JP3600504B2 - 電気かみそり - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は外刃枠と外刃ホルダーに特徴のある電気かみそりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種電気かみそりとして、例えば実開昭58−112283号公報にみられるものがある。
【0004】
本発明は、外刃枠と外刃ホルダーに改良を加えた電気かみそりを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、本体ケース(1)の上部に、モータ(44)の動力で駆動される内刃(2)とアーチ状の外刃(3)を備えた外刃枠(19)と、外刃枠(19)を支持する外刃ホルダー(17)とが設けてある電気かみそりであって、外刃ホルダー(17)を本体ケース(1)に装着した状態において、外刃枠(19)と内刃(2)とが共に上下動自在となっており、外刃枠(19)は左右枠部(19a)・(19b)と前後枠部(19c)・(19d)とから構成され、また、外刃ホルダー(17)は前後壁(17a)・(17b)と左右壁(17c)・(17d)とから構成されており、外刃ホルダー(17)の左右壁(17c)・(17d)に、外刃枠(19)の左右枠部(19a)・(19b)の上端の傾きを許容するU字状の切欠(23)が形成されることを特徴とする。
また、上記切欠23から臨む位置の、外刃枠19の左右枠部19a・19bに左右方向に突出する突起22が形成されることを特徴とする。
また、上記突起22の端面が切欠23に対して重なる位置まで突出していることを特徴とする。
また、上記突起22が切欠23の内壁に当接した状態で上下動が案内されていることを特徴とする。
また、上記突起(22)の断面が円形状であることを特徴とする。
また、上記内刃2の長手の軸方向の延長線上の位置に突起22を備えることを特徴とする。
また、上記外刃ホルダー17に対する外刃枠19の上下動規制は、外刃ホルダー17と外刃枠19との間に設けた規制手段によって行われ、さらに下方向規制に関しては、突起22と切欠23との接当係合作用によっても行うことを特徴とする。
また、上記突起22は、外刃枠19とは別部材で形成された板状のピースであることを特徴とする。
【0006】
【作用】
請求項1の構成によれば、外刃枠19が一方端側に多少傾いてもフロートできる。
請求項2の構成によれば、外刃枠19のフローティング変位量の確認を容易にできる。
請求項3の構成によれば、外刃枠19に形成される突起22が切欠23によって案内される。
請求項4の構成によれば、外刃枠19に形成される突起22が当接して切欠23に案内されることで、外刃枠19のフローティング時に、外刃枠19の前後ブレを可及的に防止できる。
請求項5の構成によれば、内刃2自体が外刃3の内面において外刃枠19に連れて上下動を呈していることを使用者に印象付けることができる。
請求項6の構成によれば、実際に見えない内刃2の変位量、変位したときの位置を容易に確認できる。
請求項7の構成によれば、外刃枠19の下方移動規制が確実となる。
請求項8の構成によれば、外刃ホルダー17に対する外刃枠19の取り付け作業を容易に行うことができる。
【0007】
【実施例】
本発明に係るロータリ式電気かみそりの一実施例を図面に基づき説明する。
図4において、この電気かみそりは、本体ケース1の上部にロータリ式の内刃2と網目状の外刃3からなる切断ヘッド4を備えた構造である。本体ケース1の底部には充電・交流両用タイプのプラグ6を備えている。
【0008】
図4および図5において、本体ケース1はプラスチック製の前後ケース1a・1bを突き合わせて上下の締付けねじ5で一体的に結合してなる。
図5および図12に示すように、前ケース1aの外面には化粧用の前パネル7を備え、また電源スイッチボタン9を図5に示す実線で示す下方待機位置(スイッチオフ位置)と、これより一段上のモータ起動位置(スイッチオン位置)とにわたって上下にスライド操作自在に装着する。そのスイッチボタン9は前ケース1aの内面沿いに配されるスイッチ板ばね10と一体的に連結され、その上下スライドによりスイッチ板ばね10が後述する回路基板11上の駆動回路の端子間を開閉する。
【0009】
一方、図5および図11に示すように、後ケース1bの外面には化粧用の後パネル13を備え、その上部にきわ剃りユニット14と、該ユニット14を支軸15まわりに突出使用姿勢と退入収納姿勢とに切換え操作する上下スライド式のきわ剃り操作ボタン16とを上下に配して備え付ける。
【0010】
図5および図13に示すように、後ケース1bの下部に形成した凸形などの一部112にロット番号、製造形式名、製造業者名等の表示を刻印や印刷等で付し、その一部112を後パネル13の下部に設けた窓部113から外方へ露出させる構造としてある。このように本体ケース1の後壁構造を後ケース1bと後パネル13で構成することにより、後パネル13が高価な材料で形成されていて、後ケース1bを修理、補修等で取り替える場合でも、その高価な後パネル13はそのまま使用できるし、また後パネル13がこれの表面にメッキ等が施される場合前記表示の刻印や印刷が不可能ないし困難となるが、こうした場合にも十分に対応できて有利である。
【0011】
図3および図5において、きわ剃り操作ボタン16には指かけ突部115を設けている。また、本体ケース1を把持したとき握り指(通常人差し指または中指)がかかる凹部116が、後パネル13の一部と下方スライド位置にあるきわ剃り操作ボタン16とにわたって正面視において楕円形状に形成されている。前記指かけ突部115は凹部116の楕円形状に沿うよう円弧状に形成されている。
【0012】
外刃3は本体ケース1の上部に対し外刃ホルダ17をもって着脱可能に装着される。
図19に示すように、外刃3は、外刃ホルダ17の内部において、内刃2に沿うアーチ状に曲げて外刃枠19に保持固定される。図17に示すように、その外刃枠19は相対向する左右枠部19a・19bと、左右枠部19a・19bの前側下部どうしおよび後側下部どうしをそれぞれつなぐ形の前後枠部19c・19dとからなる四角形枠状に形成される。そして、アーチ状の外刃3はこれの前後端3a・3bを外刃枠19の前後枠部19c・19dの各外面上に重ね、かつその前後枠部19c・19dから突設したカシメピン20にそれぞれ一体的にカシメ結合するとともに、その円弧状の左右端3c・3dを左右枠部19a・19bの各内面側に突設した円弧状の外刃受け段部21の円弧縁上でそれぞれ受止め支持する。
【0013】
このように外刃3はこれの四方端3a・3b・3c・3dを外刃枠19の四方枠部19c・19d・19a・19bにそれぞれ一体的に密接固定することにより、皮膚の押し付け力で局部的にたわみ変形することの少ない強い張り付け状態が得られる。
【0014】
そして、外刃3を張設した外刃枠19は、図17に示す前後左右壁17a・17b・17c・17dを有する四角形筒形状の外刃ホルダ17の下方からその内部に対し所定ストロークだけ上下動自在にはめ込まれ、このはめ込み後、円板状のピース22を外刃ホルダ17の左右壁17c・17dの各上端のU字状の切欠23から外刃枠19の左右枠部19a・19bの上端に設けた角穴24にはめ込んで両者を一体的に結合する(図18参照)。これによって、外刃枠19の左右枠部19a・19bから左右方向に突起が形成されることになる。また、突起を構成するピース22は、切欠23から臨む位置に配設されるので、この切欠23を目安とし外刃枠19のフローティング変位量の確認を容易に行うことができる。
【0015】
図18および図19において、外刃ホルダ17内における外刃3の上限移動規制は、外刃ホルダ17の内面に設けた3個の突起25と、これに対応して外刃枠19に設けた突起26との係合により行われる。その下限移動規制は外刃ホルダ17の内面に突設したピン27を外刃枠19の下端に設けた切欠29に係合することによって行われる。これら突起25、突起26、ピン27、切欠29が規制手段である。また図18に示すように、ピース22は切欠23に向けて張り出し形態となっており、すなわち、ピース22の端面が切欠23に対して重なる位置まで突出しているので、外刃枠19の下限移動規制は外刃ホルダ17の切欠23に対するピース22の接当係合作用でもっても行われる。これによって強い肌への押し当て時の外刃枠19の外れを確実に防止できる。また図2、図3に示すように、ピース22が切欠23内壁に近接した状態で上下動が案内されているので、外刃枠19のフローティング動作がスムーズになるとともに、外刃枠19の前後ブレを可及的に防止できる。
【0016】
ピース22は外刃枠19の左右枠部19a・19b側に取付けられ、外刃ホルダ17に対しては外刃枠19の上下動に追従して動くように組付けられる。この結果、例えば、ピース22を内刃2の端面形状と相似形の円形に形成しておけば、外刃3の押圧により外刃枠19が外刃ホルダ17に対して上下動するに伴い、側面視においてピース22が切欠23内で上下移動し、この動きが、あたかも内刃2自体が外刃3の内面においてそのような上下動を呈しているように使用者に印象を与えるのである。さらに、ピース22を内刃2の端面形状と相似形の円形に、かつ透明体で形成し、外刃枠19を透明にしておけば、内刃2の端面の回転状況、後述するギヤ59の回転状況、あるいはそのギヤ59とは別体に円板を並べる場合その円板の回転状況などを外部から見えてロータリ式電気かみそりの感じを外部に呈示することができる。
【0017】
上記外刃ホルダ17の後面には長毛やくせ毛を外刃3に導入案内するためのコーム30を取付けている。
外刃ホルダ17の前壁17aの下端には、図2に示すように前ケース1aの外面のスイッチボタン9より上方に設けた膨出部31の外形に合致する円弧形の切欠32を設け、外刃ホルダ17の後壁17bの下部には、図3に示すようにきわ剃りユニット14から逃げる角形の切欠33を設けることにより、外刃ホルダ17は前後非対称形状に形成することができる。したがって、この外刃ホルダ17はその前後を容易に見分けることができてこの装着に便利である。
外刃ホルダ17は前記切欠32を膨出部31に係合させることにより、外刃ホルダ17の左右方向のがたつき防止の手助けにもなる。
【0018】
外刃ホルダ17は前述したように本体ケース1の上部に対し着脱自在に取り付けられる。そのために、図6および図7に示すように、外刃ホルダ17はこれの左右壁17c・17dの各内面に後述するスリット37を跨いで凹部34を設け、本体ケース1の左右側上端にそれぞればね35を介して出没自在に装着した係合子36に前記凹部34を係合させることにより、外刃ホルダ17の装着状態が維持される。
外刃ホルダ17の左右壁17c・17dに設けた各スリット37には取外しボタン39をこれの上端部39aを支点にして内外方向に弾性変位自在に取付け、外刃ホルダ17の装着状態下でそのボタン39の下端部39bを指で押圧操作して係合子36を没入させると、外刃ホルダ17を本体ケース1の上部から上方へ抜き出すことができる。
【0019】
内刃2は、図14に示すように、シリンダ型でその周面に複数本のスパイラル状の切刃40を有し、かつ左右両端面の各中央から軸41を一体に突設している。
内刃2の駆動ユニット42は本体ケース1内に組み込まれる。その駆動ユニット42は、図11にその先組状態が示されるように、内刃2を回動自在に軸架する駆動シャーシ43と、駆動シャーシ43に搭載したモータ44、およびモータ44の回転を減速して内刃2に伝達する駆動伝達機構45とを一体的に組み合わせてなる。
【0020】
図14に示すように、駆動シャーシ43は、内刃2の軸41の左右端を受ける軸受46を各上端に備える左右シャーシ47・48と、左右シャーシ47・48の上端どうしを一体的に連結する上部シャーシ49と、左右シャーシ47・48の下端どうしを一体的に連結する底シャーシ50とからなり、これらは図4および図11に示すようにその全体が正面視四角形状の剛体構造となるよう一体的に組み立てられる。
底シャーシ50の下側にはモータ44がプラスチック製のモータホルダ51をもって一体的に取付けられる。この場合底シャーシ50に対しモータ44とモータホルダ51とは2本のビス52で共締めされる。
【0021】
駆動シャーシ43に搭載される駆動伝達機構45は、図6に示すように、モータ44の上端からモータホルダ51および底シャーシ50の上方へ突出する出力軸53に出力ギヤ54を固定し、底シャーシ50の上方の左右シャーシ47・48間に中間軸55を回転自在に支持し、該中間軸55の軸方向中央部に固定されたフェースギヤ56を前記出力ギヤ54と直交状に噛合させ、中間軸55の左端に固定されたギヤ57を左シャーシ47とギヤカバー47aとの間に収容した多段ギヤ58に噛合させている。
【0022】
図6において、左側の軸受46の外側には、内刃2の軸41の左端に固着したギヤ59とこれに噛合するギヤ60とを上下2個組み込むとともに、これら両ギヤ59・60を底開放形のギヤカバー61で覆い、ギヤカバー61の開放底に臨む下側のギヤ60を前記多段ギヤ58の最上段のギヤと噛合させる。したがって、モータ44の回転は中間軸55、多段ギヤ58、およびギヤ59・60を介して内刃2に伝達される。
【0023】
内刃2はこれの交換を可能にするために駆動ユニット42に対し着脱可能に装着される。そのために、図15にその先組み状態を示すように内刃2の左側の軸41の端に上記左側の軸受46およびギヤ59・60を一体的に備えるとともに、その軸受46から結合枠62を内刃2の下側に右方向へ一体に突設している。
【0024】
この内刃2を駆動ユニット42に装着するには、内刃2の右側の軸41を右側の軸受46に抜き差し自在に挿入するとともに、左側の軸受46を左シャーシ47の上端に着脱可能に結合する。このさい、内刃2の結合枠62の先端は、図10に示すように、上部シャーシ49の内面に沿って摺動させることで同図の二点鎖線で示すように右側の軸41を右側の軸受46内に挿入するとともに、上部シャーシ49の右側の軸受46の下側の結合穴63に挿入させる。
結合枠62の先端が結合孔63に挿入するときは、該先端が内刃外し板64のロック爪65のテーパに接当して該外し板64を一旦ばね66に抗して押し下げる。結合枠62の先端がロック爪65上を通過すると、内刃外し板64がばね66により自動的に上動し、ロック爪65が結合枠62の先端の内側に突入係合してロックする。また、図6に示すように左側の軸受46およびギヤカバー61が左シャーシ47のギヤカバー47aの上端に定置固定されることで、ギヤカバー61内のギヤ60が駆動伝達機構45の多段ギヤ58の最上段ギヤに噛合する状態が得られる。
【0025】
駆動ユニット42は、図11および図14に示すように、プラスチック製のモータホルダ51の左右端からそれぞれ上下方向のみに弾性変形自在な前後の薄肉の支持アーム67・68を左右方向に水平に片持ち状に一体に突設しており、左側の前後の支持アーム67・68の先端どうしは1本の前後向きの結合ピン69で一体に連結し、右側の前後の支持アーム67・68の各先端にはそれぞれ前後向きの結合ピン69をそれぞれ分離する形で独自に一体形成し、この分離型の各結合ピン69には鍔70を付けている。
【0026】
図11に示すように、外刃3を外刃ホルダ17ごと取り外して毛くず掃除をするときに内刃2が回転するのを防止するという安全目的のために、駆動ユニット42には、モータ44への給電を制御するマイクロスイッチ等からなるスイッチ組体71を仮止め状態に先組みする。
すなわち、図9に示すようにスイッチ組体71はこれのプラスチックケース72の前後面に取付穴73を有し、この取付穴73に右側の支持アーム67・68の結合ピン69・69をその前後からはめ込んで支持アーム67・68の弾性を利用して挟持することにより仮止め保持される。
このスイッチ組体71の仮止めは支持アーム67・68の弾性を利用して簡易に行える。またその支持アーム67・68の結合ピン69・69間での弾性挟持によりスイッチ組体71は確実に保持されるので、駆動ユニット42が本体ケース1に組み付けられるまでは駆動ユニット42から脱落するようなことがない。
【0027】
更に、駆動ユニット42には、モータ44の前後に配される、図11に示す回路基板11がモータ44およびスイッチ組体71とリード線を介して予め結線されることにより先組みされる。前側の回路基板11には2本のニカドなどの充電式の電池75がモータ44の左右に位置するよう搭載される。
図16に示すように、電池75はその両極に半田付けされた端子板76a・76bは曲げて、回路基板11上に装着される弾性変形自在な端子板77a・77bの切起し片79a・79bに挿入させて弾性係合接触させる。この接触状態は、前後ケース1a・1bを締付けねじ5で締め付けることにより後ケース1bの内面で電池75を回路基板11に対し押しつけ、これで電池75側の端子板76a・76bと回路基板11側の端子板77a・77bとを十分な接触圧で接触させることができる。
このように回路基板11に装着された電池75は、締付けねじ5を緩めて本体ケース1を分解し、端子板76a・76bを切起し片79a・79bから抜き出すことにより回路基板11から容易に外すことができ、その廃棄処分が簡単に行える。
【0028】
かくして、このように予め先組みされた駆動ユニット42は本体ケース1の前後ケース1a・1b間に組み込まれる。
このさい、駆動ユニット42は、図4および図5に示すように、左右シャーシ47・48の各上端が前後ケース1a・1bの上壁の左右のスリット90から上方へ突出するように、組み込まれる。図5および図9に示すように、各支持アーム67・68の結合ピン69の前後端は前後ケース1a・1bの各内壁に設けたボス92の穴92aに挿入固定する。
【0029】
これによりスイッチ組体71を挟持する結合ピン69・69は前後ケース1a・1bの両内壁間で前後移動規制され、さらにスイッチ組体71の挟持状態が前後ケース1a・1b間をねじ締め固定する、このねじ締め状態に応じてより一層強固に保持されるので、本体ケース1内でのスイッチ組体71の固定状態を確実なものにする。この場合、本体ケース1の内面側には、図7および図9に示すようにスイッチ組体71の前方移動規制用および上方移動規制用のリブ93・94を設けることがスイッチ組体71をより一層確実に位置決め固定するうえで好ましい。
なお、図6および図7に示すように、左右シャーシ47・48と各スリット90との間の隙間は、予め各シャーシ47・48に備えた撓み自在な毛侵入防止ゴム91で塞がれる。
【0030】
このように駆動ユニット42が組み込まれると、内刃2を含むこの駆動ユニット42全体が左右の支持アーム67の弾性変形を介して上下方向に浮動自在に支持される。また、図6および図7に示すように駆動シャーシ43の底側と本体ケース1側のばね受95との間に押上げばね96を介在させ、この押上げばね96で駆動ユニット42それ全体を常に上方へ押上げるよう弾性付勢して内刃2を外刃3の内面に密接させている。
図7に示すように、片方の押上げばね96は右シャーシ48より外側に配設して他方の押上げばね96(図6参照)との間隔距離をできる限り広く設定することにより駆動ユニット42が浮動時にこじれたり、傾くことなく安定よく浮動する。
【0031】
常態時には、図18の(A)に示すように外刃3は内刃2により押上げ作用を受けており、外刃3の両端に外刃枠19を介して一体的に結合されているピース22は外刃ホルダ17の切欠23から少し浮上がる状態を呈示し、同図の(B)に示すように肌圧で外刃3が押し下げられると前記ピース22は外刃ホルダ17の切欠23に近接ないし当接する。
スイッチ組体71の前後を挟持する結合ピン69・69は支持アーム67・68の固定端側にあるので、駆動ユニット42の浮動動作時に支持アーム67・68の弾性変形作用に支障を来すようなことはない。
【0032】
図7および図8において、上記スイッチ組体71について、外刃ホルダ17が本体ケース1に装着された常態時には、図7に示すようにそのホルダ17の下端で本体ケース1の一部から突出しているスイッチ操作ピース97がスイッチ組体71のプランジャ98を押し続け、このスイッチ組体71がモータ44への給電回路を閉じる。図8に示すように外刃ホルダ17を外すと、これによるスイッチ操作ピース97への押圧作用が解除され、前記給電回路が開くようになっている。したがって、清掃等の場合に外刃ホルダ17が外されると、内刃2が不用意に回転するようなことがなくて安全である。
【0033】
上記スイッチ操作ピース97の詳しい形状および動作について、外刃ホルダ17で押される被押圧片97aと、プランジャ98を押す押圧作動片97bとを「く」の字状に連結する形に形成し、押圧作動片97bの先端にテーパ100を設けている。一方、本体ケース1側に被押圧片97aの傾きに対応するテーパ99と前記テーパ100に対応するテーパ89を付けている。このスイッチ操作ピース97は、外刃ホルダ17で押されると、テーパ89・99を滑って下降し、プランジャ98を押し、外刃ホルダ17が本体ケース1から外されてこれによる押圧作用が解かれると、プランジャ98がこれの戻ばね(図示省略)により突出するに伴って元の位置に押し上げられる。
【0034】
図21において、本体ケース1の後面側に装着される上記きわ剃りユニット14はきわ剃りホルダ101に固定した固定くし刃102と可動くし刃103からなり、かつモータ出力を受け継いで可動くし刃103に伝動する係合子104を可動くし刃103に設けている。
きわ剃りユニット14はその刃先を下向きにして後ケース1bの外面に沿う収納姿勢(実線状態図)と、その刃先を前方へ突出させる使用姿勢(二点鎖線状態図)とにわたって支軸15まわりに回動自在に備えられる。その姿勢切換え操作は、後ケース1bの外面に上下スライド自在に備えたきわ剃り操作ボタン16と、該操作ボタン16ときわ剃りユニット14とを連結するきわ剃りレバー105とで行われる。
【0035】
一方、底シャーシ50の上側には振動子106を組み込む。この振動子106は、モータ44の回転をきわ剃りユニット14の可動くし刃103に伝達するもので、その後端に可動くし刃103側の係合子104に係合する爪部107を有し、かつその前後中間に出力軸53上の偏心カム109に嵌合する前後方向に長い形の孔110を有するとともに、前端をモータホルダ51の上面の前側に突設したピン111に回動自在に枢着する。
【0036】
しかるときは、この振動子106は偏心カム109の回転を受けてピン111を中心として揺振運動し、きわ剃りユニット14の突出使用姿勢では係合子104が振動子106の爪部107と係合することによって可動くし刃103に駆動力が伝達される。このさい、振動子106は底シャーシ50の上面とこの上面後側に設けた門形状の案内杆114(図14参照)との間に通されていて、その案内杆114のガイド作用により振動子106が上下方向にこじれることなく円滑に揺動する。また、振動子106の爪部107の揺動円弧軌跡をできる限り直線に近づけるためには振動子106の前後方向長さを本体ケース1の限られたスペース内でできる限り長くとることが望まれる。そこで、その振動子106の前端部は上記前ケース1aの前記膨出部31の内面側の凹部31a内に納めるようにすることが好ましい。
【0037】
本発明では、支持アーム67・68の先端どうし間で挟着保持するスイッチ組体71としては、上記した安全スイッチのほかに、たとえば、上記電源スイッチのスイッチ板ばね10と回路基板11上の端子とからなる電源スイッチをスイッチ組体で構成して、このスイッチ組体を支持アーム67・68の結合ピン69・69間で保持するようにすることもできる。
【0038】
また、スイッチ組体71を支持アーム67・68の先端どうし間で挟着保持する手段としては、図22の(A)(B)に示すようなものであってよい。そこでは、支持アーム67・68の各先端に設けたボス117を設け、この両ボス117の穴およびスイッチ組体71の取付穴73にこれらとは別体の結合ピン69を通すことにより該スイッチ組体71を仮止め保持する。しかる後該結合ピン69の両端を両ボス117共に、または結合ピン69の両端のみを前後ケース1a・1bの内壁のボス92の穴92aに嵌合させ、前後ケース1a・1bのねじ5による締付け力を利用してスイッチ組体71を強固に挟着保持している。
また、スイッチ操作ピース97の本体ケース1からの突出位置は本体ケース1の上記箇所以外の所であってもよく、要は外刃ホルダ17の下端や内壁などで押されるようにすることが必要である。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の構成によれば、外刃枠19が一方端側に多少傾いてもフロートできる。
請求項2の構成によれば、外刃枠19のフローティング変位量の確認を容易にできる。
請求項3の構成によれば、外刃枠19に形成される突起22が切欠23によって案内される。
請求項4の構成によれば、外刃枠19に形成される突起22が当接して切欠23に案内されることで、外刃枠19のフローティング時に、外刃枠19の前後ブレを可及的に防止できる。
請求項5の構成によれば、内刃2自体が外刃3の内面において外刃枠19に連れて上下動を呈していることを使用者に印象付けることができる。
請求項6の構成によれば、実際に見えない内刃2の変位量、変位したときの位置を容易に確認できる。
請求項7の構成によれば、外刃枠19の下方移動規制が確実となる。
請求項8の構成によれば、外刃ホルダー17に対する外刃枠19の取り付け作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】駆動部を概略的に示す側面図である。
【図2】前方から見た外観斜視図である。
【図3】後方から見た外観斜視図である。
【図4】全体の縦断正面図である。
【図5】全体の縦断側面図である。
【図6】左シャーシ部分の縦断正面図である。
【図7】右シャーシ部分の縦断正面図である。
【図8】安全スイッチ部分の正面図である。
【図9】安全スイッチ部分の側面図である。
【図10】内刃の装着途上の状態を示す断面図である。
【図11】全体の分解斜視図である。
【図12】前ケースの分解斜視図である。
【図13】後ケースの分解斜視図である。
【図14】駆動ユニットの分解斜視図である。
【図15】内刃の斜視図である。
【図16】(A)は回路基板と電池を分離した状態の斜視図、(B)は回路基板に電池を装着した状態の側面図である。
【図17】外刃の分解斜視図である。
【図18】(A)は外刃が内刃で押上げられている状態を示す縦断正面図、(B)は外刃が肌で押下げられている状態を示す縦断正面図である。
【図19】外刃が内刃で押上げられている状態を示す縦断側面図である。
【図20】外刃が肌で押下げられている状態を示す縦断側面図である。
【図21】きわ剃りユニットの駆動系および操作系を示す縦断側面図である。
【図22】(A)はスイッチ組体の他の保持手段を示す分解斜視図、(B)はその組付け状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 内刃
3 外刃
17 外刃ホルダー
19 外刃枠
22 突起
23 切欠
44 モータ
Claims (8)
- 本体ケース(1)の上部に、モータ(44)の動力で駆動される内刃(2)とアーチ状の外刃(3)を備えた外刃枠(19)と、外刃枠(19)を支持する外刃ホルダー(17)とが設けてある電気かみそりであって、外刃ホルダー(17)を本体ケース(1)に装着した状態において、外刃枠(19)と内刃(2)とが共に上下動自在となっており、外刃枠(19)は左右枠部(19a)・(19b)と前後枠部(19c)・(19d)とから構成され、また、外刃ホルダー(17)は前後壁(17a)・(17b)と左右壁(17c)・(17d)とから構成されており、外刃ホルダー(17)の左右壁(17c)・(17d)に、外刃枠(19)の左右枠部(19a)・(19b)の上端の傾きを許容するU字状の切欠(23)が形成されることを特徴とする電気かみそり。
- 上記切欠(23)から臨む位置の、外刃枠(19)の左右枠部(19a)・(19b)に左右方向に突出する突起(22)が形成されることを特徴とする請求項1に記載の電気かみそり。
- 上記突起(22)の端面が切欠(23)に対して重なる位置まで突出していることを特徴とする請求項2に記載の電気かみそり。
- 上記突起(22)が切欠(23)の内壁に当接した状態で上下動が案内されていることを特徴とする請求項3に記載の電気かみそり。
- 上記突起(22)の断面が円形状であることを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載の電気かみそり。
- 上記内刃(2)の長手の軸方向の延長線上の位置に突起(22)を備えることを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れかに記載の電気かみそり。
- 上記外刃ホルダー(17)に対する外刃枠(19)の上下動規制は、外刃ホルダー(17)と外刃枠(19)との間に設けた規制手段によって行われ、さらに下方向規制に関しては、突起(22)と切欠(23)との接当係合作用によっても行うことを特徴とする請求項3乃至請求項6の何れかに記載の電気かみそり。
- 上記突起(22)は、外刃枠(19)とは別部材で形成された板状のピースであることを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れかに記載の電気かみそり。
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| JP11781593A JP3467704B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | ロータリ式電気かみそり |
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Family Applications (1)
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2000
- 2000-04-20 JP JP2000119884A patent/JP3600504B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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