JPS61144974A - フアクシミリ信号伝送方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はファクシミリ信号伝送方法および装置に関する
。

〔従来の技術〕

一般に１高速フアクシミリ装置においては、原稿読取り
条件として、例えば、ＣＯＤのような１次元イメージセ
ンサの主走査分解能をｌ　ｍｍ当り８画素とし、主走査
分解能に対応する原稿の副走査方向への送りビ、テをｌ
　ｍｍ当シフ、７本に設定している。

この場合、原稿サイズをＪＩＳＡ４判（画面幅２１０ｍ
ｍ）にすると、１走査線当りの画素数は２１０Ｘ８＝１
６８０になる。副走査方向の原稿長は２９７　ｍｍであ
るから、走査線数は２９７×７．７中２２８７本になる
。

従って、Ａ４判サイズの原稿１画面を定量したときの画
素ごとの画素データ量は、中間調を考慮しない白、黒２
値処理を行ったとしても、１６８０Ｘ２２８７＝３，８
４２，１６０ビツトに達する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のファクシミリ信号伝送方法および装置では、上記
した画素データのすべてを符号化して伝送路に送出して
いるため、伝送路上の情報量が極めて多くなり、帯域圧
縮技術を用いても所要伝送時間が長くなる。

一方、伝送時間を短縮するために、通常の手書原稿では
主走査方向に１　ｍｍ当９４画素、副走査方向Ｋ１ｍｍ
当り３．７５本の分解能があれば、実用上はぼ満足でき
る記録再生画が得られること罠着目して、原稿の読取り
時および記録時の分解能を粗くすると、伝送時間は短縮
できるが細部の画像情報が欠落することＫなり、記録画
質を著しく劣化させる。

すなわち、従来のファクシミリ信号伝送方法および装置
は、記録画質の劣化を容認することなしく高速化ができ
ないという欠点がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の第１の発明の７アクシミリ信号伝送方法は、原
稿を走置して走査線ごとに所定の画素数に対応する画素
データからなる画信号を読取り、その画信号から互に隣
接する走査線ごとに主走査方向に奇数番目および偶数番
目それぞれに位置する画素データを間引きする千鳥状間
引きを行い伝送データを出力し、伝送データを伝送路に
送出し、伝送された伝送データにおける走査線ごとの画
素データ数が前記所定の画素数と一致するよう間引き後
の画素データの補完を行って記録画信号を出力し、前記
所定の画素数に対応する記録素子を有する記録デバイス
で記録画信号を記録するように構成される。

本発明の第２の発明のファクシミリ信号伝送送信装置は
、原稿を走査して走ｆ、１１ごとに所定の画素数に対応
する画素データからなる画信号を出力する読取手段と、
その画信号から互に隣接する走査線ごとに主走査方向に
奇数番目および偶数番目それぞれに位置する画素データ
を間引きする千鳥状間引きを行い伝送データを出力する
データ抽出手段と、伝送データを伝送路に送出する送信
手段とを有している。

本発明の第３の発明のファクシミリ信号伝送受信装置は
、伝送される伝送データを受信する受信手段と、受信さ
れた伝送データにおける走査線ごとの画素データ数が所
定の画素数に一致するよう間引き後の画素データを補完
して記録画信号を出力するデータ充填手段と、前記所定
の画素数に対応する記録素子を有する記録デバイスで記
録画信号を記録する記録手段とを有している。

〔実施例〕

以下に、本発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。

第１図は本発明の第１の実施例を示すプロ、り図で、フ
ァクシミリ信号伝送方法および装Ｒは読取部１１と、デ
ータ抽出回路１２と、符号化回路１３と、変調回路１４
とを備える送信装置と、復調回路１５と、復号化回路１
６と、データ充填回路１７と、記録部１８とを備える受
信装置とを含み、両装置間を伝送路１９で接続している
。

第１図において、読取部ＩＮ−ｔ、例えばＣＯＤなどの
１次元イメージセンサで原稿を主走査し、原稿の濃淡罠
応じて画素ごとの画素データを読取り、読取った画素デ
ータを２値化して白に対して「０」、黒く対して「１」
の２植体号形からなる走査線ごとの画信号ＰＤを出力し
、データ抽出回路１２に供給する。ここで、１次元イメ
ージセンサはＣＯＤのほか、ＭＯＳイメージセンサ、密
着形イメージセンサでも同様に使用できる。

データ抽出回路１２は第２図に詳細ブロック図を示すよ
うに、１／２分周器２１、反転器２２、セレクタ２３．
１／Ｎ分周器２４、サンプリング回路２５、記憶回路２
６および記憶制御回路２７を備える。

第２図において、クロックＳ！は読取部１１から供給さ
れ、ＣＣＤの走置クロ、りを１／２周期シフトしたもの
である。１／２分周器２１はクロ、りＳｌを１／２分周
して、奇数番目走置ａＫ対する間引きサンプルクロック
Ｓ雪を出力しセレクタ２３に供給する。間引きサンプル
クロ、りＳ。

け反転器２２で反転されて、偶数番目走査線に対する間
引き反転クロックＳ鵞がセレクタ２３に供給される。

セレクタ２３には、読取部１１からそれぞれの走査線に
対する主定量の開始ごとに位相信号ＰＨが供給されてい
て、セレクタ２３は位相信号ＰＨごとに１間引きサング
ルクロ、りＳｚと間引きサンプルクロックＳ２とを交互
に選択し、サンプリング回路２５に供給する。

サンプリング回路２５には、読取部１１から仔数番目走
置線に対する画信号ＦＤが供給されるとき、間引きサン
プルクロ、りＳｚが供給され、偶数番目走査線に対する
画信号ＦＤが供給されるとき、間引きサンプルクロック
Ｓ２が供給される。

す／ブリング回路２５は間引きサンプルクロ、りＳ、お
よびＳｓ　Ｋ応じて１画信号ＦＤのサンプリングを行う
。

第４図のタイムチャートに示すよう罠、画信号ＦＤが奇
数番目走査ＩＷＶＣ対応するときは、間引きサンプルク
ロ、りＳｚのサンプルポイントから、画信号ＰＤＫおけ
る主走査方向１ｃ１．３．５．７゜９・・・・・・のそ
れぞれ軒数順位の画素データが順次サンプルされ、サン
プリング回路２５から記憶回路２６に供給される。画信
号ＰＤが偶数番目走査線に対応するときは、間引きサン
プルクロ、り８゜のサンプルポイントから、画信号ＰＤ
Ｋおける主走査方向に２．４．６，８．１０・・・・・
・のそれぞれ偶数順位の画素データが順次サンプルされ
、サンプリング回路２５から記憶回路２６に供給される
。

記憶制御回路２７けセレクタ２３からの間引きサンプル
クロックＳ２およびＳｚに応じて書込アドレスＷＡを記
憶回路２６に供給し、サンプリング回路２５から記憶回
路２６に供給される間引き後の画信号を記憶回路２６に
走査線順に格納する。

記憶回路２６は複数の走ｆ、ｌｉ！分の間引き後の画信
号を格納できる容量をもち、符号化回路１３のバッファ
メモリとして動作する。

第３図は画素データの間引き状態を示す概念図で、上記
した画素データの間引きによって、第３図に示すように
、互に隣接する走査線ごとに主走査方向に奇数番目およ
び偶数番目それぞれの画素データが選択される。第３図
において、縦方向は走査線順位を示し、横方向けそれぞ
れの走査線において選択される画素データを斜線にて示
す。

ｒｎＪけ１走査線に対応する画素データ数で、原稿サイ
ズがＡ４判で主走査方向の分解能が１　ｍｍ当り８本の
ときは「ｎ　＝　１６８０　Ｊになる。

記憶制御回路２７は符号化回路１３からの読出指示命令
几Ｅが供給されたとき、１／Ｎ分周器２４でクロ、りＳ
ｌを１／Ｎ分周した読出クロ。

りＳ３に応じて、記憶回路２６に続出アドレス几Ａを供
給し、格納した間引き後の画信号を走査線単位で読出し
伝送データＴＤとして符号化回路１３に供給する。ただ
し、上記の分局比Ｎは伝送データＴＤの伝送路１９にお
ける伝送速度にしたがって設定される。

第１図において、符号化回路１３は走査線単位で供給さ
れる伝送データＴＤを、例えば、ＣＣＩＴＴ勧告Ｔ４に
定める符号化法にしたがって符号化し、符号化データを
変調回路１４に供給する。

ｆ１回路１４は符号化データを所定の変調法で変、ｉＪ
Ｉ　Ｌ、伝送路１９に適合する伝送速度で送出する０ 次Ｋ、ファクシミ＋７信号伝送受信装置の復調回路１５
け、伝送される被変調データを復調して復号化回路１６
に供給する０復号化回路１６は供給される符号化データ
を符号化法に対応する復号化法にしたがって走査線単位
で復号化して伝送データＴＤＫ復元し、データ充填回路
１７に供給する。

デ・−夕充填回路１７は、第５図に詳細ブロック図を示
すように％記憶回路７１．論８！積回路７２、セレクタ
７３、反転器７４．２倍器７５およびサンプリング回路
７６を備える。

復号化回路１６からの伝送データＴＤは記憶回路７１に
１時格納される。記憶回路７１は複数走置線に対応する
伝送データＴＤを格納する容量を有し、バッファメモリ
として機能する。

セレクタ７３けデータ充填用のクロックＳ４と反転クロ
ックＳ４とを、復号化回路１６から供給される走査線同
期信号ＳＹＫ応じて選択し、論理積回路７２に供給する
。

第６図のタイムチャー）Ｋ示すように、記憶回路７１か
ら読出され論理積回路７２に供給される伝送データＴＤ
の周期はクロ、りＳ４の周期の１／２に設定される。伝
送データＴＤが全数番目走査線に対応するときけ、伝送
データを構成する画素データは主走査方向に１．３，５
．７・・・・・・の軒数番目のみであり、偶数番目走査
線に対応するときは２．４．６．８・・・・・・の偶数
番目のみである。

伝送データＴＤが全数番目走査線に対応するときは、論
理積回路７２でクロックＳ４との論ｆ！Ａ積がとられ、
１．３．５．７・・・・・・それぞれの画素データの間
に白を示す「０」が挿入された補完データＣＤが論理積
回路７２から出力される。また、偶数番目走査線に対応
するときは、反転クロ、りＳ４との論理積がとられ、２
．４．６．８・・・・・・それぞれの画素データと２の
前罠白を示す「０」が挿入された補完データＣＤが出力
される。

補完データＣＤはサンプリング回路７６に供給され、ク
ロックＳ４の２倍周期のサンプルクロックＳｓでサンプ
ルされた記録画信号ＲＤが記録部１８に供給される。

第１図において、記録部１８は、例えば、記録素子数が
ｎ個の感熱記録へ、ドを備え、供給される記録データＲ
Ｄを周知の方法により走置線単位で記録する。記録方法
は感熱式ではなく、静電式、普通紙転写式などでも同様
に実施できる。

第１の実施例の場合は、記録されるドツト数が通常の伝
送方法のときに比べて１／２になり、記録に要する電力
消費量が１／２になり装置を小形化できる利点がある。

次に、第７図は第２の実施例におけるデータ充填動作の
タイムチャートである。

第７図に示すように１記憶回路から読出される伝送デー
タＴＤを、読出クロ、りの２倍周期のサンプリングクロ
ックＳ５で単純にサンプリングする。この結果、全数番
目走査線に対する記録画信号ＲＤ’は、主走査方向に１
．１，３．３．５゜５・・・・・・の画素データ配列に
なり、偶数番目走査線のときは２，２．４．４．６．６
・・・・・・の画素データ配列になる。従って、同一画
素データを２回ずつ記録する。

第８図は第３の実施例におけるデータ充填動作のタイム
チャートである。

第８図に示すように、１番目の走査線に対する伝送デー
タＴＤ、　　の構成画素データを、主走査方向に１−１
．１−３．１−５・・・・・・とじ、２番目の、走査線
に対する伝送データＴＤ、の構成画素データを２−２．
２−４．　２−６・・・・・・とじたとき、伝送データ
ＴＤｌ　と伝送データＴＤ！　とを記憶回路から読出す
際に、１−１．２−２．１−３．２−４．１−５．２−
６・・・・・・というよう罠順次交互に読出し、記録速
度に適合する周期のサンプリングクロックでサンプルし
て記録画信号ＲＤ’を得て、記録画信号ＲＤ’を２回記
録する。この操作を。

走査線２本に対応する伝送データごとに繰返し１画面の
記録を行う。

以上説明したとおり、原理的・にけ、第１の実施例では
網点記録罠なるための濃度低下、第２の実施例では主走
査方向、第３の実施例では副走奇方向の分解能低下がそ
れぞれ考えられるが、通常の手書原稿の場合、記録画質
は実用上充分な解像力が得られる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明のファクシミリ信号伝送方法
および装置はデータ抽出手段およびデータ充填手段を追
加して、送信時には原稿から読取られた画素データを千
鳥状に間引きして伝送し、受信時には間引きされた画素
データを読取り時の画素データ数になるよう補完して記
録することにより、記録画質が実用上充分な解像力を維
持して伝送路に送出されるデータ量を１／２に削減する
ことができるので、ファクシミリ信号伝送の高速化が達
成できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示すブロック図、第２
図は第１図のデータ抽出回路の詳細プロ、り図、第３図
は画素データの間引き状態を示す概念図、第４図は第２
図の動作を説明するためのタイムチャート、第５図は第
１図のデータ充填回路の詳細ブロック図、第６図は第５
図の動作を説明するためのタイムチャート、第７図およ
び第８図はそれぞれ第２の実施例および第３の実施例に
おけるデータ充填回路の動作を説明するためのタイムチ
ャートである。 図において、 １１・・・・・・読取部、１２・・・・・・データ抽出
回路、１３・・・・・・符号化回路、１４・・・・・・
変調回路、１５・・・・・・復調回路、１６・・・・・
・復号化回路、１７・・・・・・データ充填回路、１８
・・・・・記録部、ＰＤ・・・・・画信号、ＴＤ・・・
・・・伝送データ、ＲＤ・・・・・・記録画信号。 だ めＺ　団 寡３図 第４　図 第３図 第７図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）原稿を走査して走査線ごとに所定の画素数に対応
   する画素データからなる画信号を読取り、該画信号から
   互に隣接する走査線ごとに主走査方向に奇数番目および
   偶数番目それぞれに位置する前記画素データを間引きす
   る千鳥状間引きを行い伝送データを出力し、該伝送デー
   タを伝送路に送出し、伝送された前記伝送データにおけ
   る走査線ごとの画素データ数が前記所定の画素数と一致
   するよう間引き後の前記画素データの補完を行って記録
   画信号を出力し、前記所定の画素数に対応する記録素子
   を有する記録デバイスで前記記録画信号を記録すること
   を特徴とするファクシミリ信号伝送方法。
2. （２）原稿を走査して走査線ごとに所定の画素数に対応
   する画素データからなる画信号を出力する読取手段と、
   該画信号から互に隣接する走査線ごとに主走査方向に奇
   数番目および偶数番目それぞれに位置する前記画素デー
   タを間引きする千鳥状間引きを行い伝送データを出力す
   るデータ抽出手段と、該伝送データを伝送路に送出する
   送信手段とを含むことを特徴とするファクシミリ信号伝
   送送信装置。
3. （３）伝送される伝送データを受信する受信手段と、前
   記伝送データにおける走査線ごとの画素データ数が所定
   の画素数に一致するよう間引き後の画素データを補完し
   て記録画信号を出力するデータ充填手段と、前記所定の
   画素数に対応する記録素子を有する記録デバイスで前記
   記録画信号を記録する記録手段とを含むことを特徴とす
   るファクシミリ信号伝送受信装置。