JP3486985B2 - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JP3486985B2 JP3486985B2 JP25498994A JP25498994A JP3486985B2 JP 3486985 B2 JP3486985 B2 JP 3486985B2 JP 25498994 A JP25498994 A JP 25498994A JP 25498994 A JP25498994 A JP 25498994A JP 3486985 B2 JP3486985 B2 JP 3486985B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像記録装置に関し、特
に任意の倍率に画像を変倍して記録することが可能な画
像記録装置に関する。
に任意の倍率に画像を変倍して記録することが可能な画
像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像変倍を行う装置としては、例
えば、特開平3-240174号公報に開示された技術が知られ
ている。この装置は、原画像(拡大対象画像)を取り込む
リードクロックと、拡大画像を出力するライトクロック
とを分離して、拡大率に応じて、ライトクロックをリー
ドクロックに対して高速化するように構成したものであ
る。
えば、特開平3-240174号公報に開示された技術が知られ
ている。この装置は、原画像(拡大対象画像)を取り込む
リードクロックと、拡大画像を出力するライトクロック
とを分離して、拡大率に応じて、ライトクロックをリー
ドクロックに対して高速化するように構成したものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術について
は、入力画素数(拡大前)と出力画素数(拡大後)が異なる
ため、入力のクロックに対して出力のクロックを高速化
する必要があり、これは画像処理を高速化/高性能化す
ることになるため、大幅なコストアップとなるという問
題を有するものである。また、上記従来技術について
は、画像を拡大することのみが考慮されており、任意の
倍率で変倍する(当然、縮小も含む)という考えはない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の技術における上述の如き問題を解
消し、任意の倍率で画像を変倍して記録することが可能
な画像記録装置を提供することにある。
は、入力画素数(拡大前)と出力画素数(拡大後)が異なる
ため、入力のクロックに対して出力のクロックを高速化
する必要があり、これは画像処理を高速化/高性能化す
ることになるため、大幅なコストアップとなるという問
題を有するものである。また、上記従来技術について
は、画像を拡大することのみが考慮されており、任意の
倍率で変倍する(当然、縮小も含む)という考えはない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、従来の技術における上述の如き問題を解
消し、任意の倍率で画像を変倍して記録することが可能
な画像記録装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、受
信画データまたはスキャナ等で読み取った画データをビ
ットマップ変換し、ページメモリに蓄積して画素クロッ
クに同期させてシリアル画データとしてプロットする画
像記録装置において、高周波数のクロックをプログラマ
ブルに分周する第1のカウンタ,該第1のカウンタから
の分周クロックをカウントする第2のカウンタ,該第2
のカウンタの出力をデコードし、第2のカウンタが1周
する間に予め設定された数だけイネーブル信号を出力す
るデコーダを備えたクロック分周回路から出力されるク
ロックを用いて、任意の変倍を行う如く構成したことを
特徴とする画像記録装置によって達成される。
信画データまたはスキャナ等で読み取った画データをビ
ットマップ変換し、ページメモリに蓄積して画素クロッ
クに同期させてシリアル画データとしてプロットする画
像記録装置において、高周波数のクロックをプログラマ
ブルに分周する第1のカウンタ,該第1のカウンタから
の分周クロックをカウントする第2のカウンタ,該第2
のカウンタの出力をデコードし、第2のカウンタが1周
する間に予め設定された数だけイネーブル信号を出力す
るデコーダを備えたクロック分周回路から出力されるク
ロックを用いて、任意の変倍を行う如く構成したことを
特徴とする画像記録装置によって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る画像記録装置においては、高周波
数のクロックをプログラマブルに分周する第1のカウン
タ,該第1のカウンタからの分周クロックをカウントす
る第2のカウンタ,該第2のカウンタの出力をデコード
し、第2のカウンタが1周する間に予め設定された数だ
けイネーブル信号を出力するデコーダを備えた、特徴的
なクロック分周回路を備えたことにより、該クロック分
周回路から出力されるクロックを用いて、画素密度の異
なる任意の画像を記録出力することが可能になるという
効果が得られるものである。
数のクロックをプログラマブルに分周する第1のカウン
タ,該第1のカウンタからの分周クロックをカウントす
る第2のカウンタ,該第2のカウンタの出力をデコード
し、第2のカウンタが1周する間に予め設定された数だ
けイネーブル信号を出力するデコーダを備えた、特徴的
なクロック分周回路を備えたことにより、該クロック分
周回路から出力されるクロックを用いて、画素密度の異
なる任意の画像を記録出力することが可能になるという
効果が得られるものである。
【0006】
【実施例】以下、まず、本発明の重要な構成要素である
クロック分周回路について説明を行った後、実施例を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の重要な
構成要素であるクロック分周回路の構成図である。図
中、1は基準高周波クロックの発振器、2は該発振器1
からの高周波のクロックをM分周またはM−1分周(こ
こで、Mは整数)する第1のカウンタであり、例えば、
デコーダ3の出力が0のときM分周、1のときM−1分
周となる。また、4は上述の第1のカウンタ2からの分
周クロックをカウントするN進の第2のカウンタであ
り、デコーダ3は、第2のカウンタ4のカウンタ出力か
ら、レジスタ5の値(K)によって、第2のカウンタ4が
Nカウントする間にK回イネーブル出力(“1”)を出力
するデコーダである。
クロック分周回路について説明を行った後、実施例を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の重要な
構成要素であるクロック分周回路の構成図である。図
中、1は基準高周波クロックの発振器、2は該発振器1
からの高周波のクロックをM分周またはM−1分周(こ
こで、Mは整数)する第1のカウンタであり、例えば、
デコーダ3の出力が0のときM分周、1のときM−1分
周となる。また、4は上述の第1のカウンタ2からの分
周クロックをカウントするN進の第2のカウンタであ
り、デコーダ3は、第2のカウンタ4のカウンタ出力か
ら、レジスタ5の値(K)によって、第2のカウンタ4が
Nカウントする間にK回イネーブル出力(“1”)を出力
するデコーダである。
【0007】図2は、上述の如く構成されたクロック分
周回路の動作を示すタイミングチャートである。以下、
図2に基づいて、上述の如く構成されたクロック分周回
路の動作を説明する。発振器1の伝振周波数が30MH
zとすると、通常の分周器では、15MHz,10MH
z,7.5MHz,・・・という如く、「整数分の一」の分周し
かできない。いま、上述の第1のカウンタ2のMの値を
6、第2のカウンタ4のNの値を4とすると、第1のカ
ウンタ2はデコーダ3の出力が0のとき6進カウンタ、
1のとき5進カウンタとなり、第2のカウンタ4は4進
カウンタとなる。ここで、レジスタ5にK=0がセット
されている場合には、デコーダ3の出力(DEC1)は第
2のカウンタ4の出力(CNT2)によらず“0”とな
り、第1のカウンタ2は6進カウンタ動作を続けるの
で、分周クロック(PCLK)の周波数は、30MHz/
6=5MHzとなる。
周回路の動作を示すタイミングチャートである。以下、
図2に基づいて、上述の如く構成されたクロック分周回
路の動作を説明する。発振器1の伝振周波数が30MH
zとすると、通常の分周器では、15MHz,10MH
z,7.5MHz,・・・という如く、「整数分の一」の分周し
かできない。いま、上述の第1のカウンタ2のMの値を
6、第2のカウンタ4のNの値を4とすると、第1のカ
ウンタ2はデコーダ3の出力が0のとき6進カウンタ、
1のとき5進カウンタとなり、第2のカウンタ4は4進
カウンタとなる。ここで、レジスタ5にK=0がセット
されている場合には、デコーダ3の出力(DEC1)は第
2のカウンタ4の出力(CNT2)によらず“0”とな
り、第1のカウンタ2は6進カウンタ動作を続けるの
で、分周クロック(PCLK)の周波数は、30MHz/
6=5MHzとなる。
【0008】また、レジスタ5にK=1がセットされた
とすると、デコーダ3からは第2のカウンタ4の1サイ
クル(PCLKの4カウント)中に1回“1”が出力され
る。これは、図2では、CNT2=3のときとなる。第
1のカウンタ2は、上述のデコーダ出力(DEC1)が
“1”の期間で、5進カウンタ動作を行う。分周クロッ
ク(PCLK)の出力としては、発振器1の1/6周期が
3回、1/5周期が1回という間隔のクロックとなり、
平均すると (6×3+5×1)/4=5.75分周された
ことになる。平均周波数は、30MHz/5.75=5.
22MHzとなる。同様に、レジスタ5にK=2がセッ
トされたとすると、デコーダ3からは第2のカウンタ4
の1サイクル(PCLKの4カウント)中に2回“1”が
出力されるので、PCLKの出力は、1/6周期が2
回、1/5周期が2回というクロックとなり、平均する
と5.5分周クロックとなる。
とすると、デコーダ3からは第2のカウンタ4の1サイ
クル(PCLKの4カウント)中に1回“1”が出力され
る。これは、図2では、CNT2=3のときとなる。第
1のカウンタ2は、上述のデコーダ出力(DEC1)が
“1”の期間で、5進カウンタ動作を行う。分周クロッ
ク(PCLK)の出力としては、発振器1の1/6周期が
3回、1/5周期が1回という間隔のクロックとなり、
平均すると (6×3+5×1)/4=5.75分周された
ことになる。平均周波数は、30MHz/5.75=5.
22MHzとなる。同様に、レジスタ5にK=2がセッ
トされたとすると、デコーダ3からは第2のカウンタ4
の1サイクル(PCLKの4カウント)中に2回“1”が
出力されるので、PCLKの出力は、1/6周期が2
回、1/5周期が2回というクロックとなり、平均する
と5.5分周クロックとなる。
【0009】上述の如く、図1に示した構成のクロック
分周回路によれば、M,N,Kの値によって、源振クロ
ックを(MN−K)/N分周することが可能となる。図3
は、上述のクロック分周回路を応用したレーザ記録ファ
クシミリ装置のプロッタ制御部の構成図である。図中、
11は先に図1に示した構成のクロック分周回路(以
下、「画素クロック発生部」という)であり、プロッタの
速度に合わせた画素クロックを生成し、書き込み1ライ
ンの同期信号であるプロッタラインシンクに同期させ
て、そのクロックを出力する。受信した画データまたは
スキャナで読み取った画データは、ページメモリ12に
蓄積される。プロットデータ制御部13では、パラレル
画データをシリアル画データに変換する。また、プロッ
トデータ制御部13では、上述のプロッタラインシンク
と画素クロックから1ラインの画データ区間を作成し、
その区間で、プロットデータとしてLD(レーザダイオ
ード)ドライブ部14に出力し、LDドライブ部14
は、そのデータに従ってLDを発光させる。
分周回路によれば、M,N,Kの値によって、源振クロ
ックを(MN−K)/N分周することが可能となる。図3
は、上述のクロック分周回路を応用したレーザ記録ファ
クシミリ装置のプロッタ制御部の構成図である。図中、
11は先に図1に示した構成のクロック分周回路(以
下、「画素クロック発生部」という)であり、プロッタの
速度に合わせた画素クロックを生成し、書き込み1ライ
ンの同期信号であるプロッタラインシンクに同期させ
て、そのクロックを出力する。受信した画データまたは
スキャナで読み取った画データは、ページメモリ12に
蓄積される。プロットデータ制御部13では、パラレル
画データをシリアル画データに変換する。また、プロッ
トデータ制御部13では、上述のプロッタラインシンク
と画素クロックから1ラインの画データ区間を作成し、
その区間で、プロットデータとしてLD(レーザダイオ
ード)ドライブ部14に出力し、LDドライブ部14
は、そのデータに従ってLDを発光させる。
【0010】図4は、変倍時の動作を示すタイミングチ
ャートである。以下、図4に基づいて、図3に示した実
施例の動作説明を行う。なお、以下の説明においては、
源振クロックを30MHzとし、等倍出力時の画素クロ
ックを5MHzとする。この場合、画素クロック発生部
11には、M=6、N=4、K=0をセットすることに
より、図4に示す如く、源振クロックを6分周した画素
クロックが発生し、このクロックに同期して、(等倍)
で示されるシリアル画データ(プロットデータ)が出力さ
れる。また、で示される如く、画素クロック発生部1
1にM=6、N=4、K=2をセットすると、(等倍)
に比べてプロットデータの3,4,7,8番目が1源振
クロック分短くなり、1ラインで見るとプロットデータ
の幅が22/24=91.7%に縮小されることにな
る。また、で示される如く、M=7、N=4、K=2
をセットすると、プロットデータの1,2,5,6番目
が1源振クロック分長くなり、1ラインで見るとプロッ
トデータの幅が26/24=108.3%に拡大される
ことになる。
ャートである。以下、図4に基づいて、図3に示した実
施例の動作説明を行う。なお、以下の説明においては、
源振クロックを30MHzとし、等倍出力時の画素クロ
ックを5MHzとする。この場合、画素クロック発生部
11には、M=6、N=4、K=0をセットすることに
より、図4に示す如く、源振クロックを6分周した画素
クロックが発生し、このクロックに同期して、(等倍)
で示されるシリアル画データ(プロットデータ)が出力さ
れる。また、で示される如く、画素クロック発生部1
1にM=6、N=4、K=2をセットすると、(等倍)
に比べてプロットデータの3,4,7,8番目が1源振
クロック分短くなり、1ラインで見るとプロットデータ
の幅が22/24=91.7%に縮小されることにな
る。また、で示される如く、M=7、N=4、K=2
をセットすると、プロットデータの1,2,5,6番目
が1源振クロック分長くなり、1ラインで見るとプロッ
トデータの幅が26/24=108.3%に拡大される
ことになる。
【0011】上述の如く、本実施例によれば、画素クロ
ック発生部11のセット値を変えるだけで、プロッタ部
での変倍が容易に可能となる。また、上述のクロック分
周回路のデコーダ3の出力(DEC1)を、第2のカウン
タ4の出力(CNT2)の1サイクル内で均等に振り分け
て出力するように構成ことにより、変倍した際の1画素
幅の違いを目立たなくすることができる。すなわち、図
2に示した実施例において、K=2の場合の(その1),
(その2)に示す如くデコーダ3の出力(DEC1)を出力
すると、分周クロック(PCLK)の出力は、(その1)で
は5分周クロック,6分周クロックが2回ずつ続けて交
互に出力されるのに対して、(その2)では5分周クロッ
ク,6分周クロックが1回ずつ交互に出力される。(そ
の2)で示される分周クロック(PCLK)の出力で画像
を出力すると、1画素のバラツキがわかりにくくなり、
画質の劣化を少なくすることができる。
ック発生部11のセット値を変えるだけで、プロッタ部
での変倍が容易に可能となる。また、上述のクロック分
周回路のデコーダ3の出力(DEC1)を、第2のカウン
タ4の出力(CNT2)の1サイクル内で均等に振り分け
て出力するように構成ことにより、変倍した際の1画素
幅の違いを目立たなくすることができる。すなわち、図
2に示した実施例において、K=2の場合の(その1),
(その2)に示す如くデコーダ3の出力(DEC1)を出力
すると、分周クロック(PCLK)の出力は、(その1)で
は5分周クロック,6分周クロックが2回ずつ続けて交
互に出力されるのに対して、(その2)では5分周クロッ
ク,6分周クロックが1回ずつ交互に出力される。(そ
の2)で示される分周クロック(PCLK)の出力で画像
を出力すると、1画素のバラツキがわかりにくくなり、
画質の劣化を少なくすることができる。
【0012】図5は、請求項3に対応する実施例を示す
もので、レーザプリンタ装置の要部を示すブロック構成
図である。図中、21はパーソナルコンピュータ(P
C)、22はプリンタコントローラ、23はシステム制
御部内のプロットデータ制御部、24は同画素クロック
発生部、25はレーザダイオード(LD)を示している。
プリンタコントローラ22では、PC21から送られる
キャラクタデータをビットマップ変換して、内部のペー
ジメモリ(図示されていない)に蓄積する。システム制御
部内のプロットデータ制御部23では、1ライン開始の
同期信号であるプリンタラインシンク,1ラインの有効
幅を示すLGATE,1ページ書込み有効期間を示すF
GATE,画データ転送クロックであるWCLK等のプ
ロットタイミング信号を作成して、プリンタコントロー
ラ22に出力する。プリンタコントローラ22は、これ
らのタイミングに合わせて、プリンタ画データ(WDA
TA)をシステム側に送信し、プロットデータ制御部2
3でその画データにより、LD25を発光させる。
もので、レーザプリンタ装置の要部を示すブロック構成
図である。図中、21はパーソナルコンピュータ(P
C)、22はプリンタコントローラ、23はシステム制
御部内のプロットデータ制御部、24は同画素クロック
発生部、25はレーザダイオード(LD)を示している。
プリンタコントローラ22では、PC21から送られる
キャラクタデータをビットマップ変換して、内部のペー
ジメモリ(図示されていない)に蓄積する。システム制御
部内のプロットデータ制御部23では、1ライン開始の
同期信号であるプリンタラインシンク,1ラインの有効
幅を示すLGATE,1ページ書込み有効期間を示すF
GATE,画データ転送クロックであるWCLK等のプ
ロットタイミング信号を作成して、プリンタコントロー
ラ22に出力する。プリンタコントローラ22は、これ
らのタイミングに合わせて、プリンタ画データ(WDA
TA)をシステム側に送信し、プロットデータ制御部2
3でその画データにより、LD25を発光させる。
【0013】上述の画データ転送クロック(WCLK)
は、画素クロック発生部24からの画素クロックと同じ
クロックなので、画素クロック発生部24に前述のクロ
ック分周回路を用い、セット値を適宜変化させれば、W
CLKり平均周波数が変化させることができるので、1
ラインの画データ数は変わらないまま、1ラインの転送
速度が変化し、変倍されたプロットデータを出力するこ
とができる。図6は、従来の一般的なプリンタ機能付き
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。ここ
で、ファクシミリ受信データ出力時とプリンタ画データ
出力時とで画素密度が異なる場合、例えば、ファクシミ
リは16×15.4dpm、プリンタは300dpiというよ
うに ミリ系とインチ系が共存する場合等には、ファク
シミリ用発振源(XTL1)28とプリンタ用発振源(X
TL2)29の2種類の発振源を持ち、FAX/プリン
タの切換え信号で、画素クロック発生部24への源振ク
ロックをセレクタ26によって切換えていた。
は、画素クロック発生部24からの画素クロックと同じ
クロックなので、画素クロック発生部24に前述のクロ
ック分周回路を用い、セット値を適宜変化させれば、W
CLKり平均周波数が変化させることができるので、1
ラインの画データ数は変わらないまま、1ラインの転送
速度が変化し、変倍されたプロットデータを出力するこ
とができる。図6は、従来の一般的なプリンタ機能付き
ファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。ここ
で、ファクシミリ受信データ出力時とプリンタ画データ
出力時とで画素密度が異なる場合、例えば、ファクシミ
リは16×15.4dpm、プリンタは300dpiというよ
うに ミリ系とインチ系が共存する場合等には、ファク
シミリ用発振源(XTL1)28とプリンタ用発振源(X
TL2)29の2種類の発振源を持ち、FAX/プリン
タの切換え信号で、画素クロック発生部24への源振ク
ロックをセレクタ26によって切換えていた。
【0014】すなわち、上述のプリンタ機能付きファク
シミリ装置においては、FAX/プリンタの切換え信号
で、画素クロック発生部24への源振クロックを切換え
て、それぞれの画素密度に合わせた画素クロックを発生
し、プロットデータ制御部23でその画素クロックの速
度でプロットデータを出力していた。しかしながら、こ
れでは構成が複雑になるので、この画素クロック発生部
24に前述のクロック分周回路を用いれば、1つの発振
源で、ファクシミリとして使用するときと、プリンタと
して使用するときの画素クロックを作成し、プロットす
ることが可能になる。上に示したプリンタ機能付きファ
クシミリ装置によれば、ミリ系とインチ系が共存する場
合等にも、構成が複雑にせずに対応可能な装置を実現で
きる。なお、上記各実施例は、いずれも本発明の一例を
示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきも
のではないことは言うまでもないことである。
シミリ装置においては、FAX/プリンタの切換え信号
で、画素クロック発生部24への源振クロックを切換え
て、それぞれの画素密度に合わせた画素クロックを発生
し、プロットデータ制御部23でその画素クロックの速
度でプロットデータを出力していた。しかしながら、こ
れでは構成が複雑になるので、この画素クロック発生部
24に前述のクロック分周回路を用いれば、1つの発振
源で、ファクシミリとして使用するときと、プリンタと
して使用するときの画素クロックを作成し、プロットす
ることが可能になる。上に示したプリンタ機能付きファ
クシミリ装置によれば、ミリ系とインチ系が共存する場
合等にも、構成が複雑にせずに対応可能な装置を実現で
きる。なお、上記各実施例は、いずれも本発明の一例を
示したものであり、本発明はこれらに限定されるべきも
のではないことは言うまでもないことである。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、任意の倍率で画像を変倍して記録することが可能
な画像記録装置を実現できるという顕著な効果を奏する
ものである。
れば、任意の倍率で画像を変倍して記録することが可能
な画像記録装置を実現できるという顕著な効果を奏する
ものである。
【図1】本発明の重要な構成要素であるクロック分周回
路の構成図である。
路の構成図である。
【図2】図1に示したクロック分周回路の動作を示すタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図3】図1に示したクロック分周回路を応用した、本
発明の一実施例としてのレーザ記録ファクシミリ装置の
プロッタ制御部の構成図である。
発明の一実施例としてのレーザ記録ファクシミリ装置の
プロッタ制御部の構成図である。
【図4】図3に示したレーザ記録ファクシミリ装置の変
倍時の動作を示すタイミングチャートである。
倍時の動作を示すタイミングチャートである。
【図5】本発明の他の実施例としてのレーザプリンタ装
置の要部を示すブロック構成図である。
置の要部を示すブロック構成図である。
【図6】従来の一般的なプリンタ機能付きファクシミリ
装置の構成を示すブロック図である。
装置の構成を示すブロック図である。
1 基準高周波クロックの発振器
2 第1のカウンタ
3 デコーダ
4 第2のカウンタ
5 レジスタ
11 クロック分周回路(画素クロック発生部)
12 ページメモリ
13 プロットデータ制御部
14 LDドライブ部
21 パーソナルコンピュータ(PC)
22 プリンタコントローラ
23 プロットデータ制御部
24 画素クロック発生部
25 レーザダイオード(LD)
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭61−129976(JP,A)
特開 昭61−157154(JP,A)
特開 昭63−249663(JP,A)
特開 昭63−284684(JP,A)
特開 昭64−26989(JP,A)
特開 平2−110784(JP,A)
特開 平4−53347(JP,A)
特開 平4−331569(JP,A)
特開 平6−205200(JP,A)
特開 平6−278316(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
G06T 3/40
H04N 1/393
H04N 1/40
Claims (4)
- 【請求項1】 受信画データまたはスキャナ等で読み取
った画データをビットマップ変換し、ページメモリに蓄
積して画素クロックに同期させてシリアル画データとし
てプロットする画像記録装置において、高周波数のクロ
ックをプログラマブルに分周する第1のカウンタ,該第
1のカウンタからの分周クロックをカウントする第2の
カウンタ,該第2のカウンタの出力をデコードし、第2
のカウンタが1周する間に予め設定された数だけイネー
ブル信号を出力するデコーダを備えたクロック分周回路
から出力されるクロックを用いて、任意の変倍を行う如
く構成したことを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】 前記クロック分周回路のデコーダのイネ
ーブル信号の出力間隔を、前記第2のカウンタのサイク
ルと前記デコーダが出力するイネーブル信号の設定数の
値により、制御する如く構成したことを特徴とする請求
項1記載の画像記録装置。 - 【請求項3】 プリンタコントローラが、システム制御
部からのラインシンク,画素クロック等の信号に同期し
てシリアル画データを出力する画像記録装置であって、
請求項1記載のクロック分周回路を備え、前記プリンタ
コントローラへの画素クロックを、前記クロック分周回
路によって作成する如く構成したことを特徴とする画像
記録装置。 - 【請求項4】 ファクシミリ受信機能を有し、ファクシ
ミリ受信データ出力時とプリンタ画データ出力時とで画
素密度が異なる画像記録装置であって、請求項1記載の
クロック分周回路を備え、該クロック分周回路により、
前記ファクシミリ受信データ出力時とプリンタ画データ
出力時とで異なる各画素密度に対応する画素クロックを
作成する如く構成したことを特徴とする画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25498994A JP3486985B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25498994A JP3486985B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08123957A JPH08123957A (ja) | 1996-05-17 |
JP3486985B2 true JP3486985B2 (ja) | 2004-01-13 |
Family
ID=17272667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25498994A Expired - Fee Related JP3486985B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3486985B2 (ja) |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25498994A patent/JP3486985B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08123957A (ja) | 1996-05-17 |
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