JP2000149168A - 火災警報システムの表示システムおよび受信機 - Google Patents

火災警報システムの表示システムおよび受信機

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JP2000149168A
JP2000149168A JP10325425A JP32542598A JP2000149168A JP 2000149168 A JP2000149168 A JP 2000149168A JP 10325425 A JP10325425 A JP 10325425A JP 32542598 A JP32542598 A JP 32542598A JP 2000149168 A JP2000149168 A JP 2000149168A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明の目的は、火災監視に関する情報を
様々な明度と色とを用いて分りやすく表示する表示シス
テムを、低いコストで実現可能とし、更に、画像データ
等の作成および変更を容易に行えるようにすることであ
る。 【解決手段】 端末機器3…,4…,5…が接続された
受信機40を備えた火災警報システムの表示システムで
ある。そして、監視処理に関わる複数の画像データを記
憶する画像データ記憶手段69と、この画像データを映
像信号に変換して出力する映像信号出力手段70,71
とを備えたデジタルカメラ60を備え、火災発報時に受
信機40からデジタルカメラ60の画像を選択する画像
指示信号が出力され、この画像指示信号に基づきデジタ
ルカメラ60に記憶された画像がテレビ受像機8に表示
される構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末機器が接続さ
れ防災に関する監視を行う受信機を備えた火災警報シス
テムにおいて、火災監視に関して表示を行う火災警報シ
ステムの表示システムおよび受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、火災警報システムの分野におい
て、CRT(陰極線管)や液晶ディスプレー等の表示装
置を用いて、火災監視に関する情報をさまざまな明度と
色とを用いて視覚的に分り易く表示する表示システムが
開発されている。以後、この火災監視に関する情報の表
示を火災表示と呼ぶ。従来の表示システムを、図8に基
づいて説明する。従来の表示システムは、火災受信機8
1に接続される表示装置本体(汎用コンピュータやパー
ソナルコンピュータなど)90と、CRT(陰極線管)
や液晶ディスプレー等の表示装置100とから構成され
る。
【0003】表示装置本体90は、各種制御を行うCP
U91と、各端末機器82…,83…,84…の回線
(またはアドレス)と監視区域の平面図データの対応関
係が記憶されている参照テーブル96と、受信機81か
ら送信される第2報目以降の移報データを記憶する履歴
記憶部94と、各端末機器82…,83…,84…のシ
ンボルとこれら各端末機器82…,83…,84…の平
面図上の接続位置とを記憶するシンボルデータ記憶部9
7と、監視区域の平面図データが記憶されている平面図
データ記憶部98と、移報データ入力用の移報入力I/
F(Interface)95と、表示装置100に映像信号を
出力する表示用I/F99と、ワークエリアとして使用
されるRAM(Random Access Memory)93や制御デー
タや制御プログラムが記憶されたROM(Read Only Me
mory)92等から構成される。上記表示用I/F99に
は表示装置100が、移報入力I/F95には受信機8
1の移報出力I/F85が、それぞれ接続される。ま
た、受信機81には端末機器82…,83…,84…を
接続した火災感知器回線や防排煙機器回線が接続され
る。
【0004】上記の表示システムによる表示方法は次の
ごとくである。即ち、まず火災感知器回線から火災発報
があると、火災受信機81が移報出力I/F85を介し
て表示装置本体90の移報入力I/F95に火災信号を
移報する。この信号によってCPU91はまず参照テー
ブル96を参照して表示装置100に表示すべき平面図
データを検索し、平面図データ記憶部98から該当する
平面図データを選択する。次に、その平面図上のどの位
置にどの端末機器が配置されているのかをシンボルデー
タ記憶部97から検索し、それぞれ選択された平面図デ
ータ及びシンボルデータをRAM93に記憶する。この
RAM93に記憶された内容を表示装置100に表示出
力させることで、発報があった端末機器の状態がわかる
ようになっている。また、特開平4−49495号に示
すような平面図データの代わりに実写画像を使用する方
法、または特開平5−274573号に示すようなビデ
オカメラによって現場の映像をモニタ表示する方法など
もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の火災警報システムの表示システムでは、受信機から
表示装置本体に移報データ(発報地区や発報内容が含ま
れるデータ)が出力され、表示装置本体が画像データを
選択するという制御方法であるため、表示画面を作成す
るまでの表示装置本体の内部処理が複雑となり、表示装
置本体に高度な機能が要求される。そのため、表示装置
本体に例えば汎用コンピュータやパーソナルコンピュー
タなどを使用することとなり、システム全体の原価コス
トを高騰させてしまう。また、火災監視に関する情報を
表示する表示装置として、専用の表示装置を必要とする
ため、さらにシステム全体の原価コストを上昇させてし
まう。
【0006】また、上記従来の火災警報システムの表示
システムにおいては、フロアの平面図データや端末機器
の配置データ等が、表示装置本体で実行される火災表示
用のプログラムデータに組み込まれており、平面図デー
タや端末機器の配置データの作成又は変更を簡単に行う
ことは出来なかった。即ち、平面図データや端末機器の
配置データを作成又は変更するには、専門のエンジニア
に任せるしかなかった。その上、平面図や端末機器の配
置は、建物毎、フロア毎に異なり、建物毎、フロア毎に
平面図及び端末機器の位置データを作成する必要がある
ため、データの作成作業が膨大となり、この点でもシス
テム全体のコストの高騰を招く要因となっていた。更
に、テナントなどに火災警報システムが設置される場合
では、テナントのフロアの仕切りが変更されることが多
いため、この変更に伴いその都度平面図データを修正す
る必要があるが、上述のとおり、これらのデータの変更
は簡単には行えないので、この変更作業に大変な時間と
労力を必要とする。
【0007】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、火災監視に関する情報を様々な明度と色とを用い
て分りやすく表示させる警報システムの表示システムお
よび受信機において、該表示システムを低いコストで実
現可能とし、更に、画像データ等の作成および変更を容
易に行えるようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、端末機器が接続され防災に
関する監視を行う受信機を備えた火災警報システムの表
示システムにおいて、複数の画像データを記憶する画像
データ記憶手段と、該画像データ記憶手段の画像データ
を映像信号に変換して出力する映像信号出力手段とを備
え、前記受信機の制御により、前記画像データ記憶手段
から画像データが選択されると共に、該画像データが映
像信号に変換されて出力される構成とした。
【0009】この請求項1記載の発明によれば、画像デ
ータ記憶手段に記憶された画像データが映像信号に変換
されて出力されることで、例えば火災監視に関する情報
や火災警報システムの情報をさまざまな明度と色とを用
いて視覚的に分り易く表示することが出来る。それに加
えて、画像データが受信機の制御によってダイレクトに
選択される構成なので、従来必要とされていた表示装置
本体の機能(受信機から移報データを受信し移報データ
に基づき画像データを選択する機能)が不要となる。す
なわち、原価コストを大幅に高騰させていた高機能な表
示装置本体が不要となり、その分、原価コストを大幅に
削減することが出来る。また、画像データは、火災表示
を行うための制御プログラムと独立した状態で、画像デ
ータ記憶手段に記憶される。したがって、画像データ記
憶手段に記憶される画像データの作成、挿入又は変更
を、画像データのみ独立的に取り扱って行うことが出来
る。それゆえ、建物毎、フロア毎に異なる画像データの
作成やレイアウトの変更に伴う画像データの変更を、専
門のエンジニアに頼ることなく簡単に行うことが出来
る。更に、ユーザーレベルでの画像データの作成および
変更も可能である。
【0010】なお、画像データには、実写画像データ、
グラフィック画像データ、文字画像データ、画像に文字
をスーパーインポーズした画像データなどが含まれる。
また、画像データの形式は、ビットマップ、GIF(Gr
aphic Interchange Format)、JPEG(Joint Photograph
Experts Group)、TIFF(Tagged Image File Format)
など、様々な形式を用いることが出来る。上記映像信号
としては、アナログのテレビジョン信号を用いること
で、一般のテレビジョンに映像出力を行なわせることが
出来る。その他、上記映像信号として、デジタルのテレ
ビジョン信号、コンピュータの表示などに用いられるア
ナログ又はデジタルのRGB信号などさまざまな映像信
号を用いても良い。
【0011】ここで、請求項2記載の発明のように、請
求項1記載の火災警報システムの表示システムにおい
て、前記画像データ記憶手段に監視区域を表わす複数の
画像データが記憶される一方、前記受信機が、端末機器
の作動に基づき該作動のあった監視区域の画像データを
選択する構成とすることで、火災監視の状況に応じた適
確な画像表示を行なわせることが出来る。なお、端末機
器の作動とは、感知器や検知器が異常を感知したことに
よる発報、発信機の作動、防排煙機器や消火機器の作
動、地区ベルや報知機器の作動など、色々な端末機器の
様々な作動が含まれる。監視区域を表わす画像は、監視
区域の実写像、フロア図などのグラフィック画像図、文
字画像、グラフィックや実写像に文字をスーパーインポ
ーズした画像などが含まれる。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の火災警報システムの表示システムにおいて、前記画
像データ記憶手段に、火災警報システムの状態を表わす
画像データが記憶される一方、前記受信機が、火災警報
システムが所定の状態にあることに基づき該状態に係る
画像データを選択する構成とした。この請求項3記載の
発明によれば、火災警報システムの状態(例えば、監視
中、保守点検中、異常や故障の発生等)を画像表示によ
ってオペレータに知らせることが出来る。それにより、
オペレータがシステムの状態を認識間違えすることを防
止できる。例えば、防排煙機器の連動や地区音響の鳴動
が停止されている保守点検の状態にしたまま、監視中で
あると誤認してしまうことが防止される。なお、火災警
報システムの状態とは、監視中、保守点検中、異常や故
障の発生、警報の発生、誤警報の発生、システムの機能
を決定する種々の設定状態など、様々な状態が含まれ
る。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何
れかに記載の火災警報システムの表示システムにおい
て、前記受信機に、監視制御を統括して制御する中央演
算処理手段が設けられており、該中央演算処理手段が、
前記複数の画像データのうちのどの画像データかを示す
画像指示信号を出力することで、画像データの選択が行
なわれる構成とした。
【0014】この請求項4記載の発明によれば、受信機
の中央演算処理手段から画像指示信号が出力され、この
画像指示信号に基づき画像データを選択するので、画像
データの選択から映像信号の出力までを単純な処理とす
ることができる。即ち、従来のように、移報データから
該当する監視地区を判別し画像データを作成するといっ
た複雑な処理がない。そのため、画像表示を行うための
構成(映像信号出力手段や画像データ記憶手段、並び
に、これら映像信号出力手段や画像データ記憶手段の制
御手段)を廉価に構成できる。
【0015】ここで、画像指示信号とは、例えば、複数
の画像データの各々に対応づけられたラベルデータ信号
やナンバーデータ信号など、画像データ記憶手段のどの
画像データかを指示できる信号であればよく、単純で小
容量のデータ信号として構成可能である。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何
れかに記載の火災警報システムの表示システムにおい
て、前記画像データ記憶手段は着脱可能な記憶媒体を備
え、該記憶媒体に前記画像データが記憶される構成とし
た。この請求項5記載の発明によれば、記憶媒体を交換
することで、火災監視で画像表示される画像を容易に変
更することが出来る。したがって、例えばフロアのレイ
アウトを変更する際に、これらレイアウトの変更に伴う
画像データの変更も即座に対応することができる。ま
た、受信機や画像表示を長く停止させることなく、すば
やく画像データを変更することが出来る。また、記憶媒
体により画像データのバックアップを容易に作成するこ
とが出来る。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何
れかに記載の火災警報システムの表示システムにおい
て、前記映像信号出力手段が、映像信号をテレビジョン
信号として出力するビデオ出力端子を備えている構成と
した。この請求項6記載の発明によれば、火災監視に関
する情報が表示される表示装置として、ビデオ入力端子
を有する一般のテレビ受像機を使用することが出来る。
したがって、火災表示のために専用の表示装置を設ける
必要がなくなり、その分、コストを低減させることが出
来る。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項1〜6の何
れかに記載の火災警報システムの表示システムにおい
て、前記画像データ記憶手段および映像信号出力手段と
して、デジタルカメラを用いた構成とした。この請求項
7記載の発明によれば、汎用のデジタルカメラを画像デ
ータのサーバーおよび映像信号出力手段として利用する
ので、画像データの作成、挿入又は変更、並びに、画像
データの出力処理を既存の方法を用いて行うことが出来
る。それゆえ、開発コストの削減が図れると共に、画像
データの作成、挿入、並べ換え又は変更をユーザーレベ
ルで行うことも容易となる。また、デジタルカメラの撮
像機能を利用することで、監視区域の表示画像を直接撮
像し、画像データの再加工を経て火災表示に利用するこ
とも出来る。
【0019】ここで、請求項8記載の発明のように、請
求項1〜7の何れかに記載の火災警報システムの表示シ
ステムにおいて、前記画像データ記憶手段および映像信
号出力手段が、前記受信機と別体に設けられている構成
としても良く、別体とすることで画像データの操作や表
示装置との接続を行い易くすることができる。また、請
求項9記載の発明のように、請求項1〜7の何れかに記
載の火災警報システムの表示システムにおいて、前記画
像データ記憶手段および映像信号出力手段が、前記受信
機のハウジング内に設けられている構成としても良く、
このような構成とすることで、システムをまとまり良く
設置することが出来る。また、画像データ記憶手段や映
像信号出力手段を紛失してしまうこともない。
【0020】請求項10記載の発明は、端末機器が接続
され防災に関する監視を行う受信機を備えた火災警報シ
ステムの表示システムにおいて、前記受信機には、所定
の画像データ記憶手段に記憶された複数の画像データの
うちのどの画像データを選択するかを示す画像指示信号
を出力する画像指示信号出力手段が設けられている構成
とした。この請求項10記載の発明によれば、このよう
な受信機に、上述の画像データ記憶手段および映像信号
出力手段を備えた機器(例えばデジタルカメラなど)を
接続し、更にこの機器にテレビ受像機などの表示装置を
接続することで、請求項1〜9に記載の表示システムを
実現することが出来る。ここで、上記画像指示信号と
は、請求項4記載の発明の説明の箇所で述べた画像指示
信号と同様のものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図7の図面を参照しながら説明する。 [第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形
態の火災警報システムの表示システムの構成を示すブロ
ック図である。この実施の形態の火災警報システムは、
火災受信機1、端末機器(感知器3…,4…および防排
煙機器5…等)、火災受信機1と端末機器を接続する回
線L1〜L3等から構成される。更に、この火災警報シ
ステムには、火災表示を行う表示システムとして、テレ
ビ受像機などの表示装置8、火災受信機1内に設けられ
たMCインターフェース17、メモリカード18、D/
A変換器22、ビデオI/F23等が設けられている。
【0022】火災受信機1は、火災監視や火災表示の各
種制御を行うCPU(Central Processing Unit )1
1、火災監視や火災表示の制御プログラムや制御データ
等が記憶されているROM(Read Only Memory)12、
ワークエリアとして使用されるRAM(Random Access
Memory)13、音響による警報を行う主音響部14、火
災発報などに対応して火災受信機1に設けられたLED
などの点灯により警報を表示する表示部15、各種の操
作スイッチからなる操作部16、画像データが記憶され
ている着脱自在なメモリカード(記憶媒体)18、メモ
リカード18を接続するためのMC(メモリカード)イ
ンターフェース17、感知器3…,4…や防排煙機器5
…を接続した回線L1〜L3が接続されるインターフェ
ース19〜21、画像データをD/A変換しテレビジョ
ン信号として表示装置8に出力するD/A変換器(映像
信号出力手段)22、および、ビデオ出力端子を有する
ビデオI/F23等から構成されている。ビデオI/F
28は、一般のビデオ用ケーブルを介してテレビ受像機
である表示装置8と接続されている。
【0023】メモリカード18には、あらかじめ回線L
1〜L3に対応する火災監視区域を撮影した複数の画像
データが記憶されている。また、メモリカード18に
は、火災警報システムの状態を表わす複数の画像デー
タ、例えば、CPU異常をカバーする火災受信機1のバ
ックアップ機能の発生、諸警報の発生、保守点検状態、
回線L1〜L3の断線やリークなどの故障発生、火災受
信機1の主回路電圧の低下など異常の発生、各種設定ス
イッチの設定状態などを表わす画像データも記憶されて
いる。
【0024】これら複数の画像データには、各画像デー
タを呼び出すためのラベルデータがそれぞれ付加されて
おり、このラベルデータをCPU11が指示すること
で、該当する画像データが呼び出されるようになってい
る。ラベルデータは、例えば、画像データの通し番号を
表わす画像データ番号データなどである。火災信号の発
生した回線L1〜L3と呼び出されるラベルデータとの
関係は予め定められており、画像データを変更する場合
には、回線L1〜L3と表示される画像がそれぞれ対応
するように、該当するラベルデータの箇所に上記の火災
監視区域の画像データを入力する。また、火災警報シス
テムの所定の状態(例えば保守点検が行なわれている状
態や回線異常が発生した状態など)と、CPU11によ
り呼び出されるラベルデータとの関係も予め定められて
おり、該当するラベルデータの箇所に火災警報システム
の状態を表わす画像データが入力される。なお、メモリ
カード18は、PCカード、スマートメディアなど各種
の形態のものが使用可能であり、また、メモリだけでな
く着脱自在な記憶媒体ならどのようなものでも使用可能
である。
【0025】図2には、この表示システムで表示される
監視区域を表わす画像図の一例を示す。同図(a)は実
写映像を用いた画像の一例、(b)はグラフィックを用
いた画像の一例である。メモリカード18に記憶させる
画像データは、図2(a)に示すように、監視区域を撮
像した画像に、「火災発生」「現場確認」などの火災監
視に関わるメッセージ文字をスーパーインポーズした
り、「1階受付付近」などの監視区域の名称をスーパー
インポーズしたりして構成することで、映像により火災
発生場所や火災状況をすばやく確実に理解することが可
能で効果的である。また、図2(b)に示すように、監
視区域のフロア図を表わすグラフィック画像に火災監視
に関わるメッセージ文字や監視区域の名称をスーパーイ
ンポーズして構成しても良い。実写画像だけでなく取り
扱い可能な形式で作成したフロア図を使用することによ
って、実写画像では確認しにくい場所の確認が容易とな
り、両者を併用することによって、更に詳細な火災表示
を行うことができる。なお、上記画像データは、デジタ
ルカメラによる撮像や、パーソナルコンピュータなどに
よる画像処理などから簡単に作成できる。また、スーパ
ーインポーズについても、デジタルカメラの機能を使用
して加えてもよいし、パーソナルコンピュータなどによ
る画像処理により加えてもよい。
【0026】図3には、同表示システムで表示される火
災警報システムの状態を表わす画像図の一例を示す。こ
の画像図は、火災受信機1に設けられた保守スイッチが
オン操作(「音響全停止」側に倒す操作)された場合に
表示する警告画像であり、火災受信機1の状態を表わす
画像であることを示すために火災受信機1の実写画像を
含むと共に、保守スイッチがオン操作された状態を示す
「保守スイッチ操作中」のメッセージ文字と保守スイッ
チの実写画像30、並びに、保守点検終了後に保守スイ
ッチをオフ操作(「定位」側に倒す操作)するように促
す「終了後は定位に」の警告メッセージ文字が含まれ
る。ところで、火災受信機1には、受信機内部のスイッ
チの状態や回路電圧を監視する従来公知の自己監視機能
が備わっている。自己監視の対象としては、保守スイッ
チ、感知器回線の断線、回路電圧などがある。保守スイ
ッチは、保守点検を行う際、感知器の発報毎に音響が鳴
動するのを防ぐために音響を完全停止するスイッチであ
る。この保守スイッチは受信機内に設けられ、通常は
「定位」の位置に設定されているが、音響を停止する場
合には保守側(「音響全停止」側)にセットされる。保
守側にセットされた場合、数秒に1回「ピッ、ピッ」と
警報音が発生する。そして、点検終了後に、この保守ス
イッチは「定位」に戻される。しかしながら、この保守
スイッチを戻し忘れると、音響が停止したままとなり、
本当に火災が発生した場合に、音響が鳴動しないという
問題が生じる。そこで、保守スイッチが保守側にセット
されている場合に、上記の警告画像(図3)を表示する
ことで、保守スイッチの戻し忘れを防止できる。
【0027】次に、この火災警報システムの表示システ
ムにより行なわれる火災表示方法について説明する。先
ず、感知器3…,4…が接続された回線L1,L2で火
災発報があると、火災受信機1にインターフェース19
〜21を介して火災信号が入力される。火災受信機1に
火災信号が入力されると、CPU11がこの火災信号が
どの回線L1,L2から送出されたものかを判断し、該
当する回線L1(L2)に対応するラベルデータを指示
する。そして、このラベルデータに対応する画像データ
をメモリカード18から呼び出す。また、火災警報シス
テムが所定の状態(例えば保守スイッチのオン操作、回
線異常など)になると、火災受信機1の自己監視機能に
よりこの状態が検出され、CPU11によりこの状態に
対応するラベルデータが指示される。そして、このラベ
ルデータに対応する画像データをメモリカード18から
呼び出す。呼び出された画像データはD/A変換器22
によりアナログの映像信号に変換され、テレビジョン信
号として表示装置8に送信されることによって表示され
る。なお、火災発報に基づき画像表示を行う場合、火災
発報から画像表示までの時間が5秒以内になるように制
御する。更に、発報後1回目の画像表示から所定時間
(たとえば1分)経過後に、異なる画像(例えば避難誘
導などのガイダンス画像)を表示することも可能であ
る。ガイダンス画像により、落ち着いた火災対処を促す
ことが出来る。
【0028】以上のように、この実施の形態の火災警報
システムの表示システムによれば、端末機器が接続され
た火災受信機1の内部に、画像データを記憶する着脱可
能なメモリカード18と、画像データを映像信号に変換
して外部の表示装置8に出力する映像信号出力手段(D
/A変換器22、ビデオI/F23)とを備えているの
で、火災表示を行う上で従来必要であった高機能の表示
装置本体を不要とすることが出来る。それゆえ、システ
ムの原価コストを大幅に削減することが出来る。また、
映像信号をビデオ出力端子からテレビジョン信号として
出力するので、表示装置として一般的なテレビ受像機を
使用することが出来る。したがって、専用の表示装置を
設ける必要がなくなり、その分、低コストでシステムを
構築できる。また、表示装置8がテレビ受像機なので、
火災発報やシステムの状態変化があったときだけ火災表
示を行なわせ、普段は通常のテレビとして使用すること
もできる。
【0029】また、画像データは、火災表示を行うため
の制御プログラムと独立して、メモリカード18に記憶
されるので、画像データの作成、挿入又は変更を、画像
データのみ独立的に取り扱って行うことが出来る。それ
ゆえ、建物毎、フロア毎に異なる多数の画像データの作
成やレイアウトの変更に伴う画像データの変更を、専門
のエンジニアに頼ることなく簡単に行うことが出来る。
更に、ユーザーレベルで行うことも可能である。また、
メモリカード18は着脱可能なので、画像データの変更
をより簡単に行うことができると共に、火災受信機1の
火災監視処理や表示装置8の火災表示を長く停止させる
ことなく、すばやく画像データを変更することが出来
る。
【0030】[第2の実施の形態]図4は、本発明の第
2の実施の形態の火災警報システムの受信機の構成を示
すブロック図、図5は、第2の実施の形態の火災警報シ
ステムの表示システムの全体構成を示すブロック図であ
る。なお、第1の実施の形態と同様の構成は同符合を付
してある。この実施の形態の火災警報システムは、火災
受信機40、端末機器(感知器3…,4…および防排煙
機器5…等)、火災受信機40と端末機器を接続する回
線L1〜L3等から構成される。更に、この火災警報シ
ステムには、火災表示を行う表示システムとして、画像
データ記憶手段および映像信号出力手段として機能する
デジタルカメラ60、テレビ受像機などの表示装置8、
火災受信機40にデジタルカメラ60を接続するための
シリアルI/F(画像指示信号出力手段)44などが設
けられている。
【0031】火災受信機40は、火災監視や火災表示の
各種制御を行うCPU(Central Processing Unit )4
1、火災監視や火災表示の制御プログラムや制御データ
等が記憶されているROM(Read Only Memory)42、
ワークエリアとして使用されるRAM(Random Access
Memory)43、第1の実施の形態と同様の主音響部1
4、表示部15、操作部16およびインターフェース1
9〜21、並びに、シリアルI/F44等から構成され
る。シリアルI/F44は、デジタルカメラ60のシリ
アルI/F65に接続されている。
【0032】デジタルカメラ60は、CCD(Charge C
oupled Device)等の撮像部67、各種操作をインプッ
トするキー入力部62、プログラムなどが記憶されてい
るROM63、ワークエリアとして使用されるRAM6
4、撮影した画像をデジタルカメラ60側で表示するた
めの液晶(LCD)表示部66、火災受信機40からの
信号を受け取るシリアルI/F65、予め撮影された画
像データが記憶されている着脱自在なメモリカード6
9、このメモリカード69を接続するMCインターフェ
ース68、画像データをD/A変換してビデオ映像とし
て表示装置8に出力するD/A変換器70及びビデオI
/F71等から構成されている。ビデオI/F71はテ
レビ受像機である表示装置8と接続されている。
【0033】図6は、メモリカード69中に記憶される
画像データとラベルデータとの対応関係を示すデータテ
ーブル、図7は、端末機器の作動があった回線と火災受
信機から出力される画像指示信号との対応関係を示すテ
ーブルチャートである。メモリカード69には、図6に
示すように、あらかじめ火災受信機40の回線L1〜L
3…に対応する火災監視区域を撮影した複数の画像デー
タや火災警報システムの状態を表わす複数の画像データ
(「画像データ1」〜「画像データ20」…)が記憶さ
れている。また、これら複数の画像データには、各画像
データを呼び出すためのラベルデータ(例えば画像デー
タ番号「ナンバー1」〜「ナンバー20」…)がそれぞ
れ付けられている。画像データは、デジタルカメラ60
で撮像した実写画像の他、コンピュータ等で作成した色
々な形式(ビットマップ、JPEG、GIF、TIFF
など)の画像データを記憶させることが出来る。一方、
火災受信機40のROM63中には、図7に示すよう
に、端末機器の作動があった回線L1〜L3…と、作動
直後に火災受信機40から出力する第1画像指示信号
と、発報後1回目の画像表示から所定時間(たとえば1
分)経過後に出力される第2画像指示信号との内容を対
応付けたデータテーブルが記憶されている。同様に、上
記ROM63中には、火災受信機40の所定の状態(例
えば、保守点検スイッチのオン操作や、回線異常の発生
など)と、所定の状態になった場合に火災受信機40か
ら出力される第1画像指示信号と、システムの状態変更
による1回目の画像表示から所定時間(たとえば1分)
経過後に出力される第2画像指示信号との内容を対応付
けたデータテーブルが記憶されている。なお、火災警報
システムの状態に関する表示では、1回目の画像表示と
2回目の画像表示が同じ内容なので、第1画像指示信号
と第2画像指示信号は同じものになっている。なお、上
記回線および火災警報システムの状態と、画像指示信号
との対応関係は、固定的としたり操作部16の操作によ
り変更可能としても良い。
【0034】次に、この火災警報システムの表示システ
ムにより行なわれる火災表示方法について説明する。ま
ず火災感知器3…,4…が接続された回線L1,L2…
から火災発報があると、火災受信機40にインターフェ
ース19,20…を介して火災信号が入力される。火災
受信機40のCPU41は火災信号が入力されると、そ
の信号がどの回線L1,L2…から送出されたものかを
判断し、図7のデータテーブルに従い、該当する回線L
1(L2…)に対応する第1画像指示信号をシリアルI
/F44を介してデジタルカメラ60に送信する。ま
た、火災受信機40の設定スイッチが操作されたり回線
L1,L2…の異常が検出されて、火災受信機40が所
定の状態に変更されると、この状態の変更に基づき、C
PU41が図7のデータテーブルに従って、変更された
状態に対応する第1画像指示信号をデジタルカメラ60
に送信する。第1画像指示信号を受信したデジタルカメ
ラ60は、図6のデータテーブルに従い、この画像指示
信号が指し示すラベルデータ(画像データ番号)の画像
データをメモリカード69から読み出す。そして、D/
A変換器70でアナログの映像信号に変換されテレビジ
ョン信号として出力され、表示装置8に表示出力され
る。なお、火災発報から画像表示までの時間は5秒以内
になるように制御される。
【0035】発報または火災受信機40の状態変化によ
る1回目の画像表示から所定時間(たとえば1分)経過
すると、次に、火災受信機40は、図7のデータテーブ
ルに従い火災発報のあった回線L1(L2…)または状
態変化に対応する第2画像指示信号を、シリアルI/F
44を介してデジタルカメラ60に送信する。第2画像
指示信号を受信したデジタルカメラ60は、図6のデー
タテーブルに従い、この画像指示信号が指し示すラベル
データ(画像データ番号)の画像データをメモリカード
69から読み出し映像信号に変換して出力する。発報に
基づく画像表示の場合、第2画像指示信号に対応する画
像データは、例えば、避難誘導などを示すガイダンス画
像であり、上記映像信号の出力により火災発報の直後に
表示された監視地区の画像がガイダンス画像に切り換え
られる。
【0036】次いで、画像データの変更方法について説
明する。例えば、フロアの仕切りが変更されたりして画
像データを変更するには、先ず新たな画像を撮像したり
又はパーソナルコンピュータを用いて描画する。この撮
像はデジタルカメラ60を用いて行うことが出来る。画
像に文字を挿入する場合には、作成した画像データを一
旦コンピュータに取り込んで文字入力する。また、デジ
タルカメラに文字入力の機能があればこの機能を用いて
文字入力しても良い。表示出力する画像データが出来あ
がったら、この画像データと回線L1〜L3…とが対応
されるように、該当するラベルデータに対応づけてデジ
タルカメラ60のメモリカード69に記憶させる。また
は、ラベルデータと画像データとの対応関係を変更し
て、画像データにラベルデータを対応させる。なお、こ
れらデジタルカメラ60へ画像データを入出力する技術
やラベルデータと画像データとの対応関係を変更する技
術は、例えば特開平9−307843号のデジタルカメ
ラの技術として開示されているように周知のものであ
る。
【0037】以上のように、この実施の形態の火災警報
システムの表示システムによれば、火災発報があった場
合や火災警報システムの状態変化があった場合に、火災
受信機40から画像データを直接選択するための画像指
示信号が出力されるので、従来、火災表示を行う上で必
要であった高機能の表示装置本体を不要とすることが出
来る。それゆえ、システム全体の原価コストを大幅に削
減することが出来る。また、デジタルカメラ60により
火災表示の画像がテレビジョン信号として出力されて表
示されるので、表示装置として一般的なテレビ受像機を
使用することが出来る。したがって、専用の表示装置を
設ける必要がなくなり、その分、低コストでシステムを
構築できる。また、表示装置8がテレビ受像機なので、
火災発報があったときだけ火災表示を行なわせ、普段は
通常のテレビとして使用することもできる。
【0038】また、画像データは、火災表示を行うため
の制御プログラムと独立して、デジタルカメラ60のメ
モリカード69に記憶されるので、画像データの作成、
挿入又は変更を、画像データのみ独立的に取り扱って行
うことが出来る。更に、画像データのサーバとして汎用
のデジタルカメラを用いているので、画像データの挿入
や変更を既存の方法を用いて行うことが出来る。したが
って、建物毎、フロア毎に異なる多数の画像データの作
成やレイアウトの変更に伴う画像データの変更を、専門
のエンジニアに頼ることなく簡単に行うことが出来る。
更に、ユーザーレベルで行うことも可能である。また、
メモリカード69は着脱可能なので、画像データの変更
をより簡単によりすばやく行うことが出来るし、デジタ
ルカメラの撮像機能を利用することで、監視区域の表示
画像を直接撮像して火災表示に利用することも出来る。
また、火災表示の画像を実写映像のみとすれば、監視地
区をデジタルカメラで撮像するだけで画像データの作成
や変更が行え、画像データの作成や変更にかかる時間と
労力を軽減することができる。
【0039】また、この実施の形態の火災警報システム
の火災受信機40によれば、シリアルI/F44から火
災発報時に画像データを直接選択する画像指示信号が出
力される構成なので、該火災受信機40に市販のデジタ
ルカメラとテレビジョンを接続することで、火災監視と
連動して上述のような火災表示を行なわせることができ
る。
【0040】なお、本発明は、上記第1および第2の実
施の形態の火災警報システムの表示システムに限られ
ず、発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。例えば、火災表示は、火災発報に基づき発報のあっ
た監視地区の画像を表示させるほか、例えば、防排煙機
器や消火機器の作動に基づきこの作動箇所を表示するよ
うにしても良い。また、画像データは回線に対応させる
のみならず、例えば、R型端末機器のアドレスに対応さ
せても良い。また、デジタルカメラ60は、火災受信機
40の筐体内部に収容するようにしても良く、収容する
ことで、配線を簡略化できるとともに、システム全体を
コンパクトな構成にすることが出来る。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明の火災警報シス
テムの表示システムによれば、火災監視に関する情報や
火災警報システムの状態をさまざまな明度と色とを用い
て視覚的に分り易く表示することが出来る上、受信機の
制御によって画像データがダイレクトに選択される構成
なので、従来原価コストを大幅に高騰させていた高機能
な表示装置本体が不要となり、その分、原価コストを大
幅に削減することが出来る。また、画像データ記憶手段
に記憶される画像データは、画像データを独立的に取り
扱うことで、その作成、挿入又は変更を行うことが出来
るので、建物毎、フロア毎に異なる多数の画像データの
作成や、レイアウトの変更に伴う画像データの変更を、
専門のエンジニアに頼ることなく簡単に行え、更に、ユ
ーザーレベルでの画像データの作成および変更も可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の火災警報システム
の表示システムの構成を示すブロック図である。
【図2】同、表示システムで表示される監視区域の画像
の一例を示す画像図で、(a)は実写映像を用いた画像
の一例、(b)はグラフィックを用いた画像の一例であ
る。
【図3】同、表示システムで表示される火災警報システ
ムの状態を表わす画像の一例を示す画像図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態の火災警報システム
の表示システムの全体構成を示すブロック図である。
【図5】同、火災警報システムの表示システムの受信機
の構成を示すブロック図である。
【図6】メモリカードに記憶されている画像データとラ
ベルデータとの対応関係を示すデータテーブルチャート
である。
【図7】端末機器が作動した回線と受信機から出力され
る画像指示信号との対応関係を示すテーブルチャートで
ある。
【図8】従来の火災警報システムの表示システムの構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 火災受信機(第1の実施の形態) 3… 感知器(端末機器) 4… 感知器(端末機器) 5… 防排煙機器(端末機器) 8 表示装置(テレビ受像機) 11 CPU(中央演算処理手段) 17 MCインターフェース(画像データ記憶手
段) 18 メモリカード(画像データ記憶手段の記憶媒
体) 22 D/A変換器(映像信号出力手段) 23 ビデオI/F(映像信号出力手段のビデオ出
力端子) 40 火災受信機(第2の実施の形態) 41 CPU(中央演算処理手段) 44 シリアルI/F(画像指示信号出力手段) 60 画像データサーバ装置(デジタルカメラ) 61 CPU(表示制御装置) 68 MCインターフェース(画像データ記憶手
段) 69 メモリカード(画像データ記憶手段の記憶媒
体) 70 D/A変換器(映像信号出力手段) 71 ビデオI/F(映像信号出力手段のビデオ出
力端子)
フロントページの続き (72)発明者 藤田 学 東京都渋谷区幡ケ谷1丁目11番6号 ニッ タン株式会社内 Fターム(参考) 5C054 EA01 EH07 FB05 FE02 FE09 FE12 FE14 FE26 FE28 GB01 GB11 HA18 5C087 AA02 AA03 AA05 AA09 AA10 AA23 AA24 AA25 AA32 BB10 BB48 CC05 CC10 DD04 EE16 FF01 FF04 FF19 FF20 FF22 FF30 GG04 GG13 GG18 GG20 GG21 GG24 GG30 GG51 GG57 GG63 GG64 GG66 GG73 GG82 GG83 5G405 AA06 AA08 AD06 AD07 BA01 CA12 CA19 CA22 CA24 CA27 CA28 CA29 CA30 CA31 CA32 CA38 DA07 DA17 DA21 DA23 DA24 EA31 EA39

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末機器が接続され防災に関する監視を
    行う受信機を備えた火災警報システムの表示システムに
    おいて、 複数の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、 該画像データ記憶手段の画像データを映像信号に変換し
    て出力する映像信号出力手段とを備え、 前記受信機の制御により、前記画像データ記憶手段から
    画像データが選択されると共に、該画像データが映像信
    号に変換されて出力されることを特徴とする火災警報シ
    ステムの表示システム。
  2. 【請求項2】 前記画像データ記憶手段には、監視区域
    を表わす複数の画像データが記憶される一方、 前記受信機は、端末機器の作動に基づき該作動のあった
    監視区域の画像データを選択することを特徴とする請求
    項1記載の火災警報システムの表示システム。
  3. 【請求項3】 前記画像データ記憶手段には、火災警報
    システムの状態を表わす画像データが記憶される一方、 前記受信機は、火災警報システムが所定の状態にあるこ
    とに基づき該状態に係る画像データを選択することを特
    徴とする請求項1又は2記載の火災警報システムの表示
    システム。
  4. 【請求項4】 前記受信機には、監視制御を統括して制
    御する中央演算処理手段が設けられており、 該中央演算処理手段が、前記複数の画像データのうちの
    どの画像データかを示す画像指示信号を出力すること
    で、画像データの選択が行なわれることを特徴とする請
    求項1〜3の何れかに記載の火災警報システムの表示シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記画像データ記憶手段は着脱可能な記
    憶媒体を備え、該記憶媒体に前記画像データが記憶され
    ていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の
    火災警報システムの表示システム。
  6. 【請求項6】 前記映像信号出力手段は、映像信号をテ
    レビジョン信号として出力するビデオ出力端子を備えて
    いることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の火
    災警報システムの表示システム。
  7. 【請求項7】 前記画像データ記憶手段および映像信号
    出力手段として、デジタルカメラを用いていることを特
    徴とする請求項1〜6の何れかに記載の火災警報システ
    ムの表示システム。
  8. 【請求項8】 前記画像データ記憶手段および映像信号
    出力手段が、前記受信機と別体に設けられていることを
    特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の火災警報シス
    テムの表示システム。
  9. 【請求項9】 前記画像データ記憶手段および映像信号
    出力手段が、前記受信機のハウジング内に設けられてい
    ることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の火災
    警報システムの表示システム。
  10. 【請求項10】 端末機器が接続され防災に関する監視
    を行う火災警報システムの受信機であって、 所定の画像データ記憶手段に記憶された複数の画像デー
    タのうちのどの画像データを選択するかを示す画像指示
    信号を出力する画像指示信号出力手段が設けられている
    ことを特徴とする火災警報システムの受信機。
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