JP3589875B2 - 給紙装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機等の電子写真方式による画像記録装置に適用され、記録紙を収容したカセットを本体側に挿入して記録紙を給紙する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より電子写真方式による画像記録装置における給紙装置においては、カセット内にセットした記録紙上面を給紙ローラに当接させるために、記録紙を持ち上げる底板を備えた構成が一般的である。この底板を持ち上げる方法としては、底板の下方に設けられたスプリングによって瞬間的に底板を上昇させるか、あるいは、モータを利用して本体側に設けられたアームを回転させ、そのアームによって底板を持ち上げて上昇させる方式がある。
【0003】
しかしながら、前者においては衝撃音が大きくしかもスプリングの設計が難しい。また後者においては高コストであるという問題点がある。そこで、従来においては、カセットの挿入動作に連動させて底板を上昇させることにより、低コストでしかも衝撃音の無い機構が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような機構においては、画像記録装置本体側から底板に対して上昇させようとする持ち上げ力が働くために、底板の持ち上げ力の反力がカセットに対して働き、着脱に操作性が損なわれる不具合が生じる。
【0005】
本発明は、このような問題点を解決し、カセットの挿入動作に連動させて底板を上昇させる給紙装置におけるカセットの着脱力を低減して、操作性を向上させることを実現した給紙装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための本発明は、給紙方向側の端部が上下動するように回転自在に支持された底板と、この底板に載置された記録紙を収容しかつ装置本体に着脱可能なカセットと、前記底板の給紙方向側を持ち上げる持ち上げ手段とを備え、前記カセットを装置本体に対して給紙方向に挿入する給紙装置において、装置本体のカセット挿入部の両側部に、前記カセットの挿入に連動して前記持ち上げ手段を作動させる連動手段を設け、前記カセットの両側面に、前記カセット挿入部の両側部における一方の側部の連動手段と他方の側部の連動手段とをそれぞれ個別に作動させ、かつ一方の側部の連動手段と他方の側部の連動手段とを異なるタイミングで作動させる作動手段を設けたことを特徴とする。このような構成により、カセット着脱時において、連動手段からの負荷が作動手段を介してカセットに同時にかかることがなくなり、カセットに急激に負荷がかかることが防止される。
【0007】
また本発明は、前記カセットの両側面の作動手段を一対の突起により構成し、前記連動手段を前記カセットの挿入時に前記突起に当接しかつ前記突起の移動にしたがって回動するレバーにより構成し、一方の突起と他方の突起における給紙方向側の端部を互いに異なる位置に設定して、前記カセットの挿入時における前記カセットの両側面の突起と前記レバーとの当接タイミングが異なるようにしたことを特徴とする。このような構成により、突起の長さを変えるという簡単な手段でレバーの動作タイミングを変えることができる。
【0008】
また本発明は、前記レバーにおける前記突起との当接部位に低摩擦部材を設けたことを特徴とする。このような構成により、レバーと突起との間の摩擦係数が低減され、カセットの着脱時においてカセット本体にかかる突起とレバーとの摩擦負荷を低減することができる。
【0009】
また本発明は、前記カセットの挿入時に、前記レバーを遅れたタイミングで作動させる突起を備えた前記カセットの側面における前記カセットの挿入方向上流側に、前記カセットの挿入方向に対する傾きを規制する突起を設けたことを特徴とする。このような構成により、突起とレバーとの当接タイミングが異なるところからくるカセットの挿入方向の傾きを改善することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は本発明の一実施形態における給紙装置の概略構成図、図2はカセットの概略構成を示す平面図であり、1は搬送ローラ、2は搬送ローラ1に当接する加圧コロ、3は給紙ローラ、4は給紙ローラ3に当接する分離パッド、5は、記録紙を収容し、本体筐体側の挿入口(図示せず)から挿入されて本体筐体に装着されるカセットを示す。
【0012】
カセット5の底面40には、一端部が回動可能に設置され、他端部が給紙ローラ3に向かって上下動する底板6が設けられており、底面40の下方には、底板6の下面を押圧して底板6を上下動させる底板上昇アーム7が設けられ、カセット5の側板50の外面には、ボス20がカセットを挿入方向に沿って形成されている。ボス20は、図2における右側の側板50に形成されたボス20aと左側の側板50に形成されたボス20bとからなる。さらに、ボス20bがボス20aよりも長く設定されており、ボス20bの先端はボス20aの先端よりもカセット挿入方向側に延出している。
【0013】
一方、本体筐体には、カセットを挿入/抜出するための挿入口(図示せず)、側板50の間隔に合わせた2条のカセットレール受け部(図示せず)、およびカセット5の装着時にカセット5内の底板6を持ち上げるための底板上昇アーム7を有する底板上昇機構30を含むカセット装着部が形成されている。また、本体筐体側には、カセット5に収容された記録紙を給紙分離するための分離機構(給紙ローラ3,分離パッド4)、およびその分離機構にて分離された記録紙を挟持搬送するための搬送ローラ1および加圧コロ2が設けられている。
【0014】
図3は図1の平面図であり、底板上昇機構30は、本体筐体におけるカセット装着部の下方に配置された軸9の両端側に設けられており、カセット5を前記挿入口から挿入して本体筐体に装着する際、カセット5の挿入に連動し、軸9に支持された底板上昇アーム7の先端に回転自在に設けたコロ8によって底板6の給紙方向側を持ち上げるようになっている。
【0015】
軸9における中央部には底板上昇アーム7が取り付けられ、両端部にはリンク部材10bの一端部が軸9に固定支持されている。一方、本体筐体側で軸9の両端側上方に設けられたブラケット13には、レバー12が回転自在に支持されている。このレバー12には、リンク部材10bが連結され、このリンク部材10bの一端とリンク部材10aの他端の間には、図1に示すように、リンクスプリング26が張架されている。
【0016】
そして、カセット5の側板50に設けたボス20a(20b)が移動してレバー12のA部(図3に示す)を押すことにより、レバー12がP位置からQ位置に移動し、この移動に伴い、リンク部材10bがレバー12先端(前記ブラケットに支持されたのとは反対側)に設けたコロ16を介して回転し、位置Hで固定されるようになっている。このリンク部材10bの回転により、リンクスプリング26を介してリンク部材10aを回転させ、この回転に伴って軸9に支持された底板上昇アーム7を回転させて、底板6を持ち上げるようになっている。
【0017】
この時、前述のように、底板上昇アーム7の先端にはコロ8が設けられているので、底板6と底板上昇アーム7の摩擦を低減して底板上昇アーム7が底板6を持ち上げる際の押し上げ動作がスムーズになる。
【0018】
なお、リンクスプリング26は、図4に示すように、待機状態(カセット無し状態)ではG−I位置にあり、記録紙のセット上限枚数(例えば500枚)ではH−J位置にあり、記録紙のセット枚数1枚ではH−K位置にあって、セット枚数に応じたスプリング長の違いで底板6の給紙圧を維持している。さらに、リンクスプリング26がH−K位置にある場合は、底板上昇アーム7はN位置にあり、底板6はE位置にある。また、リンクスプリング26がH−J位置にある場合は、底板上昇アーム7はM位置にあり、底板6はF位置にある。また、カセットセット以前(未装着時)には、底板上昇アーム7はL位置にある。
【0019】
一方、カセット5においては、その側板50(挿入方向の両側面)に設けられたボス20a(20b)がカセット挿入時に本体筐体のレバー12のA部(図3に示す)を押すようになっている。また、カセット5の底板は、図1に示すように、カセット5内の側壁に設けられた支点6aにて回転自在に支持されており、底板6の給紙方向側が最下降位置から給紙位置までの間を上下動するようになっている。また、カセット5内の底板6の下方には、底板6の給紙方向裏面に当接するように、1対の底板スプリング18(=緩衝手段)が配置されており、この底板スプリング18によって、カセット抜出に伴い、底板6とカセット5の底面40が衝突する際の衝撃を緩めるとともに、底板6の記録紙セット枚数が多い場合は底板6と底板スプリング18が接触して、底板スプリング18が底板6を持ち上げるように付勢し、底板6の給紙圧を補うようになっている。
【0020】
なお、記録紙セット枚数が少ない場合には底板6と底板スプリング18は接触しない。また、レバー12がQ位置に移動すると、リンク部材10a,10bがこれに連動し、レバー12に対してリンクスプリング26の圧縮力が働くが、底板スプリング18の弾発力によって底板6を持ち上げることにより、リンクスプリング26の圧縮力が削減されるので、記録紙セット枚数が多い場合でもカセット5の挿入抵抗を減少させるようになっている。
【0021】
また、図5に示すように、カセット5の底面には凸部5aが設けられ、底板上昇アーム7を支持する軸9上にはコロ17が設けられている。そして、カセット装着時に凸部5aがコロ17上を滑動し、カセットセット完了時にはコロ17に凸部5aが載上するようになっている。さらに、カセット5内の給紙位置近傍(給紙ローラ3の給紙方向手前)には、図1に示すように、ガイド板15が設けられている。このガイド板15は、カセット挿入時における底板6の上昇に伴って、記録紙上面に当接し、底板6上に載置された最上位の記録紙が適正給紙位置(前記分離機構のニップ部)に進入するようにガイドする。
【0022】
次に、本実施形態における給紙装置の動作を説明する。本実施形態においては、記録紙セット上限枚数(例えば500枚)をカセット5の底板6の下方に設けられた底板スプリング18の弾発力によって底板6が上方に持ち上げられるように付勢される。この500枚の記録紙を収納したカセット5は、前記カセットレールを本体筐体側の前記カセットレール受け部上に載せて押すことにより、前記挿入口から挿入され、図1中の左側から右側へ移動し、所定位置にセットされる。この際、カセット5の挿入に伴って、カセット5の側板50に設けられたボス20a(20b)も図1中の右側へ移動し、図1,図4に示すようにボス20a(20b)が本体筐体側のレバー12に突き当たってこれを押し上げ、レバー12,12はP位置からQ位置へ移動される。なお、図1,図4におけるレバー12,底板6,リンク部材10a,10bを二点鎖線で示した位置はカセット挿入前または挿入中の位置であり、実線で示した位置は挿入後の位置である。
【0023】
図6はカセット挿入時のレバーの動作を示す説明図であり、特に、図6(a)はボス20bに対応するレバー12の動作を示し、図6(b)はボス20aに対応するレバー12の動作を示す。カセット5を挿入すると、まず最初にボス20bがレバー12に当接するが、この時、ボス20aはレバー12から離間している。なお、この段階を第1段階と称する。次に、ボス20bがレバー12を押し上げ、一方のボス20aはレバー12に当接する。なお、この段階を第2段階と称する。カセット5の挿入が完了するとボス20a,20bがレバー12,12を押し上げた状態になる。なお、この段階を第3段階と称する。
【0024】
この結果、左右のレバー12,12の作動時間がずれ、第2段階ではボス20bに対するレバー12の戻り方向の反力は真下方向を向いているため、水平方向すなわちカセット5の着脱方向に反力がほとんど働かない。したがって、ボス20aがレバー12を作動させるためのカセット5に対する着脱方向の負荷は半減される。
【0025】
そしてレバー12,12の移動に伴い、図4に示すように、レバー12と連結されたリンク部材10bが回転し、その一端がG位置からH位置へ移動する。このリンク部材10bの回転に伴い、リンク部材10bとリンクスプリング26を介して一端が連結されるとともに一端が軸9に支持されたリンク部材10aが回転し、その一端がI位置からJ位置へ移動する。このリンク部材10aの回転に伴い、同軸(軸9)に支持された底板上昇アーム7も回転し、底板上昇アーム7先端のコロ8が底板6に当接してこれを持ち上げるように付勢する。したがって、リンク部材10bとリンク部材10aは、カセットの挿入に伴い、H−J位置までスムーズに回転して固定され、リンクスプリング26の圧縮力を給紙圧として付与する。また、前述のように底板スプリング18の弾発力も給紙圧として付与される。
【0026】
このように、カセット5は、底板6が底板上昇アーム7に持ち上げられて上昇しながら、図1中の右側へ移動し、その凸部5aが軸9に設けられたコロ17上を滑動し、載上した位置でカセット5の装着が完了する。なお、カセット5の装着完了時には、カセット5の側板50に設けられた図示していないボスが、本体筐体に設けられた図示していない凹部に嵌合し、嵌脱自在のストッパとして機能するように構成されている。
【0027】
一方、カセット5の底板6に載置された記録紙は、底板6の上昇によって給紙位置へと持ち上げられる際、給紙ローラ3手前のガイド板15によって、記録紙上面が給紙位置より高くならないように規制される。これにより、記録紙の整列性を乱すことなく、底板6上に載置された記録紙束は給紙位置で給紙ローラ3に給紙され、最上位の記録紙から分離パッド4により1枚ずつ順に分離されて、搬送ローラ1および加圧コロ2によって挟持搬送される。なお、分離された記録紙が所定位置へ搬送されるまで、給紙ローラ3による給紙動作が中止され、その記録紙が所定位置を通過してから、次の記録紙の給紙分離動作が開始される。
【0028】
こうしてカセット5に収容された記録紙がすべて給送されると、図示していない本体筐体側の表示手段に記録紙切れが表示され、この表示を見た使用者がカセット5を前記挿入口から抜き出し、記録紙を補充する。この際、コロ17に載上された凸部5aはコロ17上を滑動し、カセット5は図1中の左側へ移動する。この移動に伴って、カセット5の側板50に設けられたボス20も図1中の左側へ移動し、このボス20に圧接している本体筐体側のレバー12は、Q位置からP位置へと徐々に移動する。この時、図6に示すように、第3段階,第2段階そして第1段階へと段階的に移行してカセット5が抜き出される。
【0029】
このようなレバー12の移動に伴い、レバー12と連結されたリンク部材10bがカセット挿入時と逆方向に回転し、その一端がH位置からG位置へと移動する。このリンク部材10bの逆回転に伴い、リンク部材10aも逆回転し、その一端がJ位置からI位置へと移動する。このリンク部材10aの逆回転に伴い、同軸(軸9)に支持された底板上昇アーム7も逆回転し、底板6に対する上方への付勢が漸減、解除される。したがって、リンク部材10bとリンク部材10aは、カセット5の抜き出しに伴い、それぞれG位置とI位置までスムーズに回転して停止し、リンクスプリング26の圧縮力による給紙圧の付与も解除される。
【0030】
このように構成した本実施形態の給紙装置によれば、底板上昇機構30をレバー12、リンクスプリング26が張架されたリンク部材10a,10b、底板上昇アーム7、等から構成し、カセット5の挿入に連動して左右の底板上昇アーム7の上昇タイミングに時間差を設けて底板6を持ち上げることにより、カセット装着のための底板上昇動作をスムーズに行い、底板6による衝撃音を低コストで抑制することができ、しかも、カセット5の左右のボス20a,20bに同時に負荷がかかることを防止したことにより、カセット挿入時の急激な負荷上昇を防止することができる。その結果、カセット挿入時の操作性が向上する。
【0031】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施形態は上述した構成に限るものではない。例えば、図7に示すように、左右のレバー12におけるボス20bとの当接部分に低摩擦フィルム60を貼着しても良い。また、このように構成することにより、レバー12とボス20bとの間の摩擦係数を低減することができる。その結果、レバー12がボス20bに当接して乗り上がってからボス20a,20b上を摺動して停止するまでの摩擦負荷、あるいはカセット5の抜き出し時のレバー12とボス20bとの摩擦負荷を低減し、カセット5の着脱力を低減することができる。
【0032】
また、カセット5の支持機構の組立て精度等の要因により、上述した実施形態においては、図8(a)に示すように、カセット5の側面に先に負荷がかかるために、カセット5がH方向に傾く可能性がある。そこで、図8(b)に示すように、ボス20aが形成されたカセット5の側面における上流側(手前側)に突起70を設け、突起70を本体ガイドに当ててカセット5の軌道修正を行うことで、カセット挿入時の操作性が改善される。
【0033】
【発明の効果】
以上、説明したように構成された本発明によれば、カセット挿入時において、連動手段からの負荷が作動手段を介してカセットに同時にかかることがなくなり、カセットに急激に負荷がかかること防止されるため、カセット挿入時の操作性を向上させることができる。
【0034】
また、作動手段を突起により構成し、連動手段を回動するレバーにより構成したことにより、突起の長さを変えるという簡単な手段でレバーの動作タイミングを変えることができる。
【0035】
また、レバーにおける突起との当接部位に低摩擦部材を設けたことにより、レバーと突起との間の摩擦係数を低減することにより、突起とレバーとの摩擦負荷を低減することができ、カセット着脱時の操作性を向上させることができる。
【0036】
また、カセットの側面にカセットの挿入方向に対する傾きを規制する突起を設けたことにより、突起とレバーとの当接タイミングが異なるところからくるカセットの挿入方向の傾きを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における給紙装置の概略構成図
【図2】カセットの概略構成を示す平面図
【図3】図1の平面図
【図4】本実施形態の給紙装置の動作を示す説明図
【図5】カセット装着直前のカセットの底面付近の構成を示す説明図
【図6】カセット挿入時のレバーの動作を示す説明図
【図7】本発明の他の実施形態における給紙装置の要部を示す概略構成図
【図8】本発明の他の実施形態における給紙装置の要部を示す概略平面図
【符号の説明】
1 搬送ローラ
2 加圧コロ
3 給紙ローラ
4 分離パッド
5 カセット
6 底板
7 底板上昇アーム
8,16,17 コロ
9 軸
10a,10b リンク部材
12 レバー
15 ガイド板
18 底板スプリング
20,20a,20b ボス
26 リンクスプリング
30 底板上昇機構
40 底面
50 側板
60 低摩擦フィルム
70 突起

Claims (4)

  1. 給紙方向側の端部が上下動するように回転自在に支持された底板と、この底板に載置された記録紙を収容しかつ装置本体に着脱可能なカセットと、前記底板の給紙方向側を持ち上げる持ち上げ手段とを備え、前記カセットを装置本体に対して給紙方向に挿入する給紙装置において、装置本体のカセット挿入部の両側部に、前記カセットの挿入に連動して前記持ち上げ手段を作動させる連動手段を設け、前記カセットの両側面に、前記カセット挿入部の両側部における一方の側部の連動手段と他方の側部の連動手段とをそれぞれ個別に作動させ、かつ一方の側部の連動手段と他方の側部の連動手段とを異なるタイミングで作動させる作動手段を設けたことを特徴とする給紙装置。
  2. 前記カセットの両側面の作動手段を一対の突起により構成し、前記連動手段を前記カセットの挿入時に前記突起に当接しかつ前記突起の移動にしたがって回動するレバーにより構成し、一方の突起と他方の突起における給紙方向側の端部を互いに異なる位置に設定して、前記カセットの挿入時における前記カセットの両側面の突起と前記レバーとの当接タイミングが異なるようにしたことを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. 前記レバーにおける前記突起との当接部位に低摩擦部材を設けたことを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
  4. 前記カセットの挿入時に、前記レバーを遅れたタイミングで作動させる突起を備えた前記カセットの側面における前記カセットの挿入方向上流側に、前記カセットの挿入方向に対する傾きを規制する突起を設けたことを特徴とする請求項2記載の給紙装置。
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