JP3596839B2 - ファクシミリ機能付ディジタル複写機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、FIFOメモリから記録部への転送時、FIFOメモリに蓄積された画素データを、バッファメモリからFIFOメモリへの転送クロックである内部画素クロックの2分の1分周クロックで読み出すことでクロック間引きによる不具合を解消したファクシミリ機能付ディジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリ送信において、受信する画信号が記録装置の用紙寸法やメモリ回路の記憶容量より大きい場合、所定の方法で縮小率を設定して画信号を受信していた。しかしこの方法では、受信する画信号の大きさをあらかじめ確認し、ユーザーが操作部のスイッチ等で縮小率を設定する作業が必要であり、操作が面倒であり、また、誤操作の可能性もあった。
【0003】
そこで、その対策として、特開平2−146868号公報に記載の発明「画像縮小回路」では、入力の主走査イネーブルを計数した副走査長によって縮小率を決定し、画像メモリに蓄積した入力画像をこの縮小率に従って読み出して間引き処理をすることにより、主走査縮小で画素クロックを間引き、入力画像の縮小を行っている。
この方法では、画信号の副走査長を検出した値により自動的に縮小率を設定することができ、外部より予め縮小率を設定する必要がなく、最適の縮小率で出力することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来法では、主走査縮小方法として画素クロックを間引いて画像を縮小しているが、ディジタル複写機等では1ライン毎に発生するライン同期信号(LSYNC)の周期が、A4横つまり297mm分を転送できるが、B4横、A3横420mmは転送できない周期である。
このとき、B4横をA4横に縮小すると、クロック間引きでは1ライン分の画素データとしてB4横分の転送が必要となるが、1ライン分の画素データの内ライン同期が途中で発生するため、図5の様に斜線部の画像(B4横)が無視されることになってしまう。図5に示すライン同期信号がB4横の途中で発生してしまい、結果として斜線部の画像が捨てられてしまう。
そして、捨てられた斜線部を有する画像を縮小すると、A4横の斜線部(図5の最下段A4横参照)に不明な画像が記録され、これが出力されてしまうことになる。
【0005】
そこで、本発明の目的は、内部の画素データ転送クロックを外部の記録部への画素転送クロックの2倍の周波数として、先ず、主走査縮小時内部画素クロックを間引き、間引きしたクロックでFIFOメモリに画素データを蓄積し、FIFOメモリから記録部への転送時、FIFOメモリに蓄積された画素データを、内部画素クロックの2分の1分周クロックで読み出すことで、画素データを間引いて上記不具合が発生しないファクシミリ機能付ディジタル複写機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明では、ファクシミリ機能付ディジタル複写機が、送信されてきた画像データを受信する受信部と、この受信部で受け取った画像データを蓄積するバッファメモリと、このバッファメモリから画素データを読み出して1ライン毎に蓄積するFIFOメモリと、主走査方向について間引き設定レジスタに設定してある値により所定間隔で前記バッファメモリから前記FIFOメモリへの転送クロックである内部画素クロックを間引く間引き手段と、を備え、前記バッファメモリから前記内部画素クロックで読み出した画素データを、前記間引き手段にて前記内部画素クロックを間引きしたクロックで前記FIFOメモリに書き込んで蓄積し、前記FIFOメモリに蓄積された画素データを、前記内部画素クロックの2分の1分周クロックで読み出すことにより、画素データを間引き、記録することにより前記目的を達成する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るファクシミリ機能付ディジタル複写機のファクシミリ機能の構成を示した図である。また、図2は、クロック間引き部10の構成を示した図である。
【0008】
ファクシミリ機能は、図1に示すように、バッファメモリ10、クロック間引き部11およびFIFOメモリ12により構成されている。また、クロック間引き部11には、図2に示すように、カウンタ22および23、縮小率を設定するためのレジスタ24、比較器25、加算器26並びにゲート回路27が備えられている。
ここで、このファクシミリ機能付ディジタル複写機において、受信部にて、B4原稿をファクシミリにより受信した時、装置にはA4横しかセットされないようなとき、B4原稿をA4横に入るよう縮小する時の主走査縮小の方法について説明する。
【0009】
まず、受信部から画像が入っているバッファメモリ10からFIFOメモリ12への転送は、IPCLK(内部画素クロック)により行い、縮小時には縮小率設定レジスタ24(図2)に図4に示す方法で求めた値を設定する。
そして、クロック間引き部11により100〜50%で、256段階でIPCLKを間引き、/HRCLK(クロック間引き後の内部画素クロック)を生成し、/HRCLK(クロック間引き後の内部画素クロック)でFIFOメモリ12に画素データを書き込む。
結果としてHVD(FIFOメモリ12に蓄積されている画素データ)がFIFOメモリ12に書き込まれていることになる。
【0010】
ここで、IPCLK(内部画素クロック)の2分の1分周クロックEPCLK(記録部への画素クロック)で、FIFOメモリ12から画素データを読み出すこととする。
図3にそのタイミングチャートが示してあり、EPCLK(記録部への画素クロック)がIPCLK(内部画素クロック)の2分の1分周クロックであることが明らかである。こうして、画素データを間引いたこととなり、このデータをEPCLK(記録部への画素クロック)に同期して記録部に転送し、これを出力する。
【0011】
ここで、EPCLK(記録部への画素クロック)は、本来ファクシミリ機能付ディジタル複写機の複写機側での画素クロックであるため、1ライン周期でA4横を転送できるクロック数が存在している。よって、主走査縮小を行っても、IPCLK(内部画素クロック)とEPCLK(記録部への画素クロック)が同じ周波数の時に発生していた図5に示すような不具合が発生することはない。
【0012】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、主走査縮小において、内部画素クロックを記録部への画素クロックの2倍の周波数とし、バッファメモリから内部画素クロックで読み出した画素データを、間引き手段にて内部画素クロックを間引きしたクロックでFIFOメモリに書き込んで蓄積し、FIFOメモリに蓄積された画素データを内部画素クロックの2分の1分周クロックで読み出すことで、クロック間引きによる不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るファクシミリ機能付ディジタル複写機のファクシミリ機能の構成を示した図である。
【図2】クロック間引き部の構成を示した図である。
【図3】タイミングチャートである。
【図4】縮小率を求める方法を示した図である。
【図5】従来の法における縮小した際生じる不明な画像記載される問題点を説明する図である。
【符号の説明】
10 バッファメモリ
11 クロック間引き部
12 FIFOメモリ
22 カウンタ
23 カウンタ
24 レジスタ
25 比較器
26 加算器
27 ゲート回路
Claims (1)
- 送信されてきた画像データを受信する受信部と、
この受信部で受け取った画像データを蓄積するバッファメモリと、
このバッファメモリから画素データを読み出して1ライン毎に蓄積するFIFOメモリと、
主走査方向について間引き設定レジスタに設定してある値により所定間隔で前記バッファメモリから前記FIFOメモリへの転送クロックである内部画素クロックを間引く間引き手段と、
を備え、
前記バッファメモリから前記内部画素クロックで読み出した画素データを、前記間引き手段にて前記内部画素クロックを間引きしたクロックで前記FIFOメモリに書き込んで蓄積し、
前記FIFOメモリに蓄積された画素データを、前記内部画素クロックの2分の1分周クロックで読み出すことにより、画素データを間引き、記録することを特徴とするファクシミリ機能付ディジタル複写機。
Priority Applications (1)
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JP32618596A Expired - Fee Related JP3596839B2 (ja) | 1996-11-20 | 1996-11-20 | ファクシミリ機能付ディジタル複写機 |
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1996
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