JP3592036B2 - 端子取り出し箱 - Google Patents

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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池モジュールの端子取り出し部構造に関し、特に太陽電池モジュールに付属する端子箱における成型性、強度、取り付け後の信頼性を改善した技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、太陽電池モジュールは、その出力取り出し相当部分に、端子取り出し箱をシリコーン樹脂、もしくはエポキシ樹脂等の接着剤を用いて接着して太陽電池モジュールの裏面に取り付け、この端子取り出し箱から+極、−極の出力線取り出しを行っている。各外部出力線は、太陽電池電極取り出し部分から取り出されたリード線と、端子取り出し箱内において機械的に接続、もしくは一体品をなしている。
【0003】
端子取り出し箱の形状は一般に、図12に示すように、立方体、直方体、円柱等の形状、あるいはそれらの組み合わせからなり、その側面はいずれも接着面に対して垂直な面を有している。
【0004】
特異なものとしては、直方体の端子取り出し箱の4側面中の3側面に、放熱目的のため多数のリブを設けているものもある。このリブは底面方向から上面方向に向かって、垂直面+傾斜面で構成しているが、平均斜度は90度に近いものである。
【0005】
このように、従来の端子取り出し箱には全ての側面に傾斜面を有する端子取り出し箱はなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、端子取り出し箱は、太陽電池モジュールに対して凸状に形設されており、運搬、施工時等に外力を受けやすい。外力を受けるケースでのその多くが、モジュールの凸部同士、つまり端子取り出し箱同士の接触である。
【0007】
通常、端子取り出し箱の太陽電池モジュールに対する剪断方向接着力は4kgf以上であり、通常の接触、衝突では外観上、性能上変化を起こすことはなが、不慮の事故等で、端子取り出し箱が設計値以上の外力を受けて外れ、太陽電池の修理、交換等を必要とする場合も考えられる。
【0008】
一方、かかるケースを見込んで端子取り出し箱の太陽電池モジュールに対する剪断方向接着力を設計することは、通常においては過剰なものとなる。
【0009】
本発明は、上記の欠点を解決し、強度が高く、取り付け後の信頼性を向上した太陽電池モジュールの端子取り出し部構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記目的を解決するために鋭意検討した結果、端子取り出し箱の全ての側面の一部あるいは全部を傾斜面とすることにより、剪断方向接着力の過度の設計を必要とせず、強度を向上し、取り付け後の信頼性を向上できることを見出し本発明に至った。
【0011】
即ち、本発明は光起電力素子モジュールの電極取り出し部分にかぶせられる端子取り出し箱であって、全ての側面の一部あるいは全部に傾斜角θが60度以下である傾斜面を有することを特徴とする端子取り出し箱である。
【0012】
【作用】
本発明によれば、端子取り出し箱のすべての側面の比較的外力を受けやすい箇所に、底面方向から上面方向に向かって、傾斜面を一部あるいは全部に設けることにより、水平方向の外力が加わった際に水平方向の外力を逃がす効果が増大する。
【0013】
図13は、端子取り出し箱とそれに加わる外力の関係を示す図であり、図15は端子取り出し箱の傾斜面及び与外力物間の摩擦係数μと外力逃げ効果の有無をに示すグラフである。
【0014】
図13に示すように、端子取り出し箱傾斜面部材料と与外力物間の摩擦係数をμ、水平方向の外力値をF、傾斜角θの傾斜面としたとき、逃げ力(N):Fcosθ>摩擦力(M):μ×Fsinθを満たせば水平方向の外力を逃がすことができる。
【0015】
即ち、図15に示すように、逃げ力(N)>摩擦力(M)の領域内にあるように、傾斜面の傾斜角θ、摩擦係数μを設定することにより水平方向の外力が加わった際に水平方向の外力を逃がす効果が増大する。
【0016】
ただし与外力物は限定されず、限定された際もその間の摩擦係数は、表面形状、面圧、湿度等によって左右するため、好ましくは傾斜角θを小さくとり、より好ましくは傾斜角θを60度以下に取るのが望ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の太陽電池モジュールの一例の概略構成図を示す。図1は太陽電池モジュールの断面図である。この太陽電池モジュールは、裏面補強材101上に太陽電池素子102、充填剤103、耐候性フィルム104、端子取り出し箱105を有して構成される。端子取り出し箱105内では、太陽電池モジュール裏面より取りだされた内部リード線106と外部リード線107が機械的に接続、もしくは一体品をなし、電気的に接続され導電体の働きをする。
【0018】
本発明で用いられる導電体としては特に制限されないが、好ましくはケーブル構造のもので、太陽電池モジュールが設置される環境に適当な耐熱性、耐寒性、耐油性、耐候性、難燃性を有するものを選択する必要がる。例えば、IV、KIV、HKIV、架橋ポリエチレン、フッ素ゴム、シリコーンゴム、フッ素樹脂などの絶縁電線や、VV、CV、CE、EE、キャブタイヤなどのケーブルが挙げられる。
【0019】
本発明に使用できる出力リード線は特に限定されないが、耐候性、絶縁性、耐熱性を考慮に入れるとCVケーブルが好ましい。
【0020】
また、絶縁・外被材料として使用される「ポリ塩化ビニル」は、耐水性、耐油性、耐酸性、耐アルカリ性、耐熱性、引張り強さに優れているものが好ましい。
【0021】
太陽電池モジュールの電気取り出し部から取り出す導電体としては、銅タブ等の導電抵抗値の低い物も使用できる。
【0022】
図7は本発明の第1の実施形態を示す図であり、端子取り出し箱105は樹脂で射出成型されたもので、底面には内部リード線106を取り込むための内部リード線取り込み孔208があり、一側面には端子取り出し箱105内部から外部出力線107を取り出すための外部出力線取り出し孔205がある。内部リード線106と外部出力線107は、端子取り出し箱105内において互いに機械的に接続、もしくは一体品をなし電気的に通電している。
【0023】
端子取り出し箱105の全ての側面の一部に、底面方向から上面方向に向かって、リブ形状の平面からなる傾斜面108を設けている。リブ形状としては、リブ厚さ209を底面厚さ210の0.5〜0.7倍の厚さにすることにより、ヒケ等も発生しにくくなり成型性も向上し、好ましい。本形態によれば、傾斜面108がリブ形状であるため、その補強効果により剛性、耐荷重性が向上し、ソリ防止効果により成型性も向上する。
【0024】
傾斜面108の傾斜角θ(度)は、60度以下である必要があり、好ましくは10度〜60度である。60度を超えると本発明の効果を得ることができず好ましくない。尚、傾斜面が曲面又は球面である場合の傾斜角は平均傾斜角で表す。
【0025】
傾斜面108の傾斜角θ(度)は、θ<Tan−1(1/μ)を満たすことにより水平方向の外力を逃がしやすい構造となり好ましい。この際摩擦係数μの値は、設計の可能な限り、端子取り出し箱と接触しうる材料を考慮して定することによりその効果は増大するが、少なくとも端子箱間の摩擦係数とするのが好ましい。
【0026】
本発明の端子取り出し箱は、耐熱性、耐水性、電気絶縁性、耐老化性に優れたものが要求される。また、好ましくは充填剤との接着性が良い材質が好ましい。
【0027】
上記の要素を考慮にいれると、端子取り出し箱の材質としては特に限定はないがプラスチックが好ましく、防火性などを考えると、難燃性プラスチックや準難燃性プラスチックやセラミックスなどがさらに好ましい。
【0028】
例えば、プラスチックとしては、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリアセタール、変性PPE、ポリエステル、ポリアリレート、不飽和ポリエステル、フェノール樹脂、エポキシ樹脂などの強度、耐衝撃性、耐熱性、硬度、耐老化性に優れたエンジニアリング・プラスチック等が挙げられる。また、ABS樹脂、PP、PVCなどの熱可塑性プラスチックも使用できる。
【0029】
また、耐紫外線性向上のために、顔料としてカーボンブラックを用いる、あるいは紫外線を吸収する樹脂塗料を表面に塗布することが好ましい。
【0030】
図14に一般的な樹脂同一材料間の摩擦係数を示すが、少なくとも傾斜面108の材料として、摩擦係数μが0.6以下の樹脂を用いることが好ましい。また、PPS(ポリフィニレンサルファイド)、POM(ポリアセタール)、UF(ユリア樹脂)、MF(メラミン樹脂)、PTFE(四フッ化エチレン樹脂)などの摩擦係数μの低い樹脂を用いることにより、傾斜面108の平均斜度が大きくても水平方向の外力を逃がしやすい構造にすることができ、好ましい。
【0031】
尚、端子取り出し箱としては、中空品もしくは中実品、充填剤の有無、蓋等の有無、孔部へのブッシング等の有無、端子構造の有無等、さまざまな種類のものがある。
【0032】
図8は本発明の第2の実施形態を示す図であり、端子取り出し箱105は半球状で、底面方向から上面方向に向かって、球面からなる傾斜面108を側面の全面に設けている。本形態によれば、端子取り出し箱105の周囲にわたって抜き勾配を大きくとれ、成型性が格段に向上する。また、半球構造のため、剛性、耐荷重性が最大となる。
【0033】
図9は本発明の第3の実施形態を示す図であり、端子取り出し箱105は円錐状で、底面方向から上面方向に向かって、曲面からなる傾斜面108を側面の全面に設けている。本形態によれば、端子取り出し箱105の周囲にわたって抜き勾配を大きくとれ、成型性が格段に向上する。
【0034】
図10は本発明の第4の実施形態を示す図であり、端子取り出し箱105は垂直面109を有する四角錐台状で、底面方向から上面方向に向かって、平面からなる傾斜面108を側面の全面に設けている。垂直面109の高さは、端子取り出し箱105の高さに対し0.5倍以下であることが好ましい。本形態によれば、端子取り出し箱105の周囲にわたって抜き勾配を大きくとれ、成型性が格段に向上する。
【0035】
図11は本発明の第5の実施形態を示す図であり、端子取り出し箱105の全ての側面の一部に、底面方向から上面方向に向かって、リブ形状の曲面からなる傾斜面108を設けている。リブ形状としては、リブ厚さ209を底面厚さ210の0.5〜0.7倍の厚さにすることにより、ヒケ等も発生しにくくなり成型性も向上し、好ましい。本形態によれば、傾斜面108がリブ形状であるため、その補強効果により剛性、耐荷重性が向上し、ソリ防止効果により成型性も向上する。
【0036】
以下、ステンレス基板上に作成したアモルファスシリコン太陽電池素子を直列接続し、裏面にガルバリウム鋼板を設けて耐候性樹脂で封止した太陽電池モジュールを例にとり、その製造方法を説明する。
【0037】
まず、アモルファスシリコン太陽電池素子の作製手順を、図2および図3により説明する。
【0038】
洗浄した0.1mmのロール状の長尺ステンレス基板(導電性基体301)上にSiを1%含有するAl(裏面反射層302)をスパッタ法により膜厚5000オングストローム形成した。
【0039】
次に、n/i/p型非晶質シリコン半導体(半導体層303)を、n型半導体としてはPH,SiH,Hのガスを、i層半導体としてはSiH,Hのガスを、またp型半導体としてはB、SiH、Hのガスをそれぞれ用いて、プラズマCVD法によってn型半導体層を300オングストローム、i層半導体層を4000オングストローム、p型半導体層を100オングストローム、それぞれ順次形成した。
【0040】
その後、膜厚800オングストロームのITO(透明導電層304)を、抵抗加熱蒸着により形成して、アモルファスシリコン太陽電池素子を形成した。
【0041】
次に、上記のようにして作製した長尺の太陽電池素子を、プレスマシンを用いて、図3のような形状に打ち抜き、複数個の太陽電池ストリップ400を作製した。
【0042】
ここで、プレスマシンにより切断された太陽電池ストリップ400の切断面では、太陽電池ストリップ400がつぶされて透明導電層304と導電性基体301が短絡した状態になっている。そこで次に、この短絡をリペアーするために、透明導電層304の周辺に素子分離部411を設け、この素子分離部411により透明導電層304の周辺の除去を行った。この除去は、具体的には、次のように行った。
【0043】
まず、透明導電層304を溶解するが半導体層303は溶解しない選択性を持つエッチング材(FeCl溶液)を太陽電池ストリップ400の切断面よりやや内側の透明導電層304の周囲にスクリーン印刷し、透明導電層304を溶解した後、水洗浄することにより行い、透明導電層304の素子分離部411を形成した。
【0044】
次に、透明導電層304上に集電用グリッド電極412として、ポリエステル樹脂をバインダーとする銀ペースト(デュポン社製『5007』)を、スクリーン印刷により形成した。次いで、グリッド電極412の集電電極である錫メッキ銅線413を、グリッド電極412と直交させる形で配置した。その後、グリッド電極412との交点に、接着性の銀インク414(エマーソンアンドカミング社製『C−220』)を滴下し、150℃/30分乾燥して、グリッド電極412と錫メッキ銅線413とを接続した。その際に、錫メッキ銅線413と導電性基体301の端面が接触しないように、錫メッキ銅線413の下にポリイミドテープ416を貼りつけた。
【0045】
次に、太陽電池ストリップ400における非発電領域の一部透明導電層304/半導体層303を、グラインダーで除去して導電性基体301を露出させた後、その部分に銅箔415をスポット溶接器で溶接した。
【0046】
次に、図4のように、太陽電池ストリップ401の錫メッキ銅線413と太陽電池ストリップ402の銅箔415とを半田付けすることにより直列接続した。そして、同様にして、隣接する太陽電池ストリップの錫メッキ銅線413と銅箔415とを半田付けすることにより、4枚の太陽電池ストリップ401、402、403、404を直列接続した。なお、プラス及びマイナスの端子用配線は、各太陽電池ストリップの導電性基体301の裏側で行った。
【0047】
次に、図6に示すように、ガルバリウム鋼板(裏面補強材601)上に、EVAのシート状の充填材602、上述の直列接続された太陽電池素子102、充填剤602、フッ素樹脂フィルム(耐候性フィルム604)を順次重ねあわせ、加圧脱泡しながら150℃で充填剤602を溶融することで太陽電池素子102を耐候性フィルム604と裏面補強材601でサンドイッチし、太陽電池モジュール600とした。
【0048】
ここで、裏面補強材601には、端子を取り出すために近接する2箇所の穴を予め開けた。また、耐候性フィルム604は充填剤602との接着を高めるため、予め接着面にプラズマ処理を施してあり、引張伸度は250%以上であった。また、太陽電池素子102は、後の工程で太陽電池モジュール600の端部を折り曲げるため、裏面補強材601及び耐候性フィルム604よりも一回り小さなサイズとしてある。
【0049】
次に、図5に示すように、太陽電池モジュールの裏面補強材601に開けられていた二個の端子取り出し穴501から、プラス及びマイナスの内部リード線取り付け部603を露出させたあと、電気的接続を行い、この端子取り出し穴501を覆うような形で、端子取り出し箱105を接着剤で取り付けた。
【0050】
【発明の効果】
以上説明のように、本発明によれば、端子取り出し箱の全ての側面の比較的外力を受けやすい箇所に、傾斜面を一部あるいは全部に設けることにより、水平方向の外力が加わった際に水平方向の外力を逃がす効果が増大し、剛性、耐荷重性、取り付け後の信頼性及び成型性が高い光起電力素子モジュールの端子取り出し部構造を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】太陽電池モジュールの概略図である。
【図2】太陽電池素子の概略図である。
【図3】太陽電池ストリップの概略図である。
【図4】太陽電池ストリップを直列接続した状態を示す概略図である。
【図5】太陽電池モジュールの裏面を示す概略図である。
【図6】太陽電池モジュールの概略図である。
【図7】第1の実施形態の端子取り出し箱の概略図である。
【図8】第2の実施形態の端子取り出し箱の概略図である。
【図9】第3の実施形態の端子取り出し箱の概略図である。
【図10】第4の実施形態の端子取り出し箱の概略図である。
【図11】第5の実施形態の端子取り出し箱の概略図である。
【図12】従来の端子取り出し箱の概略図である。
【図13】端子取り出し箱とそれに加わる外力の関係を示す図である。
【図14】一般的な樹脂同一材料間の摩擦係数を示すグラフである。
【図15】端子取り出し箱の傾斜面及び与外力物間の摩擦係数μと外力逃げ効果の有無をに示すグラフである。
【符号の説明】
101、601 裏面補強材
102 太陽電池素子
103、602 充填材
104、604 耐候性フィルム
105 端子取り出し箱
106 内部リード線
107 外部出力線
108 傾斜面
109 垂直面
205 外部出力線取り出し孔
206 電極取り出し部分
207、600 太陽電池モジュール
208 内部リード線取り込み孔
209 リブ厚さ
210 底面厚さ
301 導電性基体
302 裏面反射層
303 半導体層
304 透明導電層
400、401、402、403、404 太陽電池ストリップ
411 素子分離部
412 グリッド電極
413 錫メッキ銅線
414 銀インク
415 銅箔
416 ポリイミドテープ
501 端子取り出し穴
603 内部リード線取り付け部

Claims (15)

  1. 光起電力素子モジュールの電極取り出し部分にかぶせられる端子取り出し箱であって、全ての側面の一部あるいは全部に傾斜角θが60度以下である傾斜面を有することを特徴とする端子取り出し箱。
  2. 傾斜角θ(度)が以下の式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の端子取り出し箱。
    θ<Tan−1(1/μ)
    μ:端子箱間の摩擦係数
  3. 少なくとも傾斜面が摩擦係数μが0.6以下の樹脂よりなることを特徴とする請求項1〜2に記載の端子取り出し箱。
  4. 傾斜面が曲面であることを特徴とする請求項1〜3に記載の端子取り出し箱。
  5. 傾斜面が平面であることを特徴とする請求項1〜3に記載の端子取り出し箱。
  6. 傾斜面がリブであることを特徴とする請求項1〜5に記載の端子取り出し箱。
  7. リブ厚さが底面厚さの0.5〜0.7倍であることを特徴とする請求項6に記載の端子取り出し箱。
  8. 傾斜面が球面であることを特徴とする請求項1〜3に記載の端子取り出し箱。
  9. 端子取り出し箱の形状が球冠であることを特徴とする請求項1〜3に記載の端子取り出し箱。
  10. 端子取り出し箱の形状が円錐であることを特徴とする請求項1〜3に記載の端子取り出し箱。
  11. 端子取り出し箱の形状が角錐であることを特徴とする請求項1〜3に記載の端子取り出し箱。
  12. 端子取り出し箱の形状が円錐台であることを特徴とする請求項1〜3に記載の端子取り出し箱。
  13. 端子取り出し箱の形状が角錐台であることを特徴とする請求項1〜3に記載の端子取り出し箱。
  14. 底面以外の面より外部へ出力する導電体を取り出し、底面より光起電力素子モジュールの電極取り出し部から取り出された導電体を取り込み、互いの導電体が端子取り出し箱内において機械的に接続、もしくは一体品をなし電気的に導通していることを特徴とする請求項1〜13に記載の端子取り出し箱。
  15. 請求項1〜14に記載の端子取り出し箱を有することを特徴とする光起電力素子モジュール。
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