JP3599434B2 - 貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置 - Google Patents

貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、土木、建築用の資材等に用いられる貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置に関し、特に、コンクリート製品の外形を形成する外型枠の内部に貫通穴を形成する内型枠を組み合わせて、これら内型枠と外型枠との間の空間部にコンクリート材料を注入することにより貫通穴を有するコンクリート製品を製造する製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
土木、建築用の資材として用いられる貫通穴を有するコンクリート製品は、一般に、外形を形成する外型枠とこの外型枠の内部に貫通穴を形成する内型枠を組み合わせて、これら外型枠と内型枠との間の空間部にコンクリート材料を注入して製造されている。
【0003】
このような製造方法を用いてコンクリート製品の貫通穴を形成する場合、内型枠は、コンクリート材料が完全に凝固すると、コンクリート材料とともに凝固し、付着してしまうことから型抜きをすることが極めて困難となる。そのため、内型枠は、外型枠との間の空間部に注入されたコンクリート材料が完全に凝固する前に、外型枠から抜去操作される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような貫通穴を有するコンクリート製品の製造方法にあっては、内型枠を抜去操作するタイミングが要求される。例えば、コンクリート製品は、内型枠を抜去操作するタイミングが遅れた場合には、内型枠が、コンクリート材料とともに凝固し付着してしまうことから外型枠からの抜去操作を困難とさせ、また、一部が破損するといった問題点が生じる。一方、コンクリート製品は、内型枠を抜去操作するタイミングが早い場合には、貫通穴の精度が保持されないといった問題点が生じる。
【0005】
また、コンクリート製品の貫通穴の長さ寸法が長い場合には、内型枠には、いわゆる抜き勾配が設けられるために、形成された貫通穴の一方の端部と他方の端部との寸法が異なるといった問題点が生じる。
【0006】
そこで、このような問題点を解決するために、従来の貫通穴を有するコンクリート製品の製造方法においては、所定の穴径を有して外型枠に組み合わされた内型枠をそのままコンクリート製品の内部に残し、この内型枠によって貫通穴を構成するようにした鋼管及び紙製のボイド管等を使用した製造方法が提案されている。鋼管を利用した製造方法により形成されたコンクリート製品は、経時変化により貫通穴の構成部材である鉄製の内型枠が腐食してしまう。このため、コンクリート製品には、この貫通部分で強度劣化が生じ、或いは亀裂等が生じるといった問題点が発生することがあった。
【0007】
そこで、この問題を解決するため、内型枠には、銅材やステンレス材といった防錆性に優れた材料が用いられることが考慮される。しかしながら、このような内型枠は、コンクリート製品を極めて高価なものにするといった問題点を生じさせる。
【0008】
そこで、本発明は、貫通穴を有するコンクリート製品を精密かつ安価に製造する製造装置を提供することを目的に提案されたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成する本発明に係る貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置は、相対向する両側面部に開口する型抜孔が設けられたコンクリート製品の外型枠と、上記型抜孔から外型枠の内部に組み込まれてコンクリート製品に貫通穴を形成するコンクリート製品の内型枠とを備え、上記内型枠は、最内周部に設けられ内部に中空部を有する内周チューブ体と、上記内周チューブ体の中空部に気体を充填するバルブと、上記内周チューブ体に外接するように拡張、収斂自在に取り付けられる弾性体と、上記弾性体に外接するように取り付けられる外周部材とを有し、上記内型枠は、上記バルブにより上記内周チューブ体の中空部に充填する気体の圧力を調整することにより、外形寸法が調整されることを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係る貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置は、相対向する両側面部に開口する型抜孔が設けられたコンクリート製品の外型枠と、上記型抜孔から外型枠の内部に組み込まれてコンクリート製品に貫通穴を形成するコンクリート製品の内型枠とを備え、上記内型枠は、上記外型枠の両側面部に組み合わされる支持部材に両端が支持される芯部材と、一端部が上記芯部材に固定され、上記芯部材の周囲に断面渦巻状に巻き回されて形成され拡張、収斂自在に取り付けられる弾性を有する板状部材と、上記芯部材と一体に設けられ上記板状部材を回転させることで拡張、収斂自在に操作する操作部と、上記板状部材に外接するように取り付けられる外周部材とを有し、上記内型枠は、上記操作部により上記板状部材の回転の度合いを調整することにより、外形寸法が調整されることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る具体的な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。コンクリート製品製造装置1は、図1に示すように、長手方向の両側面に開口する貫通穴3を有する矩形形状のコンクリート製品2を製造する。
【0013】
コンクリート製品製造装置1は、図2に示すように、相対向する両側面部に開口する型抜孔6(6A,6B)を有する外型枠5と、型抜孔6から外型枠5の内部に組み込まれてコンクリート製品2に貫通穴3を形成する内型枠10とで構成される。
【0014】
外型枠5は、コンクリート製品2の外形形状と同一形状とされ、上方部が開放されてコンクリート材料の注入部5Aを構成した長箱状を呈して形成されている。この外型枠5は、通常、金属製又は木製のプリント合板、例えば鉄板、ベニヤ板等によって形成され、長手方向の相対向する側面部には、コンクリート製品2の貫通穴3の端部に対応する部位に、後述する内型枠10を挿入する型抜孔6がそれぞれ設けられている。
【0015】
内型枠10は、図3及び図4に示すように、最内周層に内部に中空部16を有する内周チューブ体15と、この内周チューブ体15の中空部16に気体を充填し、また、充填された気体を抜くためのバルブ18と、内周チューブ体15に外接するように組み込まれた拡張、収斂自在な弾性体20と、この弾性体20に外接するように取り付けられる外周部材25とにより3層構造に構成される。
【0016】
内周チューブ体15は、内型枠10の最内周層に取り付けられ、可撓性を有するシート素材により密閉された中空部16を有する略円筒状を呈して形成される。この内周チューブ体15は、具体的には、ゴム或いは可撓性を有する合成樹脂材料、例えばポリプロピレン(PP)やポリ塩化ビニル(PVC)等を材料として形成される。この内周チューブ体15には、中空部16に連通する周知のバルブ18が設けられており、このバルブ18を介して中空部16に空気等の気体を充填することにより略円筒状に膨らまされる。
【0017】
なお、内周チューブ体15の中空部16には、バルブ18を介して気体を充填する他、水等の液体を充填しても良い。
【0018】
弾性体20は、例えば鉄、銅、ステンレス、合成樹脂材料等の弾性金属材料で形成された長手方向の両側端を互いに重ね合わせるようにして円筒状に構成されている。弾性体20は、自然状態の直径が内周チューブ体15の直径よりもやや小とされることによって、内周チューブ体15をやや圧縮した状態で外周部に組み合わされている。そして、弾性体20は、内周チューブ体15の中空部16に気体が充填されると、膨張する内周チューブ体15に内側から押圧され拡張する。
【0019】
外周部材25は、内型枠10の最外周層に、上記弾性体20に外接するように取り付けられ、可撓性を有するシート素材により形成されている。この外周部材25は、外型枠5に注入されたコンクリート材料が直接外周面に接することから、内周チューブ体15のシート材に比べて耐摩耗性及び拡張、収斂性に優れる合成樹脂材料、例えばポリプロピレン(PP)やポリ塩化ビニル(PVC)等を材料にして形成される。そして、外周部材25は、内周チューブ体15に気体が充填されて弾性体20が拡張すると、この弾性体20を介して内側から押圧されて伸び広がる。
【0020】
このように構成された内型枠10は、内周チューブ体15の中空部16に所定の空気が充填された状態において、コンクリート製品2の貫通穴3の内径寸法と等しい外形となるように設計されている。したがって、内型枠10は、例えばコンクリート製品2の貫通穴3の内径寸法を100φとする場合には、膨張した状態の外径寸法が、100φとなる。
【0021】
貫通穴3を有するコンクリート製品2は、以上のように構成されたコンクリート製品製造装置1を用い、内周チューブ体15の中空部16にバルブ18を介して気体を充填することによって拡張された内型枠10と外型枠5との間の空間部30に、外型枠5の注入部5Aからコンクリート材料が注入される第1の工程と、コンクリート材料が凝固した後、バルブ18から内周チューブ体15の中空部16に充填された気体を抜いて収斂させた内型枠10を外型枠5の型抜孔6から抜去操作する第2の工程とによって形成される。
【0022】
まず、コンクリート製品製造装置1は、内周チューブ体15の中空部16に気体が充填されていない状態で、図2に示すように、内型枠10が型抜孔6から外型枠5の内部に配設される。そして、内型枠10は、内周チューブ15にバルブ18を介して中空部16に気体が充填されることによって、所定の外径まで膨らまされる。コンクリート製品製造装置1には、外型枠5内と気体が充填された内型枠10との間の空間部30に大きく開放された注入部5Aからコンクリート材料が注入される。この際、内型枠10内は、金属材料によって形成された弾性体20が内蔵されていることから全体の外径寸法が精密に保持される。
【0023】
内型枠10は、コンクリート材料が硬化した後、図5及び図6に示すように、バルブ18を介して内周チューブ体15の中空部16に充填された気体が抜かれることにより弾性体20の弾性力によって全体が収斂する。しかる後、内型枠10は、型抜孔6を介して外型枠5から抜去操作される。外型枠5には、空間部30内に両側面に開口された貫通穴3を有するコンクリート製品2が形成されて型抜きが行われる。
【0024】
以上のようにコンクリート製品製造装置1を用いて製造されたコンクリート製品2は、内型枠10に弾性体20が組み込まれて芯材を構成していることから、貫通穴3が全周に亘って内径寸法を高精度に保持されて形成される。
【0025】
また、コンクリート製品製造装置1は、外周部材25が耐摩耗性に優れたシート材によって形成されていることから、内型枠10を複数回使用することが可能とされ、貫通穴3を有するコンクリート製品2を安価に製造することを可能とする。さらに、コンクリート製品製造装置1は、高温室でコンクリート材料の硬化を促進するコンクリート製品の製造方法にも適用することができ、コンクリート製品2をさらに効率良く製造することができる。
【0026】
そして、コンクリート製品製造装置1は、内周チューブ体15の中空部16に充填する気体の圧力を調整をすることにより、コンクリート製品2の貫通穴3の内形寸法を任意にかつ高精度に設定することができる。
【0027】
なお、上述したコンクリート製品製造装置1においては、貫通穴3の内面に凹凸の無いコンクリート製品2を製造する場合において説明したが、例えば外周部材25の表面にに適宜の凹凸の形成された内型枠10を備えることにより、貫通穴3の表面に外周部材25の凹凸が転写されたコンクリート製品の製造も可能である。
【0028】
図7乃至図9に示した第2の実施の形態であるコンクリート製品製造装置40は、相対向する側面部47(47A,47B)に、内周チューブ体55の内部を貫通する芯部材59Aが嵌合される支持孔46を有する支持部材48が設けられた外型枠45と、コンクリート製品2の内部に貫通穴3を形成するための内型枠54とから構成され、この内型枠54の外型枠45からの型抜き操作を容易としたことを特徴としたものである。
【0029】
外型枠45は、コンクリート製品2の外形形状と同一形状とされ、上方部が開口されてコンクリート材料の注入部45Aを構成した長箱状を呈して形成されている。この外型枠45は、通常、金属製又は木製のプリント合板、例えば鉄板、ベニヤ板等によって形成され、長手方向の相対向する側面部47には、コンクリート製品2の貫通穴3の端部に対応する部位に、後述する内型枠54を挿入する型抜孔46(46A,46B)がそれぞれ設けられている。また、外型枠45の相対向する側面部47には、後述する内型枠54の中心を通貫する芯部材59Aを支持するための支持部材48(48A、48B)が設けられている。
【0030】
この支持部材48は、図9に示すように、外型枠45の両側面部47に設けられた型抜孔46を閉塞するように外型枠45の両側面部47側を開口部とする断面略コ字状に形成されている。支持部材48の平面部には、内型枠54の芯部材59Aを支持するため支持孔49が設けられている。また、支持部材48の外周には、フランジ部51が設けられている。このフランジ部51は、外型枠45の両側面部47に突き合わされ、複数の掛止ビス52によって支持部材48を外型枠45に掛け止められている。そして、支持部材48は、内型枠54に通貫される芯部材59Aを支持部材48の支持孔49に嵌合させることにより、内型枠54を外型枠45の穴抜孔46の所定の位置に取り付ける。
【0031】
内型枠55は、最内周層に内部に中空部56を有する内周チューブ体と、この内周チューブ体55の中空部56に気体を充填し、また、充填された気体を抜くためのバルブ58と、支持部材48の支持孔49に嵌合され中空部56を有する内周チューブ体55を通貫する芯部材59Aと、内周チューブ体55に外接するようにして組み合わされた拡張、収斂自在な弾性体60と、最外周部に弾性体60と外接するように取り付けられる外周部材65とにより3層構造に構成される。
【0032】
内周チューブ体55は、内型枠54の最内周層に取り付けられ、可撓性を有するシート素材により密閉された中空部56を有する略円筒状を呈して形成される。この内周チューブ体55は、具体的には、ゴム或いは可撓性を有する合成樹脂材料、例えばポリプロピレン(PP)やポリ塩化ビニル(PVC)等を材料として形成される。この内周チューブ体55には、中空部56に連通する周知のバルブ58が設けられており、このバルブ58を介して中空部56に空気等の気体を充填することにより略円筒状に膨らまされる。
【0033】
なお、内周チューブ体55の中空部56には、バルブ58を介して気体を充填する場合の他、水等の液体を充填する場合であっても良い。
【0034】
また、内周チューブ体55の断面略中心には、内周チューブ体55の断面略中心に設けられた嵌合穴59Bに芯部材59Aが貫通されている。この芯部材59Aは、鉄等の材料により形成されている。この芯部材59Aは、内周チューブ体55にバルブ58を介して気体が充填された際の圧力によって嵌合穴59Bに固定される。そして、この芯部材59Aは、上記外型枠45に取り付けられる支持部材48に設けられた支持孔49に嵌合させることにより、内型枠54を穴抜孔46の所定の位置に取り付けられる。
【0035】
なお、芯部材59Aは、上述の通り内周チューブ体55にバルブ58を介して気体が充填された際の圧力によって固定することもできる他、嵌合穴59Bに接着剤等により接着固定することも可能である。
【0036】
弾性体60は、例えば、鉄、銅、ステンレス、合成樹脂材料等の弾性金属材料で形成され、長手方向の両側端を互いに重ね合わせるようにして円筒状に構成されている。弾性体60は、自然状態の直径が内周チューブ体55の直径よりもやや小とされることによって、内周チューブ体55をやや圧縮した状態で外周部に組み合わされている。そして、弾性体60は、内周チューブ体55の中空部56に気体が充填されると、膨張する内周チューブ体55に内側から押圧されて拡張する。
【0037】
外周部材65は、内型枠54の最外周層に、上記弾性体60に外接するように取り付けられ、可撓性を有するシート素材により形成されている。この外周部材65は、外型枠45に注入されたコンクリート材料が直接外周面に接することから、内周チューブ体55のシート材に比べ耐摩耗性及び膨張、収斂性に優れる合成樹脂材料、例えばポリプロピレン(PP)やポリ塩化ビニル(PVC)等を材料にして形成される。そして、外周部材65は、内周チューブ体55に気体が充填されて弾性体60が拡張すると、この弾性体60を介して内側から押圧されて伸び広がる。
【0038】
このように構成された内型枠54は、内周チューブ体55の中空部56に所定の気体が充填された状態において、コンクリート製品2の貫通穴3の内径寸法と等しい外径となるように設計されている。
【0039】
貫通穴3を有するコンクリート製品2は、以上のように構成されたコンクリート製品製造装置40を用い、内周チューブ体55の中空部56にバルブ58を介して気体が充填された内型枠54と外型枠45との間の空間部70に外型枠45の注入部45Aからコンクリート材料が注入される第1の工程と、コンクリート材料が凝固した後、バルブ58から内周チューブ体55の中空部56に充填された気体を抜き、収縮した内型枠54を芯部材59Aを用いて、外型枠45の型抜孔46から抜去操作する第2の工程とによって成形される。
【0040】
まず、コンクリート製品製造装置1は、内周チューブ体55の中空部56に内周チューブ体55内に気体が充填されていない状態で、内型枠54が型抜孔46から外型枠45の内部に配設される。この際、内型枠54は、上記内周チューブ体55に通貫された芯部材59Aを外型枠45の支持部材48に設けられた支持孔49に嵌合させることにより所定の位置に配設される。また、内型枠54は、支持部材48の支持孔49に内型枠54側の芯部材59Aを嵌合させ、複数の掛止ビス52により外型枠に芯部材59Aが嵌合された支持部材48を掛け止めることにより固定される。そして、内型枠54は、内周チューブ体55にバルブ58を介して内周チューブ体55内に気体が充填されることによって、所定の外径まで膨らまされる。コンクリート製品製造装置40には、外型枠45内と気体が充填された内型枠54との間の空間部70に大きく開放された注入部45Aからコンクリート材料が注入される。この際、内型枠54内は、金属材料によって形成された弾性体60が内蔵されていることから全体の外径が精密に保持される。
【0041】
内型枠54は、コンクリート材料が硬化した後、内周チューブ体55の中空部56に充填された気体がバルブ58を介して抜かれることにより弾性体60の弾性力によって全体が収縮する。しかる後、内型枠54は、型抜孔46を介して外型枠45を取り外し、内型枠54に通貫された芯部材59Aを用いて収縮した内型枠54を抜去操作される。この際、外型枠45に固定された支持部材48は、外型枠45に支持部材48を固定する掛止ビス52を取り外すことにより、取り外される。これにより、内型枠54は、コンクリート材料が凝固した後、芯部材59Aを用いて抜去操作することができ外型枠45から容易に取り外される。
【0042】
以上のようにコンクリート製品製造装置40を用いて製造されたコンクリート製品2は、内型枠54に弾性体60が組み込まれて芯材を構成していることから、貫通穴3が全周に亘って内径寸法を高精度に保持されて形成される。
【0043】
コンクリート製品製造装置40は、外周部材65が耐摩耗性に優れたシート材によって形成されていることから、内型枠54を複数回使用することが可能とされ、コンクリート製品2を安価に製造することを可能とする。さらに、コンクリート製品製造装置40は、高温室でコンクリート材料の硬化を促進するコンクリート製品2の製造方法がにも適用することができ、コンクリート製品2をさらに効率良く製造することができる。
【0044】
コンクリート製品製造装置40は、内周チューブ体55の中空部56に充填する気体の圧力を調整することにより、コンクリート製品2の貫通穴3の内形寸法を任意にかつ高精度に設定することができる。
【0045】
なお、上述したコンクリート製品製造装置40においては、貫通穴3の内面に凹凸の無いコンクリート製品2を製造する場合において説明したが、例えば外周部材65の表面にに適宜の凹凸の形成された内型枠54を備えることにより、貫通穴3の表面に外周部材65の凹凸が転写されたコンクリート製品の製造も可能である。
【0046】
図10乃至図13示す第3の実施の形態であるコンクリート製品製造装置80は、相対向する側面部87(87A,87B)に内型枠95を貫通する操作部101を設けた芯部材100が嵌合される支持孔89(89A,89B)を有する支持部材88が設けられた外型枠85と、コンクリート製品2の内部に貫通穴3を形成するための内型枠95とから構成される。そして、コンクリート製品製造装置80は、内型枠95に内周部に拡張、収斂自在に取り付けられ断面略渦巻状の弾性体97と、この弾性体97に操作部101を設けた芯部材100を取り付けたことにより、内型型の構造を容易にし、外型枠85からの型抜き操作を容易にしたものである。
【0047】
外型枠85は、コンクリート製品2の外型形状とほぼ同一形状とされ、上方部が開口されてコンクリート材料の注入部85Aを構成した長箱状を呈して形成されている。この外型枠85は、通常、金属製又は木製のプリント合板、例えば鉄板、ベニヤ板等によって形成され、長手方向の相対向する側面部87には、コンクリート製品2の貫通穴3の端部に対応する部位に、後述する内型枠95を挿入する型抜孔86(86A,86B)がそれぞれ設けられている。また、外型枠85の相対向する側面部87には、後述する内型枠95の中心を貫通する操作部101を有する芯部材100を支持するための支持部材88(88A,88B)が設けられている。
【0048】
この支持部材88は、外型枠85の両側面部87に設けられた型抜孔86を閉塞するように外型枠85の両側面部87側を開口部とする断面略コ字状に形成されている。支持部材88の平面部には、内型枠95の芯部材100を支持するための支持孔89が設けられている。また、支持部材88の外周には、フランジ部91が設けられている。このフランジ部91は、第2の実施の形態で説明したと同様に、外型枠85に突き合わされ外型枠85の両側面部87に突き合わされ複数の掛止ビス92によって支持部材88を外型枠85に掛け止められている。そして、支持部材88は、内型枠95に貫通される芯部材100を支持部材88の支持孔89に嵌合させることにより、内型枠95を外型枠85の所定の位置に取り付ける。さらには、この支持部材88の平面部には、後述する芯部材100の操作部101を駐止させるためのクランプ部90が支持部材88と一体に立設されている。このクランプ部90は、後述する芯部材100の操作部101とを掛け止めることにより、内型枠95の外型寸法を一定に維持する。
【0049】
内型枠95は、内周層に拡張、収斂自在に取り付けられる弾性体と、この弾性体の内部を貫通し拡張、収斂自在に操作する操作部101を設けるとともに、外型枠85の両側面部87に組み合わされる支持部材88に両端が支持される芯部材100と、この弾性体に外接するように取り付けられる外周部材110とから構成される。
【0050】
弾性体97は、図11に示すように、内型枠95の内周層に取り付けられ、例えば鉄、銅、ステンレス、合成樹脂材料等の弾性金属材料で形成され、方形の板状部材を断面略渦巻の略円筒状にすることにより形成されている。この弾性体は、左方向に渦巻状に巻かれ、図12に示すように、自然状態の直径が後述する外周部材110によりやや収縮された状態で外周部材110内に組み込まれている。また、弾性体の断面略中心側の端部には、弾性体を形成する金属板の短辺方向に後述する芯部材100が複数のビス102により固定されている。そして、この弾性体97は、芯部材100が芯部材100の操作部により回転されることにより、拡張、収斂する。
【0051】
弾性体97に固定される芯部材100は、鉄芯等により形成され、弾性体の断面略中心側の端部に複数のビス102より固定される。また、この芯部材100の一方の端部には、操作部101が設けられている。この操作部101は、内型枠95が外型枠85に装着された状態で、外型枠85の支持孔89から露呈した部位に設けられており、クランク状を呈して形成されている。そして、弾性体97は、図13に示すように、芯部材100の操作部101を左方向に回転させることにより拡張する。一方、弾性体97は、図12に示すように、芯部材100の操作部101を左方向に回転させることにより収斂する。
【0052】
なお、上記弾性体97は、左方向に渦巻状に巻かれた状態にあるものについて説明したが、右方向に渦巻状に巻かれた状態にあるものであっても良い。
【0053】
外周部材110は、内型枠95の外周層に、上記弾性体に外接するように取り付けられ、可撓性を有するシート素材により形成されている。この外周部材110は、外型枠85に注入されたコンクリート材料が直接外周面に接することから、耐摩耗性及び膨張、収斂性に優れる合成樹脂材料、例えばポリプロピレン(PP)やポリ塩化ビニル(PVC)等を材料にして形成される。そして、この外周部材110は、弾性体97が左方向に回転操作され拡張すると、この拡張した弾性体97を介して押圧され伸び広がる。
【0054】
このように構成された内型枠95は、芯部材100の操作部101により弾性体97を介して拡張した状態において、コンクリート製品2の貫通穴3の内型寸法と等しい外径となるように設計されている。
【0055】
貫通穴3を有するコンクリート製品2は、以上のように構成されたコンクリート製品製造装置80を用いて、芯部材100の操作部101により膨張した状態にされた内型枠95と外型枠85との間の空間部にコンクリート材料を注入する第1の工程と、コンクリート材料が凝固した後、拡張した弾性体97を芯部材100の操作部101により収斂させ、収縮した内型枠95を外型枠85から抜去する第2の工程とによって成形される。
【0056】
まず、コンクリート製品製造装置80は、弾性体97が収斂された状態で、内型枠95が型抜孔86から外型枠85の内部に配設される。この際、内型枠95は、上記弾性体97に取り付けられた芯部材100を外型枠85の支持部材88の支持孔89に嵌合されることにより所定の位置に配設される。また、内型枠95は、支持部材88の支持孔89に内型枠95側の芯部材100を嵌合された支持部材88を掛け止めることにより固定される。そして、内型枠95は、弾性体97が芯部材100の操作部101を介して左方向に回転され拡張されることによって、図13に示すように、所定の外径まで膨らまされる。コンクリート製品製造装置80には、外型枠85内と気体が充填された内型枠95との間の空間部120に大きく開放された注入部からコンクリート材料が注入される。この際、内型枠95内は、金属材料等によって形成された弾性体が内蔵され、また、芯部材100の操作部101が支持部材88に一体に立設されたクランプ部90により駐止されることにより、全体の外径が精密に保持される。
【0057】
内径枠は、コンクリート材料が硬化した後、弾性体97が芯部材100の操作部101を介して右方向に回転され収斂されることによって全体が収縮する。しかる後、内型枠95は、型抜孔86を介して弾性体97に取り付けられた芯部材100を用いて収縮した内型枠95を抜去操作される。この際、外型枠85に固定された支持部材88は、外型枠85に支持部材88を固定する掛止ビス92を取り外すことにより、取り外される。
【0058】
以上のように構成されたコンクリート製品製造装置80を用いて製造された貫通穴3を有するコンクリート製品2は、内型枠95に弾性体が組み込まれて芯部材100を構成していることから、貫通穴3が全周に亘って内径寸法を高精度に保持されて形成される。
【0059】
コンクリート製品製造装置80は、外周部材110が耐摩耗性に優れたシート材によって形成されていることから、内型枠95を複数回使用することが可能とされ、コンクリート製品2を安価に製造することを可能とする。さらに、コンクリート製品製造装置80は、高温室でコンクリート材料の硬化を促進するコンクリート製品2の製造方法がにも適用することができ、コンクリート製品2をさらに効率良く製造することができる。また、内型枠95には、弾性体97に取り付けられた操作部101を有する芯部材100が取り付けてあることから、内型枠95を回転操作が容易となり、また、コンクリート材料が凝固した後の抜去操作が容易となる。
【0060】
コンクリート製品製造装置80は、弾性体97の回転の度合いを調整することにより、コンクリート製品2の貫通穴3の内形寸法を任意にかつ高精度に設定することができる。
【0061】
なお、上述したコンクリート製品製造装置80においては、貫通穴3の内面に凹凸の無いコンクリート製品2を製造する場合において説明したが、例えば外周部材110の表面にに適宜の凹凸の形成された内型枠95を備えることにより、貫通穴3の表面に外周部材110の凹凸が転写されたコンクリート製品の製造も可能である。
【0062】
また、以上のように貫通穴3を有するコンクリート製品2のコンクリート製品製造装置は、外形略矩形体形をした貫通穴3を有するコンクリート製品2の製造について説明したが、以上のような実施の形態に限定されるものでなく、例えば、コンクリートブロック等貫通穴を有するすべてのコンクリート製品について適用される。
【0063】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明に係る貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置によれば、貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置は、内型枠に弾性体が組み込まれて芯材を構成していることから、貫通穴が全周に亘って内径寸法が高精度に保持されて形成される。また、貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置によれば、内型枠は、複数回使用することが可能とされ、コンクリート製品を安価に製造することを可能とする。さらには、以上のような貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置によれば、高温室でコンクリート材料を硬化を促進するコンクリート製品の製造方法に適用することもでき、コンクリート製品をさらに効率よく製造することができる。さらにまた、内型枠には、断面略中心に芯部材が通貫されていることから、コンクリート材料が凝固した後、芯部材を用いて抜去操作することができ、外型枠から容易に取り外すことができる。そして、貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置は、内周チューブ体の中空部に充填する気体の圧力を調整することにより、コンクリート製品の貫通穴の内形寸法を高精度に設定することができる。
また、本発明に係る貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置によれば、貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置は、内型枠に一端部が芯部材に固定され断面渦巻状に巻き回されて形成された弾性を有する板状部材が組み込まれて芯材を構成していることから、貫通穴が全周に亘って内径寸法が高精度に保持されて形成される。また、貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置によれば、内型枠は、複数回使用することが可能とされ、コンクリート製品を安価に製造することを可能とする。さらには、以上のような貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置によれば、高温室でコンクリート材料を硬化を促進するコンクリート製品の製造方法に適用することもでき、コンクリート製品をさらに効率よく製造することができる。そして、貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置は、操作部により弾性を有する板状部材の回転の度合いを調整することにより、コンクリート製品の貫通穴の内形寸法を高精度に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリート製品の斜視図である。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態を示すコンクリート製品製造装置の斜視図である。
【図3】同コンクリート製品製造装置の内型枠の斜視図である。
【図4】同コンクリート製品製造装置の内型枠の拡張した状態の横断面図である。
【図5】同コンクリート製品製造装置の内型枠の自然状態の横断面図である。
【図6】コンクリート製品が製造された状態のコンクリート製品製造装置の斜視図である。
【図7】本発明に係る第2の実施の形態を示すコンクリート製品製造装置の要部縦断面図である。
【図8】同コンクリート製品製造装置の内型枠を収斂させた状態の要部縦断面図である。
【図9】同コンクリート製品製造装置の外型枠に取り付ける支持部材の取付け状態を示す要部斜視図である。
【図10】本発明に係る第3の実施の形態を示すコンクリート製品製造装置の要部縦断面図である。
【図11】同コンクリート製品製造装置の弾性体の斜視図である。
【図12】同コンクリート製品製造装置の内型枠の自然状態の横断面図である。
【図13】同コンクリート製品製造装置の内型枠の拡張した状態の横断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート製品製造装置
2 コンクリート製品
3 貫通穴
5 外型枠
6 穴抜孔
10 内型枠
15 内周チューブ体
16 中空部
18 バルブ
20 弾性体
25 外周部材
30 空間部

Claims (3)

  1. 相対向する両側面部に開口する型抜孔が設けられたコンクリート製品の外型枠と、
    上記型抜孔から外型枠の内部に組み込まれてコンクリート製品に貫通穴を形成するコンクリート製品の内型枠とを備え
    上記内型枠は、最内周部に設けられ内部に中空部を有する内周チューブ体と、上記内周チューブ体の中空部に気体を充填するバルブと、上記内周チューブ体に外接するように拡張、収斂自在に取り付けられる弾性体と、上記弾性体に外接するように取り付けられる外周部材とを有し
    上記内型枠は、上記バルブにより上記内周チューブ体の中空部に充填する気体の圧力を調整することにより、外形寸法が調整されることを特徴とする貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置。
  2. 上記内型枠上記内周チューブ体の内部を貫通するとともに上記外型枠の両側面部に組み合わされる支持部材に両端が支持される芯部材を有することを特徴とする請求項1に記載の貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置。
  3. 相対向する両側面部に開口する型抜孔が設けられたコンクリート製品の外型枠と、
    上記型抜孔から外型枠の内部に組み込まれてコンクリート製品に貫通穴を形成するコンクリート製品の内型枠とを備え
    上記内型枠は、上記外型枠の両側面部に組み合わされる支持部材に両端が支持される芯部材と、一端部が上記芯部材に固定され、上記芯部材の周囲に断面渦巻状に巻き回されて形成され拡張、収斂自在に取り付けられる弾性を有する板状部材と、上記芯部材と一体に設けられ上記板状部材を回転させることで拡張、収斂自在に操作する操作部と、上記板状部材に外接するように取り付けられる外周部材とを有し、
    上記内型枠は、上記操作部により上記板状部材の回転の度合いを調整することにより、外形寸法が調整されることを特徴とする貫通穴を有するコンクリート製品の製造装置。
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