JP3598369B2 - シリカ原料の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種ケイ素化合物、例えば含ケイ素セラミックスの製造用原料として好適なシリカ原料をもみ殻から製造するための新規な方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
農産廃棄物であるもみ殻中には、リグニン、ヘミセルロース、セルロースなどの有機質分と、17〜22質量%程度の大部分がアモルファスシリカからなる無機質分(灰分)が含まれ、さらにカリウムのようなアルカリ金属類が微量含まれていることが知られている。
【0003】
このため、有機質の炭素によるSiO2の熱還元反応を応用して、炭化ケイ素系セラミックスや窒化ケイ素系セラミックスを製造することが試みられているが、もみ殻をそのまま炭化すると、シリカに対する有機炭素の量が多いため、SiC生成物中に過剰の炭素が残留することになるし、また有機質分の一部は、炭化時に揮発して、製品を多孔質化するなどの問題を生じる。したがって、もみ殻からシリカ原料を製造する場合には、原料中の有機質分とシリカの含有割合を調整することが極めて重要になる。
【0004】
ところで、これまで、もみ殻中のシリカ成分を濃縮する方法としては、硝酸や微生物、あるいは蒸煮・爆砕法により有機質分を分解する方法や、もみ殻を粉砕する際に、シリカ成分の割合の多い外皮部分が先に微粒化されることを利用した分級分離法(特公平7−12446号公報)などが知られている。
【0005】
しかしながら、前記硝酸分解法においては、廃液処理の問題があるし、微生物法では処理時間が長すぎて実用的でない。一方、蒸煮・爆砕法では操作が煩雑である上、エネルギーロスが多く、また分級分離法においては、粗粒中のシリカが回収できないなどの欠点があり、もみ殻中のシリカ成分を調整するには、必ずしも適切な方法ではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、各種ケイ素化合物、特に含ケイ素セラミックスの製造用原料として適したシリカ原料をもみ殻から製造するための新規な方法を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、もみ殻からシリカ原料を製造する方法について種々研究を重ねた結果、密閉帯域中、不活性雰囲気において反応温度と反応時間を制御することにより、もみ殻中のシリカと有機質分との含有割合を適正な範囲に調整しうること、したがってこれを利用すれば使用目的に応じた品質のシリカ原料を製造しうることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、不活性ガスで置換した密閉容器中、もみ殻粉末を250〜350℃の加圧熱水と少なくとも30秒間接触させることを特徴とするシリカ原料の製造方法、及び反応温度及び反応時間を制御することにより、生成するシリカ原料中のシリカ成分と有機質分の含有割合を調整する前記記載のシリカ原料の製造方法を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明方法においては、原料としてもみ殻を粉砕処理して得られたもみ殻粉末が用いられる。このもみ殻粉末の粒度については特に制限はないが、32メッシュ篩目を通過する程度の粒度を有するものが好ましい。
【0010】
本発明方法においては、上記もみ殻粉末を内部を不活性ガスで置換した密閉容器中において250〜350℃の加圧熱水と接触させ、もみ殻中の有機質分を抽出除去すると共に、分解させて、もみ殻中のシリカ成分と有機質分との含有割合を調整する。このシリカ成分と有機質分との含有割合は、シリカの用途に応じて選定され、例えば炭化ケイ素(SiC)系セラミックスを製造する場合には、もみ殻中の有機質分の炭素原子とシリカ成分のケイ素原子との比が、化学量論的比の近傍になるように調整するのが有利である。
上記の不活性ガスとしては、例えば窒素やアルゴンが用いられる。
【0011】
上記加圧熱水の温度が250℃未満では、もみ殻中の有機質分の抽出除去及び分解の速度が遅すぎて、もみ殻中のシリカ成分と有機質分との含有割合が所望の値になるまでに長時間を要し、実用的でない。一方、加圧熱水が350℃を超えると系の圧力が高くなりすぎ、それに耐える高圧装置を必要とし、設備費の点で経済的に不利となる。シリカ成分の濃縮速度及び設備費などを考慮すると、この加圧熱水の温度は250〜350℃の範囲にする必要がある。
【0012】
また、もみ殻粉末と加圧熱水の接触時間は、シリカ成分の所望の含有割合及び加圧熱水の温度などによって左右されるが、少なくとも30秒間、通常は30〜120秒間程度である。さらに、もみ殻粉末と加圧熱水の量的な割合については特に制限はないが、シリカ成分の濃縮効率及び装置の容積効率などを考慮すると、もみ殻粉末1質量部に対し、加圧熱水を3〜15質量部の割合、特に4〜10質量部の割合で用いるのが好ましい。
【0013】
このように、もみ殻粉末を加圧熱水と接触させることにより、もみ殻中の有機質分は、一部水可溶分となって抽出除去されると共に、一部分解してガス化される。上記水可溶分は、250℃近傍の加圧熱水を用いる場合は、キシロース及びキシロオリゴ糖が主体であり、またそれより高い温度の加圧熱水を用いる場合は、グルコース及びセロオリゴ糖が主体となる。したがって、この水可溶分は、食品添加剤として有用なオリゴ糖として利用可能である。
【0014】
この加圧熱水による接触処理において、例えば灰分17質量%、灰分中のSi89質量%のもみ殻粉末を用いた場合、温度250〜350℃、時間0〜90秒の処理条件で、水不溶分中の灰分含有量は、17〜39質量%の範囲に濃縮される。したがって、加圧熱水の温度及び処理時間を適当に選択することにより、灰分含有量を17〜39質量%の範囲で、シリカ成分と有機質分との含有割合を所望の値に調整することができる。
【0015】
本発明方法によれば、灰分中の全金属成分量に基づくSi濃度は、未処理もみ殻灰分中のSi濃度が約89質量%であるのに対し、96.5〜99.5質量%という高純度シリカを含む灰分が得られる。これは灰分中のアルカリ金属類が加圧熱水処理により除去されるためである。
【0016】
【実施例】
次に実施例により、本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
【0017】
実施例1
32メッシュ以下に粉砕し、乾燥したもみ殻粉末(灰分17.4質量%、灰分中の全金属成分量に基づくSi濃度89.1質量%)0.5gと蒸留水3.0gを内容積5.6mlのバルブ付ステンレス鋼製反応容器に仕込み、空気を窒素ガスで置換したのち、バルブを閉じて系内を密閉した。この反応器を予め所定温度に加熱しておいた塩浴中に投入し、所定時間振とうして反応させたのち、水浴中にて急冷して反応を終結させた。反応器内のガスを排出したのち、内容物をG4ガラスフィルター上に取り出し、ろ過してろ液と残さを採取し、それぞれ減圧蒸留及び真空乾燥して水分を除去し、水可溶分(WS)と水不溶分(WI)を得た。それぞれの仕込み原料基準の収率(質量%)を求め、また質量損失量からガス及び揮発分収率(G)も求めた。
反応温度が250℃になるように塩浴温度を設定し、この中で所定の時間反応させた際の各反応生成物の収率及び水不溶分(WI)中の灰分濃度と反応時間の関係を図1に示す。
図1から分るように、もみ殻は反応時間の経過と共に水可溶化され、水可溶分(WS)収率は60秒で約25質量%に達した。しかし、それ以降はガス化が進み、ガス及び揮発分収率(G)が増える傾向を示した。水可溶化と共にもみ殻[水不溶分(WI)]の収率は減少を続け、90秒後には67質量%となり、それに伴い、水不溶分(WI)中のシリカを含む灰分は17.4質量%から21.3質量%まで濃縮された。
【0018】
実施例2
反応温度が300℃になるように塩浴温度を設定し、それ以外は実施例1と同じ条件で反応を行った際の反応生成物収率及び水不溶分(WI)中のシリカを含む灰分の濃度と反応時間の関係を図2に示す。
図2から分るように、各生成物の収率は実施例1と同様の変化を示したが、反応時間90秒で水不溶分(WI)収率は57質量%にまで減少し、それに伴い、水不溶分(WI)中の灰分は17質量%から29質量%にまで濃縮できた。
【0019】
実施例3
反応温度が350℃になるように塩浴温度を設定し、それ以外は実施例1と同じ条件で反応を行った際の反応生成物の収率及び水不溶分(WI)中のシリカを含む灰分の濃度と反応時間の関係を図3に示す。
図3から分るように、各生成物の収率は実施例1及び2と同様の変化を示したが、反応時間90秒で水不溶分(WI)収率は41質量%にまで減少し、それに伴い、そのシリカを含む灰分の濃度は39質量%にまで濃縮できた。
また水不溶分(WI)中のシリカを含む灰分の濃度と反応温度の関係を調べるため、実施例1〜3のデータ中で、反応時間を30秒あるいは90秒とした際の水不溶分(WI)中のシリカを含む灰分の濃度と反応温度の関係を図4にプロットした。
図4から分るように、シリカを含む灰分の濃度は反応温度及び反応時間の上昇と共に増加しており、反応温度及び反応時間を250〜350℃、0〜90秒の間で適当に選定することにより、水不溶分(WI)中のシリカを含む灰分の濃度を17〜39質量%の間で任意に制御できることが確認できた。
【0020】
次に、反応時間30秒の処理で得られた水不溶分中の灰分の元素分析をエネルギー分散型ケイ光X線分析装置を用いて行った結果、未処理もみ殻中の灰分の全金属成分量に基づくSi濃度が89.1質量%に対し、250℃処理のそれは96.7質量%、300℃処理のそれは97.6質量%、そして350℃処理のそれは99.3質量%にまで向上しており、本法で濃縮された無機質分は極めて純度の高いシリカから成ることが分った。
【0021】
さらに、本処理によって得られる水可溶分(WS)については、その組成を糖分析用イオンクロマトグラフィーによって分析した結果、250℃付近で得られる水可溶分はキシロース及びキシロオリゴ糖が主体であり、またそれ以上の温度で得られる水可溶分は、グルコース及びセロオリゴ糖が主体であることが分った。すなわち、本処理で得られる水可溶分は、食品添加剤として有用なオリゴ糖として利用可能である。
【0022】
【発明の効果】
本発明方法によれば、短時間で効率よく、もみ殻中のシリカ成分と有機質分との含有割合を容易に制御することができ、使用目的に応じた高品質のシリカ原料、例えば炭化ケイ素系セラミックス製造用のシリカ原料を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】反応温度250℃の場合の各反応生成物の収率及び水不溶分(WI)中の灰分濃度と反応時間の関係を示すグラフ。
【図2】反応温度300℃の場合の各反応生成物の収率及び水不溶分(WI)中の灰分濃度と反応時間の関係を示すグラフ。
【図3】反応温度350℃の場合の各反応生成物の収率及び水不溶分(WI)中の灰分濃度と反応時間の関係を示すグラフ。
【図4】反応時間30秒若しくは90秒とした場合の水不溶分(WI)中の灰分濃度と反応温度の関係を示すグラフ。
Claims (2)
- 不活性ガスで置換した密閉容器中、もみ殻粉末を250〜350℃の加圧熱水と少なくとも30秒間接触させることを特徴とするシリカ原料の製造方法。
- 反応温度及び反応時間を制御することにより、生成するシリカ原料中のシリカ成分と有機質分の含有割合を調整する請求項1記載のシリカ原料の製造方法。
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