JP3592559B2 - 火災警報システムの表示システムおよび受信機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、端末機器が接続され防災に関する監視を行う受信機を備えた火災警報システムにおいて、火災監視に関して表示を行う火災警報システムの表示システムおよび受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、火災警報システムの分野において、CRT(陰極線管)や液晶ディスプレー等の表示装置を用いて、火災監視に関する情報をさまざまな明度と色とを用いて視覚的に分り易く表示する表示システムが開発されている。以後、この火災監視に関する情報の表示を火災表示と呼ぶ。
従来の表示システムを、図8に基づいて説明する。従来の表示システムは、火災受信機81に接続される表示装置本体(汎用コンピュータやパーソナルコンピュータなど)90と、CRT(陰極線管)や液晶ディスプレー等の表示装置100とから構成される。
【0003】
表示装置本体90は、各種制御を行うCPU91と、各端末機器82…,83…,84…の回線(またはアドレス)と監視区域の平面図データの対応関係が記憶されている参照テーブル96と、受信機81から送信される第2報目以降の移報データを記憶する履歴記憶部94と、各端末機器82…,83…,84…のシンボルとこれら各端末機器82…,83…,84…の平面図上の接続位置とを記憶するシンボルデータ記憶部97と、監視区域の平面図データが記憶されている平面図データ記憶部98と、移報データ入力用の移報入力I/F(Interface)95と、表示装置100に映像信号を出力する表示用I/F99と、ワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)93や制御データや制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)92等から構成される。
上記表示用I/F99には表示装置100が、移報入力I/F95には受信機81の移報出力I/F85が、それぞれ接続される。また、受信機81には端末機器82…,83…,84…を接続した火災感知器回線や防排煙機器回線が接続される。
【0004】
上記の表示システムによる表示方法は次のごとくである。即ち、まず火災感知器回線から火災発報があると、火災受信機81が移報出力I/F85を介して表示装置本体90の移報入力I/F95に火災信号を移報する。この信号によってCPU91はまず参照テーブル96を参照して表示装置100に表示すべき平面図データを検索し、平面図データ記憶部98から該当する平面図データを選択する。
次に、その平面図上のどの位置にどの端末機器が配置されているのかをシンボルデータ記憶部97から検索し、それぞれ選択された平面図データ及びシンボルデータをRAM93に記憶する。このRAM93に記憶された内容を表示装置100に表示出力させることで、発報があった端末機器の状態がわかるようになっている。
また、特開平4−49495号に示すような平面図データの代わりに実写画像を使用する方法、または特開平5−274573号に示すようなビデオカメラによって現場の映像をモニタ表示する方法などもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の火災警報システムの表示システムでは、受信機から表示装置本体に移報データ(発報地区や発報内容が含まれるデータ)が出力され、表示装置本体が画像データを選択するという制御方法であるため、表示画面を作成するまでの表示装置本体の内部処理が複雑となり、表示装置本体に高度な機能が要求される。そのため、表示装置本体に例えば汎用コンピュータやパーソナルコンピュータなどを使用することとなり、システム全体の原価コストを高騰させてしまう。
また、火災監視に関する情報を表示する表示装置として、専用の表示装置を必要とするため、さらにシステム全体の原価コストを上昇させてしまう。
【0006】
また、上記従来の火災警報システムの表示システムにおいては、フロアの平面図データや端末機器の配置データ等が、表示装置本体で実行される火災表示用のプログラムデータに組み込まれており、平面図データや端末機器の配置データの作成又は変更を簡単に行うことは出来なかった。即ち、平面図データや端末機器の配置データを作成又は変更するには、専門のエンジニアに任せるしかなかった。
その上、平面図や端末機器の配置は、建物毎、フロア毎に異なり、建物毎、フロア毎に平面図及び端末機器の位置データを作成する必要があるため、データの作成作業が膨大となり、この点でもシステム全体のコストの高騰を招く要因となっていた。
更に、テナントなどに火災警報システムが設置される場合では、テナントのフロアの仕切りが変更されることが多いため、この変更に伴いその都度平面図データを修正する必要があるが、上述のとおり、これらのデータの変更は簡単には行えないので、この変更作業に大変な時間と労力を必要とする。
【0007】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、火災監視に関する情報を様々な明度と色とを用いて分りやすく表示させる警報システムの表示システムおよび受信機において、該表示システムを低いコストで実現可能とし、更に、画像データ等の作成および変更を容易に行えるようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、端末機器が接続され防災に関する監視を行う受信機を備えた火災警報システムの表示システムにおいて、複数の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、該画像データ記憶手段の画像データを映像信号に変換して出力する映像信号出力手段とを備え、前記画像データ記憶手段および映像信号出力手段としてデジタルカメラを用い、前記受信機の制御により、前記画像データ記憶手段から画像データが選択されると共に、該画像データが映像信号に変換されて出力される構成とした。
【0009】
この請求項1記載の発明によれば、画像データ記憶手段に記憶された画像データが映像信号に変換されて出力されることで、例えば火災監視に関する情報や火災警報システムの情報をさまざまな明度と色とを用いて視覚的に分り易く表示することが出来る。それに加えて、画像データが受信機の制御によってダイレクトに選択される構成なので、従来必要とされていた表示装置本体の機能(受信機から移報データを受信し移報データに基づき画像データを選択する機能)が不要となる。すなわち、原価コストを大幅に高騰させていた高機能な表示装置本体が不要となり、その分、原価コストを大幅に削減することが出来る。
また、画像データは、火災表示を行うための制御プログラムと独立した状態で、画像データ記憶手段に記憶される。したがって、画像データ記憶手段に記憶される画像データの作成、挿入又は変更を、画像データのみ独立的に取り扱って行うことが出来る。それゆえ、建物毎、フロア毎に異なる画像データの作成やレイアウトの変更に伴う画像データの変更を、専門のエンジニアに頼ることなく簡単に行うことが出来る。更に、ユーザーレベルでの画像データの作成および変更も可能である。
【0010】
なお、画像データには、実写画像データ、グラフィック画像データ、文字画像データ、画像に文字をスーパーインポーズした画像データなどが含まれる。また、画像データの形式は、ビットマップ、GIF(Graphic Interchange Format)、JPEG(Joint Photograph Experts Group)、TIFF(Tagged Image File Format)など、様々な形式を用いることが出来る。上記映像信号としては、アナログのテレビジョン信号を用いることで、一般のテレビジョンに映像出力を行なわせることが出来る。その他、上記映像信号として、デジタルのテレビジョン信号、コンピュータの表示などに用いられるアナログ又はデジタルのRGB信号などさまざまな映像信号を用いても良い。
【0011】
ここで、請求項2記載の発明のように、請求項1記載の火災警報システムの表示システムにおいて、前記画像データ記憶手段に監視区域を表わす複数の画像データが記憶される一方、前記受信機が、端末機器の作動に基づき該作動のあった監視区域の画像データを選択する構成とすることで、火災監視の状況に応じた適確な画像表示を行なわせることが出来る。
なお、端末機器の作動とは、感知器や検知器が異常を感知したことによる発報、発信機の作動、防排煙機器や消火機器の作動、地区ベルや報知機器の作動など、色々な端末機器の様々な作動が含まれる。監視区域を表わす画像は、監視区域の実写像、フロア図などのグラフィック画像図、文字画像、グラフィックや実写像に文字をスーパーインポーズした画像などが含まれる。
【0012】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の火災警報システムの表示システムにおいて、前記画像データ記憶手段に、火災警報システムの状態を表わす画像データが記憶される一方、前記受信機が、火災警報システムが所定の状態にあることに基づき該状態に係る画像データを選択する構成とした。
この請求項3記載の発明によれば、火災警報システムの状態(例えば、監視中、保守点検中、異常や故障の発生等)を画像表示によってオペレータに知らせることが出来る。それにより、オペレータがシステムの状態を認識間違えすることを防止できる。例えば、防排煙機器の連動や地区音響の鳴動が停止されている保守点検の状態にしたまま、監視中であると誤認してしまうことが防止される。
なお、火災警報システムの状態とは、監視中、保守点検中、異常や故障の発生、警報の発生、誤警報の発生、システムの機能を決定する種々の設定状態など、様々な状態が含まれる。
【0013】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の火災警報システムの表示システムにおいて、
前記受信機に、監視制御を統括して制御する中央演算処理手段が設けられており、
該中央演算処理手段が、前記複数の画像データのうちのどの画像データかを示す画像指示信号を出力することで、画像データの選択が行なわれる構成とした。
【0014】
この請求項4記載の発明によれば、受信機の中央演算処理手段から画像指示信号が出力され、この画像指示信号に基づき画像データを選択するので、画像データの選択から映像信号の出力までを単純な処理とすることができる。即ち、従来のように、移報データから該当する監視地区を判別し画像データを作成するといった複雑な処理がない。そのため、画像表示を行うための構成(映像信号出力手段や画像データ記憶手段、並びに、これら映像信号出力手段や画像データ記憶手段の制御手段)を廉価に構成できる。
【0015】
ここで、画像指示信号とは、例えば、複数の画像データの各々に対応づけられたラベルデータ信号やナンバーデータ信号など、画像データ記憶手段のどの画像データかを指示できる信号であればよく、単純で小容量のデータ信号として構成可能である。
【0016】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の火災警報システムの表示システムにおいて、前記画像データ記憶手段は着脱可能な記憶媒体を備え、該記憶媒体に前記画像データが記憶される構成とした。
この請求項5記載の発明によれば、記憶媒体を交換することで、火災監視で画像表示される画像を容易に変更することが出来る。したがって、例えばフロアのレイアウトを変更する際に、これらレイアウトの変更に伴う画像データの変更も即座に対応することができる。また、受信機や画像表示を長く停止させることなく、すばやく画像データを変更することが出来る。
また、記憶媒体により画像データのバックアップを容易に作成することが出来る。
【0017】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れかに記載の火災警報システムの表示システムにおいて、
前記映像信号出力手段が、映像信号をテレビジョン信号として出力するビデオ出力端子を備えている構成とした。
この請求項6記載の発明によれば、火災監視に関する情報が表示される表示装置として、ビデオ入力端子を有する一般のテレビ受像機を使用することが出来る。したがって、火災表示のために専用の表示装置を設ける必要がなくなり、その分、コストを低減させることが出来る。
【0018】
なお請求項1記載の発明によれば、汎用のデジタルカメラを画像データのサーバーおよび映像信号出力手段として利用するので、画像データの作成、挿入又は変更、並びに、画像データの出力処理を既存の方法を用いて行うことが出来る。それゆえ、開発コストの削減が図れると共に、画像データの作成、挿入、並べ換え又は変更をユーザーレベルで行うことも容易となる。また、デジタルカメラの撮像機能を利用することで、監視区域の表示画像を直接撮像し、画像データの再加工を経て火災表示に利用することも出来る。
【0019】
ここで、請求項7記載の発明のように、請求項1〜6の何れかに記載の火災警報システムの表示システムにおいて、前記画像データ記憶手段および映像信号出力手段が、前記受信機と別体に設けられている構成としても良く、別体とすることで画像データの操作や表示装置との接続を行い易くすることができる。また、請求項8記載の発明のように、請求項1〜6の何れかに記載の火災警報システムの表示システムにおいて、前記画像データ記憶手段および映像信号出力手段が、前記受信機のハウジング内に設けられている構成としても良く、このような構成とすることで、システムをまとまり良く設置することが出来る。また、画像データ記憶手段や映像信号出力手段を紛失してしまうこともない。
【0020】
請求項9記載の発明は、端末機器が接続され防災に関する監視を行う受信機を備えた火災警報システムの表示システムにおいて、前記受信機には、所定の画像データ記憶手段に記憶された複数の画像データのうちのどの画像データを選択するかを示す画像指示信号を出力する画像指示信号出力手段が設けられ、前記画像データ記憶手段および映像信号出力手段としてデジタルカメラを用いている構成とした。この請求項9記載の発明によれば、このような受信機に、上述の画像データ記憶手段および映像信号出力手段を備えたデジタルカメラを接続し、更にこの機器にテレビ受像機などの表示装置を接続することで、請求項1〜8に記載の表示システムを実現することが出来る。ここで、上記画像指示信号とは、請求項4記載の発明の説明の箇所で述べた画像指示信号と同様のものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について、図1〜図7の図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態の火災警報システムの表示システムの構成を示すブロック図である。
この実施の形態の火災警報システムは、火災受信機1、端末機器(感知器3…,4…および防排煙機器5…等)、火災受信機1と端末機器を接続する回線L1〜L3等から構成される。更に、この火災警報システムには、火災表示を行う表示システムとして、テレビ受像機などの表示装置8、火災受信機1内に設けられたMCインターフェース17、メモリカード18、D/A変換器22、ビデオI/F23等が設けられている。
【0022】
火災受信機1は、火災監視や火災表示の各種制御を行うCPU(Central Processing Unit )11、火災監視や火災表示の制御プログラムや制御データ等が記憶されているROM(Read Only Memory)12、ワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)13、音響による警報を行う主音響部14、火災発報などに対応して火災受信機1に設けられたLEDなどの点灯により警報を表示する表示部15、各種の操作スイッチからなる操作部16、画像データが記憶されている着脱自在なメモリカード(記憶媒体)18、メモリカード18を接続するためのMC(メモリカード)インターフェース17、感知器3…,4…や防排煙機器5…を接続した回線L1〜L3が接続されるインターフェース19〜21、画像データをD/A変換しテレビジョン信号として表示装置8に出力するD/A変換器(映像信号出力手段)22、および、ビデオ出力端子を有するビデオI/F23等から構成されている。ビデオI/F28は、一般のビデオ用ケーブルを介してテレビ受像機である表示装置8と接続されている。
【0023】
メモリカード18には、あらかじめ回線L1〜L3に対応する火災監視区域を撮影した複数の画像データが記憶されている。
また、メモリカード18には、火災警報システムの状態を表わす複数の画像データ、例えば、CPU異常をカバーする火災受信機1のバックアップ機能の発生、諸警報の発生、保守点検状態、回線L1〜L3の断線やリークなどの故障発生、火災受信機1の主回路電圧の低下など異常の発生、各種設定スイッチの設定状態などを表わす画像データも記憶されている。
【0024】
これら複数の画像データには、各画像データを呼び出すためのラベルデータがそれぞれ付加されており、このラベルデータをCPU11が指示することで、該当する画像データが呼び出されるようになっている。ラベルデータは、例えば、画像データの通し番号を表わす画像データ番号データなどである。
火災信号の発生した回線L1〜L3と呼び出されるラベルデータとの関係は予め定められており、画像データを変更する場合には、回線L1〜L3と表示される画像がそれぞれ対応するように、該当するラベルデータの箇所に上記の火災監視区域の画像データを入力する。
また、火災警報システムの所定の状態(例えば保守点検が行なわれている状態や回線異常が発生した状態など)と、CPU11により呼び出されるラベルデータとの関係も予め定められており、該当するラベルデータの箇所に火災警報システムの状態を表わす画像データが入力される。
なお、メモリカード18は、PCカード、スマートメディアなど各種の形態のものが使用可能であり、また、メモリだけでなく着脱自在な記憶媒体ならどのようなものでも使用可能である。
【0025】
図2には、この表示システムで表示される監視区域を表わす画像図の一例を示す。同図(a)は実写映像を用いた画像の一例、(b)はグラフィックを用いた画像の一例である。
メモリカード18に記憶させる画像データは、図2(a)に示すように、監視区域を撮像した画像に、「火災発生」「現場確認」などの火災監視に関わるメッセージ文字をスーパーインポーズしたり、「1階受付付近」などの監視区域の名称をスーパーインポーズしたりして構成することで、映像により火災発生場所や火災状況をすばやく確実に理解することが可能で効果的である。
また、図2(b)に示すように、監視区域のフロア図を表わすグラフィック画像に火災監視に関わるメッセージ文字や監視区域の名称をスーパーインポーズして構成しても良い。実写画像だけでなく取り扱い可能な形式で作成したフロア図を使用することによって、実写画像では確認しにくい場所の確認が容易となり、両者を併用することによって、更に詳細な火災表示を行うことができる。
なお、上記画像データは、デジタルカメラによる撮像や、パーソナルコンピュータなどによる画像処理などから簡単に作成できる。また、スーパーインポーズについても、デジタルカメラの機能を使用して加えてもよいし、パーソナルコンピュータなどによる画像処理により加えてもよい。
【0026】
図3には、同表示システムで表示される火災警報システムの状態を表わす画像図の一例を示す。
この画像図は、火災受信機1に設けられた保守スイッチがオン操作(「音響全停止」側に倒す操作)された場合に表示する警告画像であり、火災受信機1の状態を表わす画像であることを示すために火災受信機1の実写画像を含むと共に、保守スイッチがオン操作された状態を示す「保守スイッチ操作中」のメッセージ文字と保守スイッチの実写画像30、並びに、保守点検終了後に保守スイッチをオフ操作(「定位」側に倒す操作)するように促す「終了後は定位に」の警告メッセージ文字が含まれる。
ところで、火災受信機1には、受信機内部のスイッチの状態や回路電圧を監視する従来公知の自己監視機能が備わっている。自己監視の対象としては、保守スイッチ、感知器回線の断線、回路電圧などがある。
保守スイッチは、保守点検を行う際、感知器の発報毎に音響が鳴動するのを防ぐために音響を完全停止するスイッチである。この保守スイッチは受信機内に設けられ、通常は「定位」の位置に設定されているが、音響を停止する場合には保守側(「音響全停止」側)にセットされる。保守側にセットされた場合、数秒に1回「ピッ、ピッ」と警報音が発生する。そして、点検終了後に、この保守スイッチは「定位」に戻される。しかしながら、この保守スイッチを戻し忘れると、音響が停止したままとなり、本当に火災が発生した場合に、音響が鳴動しないという問題が生じる。
そこで、保守スイッチが保守側にセットされている場合に、上記の警告画像(図3)を表示することで、保守スイッチの戻し忘れを防止できる。
【0027】
次に、この火災警報システムの表示システムにより行なわれる火災表示方法について説明する。
先ず、感知器3…,4…が接続された回線L1,L2で火災発報があると、火災受信機1にインターフェース19〜21を介して火災信号が入力される。火災受信機1に火災信号が入力されると、CPU11がこの火災信号がどの回線L1,L2から送出されたものかを判断し、該当する回線L1(L2)に対応するラベルデータを指示する。そして、このラベルデータに対応する画像データをメモリカード18から呼び出す。
また、火災警報システムが所定の状態(例えば保守スイッチのオン操作、回線異常など)になると、火災受信機1の自己監視機能によりこの状態が検出され、CPU11によりこの状態に対応するラベルデータが指示される。そして、このラベルデータに対応する画像データをメモリカード18から呼び出す。
呼び出された画像データはD/A変換器22によりアナログの映像信号に変換され、テレビジョン信号として表示装置8に送信されることによって表示される。
なお、火災発報に基づき画像表示を行う場合、火災発報から画像表示までの時間が5秒以内になるように制御する。更に、発報後1回目の画像表示から所定時間(たとえば1分)経過後に、異なる画像(例えば避難誘導などのガイダンス画像)を表示することも可能である。ガイダンス画像により、落ち着いた火災対処を促すことが出来る。
【0028】
以上のように、この実施の形態の火災警報システムの表示システムによれば、端末機器が接続された火災受信機1の内部に、画像データを記憶する着脱可能なメモリカード18と、画像データを映像信号に変換して外部の表示装置8に出力する映像信号出力手段(D/A変換器22、ビデオI/F23)とを備えているので、火災表示を行う上で従来必要であった高機能の表示装置本体を不要とすることが出来る。それゆえ、システムの原価コストを大幅に削減することが出来る。
また、映像信号をビデオ出力端子からテレビジョン信号として出力するので、表示装置として一般的なテレビ受像機を使用することが出来る。したがって、専用の表示装置を設ける必要がなくなり、その分、低コストでシステムを構築できる。また、表示装置8がテレビ受像機なので、火災発報やシステムの状態変化があったときだけ火災表示を行なわせ、普段は通常のテレビとして使用することもできる。
【0029】
また、画像データは、火災表示を行うための制御プログラムと独立して、メモリカード18に記憶されるので、画像データの作成、挿入又は変更を、画像データのみ独立的に取り扱って行うことが出来る。それゆえ、建物毎、フロア毎に異なる多数の画像データの作成やレイアウトの変更に伴う画像データの変更を、専門のエンジニアに頼ることなく簡単に行うことが出来る。更に、ユーザーレベルで行うことも可能である。
また、メモリカード18は着脱可能なので、画像データの変更をより簡単に行うことができると共に、火災受信機1の火災監視処理や表示装置8の火災表示を長く停止させることなく、すばやく画像データを変更することが出来る。
【0030】
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態の火災警報システムの受信機の構成を示すブロック図、図5は、第2の実施の形態の火災警報システムの表示システムの全体構成を示すブロック図である。なお、第1の実施の形態と同様の構成は同符合を付してある。
この実施の形態の火災警報システムは、火災受信機40、端末機器(感知器3…,4…および防排煙機器5…等)、火災受信機40と端末機器を接続する回線L1〜L3等から構成される。更に、この火災警報システムには、火災表示を行う表示システムとして、画像データ記憶手段および映像信号出力手段として機能するデジタルカメラ60、テレビ受像機などの表示装置8、火災受信機40にデジタルカメラ60を接続するためのシリアルI/F(画像指示信号出力手段)44などが設けられている。
【0031】
火災受信機40は、火災監視や火災表示の各種制御を行うCPU(Central Processing Unit )41、火災監視や火災表示の制御プログラムや制御データ等が記憶されているROM(Read Only Memory)42、ワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)43、第1の実施の形態と同様の主音響部14、表示部15、操作部16およびインターフェース19〜21、並びに、シリアルI/F44等から構成される。シリアルI/F44は、デジタルカメラ60のシリアルI/F65に接続されている。
【0032】
デジタルカメラ60は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像部67、各種操作をインプットするキー入力部62、プログラムなどが記憶されているROM63、ワークエリアとして使用されるRAM64、撮影した画像をデジタルカメラ60側で表示するための液晶(LCD)表示部66、火災受信機40からの信号を受け取るシリアルI/F65、予め撮影された画像データが記憶されている着脱自在なメモリカード69、このメモリカード69を接続するMCインターフェース68、画像データをD/A変換してビデオ映像として表示装置8に出力するD/A変換器70及びビデオI/F71等から構成されている。ビデオI/F71はテレビ受像機である表示装置8と接続されている。
【0033】
図6は、メモリカード69中に記憶される画像データとラベルデータとの対応関係を示すデータテーブル、図7は、端末機器の作動があった回線と火災受信機から出力される画像指示信号との対応関係を示すテーブルチャートである。
メモリカード69には、図6に示すように、あらかじめ火災受信機40の回線L1〜L3…に対応する火災監視区域を撮影した複数の画像データや火災警報システムの状態を表わす複数の画像データ(「画像データ1」〜「画像データ20」…)が記憶されている。また、これら複数の画像データには、各画像データを呼び出すためのラベルデータ(例えば画像データ番号「ナンバー1」〜「ナンバー20」…)がそれぞれ付けられている。画像データは、デジタルカメラ60で撮像した実写画像の他、コンピュータ等で作成した色々な形式(ビットマップ、JPEG、GIF、TIFFなど)の画像データを記憶させることが出来る。
一方、火災受信機40のROM63中には、図7に示すように、端末機器の作動があった回線L1〜L3…と、作動直後に火災受信機40から出力する第1画像指示信号と、発報後1回目の画像表示から所定時間(たとえば1分)経過後に出力される第2画像指示信号との内容を対応付けたデータテーブルが記憶されている。
同様に、上記ROM63中には、火災受信機40の所定の状態(例えば、保守点検スイッチのオン操作や、回線異常の発生など)と、所定の状態になった場合に火災受信機40から出力される第1画像指示信号と、システムの状態変更による1回目の画像表示から所定時間(たとえば1分)経過後に出力される第2画像指示信号との内容を対応付けたデータテーブルが記憶されている。なお、火災警報システムの状態に関する表示では、1回目の画像表示と2回目の画像表示が同じ内容なので、第1画像指示信号と第2画像指示信号は同じものになっている。なお、上記回線および火災警報システムの状態と、画像指示信号との対応関係は、固定的としたり操作部16の操作により変更可能としても良い。
【0034】
次に、この火災警報システムの表示システムにより行なわれる火災表示方法について説明する。
まず火災感知器3…,4…が接続された回線L1,L2…から火災発報があると、火災受信機40にインターフェース19,20…を介して火災信号が入力される。火災受信機40のCPU41は火災信号が入力されると、その信号がどの回線L1,L2…から送出されたものかを判断し、図7のデータテーブルに従い、該当する回線L1(L2…)に対応する第1画像指示信号をシリアルI/F44を介してデジタルカメラ60に送信する。
また、火災受信機40の設定スイッチが操作されたり回線L1,L2…の異常が検出されて、火災受信機40が所定の状態に変更されると、この状態の変更に基づき、CPU41が図7のデータテーブルに従って、変更された状態に対応する第1画像指示信号をデジタルカメラ60に送信する。
第1画像指示信号を受信したデジタルカメラ60は、図6のデータテーブルに従い、この画像指示信号が指し示すラベルデータ(画像データ番号)の画像データをメモリカード69から読み出す。そして、D/A変換器70でアナログの映像信号に変換されテレビジョン信号として出力され、表示装置8に表示出力される。なお、火災発報から画像表示までの時間は5秒以内になるように制御される。
【0035】
発報または火災受信機40の状態変化による1回目の画像表示から所定時間(たとえば1分)経過すると、次に、火災受信機40は、図7のデータテーブルに従い火災発報のあった回線L1(L2…)または状態変化に対応する第2画像指示信号を、シリアルI/F44を介してデジタルカメラ60に送信する。
第2画像指示信号を受信したデジタルカメラ60は、図6のデータテーブルに従い、この画像指示信号が指し示すラベルデータ(画像データ番号)の画像データをメモリカード69から読み出し映像信号に変換して出力する。
発報に基づく画像表示の場合、第2画像指示信号に対応する画像データは、例えば、避難誘導などを示すガイダンス画像であり、上記映像信号の出力により火災発報の直後に表示された監視地区の画像がガイダンス画像に切り換えられる。
【0036】
次いで、画像データの変更方法について説明する。
例えば、フロアの仕切りが変更されたりして画像データを変更するには、先ず新たな画像を撮像したり又はパーソナルコンピュータを用いて描画する。この撮像はデジタルカメラ60を用いて行うことが出来る。画像に文字を挿入する場合には、作成した画像データを一旦コンピュータに取り込んで文字入力する。また、デジタルカメラに文字入力の機能があればこの機能を用いて文字入力しても良い。
表示出力する画像データが出来あがったら、この画像データと回線L1〜L3…とが対応されるように、該当するラベルデータに対応づけてデジタルカメラ60のメモリカード69に記憶させる。または、ラベルデータと画像データとの対応関係を変更して、画像データにラベルデータを対応させる。なお、これらデジタルカメラ60へ画像データを入出力する技術やラベルデータと画像データとの対応関係を変更する技術は、例えば特開平9−307843号のデジタルカメラの技術として開示されているように周知のものである。
【0037】
以上のように、この実施の形態の火災警報システムの表示システムによれば、火災発報があった場合や火災警報システムの状態変化があった場合に、火災受信機40から画像データを直接選択するための画像指示信号が出力されるので、従来、火災表示を行う上で必要であった高機能の表示装置本体を不要とすることが出来る。それゆえ、システム全体の原価コストを大幅に削減することが出来る。また、デジタルカメラ60により火災表示の画像がテレビジョン信号として出力されて表示されるので、表示装置として一般的なテレビ受像機を使用することが出来る。したがって、専用の表示装置を設ける必要がなくなり、その分、低コストでシステムを構築できる。また、表示装置8がテレビ受像機なので、火災発報があったときだけ火災表示を行なわせ、普段は通常のテレビとして使用することもできる。
【0038】
また、画像データは、火災表示を行うための制御プログラムと独立して、デジタルカメラ60のメモリカード69に記憶されるので、画像データの作成、挿入又は変更を、画像データのみ独立的に取り扱って行うことが出来る。更に、画像データのサーバとして汎用のデジタルカメラを用いているので、画像データの挿入や変更を既存の方法を用いて行うことが出来る。
したがって、建物毎、フロア毎に異なる多数の画像データの作成やレイアウトの変更に伴う画像データの変更を、専門のエンジニアに頼ることなく簡単に行うことが出来る。更に、ユーザーレベルで行うことも可能である。また、メモリカード69は着脱可能なので、画像データの変更をより簡単によりすばやく行うことが出来るし、デジタルカメラの撮像機能を利用することで、監視区域の表示画像を直接撮像して火災表示に利用することも出来る。
また、火災表示の画像を実写映像のみとすれば、監視地区をデジタルカメラで撮像するだけで画像データの作成や変更が行え、画像データの作成や変更にかかる時間と労力を軽減することができる。
【0039】
また、この実施の形態の火災警報システムの火災受信機40によれば、シリアルI/F44から火災発報時に画像データを直接選択する画像指示信号が出力される構成なので、該火災受信機40に市販のデジタルカメラとテレビジョンを接続することで、火災監視と連動して上述のような火災表示を行なわせることができる。
【0040】
なお、本発明は、上記第1および第2の実施の形態の火災警報システムの表示システムに限られず、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、火災表示は、火災発報に基づき発報のあった監視地区の画像を表示させるほか、例えば、防排煙機器や消火機器の作動に基づきこの作動箇所を表示するようにしても良い。また、画像データは回線に対応させるのみならず、例えば、端末機器のアドレスに対応させても良い。また、デジタルカメラ60は、火災受信機40の筐体内部に収容するようにしても良く、収容することで、配線を簡略化できるとともに、システム全体をコンパクトな構成にすることが出来る。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、この発明の火災警報システムの表示システムによれば、火災監視に関する情報や火災警報システムの状態をさまざまな明度と色とを用いて視覚的に分り易く表示することが出来る上、受信機の制御によって画像データがダイレクトに選択される構成なので、従来原価コストを大幅に高騰させていた高機能な表示装置本体が不要となり、その分、原価コストを大幅に削減することが出来る。
また、画像データ記憶手段に記憶される画像データは、画像データを独立的に取り扱うことで、その作成、挿入又は変更を行うことが出来るので、建物毎、フロア毎に異なる多数の画像データの作成や、レイアウトの変更に伴う画像データの変更を、専門のエンジニアに頼ることなく簡単に行え、更に、ユーザーレベルでの画像データの作成および変更も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の火災警報システムの表示システムの構成を示すブロック図である。
【図2】同、表示システムで表示される監視区域の画像の一例を示す画像図で、(a)は実写映像を用いた画像の一例、(b)はグラフィックを用いた画像の一例である。
【図3】同、表示システムで表示される火災警報システムの状態を表わす画像の一例を示す画像図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の火災警報システムの表示システムの全体構成を示すブロック図である。
【図5】同、火災警報システムの表示システムの受信機の構成を示すブロック図である。
【図6】メモリカードに記憶されている画像データとラベルデータとの対応関係を示すデータテーブルチャートである。
【図7】端末機器が作動した回線と受信機から出力される画像指示信号との対応関係を示すテーブルチャートである。
【図8】従来の火災警報システムの表示システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 火災受信機(第1の実施の形態)
3… 感知器(端末機器)
4… 感知器(端末機器)
5… 防排煙機器(端末機器)
8 表示装置(テレビ受像機)
11 CPU(中央演算処理手段)
17 MCインターフェース(画像データ記憶手段)
18 メモリカード(画像データ記憶手段の記憶媒体)
22 D/A変換器(映像信号出力手段)
23 ビデオI/F(映像信号出力手段のビデオ出力端子)
40 火災受信機(第2の実施の形態)
41 CPU(中央演算処理手段)
44 シリアルI/F(画像指示信号出力手段)
60 画像データサーバ装置(デジタルカメラ)
61 CPU(表示制御装置)
68 MCインターフェース(画像データ記憶手段)
69 メモリカード(画像データ記憶手段の記憶媒体)
70 D/A変換器(映像信号出力手段)
71 ビデオI/F(映像信号出力手段のビデオ出力端子)
Claims (9)
- 端末機器が接続され防災に関する監視を行う受信機を備えた火災警報システムの表示システムにおいて、
複数の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、
該画像データ記憶手段の画像データを映像信号に変換して出力する映像信号出力手段とを備え、
前記画像データ記憶手段および映像信号出力手段としてデジタルカメラを用い、
前記受信機の制御により、前記画像データ記憶手段から画像データが選択されると共に、該画像データが映像信号に変換されて出力されることを特徴とする火災警報システムの表示システム。 - 前記画像データ記憶手段には、監視区域を表わす複数の画像データが記憶される一方、
前記受信機は、端末機器の作動に基づき該作動のあった監視区域の画像データを選択することを特徴とする請求項1記載の火災警報システムの表示システム。 - 前記画像データ記憶手段には、火災警報システムの状態を表わす画像データが記憶される一方、
前記受信機は、火災警報システムが所定の状態にあることに基づき該状態に係る画像データを選択することを特徴とする請求項1又は2記載の火災警報システムの表示システム。 - 前記受信機には、監視制御を統括して制御する中央演算処理手段が設けられており、
該中央演算処理手段が、前記複数の画像データのうちのどの画像データかを示す画像指示信号を出力することで、画像データの選択が行なわれることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の火災警報システムの表示システム。 - 前記画像データ記憶手段は着脱可能な記憶媒体を備え、該記憶媒体に前記画像データが記憶されていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の火災警報システムの表示システム。
- 前記映像信号出力手段は、映像信号をテレビジョン信号として出力するビデオ出力端子を備えていることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の火災警報システムの表示システム。
- 前記画像データ記憶手段および映像信号出力手段が、前記受信機と別体に設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の火災警報システムの表示システム。
- 前記画像データ記憶手段および映像信号出力手段が、前記受信機のハウジング内に設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の火災警報システムの表示システム。
- 端末機器が接続され防災に関する監視を行う火災警報システムの受信機であって、
所定の画像データ記憶手段に記憶された複数の画像データのうちどの画像データを選択するかを示す画像指示信号を出力する画像指示信号出力手段が設けられ、
前記画像データ記憶手段および映像信号出力手段としてデジタルカメラを用いていることを特徴とする火災警報システムの受信機。
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