JP3607151B2 - パチンコ機の球誘導樋 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機の裏面に配設される機構板に設けられた球タンクから球払出装置にパチンコ球を導くパチンコ機の球誘導樋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機は、遊技盤上に始動入賞口,可変表示装置,大入賞口等を配設し、始動入賞口に遊技球が入賞すると可変表示装置の図柄を変動させると共に、その停止時の表示によって特定遊技状態となり、大入賞口を開放して一気に多量の景品球を獲得するようにしたものが主流となっている。
【0003】
一方、パチンコ機の裏面には機構板が設けられ、該機構板のほぼ中央に窓部が開設され、該窓部から前記可変表示装置の後部を臨ませている。そして該機構板の上部にパチンコ球を貯留するための球タンクが装着され、この球タンクに連接してパチンコ球を整列して誘導する球誘導樋が設けられ、該球誘導樋の球供給通路の下流端には、屈曲誘導樋を介して所定数のパチンコ球を払出す球払出装置が接続されている。そして、払出信号によって球払出装置を作動させて所定数のパチンコ球を払出し、それに伴い球タンクの開口から球誘導樋にパチンコ球を流出していた。
【0004】
また、前記球供給通路の通路幅は、ほぼパチンコ球の径と等しい12mmで遊びがなく、パチンコ球が1列にまっすぐ並ぶようになっていた。さらに、前記球誘導樋の上流側には、前面壁を段状に膨出して補助通路部を形成し、球誘導樋の貯留量を増やすようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近のパチンコ機は、遊技内容が型にはまって新鮮味が失われていることから、可変表示装置を大型化し、遊技内容を興趣あるものにしようとしているが、該可変表示装置の後部が臨む窓部の大きさは、球タンクと球誘導樋の位置関係から限られており、大型化した可変表示装置を装着することは困難であった。また、球誘導樋を上方に移動させれば簡単に窓部を大きくできるように考えられるが、従来の球誘導樋の球供給通路は、通路幅が狭いため球誘導樋をパチンコ球が垂直面上に重なって流下する。このため球誘導樋を上方に移動させると球タンクの開口でパチンコ球の球圧により球詰りが起るという問題点があった。
【0006】
さらに、従来の球誘導樋にあっては、補助通路部と球供給通路との合流点で球詰りを起したり、球払出装置が高速でパチンコ球を払出すと、球供給通路のパチンコ球とパチンコ球の間に隙間ができ供給が追い付かなくなるという問題があった。
【0007】
また、球誘導樋を成形する際に、補助通路部の形状により金型が複雑となり、成形に時間がかかり、さらに球供給通路を形成するコアが薄いため、成形時にコアに圧力がかかり変形して、成形品にずれができ、金型のメンテナンスに多くの手間と費用がかかっていた。
【0008】
そこで本発明は、成形し易く球詰りすることなく、確実に球払出装置にパチンコ球を供給することができるようなパチンコ機の球誘導樋を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るパチンコ機の球誘導樋は、球タンクの開口から導き出されたパチンコ球を球払出装置に導くパチンコ機の球誘導樋において、前記球誘導樋は、後面壁と該後面壁と対向する前面壁と該前面壁とほぼ同じ高さの仕切壁により通路幅の異なる複数の球供給通路を形成し、前記球供給通路のそれぞれの通路幅をパチンコ球2個分より狭くパチンコ球が幅方向に移動し得る一定の通路幅としたことを特徴とする。
【0010】
また、前記球供給通路の通路幅を13mmからパチンコ球のほぼ2個半とするのが好ましい。
【0011】
前記球供給通路の上面を、拡開開放してパチンコ球が整列し易くするのが好ましい。
【0012】
前記球供給通路を仕切壁により複数設けると共に、該仕切壁を高くして互いの球供給通路のパチンコ球の干渉を受けないようにした。
【0013】
前記球供給通路の底壁を、短手方向のほぼ中央から断面山形に形成して、球供給通路上のパチンコ球が前後面壁側に寄るようにし、ジグザグ状に並び易いようにするのが好ましい。
【0014】
前記球供給通路の通路幅をパチンコ球の1.5個以上とすると共に、球供給通路の底壁の短手方向に段差を設けるのが好ましい。
【0015】
前記球供給通路に球圧を軽減する異傾の傾斜通路部を段状に設けるのがよく、該傾斜通路部は球誘導樋の終端に設けるのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る球誘導樋が装着されたパチンコ機の裏面図である。図において、1はパチンコ機の前面枠、2は前面枠1の後面に着脱自在に取付けられる遊技盤であって、該遊技盤2の裏面には入賞球集合カバー3が配設されており、該入賞球集合カバー3の裏面に基板ボックス4が装着されている。該基板ボックス4にはパチンコ機の遊技内容を制御するための回路基板が収納されている。
【0017】
5は遊技盤2の裏面に装着される機構板であり、合成樹脂によりほぼ方形状に形成されている。この機構板5のほぼ中央に、前記基板ボックス4および遊技盤2に設けられる可変表示装置6の後部を臨ませるための窓部7が開設されており、該窓部7の上方にはパチンコ球を貯留する球タンク8が取付けられる。また、球タンク8の下方にはパチンコ球を整列して導き出す球誘導樋9が設けられている。そして、該球誘導樋9の下流端は、屈曲誘導樋10を介して球払出装置11に接続されており、さらに球払出装置11の下方には、払出されたパチンコ球を前面枠1の前面の打球供給皿(図示せず)へ導くための排出樋12が形成される。また、窓部7の下方には入賞球集合部13に集められた入賞球を1個ずつ排出処理する入賞球排出処理装置14が設けられている。
【0018】
前記球タンク8は、上面が開放された方形状の箱型をしており、底壁15の短手方向のほぼ中央に、長さ方向全長に亘りパチンコ球が導出する開口16が開設されている。また、開口16を除く底壁15は、長手方向には傾斜しておらず、開口16に向って傾斜している。なお、開口16の短手方向の幅は詳しく後述する球誘導樋9と同じ幅(パチンコ球が2個並ばない20mm程度)として、開口16でパチンコ球が詰り難い幅にしている。なお、本実施の形態では開口16を球タンク8の長手方向全長に亘って設けるようにしたが、この実施の形態の球タンクに限られることなく、従来の球タンクの様に、底壁の傾斜下端に開口を設けるようにしたものでもよい。
【0019】
前記球誘導樋9は、図2ないし図5に示すように、機構板5に接する後面壁17と、該後面壁17に対向する前面壁18および底壁19とにより、パチンコ球を整列して導く球供給通路20が断面凹状に形成されており、パチンコ球が自然流下するように傾斜して取付けられる。
【0020】
しかして、前記球供給通路20の通路幅Wは、図3および図5に示すようにパチンコ球の球径より大きく、前記球タンク8の開口16とほぼ同じ約20mmの幅を有しており、パチンコ球が整列した際に、図3に示すようにパチンコ球がジグザグ状に並列可能になっている。そして終端側は、図4に示すように球供給通路20の傾斜角度と異なる傾きの大きい傾斜通路部21を設けて段状にしており、傾斜通路部21を流下するパチンコ球の球圧を減少して、整列しやすくしている。
【0021】
上記のように構成される球誘導樋9は、図3および図5に示すように補給経路から補給されるパチンコ球が貯留される球タンク8の下方に、後面壁17を機構板5に当てがってビス止め等の適宜手段によって固着される。そして、球タンク8に貯留されるパチンコ球は、底壁15の傾斜によって開口16から球誘導樋9に流出して、球供給通路20にジグザグ状に並び、さらにその隙間にパチンコ球が重なるように並ぶ。そして、傾斜通路部21によって球圧が弱められながら屈曲誘導樋10で1列に整列する。
【0022】
そして、球払出装置11が作動してパチンコ球が排出樋12に払出されると、球誘導樋9のパチンコ球は、図3に示すようにジグザグになりながら流出する。そして、球払出装置11がパチンコ球を高速で払出しても、球供給通路20にジグザグ状に並んでパチンコ球とパチンコ球の距離dが従来のパチンコ球1個分より短いために、パチンコ球とパチンコ球との間に隙間を生じることなく確実に球払出装置11に供給される。
【0023】
このように、球供給通路20の通路幅Wを球タンク8の開口16とほぼ同一にしてパチンコ球の球径より幅広にすることで、球誘導樋9を流下するパチンコ球は、例え球タンク8の全長に亘る開口16から導出するパチンコ球の球圧がかかって球詰りが起きそうになっても、球供給通路20の通路幅Wに遊びがあるため、球供給通路20を幅方向にパチンコ球が自由に動き、球圧を分散してバランスが崩れ、ひしめき合って球噛み,球詰りを起すこともなく、球タンク8のパチンコ球をスムーズかつ確実に球払出装置11に導くことができる。そして、同時に球誘導樋9のパチンコ球の貯留量を増やすことができる。
【0024】
また、球供給通路20の通路幅Wを球タンク8の開口16とほぼ同一に幅広くすることで、重なるパチンコ球の高さが低くなるため、球誘導樋9のパチンコ球の貯留量を減らすことなく球誘導樋9を上方に上げることができ、それに伴い窓部7を大きくすることができる。このため、パチンコ機の遊技内容が高度化し、可変表示装置6やその遊技内容を制御する回路基板が大きくなり、それに伴ってその回路基板を収納する基板ボックス4が大きくなっても十分に対応できる。なお、本実施の形態では球供給通路の通路幅Wを約20mmとして説明したが、パチンコ球がジグザグ状に並列可能な13mmからパチンコ球のほぼ2個半の範囲内であればよい。
【0025】
また図6は、球供給通路20の前面壁18を上方に向って拡開させ、底部より開放側が幅広の実施の形態を示し、球供給通路20上のパチンコ球が整列し易くなると共に、球誘導樋9の成形がし易くなる。
【0026】
図7は、前記球供給通路20の底壁19を短手方向のほぼ中央から断面山形に形成した実施の形態を示し、球供給通路20上のパチンコ球が常に前後面壁17,18側に寄るようにして、球供給通路20にパチンコ球がジグザグ状に並び易いようにしている。
【0027】
図8の球誘導樋9は、球供給通路20の底壁19の短手方向に段差dを設けた実施の形態を示し、球圧がかかっても水平方向だけでなく、上下方向にも分散されるため、よりスムーズに流下させることができる。なお、この実施の形態の通路幅Wは、パチンコ球の1.5個以上であるのが好ましい。
【0028】
図9および図10は、球供給通路を複数設けた球誘導樋を示したものである。球誘導樋9Aは、中央に形成された仕切壁22によって複数の球供給通路20a,20bを構成し、パチンコ球が二列になって流下するようになっている。該球供給通路20a,20bは、前記実施の形態と同様に通路幅Wがパチンコ球の球径より広く約20mmとしている。これによって、従来の複数の球供給通路を有する球誘導樋に比べて、通路幅Wを幅広にすることで仕切壁によって球詰りを起すことを防ぐことができる。
【0029】
また、図11ないし図13は、前記仕切壁22を球供給通路20a,20bの前面壁18と同じ高さとしており、それぞれの球供給通路20a,20bの互いのパチンコ球が干渉しないようにして、パチンコ球が球供給通路20a,20bを単独で流下しやすくできる。このとき、球タンク8の開口16幅も図13に示すように幅広となり、開口でパチンコ球の球圧により球詰りが起るという問題がなくなる。
【0030】
なお、上記した実施の形態では球誘導樋9Aの球供給通路20a,20bを同じ通路幅Wとして説明したが、球供給通路20a,20bのそれぞれに球払出装置11を設けて、球供給通路20a,20bのパチンコ球を独立して流す際に、該球払出装置11の回転速度または稼動頻度によって球供給通路の通路幅Wを変えてもよく、例えば図14に示すようによく払出される球供給通路20aの通路幅Wを20mmとし、他方の球供給通路20bの通路幅W1を14mmというように異ならせるようにすれば球誘導樋が嵩張らず無駄がなくなる。
【0031】
また、図15は、3条の球供給通路20a,20b,20cを有する球誘導樋9Bを示し、球供給通路20aの通路幅Wを20mmとし、球供給通路20b,20cは、下流に向って次第に高くなる仕切壁22aによって形成され、従来と同じパチンコ球1個分の通路幅としている。この球誘導樋9Bにおいては、球供給通路20aを幅広にすることで、従来のように補助通路を設ける必要もなくなり、形状が単純で成形も簡単にできる。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本発明においては、球誘導樋の球供給通路の通路幅を球タンクの開口幅とほぼ同一にすると共に、パチンコ球の球径よりも幅広にすることによって、パチンコ球がジグザグ状に並ぶことができ、重なっても幅方向に重なるため、従来に比べ低く重なり、球誘導樋を低く形成でき、球誘導樋を上方に移動させることができ、その結果基板ボックスや可変表示装置等を臨ませる窓部を大きく形成することができる。また、球タンクの開口に球圧がかかっても球誘導樋の通路幅にパチンコ球がジグザグ状に並ぶ遊びがあるため球圧が分散し、ひしめき合って球噛みが起きるような事態を確実に解消してパチンコ球をスムーズに流出させることができる。
【0033】
また、パチンコ球が球供給通路にジグザグ状に並ぶことができることにより、パチンコ球の貯留量も増え、球払出装置が高速でパチンコ球を払出しても、パチンコ球が途切れることなく確実に球払出装置に供給することができる。
【0034】
さらに、通路幅を幅広にすることで形状が単純にでき、成形がし易く、しかも金型のメンテナンスが少なくなる等多くの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の裏面図である。
【図2】本発明に係る球誘導樋の斜視図である。
【図3】機構板に取付けた状態の球誘導樋の平面図である。
【図4】図3の球誘導樋部分の正面断面図である。
【図5】図4の側断面図である。
【図6】他の実施の形態の球誘導樋の側断面図である。
【図7】他の実施の形態の球誘導樋の側断面図である。
【図8】他の実施の形態の球誘導樋の側断面図である。
【図9】他の実施の形態の球誘導樋部分の正面断面図である。
【図10】図9の球誘導樋を機構板に取付けた状態の平面図である。
【図11】他の実施の形態の球誘導樋の斜視図である。
【図12】図11の球誘導樋を機構板に取付けた状態の平面図である。
【図13】図12の側断面図である。
【図14】他の実施の形態の球誘導樋を機構板に取付けた状態の平面図である。
【図15】他の実施の形態の球誘導樋を機構板に取付けた状態の平面図である。
【符号の説明】
5 機構板
8 球タンク
9,9A,9B 球誘導樋
11 球払出装置
16 開口
19 底壁
20,20a,20b 球供給通路
21 傾斜通路部
22 仕切壁
W,W1 通路幅
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機の裏面に配設される機構板に設けられた球タンクから球払出装置にパチンコ球を導くパチンコ機の球誘導樋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のパチンコ機は、遊技盤上に始動入賞口,可変表示装置,大入賞口等を配設し、始動入賞口に遊技球が入賞すると可変表示装置の図柄を変動させると共に、その停止時の表示によって特定遊技状態となり、大入賞口を開放して一気に多量の景品球を獲得するようにしたものが主流となっている。
【0003】
一方、パチンコ機の裏面には機構板が設けられ、該機構板のほぼ中央に窓部が開設され、該窓部から前記可変表示装置の後部を臨ませている。そして該機構板の上部にパチンコ球を貯留するための球タンクが装着され、この球タンクに連接してパチンコ球を整列して誘導する球誘導樋が設けられ、該球誘導樋の球供給通路の下流端には、屈曲誘導樋を介して所定数のパチンコ球を払出す球払出装置が接続されている。そして、払出信号によって球払出装置を作動させて所定数のパチンコ球を払出し、それに伴い球タンクの開口から球誘導樋にパチンコ球を流出していた。
【0004】
また、前記球供給通路の通路幅は、ほぼパチンコ球の径と等しい12mmで遊びがなく、パチンコ球が1列にまっすぐ並ぶようになっていた。さらに、前記球誘導樋の上流側には、前面壁を段状に膨出して補助通路部を形成し、球誘導樋の貯留量を増やすようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近のパチンコ機は、遊技内容が型にはまって新鮮味が失われていることから、可変表示装置を大型化し、遊技内容を興趣あるものにしようとしているが、該可変表示装置の後部が臨む窓部の大きさは、球タンクと球誘導樋の位置関係から限られており、大型化した可変表示装置を装着することは困難であった。また、球誘導樋を上方に移動させれば簡単に窓部を大きくできるように考えられるが、従来の球誘導樋の球供給通路は、通路幅が狭いため球誘導樋をパチンコ球が垂直面上に重なって流下する。このため球誘導樋を上方に移動させると球タンクの開口でパチンコ球の球圧により球詰りが起るという問題点があった。
【0006】
さらに、従来の球誘導樋にあっては、補助通路部と球供給通路との合流点で球詰りを起したり、球払出装置が高速でパチンコ球を払出すと、球供給通路のパチンコ球とパチンコ球の間に隙間ができ供給が追い付かなくなるという問題があった。
【0007】
また、球誘導樋を成形する際に、補助通路部の形状により金型が複雑となり、成形に時間がかかり、さらに球供給通路を形成するコアが薄いため、成形時にコアに圧力がかかり変形して、成形品にずれができ、金型のメンテナンスに多くの手間と費用がかかっていた。
【0008】
そこで本発明は、成形し易く球詰りすることなく、確実に球払出装置にパチンコ球を供給することができるようなパチンコ機の球誘導樋を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係るパチンコ機の球誘導樋は、球タンクの開口から導き出されたパチンコ球を球払出装置に導くパチンコ機の球誘導樋において、前記球誘導樋は、後面壁と該後面壁と対向する前面壁と該前面壁とほぼ同じ高さの仕切壁により通路幅の異なる複数の球供給通路を形成し、前記球供給通路のそれぞれの通路幅をパチンコ球2個分より狭くパチンコ球が幅方向に移動し得る一定の通路幅としたことを特徴とする。
【0010】
また、前記球供給通路の通路幅を13mmからパチンコ球のほぼ2個半とするのが好ましい。
【0011】
前記球供給通路の上面を、拡開開放してパチンコ球が整列し易くするのが好ましい。
【0012】
前記球供給通路を仕切壁により複数設けると共に、該仕切壁を高くして互いの球供給通路のパチンコ球の干渉を受けないようにした。
【0013】
前記球供給通路の底壁を、短手方向のほぼ中央から断面山形に形成して、球供給通路上のパチンコ球が前後面壁側に寄るようにし、ジグザグ状に並び易いようにするのが好ましい。
【0014】
前記球供給通路の通路幅をパチンコ球の1.5個以上とすると共に、球供給通路の底壁の短手方向に段差を設けるのが好ましい。
【0015】
前記球供給通路に球圧を軽減する異傾の傾斜通路部を段状に設けるのがよく、該傾斜通路部は球誘導樋の終端に設けるのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る球誘導樋が装着されたパチンコ機の裏面図である。図において、1はパチンコ機の前面枠、2は前面枠1の後面に着脱自在に取付けられる遊技盤であって、該遊技盤2の裏面には入賞球集合カバー3が配設されており、該入賞球集合カバー3の裏面に基板ボックス4が装着されている。該基板ボックス4にはパチンコ機の遊技内容を制御するための回路基板が収納されている。
【0017】
5は遊技盤2の裏面に装着される機構板であり、合成樹脂によりほぼ方形状に形成されている。この機構板5のほぼ中央に、前記基板ボックス4および遊技盤2に設けられる可変表示装置6の後部を臨ませるための窓部7が開設されており、該窓部7の上方にはパチンコ球を貯留する球タンク8が取付けられる。また、球タンク8の下方にはパチンコ球を整列して導き出す球誘導樋9が設けられている。そして、該球誘導樋9の下流端は、屈曲誘導樋10を介して球払出装置11に接続されており、さらに球払出装置11の下方には、払出されたパチンコ球を前面枠1の前面の打球供給皿(図示せず)へ導くための排出樋12が形成される。また、窓部7の下方には入賞球集合部13に集められた入賞球を1個ずつ排出処理する入賞球排出処理装置14が設けられている。
【0018】
前記球タンク8は、上面が開放された方形状の箱型をしており、底壁15の短手方向のほぼ中央に、長さ方向全長に亘りパチンコ球が導出する開口16が開設されている。また、開口16を除く底壁15は、長手方向には傾斜しておらず、開口16に向って傾斜している。なお、開口16の短手方向の幅は詳しく後述する球誘導樋9と同じ幅(パチンコ球が2個並ばない20mm程度)として、開口16でパチンコ球が詰り難い幅にしている。なお、本実施の形態では開口16を球タンク8の長手方向全長に亘って設けるようにしたが、この実施の形態の球タンクに限られることなく、従来の球タンクの様に、底壁の傾斜下端に開口を設けるようにしたものでもよい。
【0019】
前記球誘導樋9は、図2ないし図5に示すように、機構板5に接する後面壁17と、該後面壁17に対向する前面壁18および底壁19とにより、パチンコ球を整列して導く球供給通路20が断面凹状に形成されており、パチンコ球が自然流下するように傾斜して取付けられる。
【0020】
しかして、前記球供給通路20の通路幅Wは、図3および図5に示すようにパチンコ球の球径より大きく、前記球タンク8の開口16とほぼ同じ約20mmの幅を有しており、パチンコ球が整列した際に、図3に示すようにパチンコ球がジグザグ状に並列可能になっている。そして終端側は、図4に示すように球供給通路20の傾斜角度と異なる傾きの大きい傾斜通路部21を設けて段状にしており、傾斜通路部21を流下するパチンコ球の球圧を減少して、整列しやすくしている。
【0021】
上記のように構成される球誘導樋9は、図3および図5に示すように補給経路から補給されるパチンコ球が貯留される球タンク8の下方に、後面壁17を機構板5に当てがってビス止め等の適宜手段によって固着される。そして、球タンク8に貯留されるパチンコ球は、底壁15の傾斜によって開口16から球誘導樋9に流出して、球供給通路20にジグザグ状に並び、さらにその隙間にパチンコ球が重なるように並ぶ。そして、傾斜通路部21によって球圧が弱められながら屈曲誘導樋10で1列に整列する。
【0022】
そして、球払出装置11が作動してパチンコ球が排出樋12に払出されると、球誘導樋9のパチンコ球は、図3に示すようにジグザグになりながら流出する。そして、球払出装置11がパチンコ球を高速で払出しても、球供給通路20にジグザグ状に並んでパチンコ球とパチンコ球の距離dが従来のパチンコ球1個分より短いために、パチンコ球とパチンコ球との間に隙間を生じることなく確実に球払出装置11に供給される。
【0023】
このように、球供給通路20の通路幅Wを球タンク8の開口16とほぼ同一にしてパチンコ球の球径より幅広にすることで、球誘導樋9を流下するパチンコ球は、例え球タンク8の全長に亘る開口16から導出するパチンコ球の球圧がかかって球詰りが起きそうになっても、球供給通路20の通路幅Wに遊びがあるため、球供給通路20を幅方向にパチンコ球が自由に動き、球圧を分散してバランスが崩れ、ひしめき合って球噛み,球詰りを起すこともなく、球タンク8のパチンコ球をスムーズかつ確実に球払出装置11に導くことができる。そして、同時に球誘導樋9のパチンコ球の貯留量を増やすことができる。
【0024】
また、球供給通路20の通路幅Wを球タンク8の開口16とほぼ同一に幅広くすることで、重なるパチンコ球の高さが低くなるため、球誘導樋9のパチンコ球の貯留量を減らすことなく球誘導樋9を上方に上げることができ、それに伴い窓部7を大きくすることができる。このため、パチンコ機の遊技内容が高度化し、可変表示装置6やその遊技内容を制御する回路基板が大きくなり、それに伴ってその回路基板を収納する基板ボックス4が大きくなっても十分に対応できる。なお、本実施の形態では球供給通路の通路幅Wを約20mmとして説明したが、パチンコ球がジグザグ状に並列可能な13mmからパチンコ球のほぼ2個半の範囲内であればよい。
【0025】
また図6は、球供給通路20の前面壁18を上方に向って拡開させ、底部より開放側が幅広の実施の形態を示し、球供給通路20上のパチンコ球が整列し易くなると共に、球誘導樋9の成形がし易くなる。
【0026】
図7は、前記球供給通路20の底壁19を短手方向のほぼ中央から断面山形に形成した実施の形態を示し、球供給通路20上のパチンコ球が常に前後面壁17,18側に寄るようにして、球供給通路20にパチンコ球がジグザグ状に並び易いようにしている。
【0027】
図8の球誘導樋9は、球供給通路20の底壁19の短手方向に段差dを設けた実施の形態を示し、球圧がかかっても水平方向だけでなく、上下方向にも分散されるため、よりスムーズに流下させることができる。なお、この実施の形態の通路幅Wは、パチンコ球の1.5個以上であるのが好ましい。
【0028】
図9および図10は、球供給通路を複数設けた球誘導樋を示したものである。球誘導樋9Aは、中央に形成された仕切壁22によって複数の球供給通路20a,20bを構成し、パチンコ球が二列になって流下するようになっている。該球供給通路20a,20bは、前記実施の形態と同様に通路幅Wがパチンコ球の球径より広く約20mmとしている。これによって、従来の複数の球供給通路を有する球誘導樋に比べて、通路幅Wを幅広にすることで仕切壁によって球詰りを起すことを防ぐことができる。
【0029】
また、図11ないし図13は、前記仕切壁22を球供給通路20a,20bの前面壁18と同じ高さとしており、それぞれの球供給通路20a,20bの互いのパチンコ球が干渉しないようにして、パチンコ球が球供給通路20a,20bを単独で流下しやすくできる。このとき、球タンク8の開口16幅も図13に示すように幅広となり、開口でパチンコ球の球圧により球詰りが起るという問題がなくなる。
【0030】
なお、上記した実施の形態では球誘導樋9Aの球供給通路20a,20bを同じ通路幅Wとして説明したが、球供給通路20a,20bのそれぞれに球払出装置11を設けて、球供給通路20a,20bのパチンコ球を独立して流す際に、該球払出装置11の回転速度または稼動頻度によって球供給通路の通路幅Wを変えてもよく、例えば図14に示すようによく払出される球供給通路20aの通路幅Wを20mmとし、他方の球供給通路20bの通路幅W1を14mmというように異ならせるようにすれば球誘導樋が嵩張らず無駄がなくなる。
【0031】
また、図15は、3条の球供給通路20a,20b,20cを有する球誘導樋9Bを示し、球供給通路20aの通路幅Wを20mmとし、球供給通路20b,20cは、下流に向って次第に高くなる仕切壁22aによって形成され、従来と同じパチンコ球1個分の通路幅としている。この球誘導樋9Bにおいては、球供給通路20aを幅広にすることで、従来のように補助通路を設ける必要もなくなり、形状が単純で成形も簡単にできる。
【0032】
【発明の効果】
以上、説明したところから明らかなように、本発明においては、球誘導樋の球供給通路の通路幅を球タンクの開口幅とほぼ同一にすると共に、パチンコ球の球径よりも幅広にすることによって、パチンコ球がジグザグ状に並ぶことができ、重なっても幅方向に重なるため、従来に比べ低く重なり、球誘導樋を低く形成でき、球誘導樋を上方に移動させることができ、その結果基板ボックスや可変表示装置等を臨ませる窓部を大きく形成することができる。また、球タンクの開口に球圧がかかっても球誘導樋の通路幅にパチンコ球がジグザグ状に並ぶ遊びがあるため球圧が分散し、ひしめき合って球噛みが起きるような事態を確実に解消してパチンコ球をスムーズに流出させることができる。
【0033】
また、パチンコ球が球供給通路にジグザグ状に並ぶことができることにより、パチンコ球の貯留量も増え、球払出装置が高速でパチンコ球を払出しても、パチンコ球が途切れることなく確実に球払出装置に供給することができる。
【0034】
さらに、通路幅を幅広にすることで形状が単純にでき、成形がし易く、しかも金型のメンテナンスが少なくなる等多くの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の裏面図である。
【図2】本発明に係る球誘導樋の斜視図である。
【図3】機構板に取付けた状態の球誘導樋の平面図である。
【図4】図3の球誘導樋部分の正面断面図である。
【図5】図4の側断面図である。
【図6】他の実施の形態の球誘導樋の側断面図である。
【図7】他の実施の形態の球誘導樋の側断面図である。
【図8】他の実施の形態の球誘導樋の側断面図である。
【図9】他の実施の形態の球誘導樋部分の正面断面図である。
【図10】図9の球誘導樋を機構板に取付けた状態の平面図である。
【図11】他の実施の形態の球誘導樋の斜視図である。
【図12】図11の球誘導樋を機構板に取付けた状態の平面図である。
【図13】図12の側断面図である。
【図14】他の実施の形態の球誘導樋を機構板に取付けた状態の平面図である。
【図15】他の実施の形態の球誘導樋を機構板に取付けた状態の平面図である。
【符号の説明】
5 機構板
8 球タンク
9,9A,9B 球誘導樋
11 球払出装置
16 開口
19 底壁
20,20a,20b 球供給通路
21 傾斜通路部
22 仕切壁
W,W1 通路幅
Claims (1)
- 球タンクの開口から導き出されたパチンコ球を球払出装置に導くパチンコ機の球誘導樋において、
前記球誘導樋は、後面壁と該後面壁と対向する前面壁と該前面壁とほぼ同じ高さの仕切壁により通路幅の異なる複数の球供給通路を形成し、前記球供給通路のそれぞれの通路幅をパチンコ球2個分より狭くパチンコ球が幅方向に移動し得る一定の通路幅としたことを特徴とするパチンコ機の球誘導樋。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (3)
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| JP33848398 | 1998-11-11 | ||
| JP2000011987A JP3607151B2 (ja) | 1998-11-11 | 2000-01-20 | パチンコ機の球誘導樋 |
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| JP10354353A Division JP2000202114A (ja) | 1998-11-11 | 1998-12-14 | パチンコ機の球誘導樋 |
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| JP3607151B2 true JP3607151B2 (ja) | 2005-01-05 |
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