JP2002209069A - 画像読取装置、画像読取方法および記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置、画像読取方法および記憶媒体

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JP2002209069A
JP2002209069A JP2001002488A JP2001002488A JP2002209069A JP 2002209069 A JP2002209069 A JP 2002209069A JP 2001002488 A JP2001002488 A JP 2001002488A JP 2001002488 A JP2001002488 A JP 2001002488A JP 2002209069 A JP2002209069 A JP 2002209069A
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Satoshi Shimizu
智 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成を複雑化することなく、原稿の両面を読
み取ることができる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 画像読取装置は、原稿表面を読み取るた
めのセンサユニット17と、原稿裏面を読み取るための
センサユニット18とを備える。センサユニット17に
おいては、駆動パルス発生部19が基準クロックCR
よび同期信号SSを取り込み、基準クロックCRおよび同
期信号SSに基づきCCD15を駆動するための駆動パ
ルス(第1の蓄積期間信号を含む)を発生する。センサ
ユニット18においては、駆動パルス発生部20が基準
クロックCRおよび同期信号SSを取り込み、基準クロッ
クCRおよび同期信号SSに基づきCCD16を駆動する
ための駆動パルス(第2の蓄積期間信号を含む)を発生
する。この第2の蓄積期間信号は、第1の蓄積期間信号
に同期して発生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿の両面を同時
に読み取ることが可能な画像読取装置、画像読取方法お
よび記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像読取装置として、原稿の表裏
両面をそれぞれ独立した2つのイメージセンサで同時に
読み取ることが可能なものがある。
【0003】この画像読取装置について図8および図9
を参照しながら説明する。図8は従来の画像読取装置に
おける主要部構成を示すブロック図、図9は図8の画像
読取装置における主要信号のタイミングチャートを示す
図である。
【0004】上述した原稿の両面を読み取ることが可能
な画像読取装置は、図8に示すように、2つのセンサユ
ニット117,118と、各センサユニット117,1
18から出力された画像データを入力し、各画像データ
に対し所定の画像処理を施すための画像処理部123と
を備える。
【0005】センサユニット117は、自動原稿給送装
置(Auto Document Feeder、以下、ADFという;図示
せず)により給紙された原稿の表面を読み取る位置に設
けられたCCD15と、CCD15を駆動するための駆
動パルス発生部119とを有する。駆動パルス発生部1
19は、発振器121から発振されたクロックに基づき
CCD15を駆動するための駆動パルス(CCD15に
対応する第1の蓄積期間信号を含む)を発生する。ま
た、駆動パルス発生部119は、CCD15からの画像
データV1の転送を制御するための転送クロックCT1
よび画像データV1の区間を示すための蓄積区間信号を
発生する。CCD15から出力される画像データV
1は、駆動パルス発生部119からの転送クロックCT1
に同期しながら画像処理部123の画像処理回路126
に転送される。
【0006】画像処理回路126においては、転送され
た画像データV1の内、蓄積区間信号が示す区間にある
画像データV1をサンプリングしてA/D変換し、この
デジタル信号化された画像データに対して画像処理(シ
ェーディング補正など)を施し、画像処理後の画像デー
タを出力する。
【0007】センサユニット118は、センサユニット
117と同様に、ADFから給紙された原稿の裏面を読
み取る位置に設けられたCCD16と、CCD16を駆
動するための駆動パルス発生部120とを有する。駆動
パルス発生部120は、発振器122から発振されたク
ロックに基づきCCD16を駆動するための駆動パルス
(CCD16に対応する第2の蓄積期間信号を含む)を
発生する。また、駆動パルス発生部120は、CCD1
6からの画像データV2の転送を制御するための転送ク
ロックCT2および画像データV2の区間を示すための蓄
積区間信号を発生する。CCD16から出力される画像
データV2は、駆動パルス発生部120からの転送クロ
ックCT2に同期しながら画像処理部123の画像処理回
路125に転送される。
【0008】画像処理回路125においては、転送され
た画像データV2の内、蓄積区間信号が示す区間にある
画像データV2をサンプリングしてA/D変換し、この
デジタル信号化された画像データに対して画像処理(シ
ェーディング補正など)を施し、画像処理後の画像デー
タを出力する。
【0009】この画像読取装置における画像データ
1,V2、および上記各信号の出力タイミングについて
図9を参照しながら説明する。
【0010】給紙された原稿の表面を読み取るためのセ
ンサユニット117においては、図9(a)および
(c)に示すように、駆動パルス発生部119によりC
CD15の第1の蓄積期間信号を発生し、この第1の蓄
積期間信号の期間中、CCD15には原稿上の画像に対
応する電荷(画像データV1)が蓄積される。そして、
図9(b)および(c)に示すように、この画像データ
1の画像処理回路126への転送が転送クロックCT1
に同期しながら開始される。画像処理回路126におい
ては、駆動パルス発生部119からの第1の蓄積区間信
号により示される区間の画像データV1が有効画素とし
て取り込まれる。ここでは、CCD15からの1番面の
画素(n=1)から取り込まれる。
【0011】これに対し、センサユニット118におい
ては、図9(d)および(f)に示すように、CCD1
6の第2の蓄積期間信号を発生し、この第2の蓄積期間
信号の期間中、CCD16には原稿上の画像に対応する
電荷(画像データV2)が蓄積される。そして、図9
(e)および(f)に示すように、この画像データV2
の画像処理回路125への転送が転送クロックCT2に同
期しながら開始される。そして、画像処理回路125に
おいては、CCD16からの蓄積区間信号により示され
る区間の画像データV2が有効画素として取り込まれ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
原稿の表裏両面をそれぞれ独立した2つのCCD15,
16で同時に読み取ることが可能な画像読取装置では、
転送クロックCT1,CT2で転送される画像データV1
2を処理するための画像処理回路125,126が必
要であり、回路規模が大きくなり、また信号ラインが増
すなど、構成が複雑化する。
【0013】本発明の目的は、構成を複雑化することな
く、原稿の両面を読み取ることができる画像読取装置、
画像読取方法および記憶媒体を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
画像読取装置であって、原稿の第1の面を読み取るため
の第1の読取素子と、前記原稿の第2の面を読み取るた
めの第2の読取素子と、基準信号および同期信号を発生
する基準/同期信号発生手段と、前記基準信号および前
記同期信号に基づき前記第1の読取素子に対する第1の
蓄積期間信号を生成する第1の蓄積期間信号生成手段
と、前記基準信号および前記同期信号に基づき前記第1
の蓄積期間信号に同期する前記第2の読取素子に対する
第2の蓄積期間信号を生成する第2の蓄積期間信号生成
手段とを備えることを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像読取装置において、前記第1の蓄積期間信号と第2の
蓄積期間信号とは、前記第1の読取素子により読み取ら
れた画像データにおける転送開始タイミングと前記第2
の読取素子により読み取られた画像データにおける転送
開始タイミングとが同期するようにそれぞれ生成される
ことを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像読取装置において、前記第1の蓄積信号に応じて前記
第1の読取素子が生成する画像データは、前記第2の蓄
積信号に応じて前記第2の読取素子が生成する画像デー
タが同期して転送されることを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか一つに記載の画像読取装置において、前記第
1の読取素子と前記第2の読取素子とにより、前記原稿
の両面を読み取ることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、第1の読取素子に
より給紙された原稿の一方の面を読み取り、第2の読取
素子により前記原稿の他方の面を読み取る画像読取方法
であって、基準信号および同期信号を発生する工程と、
前記基準信号および前記同期信号に基づき前記第1の読
取素子に対する第1の蓄積期間信号を生成する工程と、
前記基準信号および前記同期信号に基づき前記第1の蓄
積期間信号に同期する前記第2の読取素子に対する第2
の蓄積期間信号を生成する工程とを有することを特徴と
する。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項5記載の画
像読取方法において、前記第1の蓄積期間信号と第2の
蓄積期間信号とは、前記第1の読取素子により読み取ら
れた画像データにおける転送開始タイミングと前記第2
の読取素子により読み取られた画像データにおける転送
開始タイミングとが同期するようにそれぞれ生成される
ことを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項6記載の画
像読取方法において、前記第1の蓄積信号に応じて前記
第1の読取素子が生成する画像データは、前記第2の蓄
積信号に応じて前記第2の読取素子が生成する画像デー
タが同期して転送されることを特徴とする。
【0021】請求項8記載の発明は、請求項5ないし7
のいずれか一つに記載の画像読取方法において、前記第
1の読取素子と前記第2の読取素子とにより、前記原稿
の両面を読み取ることを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明は、記憶媒体であっ
て、請求項5ないし8のいずれか一つに記載の画像読取
方法を実現するためのプログラムコードを保持すること
を特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0024】(実施の第1形態)図1は本発明の実施の
第1形態に係る画像読取装置の主要部構成を模式的に示
す図である。
【0025】画像読取装置は、図1に示すように、シー
トスルーモード時に原稿Pを自動的に給紙するためのA
DF(自動原稿給送装置)6がヒンジを介して装着され
ている本体5を備える。ADF6は、原稿Pを積載する
原稿台6aと、搬送系およびスキャナユニット2を収納
する収納部6bとが設けられている。原稿台6a上に
は、原稿Pがその表面を下に向けて載せられる。収納部
6bの搬送系は、原稿台6aに載せられた原稿Pをピッ
クアップして1枚だけを分離して給紙する分離機構(図
示せず)と、分離給紙された原稿Pを矢印Dpが示す方
向に搬送する搬送ローラ3と、搬送ローラ3により搬送
された原稿Pを外部へ排紙する排紙ローラ4と、分離機
構、搬送ローラ3および排紙ローラ4を駆動するための
モータ(図示せず)とを含む。スキャナユニット2は、
収納部6b内の所定位置に固定されており、給紙された
原稿Pが読取位置を通過する際に原稿Pの裏面を読み取
るように構成されている。
【0026】本体5には、フラットベットモード時に原
稿Pを載置するための原稿台ガラス5aが設けられてい
るとともに、スキャナユニット1が内蔵されている。ス
キャナユニット1は、フラットベットモード時には、矢
印DSが示す方向(副走査方向)に移動し、原稿台6a
に載置された原稿Pを読み取るように構成されている。
また、スキャナユニット1は、シートスルーモード時に
は、スキャナユニット2に対向する位置に保持され、A
DF6により給紙された原稿Pが読取位置を通過する際
に原稿Pの裏面を読み取るように構成されている。
【0027】上記構成により、シートスルーモード時に
は、各スキャナユニット1,2で給紙された原稿Pの表
裏面を同時に読み取ることができ、また、スキャナユニ
ット1を単独で駆動することにより、複数枚の原稿Pの
一方面を連続的に読み取ることができる。これに対し、
フラットベッドモード時には、ヒンジを介してADF6
を開いて原稿台ガラス5aに原稿を載置して、ADF6
を閉じて原稿を原稿台5aとの間に挟み込む。そして、
スキャナユニット1を副走査方向に移動させることによ
って、原稿台ガラス5a上の原稿を読み取る。
【0028】次に、スキャナユニット1の内部構成につ
いて図2を参照しながら説明する。図2は図1の画像読
取装置におけるスキャナユニット1の内部構成を模式的
に示す図である。
【0029】スキャナユニット1は、図2に示すよう
に、原稿面を照明するための光源7と、光源7からの光
を原稿面に向けて反射するための反射板8とを有し、原
稿面からの反射光は、各反射ミラー9,10,11,1
2,13を経てレンズ14に導かれ、レンズ14により
CCD15上に結像される。CCD15は、1ライン分
を読み取ることが可能なイメージラインセンサである。
【0030】また、スキャナユニット2の内部構成は、
図示していないが、基本的にはスキャナユニット1の内
部構成と同じであり、ここでは、その説明を省略する。
【0031】次に、本実施の形態における画像読取装置
の内部構成について図3を参照しながら説明する。図3
は図1の画像読取装置の主要部構成を示すブロック図で
ある。
【0032】本実施の形態においては、2つのセンサユ
ニット17,18と、各センサユニット17,18から
出力された画像データを入力し、各画像データに対し所
定の画像処理を施すための画像処理部23とが設けられ
ている。
【0033】センサユニット17は、CCD15と、C
CD15を駆動するための駆動パルス発生部19とを有
する。センサユニット18は、センサユニット17と同
様に、CCD16と、CCD16を駆動するための駆動
パルス発生部20とを有する。
【0034】画像処理部23は、水晶発振器21から発
振されるクロックに基づき基準クロックCRおよび同期
信号SSを発生する同期信号発生部24と、各センサユ
ニット17,18からの画像データV1,V2を入力し、
各画像データV1,V2に対し所定の画像処理を施す画像
処理回路25とを有する。
【0035】センサユニット17においては、駆動パル
ス発生部19が基準クロックCRおよび同期信号SSを取
り込み、基準クロックCRおよび同期信号SSに基づきC
CD15を駆動するための駆動パルス(CCD15に対
応した第1の蓄積期間信号を含む)を発生する。また、
駆動パルス発生部19は、CCD15からの画像データ
1の転送を制御するための転送クロックCTおよび画像
データV1の区間を示すための蓄積区間信号STを発生す
る。CCD15から出力された画像データV1は、駆動
パルス発生部19からの転送クロックCTに同期しなが
ら画像処理回路25に転送される。
【0036】センサユニット18においては、駆動パル
ス発生部20が基準クロックCRおよび同期信号SSを取
り込み、基準クロックCRおよび同期信号SSに基づきC
CD16を駆動するための駆動パルス(CCD16に対
応した第2の蓄積期間信号を含む)を発生する。この第
2の蓄積期間信号は、第1の蓄積期間信号に同期して発
生される。
【0037】画像処理回路25においては、駆動パルス
発生部19からの蓄積区間信号STが示す区間にある画
像データV1,V2のそれぞれを同一のクロックでサンプ
リングしてA/D変換し、このデジタル信号化された各
画像データに対して画像処理(シェーディング補正な
ど)を施し、画像処理後の各画像データを出力する。
【0038】次に、この画像読取装置における画像デー
タV1,V2、および上記各信号の出力タイミングについ
て図4を参照しながら説明する。図4は図3の画像デー
タV 1,V2、同期信号SS、基準クロックCR、転送クロ
ックCT、第1の蓄積期間信号、第2の蓄積期間信号に
おける各信号のタイミングチャートである。
【0039】原稿Pの表裏両面を読み取るシートスルー
モード時に、給紙された原稿Pの表面を読み取るための
センサユニット17においては、図4(a)〜(c)に
示すように、同期信号発生部24から発生された同期信
号SSおよび基準クロックCRに基づき第1の蓄積期間信
号を生成する。この第1の蓄積期間信号の期間中、図4
(d)に示すように、CCD15には原稿上の画像に対
応する電荷(画像データV1)が蓄積される。そして、
図4(d)および(e)に示すように、この画像データ
1の画像処理回路24への転送が転送クロックCTに同
期しながら開始され、画像処理回路24においては、駆
動パルス発生部19からの蓄積区間信号により示される
区間の画像データV1が有効画素として取り込まれる。
ここでは、CCD15からの画像データV1における1
番面の画素(n=1)から取り込まれる。
【0040】これに対し、センサユニット18において
は、図4(a),(b)および(f)に示すように、同
期信号発生部24から発生された同期信号SSおよび基
準クロックCRに基づき第2の蓄積期間信号を生成す
る。この第2の蓄積期間信号の期間中、図4(g)に示
すように、CCD16には原稿上の画像に対応する電荷
(画像データV2)が蓄積される。そして、図4(g)
および(e)に示すように、この画像データV2の画像
処理回路25への転送が転送クロックCTに同期しなが
ら開始され、画像処理回路25においては、駆動パルス
発生部20からの蓄積区間信号により示される区間の画
像データV2が有効画素として取り込まれる。ここで
は、CCD16からの画像データV2における1番面の
画素(n=1)から取り込まれる。このCCD16から
の画像データV2における1番面の画素(n=1)の取
込みタイミングは、CCD15からの画像データV1
おける1番面の画素(n=1)の取込みタイミングに同
期する。
【0041】このように、同期信号SSおよび基準クロ
ックCRに基づき、第1の蓄積期間信号および第2の蓄
積期間信号を同期して発生するので、CCD15とCC
D16との蓄積期間を完全に同期させることが可能にな
るとともに、また各CDD15,16から出力される画
像データV1,V2を単一の転送クロックCTに同期して
転送することが可能になる。よって、従来のように、各
CCD15,16からの画像データV1,V2をそれぞれ
独立して処理する画像処理回路を設ける必要がない。す
なわち、構成を複雑化することなく、原稿の両面の読取
を行うことができる。
【0042】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図5を参照しながら説明する。図5は
本発明の実施の第2形態に係る画像読取装置の主要部構
成を示すブロック図である。図中、上述の実施の第1形
態と同じ機能を有するブロックには同一の符号を付して
説明するとともに、以下の説明においては異なる機能部
分についてのみを説明する。
【0043】本実施の形態は、図5に示すように、同期
信号発生部24から発生された基準クロックCRを転送
クロックCTとして用い、この基準クロックCRを画像処
理部33の画像処理回路35に直接入力するように構成
されている点で実施の第1形態と異なる。
【0044】この構成において、各CDD15,16か
ら出力される画像データV1,V2の転送タイミングは、
上述の実施の第1形態に同じであり、その説明は省略す
る。
【0045】(実施の第3形態)次に、本発明の実施の
第3形態について図6を参照しながら説明する。図6は
本発明の実施の第3形態に係る画像読取装置の主要部構
成を示すブロック図である。図中、上述の実施の第1形
態と同じ機能を有するブロックには同一の符号を付して
説明するとともに、以下の説明においては異なる機能部
分についてのみを説明する。
【0046】本実施の形態は、図6に示すように、同期
信号発生部24をセンサユニット17内に設けるととも
に、画像処理部43には画像処理回路45のみを設けた
点で第1の実施の形態と異なる。ここで、同期信号発生
部24により発生された同期信号SSおよび基準クロッ
クCRは、センサユニット17の駆動パルス発生部19
およびセンサユニット18の駆動パルス発生部20に入
力される。
【0047】この構成において、各CDD15,16か
ら出力される画像データV1,V2の転送タイミングは、
上述の実施の第1形態に同じであり、その説明は省略す
る。
【0048】(実施の第4形態)次に、本発明の実施の
第4形態について図7を参照しながら説明する。図7は
本発明の実施の第4形態に係る画像読取装置の主要部構
成を示すブロック図である。図中、上述の実施の第1形
態と同じ機能を有するブロックには同一の符号を付して
説明するとともに、以下の説明においては異なる機能部
分についてのみを説明する。
【0049】本実施の形態においては、図7に示すよう
に、センサユニット17に、CCD15から出力された
画像データV1をサンプリングして増幅する前処理部2
7と、前処理部27の出力を8ビットのデジタルデータ
に変換して出力するA/Dコンバータ29とが設けられ
ている。また、センサユニット18には、CCD16か
ら出力された画像データV2をサンプリングして増幅す
る前処理部28と、前処理部28の出力を8ビットのデ
ジタルデータに変換して出力するA/Dコンバータ30
とが設けられている。
【0050】センサユニット17のA/Dコンバータ2
9からの8ビットの画像データとセンサユニット18の
A/Dコンバータ30からの8ビットの画像データと
は、画像処理部53の画像処理回路55に転送され、画
像処理回路55は駆動パルス発生部19からの転送クロ
ックCTに同期しながら各8ビットの画像データを16
ビットの画像データとして取り込む。
【0051】この構成において、各CDD15,16か
ら出力される画像データV1,V2の転送タイミングは、
上述の実施の第1形態に同じであり、その説明は省略す
る。
【0052】上述の各実施形態の画像読取装置は、スキ
ャナ装置などの単独の装置に適用することが可能である
とともに、例えば複写機、ファクシミリ装置などに適用
することも可能である。
【0053】また、上述の各実施形態の機能を実現する
ソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行する
ことによっても、達成されることはいうまでもない。
【0054】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0055】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0056】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0057】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることはいうまでもない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
構成を複雑化することなく、原稿の両面を読み取ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係る画像読取装置の
主要部構成を模式的に示す図である。
【図2】図1の画像読取装置におけるスキャナユニット
1の内部構成を模式的に示す図である。
【図3】図1の画像読取装置の主要部構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図3の画像データV1,V2、同期信号SS、転
送クロックCT、第1の蓄積期間信号S1、第2の蓄積期
間信号S2、有効区間信号Saの各信号のタイミングチャ
ートである。
【図5】本発明の実施の第2形態に係る画像読取装置の
主要部構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の第3形態に係る画像読取装置の
主要部構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の第4形態に係る画像読取装置の
主要部構成を示すブロック図である。
【図8】従来の画像読取装置における主要部構成を示す
ブロック図である。
【図9】図8の画像読取装置における主要信号のタイミ
ングチャートを示す図である。
【符号の説明】
1,2 スキャナユニット 5 本体 6 ADF 15,16 CCD 17,18 センサユニット 19,20 駆動パルス発生部 23,33,43,53 画像処理部 24 同期信号発生部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の第1の面を読み取るための第1の
    読取素子と、 前記原稿の第2の面を読み取るための第2の読取素子
    と、 基準信号および同期信号を発生する基準/同期信号発生
    手段と、 前記基準信号および前記同期信号に基づき前記第1の読
    取素子に対する第1の蓄積期間信号を生成する第1の蓄
    積期間信号生成手段と、 前記基準信号および前記同期信号に基づき前記第1の蓄
    積期間信号に同期する前記第2の読取素子に対する第2
    の蓄積期間信号を生成する第2の蓄積期間信号生成手段
    とを備えることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の蓄積期間信号と第2の蓄積期
    間信号とは、前記第1の読取素子により読み取られた画
    像データにおける転送開始タイミングと前記第2の読取
    素子により読み取られた画像データにおける転送開始タ
    イミングとが同期するようにそれぞれ生成されることを
    特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の蓄積信号に応じて前記第1の
    読取素子が生成する画像データは、前記第2の蓄積信号
    に応じて前記第2の読取素子が生成する画像データが同
    期して転送されることを特徴とする請求項2記載の画像
    読取装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の読取素子と前記第2の読取素
    子とにより、前記原稿の両面を読み取ることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか一つに記載の画像読取装
    置。
  5. 【請求項5】 第1の読取素子により給紙された原稿の
    一方の面を読み取り、第2の読取素子により前記原稿の
    他方の面を読み取る画像読取方法であって、基準信号お
    よび同期信号を発生する工程と、前記基準信号および前
    記同期信号に基づき前記第1の読取素子に対する第1の
    蓄積期間信号を生成する工程と、前記基準信号および前
    記同期信号に基づき前記第1の蓄積期間信号に同期する
    前記第2の読取素子に対する第2の蓄積期間信号を生成
    する工程とを有することを特徴とする画像読取方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の蓄積期間信号と第2の蓄積期
    間信号とは、前記第1の読取素子により読み取られた画
    像データにおける転送開始タイミングと前記第2の読取
    素子により読み取られた画像データにおける転送開始タ
    イミングとが同期するようにそれぞれ生成されることを
    特徴とする請求項5記載の画像読取方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の蓄積信号に応じて前記第1の
    読取素子が生成する画像データは、前記第2の蓄積信号
    に応じて前記第2の読取素子が生成する画像データが同
    期して転送されることを特徴とする請求項6記載の画像
    読取方法。
  8. 【請求項8】 前記第1の読取素子と前記第2の読取素
    子とにより、前記原稿の両面を読み取ることを特徴とす
    る請求項5ないし7のいずれか一つに記載の画像読取方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし8のいずれか一つに記載
    の画像読取方法を実現するためのプログラムコードを保
    持することを特徴とする記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011234324A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Brother Ind Ltd 画像読取装置
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