JP2000003480A - 画像監視装置 - Google Patents

画像監視装置

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JP2000003480A
JP2000003480A JP16521298A JP16521298A JP2000003480A JP 2000003480 A JP2000003480 A JP 2000003480A JP 16521298 A JP16521298 A JP 16521298A JP 16521298 A JP16521298 A JP 16521298A JP 2000003480 A JP2000003480 A JP 2000003480A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1枚の画像を複数の領域に分割し、各領域ご
とに感度レベルを設定でき、更に異常発生時の画像に感
度レベルを重ねて表示することにより、信頼性の高い画
像監視装置を実現する。 【解決手段】 監視領域毎に該監視領域の感度レベルを
格納する記憶手段220を備えるとともに、監視領域を
撮影して得られた画像から監視領域の異常の発生の有無
を判定し、異常と判定した場合の監視領域の画像データ
を出力する画像カメラ2と、画像データとともに感度レ
ベルを警備センター7に配置されているモニタ704に
表示する表示制御部706とを具備する。感度レベルは
画像データと実質的に同時に送出されても、画像データ
が送出される前に予めモニタに送出されてもよい。感度
レベルのモニタ上への表示又は非表示を選択する操作部
705をさらに具備してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像センサにて撮
影した画像を複数の領域に分割し、複分割領域毎に判断
基準を設定する手段を有する画像監視装置に関する。ま
た画像センサにて撮影した画像を警備センタ装置のモニ
タに表示し、監視領域を画像にて監視する画像監視装置
に関する。特に、画像センサが、撮影した画像から所定
の判断基準に基づき異常発生の有無を判断し、警備セン
タ装置へ画像を伝送する画像監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像監視装置は、例えば、画像セ
ンサにて監視領域を撮影し、撮影した画像を遠隔の警備
センタ装置にてモニタ表示させていた。そして、警備セ
ンタ装置の監視員は、このモニタに表示された画像を見
て監視領域の状態を監視していた。
【0003】これによって、警備センタ装置では、画像
センサが異常を検出した画像を表示し、監視員が画像を
見て監視領域の状態を確認し、異常に応じた適切な対応
をしていた。つまり、侵入者が画面に表示されていれ
ば、警察に連絡するとともに、警備員を監視領域に向か
わせるなどの対応をしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、画像センサが
撮影した画像には、貴金属品を納めたショーケースや金
庫などの貴重品が写っている領域もあれば、通風孔近傍
のカーテンなど揺れる可能性のあるものが写っている領
域もある。貴重品を監視するために、画像センサの異常
の検出感度を高感度に設定すると、通風孔近傍のカーテ
ンの揺れを検出し異常と判定してしまう。あるいは、通
風孔近傍のカーテンの揺れを検出しないように異常の検
出感度を低感度に設定すると、侵入者を検出できない可
能性も出てくる。
【0005】一方、警備センタ装置では、画像センサが
異常を検出したときにモニタに画像が表示される。しか
し、監視員は、表示された画像を見ても、画像センサ毎
に設定している判断基準、即ち、検出感度が分からな
い。このため、異常検出後に表示されたモニタを監視員
が見て例えば小動物を画面上に発見しても、その小動物
は画像センサの検出感度を高く設定した場合で撮影され
た小動物か、画像センサの検出感度を低く設定した場合
で撮影された小動物か又は別の要因なのかを、監視員が
判断することはできない。このため、異常原因を究明す
るのが困難であった。
【0006】したがって、的確に異常原因を究明するた
めには、画像を精査しなけらばならず、監視員の負担が
大きくなっていた。また、検出感度を高く設定した場合
に、小動物に起因した異常、すなわち、誤検出が頻繁に
発生しても、監視員は全ての異常に対して監視領域の状
態を確認し適切な対応(例えば、小動物の侵入を防ぐ)
をとることとなる。しかし、警備センタ装置では、各領
域の検出感度がどのように設定されているのか、モニタ
表示からでは判断できず、誤検出の発生原因を取り除く
ような対応ができなかった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記従来技術に
おける問題に鑑み、画像センサの撮影した画像の領域ご
とに、異常の判断基準を設定でき、より信頼性の高い画
像監視装置を得る点にある。また、警備センタ装置にて
画像センサの各領域において設定された異常検出の判断
基準を、警備センタ装置にて迅速に確認することができ
るようにした画像監視装置を提供し、画像監視の効率化
及び信頼性を向上させる点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、監視領域を撮影し、該撮影した画像を複数の領域に
分割し、該領域毎に所定の判断基準を適用して異常発生
を検出する画像センサと、前記各領域に対し前記所定の
判断基準を設定する設定手段とを有し、前記設定手段に
基づき前記各領域に設定された判断基準を前記画像セン
サに送出するようにした画像監視装置を提供する。これ
により、画像センサに対し、画像の領域毎に異なる判断
基準を設定することができる。
【0009】また、監視領域を撮影し、該撮影した画像
を複数の領域に分割し、該領域毎に所定の判断基準を適
用して異常発生を検出する画像センサと、前記画像セン
サが撮影した画像を監視する監視センタ装置と、前記各
領域に対し前記所定の判断基準を設定する設定手段とを
有し、前記設定手段に基づき前記各領域に設定された判
断基準を前記監視センタ装置に送出する画像監視装置を
提供する。これにより、監視センタ装置において、各領
域毎の判断基準を知ることができ、監視員の負担軽減及
び誤検出の要因究明など適切な判断が行える。
【0010】更に、監視領域を撮影し、該撮影した画像
を複数の領域に分割し、該領域毎に所定の判断基準を適
用して異常発生を検出する画像センサと、その画像セン
サが撮影した画像をモニタに表示する監視センタ装置と
を備えた画像監視装置であって、監視センタ装置は、撮
影した画像とともに、各領域毎に前記判断基準の識別可
能な表示要素をモニタに表示する表示制御手段を有する
画像監視装置を提供する。
【0011】これにより、監視センタ装置にて画像セン
サが撮影した画像を、複数の領域毎に設定している判断
基準を識別可能な表示要素とともに確認することがで
き、監視員が異常検出の原因究明を迅速に行うことがで
きる。あるいは、前記画像センサは、領域と所定の判断
基準とを対応させて記憶する記憶手段を有し、前記記憶
手段に記憶している判断基準とその判断基準が設定され
た領域とを対応付けて、画像とともに前記監視センタ装
置に送出するようにすると、監視センタ装置にて多数の
画像センサ毎に対応させて記憶しないで済むので、監視
センタ装置の付加が軽減される。
【0012】また、監視センタ装置に判断基準とその判
断基準が設定された領域とを対応付けて記憶し、画像セ
ンサから画像を受信した際に領域に対応付けられた判断
基準を読み出し、受信した画像とともにその判断基準に
対応する表示要素を表示させるようにしてもよい。この
場合は、画像センサから送出するデータが少なく済むと
いう効果がある。
【0013】更に、監視センタ装置に前記表示要素の表
示又は非表示を選択する操作部を設け、非表示を選択す
ると前記判断基準の表示を阻止させることができる画像
監視装置とする。この場合は、表示されている画像を詳
細に確認する際に、表示要素の表示が監視員の邪魔にな
る場合に有効である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について図を用
いて説明する。図1は本発明の一実施の形態による画像
監視装置の全体構成を示すブロック図である。図1にお
いて、監視対象の建物内や室内にコントローラ1が設置
されており、このコントローラ1に画像センサ2、非常
ボタン3、侵入センサ4、モード設定器5が接続されて
いる。コントローラ1は、通信回線としての電話回線6
を介して、遠隔地の警備センタ装置7と接続される。
【0015】コントローラ1は画像センサ2、非常ボタ
ン3、侵入センサ4、又はモード設定器5の状態に応じ
て警備センタ装置7に異常信号や異常画像を送信するも
のである。画像センサ2は、建物内に複数設置され、
窓、ドアなどの監視対象を含む監視領域を撮影し、得ら
れた画像から侵入などの異常の有無を判定する。この異
常の有無の判定の手法としては、種々のものが提案され
ており、任意の手法を採用することができる。ただし、
画像センサ2の各々が監視領域を撮影して得られた画像
は複数の領域に分割され、各領域毎に所定の判断基準を
設定する。この判断基準の一例としては例えば画像セン
サ2の感度レベルがある。各画像センサ2は、各領域毎
に、設定された感度レベルを適用して異常発生を検出す
る。本発明の一実施の形態により、画像センサ2の各々
には、撮影領域と感度レベルとを対応付けて記憶する記
憶手段220(図2)が設けられている。
【0016】画像センサ2とコントローラ1との接続
は、アナログ信号線8とディジタル信号線9とで行われ
る。アナログ信号線8は、同軸ケーブルで構成され、画
像信号(NTSC方式)を伝達し、ディジタル信号線9
は、ツイストペア線で構成され、ディジタル信号による
制御信号を伝達する。非常ボタン3は、強盗などが入っ
てきた時に押下するスイッチで、コントローラ1に緊急
信号を送出する。侵入センサ4は、監視対象への侵入の
恐れがある窓や扉等に適宜設置されるマグネットセン
サ、赤外線センサなどである。
【0017】モード設定器5は、監視対象を警戒セット
モード又は警戒解除モードに設定するために操作するも
ので、監視対象の利用者のみが所有しているIDカード
である磁気カードを読む磁気カードリーダである。そし
て、モード設定器5にて読み出したデータが予め記憶し
ているIDコードと一致していれば、警戒セットモード
又は警戒解除モードへの移行信号をコントローラ1に送
出するものである。
【0018】警備センタ装置7はモニタを有し、そのモ
ニタには、コントローラ1から送られてきた撮影画像
に、判断基準である感度レベルに対応する領域を識別で
きるようにした表示要素が重ねて表示される。表示要素
とは例えばそれぞれの感度レベルに対応する領域を有色
透明な色で表した画像である。このように構成される画
像監視装置の概略動作を説明する。画像センサ2が異常
を検出すると、画像センサ2からコントローラ1に異常
信号を送出する。この異常信号をコントローラ1が受信
すると、電話回線6を介して警備センタ装置7へ異常通
報を行う。このとき、コントローラ1は、異常を検出し
た画像センサ2から異常発生時の画像を受信し、画像を
警備センタ装置7に伝送する。そして、警備センタ装置
7にて、当該画像を表示し、常時このモニタを監視して
いる監視員が異常信号及び画像を見て、適切な処置を取
る。なお、これらの動作については、画像監視装置の分
野において良く知られたものである。
【0019】次に画像センサ2、コントローラ1、及び
警備センタ装置7の具体的な構成を説明する。図2は図
1に示した複数の画像センサ2の1つの構成を示すブロ
ック図である。他の画像センサ2も図2に示したものと
同じ構成を有する。図2において、画像センサ2には、
CPU等により構成される制御手段201と電源202
が設けられる。画像センサ2内の各部分は、制御手段2
01により制御され、電源202から電力の供給を受け
る。電源202は、外部から供給されるAC電圧をDC
電圧に変換する変換装置から構成されている。なお、電
源202を画像センサ2内に設ける代わりに、コントロ
ーラ1から電力供給をさせても良い。
【0020】制御手段201には記憶手段220が接続
されている。この記憶手段220には、画像センサ2に
所定の動作を実行させるためのプログラムを記憶したプ
ログラム領域、パラメータを記憶したパラメータ領域、
ワークエリア、監視領域の状態、即ち、異常が発生して
いるか又は正常であるかの区別を記憶する状態記憶領
域、監視領域が警戒セットモード又は警戒解除モードの
いずれにあるかを記憶するモード記憶領域、異常を検出
するために基準画像を記憶する領域、および分割された
領域と感度レベルとを対応付けて記憶する領域が設けら
れている。
【0021】監視領域を撮影する撮像手段203は、C
CDカメラにより構成され、可視領域から赤外領域まで
の感度を有する。赤外線投光手段204が設けられ、夜
間など暗くなった時に、監視領域に赤外線が投光され
る。画像処理手段205は、記憶手段220に記憶され
た現画像と基準画像とを対比して、異常が発生したか否
かを判定する。この判定のロジックには様々な方法が知
られているが、本発明の主題ではないのでここでは説明
を省略する。表示手段206は、LEDにより構成さ
れ、異常検出時に点灯し、非検出時には消灯して、異常
検出の有無を画像センサ2の外部に表示する。
【0022】通信手段207は、コントローラ1と信号
の送受信を行うインターフェースで、ディジタル信号線
9によりコントローラ1と接続される。画像出力手段2
08は、異常発生時の画像を出力するためのインターフ
ェースで、切換手段209を介してアナログ信号線8と
接続される。アナログ信号線8は、図1に示すように、
コントローラ1と各画像センサ2とを直列に接続する。
画像センサ2の切換手段209は、正常時はアナログ信
号線8の入力側と出力側を接続し、異常時は入力側のア
ナログ信号線を切り離して、画像出力手段208を出力
側のアナログ信号線8に接続させる。なお、図4では、
入力側を「他の画像センサから」、出力側を「コントロ
ーラへ」と表示してある。
【0023】アドレス設定部210は、ディップスイッ
チにより構成され、コントローラ1が画像センサ2を特
定するためのアドレスが設定される。設定手段211
は、電源をオンオフするための手段である。さらに、設
定手段211をオフすると、切換手段209は、アナロ
グ信号線8の入力側と出力側を接続させて、当該画像セ
ンサ2をアナログ信号線8からバイパスさせる。
【0024】図3はコントローラ1の構成を示すブロッ
ク図である。図3において、コントローラ1には、MP
Uなどにより構成される制御部101と電源回路102
が設けられている。コントローラ1内の各部分は、制御
部101により制御され、電源回路102から電力の供
給を受ける。電源回路102は、外部からのAC電圧を
DC電圧に変換する変換回路とバッテリを有する。ま
た、モード設定器5が制御部101に接続されている。
【0025】コントローラ1には、更に、以下の部分が
設けられている。センサ監視回路103は、非常ボタン
3、侵入センサ4とのインターフェースである。モデム
104が電話回線6との間に設けられている。画像セン
サ通信制御部105は、画像センサ2とディジタル信号
線9で接続されている。映像入出力制御部106は、画
像センサ2とアナログ信号線8で接続されている。この
映像入出力制御部106は、画像センサ2から送られて
きた画像信号を、モデム104と外部に接続されたモニ
タ装置10に分配する。
【0026】表示部107は、通常は、監視領域の監視
状態を画面上に表示し、異常が検出されたときは、画面
上に異常の種類、異常発生箇所などを表示する液晶ディ
スプレイと、警報音を鳴動させるスピーカとを備えてい
る。また、表示部107は、画像センサ2の設定作業時
にも使用される。設定手段108は、画像センサ2の感
度、画像センサ2の設置角度、設置高さ等の初期設定又
は設定変更時に使用される。
【0027】本例では、電話回線として、アナログ電話
回線が使用されているが、ISDNのようなディジタル
電話回線を使用することも可能である。コントローラ1
の動作説明は後にフローチャートを用いて行う。図4
は、警備センタ装置7における画像監視装置に関する部
分の構成を示す。図4において、警備センタ装置7に
は、MPUなどにより構成され、警備センタ装置7内の
各部分を制御する制御部701と、電話回線6を通して
コントローラ1と通信を行う通信インターフェース70
2と、コントローラ1から送られた画像信号及びその関
連の信号を記憶する画像情報記憶部703と、異常発生
時の画像を表示するモニタ704と、キーボード等の操
作部705と、モニタ704を制御する表示制御部70
6と、コントローラ1から予め送られた感度レベルおよ
び画像領域に関するデータを格納する物件データ記憶部
707とが設けられている。
【0028】制御部701は、異常信号を受信すると、
モニタ704を制御して、異常が発生したこと、異常発
生物件名、異常発生箇所などを表示させ、次いでモニタ
704に異常発生時の画像を表示させる。なお、異常が
発生したこと、異常発生物件名、異常発生箇所などはモ
ニタ704とは別の表示手段に表示させてもよい。図5
は警備センタ装置7内の物件データ記憶部707の記憶
内容の一例を示す図である。図示のように、物件データ
記憶部707は、画像センサ2が配置される建物等の物
件のコードを記憶する物件コード領域と,警戒セットモ
ードか警戒解除モードかを示すコードを記憶するモード
領域と、各物件に設置されている画像センサ2のアドレ
スを記憶する画像センサアドレス領域と、画像センサ2
により撮影された画像を複数の領域に分割したときの領
域(以下、分割領域という)を記憶する分割領域データ
領域と、各分割領域に設定されている感度レベルをその
領域に対応付けて記憶する感度データ領域とを有する。
これらの各分割領域データとそれに対応する感度レベル
とは対応付けられて、前述のように、本実施の形態にお
いては画像がコントローラ1から送信される前に予め警
備センタ装置7内の物件データ記憶部707に格納され
る。
【0029】図6は図3に示したコントローラ1による
画像センサ2の感度レベルの初期設定又は設定変更を説
明するフローチャートである。画像センサ2の初期設定
時又は設定変更時には、作業員は、モニタ装置10を映
像入出力制御部106に接続し、表示部107及びモニ
タ装置10に表示される指示に従い、モニタ装置10に
表示される画像を確認しながら、設定手段108から画
像センサ2の、例えば、高さ、角度、感度レベル、感度
レベルに対応する領域などの設定を行う。設定値は、デ
ィジタル信号線9を介して画像センサ2の記憶手段22
0に格納される。
【0030】すなわち、ステップS61で操作者は設定
手段108を用いて操作者のIDを入力し、制御部10
1は入力されたIDがコントローラ1における各種の設
定を許可された監視対象の使用者のIDと一致するかを
照合する。次いでステップS62で、設定手段108を
用いて各画像センサ2の感度レベルを含む各種の設定を
開始する。そのために、操作者は、ステップS63で1
つの画像センサ2を選択し、ステップS64でこの画像
センサ2が撮影した画像の各分割領域ごとに感度レベル
を設定する。
【0031】次いで、ステップS65でその画像センサ
2により被撮像物を撮像して得られる、障害物や人物の
存在しない異常判別に用いる基準画像を取得する。ステ
ップS66では、次の画像センサ2の設定の必要性の有
無を判定し、有りであればステップS63からステップ
S66を繰り返す。次の画像センサ2の設定が不要にな
るとステップS67にて、画像センサ2毎にステップS
65で取得した基準画像及びステップS64で設定した
各画像センサ2の各分割領域における感度レベルをその
分割領域と対応付けて警備センタ装置7に送出する。警
備センタ装置7では図4に示した画像情報記憶部703
に基準画像を記憶し、図5に示した物件データ記憶部7
07に感度レベルを分割領域に対応付けて画像センサ2
毎に格納する。
【0032】このように、コントローラ1において、各
画像センサ2の設定が行えるようにすることにより、一
箇所で全画像センサ2の設定を行うことができる。モニ
タ装置10は、設定終了後、コントローラ1から取り外
される。図7は図6におけるステップS64を詳細に説
明するフローチャートである。図7において、ステップ
S71でコントローラ1の管理下にあるすべての画像セ
ンサ2の感度レベルの設定が終了していない場合は、各
画像センサ2毎に、ステップS72で感度レベルを設定
する領域として上記分割領域を設定し、ステップS73
でその設定された分割領域における感度レベルを選択し
て設定する。次いでステップS74でその画像センサ2
にステップS72及び73で設定した分割領域の座標と
感度レベルとの情報を送出する。これを受け取った画像
センサ2はその中の記憶手段220(図4参照)に設定
された分割領域の座標情報と感度レベル情報とを記憶す
る。
【0033】本発明の一実施の形態によれば、コントロ
ーラ1は、各画像センサ2の設定が終了すると、画像セ
ンサ2に設定された分割された領域とそれに対応する感
度レベルを予め警備センタ装置7へ送信する。これによ
り、この後に画像を送出する際の画像センサ2からのデ
ータ量が少なくて済むという効果がある。次にコントロ
ーラ1の動作の概略を説明する。
【0034】モード設定器5により、警戒セットモード
又は警戒解除モードが設定され、モード移行が生じる
と、画像センサ通信制御部105、ディジタル信号線9
を介して全画像センサ2にモード移行信号が送信され
る。次いでコントローラ1は、画像センサ通信制御部1
05とディジタル信号線9を介して、状態呼出信号、モ
ード移行信号、異常画像送信要求信号、異常画像消去信
号などを画像センサ2に送信し、画像センサ2から、正
常信号、異常信号、などを受信する。また、アナログ信
号線8と映像/音声入出力制御部106を介して、画像
センサ2からの画像信号を受信する。
【0035】なお、コントローラ1と画像センサ2及
び、コントローラ1と警備センタ装置7との信号の送受
信については、図1を用いて説明済みであるので、ここ
ではこれ以上の説明は省略する。図8は図3に示したコ
ントローラ1における接続されている画像センサ2の状
態を確認するための動作の概略を説明するフローチャー
トである。
【0036】図8および図3において、ステップS81
でコントローラ1内の画像センサ通信制御部105は1
つの画像センサ2に対してポーリングにより状態呼出信
号を送信する。次いでステップS82で画像センサ通信
制御部105はその画像センサ2から状態信号を受信す
る。ステップS82で受信した状態信号が異常信号かど
うかをステップS83で判定し、異常でなければ次の画
像センサ2に対してステップS81〜83を繰り返す。
ステップS83で異常信号を検出したと判定すると、ス
テップS84にてその画像センサのアドレスと異常状態
を制御部101内のRAMに記憶し、ステップS81に
戻る。図示はしていないが、一定時間内にその画像セン
サ2から状態信号が来ない場合も、その画像センサ2に
異常が発生したとして制御部101内のRAMに記憶す
る。こうして、コントローラ1はすべての画像センサの
状態を順次チェックする。
【0037】図9は図3に示したコントローラ1が何ら
かの異常を検出した場合の動作を説明するフロチャート
である。図9において、ステップS91でコントローラ
1が何らかの異常を検出すると、ステップS92でコン
トローラ1内の制御部101は警備センタ装置7との通
信回線の接続処理をする。ここでは、異常には非常ボタ
ン3の押下による異常、侵入センサ4の作動による異常
等、画像センサ2により検出される異常がある。ステッ
プS93では画像センサ2により検出された異常かどう
かを判定する。
【0038】ステップS93で、画像センサ2により検
出された異常ではない異常の場合はステップS100に
て単に警備センタ装置7に対して、異常の種類、異常発
生箇所、発生時刻などの異常信号を送信した後に、ステ
ップS98にて警備センタ装置7との通信回線切断処理
を行い、ステップS99にて表示部107に異常表示を
して処理を終了する。
【0039】ステップS93で画像センサにより検出さ
れた異常であると判定されると、ステップS94に進
み、異常を検出した画像センサに対して異常画像要求信
号を送出する。要求する異常画像は少なくとも1枚でよ
い。次いでステップS95で、制御部101はその画像
センサ2から映像出力制御部106を介して異常画像を
受像する。次いでステップS96で警備センタ装置7に
異常信号及び異常画像を送出する。
【0040】その後、ステップS97で、画像センサ2
内のメモリ容量を節約するために、異常検出した画像セ
ンサ2に対して異常画像を消去するための異常画像消去
信号を送出し、次いでステップS98でコントローラ1
と警備センタ装置7との間の通信回線の切断処理を行
う。そして、ステップS99でコントローラ1内の表示
部107に異常である旨を表示する。
【0041】警備センタ装置7では、コントローラ1か
ら異常信号が送られてくると、その異常信号に対応する
画像センサ2が撮影した異常画像とともに、物件データ
記憶部703に格納されているその画像センサ2の各分
割領域とそれに対応する感度レベルを読み出してその感
度レベルに対応する表示要素をモニタ704に表示す
る。表示要素の例としては、その分割領域を有色透明な
色で表示したものが好ましい。
【0042】図10は警備センタ装置7における異常検
知画像の表示の処理の流れを示すシーケンス図である。
最初に図9のステップS97でコントローラ1から送出
された例えば物件X内の画像センサ2であるカメラAか
らの異常信号を警備センタ装置7が受けると、その中の
モニタ704にその異常信号が文字で表示される。この
異常信号は画像を表示するモニタ704とは別のモニタ
であってもよい。
【0043】監視員はこの異常信号をモニタ上で見た結
果、異常通報があったことを知ると、キーボード等の操
作部705を操作して物件XのカメラAの画像の表示を
要求する。制御701はこの要求を受けて物件データ記
憶部707及び画像情報記憶部703に対して物件Xの
カメラAの検知画像を要求し、それに応じて物件データ
記憶部707又は画像情報記憶部703から物件Xのカ
メラAの検知画像が制御部701に送られる。次いで制
御部701は物件データ記憶部707に対して物件Xの
カメラAの感度レベル情報を要求し、それに応じて物件
データ記憶部707から制御部701に物件Xのカメラ
Aの感度レベル情報が送られる。次いで制御部701は
表示制御部706を経由してモニタ704に、物件Xの
カメラAの検知画像と感度レベル情報を送る。こうし
て、モニタ704上に異常検知画像が表示されるととも
に、その画像上の各分割領域が感度レベルに対応する表
示で表示される。この表示は例えば分割領域を感度レベ
ルに対応する有色透明な色による表示である。有色透明
な色を用いるのは、この色により異常検知画像が見えな
くならないようにするためである。
【0044】図11は警備センタ装置7内のモニタ70
4における表示要素の一例を示す図である。図11の
(a)は感度レベルを表示していない画像を示し、
(b)は(a)の標準感度設定領域111の画像に低感
度設定領域の表示要素112および高感度設定領域の表
示要素113を重ねて表示した画像を示す。表示要素1
12および113はそれぞれの領域が低感度設定領域お
よび高感度設定領域であるということを監視員が識別可
能なように表示される。高感度設定領域113は通常、
金庫やショーケース等の高価な物が配置されている領域
である。本発明の一実施の形態により、表示要素112
および113はそれぞれ、低感度設定領域と高感度設定
領域をそれらの領域に対応する感度レベルに対応する異
なる色で表すことにより実現される。この場合、低感度
設定領域と高感度設定領域が表示要素112および11
3によって覆い隠されて見えなくならないように、表示
要素には透明な赤や透明な青といった有色透明な色を用
いる。これにより、注目した領域の設定感度を監視員が
容易に認識できるようになる。或いは、高感度設定領域
が画面上のどこに設定されているかを容易に識別できる
ようになる。この結果、監視員は異常の原因究明を短時
間でできるようになる。即ち、高感度領域で異常通報が
多発している場合には、その領域をねずみ等の小動物が
移動した結果かどうかを画面のその高感度領域を注意深
く観察して判断することができる。小動物の移動により
異常通報が多発していると判断した場合は、その画像セ
ンサの監視領域に小動物が現れないように環境を整える
か、その画像センサの配置を変更する等の処置をとる。
また、高感度領域で小動物の移動等によらずに異常通報
がなされた場合は重大事件と考えられるので迅速に必要
な処置をとることになる。
【0045】ところで、監視員が見たい部分に色が重な
っている場合に、その部分を監視員が見始めた後では、
異常状態を注意深く観察するためにはその色の表示が邪
魔になることがある。この場合は、後に詳述するよう
に、感度レベルを表す色の表示を取り止めて、異常画像
のみを表示することができる。これにより、異常状態の
確実な確認をすることができる。これを以下に説明す
る。
【0046】図12は本発明の他の実施の形態を説明す
るシーケンス図である。この実施の形態によれば、警備
センタ装置7内のモニタ704上への画像上に感度レベ
ルを表示したり感度レベルの表示を禁止したり、選択さ
れた感度レベルのみを表示したりできる。即ち、モニタ
704上に感度レベルをオーバラップさせた異常検知画
像が表示されている状態121で、操作部705を監視
員が操作して感度レベルを表示させないように指示する
と、制御部701はこれを受けて表示制御部706に対
して、感度レベルを表示させないように要求する。する
と、表示制御部706はモニタ704に対して検知画像
のみを送出し、それにより、モニタ704上には感度レ
ベルのオーバラップが無い異常検知画像122のみが表
示される。
【0047】又、異常検知画像122が表示されている
状態で再び感度レベルをオーバラップ表示させたい場合
は、操作部705を用いてその旨の要求をすると、制御
部701はこれを受けて表示制御部706に対して、感
度レベル情報の表示を要求する。すると、表示制御部7
06はモニタ704に対して検知画像と感度レベル情報
とを送出し、それにより、モニタ704上には感度レベ
ルをオーバラップさせた異常検知画像123が表示され
る。
【0048】更に、感度レベルのうち選択された感度レ
ベルのみを表示させたい場合には、操作部705を用い
てその旨の要求をすると、制御部701はこれを受けて
表示制御部706に対して、選択された感度レベル情報
のみの表示を要求する。すると、表示制御部706はモ
ニタ704に対して検知画像と選択された感度レベル情
報とを送出し、それにより、モニタ704上には選択さ
れた感度レベルをオーバラップさせた異常検知画像12
4が表示される。
【0049】以上の説明では、画像センサ2が撮影した
画像をコントローラ1を経由して警備センタ装置7に送
出する前に、各画像センサ2の各分割領域情報とそれに
対応した感度レベル情報を予め設定して警備センタ装置
7内の物件データ記憶部707に記憶させた。これによ
り、画像センサからは異常信号と画像データのみを送出
すればよいので、画像センサの負荷が軽くなるという効
果がある。
【0050】これに代えて、画像センサ2が撮影した画
像をコントローラ1を経由して警備センタ装置7に送出
すると同時に、各画像センサ2の各分割領域情報とそれ
に対応した感度レベル情報を設定して警備センタ装置7
に送出するようにしてもよい。この場合は、図6のステ
ップS67は不要になり、画像を送出する都度、感度レ
ベル情報を分割領域と対応付けて画像センサ2から警備
センタ装置7に送出することになる。また、図9のステ
ップS95では異常画像の受信の外に分割領域とそれに
対応する設定感度レベルの情報も受信し、ステップS9
6では、異常信号および異常画像の送出に加えて、分割
領域とそれに対応する設定感度レベルの情報も警備セン
タ装置7に送出することになる。これにより、監視セン
タ装置7では多数の画像センサ毎に対応関係を記憶しな
いで済むので、監視センタ装置7の負荷が軽減されると
いう効果がある。
【0051】また、センタ装置7は電話回線6を経由し
てコントローラ1に接続された例を記載してきたが、本
発明はこれに限定されず、コントローラ1と警備センタ
装置7が電話回線を介さずに直接接続されていてもよ
い。さらに、上記の実施の形態では画像センサの感度レ
ベルを異常検出の判断基準としたが、これに代えて、例
えば移動体の大きさ、移動体の移動速度、移動体が動物
かどうか、等の他の判断基準を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像監視装置を適用した監視システム
の全体構成を示す図である。
【図2】画像センサの構成を示すブロック図である。
【図3】コントローラの構成を示すブロック図である。
【図4】警備センタ装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】物件データ記憶部の内容を示す図である。
【図6】図3に示したコントローラ1による画像センサ
2の感度レベルの初期設定又は設定変更を説明するフロ
ーチャートである。
【図7】図6におけるステップS64を詳細に説明する
フローチャートである。
【図8】コントローラにおける異常信号検出時の動作の
概略を説明するフローチャートである。
【図9】コントローラが異常を検出した場合の動作を説
明するフロチャートである。
【図10】警備センタ装置における異常検知画像の表示
の処理の流れを示すシーケンス図である。
【図11】警備センタ装置7内のモニタ704における
表示要素の一例を示す図である。
【図12】本発明の他の実施の形態を説明するシーケン
ス図である。
【符号の説明】
1…コントローラ 2…画像センサ 220…記憶手段 7…警備センタ装置 704…モニタ 705…操作部 706…表示制御部 707…物件データ記憶部(第二の記憶手段) 112、113…表示要素
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年7月1日(1998.7.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像センサにて撮
影した画像を複数の領域に分割し、分割領域毎に判断
基準を設定する手段を有する画像監視装置に関する。ま
た画像センサにて撮影した画像を警備センタ装置のモニ
タに表示し、監視領域を画像にて監視する画像監視装置
に関する。特に、画像センサが、撮影した画像から所定
の判断基準に基づき異常発生の有無を判断し、警備セン
タ装置へ画像を伝送する画像監視装置に関する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】図9は図3に示したコントローラ1が何ら
かの異常を検出した場合の動作を説明するフロチャート
である。図9において、ステップS91でコントローラ
1が何らかの異常を検出すると、ステップS92でコン
トローラ1内の制御部101は警備センタ装置7との通
信回線の接続処理をする。ここでは、異常には非常ボ
タン3の押下による異常、侵入センサ4の作動による異
常等、画像センサ2により検出される異常がある。ステ
ップS93では画像センサ2により検出された異常かど
うかを判定する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】ステップS93で画像センサにより検出さ
れた異常であると判定されると、ステップS94に進
み、異常を検出した画像センサに対して異常画像要求信
号を送出する。要求する異常画像は少なくとも1枚でよ
い。次いでステップS95で、制御部101はその画像
センサ2から映像出力制御部106を介して異常画像
を受像する。次いでステップS96で警備センタ装置7
に異常信号及び異常画像を送出する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】
フロントページの続き Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 AA08 AA13 BB05 BB06 BB32 BB33 CC02 CC03 CC16 CC22 DD12 DD13 DD22 DD25 DD42 EE01 FF04 FF13 FF27 GG02 GG03 GG07 GG09 GG13 GG19 GG20 GG39 GG43 GG45 GG46 GG52 GG57 GG68 GG78 HH03 HH10 HH12 HH13 JJ07 5C086 AA27 BA01 BA20 CA08 CA12 CA25 CA28 CB16 CB23 CB36 CB37 DA01 DA08 DA14 DA16 DA19 DA20 DA33 EA08 EA11 EA13 EA39 EA41 EA42 EA43 EA45 FA02 FA12 FA15 FA18 5C087 AA02 AA03 AA04 AA09 AA10 AA12 AA16 AA23 AA24 AA25 AA32 AA44 BB03 BB10 BB12 BB14 BB51 BB65 BB74 CC02 CC23 CC51 CC52 DD05 DD20 EE05 EE16 FF01 FF04 FF05 FF10 FF13 FF20 FF23 GG02 GG08 GG12 GG18 GG19 GG21 GG24 GG30 GG31 GG32 GG46 GG51 GG57 GG66 GG67 GG83

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 監視領域を撮影し、該撮影した画像を複
    数の領域に分割し、該領域毎に所定の判断基準を適用し
    て異常発生を検出する画像センサと、前記各領域に対し
    前記所定の判断基準を設定する設定手段とを有し、 前記設定手段に基づき前記各領域に設定された判断基準
    を前記画像センサに送出することを特徴とした画像監視
    装置。
  2. 【請求項2】 監視領域を撮影し、該撮影した画像を複
    数の領域に分割し、該領域毎に所定の判断基準を適用し
    て異常発生を検出する画像センサと、前記画像センサが
    撮影した画像を監視する監視センタ装置と、前記各領域
    に対し前記所定の判断基準を設定する設定手段とを有
    し、 前記設定手段に基づき前記各領域に設定された判断基準
    を前記監視センタ装置に送出することを特徴とした画像
    監視装置。
  3. 【請求項3】 監視領域を撮影し、該撮影した画像を複
    数の領域に分割し、該領域毎に所定の判断基準を適用し
    て異常発生を検出する画像センサと、前記画像センサが
    撮影した画像をモニタに表示する監視センタ装置とを備
    えた画像監視装置であって、 前記監視センタ装置は、前記撮影した画像とともに、各
    領域毎の前記判断基準が識別可能な表示要素をモニタに
    表示する表示制御手段を有することを特徴とした画像監
    視装置。
  4. 【請求項4】 前記画像センサは、前記領域と前記所定
    の判断基準とを対応させて記憶する記憶手段を有し、前
    記記憶手段に記憶している前記領域と該領域に対応付け
    られた前記所定の判断基準とを、前記撮像した画像とと
    もに、前記監視センタ装置に送出することを特徴とした
    請求項2または3記載の画像監視装置。
  5. 【請求項5】 前記監視センタ装置は、更に前記画像セ
    ンサの記憶手段に記憶している前記領域と該領域に対応
    付けられた前記所定の判断基準とを記憶する第二の記憶
    手段を有し、 前記表示制御手段は、前記撮影した画像を表示するとと
    もに、前記第二の記憶手段から読み出した前記領域の各
    々に対応する判断基準の識別可能な表示要素を前記モニ
    タに表示することを特徴とした請求項2または3記載の
    画像監視装置。
  6. 【請求項6】 前記監視センタ装置は、前記表示要素の
    表示又は非表示を選択する操作部をさらに具備し、 前記表示制御部は、前記操作手段にて非表示を選択する
    と前記表示要素の表示を阻止することを特徴とした請求
    項2から5のいずれか一項に記載の画像監視装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003216229A (ja) * 2001-10-05 2003-07-31 Idis Co Ltd 遠隔制御管理システム
JP2011164945A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Secom Co Ltd 画像監視装置および監視システム
JP2011164944A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Secom Co Ltd 画像監視装置および監視システム
JP2016131028A (ja) * 2011-10-19 2016-07-21 能美防災株式会社 防災設備および障害物検知装置
JP2016178517A (ja) * 2015-03-20 2016-10-06 三菱電機株式会社 画像センサ、照明システム

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