JP2597970B2 - 画像データ圧縮装置 - Google Patents

画像データ圧縮装置

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【発明の詳細な説明】 本発明はファクシミリや画像電子ファイル等に用いら
れる画像データの圧縮装置に関し、特に高解像度な画像
処理に適した画像データ圧縮装置に関するものである。
従来のファクシミリ等の画像伝送装置や近年の光ディ
スクや磁気ディスク等を用いた画像ファイル装置等にお
いては、画像データを圧縮して取扱うことにより、デー
タ量を減少せしめ伝送或いは蓄積動作の高速化、効率化
を計っている。
かかる画像圧縮とは、いわゆるコード変換操作の一種
であり、代表的な圧縮方法であるモディファイド・ホフ
マン(MH)符号化について言えば、画像中の連続した白
又は黒画素の画素数を別の符号コードに対応させて表現
するものである。この際、発生頻度の高い画素数に対し
ては短いコード長の符号コードを対応させ、一方、発生
頻度の低い画素数に対しては長いコード長の符号コード
を対応させることにより、画素の組合せの発生頻度の偏
りを利用し画像全体をより少ないビット数の別のコード
列で表現するものである。
このMH符号にはターミネイテイング符号とメイクアッ
プ符号という2種類の符号がある。即ち、画素数(ラン
レングス)が0から63までの各数を個別のターミネイテ
イング符号にて表わし、また64,128,192,256----,2560
の如く64毎の各数を個別のメイクアップ符号にて表わ
す。そして、0〜63のランレングスはターミネイテイン
グ符号1つにて、また、64以上のランレングスはメイク
アップ符号とターミネイテイング符号の組合せにて表わ
すものである。例えば白画素が515ビット連続したもの
は、515=64×8+3=512+3であるので、白のランレ
ングス512を示すMHコード(01100101)と白のライレン
グス3を示すMHコード(1000)を組合せた(01100101)
(1000)にて表わす。
前述の如く、ターミネイテイング符号は最大63,メイ
クアップ符号は最大2560のランレングスの表示が可能な
ので、これを組合せることにより最大2623(2560+63)
ビットのランレングスをMH符号により表わすことができ
る。
近年、例えば電子写真プロセスを用いたレーザー・ビ
ーム・プリンタ等の高速で、しかも高解像な画像記録が
可能なプリンタが開発され、この様なプリンタにより圧
縮画像の再生(記録)を行なうことが望まれる様になっ
ている。上述のレーザー・ビーム・プリンタは例えば1m
m当り16ドットの記録密度による画像再生が可能であ
り、従って、プリンタにて再生すべき画像を光学的に読
取るリーダにも同様な解像度が要求される。
ここにおいて、A4サイズ(210mm×297mm)の原稿を1m
m当り16ドットの解像度で読取るとすると、3360×4752
ドットの画素数となる。これに対して前述したMH符号を
用いた圧縮処理を行なうには、2560+63ビットでは表現
できないランレングスが生じることになる。そこで、26
23を超えるランレングスの表現を行なうために、(メイ
クアップ符号)+(メイクアップ符号)+(ターミネイ
テイング符号)の如く、メイクアップ符号を2つ用いた
拡張符号化が提案されている。
即ち、1mm当り16ドットで読取り動作する際に、A4サ
イズの短手方向の1ライン(3360ビット)が全て白画素
である場合、3360=2560+768+32であるので、白のラ
ンレングス2560及び768を夫々示すMHコード(000000011
111)と(011001101)及び白のランレングス32を示すMH
コード(00011011)の如くの3通りのMHコードを組合せ
ることにより3360ビットの連続した白画素を表現する。
この様に、メイクアップコードとターミネイテイング
コードの組合せにより表現されラン長のMH符号の符号長
はかなり長いものとなる。従って、この長い符号を一度
に発生しようとすると、その時点に非常に負担がかか
り、更には、次のMH符号の発生いを遅らせねばならない
等の不都合を生じる可能性もある。これは、高速な画像
伝送を達成する場合の障害ともなる。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、比較的長
いラン長の画像を含む画像の符号化を高速に実行可能と
することを目的とし、詳しくは、白画素または黒画素を
夫々表わす2値画像信号を連続して入力する入力手段
と、前記入力手段から連続して入力する2値画像信号に
よって表わされた白画素及び黒画素の夫々の連続数をカ
ウントするカウント手段と、前記入力手段から連続して
入力する2値画像信号によって表わされた画像の色の変
化点を検出する検出手段と、前記検出手段により変化点
が検出されたときに、前記カウント手段のカウント値を
順次格納する格納手段と、前記格納手段から出力された
カウント値が63以下の場合は0から63までの各値を表わ
すターミネイテイング符号を発生し、64以上の場合は6
4,128,192,・・・2560の如く64毎の各値を表わすメイク
アツプ符号と0から63までの各値を表わすターミネイテ
イング符号を発生する発生手段と、前記カウント手段の
カウント値が2560に達したことを判別する判別手段とを
有し、前記検出手段により変化点が検出される前に、前
記カウント手段のカウント値が2560に達したことが前記
判別手段により判別されたときは、2560を表わす前記カ
ウント手段のカウント値を、変化点の検出前に前記格納
手段に格納し、且つ、前記カウント手段のカウント値を
クリアし、その後、前記検出手段により変化点が検出さ
れたときに、前記カウント手段のカウント値を前記格納
手段に格納する画像データ圧縮装置を提供するものであ
る。
以下、本発明を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本発明を適用したリーダの断面図である。
図中、201は原稿台ガラス、202はハロゲンランプ、螢
光灯等の棒状光源、203は第1ミラー、204は第2ミラ
ー、205は第3ミラー、206はレンズ、207はCCD等の一次
元固体撮像素子である。
装置の動作を説明すると、原稿台ガラス201上に載置
された原稿は棒状光源202により照明され原稿を走査
(副走査)する第1ミラー203、第2ミラー204、第3ミ
ラー205を介してレンズ206により、CCD207上に結像され
る。CCD207の主走査方向は図面に対して垂直な方向であ
る。棒状光源202及び第1ミラー203は支持体(不図示)
により一体となつており、案内レール(不図示)により
図中F方向へ移動しつつ、原稿面を走査する(副走
査)。第2ミラー204、第3ミラー205は支持体(不図
示)により一体となつており第1ミラー203と同一方向
に第1ミラー203の移動速度の1/2のスピードで案内レー
ル(不図示)上を移動する。棒状光源202、第1ミラー2
03、第2ミラー204、第3ミラー205は夫々図中実線で示
す読取開始位置から点線で示す読取終了位置(202′,20
3′,204′,205′)まで移動するが、この時原稿台201か
らミラー203,204,205を通つてレンズ206までの光路長は
常に一定に保たれる。
尚、本リーダ装置はA4サイズの原稿を短手方向に副走
査し、その読取りの線密度は16Line/mmである。また、
主走査方向は16Pel/mmの解像度である。従つて、主走査
1ラインによる出力ビツト数は3360ビツトで、この主走
査を4752ライン行なう。
これにより、原稿全面の画像の読取りを行ない、原稿
画像の濃淡に応じたレベルの画像信号を1ライン毎に出
力する。
208は原稿読取開始センサ、209は原稿読取終了センサ
であり、両センサは例えばフオトインタラプタにて構成
され、第1ミラー203に設けられた不図示の動作片によ
り作動され、第1ミラー203が夫々のセンサ位置に対応
する位置に存在するときにセンサ出力を行なう。
また、原稿読取の終了後、上述のミラー及び光源は実
線位置に高速に復帰する。
第2図は第1図示CCD207の駆動回路の一例を示す回路
図である。207は第1図示と同様のCCD(光電変換素子)
である。901は画像読取り動作の基準となるクロツク信
号CLKを発生する水晶発振器、902は水晶発振器901から
のクロツク信号をカウントするカウンタで、CCD207にお
けるシフトレジスタ転送開始を指示するシフトパルス90
7の入力によりその出力908をハイレベルとするとともに
カウント開始し、CCD207による1ライン当りの読取画素
数(本実施例では3360)のカウント終了により出力908
をローレベルとする。この出力908は後述するビデオイ
ネーブル信号VEN(水平同期信号)として用いられる。
904はCCD207より出力される画像の濃淡に応じたレベ
ルのアナログ出力を4ビツトのデジタル信号に変換する
ためのA/D変換器であり、抵抗Rにて夫々分圧された電
位と入力アナログ信号を比較し、出力D0〜D3を出力す
る4個のコンパレータからなる。A/D変換器904からの4
ビツトデジタル信号は2値化回路905で固定閾値との比
較による2値化或いはデイザ方を用いた中間調再現のた
めの2値化処理がなされ、更に、同期回路906にて前述
のクロツク信号CLKに同期したシリアル信号として出力
される。このシリアル信号が2値化された画像信号であ
る。
第3図はCCD207の概略構成図である。301は出力トラ
ンジスタで、303は出力電圧をホールドするコンデンサ
メモリである。また、302はコンデンサメモリ303のチヤ
ージをリセツトするリセツトスイツチである。
306は感光部であり、一画素単位の受光素子1,2・・・・・
を有する。この感光部306に原稿からの反射光が入射
し、受光素子1,2・・・の夫々に光の強弱に応じた電荷がチ
ヤージされる。受光素子1,2・・・・に夫々チヤージされた
電荷は偶数画素及び奇数画素に分けられ、各々CCDシフ
トレジスタ304,305にパラレルシフトされる。このシフ
トのタイミングは前述したシフトパルス907の入力タイ
ミングであり、このシフトパルスによりゲート307及び3
08をオンすることによる。
CCDシフトレジスタ304,305はクロツクパルスφ1,φ2
により図示左方向へ順次転送され、偶数画素及び奇数画
素の夫々に対応したチヤージを交互に出力トランジスタ
301に送り込む。
第4図は前述した原稿読取開始センサ208及び原稿読
取終了センサ209のセンサ出力により垂直同期信号VSYNC
を形成するための回路である。2個のナンドゲート403,
404にて周知のフリツプフロツプを構成する。そしてナ
ンドゲート403の入力401には原稿読取開始センサ208の
センサ出力を、また、ナンドゲート404の入力402には原
稿読取終了センサ209のセンサ出力を印加する。これに
よりフリツプフロツプの出力405は原稿読取開始センサ2
08のセンサ出力から原稿読取終了センサ208のセンサ出
力迄の期間ハイレベルとなる。このハイレベルの信号が
垂直同期信号VSYNCであり、即ち、垂直同期信号VSYNCは
CCD207による原稿の読取開始に同期して発生し、読取終
了に同期して滅勢する信号である。尚本実施例では原稿
走査(読取り)のために移動するミラーの位置センサに
より垂直同期信号を形成したが、他の方法例えばCCD207
の読取開始から主走査数をカウントし、カウント値が所
定値になつた時点で原稿読取の終了を示す信号を形成
し、これを垂直同期信号VSYNCとして用いてもよい。
第5図は第1図示のリーダにて読取り出力される2値
画像信号をモデイフアイドホフマン(M.H)符号化によ
り圧縮し、MH符号を出力する圧縮回路の構成を示す回路
図である。
前述の画像信号VIDEO、クロツク信号CLK、ビデオイネ
ーブル信号VEN及び垂直同期信号VSYNCが入力される。
220及び221はクロツク信号CLKにて動作するDフリツ
プフロツプであり、ビデオイネーブル信号VENがフリツ
プフロツプ220に入力され、フリツプフロツプ220のQ出
力はフリツプフロツプ221に入力される。従つて、ビデ
オイネーブル信号VENはフリツプフロツプ220で1クロツ
ク分、また、フリツプフロツプ221で2クロツク分の遅
延がなされる。フリツプフロツプ220のQ出力とフリツ
プフロツプ221の出力はナンドゲート226に入力され
る。これにより、ビデオイネーブル信号VENの立上り検
出を行ない、その立上り検出時ナンドゲート226の出力
がローレベルとなる。このローレベル出力時が、1ライ
ン分の画像信号VIDEOの入力開始タイミングであり、こ
のナンドゲート226のローレベル出力をEOL検出信号とい
う。
222及び224もクロツク信号CLKにて動作するDフリツ
プフロツプであり、フリツプフロツプ222には画像信号V
IDEOが、また、フリツプフロツプ224にはアンドゲート2
23を介してフリツプフロツプ222のQ出力が夫々入力さ
れる。
従つて、画像信号VIDEOはフリツプフロツプ222で1ク
ロツク分、また、フリツプフロツプ224で2クロツク分
の遅延がなされる。フリツプフロツプ222のQ出力とフ
リツプフロツプ224のQ出力は排他的オアゲート225に入
力される。これにより、画像信号の白から黒又は黒から
白への変化点検出を行ないその変化点の検出時に排他的
オアゲート225の出力がハイレベルとなる。この排他的
オアゲート225のハイレベル出力を変化点検出信号とい
う。
218はクロツク信号CLKに従つてシフト動作する8ビツ
トのシフトレジスタであり、垂直同期信号VSYNCを入力
し、それをQAからQHまでの8クロツク分だけ遅延動作
する。シフトレジスタ218の出力QAが反転ゲート240を
介してナンドゲート219に入力され、また出力QEもナン
ドゲート219の他の入力となる。これにより、垂直同期
信号VSYNCの立下がりから5クロツク分だけナンドゲー
ト219の出力がローレベルとなる。このローレベル出力
が1ページ分の画像信号VIDEOの入力完了のタイミング
を示し、これにより1ページの画像終了を示すRTC信号
の出力を制御する。
211,212及び213は夫々4ビツトカウンタであり、これ
を直列接続して12ビツトカウンタを構成する。これをラ
ン長カウンタと呼び、これにより、クロツク信号CLKの
カウントを行なう。尚カウンタ211の最下位ビツトは1
にセツトされている。
カウンタ211の出力QA〜QD及びカウンタ212の出力Q
A〜QD、そして、カウンタ213の出力QA,QDと出力QB,Q
cを反転した出力▲▼,▲▼及び変化点検出信
号の反転信号がナンドゲート210に入力される。これに
より、12ビツトカウンタのカウント値が(1001111111
1)即ち2559となつたときにナンドゲート210の出力がロ
ーレベルとなる。このナンドゲート210のローレベル出
力を2560検出信号という。
214,215及び216は夫々ビツトのカウンタであり、これ
を直列接続して12ビツトカウンタを構成し、これをライ
ンカウンタと呼び、これにより、クロツク信号CLKのカ
ウントを行なう。このラインカウンタの初期セツト値は
1ライン分の画素数3360ビツトより1多いカウントがで
きる様にセツトされている。これはラン長カウンタが常
に1からカウント開始するので、ラン長カウンタと同じ
値をカウントさせるためである。そして、1ライン分の
クロツク(3360)をカウントアツプした時点でカウンタ
216がリツプルキヤリ信号RCを出力する。このリツプル
キヤリ信号RCをラインエンド信号という。尚、このライ
ンエンド信号にてカウンタ214〜216はクリアされる。
217は負論理オア回路であり、このオア回路217の出力
によりMH符号の発生を制御する。アオ回路217には5通
りの入力があり、それはナンドゲート210からの2560
検出信号、排他的オアゲート225からの変化点検出信
号をインバータを介して反転した信号、ナンドゲート
226からのEOL検出信号、ラインカウンタからのライン
エンド信号及びナンドゲート219からのローレベル出
力である。そして、これら5通りの入力のいずれかがロ
ーレベルとなつた場合に、オア回路217はローレベル出
力を行なう。
オア回路217のローレベル出力により、ラン長カウン
タのカウント値はクリアされる。即ちランレングスカウ
ンタは画像信号の変化点、ラインエンド、ビデオイネー
ブル信号VENの立上り時、垂直同期信号VSYNCの立下り時
及び白又は黒のラン長が2560続いたときのいずれかの場
合にクリアされる。また、後述の様にオア回路217のロ
ーレベル出力によりレジスタ231〜234がデータ取込みを
行なう。
231〜234は夫々フアーストイン・フアーストアウト
(FIFO)レジスタであり、オア回路217のローレベル出
力により、入力端D0〜D3に印加されているデータを取
り込み、後述のUNCK信号にてデータ出力する。即ち、レ
ジスタ232〜234はラン長カウンタの12ビツトのカウント
値をパラレルに取込み、従つて、レジスタ232〜234には
オア回路217がローレベル出力となつた時点のラン長が
取込まれる。また、レジスタ231はオア回路241の出力を
入力端D0に、フリツプフロツプ224のQ出力を入力端D
1にそしてナンドゲート227の出力を入力端D3に取り込
む。
オア回路241はナンドゲート219のローレベル出力とナ
ンドゲート226のローレベル出力(EOL検出信号)のいず
れか一方にて出力がハイレベルとなる。このハイレベル
出力はレジスタ231の出力Q0からバツフア235の入力
に伝達される。これにより、バツフア235は後述のEOL符
号発生状態になされる。
即ち、ナンドゲート226からのEOL検出信号により1ク
ロツク分のEOL符号の発生が可能となり、また、アンド
ゲート219のローレベル信号によりクロツク分のEOL符号
の発生が可能となる。複数のEOL符号の連続は、1ペー
ジ分の画像信号VIDEOの完了を示すRTC信号である。従つ
て、5クロツク分のEOL符号によりRTC信号を形成する。
このように、画像信号VIDEOの水平同期信号であるビ
デオイネーブル信号VENの立上りに同期して、1クロツ
ク分のEOL符号を、又、垂直同期信号VSYNCの立下りに同
期して5クロツク分のEOL符号(即ち、RTC信号)が発生
される。従つて、画像の1ラインの先頭にはEOL符号
を、また画像の1ページの終了後にはRTC信号を正確に
発生することができるものであり、又、圧縮すべき画像
信号の入力装置、例えばリーダの画像読取動作に正確に
対応し、読取りとリアルタイムにEOL符号及びRTC信号の
形成がなされる。
レジスタ231の入力端D1への入力、即ちフリツプフロ
ツプ224のQ1出力はB/信号であり、入力している画像
信号が黒であるか白であるかを示すものであり、ハイレ
ベルで黒を、ローレベルで白を示す。この入力端D1
の入力信号は出力端Q1よりバツフア235に入力される。
ナンドゲート227にはラン長カウンタのカウンタ211の
出力QA〜QD及びカウンタ212の出力QA,QBの6出力及
び変化点検信号の反転信号が印加されており、これら全
て1となつたときに、ローレベル出力をレジスタ231の
入力端231に伝える。即ち、12ビツトのカウント値の下
位6ビツトが1(即ちラン長が63)となつたとき、この
カウント位によりラン長が63以上と判断できる。従つ
て、ナンドゲート227の出力がローレベルとなるときは
メータアツプコードの発生が必要である。このようにナ
ンドゲート227の出力はローレベルでメイクアツプコー
ド、ハイレベルでターミネイテイングコードを示す/T
信号である。この/T信号はフリツプフロツプ242で1
クロツク遅延した後レジスタ231からバツフア235に伝え
られる。
バツフア235は入力(ゲート入力)がローレベルの
場合に4つのFIFOレジスタ231〜234からの出力をバツフ
アするものである。しかしEOL符号を発生するときには
入力がハイレベルとなり、バツフア235の出力A0〜A
11が全て1となる。この入力へのハイレベル信号は前
述の様にレジスタ231のQ0出力である。
236はMHコード発生用ROM(リードオンリメモリ)及び
有効コード長発生用ROMである。このROMには白及び黒の
夫々のラン長に対するMH符号が格納され、FIFOレジスタ
231〜234から発生しバツフア235を介して入力するラン
長データ、/T信号、B/信号及びEOLの各出力(フラ
グ)によつてアドレスされてそれに対応するMH符号を出
力する。尚、前述のEOL符号の発生が必要なときに入
力によりバツフア235の出力A0〜A11が全て1となる
が、この信号に対しても、EOL符号を発生する様にROM23
6にデータ格納される。
237,238はバツフアであり、ROM236の出力をパツキン
グ回路239に伝達する。パツキング回路239は16ビツトの
パツキング回路であり、不定長で発生するMH符号を一定
長(16ビツト)のデータ列に変換するための回路であ
る。そして、パツキングされた一定長のデータ列をパラ
レルに出力する。パツキング回路239における信号UNCK
は16ビツトのパツキングが完了した場合や、次のMH符号
が必要となつた時等に出力され、これにより、FIFOレジ
スタ231〜234に取り込まれているデータを出力せしめ、
バツフア235を介してROM236のアドレスを行わしめる。
第5図の回路の動作説明する。MH符号化方式によるデ
ータ型式は第6図(2)の如くである。即ち、画像デー
タを示すMH符号はライン毎に連続して伝送され、そのラ
イン間にラインの区切りを示すEOL符号が挿入される。
そして、1ページ分のnラインのMH符号の完了に続いて
複数のEOL符号の連続からなるRTC信号が付加される。従
つて、受信側、即ち復号処理装置ではこのEOL符号によ
り復号のための同期取りを行ない、また、RTC信号によ
り画像の区切りを認識する。尚、第6図(1)は1ペー
ジ分のMH符号期間を示す前述の垂直同期信号VSYNCであ
る。
第7図は1ライン分の画像信号VIDEOの1例を示す図
であり、1ライン3360ビツトのうち515ビツトの白に続
き515ビツトの黒そして2330ビツトの白という1ライン
の画像信号VIDEOの図である。第7図(1)は前述のビ
デオイネーブル信号VENで、1ライン3360ビツトの画像
の開始時にハイレベルとなり、終了時にローレベルとな
る。ビデオイネーブル信号VENの立上りによりEOL検出信
号(3)が第5図示ナンドゲート226より出力される。
また、変化点検出信号(4)が、白から黒及び黒から白
への画像信号の変化に対応して第5図示排他的オアゲー
ト225より出力される。更にラインエンド信号(5)が3
360ビツトの終了に同期し、第5図示ラインカウンタよ
り出力される。
このEOL検出信号によりEOL符号が、また、変化点検出
信号及びラインエンド信号によりその時点のラン長に対
応したMH符号が前述の様に発生される。
第8図は1ライン3360ビツトが全て白画像である場合
を示す。第8図の例において、EOL検出信号とラインエ
ンド信号は前述の第7図の例と同様に形成されるか、画
像信号VIDEOに変化がないので変化点検出信号は形成さ
れず、従つて、1ラインの途中で変化点を基準とするMH
符号の発生がなされない。従つて、1ライン分の画像に
対するMH符号の発生がラインエンド信号(5)の発生時
のみしかなされず、この時点で多量なMH符号(例えば2
つのメークアツプコードと1つのターミネイテイングコ
ード)の出力が必要となる。即ち、ラインエンド信号発
生時に多くの負担が集中してしまう。
そこで、本例では前述の如くナンドゲート210による2
560検出信号を用い、画像の変化点が長時間に渡つて生
じない場合でも、2560ビツトの画像発生時点で強制的に
MH符号を発生せしめ、後のMH符号発生の負担を軽減す
る。第9図はこの2560の検出信号を用いた場合の例を示
す。第9図は第8図の例と同様に1ライン3360ビツトが
全て白画像の場合である。EOL検出信号(3)とライン
エンド信号(6)は第8図と同様に形成され、更に、25
60検出信号(5)が1ラインの途中で形成される。そし
て、この2560検出信号の発生時にまず2560ビツトのラン
長に対応したMH符号を発生し、その後ラインエンド信号
の発生時に残り、即ち800ビツトのラン長に対応したMH
符号を発生する。この様に、長期に渡つて変化点が生じ
ない場合でも、それに対するMH符号発生が1点に集中せ
ず、分けて発生することが可能となる。尚、第9図は1
ラインが全て白画像の例を示したが、白又は黒画像が25
60以上続く場合にも同様に、2560検出信号発生により25
60ビツトのラン長に対応したMH符号を発生し、その後の
変化点において残りのラン長に対するMH符号を発生させ
るものである。
第10図は、リーダからの画像信号VIDEOが黒画像から
始まつた場合について表わしたものである。即ち、1ラ
イン3360ビツトのうち、515ビツトの黒画像、515ビツト
の白画像、そして2330ビツトの黒画像が順次入力された
場合を示し、第7図示のものとは全く黒と白の関係が反
転した形になつている。
この時MH符号は黒画像のラン長515ビツトに対応する
ものから発生することになるが、CCITTの勧告によれば
1ラインの最初は白ランから始めることに定められてい
る。
従つてこの場合は、ラン長0の白画像をラン515の黒
画像の前に付加するという形式に改めるのが当然であ
る。
しかし、この為にだけにラン長カウンタの初期値を0
にし、ラン長0に対応するMH符号を発生するのは、回路
の規模が大きくなり不都合が多い。何故なら画像データ
の通常白画像のラン長又は黒画像のラン長は最低でも1
ビツトであり、しかも、これ以上のラン長であることが
一般的である。
従つて、ラン長カウンタの初期値は第5図示の様に常
に“1"にセツトしておいた方が、回路が簡素化され、省
スペースにもなる。そして、先頭に白画像を作るために
第11図に示す様に当初あつたラン長515の黒画像のうち
先頭の1ビツトをラン長1の白画像に置き換えてしま
う。これにより、ラン長0の白画像のMH符号をわざわざ
そう入する必要性は全くなくなることになる。
但し、この場合、当然のことながら黒画像データの最
初の1ビツトは白画像になつてしまうことになるが、1
ライン3360ビツト中、最初の1ビツトが白となつても、
再生した画像上では何の不都合もなく、むしろ、再生し
た画面では有効画面積の関係上、最初の1ビツトは現わ
れないことが多く不都合を生じることはない。
この手法を実現しているのが、第5図におけるアンド
ゲート223である。即ちナンドゲート226からのEOL検出
信号にてフリツプフロツプ222からの出力をゲートし、
それを強制的に1クロツク分ローレベル(白画像)とし
てしまうものである。又、ラン長カウンタの初期値を常
に“1"にセツトするのは第5図示カウンタ211のうちA
入力をハイレベルにセツトすることによつて実現され
る。これは本実施例では、ラン長0の白画像のMH符号を
出力するために、カウンタに0値が表われる必要がない
からである。
以上本発明をフアクシミリを例にとつて説明したが、
電子フアイル等他の圧縮処理に適用可能なことは言う迄
もない。また、MH符号化のみならず、同様な圧縮方式に
も本発明は適用可能である。
以上説明した様に、比較的長いラン長の画像の圧縮に
際しては圧縮コードの発生タイミングを分けることがで
き、1時に負担が集中することを防ぐものである。
また、1ラインが黒画素から初まるものであつたとし
てもゼロのラン長の白画像に対応するMH符号を形成する
必要がなく、簡単な構成で1ラインの最初に白画像に対
するMH符号を発生することができる。
また、圧縮すべき画像データの入力に同期して、画像
データの圧縮符号に付加すべきライン区切りを示す符号
及びページ区切りを示す符号を発生し、高速且つリアル
タイムな圧縮処理を達成するものである。
以上説明した様に、本発明によると、比較的長いラン
長の画像を符号化する場合、例えば、白画素または黒画
素の連続数(ラン長)が2623を超え、そのラン長を2560
を表わすメイクアツプ符号及びもう1つのメイクアツプ
符号とターミネイテイング符号の3つの符号の組合わせ
で表わす場合、ラン長のカウント値が2560に達したとき
に変化点の検出に拘りなく、予め2560を表わすメイクア
ツプ符号を発生可能な状態とするので、2560を表わすメ
イクアツプ符号と残りのメイクアツプ符号及びターミネ
イテイング符号とを別個の時間に発生させることが可能
となり、これにより、3つの符号の全てを一度に発生す
る負担を軽減でき、また、そのための時間を削減でき、
その結果、比較的長いラン長の画像を含む画像の符号化
を高速に実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用したリーダの断面図、第2図はCC
Dの駆動回路の一例を示す回路図、第3図はCCDの概略構
成図、第4図は垂直同期信号を形成するための回路図、
第5図は圧縮処理を行なう回路の一例を示す回路図、第
6図はMH符号化のデータ型式を示す図、第7図〜第11図
は画像信号に対する第5図回路の動作を示すタイムチヤ
ート図であり、 207はCCD 220〜222,224はD−フリツプフロツプ 210〜216はカウンタ 217は負論理オア回路 218はシフトレジスタ 236はROMである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】白画素または黒画素を夫々表わす2値画像
    信号を連続して入力する入力手段と、 前記入力手段から連続して入力する2値画像信号によっ
    て表わされた白画素及び黒画素の夫々の連続数をカウン
    トするカウント手段と、 前記入力手段から連続して入力する2値画像信号によっ
    て表わされた画素の色の変化点を検出する検出手段と、 前記検出手段により変化点が検出されたときに、前記カ
    ウント手段のカウント値を順次格納する格納手段と、 前記格納手段から出力されたカウント値が63以下の場合
    は0から63までの各値を表わすターミネイテイング符号
    を発生し、64以上の場合は64,128,192,・・・2560の如
    く64毎の各値を表わすメイクアツプ符号と0から63まで
    の各値を表わすターミネイテイング符号を発生する発生
    手段と、 前記カウント手段のカウント値が2560に達したことを判
    別する判別手段とを有し、 前記検出手段により変化点が検出される前に、前記カウ
    ント手段のカウント値が2560に達したことが前記判別手
    段により判別されたときは、2560を表わす前記カウント
    手段のカウント値を、変化点の検出前に前記格納手段に
    格納し、且つ、前記カウント手段のカウント値をクリア
    し、その後、前記検出手段により変化点が検出されたと
    きに、前記カウント手段のカウント値を前記格納手段に
    格納することを特徴とする画像データ圧縮装置。
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