JP3589944B2 - サーマルプリンタの印字方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はサーマルプリンタの印字方法に係り、特にラベルにバーコードを含む情報を印字するサーマルプリンタの印字方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にラベルに文字や記号、バーコード等の所望の情報を印字するにはラベルプリンタが用いられる。ラベルプリンタは、印字部に給送されたラベルに対してインクリボンを介してサーマルヘッドを当接し、そのサーマルヘッドを構成する個々の発熱素子を駆動してラベル上に所望の情報を印字する。
【0003】
ところで、このラベルプリンタでは、サーマルヘッドを構成する発熱素子が断線したり、発熱エネルギーの低下を起こしたりすると、その不良発熱素子が通過した部分が印字されなくなるという不都合がある。このため、従来は、サーマルヘッドを構成する発熱素子中に不良が発生した場合には印字を停止し、適宜修理やサーマルヘッドの交換等を行うようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、発熱素子が発熱不良を起こしている場合であっても、文字や記号の場合には、多少の欠けが生じていても、読み取りには支障をきたさない場合が多い。
【0005】
一方、バーコードを印字する場合には、図8(a)に示すように、印字方向(ラベルの送り方向)に沿ってバーコードを印字する順方向の印字と、同図(b)に示すように、印字方向と直交する方向にバーコードを印字する直交方向の印字とがあるが、バーコードは、その1本1本の線の有無及び太さに意味があることから、直交方向の印字の場合には、多少の欠けが生じていても、読み取りには問題が生じない場合が多い。
【0006】
したがって、従来のように、発熱素子が発熱不良を起こすと、直ぐに修理や交換を行うのでは、取り扱いが極めて面倒であり、また、経済性も悪いとい欠点があった。
【0007】
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、サーマルヘッドの修理、交換を適切に行うことができるサーマルプリンタの印字方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するために、発熱素子が一列に配置されたサーマルヘッドを被印字物に対して相対的に移動させながら、入力手段から入力された印字情報に基づいて個々の発熱素子を駆動して、被印字物上にバーコードを含む所定の印字情報を印字するサーマルプリンタの印字方法において、前記サーマルヘッドを構成する個々の発熱素子の中で発熱不良を起こしている不良発熱素子を検出する工程と、前記入力手段から入力された印字情報に基づいて前記不良発熱素子が印字する範囲にバーコードがあるか否かを判断する工程と、前記不良発熱素子が印字する範囲にバーコードがある場合には、前記不良発熱素子の移動方向に沿った順方向に前記バーコードが印字されるか否かを判断する工程と、前記バーコードが順方向に印字される場合には印字を停止する工程と、からなることを特徴とするサーマルプリンタの印字方法を提供する。
【0009】
また、本発明は前記目的を達成するために、前記不良発熱素子が印字する範囲にバーコードがない場合には、前記不良発熱素子の数をカウントして、その数を予め設定した許容値と比較し、許容値以上の場合には印字を停止する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタの印字方法を提供する。
【0010】
また、本発明は前記目的を達成するために、前記バーコードが順方向に印字されない場合には、前記不良発熱素子の数をカウントして、その数を予め設定した許容値と比較し、許容値以上の場合には印字を停止する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタの印字方法を提供する。
【0011】
また、本発明は前記目的を達成するために、前記不良発熱素子の数が予め設定された許容値未満の場合には、警告を発生する工程を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のサーマルプリンタの印字方法を提供する。
【0012】
また、本発明は前記目的を達成するために、印字を停止する場合には、警告を発生することを特徴とする請求項1、2又は3に記載のサーマルプリンタの印字方法を提供する。
【0013】
本発明によれば、まず、サーマルヘッドを構成する個々の発熱素子の中で発熱不良を起こしている不良発熱素子を検出し、その不良発熱素子がバーコードを印字するか否かを入力手段から入力された印字情報に基づいて判断する。そして、不良発熱素子がバーコードを印字する場合には、バーコードが不良発熱素子の移動方向に沿った順方向に印字されるか否かを判断し、順方向に印字される場合には印字を停止する。すなわち、バーコードが順方向に印字される場合には、バーコードを構成する線の有無又は線の太さが変わってしまうので、これを防止するために印字を停止する。
【0014】
また、不良発熱素子がバーコードを印字しない場合であっても、その不良発熱素子の数が一定の許容値以上の場合には、読み取りに支障をきたすことから印字を停止する。
【0015】
同様に、不良発熱素子がバーコードを順方向に印字しない場合であっても、その不良発熱素子の数が一定の許容値以上の場合には、読み取りに支障をきたすことから印字を停止する。
【0016】
一方、不良発熱素子がバーコードを直交方向に印字する場合であっても、その不良発熱素子の数が一定の許容値未満の場合には、読み取りに支障をきたさないと考えられることから、印字は停止せずに警告だけを発生させる。
【0017】
同様に不良発熱素子がバーコードを印字しない場合であっても、その不良発熱素子の数が一定の許容値未満の場合には、文字等の読み取りに支障をきたさないと考えられることから、印字は停止せずに警告だけを発生させる。
【0018】
以上のような判断の下で印字の開始及び停止を管理することにより、適切にサーマルヘッドの修理、交換を行うことができるとともに、経済的に印字ができるようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係るサーマルプリンタの印字方法の好ましい実施の形態について詳説する。
【0020】
図1は、ラベルに所望の情報を印字するサーマルプリンタの概略構成を示す側面断面図である。
【0021】
同図に示すように、ラベル16、16…が帯状台紙18に一定ピッチで仮着されたラベル連続体はロール状に巻回された状態で用紙ホルダ20にセットされる。用紙ホルダ20にセットされたラベル連続体は、プラテンローラ24の回転により用紙ホルダ20から繰り出され、用紙ガイド26にガイドされて印字部28に搬送される。
【0022】
印字部28は、サーマルヘッド30とプラテンローラ24とで構成されており、この印字部28でラベル16の表面に文字や記号、バーコード等の所定の印字情報が印字される。
【0023】
ここで、このラベル16の表面に所定の印字情報を印字するサーマルヘッド30は、多数の発熱素子をラベル16の搬送方向と直交する方向に一列に配置して構成されており、この発熱素子を個別に発熱又は冷却させることにより、ラベル16の表面に所定の印字情報が印字される。
【0024】
また、各発熱素子は、図示しないが、セラミック基板の上にグレース層(ガラス層)を設けるとともに、そのグレース層表面に電極や発熱体の回路パターンを作り、最上部を保護膜で覆って構成される。
【0025】
なお、印字部28の前段位置には、帯状台紙18の裏面に印刷されたアイマークを検出するアイマークセンサ32が設けられており、このアイマークセンサ32でアイマークを検出することにより、ラベル16の印字開始位置が位置決めされる。
【0026】
印字部28で印字されたラベル16は、剥離バー34によって帯状台紙18が転向搬送されることにより、帯状台紙18から剥離されてラベル発行口36から発行される。一方、ラベル16が剥離された帯状台紙18は、プラテンローラ24と同期して回転する巻取リール42に巻き取られる。
【0027】
図2は、サーマルプリンタ10を斜め上方から見た外観図である。同図に示すように、サーマルプリンタ10の上面には操作パネル46と表示部48とが設けられている。操作パネル46には、キーボード50が設けられており、このキーボード50から入力された印字情報に基づいて制御部54が印字部28を制御して、ラベル16の表面に入力された印字情報を印字する。
【0028】
図3は、制御部54の構成を示すブロック図である。同図に示すように、制御部54は、画像編集部56、印字制御部58、バーコード構造判断部60、発熱エネルギ検出部62及び警告・印字停止判断部64で構成されている。
【0029】
操作パネル46から入力された印字情報は、まず、画像編集部56にて所定のレイアウトで印字されるように、文字や記号の印字位置、バーコードの印字位置及び印字方向等が編集操作される。この画像編集部56で編集操作された印字情報は印字制御部58に出力されるとともに、バーコード構造判断部60に出力される。
【0030】
バーコード構造判断部60は入力された印字情報に基づいて、バーコードの有無、及び、バーコードがある場合は、そのバーコード構造を判断する。すなわち、ラベル16に印字されるバーコードの位置及び印字方向等が判断され、その情報を警告・印字停止判断部64に出力する。一方、印字制御部58は、その入力された印字情報に基づいてサーマルヘッド30の個々の発熱素子を駆動し、ラベル16に所定の情報を印字する。
【0031】
発熱エネルギ検出部62は、サーマルヘッド30を構成する個々の発熱素子の抵抗値を検出して、発熱素子の発熱エネルギの低下及び断線を検出しており、発熱エネルギが低下した不良発熱素子を検出すると、その数及び位置情報を警告・印字停止判断部64に出力する。
【0032】
警告・印字停止判断部64は、バーコード構造判断部60から出力されたバーコード構造と、発熱エネルギ検出部62から出力された不良発熱素子の位置情報とに基づいて印字可能か否かを判断する。そして、印字可能と判断した場合には、印字制御部58に印字開始信号を出力し、印字不可と判断した場合には、印字制御部58に印字停止信号を出力するとともに、警告装置66に警告発生信号を出力する。
【0033】
警告装置66は、たとえばブザーや音声ガイドであり、表示部48にメッセージを表示させるようにしてもよい。
【0034】
次に、以上のように構成されたサーマルプリンタ10を用いた本発明に係る印字方法の一実施形態について説明する。
【0035】
まず、ユーザーはラベル16に印字しようとする情報を操作パネル46から入力する。そして、印字開始指令として印字スイッチ(不図示)を押す。
【0036】
印字スイッチが押されると、まず、入力された印字情報が画像編集部56に入力される。そして、ここで所定のレイアウトで印字されるように画像編集される。この画像編集部56で編集操作された印字情報は、印字制御部58に出力されるとともに、バーコード構造判断部60に出力される。
【0037】
バーコード構造判断部60は、入力された印字情報に基づいて、まず、バーコードの有無を判断する。そして、バーコードがある場合は、そのバーコード構造を判断する。すなわち、ラベル16に印字されるバーコードの位置及び印字方向等が判断され、その情報を警告・印字停止判断部64に出力する。
【0038】
一方、印字スイッチが押されると、発熱エネルギ検出部62が、サーマルヘッド30を構成する個々の発熱素子の抵抗値を検出して、不良発熱素子を検出し、不良発熱素子がある場合は、その数及び位置情報を警告・印字停止判断部64に出力する。
【0039】
以上のようにして、バーコード構造と不良発熱素子の数及び位置情報とが、警告・印字停止判断部64に入力されと、警告・印字停止判断部64は、図4に示すフローに従って次のように印字可能か否かを判断する。
【0040】
まず、ラベル16に印字する印字情報中にバーコードがあるか否かを判断する(ステップS1)。
【0041】
この判断の結果、図5に示すように、バーコードが無いと判断した場合には、次に、不良発熱素子の数をカウントし、その数が許容値以上か否かを判断する(ステップS3)。
【0042】
ここで、この許容値は、あらかじめユーザーが警告・印字停止判断部64に入力して記憶させておく。この許容値は、実験や過去の経験等から定め、印字されたラベル16が読み取り可能な範囲で設定しておく。すなわち、許容値以上の不良発熱素子がある状態で印字した場合には、読み取りに支障をきたすと判断するような値に設定する。
【0043】
そして、許容値以上の不良発熱素子があると判断した場合には、読み取りに支障をきたすので、警告・印字停止判断部64は印字制御部58に印字停止信号を出力し、印字を実行しないようにする。また、これと同時に警告装置66に警告発生信号を出力し、警告装置66から警告を発生させる(ステップS6)。
【0044】
一方、許容値以上の不良発熱素子がないと判断した場合には、次に、不良発熱素子の有無を判断し(ステップS4)、不良発熱素子がないと判断した場合には、警告・印字停止判断部64は印字制御部58に印字開始信号を出力し、印字を実行させる(ステップS5)。
【0045】
一方、不良発熱素子が1以上許容値未満の場合には、読み取りには支障をきたさないが、印字不良を生じるので、警告・印字停止判断部64は、一旦、警告装置66に警告発生信号を出力し、警告装置66から警告を発生させたのち(ステップS7)、印字制御部58に印字開始信号を出力し、印字を実行させる(ステップS5)。
【0046】
以上はラベル16に印字する印字情報中にバーコードが無い場合であり、バーコードがあると判断した場合には、まず、そのバーコードが順方向、すなわち、印字方向と沿った方向に印字されるか否かを判断する(ステップS2)。
【0047】
そして、図6に示すように、バーコードを順方向に印字すると判断した場合には、不良発熱素子の有無を判断する(ステップS8)。
【0048】
ここで、サーマルヘッド30に不良発熱素子があると判断した場合には、その不良発熱素子が図6に示すようにバーコードの部分Aを印字するか否かを判断し、バーコードの部分Aを印字すると判断した場合には、読み取りに支障をきたすので、警告・印字停止判断部64は、印字制御部58に印字停止信号を出力し、印字を実行しないようにする。また、これと同時に警告装置66に警告発生信号を出力し、警告装置66から警告を発生させる(ステップS8)。
【0049】
一方、バーコードの部分Aを印字しないと判断した場合には、不良発熱素子の数をカウントし、その数が許容値以上か否かを判断する(ステップS10)。そして、許容値以上の不良発熱素子があると判断した場合には、読み取りに支障をきたすので、警告・印字停止判断部64は印字制御部58に印字停止信号を出力し、印字を実行しないようにする。また、これと同時に警告装置66に警告発生信号を出力し、警告装置66から警告を発生させる(ステップS6)。
【0050】
一方、許容値以上の不良発熱素子がないと判断した場合には、読み取りには支障をきたさないが、印字不良を生じるので、警告・印字停止判断部64は、一旦、警告装置66に警告発生信号を出力し、警告装置66から警告を発生させたのち(ステップS7)、印字制御部58に印字開始信号を出力し、印字を実行させる(ステップS5)。
【0051】
以上は、バーコードが順方向に印字される場合であり、図7に示すように、バーコードが直交方向(印字方向と直交する方向)に印字される場合には、まず、不良発熱素子の数をカウントし、その数が許容値以上か否かを判断する(ステップS3)。
【0052】
そして、許容値以上の不良発熱素子があると判断した場合には、読み取りに支障をきたすので、警告・印字停止判断部64は印字制御部58に印字停止信号を出力し、印字を実行しないようにする。また、これと同時に警告装置66に警告発生信号を出力し、警告装置66から警告を発生させる(ステップS6)。
【0053】
一方、許容値以上の不良発熱素子がないと判断した場合には、次に、不良発熱素子の有無を判断し(ステップS4)、不良発熱素子がないと判断した場合には、警告・印字停止判断部64は印字制御部58に印字開始信号を出力し、印字を実行させる(ステップS5)。
【0054】
一方、不良発熱素子が1以上許容値未満の場合には、読み取りには支障をきたさないが、印字不良を生じるので、警告・印字停止判断部64は、一旦、警告装置66に警告発生信号を出力し、警告装置66から警告を発生させたのち(ステップS7)、印字制御部58に印字開始信号を出力し、印字を実行させる(ステップS5)。
【0055】
以上説明したように、本実施の形態の印字方法によれば、従来のように、発熱素子が発熱不良を起こした場合は直ぐに印字を停止するのではなく、印字情報に応じて印字可能か否かを判断し、実際に読み取り不能のときにのみ印字を停止するようにしているので、サーマルヘッドの適切な修理、交換時期を把握することができる。また、経済的な運転ができる。
【0056】
なお、本実施の形態では、印字可能か否かを一定の許容値の下で判断するようにしているが、バーコードと文字とでは読み取り不能の範囲が異なるので、バーコードと文字とで個別に許容値を設定するようにしてもよい。
【0057】
また、本実施の形態では、ラベル印字用のサーマルプリンタに本発明を適用した例で説明したが、他の被印字物に印字するサーマルプリンタにも同様に適用することができる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、被印字物に印字する印字情報に応じて印字可能か否かを判断し、実際に読み取り不能のときにのみ印字を停止するようにしているので、サーマルヘッドの適切な修理、交換時期を把握することができる。また、経済的な運転ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーマルプリンタの概略構成を示す側面断面図
【図2】サーマルプリンタの外観図
【図3】制御部の構成を示すブロック図
【図4】警告・印字停止判断部のフローチャート
【図5】バーコードのないラベルの平面図
【図6】順方向に印字されるバーコードを含むラベルの平面図
【図7】直交方向に印字されるバーコードを含むラベルの平面図
【図8】バーコードの印字方向の説明図
【符号の説明】
10…サーマルプリンタ、16…ラベル、18…帯状台紙、20…用紙ホルダ、24…プラテンローラ、26…用紙ガイド、28…印字部、30…サーマルヘッド、32…アイマークセンサ、34…剥離バー、36…ラベル発行口、42…巻取リール、46…操作パネル、48…表示部、50…キーボード、54…制御部、56…画像編集部、58…印字制御部、60…バーコード構造判断部、62…発熱エネルギ検出部、64…警告・印字停止判断部、66…警告装置
Claims (5)
- 発熱素子が一列に配置されたサーマルヘッドを被印字物に対して相対的に移動させながら、入力手段から入力された印字情報に基づいて個々の発熱素子を駆動して、被印字物上にバーコードを含む所定の印字情報を印字するサーマルプリンタの印字方法において、
前記サーマルヘッドを構成する個々の発熱素子の中で発熱不良を起こしている不良発熱素子を検出する工程と、
前記入力手段から入力された印字情報に基づいて前記不良発熱素子が印字する範囲にバーコードがあるか否かを判断する工程と、
前記不良発熱素子が印字する範囲にバーコードがある場合には、前記不良発熱素子の移動方向に沿った順方向に前記バーコードが印字されるか否かを判断する工程と、
前記バーコードが順方向に印字される場合には印字を停止する工程と、
からなることを特徴とするサーマルプリンタの印字方法。 - 前記不良発熱素子が印字する範囲にバーコードがない場合には、前記不良発熱素子の数をカウントして、その数を予め設定した許容値と比較し、許容値以上の場合には印字を停止する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタの印字方法。
- 前記バーコードが順方向に印字されない場合には、前記不良発熱素子の数をカウントして、その数を予め設定した許容値と比較し、許容値以上の場合には印字を停止する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のサーマルプリンタの印字方法。
- 前記不良発熱素子の数が予め設定された許容値未満の場合には、警告を発生する工程を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のサーマルプリンタの印字方法。
- 印字を停止する場合には、警告を発生することを特徴とする請求項1、2又は3に記載のサーマルプリンタの印字方法。
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Family Applications (1)
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- 2000-05-17 JP JP2000145158A patent/JP3589944B2/ja not_active Expired - Lifetime
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