JP3595654B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、画像形成装置に関し、とくに第1の画像担持体上に形成された画像を一旦中間転写体に転写した(一次転写)後に、第2の画像担持体上にさらに転写する(二次転写)ことにより画像を得る、複写機、プリンターおよびファックス等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
中間転写体を使用した画像形成装置は、多色画像情報の複数の成分色画像を順次積層転写して多色画像を合成再現した画像形成物を出力する多色画像形成装置として有効であり、各成分色画像の重ね合わせのズレ(色ズレ)のない画像を得ることが可能である。
【0003】
ドラム状の中間転写体を用いた画像形成装置の一例を図1に概略的に示す。
【0004】
図1に示される画像形成装置は、電子写真プロセスを利用したフルカラー画像形成装置(複写機あるいはレーザービームプリンター)であり、中間転写体として中抵抗の弾性ローラ6を使用している。
【0005】
図1において符号1は、第1の画像担持体として繰り返し使用される回転ドラム型の電子写真感光体(以下「感光体」と記す)であり、矢印の方向に所定の周速度(プロセススピード)で回転駆動される。
【0006】
感光体1は、その回転過程で、1次帯電器(コロナ放電器)2により所定の極性・電位に一様に帯電処理され、次いで不図示の画像露光手段(カラー原稿画像の色分解・結像露光光学系、画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調されたレーザービームを出力するレーザースキャナによる走査露光系等)による画像露光3を受ける。このようにして感光体1上に目的のカラー画像の第1の色成分像(たとえばマゼンタ成分像)に対応した静電潜像が形成される。
【0007】
次いで、その静電潜像が第1の現像器41(マゼンタ現像器)により第1色であるマゼンタ成分像に現像される。この時第2〜第4のシアン現像器42、イエロー現像器43およびブラック現像器44は作動しておらず、感光体1には作用しないので、第1色のマゼンタ成分像は第2〜第4の現像器42〜44による影響を受けない。
【0008】
中間転写体6は、シリンダー状の支持体と、その外周面に形成された弾性層および被覆層を有しており、矢印の方向に感光体1とは逆の方向に同じ周速度で回転駆動される。
【0009】
そして、感光体1上に形成された第1色のマゼンタ成分像が、感光体1と中間転写体6とのニップ部を通過する過程で、中間転写体6に印加される一次転写バイアス8によって形成される電界により、中間転写体6の外周面に順次一次転写されていく。
【0010】
中間転写体6に対応する第1色のマゼンタ成分像の転写を終えた感光体1の表面は、クリーニング装置5により清掃される。
【0011】
以下同様に、第2色であるシアン成分像、第3色であるイエロー成分像および第4色であるブラック成分像が順次中間転写体6上に重畳転写され、目的のカラー画像に対応したフルカラー画像が形成される。
【0012】
第1〜第4色のトナー画像を感光体1から中間転写体6へ順次重畳転写するための一次転写バイアスは、トナーとは逆極性でバイアス電源8から印加される。その印加電圧はたとえば+2kV〜+5kVの範囲である。
【0013】
符号91は転写ローラで、中間転写体6の下方に平行に軸支されてこれに接するように配設してあるが、感光体1から中間転写体6への第1〜第4色のトナー画像の転写工程においては、転写ローラ91および後述の中間転写体クリーナ7は中間転写体6から離間することも可能である。
【0014】
中間転写体6上に重畳転写されたフルカラー画像は、転写ローラ91が中間転写体6に当接され、給紙カセット11から中間転写体6と転写ローラ91との当接部分に所定のタイミングで第2の画像担持体である転写材10が給送され、同時に二次転写バイアスがバイアス電源12から転写ローラ91に印加されることにより、転写材10に二次転写される。トナー画像転写を受けた転写材10は、定着器13へ導入され加熱定着される。
【0015】
転写材10への画像転写終了後、中間転写体6上の転写残トナーは、中間転写体クリーナ7が当接されることによりクリーニングされる。
【0016】
前述の中間転写体を用いた画像形成装置は、転写ドラム上に張り付けまたは吸着された第2の画像担持体上に第1の画像担持体上から画像を転写する画像形成装置(特開昭63−301960号公報等)に比べて、以下の点で優れている。すなわち、(a)各色のトナー画像の重ね合わせ時の色ズレが少なく、(b)図1で示されるように、第2の画像担持体への加工や制御(たとえばグリッパーに把持する、吸着するおよび曲率をもたせる等)を必要としないため、多種多様な第2の画像担持体を用いることができる。
【0017】
第2の画像担持体として、たとえば40g/m2 程度の薄い紙から、200g/m2 程度の厚い紙まで選択することが可能である。第2の画像担持体の幅の広狭、あるいは厚さの長短によらず転写可能であり、封筒、ハガキおよびラベル紙等までに対応することが可能である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
このように、中間転写体を用いることによる利点のため、すでに市場においてはこの画像形成装置を用いたカラー複写機、カラープリンター等が稼働しはじめているが、この中間転写体を用いた画像形成装置を実際に繰り返し使用する場合、下記のような克服すべき問題点を未だ有している。
【0019】
(1)第1の画像担持体、たとえば感光体から中間転写体への転写効率、および中間転写体から第2の画像担持体、たとえば紙やOHPシートへの転写効率が十分に高いものとなっていない。そのため、感光体や中間転写体に具備すべきクリーニング装置が不可欠となりかつ、多量の転写残トナーをクリーニングするために部材への負荷が大きくなり、部材が短寿命化すると同時に当該クリーニング装置が構成上かなり複雑となり、高価なものとなってしまっている。
【0020】
(2)図1に示されるように、中間転写体6には中間転写体クリーナ7が具備されている。これは、転写されなかったトナーを、次の一連の転写工程が始まるまでに中間転写体6から除去するための装置である。このクリーニング方法としては、ブレードクリーニング、ファーブラシクリーニング、電界によるクリーニングまたはその併用等種々あるが、中間転写体6の表面でトナーを転写−付着−離型というサイクルを数千回、または数万回繰り返すと、前記のクリーナ7では除去しきれなかったトナーが中間転写体6の表面に徐々に堆積し、いわゆるフィルミングが形成されるようになる。このようになると、第一の画像担持体からのトナーの転写性が悪くなり、フィルミングした部分の転写不良による斑点状の白く抜けたような画像となり画像品質を下げたり、または全体の転写効率の低下を招く。
【0021】
(3)中間転写体を繰り返し使用し、耐久が進むにつれ、当該中間転写体の表面性が変化することがある。甚だしい場合は、中間転写体の表面で削れ、粗れや割れが生じ、初期に得られた良好な転写効率や、均質な画像が維持できなくなってしまう。
【0022】
本発明は、前述の諸問題を解決した中間転写体を用いる画像形成装置を提案するものである。
【0023】
本発明の目的は、中間転写体を用いた画像形成装置において、繰り返し高品位な画像を得ることのできる画像形成装置を提供することである。
【0024】
【発明を解決するための手段】
本発明は、第1の画像担持体上に形成されたトナー画像を、該第1の画像担持体と中間転写ベルトとのニップにおいて、+400Vの一次転写電圧の印加の下で該中間転写体上に一次転写した後、該中間転写体上に転写された該トナー画像を、該中間転写体と転写ローラとのニップにおいて、+1.5KVの二次転写電圧の印加の下で第2の画像担持体上に二次転写する画像形成装置において、前記中間転写体はローラ形状であり、かつ少なくとも弾性層および被覆層を有し、前記被覆層の最外層である表面層が、溶解度指数SP1の添加剤としてナイロン樹脂粒子を表面層の全構成物質の35〜80重量%の範囲で含有すると共に、ポリエステルウレタンを含有し、前記添加剤の溶解SPIと、前記トナー樹脂成分の溶解度指数SP2とが、|SP1−SP2|>1の関係にあることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
第1の画像担持体上に形成されたトナー画像を中間転写体に転写した後、第2の画像担持体上にさらに転写する電子写真方式の画像形成装置において、上記の本発明の目的は、中間転写体表面とトナーとの相溶性を低くすることによって達成することができる。すなわち、中間転写体表面とトナーとの相溶性を低くすることにより、中間転写体表面とトナーの付着力が減少するために二次転写性が向上し、同時にフィルミングを防止することができる。
【0027】
そのためには、中間転写体表面層の結着成分中に、トナーと相溶性の低い添加剤を混合、分散する方法が良い。すなわち、溶解度指数SP1の添加剤を、表面層の全構成物質の35〜80重量%の範囲で含有し、前記添加剤の溶解度指数SP1と、前記トナーの樹脂成分の溶解度指数SP2とが
|SP1−SP2|>1
の関係を満たすことにより、転写効率、耐フィルミング性に優れた中間転写体を得ることができる。しかしながら、このように多量の添加剤を表面層中に含有した中間転写体の場合、中間転写体にかかる伸び、屈曲等のストレスが大きいと、耐久に伴い中間転写体表面層に割れ、剥離等の不具合が生じる。したがって、中間転写体はローラ形状であり、溶解度指数SP1の添加剤を、表面層の全構成物質の35〜80重量%の範囲で含有し、前記添加剤の溶解度指数SP1と、前記トナーの樹脂成分の溶解度指数SP2とが
|SP1−SP2|>1
の関係を満たすことにより、諸特性を満足することのできる中間転写体を得ることができる。
【0028】
|SP1−SP2|<1の場合には、前記トナーとの相溶性が高く、耐久に伴い中間転写体表面に徐々にトナーの付着がおこり、所謂フィルミングが発生する。また添加剤の表面層中での含有量が35重量%未満でも同様の不具合が発生し、添加剤の表面層中での含有量が80重量%を超える場合には、耐久に伴い中間転写体表面層にクラック、剥離が発生する。
【0029】
本発明で用いる添加剤としては、平均粒径0.1〜100μmの高分子重合体粒子が好ましい。このような高分子重合体粒子としてナイロン粒子が用いられる。
【0030】
中間転写体の表面層を構成する物質を調製するために、このような添加剤を樹脂、エラストマー、ゴム等の結着成分中に混合、分散させる方法として公知の方法を適宜用いることができる。結着成分がゴムまたはエラストマーの場合にはロールミル、ニーダー、バンバリーミキサーなどの装置が用いられ、液状の場合にはボールミル、ビーズミル、ホモジナイザー、ペイントシェイカー、ナノマイザーもしくはそれに類する装置を使用して分散できる。
【0031】
これらの添加剤は、中間転写体の表面に現れていることが必要であり、したがって中間転写体の表面層を構成する組成物中に添加することが必要である。中間転写体が複数の層により構成されている場合には、少なくともその最外層中に添加剤は分散されていなければならない。本発明において表面層とは、最も外側の層を指す。
【0032】
本発明に用いる中間転写体は、たとえば図2に示すような、円筒状の導電性支持体(芯金)61の外周面上にゴム、エラストマーまたは樹脂等を含有する弾性層62を有し、さらにその弾性層62の外周面上に一層の被覆層63を有するドラム状、または図3に示すような、弾性層62の外周面上に二層の被覆層63および64を有するドラム状等、種々の態様の中間転写体から目的、必要に応じて選択することができる。
【0033】
導電性支持体は、アルミニウム、鉄、銅およびステンレス等の金属や合金、カーボンや金属粒子等を分散した導電性樹脂等を用いて製作することができ、その形状としては、上述したような円筒状や、円筒の中心に軸を貫通したもの円筒の内部に補強を施したもの等が挙げられる。
【0034】
また本発明に用いる中間転写体は、第一の画像担持体として保護層を有する有機感光体を用いる場合にも好適である。保護層は、たとえば電荷輸送層の外側に設けたPTFE樹脂粒子等を分散した層であり、このような保護層を設けることにより第一の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写特性が向上し、転写中抜けなどの画像欠陥のない良好な画質と高い一次転写効率が得られる。たとえば中間転写体の二次転写特性が十分でないと、中間転写体上の転写残トナーが増加し、実質的な転写効率は向上せず、同時に二次転写不良などの画像欠陥を発生してしまうことになる。しかし、本発明で用いる中間転写体によれば、このような問題は発生せず、保護層を用いた感光体との組み合わせにより実質的な転写効率と画像品位の向上が達成できる。
【0035】
本発明に用いる中間転写体の弾性層および被覆層に使用されるゴム、エラストマーとしては、たとえばゴム、エラストマーやゴムとしては、スチレン−ブタジエンゴム、ハイスチレンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、エチレン−プロピレン共重合体、アクリロニトリルブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ニトリルゴム、ウレタンゴム、ポリアミドエラストマー、アクリルゴム、エピクロロヒドリンゴムおよびノルボルネンゴム等が挙げられる。また樹脂類としては、ポリスチレン、クロロポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、スチレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体(スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体およびスチレン−アクリル酸フェニル共重合体等)、スチレン−メタクリル酸エステル共重合体(スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸フェニル共重合体等)、スチレン−α−クロルアクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体または共重合体)、塩化ビニル樹脂、スチレン−酢酸ビニル共重合体、ロジン変性マレイン酸樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ケトン樹脂、エチレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂およびポリビニルブチラール樹脂等が挙げられる。また、これらのゴム、エラストマー、樹脂を2種類以上組み合わせて使用してもよい。
【0036】
また表面層の結着成分の特徴として、さらに表面層の耐久性を向上させるために、伸びが150%以上、引張強さが300kgf/cm2 以上、且つ100%伸び時の引張応力が250kgf/cm2 以下であることが好ましく、より好ましくは、伸びが250%以上、引張強さが400kgf/cm2 以上、且つ100%伸び時の引張応力が200kgf/cm2 以下であり、特に好ましくは、伸びが350%以上、引張強さが450kgf/cm2 以上、且つ100%伸び時の引張応力が150kgf/cm2 以下である(JIS K−6301に準じて測定)。
【0037】
また中間転写体の添加剤として、カーボンブラック、グラファイト、カーボン繊維、金属粉、導電性金属酸化物、有機金属化合物、有機金属塩、導電性高分子等を用いてもよい。
【0038】
中間転写体の弾性層の膜厚は0.5mm以上、さらには1mm以上、特には1mm〜10mmであることが好ましい。また、被覆層の膜厚は、下層の弾性層の柔軟性をさらにその上の上層あるいは感光体表面に伝えるための薄層にすることが好ましく、具体的には3mm以下、さらには2mm以下、特には20μm〜1mmであることが好ましい。
【0039】
また中間転写体の体積抵抗率は、101 〜1013Ω・cmであることが好ましく、特には、102 〜1010Ω・cmであることが好ましい。
【0040】
本発明に用いられる中間転写体は、たとえば以下のようにして製造される。
【0041】
まず、円筒状導電性支持体(芯金)としての金属ロールを用意する。ゴム、エラストマー、樹脂などを金属ロール上に、溶融成型、注入成型、浸漬塗工あるいはスプレー塗工等により成型することによって弾性層を設ける。次に、被覆層の材料を弾性層の上に溶融成型、注入成型、浸漬塗工、ロールコート、あるいはスプレーコート等により成型することにより被覆層を設ける。
【0042】
【実施例】
以下に参考例、及び実施例をもって本発明を詳細に説明する。
【0043】
(参考例1)
直径182mm、長さ320mm、厚み5mmのアルミニウム製円筒状ローラの表面に、金型を用いて下記配合(数値は重量部)のゴムコンパウンドをトランスファー成型することにより、弾性層を有するローラ(1)を得た。
【0044】
ゴム配合:
NBR 100部
酸化亜鉛 2部
導電性カーボンブラック 15部
パラフィン系オイル 30部
加硫剤 2部
加硫促進剤 3部
また、下記の処方の塗料を調製した。
【0045】
表面層用塗料配合:
この塗料をローラ(1)の外周面へスプレー塗布して、厚み約50μmの被覆層を形成し、その後、80℃で1時間、120℃で2時間乾燥、硬化させることにより、強靭な表面層を有する中間転写体を得た。ここで、四フッ化エチレン樹脂粒子の含有量は、表面層を構成する物質の全固形分に対して57重量%であった。
【0046】
この中間転写体を、図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は94%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ94%であった。なお、本明細書において、一次転写効率および二次転写効率は次式により求めた値である。
【0047】
その後、この中間転写体を図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、繰り返して80g/cm2 紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、6万枚の耐久試験後も初期と同様な画質が得られ、上記と同様の方法で測定した二次転写効率も92%と殆ど低下が見られず、中間転写体表面を目視により観察しても、トナーのフィルミングは全く存在せず、また、表面層の剥離、クラックの発生等もなく良好な結果であった。
【0048】
以下に本参考例の作像条件を示す。
【0049】
感光体:導電性支持体上に下引き層、電荷発生層および電荷輸送層を有し、電荷輸送層上に四フッ化エチレン樹脂粒子を分散した保護層を有する有機感光体
感光体表面電位:−750V
カラー現像剤(4色共に):非磁性一成分トナー
一次転写電圧:+400V
二次転写電圧:+1.5KV
プロセススピード:120mm/sec.
現像バイアス:−450V
(実施例1)
参考例1において、表面層結着成分に分散する添加剤をナイロン樹脂粒子(溶解度指数13.6)に変更した以外は参考例1と同様にして中間転写体を作成し、表層膜厚が約50μmの中間転写体を得た。
【0050】
この中間転写体を、図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は94%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ93%であった。
【0051】
その後、参考例1と同様に、繰り返して80g/cm2紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、6万枚の耐久試験後も初期と同様な画質が得られ、上記と同様の方法で測定した二次転写効率も92%と殆ど低下が見られず、中間転写体表面を目視により観察しても、トナーのフィルミングは全く存在せず、また、表面層の剥離、クラックの発生等もなく良好な結果であった。
【0052】
(参考例2)
参考例1において、表面層結着成分に分散する添加剤をシリコーン樹脂粒子(溶解度指数7.3)に変更した以外は参考例1と同様にして中間転写体を作成し、表層膜厚が約45μmの中間転写体を得た。
【0053】
この中間転写体を、図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は94%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ93%であった。
【0054】
その後、参考例1と同様に、繰り返して80g/cm2紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、6万枚の耐久試験後も初期と同様な画質が得られ、上記と同様の方法で測定した二次転写効率も91%と殆ど低下が見られず、中間転写体表面を目視により観察しても、トナーのフィルミングは全く存在せず、また、表面層の剥離、クラックの発生等もなく良好な結果であった。
【0055】
(参考例3)
参考例1において、表面層結着成分に分散する添加剤をポリエチレン樹脂粒子(溶解度指数8.1)に変更した以外は参考例1と同様にして中間転写体を作成し、表層膜厚が約45μmの中間転写体を得た。
【0056】
この中間転写体を図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は93%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ92%であった。
【0057】
その後、参考例1と同様に、繰り返して80g/cm2紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、6万枚の耐久試験後も初期とほぼ同様な画質が得られたが、上記と同様の方法で測定した二次転写効率は89%と若干の転写効率の低下が見られた。また、中間転写体表面を目視により観察したところ、トナーのフィルミングが極く軽微に観察されたが、表面層の剥離、クラックの発生等はなく、許容できる結果であった。
【0058】
(参考例4)
参考例1において、表面層結着成分に分散する添加剤をフェノール樹脂粒子(溶解度指数11.5)に変更した以外は参考例1と同様にして中間転写体を作成し、表層膜厚が約50μmの中間転写体を得た。
【0059】
この中間転写体を、図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は93%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ91%であった。
【0060】
その後、参考例1と同様に、繰り返して80g/cm2紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、6万枚の耐久試験後も初期とほぼ同様な画質が得られたが、上記と同様の方法で測定した二次転写効率は88%と若干の転写効率の低下が見られた。また、中間転写体表面を目視により観察したところ、トナーのフィルミングが極く軽微に観察されたが、表面層の剥離、クラックの発生等はなく、許容できる結果であった。
【0061】
(参考例5)
参考例1において、四フッ化エチレン樹脂粒子の含有量が、表面層を構成する物質の全固形分に対して38重量%になるように変更した以外は参考例1と同様に中間転写体を作成し、表層膜厚が約50μmの中間転写体を得た。
【0062】
この中間転写体を、図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は93%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ91%であった。
【0063】
その後、参考例1と同様に、繰り返して80g/cm2紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、6万枚の耐久試験後も初期とほぼ同様な画質が得られたが、上記と同様の方法で測定した二次転写効率は87%と若干の転写効率の低下が見られた。また、中間転写体表面を目視により観察したところ、トナーのフィルミングが極く軽微に観察されたが、表面層の剥離、クラックの発生等はなく、許容できる結果であった。
【0064】
(参考例6)
参考例1において、四フッ化エチレン樹脂粒子の含有量が、表面層を構成する物質の全固形分に対して77重量%になるように変更した以外は参考例1と同様に中間転写体を作成し、表層膜厚が約50μmの中間転写体を得た。
【0065】
この中間転写体を、図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は94%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ95%であった。
【0066】
その後、参考例1と同様に、繰り返して80g/cm2紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、6万枚の耐久試験後も初期とほぼ同様な画質が得られたが、上記と同様の方法で測定した二次転写効率は89%と若干の転写効率の低下が見られた。また、中間転写体表面を目視により観察したところ、四フッ化エチレンの脱落によると思われる表面層の軽微な粗れが確認され、トナーのフィルミングが極く軽微に部分的に観察されたが、許容できる結果であった。
【0067】
(比較例1)
参考例1において、表面層を形成しなかった以外は参考例1と同様にして中間転写体を作成した。
【0068】
この中間転写体を、図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は87%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ64%であった。
【0069】
上記のように、初期から問題があることが確認されたので、耐久試験は行わなかった。
【0070】
(比較例2)
参考例1のゴム配合にて、押出成形、蒸気加硫および研磨を行い、外径150mm、幅320mm、厚み0.8mmのゴムベルトを得た。このゴムベルト上に参考例1の表面層用塗料を用いて表面層を形成した。
【0071】
このベルト状中間転写体65を、図4に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。図4において、符号92は転写帯電器であり、他の構成要素は、図1に示したものと同様である。
【0072】
第1の画像担持体である感光体1から中間転写体65への一次転写効率は93%であり、中間転写体65から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ92%であった。
【0073】
その後、参考例1と同様に、繰り返して80g/cm2紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、約3万枚位から、出力される画像が変化がみられはじめたので中間転写体表面を観察したところ、中間転写体表面に顕著なひび割れが確認されたので耐久試験を中止した。
【0074】
(比較例3)
参考例1において、四フッ化エチレン樹脂粒子の含有量が、表面層を構成する物質の全固形分に対して29重量%になるように変更した以外は参考例1と同様にして中間転写体を作成し、表層膜厚が約45μmの中間転写体を得た。
【0075】
この中間転写体を、図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は93%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ90%であった。
【0076】
その後、参考例1と同様に、繰り返して80g/cm2紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、約4万枚耐久した時点から中間転写体にフィルミングが形成されはじめ、6万枚耐久試験後は中間転写体全面にフィルミングが形成され、全体的にガサついた画像が得られた。また、上記と同様の方法で測定した二次転写効率は82%と著しい転写効率の低下が見られ、実用不可と判断された。
【0077】
(比較例4)
参考例1において、四フッ化エチレン樹脂粒子の含有量が、表面層を構成する物質の全固形分に対して83重量%になるように変更した以外は参考例1と同様にして中間転写体を作成し、表層膜厚が約50μmの中間転写体を得た。
【0078】
この中間転写体を、図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は94%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ95%であった。
【0079】
その後、参考例1と同様に、繰り返して80g/cm2紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、約3.5万枚位から、出力される画像に変化がみられはじめたので中間転写体表面を観察したところ、中間転写体表面に顕著なひび割れが確認されたので耐久試験を中止した。
【0080】
(比較例5)
参考例1において、表面層結着成分に分散する添加剤をポリスチレン樹脂粒子(溶解度指数9.1)に変更した以外は参考例1と同様にして中間転写体を作成し、表層膜厚が約50μmの中間転写体を得た。
【0081】
この中間転写体を、図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は94%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ91%であった。
【0082】
その後、参考例1と同様に、繰り返して80g/cm2紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、約3万枚耐久した時点で中間転写体表面にフィルミングが形成されはじめ、6万枚耐久試験後は中間転写体全面にフィルミングが形成され、全体的にガサついた画像が得られた。また、上記と同様の方法で測定した二次転写効率は80%と著しい転写効率の低下が見られ、実用不可と判断された。
【0083】
(比較例6)
参考例1において、表面層結着成分に分散する添加剤をポリメタクリル酸メチル樹脂粒子(溶解度指数9.5)に変更した以外は参考例1と同様にして中間転写体を作成し、表層膜厚が約50μmの中間転写体を得た。
【0084】
この中間転写体を、図1に示されるフルカラー電子写真装置に装着し、感光体として保護層を有する有機感光体を用いて、シアン単色で転写効率を測定した(トナーの樹脂成分の溶解度指数9.8)。第1の画像担持体である感光体から中間転写体への一次転写効率は93%であり、中間転写体から第2の画像担持体である80g/cm2 紙への二次転写効率はそれぞれ91%であった。
【0085】
その後、参考例1と同様に、繰り返して80g/cm2紙上にフルカラー画像プリント試験を行った。その結果、約2万枚耐久した時点で中間転写体表面にフィルミングが形成されはじめ、6万枚耐久試験後は中間転写体全面にフィルミングが形成され、全体的にガサついた画像が得られた。また、上記と同様の方法で測定した二次転写効率は76%と著しい転写効率の低下が見られ、実用不可と判断された。
【0086】
上記の各参考例、実施例および各比較例における試験結果をまとめて下記の表1に示す。
【0087】
【表1】
【0088】
【発明の効果】
以上のように、第1の画像担持体上に形成されたトナー画像を中間転写体上に転写した後、第2の画像担持体上にさらに転写する画像形成装置において、中間転写体はローラ形状であり、少なくとも弾性層および被覆層を有し、被覆層の最外層である表面層が、溶解度指数SP1の添加剤を表面層の全構成物質の35〜80重量%の範囲で含有し、添加剤の溶解度指数SP1と、トナーの樹脂成分の溶解度指数SP2とが
|SP1−SP2|>1
の関係にあることにより、耐フィルミング性、耐久性、転写効率および得られる画質の全てにおいて良好な画像形成装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローラ形状の中間転写体を用いたカラー画像出力装置の一例を示す概略的縦断面図である。
【図2】本発明における弾性層を有するローラ形状の中間転写体の横断面図である。
【図3】本発明における弾性層を有するローラ形状の他の中間転写体の横断面図である。
【図4】ベルト形状の中間転写体を用いたカラー画像出力装置の一例を示す概略的縦断面図である。
【符号の説明】
1 感光体
2 一次帯電器
3 画像露光
5 感光体クリーナ
6 中間転写体
7 中間転写体クリーナ
8 一次転写バイアス電源
10 転写材
11 給紙カセット
12 二次転写バイアス電源
13 定着器
41〜44 現像器
61 芯金
62 弾性層
63,64 被覆層
65 ベルト状中間転写体
91 転写ローラ
92 転写帯電器
Claims (4)
- 第1の画像担持体上に形成されたトナー画像を、該第1の画像担持体と中間転写ベルトとのニップにおいて、+400Vの一次転写電圧の印加の下で該中間転写体上に一次転写した後、該中間転写体上に転写された該トナー画像を、該中間転写体と転写ローラとのニップにおいて、+1.5KVの二次転写電圧の印加の下で第2の画像担持体上に二次転写する画像形成装置において、
前記中間転写体はローラ形状であり、かつ少なくとも弾性層および被覆層を有し、前記被覆層の最外層である表面層が、溶解度指数SP1の添加剤としてナイロン樹脂粒子を表面層の全構成物質の35〜80重量%の範囲で含有すると共に、ポリエステルウレタンを含有し、前記添加剤の溶解度指数SP1と、前記トナー樹脂成分の溶解度指数SP2とが、
|SP1−SP2|>1の関係にあることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1の画像担持体が、導電性を有する剛体ローラの表面に感光層を被覆した感光体である請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記第1の画像担持体が有機感光体である請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記第1の画像形成装置が、表面に保護層を有する有機感光体である請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
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