JP6885561B2 - 搬送システム - Google Patents

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本発明は、物品を仕分け可能な搬送システムに関するものである。
従来の仕分け設備 (搬送システム)として、特許文献1に記載されるものがあった。これによれば、自動倉庫から出庫された荷物(物品)をソータによって車両による配送方面毎に仕分けて車両積み込み用のバースに送り出す仕分け設備において、ソータとバースの間に、ソータで仕分けられた荷物(物品)を一時保管して所定の順序でバースに出庫する一時保管倉庫を設けていた。
このような構成により、省スペース化が図れると同時に人件費の削減と搬送車への積込み作業の簡素化が図れることとされていた。
特開2002−104608号公報
上記の商品仕分け設備 (搬送システム)では、荷物(物品)の受注が一日の内に何回もある場合や、発送する荷物(物品)が不定期に到着する場合に、一時保管倉庫に格納可能とされていた。しかし、一時保管倉庫は、2つの格納棚をスタッカクレーン移動空間の両側に並列に設置するとともに、スタッカクレーン移動空間内にスタッカクレーンを設置して構成されているので、設備が大掛かりなものとなり、設置スペース及び設備投資額が増大することとなっていた。
本発明は、上記事情に鑑み、設置スペース及び設備投資額が増大することを抑制したうえで、物品の受注が一日の内に何回もある場合や、発送する物品が不定期に到着する場合の、物品の仕分けに対応して作業を平準化することができる搬送システムを提供するものである。
請求項1記載の発明では、識別情報が配される物品を格納、出庫可能な自動倉庫と、前記物品を所定の位置に仕分け可能とするソータと、前記物品を前記自動倉庫と前記ソータとの間で移動可能とする送りラインと、前記物品を仕分け制御する制御装置と、を備える搬送システムであって、
前記識別情報は、前記物品の識別番号情報と、前記物品の配送先情報と、前記物品の整列番号情報と、前記物品の位置情報と、を含み、
前記制御装置は、
前記識別番号情報、前記配送先情報、前記整列番号情報、前記位置情報に基づいて、
前記物品を前記ソータにおいて配送先ごとに仕分けさせ、前記ソータで仕分けされた前記物品(以下、「前仕分け物品」という。)を前記送りラインにより前記自動倉庫に格納させ、
その後に、同じ配送先の前記物品(以下、「後仕分け物品」という。)の仕分けを前記ソータにおいて行う場合に、
前記自動倉庫に格納されている前記前仕分け物品を、前記送りラインの、前記ソータの前記後仕分け物品が仕分けされる位置と対応する位置に送らせる。
これによれば、自動倉庫に格納されている前仕分け物品を、送りラインの、ソータの後仕分け物品が仕分けされる位置と対応する位置に送らせることで、設置スペース及び設備投資額の増大を抑制したうえで、物品の受注が一日の内に何回もある場合や、発送する物品が不定期に到着する場合の、物品の仕分けに対応して作業を平準化することができる。
また、前記送りラインには、前記物品を待機させる待機部が配設され、
前記制御手段は、
前記識別番号情報、前記配送先情報、前記整列番号情報、前記位置情報に基づいて、
前記待機部に前記物品を待機させたのち、前記前仕分け物品を前記整列番号情報の整列番号順に、前記送りラインの、前記ソータの前記後仕分け物品が仕分けされる位置と対応する位置に送らせる。
これによれば、待機部に物品を待機させたのち、前仕分け物品を整列番号情報の整列番号順に、送りラインの、ソータの前記後仕分け物品が仕分けされる位置と対応する位置に送らせることで、効率よく物品を順番に整列して仕分けることができる。
また、送りラインは、前記自動倉庫から前記ソータに向けて前記物品を送る第一送りラインと、前記ソータから前記自動倉庫に向けて前記物品を送る第二送りラインと、を有している。
これによれば、自動倉庫から出庫される物品と、自動倉庫に格納される物品の流れを分けることが可能となり、物品の往復による渋滞が発生しなくなるので、物品の仕分け効率を向上させることができる。
本発明における一実施形態の搬送システムの平面視における説明図である。 同実施形態のブロック図である。 同実施形態のソータと送りラインの平面視における説明図である。 図3のIV矢視図である。 同実施形態の前仕分け物品と後仕分け物品を突き合わせるときの平面視における動作説明図である。
本発明における搬送システムの一実施形態を図面に基づいて説明する。
搬送システム10は、図1、2、3等に示すように、自動倉庫20と、ピッキングライン30と、ソータ40と、送りライン50と、制御装置としての上位コンピュータ100と、を備えている。
自動倉庫20は、詳細を図示はしていないが、物品を格納する複数の格納棚と、その物品を出し入れするシャトルと、を有する既存のものが用いられ、図1に示すように、送りライン50と接続され、物品を格納、出庫可能とされている。
ピッキングライン30は、図1に示すように、複数の既存のローラコンベヤで構成され、作業者により物品をピッキングされ、ソータ40に向かって送り可能とされている。
ソータ40は、図1、3、4に示すように、複数のシュート41を有する既存のものが用いられ、図示しない、分岐ユニットと、物品の位置を認識可能なセンサと、を有して、物品を配送先ごとに仕分け可能とされている。
各シュート41には、それぞれシュートアドレスSA(区別するときには、シュートアドレスSA1からシュートアドレスSA20とする)が付与され、物品がどのシュートアドレスSAに位置するのかがリアルタイムで上位コンピュータ100に把握されるように構成されている。
送りライン50は、図1、2、3に示すように、複数の既存のローラコンベヤと、角部、三叉路、四叉路に配置される図示しない分岐ユニットと、等を有して構成されている。
送りライン50には、光学センサで構成され、物品を認識可能なセンサSが複数配設され、送りライン50における物品の位置情報を取得とされている。本実施形態では、センサSは、図3における△で示している。
また、送りライン50には、物品の識別情報が記録されているバーコードを読み取り可能なバーコードリーダB(区別するときには、バーコードリーダB1からバーコードリーダB3とする)が複数配設されている。本実施形態では、バーコードリーダBは、図3における▲で示され、物品の識別番号情報を読み取り可能とされ、三か所配設されている。
送りライン50には、各センサSが配設される領域ごとにラインアドレスRA(区別するときには、ラインアドレスRA1からラインアドレスRA27とする)が付与され、物品がどのラインアドレスRAに位置するのかがリアルタイムで上位コンピュータ100に把握されるように構成されている。送りライン50は、各ラインアドレスRAにおいて、物品を停止、移動させることが可能とされている。
なお、本実施形態では、搬送システム10の要部となる作用効果に関する重要なラインアドレスRAのみを図示して説明するものとする。
バーコードリーダB1は、ソータ40の上流側に、B2、B3は、送りライン50のラインアドレスRA1、RA7において、それぞれバーコードを読み取り可能とされている。
送りライン50は、自動倉庫20からソータ40に向けて物品を送る第一送りライン60と、ソータ40から自動倉庫20に向けて物品を送る第二送りライン70と、第二送りライン70から分岐して車両への積み込みエリアに物品を送る積み込みライン80と、を有している。
第一送りライン60は、ループ部61と、待機部62と、突き合わせ部63と、を有している。
ループ部61は、環状に形成され、バーコードリーダB2において物品に配されたバーコードが読み取られたときに、仕分け対象となる物品を、ループ部61から待機部62に向かって移動させ、仕分け対象とならない物品を、ループ部61内で移動、待機させる。
待機部62は、第一送りライン60のループ部61より物品の送り方向下流側に配され、物品を一時的に待機させるものである。本実施形態では、第一送りライン60のラインアドレスRA2からRA6が待機部62を構成する。
本実施形態では、待機部62は、グループ分けされた物品を順不同で待機させ、整列番号順に送り方向下流側に物品を送る。そして、待機部62の送り方向下流側には、物品の通過を認識可能な図示しない通過認識センサが配設され、上位コンピュータ100と接続されている。
突き合わせ部63は、ソータ40のシュートアドレスSAに仕分けられた物品と対応する位置に配設されている。後述するように、自動倉庫20から送られた前仕分け物品BGと、配送先ごとに仕分けられた後仕分け物品LGと、を対応する位置に配置可能とするものである。
本実施形態では、シュートアドレスSA1からシュートアドレスSA10に対応する、ラインアドレスRA8からラインアドレスRA17が配される第一突き合わせ部64と、シュートアドレスSA11からシュートアドレスSA20に対応する、ラインアドレスRA18からラインアドレスRA27が配される第二突き合わせ部65と、を有している。
第一突き合わせ部64及び第二突き合わせ部65は、図4に示すように、シュート41の下側に配設されるとともに、第二送りライン70と略平行に配設されている。
物品に配される識別情報としては、物品の識別番号情報と、物品が何であるかの情報と、物品の配送先情報と、物品の整列番号情報と、物品の位置情報と、がある。
識別番号情報は、物品ごとに一つずつ付与される。配送先情報は、配送される顧客ごとに付与される。整列番号情報は、同一の配送先について順番に付与される。
物品の位置情報としては、ソータ40のセンサ、送りライン50を構成する第一送りライン50及び第二送りライン60に付与されたラインアドレスRAに配設されたセンサSの物品を認識した認識信号と、シュートアドレスSA、送りライン50のラインアドレスRAとを組み合わせた、ソータ40、送りライン50における物品の位置情報がある。
一つの物品の識別番号情報に対して、物品が何であるかの情報と、物品の配送先情報と、物品の整列番号情報と、物品の位置情報と、が紐付けされる。
そして、物品の識別番号情報が、バーコードとして記録され、バーコードリーダBにより物品の識別番号情報が読み取られる。
そして、本明細書における「識別情報が配される」とは、物品に識別情報を印刷したり、貼付したりすることに加え、物品が収容されるケース、トレー、折り畳みコンテナ等に識別情報が付されることも含まれるものとする。
搬送システム10は、図2に示すように、上位コンピュータ100を有する。上位コンピュータ100は、自動倉庫20と、ピッキングライン30と、ソータ40と、送りライン50と、に接続されている。
上位コンピュータ100は、図示しない、入力部、演算・制御部、記憶部、通信部、及び、表示部を備えている。入力部は、マウス、キーボード等から構成されている。演算・制御部は、CPU、RAM、ROM等から構成されている。記憶部は、半導体メモリ、ハードディスク装置、コンパクト・ディスク装置等から構成されている。表示部は、液晶ディスプレイ等から構成されている。通信部は、通信インターフェイス、入出力インターフェイス等から構成され、図示しない制御盤に接続されていて、搬送システム10の動作を総括的に制御する。
図示しない制御盤は、通信用インターフェイス、制御用回路及び演算処理回路を備え、自動倉庫20、ピッキングライン30、ソータ40、送りライン50と接続され、センサS、バーコードリーダBからの信号を上位コンピュータ100に送信する。また、図示しない制御盤は、上位コンピュータ100と接続され、上位コンピュータ100からの制御指令を、自動倉庫20、ピッキングライン30、ソータ40、送りライン50に送信する。
本実施形態における機能作用を説明する。物品の搬送の流れを概説すると、ピッキングライン30に投入された物品は、ソータ40のセンサ、送りライン50に配設されたセンサSに認識されるとともに、物品に配されたバーコードが、バーコードリーダBに物品の識別番号情報を読み取られる。
ソータ40のセンサ、送りライン50のセンサS、バーコードリーダBから図示しない制御盤を介して上位コンピュータ100に、物品を認識した信号、物品の識別番号情報が送られる。上位コンピュータ100は、ソータ40のセンサ、送りライン50のセンサS、バーコードリーダBから送られた信号、物品の識別番号情報に基づき、ソータ40、送りライン50に到達した物品を、停止させるか移動させるかを、図示しない制御盤を介して指示する。
上位コンピュータ100は、物品に付されるバーコードに記録された物品の識別番号情報及びそれに紐付けされた、物品が何であるかの情報と、物品の配送先情報と、物品の整列番号情報と、が記憶されていて、ソータ40のセンサ、送りライン50のセンサSで認識した物品の位置情報と、バーコードリーダBから送られた物品の識別番号情報及びそれに紐付けされた、物品が何であるかの情報と、物品の配送先情報と、物品の整列番号情報と、に基づき、物品をどのソータ40のシュートアドレスSAに仕分けするか、物品を送りライン50上のどのようなコースで送るのか、決定し、制御盤を介してソータ40、送りライン50に指示し、ソータ40、送りライン50を動作させる。
物品の搬送の流れを詳説する。以下において、一日に午前、午後の二回物品の受注が入り、午後の物品の受注後に車両により、配送先に配送される場合で説明する。
午前に物品の受注が入ると、ピッキングライン30に投入された物品を、搬送システム10は、ソータ40に送り、バーコードリーダB1で物品の識別番号情報を読み取り所定のシュートアドレスSAのシュート41に送る。
所定のシュートアドレスSAのシュート41に送られた物品は、作業者により、第二送りライン70に押し込まれ、物品を、第二送りライン70により自動倉庫20に送り、自動倉庫20内に格納する。このソータ40で仕分けされた物品を前仕分け物品BGという。
そして午後に、物品の受注が入り、トラック等の車両で搬送する同じ配送先の物品(以下、「後仕分け物品LG」という。)の仕分けをソータ40において行う場合に、搬送システム10は、ピッキングライン30に投入された後仕分け物品LGを、前仕分け物品BGと同様に、ソータ40に送り、バーコードリーダB1で物品の識別番号情報を読み取り、所定のシュートアドレスSAのシュート41に送る。
一方、搬送システム10は、識別番号情報に基づいて、自動倉庫20に格納されている同じ配送先の前仕分け物品BGを出庫し、ソータ40に向けて送る。ループ部61に送られた前仕分け物品BGを、バーコードリーダB2で識別番号情報を読み取り、仕分け対象となる前仕分け物品BGを、ループ部61から待機部62に向かって移動させ、仕分け対象とならない前仕分け物品BGを、ループ部61内で移動、待機させる。
搬送システム10は、仕分け対象とならなかった待機部62に送られなかった前仕分け物品BGを、再度待機部62に送り可能とする制御を行う。
搬送システム10は、待機部62に送られた前仕分け物品BGを、整列番号情報に基づいて、同じ配送先の後仕分け物品LGと対応する第一送りライン60のラインアドレスRAに送る。
詳説すれば、待機部62は、グループ分けされた物品を順不同で待機させ、整列番号順に送り方向下流側に物品を送る。そして、待機部62の送り方向下流側に配設された、図示しない通過認識センサが、例えば、整列番号が1の前仕分け物品BGが通過したことを認識したら、整列番号が2の前仕分け物品BGを送り方向下流側に物品を送る。
バーコードリーダB3で前仕分け物品BGの識別番号情報を読み取ると、搬送システム10は、第一突き合わせ部64と、第二突き合わせ部65と、のいずれかに後仕分け物品LGを送ることになる。
本実施形態では、待機部62からソータ40に向かう第一送りライン60は一方通行なので、搬送システム10は、第一送りライン60の送り方向下流側に位置するラインアドレスRAに送られる前仕分け物品BGからグループ分けし、待機部62に送ることになる。
所定のシュートアドレスSAのシュート41に送られた後仕分け物品LGと、後仕分け物品LGのシュートアドレスSAに対応する、第一送りライン60のラインアドレスRAに送られた前仕分け物品BGは、作業者によって、段ボール箱に詰め込まれて第二送りライン70に押し込まれる。押し込まれた前仕分け物品BG及び後仕分け物品LGを、搬送システム10は、第二送りライン70により自動倉庫付近の分岐点まで送り、さらにそこから積み込みライン80に送り、車両への積み込みが行われる積み込みエリアに送る。
次に、物品の整列制御について説明する。以下の説明では、図5に示すように、物品の配送先情報としての配送先を、X、Yで示し、X、Yの後にハイフンを介して付される数字X−1、X−2、Y−1、Y−2、Y−3、Y−4が、物品の整列番号情報としての配送先ごとの整列番号であるものとする。
本実施形態では、上位コンピュータ100は、自動倉庫20から出庫される配送先がX−1及びソータ40で仕分けされるX−2、自動倉庫20から出庫される配送先がY−1、Y−2及びソータ40で仕分けされるY−3、Y−4、というように、整列番号に基づいてグループ分けする。
搬送システム10は、ソータ40のセンサ、送りライン50のセンサSで物品の位置情報、バーコードリーダB1、3で物品の識別番号情報を読み取り、バーコードリーダB1、3から送られた物品の識別番号情報及びそれに紐付けされた、物品が何であるかの情報と、物品の配送先情報と、物品の整列番号情報と、物品の位置情報と、に基づきラインアドレスRA8にX−1の前仕分け物品BGを配置し、シュートアドレスSA1にX−2の後仕分け物品LGを配置する。
そして、搬送システム10は、ラインアドレスRA9にY−1の前仕分け物品BGを配置し、シュートアドレスSA2にY−3の後仕分け物品LGを配置するとともに、ラインアドレスRA10にY−2の前仕分け物品BGを配置し、シュートアドレスSA3にY−4の後仕分け物品LGを配置する。
以上のことより、搬送システム10では、自動倉庫20とソータ40の間の、仕分け、一時待機、発送品待機の自動化が可能となる。また、人手作業の軽減が可能となる。さらに、発注情報に基づき、物品をグループ分けして分割納品が可能となる。よって、物品の受注が一日の内に何回もある場合の、物品の仕分けに対応して作業を平準化することができる。
本実施形態の搬送システムでは、識別情報が配される物品を格納、出庫可能な自動倉庫20と、物品を所定の位置に仕分け可能とするソータ40と、物品を自動倉庫20とソータ40との間で移動可能とする送りライン50と、物品を仕分け制御する制御装置としての上位コンピュータ100と、を備える搬送システムであって、
識別情報は、物品の識別番号情報と、物品の配送先情報と、物品の整列番号情報と、物品の位置情報と、を含み、
上位コンピュータ100は、
識別番号情報、配送先情報、整列番号情報、位置情報に基づいて、
物品をソータ40において配送先ごとに仕分けさせ、ソータ40で仕分けされた物品(以下、「前仕分け物品BG」という。)を送りライン50により自動倉庫20に格納させ、
その後に、同じ配送先の物品(以下、「後仕分け物品LG」という。)の仕分けをソータ40において行う場合に、
自動倉庫20に格納されている前仕分け物品BGを、送りライン50の、ソータ40の後仕分け物品LGが仕分けされる位置と対応する位置に送らせる。
これによれば、自動倉庫20に格納されている前仕分け物品BGを、送りライン50の、ソータ40の後仕分け物品LGが仕分けされる位置と対応する位置に送らせることで、設置スペース及び設備投資額の増大を抑制したうえで、物品の受注が一日の内に何回もある場合や、発送する物品が不定期に到着する場合の、物品の仕分けに対応して作業を平準化することができる。
また、送りライン50には、物品を待機させる待機部62が配設され、
上位コンピュータ100は、
前記識別番号情報、前記配送先情報、前記整列番号情報、前記位置情報に基づいて、
待機部62に物品を待機させたのち、前仕分け物品BGを整列番号情報の整列番号順に、送りライン50の、ソータ40の後仕分け物品LGが仕分けされる位置と対応する位置に送らせる。
これによれば、待機部62に物品を待機させたのち、前仕分け物品BGを整列番号情報の整列番号順に、送りライン50の、ソータ40の後仕分け物品LGが仕分けされる位置と対応する位置に送らせることで、効率よく物品を順番に整列して仕分けることができる。
また、送りライン50は、自動倉庫20からソータ40に向けて物品を送る第一送りライン60と、ソータ40から自動倉庫20に向けて物品を送る第二送りライン70と、を有している。
これによれば、自動倉庫20から出庫される物品と、自動倉庫20に格納される物品の流れを分けることが可能となり、物品の往復による渋滞が発生しなくなるので、物品の仕分け効率を向上させることができる。
本発明の搬送システムは上記構成に限定されるものではない。即ち、本発明の要旨を逸脱しない限り各種の設計変更等が可能である。
例えば、制御装置は、制御盤を介さず上位コンピュータ100のみで構成していてもよく、複数のコンピュータが連結されて一つの制御装置として機能するものであってもよく、使用態様に応じて適宜変更することができる。
また、送りライン50を構成するコンベヤは、ローラコンベヤを用いたが、ベルトコンベヤ、チェーンコンベヤ等搬送する物品に応じて既存のコンベヤに適宜変更することができる。
また、物品の位置情報を取得する手段として、光学センサを用いたが、物品を認識して所定の位置に物品が存在することを検知できるのであれば、既存のセンサ類を適用することができる。
また、読み取られる物品識別情報として、バーコードを用いているが、OCR、RFID、QRコード(QRコードは、登録商標。)等を用いることができる。それに応じて、読み取り手段を適宜変更させることができる。
また、上記実施形態では、一日に午前、午後の二回物品の受注が入り、午後の物品の受注後に車両により、配送先に配送される場合で説明したが、時間差を置いて物品の仕分けをするのであれば、発送する物品が不定期に到着する場合等他の場合であっても適用することができる。
また、自動倉庫20は、物品を格納する複数の格納棚と、その物品を出し入れするシャトルと、を備えるものが用いられたが、物品を出し入れする構成として、スタッカクレーン、ロータリーラックを備えたものを用いることができる。
また、上記実施形態では、前仕分け物品BG及び後仕分け物品LGがそれぞれ一つである場合で説明したが、前仕分け物品BG及び後仕分け物品LGが、それぞれ複数、いずれか一方が一つ、複数の場合であっても適用することができる。この場合、物品が複数収容されるケース、トレー、折り畳みコンテナ等に識別情報が付される場合であっても好適なものとなる。
また、第一突き合わせ部64及び第二突き合わせ部65を、シュート41の下側に配置して、送り方向下流側において、第二送りライン70と接続することも可能である。
また、第一突き合わせ部64と及び第二突き合わせ部65を図3の位置のままで、送り方向下流側において、第二送りライン70と接続することも可能である。
10 搬送システム
20 自動倉庫
40 ソータ
50 送りライン
60 第一送りライン
70 第二送りライン
100 上位コンピュータ
BG 前仕分け物品
LG 後仕分け物品

Claims (3)

  1. 識別情報が配される物品を格納、出庫可能な自動倉庫と、前記物品を所定の位置に仕分け可能とするソータと、前記物品を前記自動倉庫と前記ソータとの間で移動可能とする送りラインと、前記物品を仕分け制御する制御装置と、を備える搬送システムであって、
    前記識別情報は、前記物品の識別番号情報と、前記物品の配送先情報と、前記物品の整列番号情報と、前記物品の位置情報と、を含み、
    前記制御装置は、
    前記識別番号情報、前記配送先情報、前記整列番号情報、前記位置情報に基づいて、
    前記物品を前記ソータにおいて配送先ごとに仕分けさせ、前記ソータで仕分けされた前記物品(以下、「前仕分け物品」という。)を前記送りラインにより前記自動倉庫に格納させ、
    その後に、同じ配送先の前記物品(以下、「後仕分け物品」という。)の仕分けを前記ソータにおいて行う場合に、
    前記自動倉庫に格納されている前記前仕分け物品を、前記送りラインの、前記ソータの前記後仕分け物品が仕分けされる位置と対応する位置に送らせることを特徴とする搬送システム。
  2. 前記送りラインには、前記物品を待機させる待機部が配設され、
    前記制御手段は、
    前記識別番号情報、前記配送先情報、前記整列番号情報、前記位置情報に基づいて、
    前記待機部に前記物品を待機させたのち、前記前仕分け物品を前記整列番号情報の整列番号順に、前記送りラインの、前記ソータの前記後仕分け物品が仕分けされる位置と対応する位置に送らせることを特徴とする請求項1記載の搬送システム。
  3. 前記送りラインは、前記自動倉庫から前記ソータに向けて前記物品を送る第一送りラインと、前記ソータから前記自動倉庫に向けて前記物品を送る第二送りラインと、を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の搬送システム。
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