JP3609751B2 - 外科手術用クリップ操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体組織に対して外科手術用クリップを適用するための装置に関するものである。特に、本発明は、腹腔鏡的手法あるいは内視鏡的手法において使用されるような比較的狭いアクセスデバイスを通して挿入されるよう構成された外科手術用クリップ付与装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
腹腔鏡的施術法は、小さな切開孔を通して、例えば、皮膚の小さな入口切開孔を通して挿入される小さな内視鏡チューブまたは套管を通して、腹部内においてなされる。人体の各所においてなされる侵入を最小に抑えた施術法は、しばしば通常、”内観法的(endoscopic)”施術法と称される。そのような施術法においては、典型的には、チューブまたは套管デバイスが、様々な外科用器具を挿通・挿入させ得るアクセスポートをなす入口切開孔を通して、患者の体内に延出される。これらの器具は、切開孔から遠く離れた器官、血管、ダクト、あるいは、生体組織に対して、外科手術を施すために使用される。このような手術に際しては、しばしば、手術時に、生体流体を流通させる血管または他のダクトに対して、止血用クリップを付与することが要求される。
【0003】
万能内観法的クリップ止め装置(すなわち、内視鏡的手法あるいは腹腔鏡的手法において、人体キャビティ内への単一の挿入時に多数のクリップを付与し得るクリップ付与装置)は、共有して譲渡されたGreen氏他による米国特許No.5,084,057およびNo.5,100,420に記載されている。これらの記載は、参考のためここに組み込まれる。他の万能内観法的クリップ付与装置は、共有して譲渡され係属中のPratt氏他による1993年10月8日出願の米国特許出願No.08/134,347、および、Pier氏他による1995年8月15日出願の米国特許出願No.08/515,341に記載されている。これらの内容は、また、参考のためここに組み込まれる。
【0004】
侵入を最小化した外科施術法の1つの利点は、より小さな切開孔を通して内部器官にアクセスすることの結果として、人体に対する外傷を低減させることである。公知の万能内観法的クリップ付与装置は、人体キャビティ内へのただ1つの挿入時に多数のクリップを適用できることにより、さらに進んだ侵入最小化方法の実現を大いに助長している。市販されている万能内観法的クリップ付与装置は、10mmの外径のものであって、10mmの套管を通して導入するようにして適用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
侵入を最小化した手術法が進化を続けていることにより、また、この手術法の利点が付加的な医学的応用に及んでいることにより、切開孔のサイズ、およびそれに伴ってその切開孔から導入されるすべての器具のサイズを、さらに低減することが要望されている。
【0006】
限られたスペースにおいて多数の機能を達成することを意図した外科手術用器具は、必然的に複雑である。したがって、これら器具の組立プロセスは、往々にして、複雑であり、また、多数の比較的小さな部品を取り扱う。
【0007】
したがって、そのような器具を組み立てるに際しては、できる限り容易であることが要望されている。
【0008】
また、外科手術用クリップの適用を容易とする構造を有すると共に、外科手術部位において要求される切開孔サイズをさらに最小化させる万能内観法的クリップ付与装置を提供することが要望されている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、相対移動可能に設けられた第1および第2ハンドルを有するハンドル部を備えたタイプのものであって、独自の外科手術用クリップ付与装置が得られる。両ハンドルは、開放位置と閉塞位置との間において、ただ1つの閉塞ストロークを画成する。閉塞ストロークは、初期駆動、中間駆動、および、最終駆動を備える。クリップ付与装置は、ハンドル部から先端側に延在するとともに長さ方向軸を画成するボディ部、および、ボディ部内に配置される複数の外科手術用クリップを具備する。
【0010】
ジョーアセンブリは、第1および第2ジョー部を備えるものであって、ボディ部の先端部に取り付けられているとともに、実質的に、近接配置・離間配置間を移動可能とされている。ジョー制御機構は、ジョーアセンブリと協働するものであって、ジョーアセンブリを駆動する。ある実施形態においては、ジョー制御機構は、ハンドルの初期駆動に応じて、最先端位置のクリップを受容するよう、第1および第2ジョー部を実質的な近接配置から離間配置へと移動させるように構成されている。第2実施形態においては、ジョー制御機構は、ハンドルの初期駆動に応じて、最先端位置のクリップを受容するよう、第1および第2ジョー部の離間配置を保証するように構成されている。
【0011】
ジョー制御機構は、ハンドルの中間駆動時には、ジョー部を離間配置に維持するように構成されている。さらに、ジョー制御機構は、ハンドルの最終駆動に応じて、ジョーアセンブリを実質的な近接配置に移動させてジョーアセンブリ内のクリップを変形させるように構成されている。また、好ましくは、ハンドルの中間駆動時に、ジョーアセンブリに対して最先端位置のクリップを個別に先端側に前進させるよう構成されたクリップ前進手段が設けられている。
【0012】
また、本発明は、外科手術用器具の組立方法を開示するものであり、この方法においては、ハンドルサブアセンブリが提供され、このハンドルサブアセンブリの駆動に応じて長さ方向移動可能に設けられた駆動部材を備えている。駆動サブアセンブリは、駆動部材に係合するための基端取付部、および、先端取付部を備えて提供される。ツールサブアセンブリは、駆動サブアセンブリの先端取付部に係合するよう構成された基端取付部を備えて提供される。駆動サブアセンブリは、ハンドルサブアセンブリに対して、駆動サブアセンブリの基端取付部が駆動部材に係合するようにして、組み立てられる。駆動サブアセンブリは、ツールサブアセンブリに対して、ツールサブアセンブリの基端取付部が駆動サブアセンブリの先端取付部に係合するようにして、組み立てられる。
【0013】
本発明の外科手術用装置のこれらの特徴点および他の特徴点は、以下の詳細な説明により、当業者には、より明瞭となるであろう。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の外科手術用装置の様々な実施の形態について、添付図面を参照して以下において説明する。
【0015】
図1は、本発明の好ましい実施形態に基づいて構成された外科手術用クリップ付与装置の斜視図である。
図2(a)は、図1に示す外科手術用クリップ付与装置におけるハンドル部の分解斜視図である。
図2(b)は、本発明の外科手術用クリップ付与装置におけるハンドル部の好ましいラチェットアセンブリを拡大して示す側面図である。
図3(a)は、本発明の外科手術用クリップ付与装置の好ましいジョーアセンブリを拡大して示す斜視図である。
図3(b)は、本発明の外科手術用クリップ付与装置の好ましいジョーアセンブリを拡大して示す斜視図であって、ジョーアセンブリのシャンク部に形成された位置決めタブを示している。
図4は、本発明の外科手術用クリップ付与装置を底面から見た場合の拡大斜視図であって、ジョー部のカム表面を示している。
図5(a)は、好ましいスラストバーの分解斜視図である。
図5(b)は、スラストバーの先端部に形成されたカム構造を拡大して示す斜視図である。
【0016】
図6は、好ましいクリップ前進サブアセンブリの分解斜視図である。
図7は、上部ハウジングを拡大して示す斜視図である。
図8は、下部ハウジングを拡大して示す斜視図である。
図9は、上部ハウジングおよび下部ハウジングの組立により形成された供給シュートを拡大して示す横断面図である。
図10は、好ましいクリップ押込器に対するリターンスプリングの取付を拡大して示す側面図である。
【0017】
図11は、クリップ押込器の先端部におけるクリップ係合部を拡大して示す斜視図である。
図12(a)は、好ましいクリップ前進サブアセンブリを示す斜視図である。図12(b)は、クリップ前進サブアセンブリの先端部を拡大して示す斜視図であって、下部ハウジング、クリップ押込器、および、外科手術用クリップが示されている。
図13は、本発明の外科手術用クリップ付与装置における好ましいノーズピースを拡大して示す分解斜視図である。
図14は、ノーズピースを底面から見た場合の拡大斜視図である。
図15は、本発明の外科手術用クリップ付与装置をサブアセンブリに分解して示す斜視図であって、ノーズピース、クリップ前進サブアセンブリ、スラストバー、ジョーアセンブリ、および、外側スリーブが示されている。
【0018】
図16は、内観部を拡大して示す斜視図であって、スラストバーとクリップ押込器との間のインターロック機構が示されている。
図17は、本発明の外科手術用クリップ付与装置を示す斜視図であって、内観部がハンドル部から取り外された様子が示されている。
図18は、ハンドル部と内観部との間の結合を拡大して示す斜視図である。
図19は、本発明の外科手術用クリップ付与装置を示す側面図であって、開放状態の可動ハンドルを示している。
図20は、開放状態のハンドル部を拡大して示す横断面図である。
【0019】
図21は、位置決めタブが先端キャビティ内にあるときの、ジョーアセンブリとスラストバーとの相対関係を示す平面図である。
図22は、図21における22−22線矢視断面を拡大して示す図であって、先端キャビティ内に配置された位置決めタブを示している。
図23は、本発明の外科手術用クリップ付与装置を示す側面図であって、閉塞ストロークの中間駆動の開始時における可動ハンドルを示している。
図24は、図23のように次第に駆動された状態にある器具のハンドル部を拡大して示す横断面図である。
図25は、内観部の拡大横断面図であって、図23のような次第に駆動されている状態における、器具のクリップ押込器に対するスラストバーのトリップレバーのインターロックを示している。
【0020】
図26は、内観部の拡大横断面図であって、図23のような次第に駆動されている状態における、器具の供給シュート、クリップフォロワ、および、外科手術用クリップのスタックを示している。
図27は、ジョーアセンブリの拡大横断面図であって、図23のような次第に駆動されている状態における、器具のジョー部内への外科手術用クリップの前進を示している。
図28は、クリップ押込器による外科手術用クリップの前進前のジョーアセンブリを拡大して示す斜視図である。
図29は、位置決めタブが好ましくは長さ方向に長尺の平行チャネル内にあるときの、ジョーアセンブリとスラストバーとの相対関係を示す平面図である。
図30は、図29における30−30線矢視断面を拡大して示す図であって、平行チャネル内に配置された位置決めタブを示している。
【0021】
図31は、本発明の外科手術用クリップ付与装置を示す側面図であって、閉塞ストロークの中間駆動の完了時における可動ハンドルを示している。
図32は、図31のような駆動状態にある際の器具のハンドル部を拡大して示す横断面図である。
図33は、ジョーアセンブリの拡大横断面図であって、図31のような駆動状態における、器具のジョー部に対して外科手術用クリップを前進させるクリップ押込器を示している。
図34は、内観部の拡大横断面図であって、外側スリーブの突起に当接したスラストバーのトリップレバーを示している。
図35は、図15に示す半球状部を35−35線に沿って示す斜視図であって、外側スリーブ内に形成された突起を示している。
【0022】
図36は、内観部の拡大横断面図であって、クリップ押込器から係合解除するよう回転されるトリップレバーを示している。
図37は、ジョーアセンブリの拡大横断面図であって、リターンスプリングとともに基端側に移動するクリップ押込器を示している。
図38は、閉塞ストロークの最終駆動時における可動ハンドルのハンドル部を拡大して示す横断面図である。
図39は、ジョーアセンブリを拡大して示す斜視図であって、ジョー部どうしの間に配置された外科手術用クリップを変形させるためのジョー部の閉塞を示している。
図40は、スラストバー上のカム表面がジョー部に接近し始めたときの、ジョーアセンブリとスラストバーとの相対関係を示す底面図である。
【0023】
図41は、図40における41−41線矢視断面を拡大して示す図であって、ジョーアセンブリのカム表面、および、スラストバーを示している。
図42は、スラストバー上のカム表面がジョー部に接近し始めたときの、ジョーアセンブリとスラストバーとの相対関係を示す底面図である。
図43は、図42における43−43線矢視断面を拡大して示す図であって、ジョーアセンブリのカム表面、および、スラストバーを示している。
図44は、本発明の外科手術用クリップ付与装置の他の好ましい実施形態におけるスラストバーを示す平面図である。
図45は、図44に示す実施形態の平面図であって、位置決めタブが傾斜カムスロット内に配置されたときの、ジョーアセンブリとスラストバーとの相対関係を示している。
【0024】
図46は、図44に示す実施形態における内観部を拡大して示す横断面図であって、スラストバー上の突起とクリップ押込器上のトリップレバーとの間の初期間隔を示している。
図47は、内観部の拡大横断面図であって、係合状態にあるスラストバーおよびクリップ押込器を示している。
図48は、内観部の拡大横断面図であって、スプリングの付勢に抗して回転し、スラストバーとの係合が解除されるトリップレバーを示している。
図49は、内観部の拡大横断面図であって、基端側に戻るクリップ押込器を示している。
【0025】
ここで説明する装置の好ましい実施形態は、内観法的方法および装置という用語で説明されることになる。しかしながら、”内観法的”といった用語のここでの使用は、内視鏡チューブに関して使用するというように本発明の応用を制限するものとして解釈されるべきではない。さらに、本発明の装置は、外科手術部位までの通路が狭い套管あるいは小さな切開孔を通して得られる腹腔鏡的施術法または関節鏡的検査法においても使用可能であることが確信される。
【0026】
以下の図面中、および、説明中においては、慣例にしたがって、”基端部”という用語は、装置のうち、操作者に最も近い側の端部を指すものとする。また、”先端部”という用語は、装置のうち、操作者に最も遠い側の端部を指すものとする。
【0027】
さて、図面においては、同様または同一の部材には、同様の参照符号を付すものとする。図1においては、本発明によるクリップ付与装置が、全体的に符号10で示されている。クリップ付与装置10は、回転または移動可能ハンドル14と固定ハンドル16とを有するハンドル部12を備えている。これらハンドル14、16を操作することにより、長尺ボディ部20を通して、ジョーアセンブリ18のようなツールアセンブリを駆動することができる。ボディ部20がハンドル部12に対して連結されている連結部には、外科手術部位に対してジョーアセンブリ18の向きを遠隔的に変化させるための縦溝付回転カラー22が設けられている。ジョーアセンブリ18は、並置された第1および第2のジョー部24a、24bを有している。これらジョー部24a、24bは、ジョー部24a、24bが互いに相対的に近接した位置関係にある実質的な近接配置と、ジョー部24a、24bが少なくともこれらの間に外科手術用クリップを受容するに十分なだけ離間可能とされた離間配置と、の間を同時に移動可能とされている。
【0028】
さらに図1を参照すると、移動ハンドル14は、ハンドル16に対して、完全に開いた状態すなわち”休止”状態にある。開放状態から閉塞状態へと、図示矢印”A”方向に、移動ハンドル14を固定ハンドル16に対して回転させることは、閉塞ストロークを形成する。この閉塞ストロークの際には、ジョー部24a、24bは、外科手術用クリップを受容可能なように、離間配置へと開放カム移動される。移動ハンドル14がさらに回転されると、ジョー部24a、24bが離間配置に維持されたまま、最先端位置の外科手術用クリップが、離間したジョー部間に前進させられる。移動ハンドル14の最終回転により、ジョー部24a、24bは、接近し、クリップは、変形を受ける。
【0029】
本発明の外科手術用クリップ付与装置10について、以下、様々なサブアセンブリに関して説明する。特に、外科手術用クリップ付与装置10は、ハンドル部12、ジョーアセンブリ18、スラストバー72、および、クリップ前進機構130のためのサブアセンブリを備えている。経済的に製造するために、これらサブアセンブリの各々は、別々のワークステーションにおいて、個別に製造することが可能である。その後、完成品のサブアセンブリどうしを、以下に詳細に示すような最終組立方法によって、組み立てることができる。
【0030】
〔ハンドル部サブアセンブリ〕
図2(a)は、器具10のハンドル部12における各部材を示している。ハンドル部12は、それぞれ左および右のハウジング部26aおよび26bを備えており、これらハウジング部26a、26b内に、ハンドル部の構成部材が配置される。ハウジング部26a、26bは、開口30a、30b、30c、30d内に、ピン28a、28b、28c、28dが挿入されることにより、位置決めされる。そして、音波溶接(sonic welding)あるいは他の公知手段により互いに固定される。移動ハンドル14は、ハウジング部26a、26bに対して、固定ハンドル16に対するハンドル14の回転移動を可能とするピン32により取り付けられる。
【0031】
移動ハンドル14は、さらに、押込プレート36のような駆動手段に対して、ピンコネクタ38により、連結されたU字形リンク34を備えている。押込プレート36は、ハウジング部26a、26bに画成された長さ方向受け孔40内に、長さ方向移動可能に取り付けられる。U字形リンク34は、一対の離間したシャックル42a、42bを有している。シャックル42a、42bの各々は、ピンコネクタ38をスライド可能な状態で受容可能に貫通して形成された長孔44a、44bを有している。このスライド構成により、使用者は、固定ハンドル16に対する回転ハンドル14の位置に応じて、ジョーアセンブリ18に対して、異なるトルクレベルを及ぼすことができる。特に、ジョー部をカム的に離間させる場合、あるいは、クリップをジョーアセンブリにまで前進させる場合よりも、より大きなトルクが、ジョー部24a、24bを近接させて血管上においてクリップを変形させる場合において、必要とされる。
【0032】
押込プレート36は、以下に説明するようにして、ジョーアセンブリに対して操作可能に連結される。押込プレート36は、ただ1枚のシートメタルまたは堅固なエンジニアリングプラスチックからの、打抜加工または機械加工により、得ることができる。押込プレート36には、ピンコネクタ38を受容するための開口46が形成されている。押込プレート36のショルダー部50に係合するよう構成されたリターンスプリング48が、通常的には、押込プレート36を基端側に付勢し、これにより通常的には移動ハンドル14を開放位置に向けて付勢するように、設けられている。ラチェットアセンブリ52は、押込プレート36の基端部に形成された複数のラチェット歯56を有するラック54と、ハンドル部12内に配設された爪58と、を備えている。ラック54の先端部60および基端部62には、ラチェット歯56は、形成されていない。爪58は、爪ピン64により回転可能に取り付けられており、通常的には、スプリング66により、ラック54のラチェット歯に対して係合するよう付勢されている。図2(b)に示すように、ラック54のラチェット歯56の各々は、実質的な鉛直部と実質的な傾斜部とを有する形状とされており、これにより、押込プレート36の1つずつの逐次的な先端移動を可能とするとともに、押込プレート36の基端移動を阻止することができる。
【0033】
さらに図2(a)を参照すると、押込プレート36は、スラストバー72のような駆動手段に対する回転可能な取付を容易とするプロング(prongs)70a、70bを有する二股状先端部68を備えている。これに代えて、押込プレート36およびスラストバー72は、例えば、ボール・ソケット機構のような他の任意の先端取付構造により連結することができる。
【0034】
回転カラー22は、スラストバー72に対して操作可能に連結されており、スラストバー72に対して角度回転可能である。回転カラー22は、ハウジング部26a、26bに形成された環状スロット76内に回転可能に取り付けられた環状フランジ部74を備えている。
【0035】
〔ジョーアセンブリサブアセンブリ〕
図3(a)に示すように、ジョーアセンブリ18は、クラウン部80において連結された長尺シャンク部78a、78bを備えている。シャンク部78a、78bの各々を通っては、中央線82が画成される。ジョーアセンブリ18の中央線82よりも基端側の部分が、ジョーアセンブリ18の基端部を構成する。ジョーアセンブリ18の中央線82よりも先端側の部分が、ジョーアセンブリ18の先端部を構成する。シャンク部78a、78bが弾性的であることにより、並置されたジョー部24a、24bの相対的な接近および離間が可能とされている。一対の長尺チャネル84a、84bが、後述するように外科手術用クリップを受容するために、ジョー部24a、24bの内表面に設けられている。ジョーアセンブリ18は、さらに、複数の径方向外側に突出するタブ88a、88b、88c、88dを有する基端脚86a、86bを備えている。これらタブは、以下に詳述するように、取付および組立のために使用される。
【0036】
図3(b)において拡大して示すように、長尺シャンク部78a、78bには、後述するようにジョー部24a、24bをカム動作させるために、それぞれ位置決めタブ90a、90bが配設されている。
【0037】
次に、図4(底面図)を参照すると、ジョー部24a、24bの各々には、ジョー部24a、24bの下面に、盛り上がったカム表面92a、92bが形成されている。閉塞力を高める目的で、これら両カム表面が、ジョー部24a、24bの先端部において、ジョー部24a、24bの内表面94a、94bに接して配置されている。
【0038】
〔スラストバーアセンブリ〕
図5(a)を参照すると、スラストバー72は、実質的に、ボディ部20の長さにわたって延在している。スラストバー72の先端部96は、半円形の横断面とされており、ジョー部24a、24bを離間させるおよび近接させるために、二重のカム構造を有している。第1に、チャネル構造98は、ジョー部24a、24bを制御およびカム動作させて押し広げ、そして離間した状態にジョー部を維持するために、競争用トラック形状の溝パターンを備えて構成されている。第2に、ジョー閉塞構造100は、外科手術用クリップにジョー部24a、24bを近接させるために、二股状カム構造を有している。
【0039】
図5(b)に示すように、チャネル構造98は、先端ノーズ部103を有する盛り上がった中央ブロック102を備えている。中央ブロック102の先端側には、先端領域すなわち凹所104が配設されている。中央ブロック102の両サイドには、一対の長さ方向に延在する平行チャネル106a、106bが延在している。中央ブロック102の基端側には、基端領域すなわち凹所108が配設されている。ジョーアセンブリ18の位置決めタブ90a、90bは、チャネル構造98内をスライドし得るよう構成されている。
【0040】
ジョー閉塞構造100は、ジョーアセンブリ18の盛り上がったカム表面92a、92bと協働するためのV字形に傾斜する一対のカム表面110a、110bを有する二股状の構造とされている。特に、スラストバー72が先端側に移動すると、盛り上がったカム表面92a、92bは、カム表面110a、110b内に包み込まれ、これにより、ジョー部24a、24bどうしは、近接する向きに移動することになる。
【0041】
スラストバー72の基端部は、トリップレバーアセンブリ112を備えている。トリップレバーアセンブリ112は、スラストバー72に取り付けられるとともに、長さ方向を向く凹所116内に配設されたトリップレバー114を有している。トリップレバー114は、横方向孔120内を挿通する回転ピン118により、内部において回転可能に保持されている。トリップレバー114の先端タブ122は、円柱状凹所126内に配設されたトリップレバー用スプリング124により、通常的には、上方に向けて付勢されている。この場合、トリップレバー・スプリング機構を、例えばリーフスプリングや他の弾性部材といった、他の等価な機構に置き換えることが考えられる。
【0042】
スラストバー72において、トリップレバーアセンブリ112の先端側には、平坦上表面を有する半円形部128が設けられている。
【0043】
〔クリップ前進サブアセンブリ〕
次に、図6を参照すると、クリップ前進サブアセンブリ130は、上ハウジング132、下ハウジング134、および、クリップ前進器またはクリップ押込器136を備えている。上ハウジング132および下ハウジング134は、組み合わされた状態で、外科手術用クリップの積み重ねを可能とするサイズに構成された供給シュートを形成する。図7を参照すると、上ハウジング132は、実質的に半円形の横断面とされており、溝138および凹所140を有している。図8には、下ハウジング134が示されている。下ハウジング134は、ベース部142、および、側壁144a、144bを備えている。起立フランジまたはクリップ係止部146が、下ハウジング134の先端部に設けられている。
【0044】
次に、図9を参照すると、上ハウジング132は、下ハウジング134に対して連結されており、これらは、半円形横断面を形成している。実質的には、矩形供給シュート148が、上ハウジング132により、および、下ハウジング134の側壁144a、144b、および、ベース部142により形成されている。図6に示すように、供給シュート148は、内部に、最先端位置の外科手術用クリップ152aを有するU字形の外科手術用クリップ152のスタック150を貯蔵する。外科手術用クリップのスタック150は、外科手術用クリップ152cの脚154cが実質的に1つ先端側に位置する外科手術用クリップ152bのクラウン部156bに当接するように構成されている。外科手術用クリップ152のスタック150は、上ハウジング132の凹所140内に配置されたフォロワスプリング160により先端側に付勢されたクリップフォロワ158により、供給シュート148の先端部に向けて付勢されている。スプリング160の基端側は、下ハウジング134のフランジ164に隣接して配置された保持ブロック162により保持されている。クリップ係止部146は、外科手術用クリップ152aのクラウン部156aに当接することにより、ジョーアセンブリ18内へと、最先端位置の外科手術用クリップ152aが移動するのを防止している。
【0045】
クリップ押込器136は、上ハウジング132の上表面に形成された溝138に沿ってスライドする。移動ハンドル14の閉塞ストロークのあるときには、クリップ押込器136は、後述するように、スラストバー72により先端側に前進される。クリップ押込器136は、リターンスプリング166により、基端側に付勢されている。リターンスプリング166の先端部は、保持ブロック162により保持されている。図10に示すように、リターンスプリング166の基端部は、クリップ押込器136のフランジ170により保持されている支持ピン168により包囲されている。
【0046】
図11に示すように、クリップ押込器136の先端部は、先端176および傾斜後端177を有する二股状クリップ係合部174を備える角度配向部172を具備している。
【0047】
図12(a)を参照すると、クリップ前進サブアセンブリ130の様々な部材が組み立てられた様子が示されている。特に、上ハウジング132および下ハウジング134が組み立てられる。クリップ押込器136は、上ハウジング132上をスライド可能に取り付けられており、リターンスプリング166により基端側に付勢されている。
【0048】
図12(b)は、供給シュート148の先端部における、最先端位置の外科手術用クリップ152aの配置状態を、拡大して示している。外科手術用クリップ152aの脚部154aは、側壁144a、144bにより安定化されている。また、クラウン部156aは、クリップ係止部146により支持されている。クリップ押込器136の角度配向部172は、供給シュート148内に延在している。クリップ係合部174の前端176は、後述するように、クリップ係止部146を超えてクリップを前進させるために、外科手術用クリップ152aのクラウン部156aに当接し得るよう構成されている。
【0049】
図14と関連させて図13を参照すると、ノーズピース178は、クリップ押込器140の角度配向部216を導くための長さ方向スロット182を間に画成する一対の基端部材180a、180bを備えている。一対の弾性タブ184a、184bが、ジョー部24a、24bがスラストバー72のカム表面98、100に対して正方向に係合するよう、ジョー部24a、24bに下向きの力を印加するために、ノーズピース178の底部に取り付けられている。
【0050】
〔組立方法〕
上記においては、器具10の内部構成要素および/またはサブアセンブリについて説明した。次に、組立方法について説明する。図19、20においては、内観部(endoscopic portion)20が既に説明した構成要素から組み立てられている。
【0051】
ジョーアセンブリ18は、位置決めタブ90a、90bをチャネル構造98内に位置させるようにして、スラストバー72の先端部96に隣接して配置されている。
【0052】
クリップ前進サブアセンブリ130の先端部においては、クリップ押込器130の角度配向部172がスロット182内でスライド移動可能であるようにして、ノーズピース178が下ハウジング134に隣接して配置されている。
【0053】
次に、図16に関連させて図15を参照して、クリップ前進サブアセンブリ130およびスラストバー72の組立について説明する。下ハウジング134のベース部142は、スラストバー72の半球状部128およびジョーアセンブリ18と部分的に関連するよう構成されている。クリップ押込器136の基端部における長さ方向スロット186は、トリップレバーアセンブリ112によりロック位置とされている。
【0054】
さらに図15を参照すると、実質的な円筒構造が、スラストバー72およびクリップ前進サブアセンブリ130により形成されている。外側スリーブ188が、円形横断面を有する円筒状内部通路190を画成するよう設けられている。内部通路190は、上記組み立てられた部材を受容し得るサイズとされている。組み立てられた部材は、外側スリーブ188の先端部192内に挿入される。外側スリーブ188の先端部192には、開口194a、194b、194c、194dが、ジョーアセンブリ18のタブ88a、88b、88c、88dをスナップフィット式に受容し得るよう形成されている。
【0055】
次に、図17、18を参照して、内観部20およびハンドル部12の組立について説明する。押込プレート36の二股状先端部68は、スラストバー72の基端取付部197に連結される。特に、環状ノッチ196は、押込プレート36に対してスラストバー72が回転可能であるような状態で、プロング70a、70bを受容するよう構成されている。回転ノブ(図示せず)が、スラストバー72の押込プレート36からの逸脱を防止するために、これら接合機構にわたってスライド可能に設けられる。
【0056】
〔器具の全体操作〕
以上、器具10の内部構成要素、および、組立について説明した。次に、器具の操作について説明する。
図19、20に示すように、器具10は、まず最初に、移動ハンドル14が、開放位置すなわち”休止位置”に配置された状態とされる。図21、22に示すように、ジョーアセンブリ18の位置決めタブ90a、90bは、チャネル構造98内に、さらに詳細には、先端領域104内に配置されている。位置決めタブ90a、90bは、矢印”B”で示すように、先端領域104内において自由に移動可能である。したがって、ジョー部24a、24bは、離間配置と近接配置との間を自由に移動可能である。小径の套管、例えば、5mm径の套管内への、ジョーアセンブリ18および内観部20の挿入を容易とするために、ジョー部24a、24bは、例えば、外科医の指により、あるいは、5mm套管の内壁との接触により、手動で接近させることができる。これにより、ジョーアセンブリ18は、外側スリーブ188の径を超えて延在することはない。移動ハンドル14は、套管を通してのボディ部20およびジョーアセンブリ18の挿入時に、”休止”状態に維持される。
【0057】
外科医が、外科手術部位近傍にジョーアセンブリ18を配置した後においては、外科医は、固定ハンドル16に向けて移動ハンドル14を、ただ閉塞動作するだけで十分である。これにより、まず、縮めたい組織または構造の近傍または周囲において、ジョー部24a、24bが離間配置に展開および/または確保される。引き続いて、離間状態のジョー部に対してクリップが前進され、要望に応じて、クリップを保持したジョー部が再配置される。そして最後に、クリップを所望の構造に変形させる。移動ハンドル14を”休止”位置から第1中間位置へと閉塞することは、移動ハンドル14の初期駆動を構成している。次に、第1中間位置から第2中間位置へと閉塞することは、中間駆動を構成している。最後に、第2中間位置から閉塞位置へと閉塞することは、最終駆動を構成している。
【0058】
ハンドル14の初期駆動時には、ハンドル14の位置は、図19と図23との間の中間にある。スラストバー72は、先端側に移動し、位置決めタブ90a、90bは、中央ブロック108の先端ノーズ部103に当接し始める。したがって、位置決めタブ90a、90bは、それぞれ平行チャネル106a、106b内へと次第に移行する。同時に、ジョー部は、外科手術用クリップ152aを受容するために離間配置へと移動する。
【0059】
中間駆動の始まりが、図23〜図30に示されている。図24に示すように、爪58は、ラック54と係合状態にある。図25に示すように、クリップ押込器136は、クリップ押込器136のスロット186に対してトリップレバー114の先端タブ122がロック係合することにより、スラストバー72とともに先端側に移動する。図26には、外科手術用クリップ152のスタック150を付勢した状態にあるクリップフォロワ158が示されている。
【0060】
図27、28に示すように、クリップ係合部174は、最先端位置の外科手術用クリップ152aのクラウン部156aを先端側に移動させて、クリップ係止部146の係止力に打ち勝たせる。クリップカム表面198は、クラウン部156aに当接して、外科手術用クリップ152aの脚部154aを、ジョー部24a、24bの内表面内のチャネル84a、84b内に導入する。
【0061】
図29、30は、平行チャネル106a、106b内にある位置決めタブ90a、90bを示している。位置決めタブ90a、90b間に中央ブロック102が介在していることにより、ジョー部24a、24bは、接近離間に関して、離間状態に制御されかつ維持される。加えて、ジョー部24a、24b間の間隔は、ジョー部24a、24bと外科手術用クリップ152aとの間にタイトな摩擦グリップを生成して、外科手術用クリップ152aがジョー部から外れないように選択される。
【0062】
次に、図31〜図37を参照して、中間駆動の終わりにおける操作について説明する。
図32に示すように、移動ハンドル14は、押込プレート36を先端側に前進させ続ける。爪58は、ラック54のラチェット歯56に係合しており、スラストバー72の前進に目処を与えるとともに、クリップ前進時のスラストバー72の先端移動を阻止する。図33に示すように、クリップ係合部174は、外科手術用クリップ152aを、ジョー部24a、24bのチャネル84a、84b内を前進させる。
【0063】
図34に示すように、スラストバー72は、基端タブ200が外側スリーブ188の突出部202(図35に図示)に当接するように、トリップレバー114を前進させる。図36に示すように、トリップレバー114は、スプリング124の付勢力に抗して矢印”C”方向にピン118回りに回転する。そして、先端タブ122は、下方に移動し、クリップ押込器136のスロット186から外れる。図37に示すように、クリップ押込器136は、リターンスプリング166の付勢力により、矢印”P”方向に基端側に戻される。角度配向部172の弾性により、また、後端177の傾斜により、次なるクリップ152bのクラウン部156bを乗り越えることができる。
【0064】
図39に関連して図38に示すように、ハンドル14は、閉塞位置に向けて、最終駆動される。図40、41に示すように、位置決めタブ90a、90bは、平行チャネル106a、106bから、基端領域108へと、移動する。この場合、ジョー部24a、24bは、自由に移動可能である。スラストバー72の先端部96におけるジョー閉塞機構100のカム表面110a、110bは、ジョー部24a、24bの隆起したカム表面92a、92bに係合し始める。図42、43に示すように、ジョー部24a、24bは、スラストバー72の先端移動に伴って、次第に近接状態とされる。特に、隆起したカム表面92a、92bは、先端部の方が、基端部よりも幅広である。したがって、V字状ジョー閉塞構造100の漸次的な動きは、ジョー部24a、24bをカム駆動して閉塞させる。ジョー部24a、24bの先端部に対して、ジョー閉塞構造100およびカム表面92a、92bが近接することにより、ジョー部24a、24bに対して、クリップ152を変形させてクリップにより包囲された血管または他の生体組織を圧縮するのに十分な力をもたらすことができる。
【0065】
〔本発明の器具の好ましい第2実施形態〕
次に、図44〜図49を参照して、参照符号300で示すクリップ付与装置の他の好ましい実施形態について説明する。器具300は、実質的には、器具10と同様にして操作される。相違点について以下、説明する。特に、図44には、スラストバー304に配置されたチャネル構造302を示している。チャネル構造302は、スラストバー304と一体の先端リッジ部308を有する隆起した中央ブロック306を有している。器具10のチャネル構造98と比較して、先端リッジ部308の構造は、器具10の先端領域104により画成された空間内に介在されている。チャネル310a、310bの対は、中央ブロック306を包囲して形成されている。また、基端キャビティまたは領域312が、中央ブロック306の基端側に配置されている。チャネル310a、310bは、先端側傾斜チャネル部314a、314b、および、長さ方向長尺平行チャネル部316a、316bを有している。
【0066】
図45に示すように、ジョーアセンブリ318は、位置決めタブ322a、322bを有する長尺シャンク部320a、320bを備えている。位置決めタブ322a、322bは、ジョー部24a、24bの間隔を制御するために、チャネル310a、310b内にある。移動ハンドル14が”休止”位置にあるときには、位置決めタブ322a、322bは、傾斜チャネル部314a、314bの先端部に配置されている。この配置においては、ジョー部24a、24bは、套管内への挿入に際して開いてしまわないように、近接配置に制限されている。器具10のチャネル構造98と比較して、位置決めタブ322a、322b間の先端リッジ構造308の介在により、離間配置へのジョー部24a、24bの移動を防止することができる。さらに移動ハンドル14を閉塞すると、スラストバー304は、先端側に進められ、位置決めタブ322a、322bは、傾斜チャネル314a、314bを通過する。これにより、ジョー部24a、24bは、離間配置へとカム駆動される。さらに移動ハンドル14を閉塞すると、位置決めタブ322a、322bは、平行チャネル316a、316b内を移動する。したがって、ジョー部24a、24b間の間隔は、接近離間に関して一定に維持される。
【0067】
図46〜図49に示すように、クリップ押込器324は、器具10の場合と同様に、リターンスプリング186により基端側に付勢されている。クリップ押込器324は、スラストバー304と係合するよう配置されたトリップレバー326を備えている。この構成は、トリップレバー114がスラストバー72に配置された器具10とは相違している。トリップレバー326は、通常的には、リーフスプリング328により、基端タブ330が下を向くように付勢されている。スラストバー304には、基端タブ330に当接可能な突起332が形成されている。図46に示すように、移動ハンドル14の初期駆動時には、突起332は、トリップレバー326から離間している。この構成により、外科手術用クリップがジョー部24a、24b内に前進されるに先立って、ジョー部24a、24bを離間させるようカム駆動することができる。図47に示すように、ジョー部24a、24bが離間配置すなわち開放配置にあるときには、スラストバー304の突起332は、下向きに延在しているトリップレバー326に当接しており、これにより、スラストバー304とともにクリップ押込器324を前進させる。
【0068】
図48に示すように、クリップ押込器324が外科手術用クリップをジョー部24a、24b内に前進させたときには、トリップレバー326は、外側チューブ336に配置されたカムタブ334に当接する。カムタブ334は、リーフスプリング328の付勢に抗して、図示矢印”D”方向にトリップレバー326を回転させる。基端タブ330は、上方に移動して、スラストバー304の突起332から外れる。したがって、図49に示すように、リターンスプリング166により、クリップ押込器324が基端側に移動される。これにより、ジョー部24a、24bが閉塞され、クリップが変形される。
【0069】
説明した実施形態においては、様々な修正が可能であることは理解されるであろう。例えば、ジョーアセンブリおよび内観部は、様々なサイズの套管アセンブリ内に収容され得るサイズとすることができる。したがって、上記説明は、本発明を限定するものとして解釈されるべきではなく、好ましい実施形態の単なる例示として解釈されるべきである。当業者は、添付のクレームの範囲および精神内において他の変更を考えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施形態に基づいて構成された外科手術用クリップ付与装置の斜視図である。
【図2】図2(a)は、図1に示す外科手術用クリップ付与装置におけるハンドル部の分解斜視図である。図2(b)は、ハンドル部における好ましいラチェットアセンブリを拡大して示す側面図である。
【図3】図3(a)は、本発明の外科手術用クリップ付与装置の好ましいジョーアセンブリを拡大して示す斜視図である。図3(b)は、ジョーアセンブリのシャンク部に形成された位置決めタブを拡大して示す斜視図である。
【図4】本発明の外科手術用クリップ付与装置を底面から見た場合の拡大斜視図であって、ジョー部のカム表面を示している。
【図5】図5(a)は、好ましいスラストバーの分解斜視図である。図5(b)は、スラストバーの先端部に形成されたカム構造を拡大して示す斜視図である。
【図6】好ましいクリップ前進サブアセンブリの分解斜視図である。
【図7】上部ハウジングを拡大して示す斜視図である。
【図8】下部ハウジングを拡大して示す斜視図である。
【図9】上部ハウジングおよび下部ハウジングの組立により形成された供給シュートを拡大して示す横断面図である。
【図10】好ましいクリップ押込器に対するリターンスプリングの取付を拡大して示す側面図である。
【図11】クリップ押込器の先端部におけるクリップ係合部を拡大して示す斜視図である。
【図12】図12(a)は、好ましいクリップ前進サブアセンブリを示す斜視図である。図12(b)は、クリップ前進サブアセンブリの先端部を拡大して示す斜視図であって、下部ハウジング、クリップ押込器、および、外科手術用クリップが示されている。
【図13】本発明の外科手術用クリップ付与装置における好ましいノーズピースを拡大して示す分解斜視図である。
【図14】ノーズピースを底面から見た場合の拡大斜視図である。
【図15】本発明の外科手術用クリップ付与装置をサブアセンブリに分解して示す斜視図であって、ノーズピース、クリップ前進サブアセンブリ、スラストバー、ジョーアセンブリ、および、外側スリーブが示されている。
【図16】内観部を拡大して示す斜視図であって、スラストバーとクリップ押込器との間のインターロック機構が示されている。
【図17】本発明の外科手術用クリップ付与装置を示す斜視図であって、内観部がハンドル部から取り外された様子が示されている。
【図18】ハンドル部と内観部との間の結合を拡大して示す斜視図である。
【図19】本発明の外科手術用クリップ付与装置を示す側面図であって、開放状態の可動ハンドルを示している。
【図20】開放状態のハンドル部を拡大して示す横断面図である。
【図21】位置決めタブが先端キャビティ内にあるときの、ジョーアセンブリとスラストバーとの相対関係を示す平面図である。
【図22】図21における22−22線矢視断面を拡大して示す図であって、先端キャビティ内に配置された位置決めタブを示している。
【図23】本発明の外科手術用クリップ付与装置を示す側面図であって、閉塞ストロークの中間駆動の開始時における可動ハンドルを示している。
【図24】図23のように次第に駆動された状態にある器具のハンドル部を拡大して示す横断面図である。
【図25】内観部の拡大横断面図であって、図23のような次第に駆動されている状態における、器具のクリップ押込器に対するスラストバーのトリップレバーのインターロックを示している。
【図26】内観部の拡大横断面図であって、図23のような次第に駆動されている状態における、器具の供給シュート、クリップフォロワ、および、外科手術用クリップのスタックを示している。
【図27】ジョーアセンブリの拡大横断面図であって、図23のような次第に駆動されている状態における、器具のジョー部内への外科手術用クリップの前進を示している。
【図28】クリップ押込器による外科手術用クリップの前進前のジョーアセンブリを拡大して示す斜視図である。
【図29】位置決めタブが好ましくは長さ方向に長尺の平行チャネル内にあるときの、ジョーアセンブリとスラストバーとの相対関係を示す平面図である。
【図30】図29における30−30線矢視断面を拡大して示す図であって、平行チャネル内に配置された位置決めタブを示している。
【図31】本発明の外科手術用クリップ付与装置を示す側面図であって、閉塞ストロークの中間駆動の完了時における可動ハンドルを示している。
【図32】図31のような駆動状態にある際の器具のハンドル部を拡大して示す横断面図である。
【図33】ジョーアセンブリの拡大横断面図であって、図31のような駆動状態における、器具のジョー部に対して外科手術用クリップを前進させるクリップ押込器を示している。
【図34】内観部の拡大横断面図であって、外側スリーブの突起に当接したスラストバーのトリップレバーを示している。
【図35】図15に示す半球状部を35−35線に沿って示す斜視図であって、外側スリーブ内に形成された突起を示している。
【図36】内観部の拡大横断面図であって、クリップ押込器から係合解除するよう回転されるトリップレバーを示している。
【図37】ジョーアセンブリの拡大横断面図であって、リターンスプリングとともに基端側に移動するクリップ押込器を示している。
【図38】閉塞ストロークの最終駆動時における可動ハンドルのハンドル部を拡大して示す横断面図である。
【図39】ジョーアセンブリを拡大して示す斜視図であって、ジョー部どうしの間に配置された外科手術用クリップを変形させるためのジョー部の閉塞を示している。
【図40】スラストバー上のカム表面がジョー部に接近し始めたときの、ジョーアセンブリとスラストバーとの相対関係を示す底面図である。
【図41】図40における41−41線矢視断面を拡大して示す図であって、ジョーアセンブリのカム表面、および、スラストバーを示している。
【図42】スラストバー上のカム表面がジョー部に接近し始めたときの、ジョーアセンブリとスラストバーとの相対関係を示す底面図である。
【図43】図42における43−43線矢視断面を拡大して示す図であって、ジョーアセンブリのカム表面、および、スラストバーを示している。
【図44】本発明の外科手術用クリップ付与装置の他の好ましい実施形態におけるスラストバーを示す平面図である。
【図45】図44に示す実施形態の平面図であって、位置決めタブが傾斜カムスロット内に配置されたときの、ジョーアセンブリとスラストバーとの相対関係を示している。
【図46】図44に示す実施形態における内観部を拡大して示す横断面図であって、スラストバー上の突起とクリップ押込器上のトリップレバーとの間の初期間隔を示している。
【図47】内観部の拡大横断面図であって、係合状態にあるスラストバーおよびクリップ押込器を示している。
【図48】内観部の拡大横断面図であって、スプリングの付勢に抗して回転し、スラストバーとの係合が解除されるトリップレバーを示している。
【図49】内観部の拡大横断面図であって、基端側に戻るクリップ押込器を示している。
【符号の説明】
10 クリップ付与装置
12 ハンドル部
14 回転ハンドル、移動ハンドル
16 固定ハンドル
18 ジョーアセンブリ
20 ボディ部
24a ジョー部
24b ジョー部
68 二股状先端部
82 中央線
92a カム表面
92b カム表面
100 ジョー閉塞構造
110a カム表面
110b カム表面
130 クリップ前進サブアセンブリ
152a 外科手術用クリップ(最先端位置のクリップ)
152b 外科手術用クリップ
152c 外科手術用クリップ

Claims (17)

  1. 人体組織に対して外科手術用クリップを内観法的に適用するための装置であって、
    )開放位置と閉塞位置との間において初期駆動・中間駆動・最終駆動からなるただ1つの閉塞ストロークを画成する可動ハンドルを備えるハンドル部と;
    b)前記ハンドル部から先端側に延在するとともに、長さ方向軸を画成するボディ部と;
    c)前記ボディ部内に配置された複数の外科手術用クリップと;
    )近接配置・離間配置間を移動可能として可動的に取り付けられた第1および第2ジョー部であるとともに位置決めタブ(90a,90b)が突出形成されているシャンク部を各々が有している第1および第2ジョー部を備えてなるジョーアセンブリと;
    e)前記ボディ部の中に配置されるとともに、前記ジョーアセンブリと係合し得るように配置されたジョー閉塞アセンブリを備え、さらに、前記第1および第2ジョー部を近接配置・離間配置間にわたって移動させるよう第1位置と第2位置との間にわたって移動可能とされたスラストバー(72)と;
    を具備し、
    前記スラストバーが、前記第1および第2ジョー部の前記シャンク部の前記位置決めタブをスライド的に内部に受領するためのチャネル構造を備え、
    このチャネル構造が、前記閉塞ストロークの前記初期駆動に応じて、最先端位置のクリップを受容するよう前記第1および第2ジョー部を前記離間配置に移動させるように構成されるとともに、前記閉塞ストロークの前記中間駆動時には、前記両ジョー部を前記離間配置に維持するように構成され、さらに、前記閉塞ストロークの前記最終駆動に応じて、前記ジョーアセンブリを前記近接配置として前記最先端位置のクリップを変形させるように構成されていることを特徴とする外科手術用クリップ操作装置。
  2. 前記ジョーアセンブリは、前記可動ハンドルが前記開放位置にあるときには、前記近接配置・離間配置間を自由に移動可能とされていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 前記スラストバーは、前記可動ハンドルの移動に応じて相対的長さ方向移動可能であるように取り付けられた駆動手段であることを特徴とする請求項1記載の装置。
  4. 前記チャネル構造は、前記ジョー部を前記離間配置に移動させるための傾斜カム構造を備えることを特徴とする請求項3記載の装置。
  5. 前記ジョー閉塞構造は、前記ジョー部を前記近接配置へとカム駆動するよう、前記ジョーアセンブリの先端部に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 前記ジョー閉塞構造は、実質的に二股状の先端部を備えることを特徴とする請求項5記載の装置。
  7. 前記ジョー閉塞構造は、さらに、前記二股状先端部に隣接してカム構造を備えることを特徴とする請求項6記載の装置。
  8. 前記ジョー閉塞アセンブリは、さらに、前記ジョー閉塞構造と協働するために、前記第1および第2ジョー部の各々の先端部に配置されたカム表面を備えることを特徴とする請求項7記載の装置。
  9. 人体組織に対して外科手術用クリップを内観法的に適用するための装置であって、
    a)固定ハンドル、および、該固定ハンドルに対して移動可能に設けられるとともに開放位置と閉塞位置との間において閉塞ストロークを画成する回転ハンドルを備えるハンドル部と;
    b)前記ハンドル部から先端側に延在するとともに、長さ方向軸を画成するボディ部と;
    c)前記ボディ部内に配置された複数の外科手術用クリップと;
    d)近接配置・離間配置間を移動可能とされた第1および第2ジョー部を有するとともに、中央線よりも基端側に配置された基端部、および、中央線よりも先端側に配置された先端部を備えるジョーアセンブリと;
    e)前記回転ハンドルの部分的閉塞に応じて、最先端位置のクリップを受容するために、前記ジョー部を前記離間配置へと移動させるよう、前記ハンドルに操作可能に連結されたカム構造と;
    f)前記回転ハンドルの完全な閉塞に応じて、前記ジョー部を前記近接配置に移動させて、前記最先端位置のクリップを変形させるために、前記ジョーアセンブリの先端部に配置されるジョー閉塞アセンブリと;
    g)前記ジョー部が前記離間配置にあるときに、前記最先端位置のクリップを個別に先端側に前進させるためのクリップ前進手段と;
    を具備することを特徴とする外科手術用クリップ操作装置。
  10. 前記カム構造は、前記回転ハンドルの前記閉塞ストロークの少なくとも一部において、前記ジョー部を前記離間配置に維持するよう構成されていることを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. 前記ジョー閉塞アセンブリは、二股状先端部を備えることを特徴とする請求項9記載の装置。
  12. 前記ジョー閉塞アセンブリは、前記ジョー部を前記近接配置へと移動させるために、前記二股状先端部に隣接してカム表面を備えることを特徴とする請求項11記載の装置。
  13. 前記ジョー閉塞アセンブリの前記カム表面は、前記第1および第2ジョー部のカム表面と協働することを特徴とする請求項12記載の装置。
  14. 前記ジョー部は、前記回転ハンドルが前記開放位置にあるときには、前記近接配置・離間配置間を自由に移動可能とされていることを特徴とする請求項9記載の装置。
  15. 人体組織に対して外科手術用クリップを内観法的に適用するための装置であって、
    a)固定ハンドルに対して移動可能に設けられるとともに開放位置と閉塞位置との間において閉塞ストロークを画成する回転ハンドルを備えるハンドル部と;
    b)前記ハンドル部から先端側に延在するボディ部と;
    c)前記ボディ部内に配置された複数の外科手術用クリップと;
    d)近接配置・離間配置間を自由に移動可能とされた第1配置と、最先端位置のクリップを受容するために離間配置に制限される第2配置と、近接配置に移動して前記最先端位置のクリップを変形させる第3配置と、の間を移動可能とされるとともに、前記回転ハンドルの前記閉塞ストロークに応じて、前記第1配置から前記第2配置へさらには第3配置へと順次移動される、第1および第2ジョー部を備えるジョー機構と;
    e)前記回転ハンドルの移動に応じて、前記最先端位置のクリップを前記ボディ部から個別に先端側に前進させるためのクリップ前進手段と;
    を具備することを特徴とする外科手術用クリップ操作装置。
  16. 人体組織に対して外科手術用クリップを内観法的に適用するための装置であって、
    a)固定ハンドルに対して移動可能に設けられるとともに開放位置と閉塞位置との間において閉塞ストロークを画成する回転ハンドルを備えるハンドル部と;
    b)前記ハンドル部から先端側に延在するボディ部と;
    c)前記ボディ部内に配置された複数の外科手術用クリップと;
    d)近接配置に制限された第1配置と、最先端位置のクリップを受容するために離間配置に制限される第2配置と、近接配置に移動することにより前記受容された前記最先端位置のクリップを変形させる第3配置と、の間を移動可能とされるとともに、前記回転ハンドルの前記閉塞ストロークに応じて、前記第1配置から前記第2配置へさらには第3配置へと順次移動される、第1および第2ジョー部を備えるジョー機構と;
    e)前記回転ハンドルの移動に応じて、前記最先端位置のクリップを前記ボディ部から個別に先端側に前進させるためのクリップ前進手段と;
    を具備することを特徴とする外科手術用クリップ操作装置。
  17. 人体組織に対して外科手術用クリップを内観法的に適用するための装置であって、前記クリップを内部に受容して変形させるよう構成されたジョーアセンブリを駆動するためのハンドル部を具備する装置において、
    前記ボディ部(20)の中に配置されるとともに、前記ジョーアセンブリと係合し得るように配置されたジョー閉塞アセンブリを備え、さらに、第1および第2ジョー部を近接配置・離間配置間にわたって移動させるよう前進した位置と退避した位置との間にわたって移動可能とされたスラストバー(72)と;
    前記ジョーアセンブリに対してクリップを前進させ得るよう構成されたクリップ前進手段と;
    を具備し、
    前記スラストバーが、前記第1および第2ジョー部のシャンク部の位置決めタブをスライド的に内部に受領するためのチャネル構造(98)を備え、
    このチャネル構造が、近接配置・離間配置間にわたっての前記第1および第2ジョー部の移動を制御することを特徴とする外科手術用クリップ操作装置。
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