JP3608369B2 - 二輪車のリアーコンビネーションランプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、オートバイやスクーターなどの二輪車のリアーコンビネーションランプに関する。
【0002】
オートバイでは、運転車のシート高さを低い位置に設定したアメリカンタイプと称する種類のものがある。この種の車では、図8及び図9に示すように、後輪泥除けAの低い位置にリアーコンビネーションランプBを取付けて、重心位置をできるだけ低くして、安定性をよくしている。
【0003】
リアーコンビネーションランプは、尾灯とライセンスプレートの照明を兼ね、制動時は光度を増してブレーキランプも兼ねている。そして、ライセンスプレートCは、リアーコンビネーションランプBの上側に取付け、赤色のテールレンズDの上面に嵌込んだ透明のライセンスレンズEを通して、ライセンスプレートCを照明するようにしている。
【0004】
ところで、ライセンスレンズDの白色光が、後方のライダーから見えては、後方のライダーを眩惑させることになって具合が悪い。そこで、ライセンスレンズEの後側のテールレンズD部分に、庇Fを立設し、後方からライセンスレンズが見えないようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
テールレンズDは、合成樹脂を用いて成形型で型抜きして成形する。ところが、庇F部分は型抜き方向に直交する方向に立設するためスライド型などを用いないと型抜きできず、成形型費用が高くなり、スライド型の操作で、製作の手間も高くつくので、コスト上昇を招いていた。又、庇Fの下側付近に水や埃が溜り、埃がこびり着いて、光の透過性が悪くなり性能が劣化する不都合がある。
【0006】
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであって、テールレンズに庇を設けなくても後側からライセンスレンズが見えないようにできると共に、テールレンズの成形を容易にしてコストダウンが図れ、ライセンスレンズ上に溜る水の水抜きもできて、ライセンスレンズの曇りを防止できる二輪車のリアーコンビネーションランプを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明の二輪車のリアーコンビネーションランプは、後面中央部が凹んで反射面になるように概略容器状に形成されたハウジングにテールレンズが締着され、このテールレンズにライセンスレンズが一体的に形成される二輪車のコンビネーションランプにおいて、テールレンズの上面に前下がりにしてライセンスレンズを嵌込むようにし、ライセンスレンズの前端上側からテールレンズとハウジングにハウジングの反射面裏側から下端に抜ける水抜き孔を設けたことにある。
【0008】
本発明によれば、ライセンスレンズは、前下りにしてあるので、後方のライダーからは、ライセンスレンズの表面が見えないようにできる。又テールレンズは庇を設けなくてもよいので、成型型にスライド型を用いなくても成形できるようになって、成形型の製作費用のコストダウンが図れ、成形の手間も簡単で、コストダウンが図れる。
【0009】
又、ライセンスレンズは、前記のように前下がりに形成するので、ライセンスレンズ前端部とテールレンズの連続部は凹所になり、ライセンスレンズ上面に水や埃が溜ろうとする。そして、本発明では、この水や埃は、水と共にテールレンズとハウジングに設けた水抜き孔を通って、ライセンスレンズの前端上側から、ハウジングの反射面裏側を通って下に抜ける。このため、ライセンスレンズの埃の付着による曇りを防ぐことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1乃至図7によって説明する。
図1〜図6は実施形態にかかるリアコンビネーションランプ30の説明図、図7はリアコンビネーションランプ30の設置された二輪車の全体図である。
【0011】
実施形態にかかる二輪車は、図7に示すように、アメリカンタイプのものであって、前輪20と後輪21とのホイルベースがロードレーサタイプのものに比較して長くなっているものである。
この二輪車において、前輪20を回転自在に支持するフロントフォーク22は、フレーム23前端のステアリングヘッド24に回動可能に支持されており、フレーム23はステアリングヘッド24から上部が後ろ下がりのタンクレールとエンジン25を懸架するダウンパイプとからなる。
【0012】
前記フレーム23後部のスイングアーム26には後輪21が軸支されるとともに、この後輪21上部を覆って後輪泥除け(リアフェンダー)6が設置される。
また、前記フレーム23のタンクレール上には、エンジン25の上方に位置して燃料タンク27が設けられ、燃料タンク27その後方には、後輪泥除け6の前部から上部にかけて2段のシート28が設けられる。
【0013】
前記後輪泥除け6は、後輪21の概略上半分の周縁部に側面視で重なっていて、全体が概略円弧形状を呈している。そして、前記後輪泥除け6の後面6rは上方を向く後ろ下がり傾斜のほぼ平坦に形成され、この後面6r上には、リアコンビネーションランプ30が締着固定される。
【0014】
リアコンビネーションランプ30の本体部分であるハウジング1は、後面が凹んだ概略容器状の合成樹脂製のものであって、前記凹んだ後面中央部が反射面2になるようにして成形するものであり、反射面2から、バルブ3を突出させて取付ける。そして、ハウジング1は、保持板4を用いて、クッション板5を介して、後輪泥除け6に、ボルトを用いて締着する。
【0015】
テールレンズ7は、前記ハウジング1の周縁部を残して前記反射面2とバルブ3とを含むほぼ全体をハウジング1に締着されるものである。このテールランプ7は赤色に着色し光を透過するように合成樹脂を用いて型成形するもので、上面中央に前下りにした個所を設け、ここにライセンスレンズ8を嵌込んで取付ける。従って、ライセンスレンズ8が前下りに取付けられる。
【0016】
ライセンスレンズ8の上側の前端左右に相当するテールレンズ7部分に水抜き孔9を穿設し、更にその前側のハウジング1の部分とハウジング1の下端に、水抜き孔10,11を設ける。テールレンズ7は、左右2本のビス12で、ハウジング1に締着する。
【0017】
後輪泥除け6の後面6rには、テールレンズ7の上側に位置して、ライセンスナンバーを取付けたライセンス保持板13が、立設するブラケット13aを介して取り付けられる。また、後輪泥除け6のテールレンズ7の下側には、左右に腕状に突出させて方向指示灯14を取付けた指示灯ボデー15を取付ける。指示灯ボデー15の中央後面には、リフレックスリフレクター16を取付けてある。
【0018】
上記説明した通り、本実施形態のリアーコンビネーションランプによれば、テールレンズ7の上面に取付けるライセンスレンズ8は、前下り傾斜にしてあるので、後側のライダーなどには、ライセンスレンズ8面が見えないようにできて、ライセンスレンズの白色光に眩惑されることがないようにできる。そして、テールレンズは、スライド型などを用いなくても、上下又は前後の抜き型を用いて成形できるようになって、成形型の型製作費用を安くでき、成形加工も短時間にできて量産化が図れてコストダウンができる。
【0019】
又、ライセンスレンズ8の上面の水は、埃と共に、ライセンスレンズ8前端上側のテールレンズ7に設けた水抜き孔9に流れ、更にハウジング1の水抜き孔10を通って、ハウジング1の反射面2の裏側を流れ落ち、ハウジング1の下端の水抜き孔11から外部に流れ落ちる。このため、ライセンスレンズ8に埃が付着してライセンスレンズ8が曇るのを防ぐことができる。
【0020】
テールレンズ7の水抜き孔9とハウジング1の上側の水抜き孔10は、ライセンスレンズ8の前端上側左右に相当する個所に設けてあるので、車がカーブ路を走行するときに、遠心力を利用して水を流し易い。又、駐車するときは、サイドスタンドで片側に若干傾けて駐車するので、駐車時に低くなる側だけに設けてもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明は上述のように構成したので、テールレンズの上面にライセンスレンズを前下り傾斜に取付けたので、白色光を発するライセンスレンズが、後側を走行してくるライダーなどから見えないようになり、テールレンズ上面にライセンスレンズを遮る庇を立設しなくてもよいようにできる。このため、テールレンズの成形型が簡単で安価になり、テールレンズの成形時間も短縮できて、コストダウンを図ることができる。
【0022】
又、ライセンスレンズ上面に溜ろうとする水や埃は、ライセンスレンズの前端上側の、テールレンズとハウジングに設けた水抜き孔から落すことができ、ライセンスレンズが、埃などの付着で曇るようなことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るリアーコンビネーションランプを示す縦断側面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るリアーコンビネーションランプを示す図3のX−X矢視断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るリアーコンビネーションランプを示す平面図である。
【図4】本発明の実施形態を示すテールレンズを半分破断した状態の背面図である。
【図5】本発明の実施形態に係るリアーコンビネーションランプの取付け状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施形態に係るリアーコンビネーションランプの一部分解斜視図である。
【図7】本発明の実施形態に係る二輪車の車両全体の側面図である。
【図8】従来例を示す斜視図である。
【図9】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング
2 反射面
7 テールレンズ
8 ライセンスレンズ
9 水抜き孔
10 水抜き孔
11 水抜き孔
30 リアーコンビネーションランプ
Claims (1)
- 後面中央部が凹んで反射面になるように概略容器状に形成されたハウジングにテールレンズが締着され、このテールレンズにライセンスレンズが一体的に形成される二輪車のコンビネーションランプにおいて、
テールレンズの上面に前下がりにしてライセンスレンズを嵌込むようにし、ライセンスレンズの前端上側からテールレンズとハウジングにハウジングの反射面裏側から下端に抜ける水抜き孔を設けたことを特徴とするリアーコンビネーションランプ。
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