合、処理速度を上げるために、この図の2次仕分用ソータ12,14のように配送先への2次仕分ラインを複数設ける構成となる。
【0004】
そして、例えば右側に仕分けられた物品3はストレージライン(コンベア)6、7によって合流ソータ10まで搬送されて行く。他方、左側に仕分けられた物品3はストレージライン8、9によって合流ソータ11まで搬送されて行く。
合流ソータ10に達すると、整列されて2次仕分用ソータ12へ送られる。2次仕分用ソータ12では、スキャナ18によってバーコードの読み取りが行われ、そのバーコード情報に基づいて行き先別の切出しライン13(13〜13)から排出される。切出しライン13から排出された物品3はトラック等に積み込まれる。
【0005】
他方、ストレージライン8、9によって搬送されてきた物品3が合流ソータ11に達すると、整列されて2次仕分用ソータ14へ送られる。2次仕分用ソータ12では、スキャナ19によってバーコードの読み取りが行われ、その情報に基づいて行き先別の切出しライン15(15〜15)から排出される。切出しライン15から排出された物品3はトラック等に積み込まれる。
【0006】
ここで、1次仕分側および2次仕分側にてバーコードの読み取りが正確に行われなかった物品3や、異なるラインに入り込んだ物品3に対しては、2次仕分用ソータ12、14以後に設けられた再循環搬送手段としてのオーバーフローライン16、17を介して1次仕分用ソータ4、5まで戻され、最初から同様の処理が行われる。この例では、2次仕分用ソータ12からオーバーフローライン16に送出された物品3は1次仕分用ソータ5に戻され、2次仕分用ソータ14からオーバーフローライン17に送出された物品3は1次仕分用ソータ4に戻されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の物品仕分装置にあっては、次のような問題点があった。
すなわち、ストレージライン6〜9により搬送されてくる物品3はある程度の数がまとまって搬送されるので、2次仕分用ソータ12、14の仕分能力を越えて、物品3は各ストレージライン6〜9上に停滞することになる。各ストレージライン6〜9に搬送されてくる物品3の数量はそれぞれ異なっているが、停滞状態が進み、ストレージライン6〜9のいずれか一つでも満杯になると1次仕分用ソータ4、5の仕分に干渉することとなり、1次仕分用ソータ4、5を停止させなければならなくなる。1次仕分用ソータ4、5を停止させた場合、物品3が掃けた後に再起動させることになるが、物品3の入荷自体にも影響を与えるので、短時間で通常の運転状態にならず時間的な遅れが生ずるので、装置全体の効率が良くなかった。
【0008】
そこで本発明は、ストレージラインの滞留能力を越える入荷があっても、なるべく装置を停止させずに仕分処理を進めることができる物品仕分方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的の達成のため、本発明による複数経路で集荷された物品を目的別に仕分けする物品仕分方法では、集荷された各物品を複数設けられたグループに対応している各第二仕分手段方向へ第一仕分手段を介して仕分け搬送し、第一仕分手段から搬送される物品を第二仕分手段により最終目的別に仕分けし、第一仕分手段から第二仕分手段までの各搬送経路について物品の滞荷量を在荷率として検出し、第二仕分手段への各グループの搬送経路について各グループ内で少なくとも1つの搬送経路の在荷率が所定許容値より大きくなると、該グループ以外の搬送経路へ第一仕分手段により物品を仕分け、最終仕分目的の経路以外の経路に送られた物品を再循環搬送手段により第一仕分手段へ返送して再仕分する構成としている。
【0010】
この構成によれば、入荷検品ミスや仕分けミス等で行き先不明物品が生じた場合に入荷検品箇所へ戻す再循環搬送手段を利用し、仕分手段上流の搬送経路について物品の滞荷限度量を越える量の物品の搬入があった場合に、滞荷限度量を越えた搬送経路が滞荷可能状態となるまで他の経路を介して物品を再循環搬送手段に搬送し、常に搬送状態を維持する制御をおこなう。
【0011】
上記構成において、仕分手段で入荷ラインおよび仕分先が大量にある場合、従来技術で述べたように、各入荷部から物品をまとめる主ラインを複数設けることができる。その場合、各入荷部主ラインから1次仕分用ソータにより物品を仕分用の主ラインへ分配し、更に各仕分用の主ラインでは各1次仕分用ソータからの物品をまとめる合流用ソータとを備える構成とすることができる。
【0012】
本発明では、1次仕分用ソータと2次仕分用ソータ手前とに実際に存在する物品3を検出して物品列の長さを計算し、1次仕分用ソータのライン長さと2次仕分用ソータ手前のライン長さに対する実際にこれらに滞留している物品3の割合である在荷率を計算する。この在荷率が滞留可能な状態を越えた場合に他の経路を介して上記再循環搬送手段へ物品3を送出する。
したがって、搬送経路の一部で滞留可能数を越える物品が入荷されても、仕分手段の搬送を維持し、一部の物品の仕分を遅らせることによって、1次仕分手段の搬送を停止させることなく設備全体の処理遅れを防ぐことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面例と共に説明する。
A.物品仕分装置の構成
図1は本発明の物品仕分方法を実施する装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。なお、この実施の形態の物品仕分装置は、図5と同様の構成を例としているので、共通する部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
この中で、図5の従来技術と異なる部分としては、各1次仕分用ソータ4、5、ストレージライン6〜9および2次仕分用ソータ12、14と、オーバーフローライン16、17との間の制御であり、図2に示した制御装置30にまとめて説明する。
【0014】
B.制御装置30の構成
制御装置30は、図2に示すように、右側1次仕分用ソータ4を制御する制御部31Aおよび記憶部32Aと、左側1次仕分用ソータ5を制御する制御部31Bおよび記憶部32Bと、右側2次仕分用ソータ12を制御する制御部31Cおよび記憶部32Cと、左側2次仕分用ソータ14を制御する制御部31Dおよび記憶部32Dとを有して構成されている。各制御部31A〜Dは互いにシリアルラインを介してバーコードの読み取りミスや物品3の仕分け状況等の報告の授受を行う。
【0015】
右側1次仕分用ソータ4を制御する制御部31Aまたは左側1次仕分用ソータ5を制御する制御部31Bは上記各ソータからの仕分け状況のデータを受取り、更に、ストレージライン6〜9での物品3の搬入速度及び滞留数量に関するデータ(特に、各ストレージラインにおける在荷率)を算出し、搬送される物品3がストレージライン6〜9の収容許容量を越えるか否かを判定する。
そして、ストレージライン6〜9のいずれかが収容許容量を越えると判断すると、制御部31Aまたは制御部31Bにより意図的に所定方面を無視して、ストレージライン6〜9の内の収容許容量をオーバーしていないストレージラインへ1次仕分用ソータ4,5により物品3を仕分ける。そして、右側2次仕分用ソータ12及び左側2次仕分用ソータ14では仕分方面エラーが発生することとなり、強制的にオーバーフローライン16へ送出させるようにする。
【0016】
ここで在荷率とは、本実施形態の場合、各ストレージライン6〜9のライン長に対する実際の物品収容列の長さの割合であり、各ストレージライン6〜9について別個に算出した数値と、2次仕分用ソータ12、14それぞれに流れ込むストレージラインを組として算出した数値とが得られる。
【0017】
上記の様に仕分方面エラーによるオーバーフローライン16への送出は、従来の制御手段と同様で、各制御部31A〜Dは従来と同様にスキャナで読み取られたバーコード情報の入力およびソータ機構部(図示略)の制御を行い、入力したバーコード情報が不正確なものであると判断することにより、すなわちバーコードの読み取りミス又は物品3の仕分けミスが発生したと判断することにより、該当する物品3をオーバーフローライン16または17へ送出する。
上記各記憶部32A〜32Dには、仕分した物品3の個数やバーコードの読み取りをミスした物品3の情報等が記憶される。
【0018】
ここで、物品3の通過検知について述べると、まず、1次仕分用ソータ4,5に物品3の通過を検知する複数センサーが配置される。それらのセンサーは、ソータの入口付近の位置P0 と、ストレージライン6〜9への仕分け後の位置P1 及び、ソータ4,5の最下流の位置P2 に配置される。さらに、ストレージライン6〜9各々の最下流の位置P3 にも、物品3の通過を検知するセンサーが配置される。図1には代表して右側1次仕分用ソータ4、ストレージライン8についてのみ記載しているが、他のソータ及びストレージラインについても同様に配置している。
【0019】
ソータ4入口付近の位置P0 にはセンサーとして、バーコード読み取りスキャナを配置するのが好適である。この位置で検出される物品3は仕分け先を判読され、右側1次仕分用ソータ4によって該当するストレージライン6,8へ仕分けられる。さらに、各位置P1,P2,P3 のセンサーでは、それぞれの位置を通過する物品を検出し、更に、パルスによるセンシングとすることで各物品の長さを測定し、そのデータを基に制御部31Aでは各位置間に存在する物品3の収容列の長さが計算される。
【0020】
C.制御装置30の動作
制御装置30の制御部31A、31Bの動作が共通しており、また制御部31C、31Dの動作が共通しているので、制御部31Aと制御部31Dの各々の動作についての説明によって代表させる。
【0021】
(I)制御部31Aの動作
図3は制御部31Aの動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS10でスキャナの出力があるか否かを判定する。この場合、右側1次仕分用ソータ4入口付近の位置P0 に設けられたスキャナにてバーコードの読み取りが行われることで同スキャナからバーコード情報が出力される。この判定において、スキャナ出力があると判断するとステップS12に進み、読み取ったバーコード情報を記憶する。以降は、ストレージライン8方向への仕分情報を基に説明する。
【0022】
ステップS12の処理を行った後、ステップS10でのスキャナ出力の基となっている物品3が仕分けられる前に、ステップS14に進んでその処理を実行する。ここでは、上記スキャナ出力情報で示されるストレージライン8に関し、右側1次仕分用ソータ4上で仕分け後の位置P1 に配置されたセンサーによるそれまでの検出値を基に、この位置での単位時間当たりの搬送量が計算されており、予め設定された許容される最高値と比較して、この値より小さいと判断するとステップS16に進む。
【0023】
ステップS16もステップS10でのスキャナ出力の基となっている物品3が仕分けられる前に実行される処理であり、上記各スキャナ出力情報から求められているストレージライン8での実際の在荷率を計算し、これが第一所定値aより小さいと判断するとステップS17に進む。
【0024】
ステップS17もステップS10でのスキャナ出力の基となっている物品3が仕分けられる前に実行される処理であり、上記各スキャナ出力情報から求められているストレージライン8及びストレージライン9の在荷率を合計して左側2次ソータ14方面の在荷率とし、この値が第二所定値bより小さいと判断するとステップS18に進む。
ステップS18において、物品3は該当の方面、即ち、ストレージライン8に繋がる左側2次ソータ14へ仕分けることが決定し、該当のストレージラインへ仕分けられる。
【0025】
このステップS16,S17に関する計算値から、左側2次ソータ14方面のストレージライン8,9の在荷率のバランスも結果として導かれるので、一方のストレージラインに在荷が片寄るような場合、例えば、ストレージライン8に片寄るとすると、合流ソータ11において在荷の多いストレージライン8からの物品の流れを増やす合流制御を行い、在荷の多いストレージラインの更なる在荷のの増加を抑えることができる。
【0026】
一方、ステップS14において単位時間当たりの搬送量が予め設定された許容される最高値より大きいと判断されるか、又はステップS16において実際の在荷率が第一所定値aより大きいと判断される場合に、1次仕分用ソータ4,5が停止してしまう可能性があるので、これを防ぐフローを実行するためのステップS20へ進む。また、ステップS17において実際の在荷率が第二所定値bより大きいと判断される場合には、上述した合流制御にも限界が出ていると判断でき、一方のストレージラインのみの在荷率所定値オーバーよりも更に1次仕分用ソータ4,5が停止する可能性が高くなるので、これを防ぐフローを実行するためのステップS20へ進む。
【0027】
このステップS20以降では、ステップS10でのスキャナ出力で指示されるストレージライン以外のラインであるストレージライン6での受入れ可能状態を判断する。ここでの処理はステップS14と同じ処理が行われる。この中で、単位時間当たりの搬送量が予め設定された許容される最高値より小さいと判断されるとステップS22に進む。
【0028】
ステップS22では、ステップS16と同じ処理が行われ、ストレージライン6での実際の在荷率が第一所定値a’より小さいと判断すると、ステップS17と同じ処理を実行するステップS23を移行する。ステップS23では、右側2次ソータ12方面の在荷率が第二所定値b’より小さいと判断すると、このストレージライン6での受入れ可能と判断される。そこでステップS24に移行し、右側1次仕分用ソータ4によりステップS10でのスキャナ出力で指示されたストレージラインではないラインであるストレージライン6へこの物品3を仕分ける。
【0029】
一方、上記ステップS10の判定において、スキャナ出力が無いと判断するとステップS10に戻ってスキャナ出力の検出を繰り返す。
また、ステップS20及びステップS22、ステップS23で各数値が各々許容される最高値、所定在荷率a’,b’より大きいと判断されると、ステップS26に進み、当初の指示方面へ仕分けを行う。
【0030】
(II)制御部31Dの動作
図4は制御部31Dの動作を示すフローチャートである。
まず、ステップS40でスキャナ出力があるか否かを判定する。この場合、左側2次仕分用ソータ14の入口側に設けられたスキャナ(図示せず)にてバーコードの読み取りが行われることで同スキャナからバーコード情報が出力される。この判定において、スキャナの出力があると判断するとステップS42に進み、読み取ったバーコード情報が正常であるか否か、すなわち異なる方面の物品であるかどうかを判定する。
【0031】
この判定においてバーコード情報の読み取りが正常に行われなかった、又は、異なる方面の物品であると判断するとステップS44に進み、読み取りミスした物品3をオーバーフローライン16へ送出する。この処理を行った後、ステップS40に戻り、次の物品の搬入に備える。
【0032】
これに対して、バーコード情報の読み取りが正常に行われたと判断するとステップS46に進み、読み取ったバーコード情報を記憶する。この処理後、ステップS48に進み、読み取ったバーコード情報により指定される切出しライン13(13〜13)から排出する。この処理を行った後、ステップS40に戻り、次の物品の搬入に備える。
一方、上記ステップS40の判定において、スキャナ出力が無いと判断すると読み取りステップS40に戻る。
【0033】
このように、本発明は、バーコードの読み取りミス等が生じた場合の、該当する物品3を1次仕分用ソータ4、5の入力側に戻すオーバーフローライン16、17を利用するものである。つまり、各1次仕分用ソータ4、5からストレージライン6〜9それぞれまでの収容能力を越える物品3の入荷があった場合に、収容能力を越えていないラインを利用してオーバーフローライン16,17へ物品3を送出する。
したがって、各1次仕分用ソータ4、5からストレージライン6〜9それぞれまでの収容能力を越える物品3がオーバーフローライン16、17に一時的に収容されることから、1次仕分用ソータ4、5を停止させることなく仕分処理を進めることができ、装置の効率を高めることができる。
【0034】
なお、本発明は上記実施の形態に限らず、本発明の目的の範囲内で各種の実施態様が可能である。具体的には、次のようにしても良い。
(イ)在荷率が1次仕分用ソータ4、5からストレージライン6〜9それぞれまでの収容能力を超えた時点から収容能力以下になるまで、物品3の送出間隔を変化させながら連続して送出するようにしても良い。
【0035】
(ロ)実施の形態では、右側2次仕分用ソータ12からの物品3を左側1次仕分用ソータ5の入力側に戻し、左側2次仕分用ソータ14からの物品3を右側1次仕分用ソータ4の入力側に戻すようにしたが、右側2次仕分用ソータ12からの物品3を右側1次仕分用ソータ4の入力側に戻し、左側2次仕分用ソータ14からの物品3を左側1次仕分用ソータ5の入力側に戻すようにしても良い。
【0036】
(ハ)1次仕分用ソータ4、5のライン長さとストレージライン6、7のライン長さは一定の値であって、これらの値が2次仕分用ソータ12、14を制御する制御部31C、31Dに接続された記憶部32C、32Dに書き込まれるが、ライン長さの異なる1次仕分用ソータ4、5やストレージライン6、7に変更したり、これらを備えた装置にも適用できるように記憶部32C、32Dへの書き替えができるようにしても良く、この場合、変更可能の係数をそれぞれの条件に合わせて設定することが好適である。
【0037】
(ニ)実施の形態では、2台の1次仕分用ソータ4、5と2台の2次仕分用ソータ12、14を備えた装置であったが、この構成に限定されるものではなく、例えば1台の1次仕分用ソータと2台の2次仕分用ソータを備えた装置であっても良い。
【0038】
(ホ)ステップS26では、いずれのストレージライン6〜9の在荷も満杯に近い状態を示しているなかで当初の指示方面へ仕分けを強行することとなっているが、この時点で制御部31C、31Dにより2次仕分用ソータ12、14の仕分けを所定時間の間だけ全て素通りさせ、オーバーフローライン16,17へ物品3を送出し、再び仕分処理を実行させる処理を行うことができる。これにより、オーバーフローライン16,17の収容能力を利用でき、1次仕分用ソータ4、5の停止を防ぐことができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入荷検品におけるミスまたは仕分けにおけるミスの対象となる物品を再び入荷検品又は仕分け部署へ戻す再循環搬送手段を利用し、仕分手段の上流での保留能力を越える物品の入荷があった場合に、この保留能力以下になるように物品を一時的に再循環搬送手段に収容するようにしたので、仕分手段を停止させることなく仕分処理を進めることができ、装置の効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る物品仕分装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態の物品仕分装置の制御装置の構成を示すブロック図である。
【図3】同実施の形態の物品仕分装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】同実施の形態の物品仕分装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】従来の物品仕分装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図6】従来の物品仕分装置の制御装置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 物品(物品)
4、5 1次仕分用ソータ(仕分手段)
6、7、8、9 ストレージライン(仕分手段)
12、14 2次仕分用ソータ(仕分手段)
16、17 オーバーフローライン(搬送手段)
30 制御装置(制御手段)

Claims (1)

  1. 複数経路で集荷された物品を目的別に仕分けする物品仕分方法であって、
    集荷された各物品を複数設けられたグループに対応している各第二仕分手段(12,14)方向へ第一仕分手段(4,5)を介して仕分け搬送し、
    第一仕分手段(4,5)から搬送される物品を第二仕分手段(12,14)により最終目的別に仕分けし、
    第一仕分手段(4,5)から第二仕分手段(12,14)までの各搬送経路(6,7,8,9)について物品の滞荷量を在荷率として検出し、
    第二仕分手段(12,14)への各グループの搬送経路(6,7),(8,9)について前記各グループ内で少なくとも1つの搬送経路の在荷率が所定許容値より大きくなると、該グループ以外の搬送経路へ第一仕分手段(4,5)により物品を仕分け、
    最終仕分目的の経路以外の経路に送られた物品を再循環搬送手段(16,17)により第一仕分手段(4,5)へ返送して再仕分する、
    ことを特徴とする物品仕分方法。
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