JP3589499B2 - 金属缶体の缶胴部の外面被覆装置 - Google Patents
金属缶体の缶胴部の外面被覆装置 Download PDFInfo
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、金属缶体の缶胴部の外面に熱硬化性接着剤層を介してポリエステルフィルムを被覆する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の装置としては、特開平3−230940号公報に記載のものが知られている。
【0003】
かかる装置は、回転円板を備えたもので、該回転円板の外周部には、マンドレルがその軸線を該回転円板の回転軸線に平行になるように向けて周方向に等間隔で複数支持されている。
【0004】
マンドレルは、基端部が回転円板に固定された略円柱状のマンドレル本体と、該マンドレル本体の先端部に回動可能に装着されて金属缶体が外挿される円筒状の回転子とを備える。該マンドレル本体の先端部には、回転子に外挿された金属缶体を該回転子の壁部を介して電磁誘導加熱する高周波誘導コイルが螺旋状に巻回されている。回転子はギヤ機構によって強制的に回転されるようになっており、従って、回転子に外挿された金属缶体は該回転子とともに回転しつつ回転円板の回転駆動によって該回転円板の周方向に連続的に搬送される。
【0005】
金属缶体の搬送途中には該金属缶体の缶胴部外面が圧接された状態で回転駆動される円筒状の回転ドラムが配置されており、該回転ドラムの外面には、一方の面に熱硬化性接着剤層が設けられたポリエステルフィルムを缶胴部の周方向の長さに対応して切断して該回転ドラムの外面に供給するフィルム供給手段が配置されている。
【0006】
そして、回転ドラムによって、フィルム供給手段から供給された前記ポリエステルフィルムを高周波誘導コイルで加熱された缶胴部の外面に沿って押圧することにより、熱硬化性接着剤層が熱硬化されて該ポリエステルフィルムが該缶胴部の外面に接着され、これにより缶胴部の外面が被覆される。
【0007】
ところで、かかる装置においては、複数のマンドレル毎にギヤ機構を設け、該ギヤ機構によって回転子(金属缶体)を強制的に回転駆動させている。このように回転子を回転駆動させるのは、缶胴部を加熱する手段として高周波誘導コイルを用いているので、金属缶体を回転させないと、缶胴部の外面の高周波誘導コイルを臨む部分しか加熱されないために缶胴部の均熱化が図れないからである。
【0008】
しかしながら、このように複数のマンドレル毎にギヤ機構を設けると、装置の構造が複雑になってコスト高を招き、しかも、金属缶体を強制回転させると、該缶胴部が回転ドラムに圧接する際に、缶胴部の周速度が回転ドラムの周速度に一致しない場合には、ポリエステルフィルムがどちらかに引っ張られて缶胴部の外面接着されたポリエステルフィルムに皺が発生する虞れがある。
【0009】
また、金属缶体が熱伝導率が高いアルミニウム缶体等の場合には、該高周波誘導コイルによって缶胴部の外面が電磁誘導加熱されても加熱された熱がマンドレルに逃げてしまい、缶胴部の外面の温度を熱硬化性接着剤の熱硬化温度に維持することが困難となる不都合がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる不都合を解消するためになされたものであり、簡単な装置構成で金属缶体の缶胴部の外面にポリエステルフィルムを良好に接着することができる金属缶体の缶胴部の外面被覆装置を提供することを目的とする。
【0011】
さらに、本発明は、金属缶体の缶胴部の外面にポリエステルフィルムを良好に接着することができるとともに、搬送手段の搬送速度の高速化を可能にして効率よく金属缶体の缶胴部の外面にポリエステルフィルムを接着することができる金属缶体の缶胴部の外面被覆装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる目的を達成するために、金属缶体が回動可能に外挿されるマンドレルと、該マンドレルを所定方向に移動させることにより該マンドレルに外挿された前記金属缶体を連続的に搬送する搬送手段と、前記マンドレルに設けられて前記搬送手段によって搬送される金属缶体の缶胴部を加熱する加熱手段と、前記金属缶体の搬送途中に、外面の一部を前記缶胴部の外面の搬送軌跡の内方に配置させて設けられ、該缶胴部の外面が圧接された状態で回転駆動される回転ドラムと、前記缶胴部の外面が該回転ドラムに圧接する際に、前記缶胴部が前記回転ドラムの周方向に沿って該回転ドラムに圧接しながら一回転以上転動するように前記マンドレルを前記搬送軌跡の内方向に案内する案内手段と、一方の面に熱硬化性接着剤層が設けられたポリエステルフィルムを前記缶胴部の周方向の長さに対応して切断し、切断された該ポリエステルフィルムを前記回転ドラムの外面に供給するフィルム供給手段とを備え、前記回転ドラムによって、フィルム供給手段から供給された前記ポリエステルフィルムを前記缶胴部の外面に沿って押圧しながら前記熱硬化性接着剤層を介して接着することにより該缶胴部の外面を被覆する装置において、前記加熱手段を電熱ヒータで構成し、前記缶胴部が前記回転ドラムに圧接した際に、該回転ドラムの回転駆動によって該缶胴部に回転力を伝達するようにしたことを特徴とするものである。
【0013】
この場合、該搬送手段を回転円板で構成して、該回転円板の外周部に、前記マンドレルをその軸線が該回転円板の回転軸線に平行になるように向けて周方向に所定の間隔を存して複数支持し、さらに、案内手段が、前記回転円板に設けられて前記マンドレルを該回転円板の回転軸方向に変位可能に支持する支持部と、該支持部に設けられたガイドローラと、該回転円板の軸線方向に離間した位置に固定配置されて該回転円板の回転時に前記ガイドローラを該回転円板の回転方向に沿って案内するガイドレールとを備えて、該ガイドレールが、前記缶胴部の外面が前記回転ドラムに圧接する位置において前記ガイドローラを該缶胴部の外面の搬送軌跡の内方向に案内すべく該方向に湾曲して形成されているのが好ましい。
【0014】
さらに、前記金属缶体が前記マンドレルに外挿される前に該金属缶体を予め加熱する予熱手段を備えることが好ましい。
【0015】
また、前記フィルム供給手段は、前記ポリエステルフィルムを外周に吸着保持して回転し、前記回転ドラムとの接触位置でポリエステルフィルムが帯電付着可能な回転ドラムへ該ポリエステルフィルムを転移するフィルム転移ローラを備えてもよい。
【0016】
このとき、前記フィルム供給手段によってポリエステルフィルムが切断される前に、該ポリエステルフィルムを帯電させるフィルム帯電手段を備えることが好ましい。
【0017】
また、前記フィルム供給手段は、往路が互いに接触して無端回動し、前記フィルム供給手段により供給されたポリエステルフィルムを挟持して移送し前記回転ドラムと缶体との圧接位置に向かって投入する一対のフィルム移送ベルトを備えてもよい。
【0018】
【作用】
本発明によれば、マンドレルに回転可能に外挿された金属缶体は、電熱ヒータで缶胴部が均一に加熱されつつ搬送手段によって所定方向に連続的に搬送される。金属缶体が回転ドラムまで搬送されて缶胴部の外面が該回転ドラムに圧接すると、回転ドラムの回転駆動によって缶胴部に回転力が伝達されつつ該缶胴部が案内手段によって前記搬送軌跡の内方向に案内され、これにより該缶胴部が回転ドラムの周方向に沿って該回転ドラムに圧接しながら一回転以上転動する。
【0019】
この時、回転ドラムの外面には、フィルム供給手段によって一方の面に熱硬化性接着剤層が設けられたポリエステルフィルムが前記缶胴部の周方向の長さに対応して切断されて供給され、該ポリエステルフィルムは回転ドラムによって前記缶胴部の外面に沿って押圧されながら熱硬化性接着剤層を介して接着される。
【0020】
また、缶胴部の外面が前記回転ドラムに圧接する位置において回転円板の支持部に設けられたガイドローラを該缶胴部の外面の搬送軌跡の内方向に案内すべくガイドレールを該方向に湾曲して形成した場合には、マンドレルを缶胴部の外面の搬送軌跡の内方向に変位可能に回転円板に支持させる構造を簡単なものとすることが可能となる。
【0021】
さらに、金属缶体がマンドレルに外挿される前に予熱手段によって該缶胴部を予め加熱すると、マンドレルに設けられた加熱手段によって缶胴部を加熱するに際し、該缶胴部の外面温度が熱硬化性接着剤の熱硬化する温度まで上昇する時間が短くなるので、缶胴部がマンドレルに外挿されてから回転ドラムまで達するまでの時間を短くすることが可能となる。
【0022】
また、前記フィルム供給手段にフィルム転移ローラを設けることにより、供給するポリエステルフィルムを該フィルム転移ローラの外周に吸着保持した後、前記回転ドラムに転移させることができる。ポリエステルフィルムを回転ドラムに付着させることにより、回転ドラムの回転に伴って該回転ドラムと缶体との圧接位置にポリエステルフィルムを円滑に供給することができる。
【0023】
さらに、前記フィルム供給手段によってポリエステルフィルムが切断される前に、該ポリエステルフィルムを帯電させるフィルム帯電手段を備え、フィルム供給手段から帯電されたポリエステルフィルムを回転ドラムの外面に供給することにより回転ドラムへの静電的な帯電付着による転移を確実にする。
【0024】
また、ポリエステルフィルムを回転ドラムに付着させることなく回転ドラムと缶体との圧接位置に供給する場合には、供給するポリエステルフィルムを前記一対のフィルム移送ベルトによって挟持して回転ドラムと缶体との圧接位置に移送することにより、ポリエステルフィルムの円滑な供給が可能となる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の第1の実施例を図1〜図3を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例である金属缶体の缶胴部の外面被覆装置の全体概略正面図、図2は図1のII−II線の説明的断面図、図3はマンドレルの拡大断面図である。尚、本実施例では、アルミニウム3004材に絞りしごき(DI)加工を施して形成されたアルミニウム缶体1の缶胴部2の外面に対し、フィルム内面側にグラビア印刷層と常温でタックフリーな熱硬化型エポキシ樹脂系接着剤層を順次設けた二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム3を被覆する装置を例に採る。
【0026】
図1及び図2に従って全体構成を説明すると、該装置は、回転軸4に軸着されて回転駆動される回転円板5を備える。該回転円板5の外周部には、缶体1が回動可能に外挿されるマンドレル6がその軸線を回転軸4の軸線に平行になるように向けて周方向に等間隔で複数支持されている。該回転円板5の回転駆動によって該マンドレル6に外挿された缶体1が該回転円板5の周方向(図1において時計回り方向)に連続的に搬送される。
【0027】
回転円板5のマンドレル6の先端側に離間した位置には予熱オーブン7で予め加熱された缶体1をマンドレル6に挿着する缶体挿着手段8が配置されている。また、缶体1の搬送途中には、その外面が缶胴部2の外面の搬送軌跡より内方に配置されて該缶胴部2の外面が圧接された状態で回転駆動される回転ドラム9が設けられている。該回転ドラム9に缶胴部2の外面が圧接する際には、案内手段10によってマンドレル6が前記搬送軌跡の内方向に案内されて、該缶胴部2が回転ドラム9の周方向に沿って該回転ドラム9に圧接しながら一回転以上転動する。
【0028】
回転ドラム9の缶体1の圧接位置から周方向に離間した位置には、前述した如く、一方の面に印刷層11a及び熱硬化性接着剤層11bが順次設けられた二軸延伸PETフィルム3を缶胴部2の周方向の長さに対応して切断し、切断された二軸延伸PETフィルム3をフィルム転移ローラ12を介して該回転ドラム9の外面に供給するフィルム供給手段13が配置されている。フィルム供給手段13から回転ドラム9に供給された二軸延伸PETフィルム3を回転ドラム9によって缶胴部2の外面に沿って押圧しながら熱硬化性接着剤層11bを介して接着することにより缶胴部2の外面が被覆される。
【0029】
以下、各構成を詳述する。
【0030】
回転円板5は、回転軸4に連結された駆動モータ(図示せず。)の駆動により回転されるもので、図2に示すように、その左端面には、スライド部15aとガイド部15bとを備えるスライドベアリング15がスライド方向を回転軸4方向に向けて周方向に等間隔で複数取着されている。スライドベアリング15の回転軸4から離反する側の端部16には、マンドレル軸受け17が連結されている。該マンドレル軸受け17には、図3に示すように、マンドレル6の基端部がその軸線を回転軸4の軸線に平行になるようにしてベアリング17a,17bを介して回動可能に支持されている。
【0031】
マンドレル6は、図3に示すように、先端部が基端部より大径に形成されてマンドレル軸受け17から右方に突出しており、該先端部に缶体1が回動可能に外挿される。マンドレル6の先端部の内部には、電熱ヒータ18が設けられている。電熱ヒータ18は、円筒体19の外周部に形成された螺旋溝20に電熱コイル21を巻回したもので、該マンドレル6の先端部内部に一体的に同心に嵌め込まれている。電熱コイル21は、給電線22を介して外部電源(図示せず。)に接続されている。該外部電源から電熱コイル21に給電されることによって該電熱コイル21が加熱され、該熱はマンドレル6の壁部を介して缶体1の缶胴部2に伝達される。これにより、缶体1の缶胴部2の外面が熱硬化性接着剤11bの硬化温度(本実施例では、200〜210℃)に達するまで均一に加熱されて該温度に保持される。
【0032】
缶体挿着手段8は、図1及び図2に示すように、マンドレル6の先端側に離間した位置で回動軸4に軸着された回転体23を備える。該回転体23は、回転円板5と同期して回転駆動されるもので、その外周部には、缶体1をマンドレル6の軸線と一致させて保持する凹部24が形成されている。該凹部24はマンドレル6の数に対応して周方向に等間隔で複数形成されている。
【0033】
また、図1に示すように、回転体23の左上方には、缶胴部2の外面側表面が100〜200℃になるように缶体1を予備加熱する予熱オーブン7が配置されている。該予熱オーブン7からは予備加熱された缶体1が缶体送り手段25を介して該凹部24に順次供給される。図2及び図3において符号26は、凹部24に保持された缶体1の底部側に配置されたエアノズル部である。該エアノズル部26は、缶体1の底部に圧縮エアを吹き付けて該缶体1をマンドレル6側に移送させて該マンドレル6の先端部に外挿させる。尚、本実施例では、缶体1の移送をスムーズに行うために、図3に示すように、マンドレル6の先端面に開口する吸引孔27を形成し、エアノズル部26から圧縮エアを吹き付けると共に、該吸引孔27に吸引作用を付与して缶体1をマンドレル6側に引きつけるようにしている。そして、マンドレル6に外挿された缶体1は回転円板5の回転駆動によって該回転円板5の周方向に連続的に搬送される。
【0034】
回転ドラム9は、図1に示すように、缶体1の搬送途中にその外面を缶胴部2の外面の搬送軌跡より内方に配置して設けられており、図示しない駆動装置によって回転円板5と同一の周速度で回転駆動される。該回転ドラム9に缶胴部2の外面が圧接する際には、案内手段10によってマンドレル6が前記搬送軌跡の内方向に案内されて、該缶胴部2が回転ドラム9の周方向に沿って該回転ドラム9に圧接しながら一回転以上転動する。
【0035】
案内手段10は、図3に示すように、上述したスライドベアリング15と、該スライドベアリング15のスライド部15aに設けられたガイドローラ28と、回転円板5のマンドレル6の基端側に離間して固定配置されたガイド部29とで構成される。ガイド部29には、ガイドローラ28が挿入されて該ガイドローラ28を回転円板5の回転方向に沿って案内するガイド溝30が形成されている。該ガイド溝30は、図1に示すように、缶胴部2の外面が回転ドラム9に圧接する位置においてマンドレル6を該缶胴部2の外面の搬送軌跡の内方向に案内すべく該方向に回転ドラム9の曲率と同一曲率で湾曲形成されている。このように案内手段10をスライドベアリング15とガイドローラ28とガイド部29とで構成することにより、マンドレル6を前記搬送軌跡の内方向に変位可能に回転円板5に支持させる構造を簡単なものとしている。
【0036】
フィルム供給手段13は、図1に示すように、回転ドラム9の缶体1の圧接位置から周方向に離間した位置に配置されており、一方の面に印刷層11a及び熱硬化性接着剤層11bが順次積層された二軸延伸PETフィルム3を缶胴部2の周方向の長さに対応して切断する切断手段31と、所定の張力が付与された二軸延伸PETフィルム3を該切断手段31に対して水平方向に供給する供給ローラ群32と、該供給ローラ群32と切断手段31との間に配置されて二軸延伸PETフィルム3に正又は負の空気イオンを放出して該二軸延伸PETフィルム3を帯電させるフィルム帯電手段33とを備える。
【0037】
切断手段31は、上下方向で二軸延伸PETフィルム3を挾持する上ローラ34と下ローラ35とを備える。上下ローラ34,35は共に同径のものであり、その外周部には切断刃36,37がそれぞれ形成されている。上下ローラ34,35が互いに矢印方向に一回転することによって、帯電された二軸延伸PETフィルム3が缶胴部2の周方向の長さに対応して回転ドラム9側に送り出されて切断刃36,37で切断される。切断された該二軸延伸PETフィルム3はフィルム転移ローラ12を介して回転ドラム9の外面に静電的に帯電付着し、その後、缶胴部2の圧接位置に導かれる。
【0038】
フィルム転移ローラ12は、図1に示すように、回転ドラム9の右上側面と下ローラ35の左側面に接してその軸心と下ローラ35の軸心とを結ぶ線が水平になるように配置されている。該フィルム転移ローラ12は回転ドラム9より小径に形成されている。
【0039】
フィルム転移ローラ12の外面には貫通孔38が周方向全周に所定の間隔を存して複数形成されている。また、図1においてフィルム転移ローラ12の手前側の端部には、フィルム供給手段13から供給される二軸延伸PETフィルム3の供給開始位置から回転ドラム9への転移位置の手前まで該貫通孔38に吸引作用を付与する吸引溝39と、回転ドラム9への転移位置で該貫通孔38に吐出作用を付与する吐出溝40とが形成された固定部40aが配置されている。吸引溝39及び吐出溝40は、それぞれ図示しない吸引装置及び吐出装置に接続されている。
【0040】
吸引溝39から該貫通孔38に吸引作用が付与されることによって、二軸延伸PETフィルム3が該フィルム転移ローラ12の外面に吸引付着された状態で回転ドラム9への転移位置近傍まで搬送され、該転移位置に達すると吐出溝40から貫通孔38に吐出作用が付与されて該二軸延伸PETフィルム3が回転ドラム9へ確実に転移される。また、フィルム転移ローラ12は、フィルム供給手段13から供給される二軸延伸PETフィルム3の幅方向のずれに対処するため、軸方向に移動可能に支持されて軸方向の所定位置で図示しない固定手段で固定されるようになっている。
【0041】
次に、かかる装置の作動を説明する。
【0042】
予熱オーブン7内で缶胴部2の外面が100〜200℃の温度になるように予備加熱された缶体1が、所定速度で回転される回転体23の凹部24に缶体送り手段25を介して順次供給されて該凹部24で保持される。凹部24に保持された缶体1は、その底部にエアノズル部26から圧縮エアが吹き付けられると共に、同一軸線上に位置するマンドレル6の吸引孔27で引きつけられることによってマンドレル6側にスムーズに移送されて該マンドレル6の先端部に外挿される。外挿された缶体1は、缶胴部2の外面が熱硬化性接着剤11bの硬化温度(200〜210℃)に達するまで電熱コイル21によって均一に加熱されて該温度を維持され、この状態で回転円板5の回転駆動により回転ドラム9に向けて連続的に搬送される。
【0043】
このように缶胴部2の外面をコイル自体が発熱する電熱コイル21で加熱することにより、従来のように缶体1を強制的に回転させなくても該缶胴部2の外面の均熱化を図ることができるので、従来必要であった複数のマンドレルを個々に回転させるためのギア機構が不要になり、装置構成が簡単になると共に、製作コストの低減を図ることができる。
【0044】
また、電熱コイル21自体が発熱するため、本実施例のように熱伝導率が高いアルミニウム製の缶体1においても加熱された熱がマンドレル6側に逃げることなく缶胴部2の外面が良好に加熱され、該缶胴部2の外面温度が熱硬化性接着剤11bの熱硬化温度に良好に維持される。
【0045】
さらに、電熱コイル21で加熱される缶体1は予め予熱オーブン7で予備加熱されているので、該電熱コイル21で缶胴部2の外面を加熱する際に、該外面温度が熱硬化性接着剤11bの熱硬化温度まで達する時間が短縮される。このため、マンドレル6に缶体1が外挿されてから回転ドラム9まで達する時間を短くすることができ、回転円板5による缶体1の搬送速度の高速化を図ることができる。
【0046】
回転ドラム9まで搬送された缶体1は、回転ドラム9の回転駆動によって缶胴部2に回転力が伝達されつつガイドローラ28がガイド溝30の湾曲部分によって前記搬送方向の内方に案内されてスライドベアリング15のスライド部15aが同方向に移動し、これによりマンドレル6に外挿された該缶胴部2が同方向に案内されて回転ドラム9の周方向に沿って該回転ドラム9を圧接しながら一回転以上転動する。この時、上述したように回転ドラムの外面9には、フィルム帯電手段33によって帯電された後、切断手段31によって該缶胴部2の周方向の長さに対応して切断された二軸延伸PETフィルム3がフィルム転移ローラ12を介して確実に帯電付着され、該二軸延伸PETフィルム3は回転ドラム9によって缶胴部2の外面に沿って押圧されながら熱硬化性接着剤層11bを介して接着され、これにより缶胴部2の外面被覆がなされる。
【0047】
このように、回転ドラム9の回転駆動によって缶胴部2に回転力を伝達しつつ該缶胴部2の外面に二軸延伸PETフィルム3を接着することにより、フィルム接着時において缶胴部2と回転ドラム9とが周速度を一致させて回転されるので、従来のように二軸延伸PETフィルム3が回転ドラム9か缶胴部2のどちらかに引っ張られるのが確実に防止されて、該缶胴部2の外面に該二軸延伸PETフィルム3を良好に接着することができる。
【0048】
缶胴部2へのフィルム接着時において、本装置の工程で熱硬化性接着剤11bの硬化が十分に進む程度に温度と時間が得られない場合は、フィルム接着後に缶体1を図示しない加熱オーブンを通過させて温度,時間を与える等適宜な方法で熱硬化性接着剤11bを十分に硬化させることができる。
【0049】
尚、缶胴部2の外面被覆がなされた缶体1は、回収手段41によって回収され、その後、ネックイン加工及びフランジ加工が施される。
【0050】
本発明は上記実施例に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。例えば、上記実施例では、缶体1の缶胴部2外面を加熱コイル21で加熱する前に、該缶体1を予め予熱オーブン7によって予備加熱しているが、必ずしもこのようにする必要はなく、缶胴部2の外面を電熱コイル21のみで加熱してもよい。
【0051】
また、上記第1の実施例では、フィルム帯電手段33によって帯電された二軸延伸PETフィルム3を回転ドラム9に静電的に帯電付着させているが、これに代えて、二軸延伸PETフィルム3を該回転ドラム9の外面に吸引付着させるようにしてもよい。
【0052】
即ち、第2の実施例として図4に示すように、回転ドラム9の外面に貫通孔42を周方向全周に所定の間隔を存して複数形成すると共に、フィルム転移ローラ12から転移される二軸延伸PETフィルム3の転移開始位置から缶胴部2が回転ドラム9に圧接を開始する位置近傍まで該貫通孔42に吸引力を付与する吸引溝43を上述したフィルム転移ローラ12の吸引溝39と同様に固定的に設け、貫通孔42の吸引作用によって二軸延伸PETフィルム3を該回転ドラム9の外面に吸引付着させた状態で該缶胴部2の圧接が開始される位置近傍まで搬送し、該位置において貫通孔42の吸引作用を解除するようにしてもよい。
【0053】
この場合、貫通孔42の吸引圧力によって二軸延伸PETフィルム3の貫通孔42を臨む面が該貫通孔42内に引き込まれて該引き込まれた部分に凸部が発生する虞れがあるが、回転ドラム9の外面をゴム等の弾性材44で形成することにより、二軸延伸PETフィルム3の貫通孔42を臨む面が該貫通孔42内に引き込まれる際に、該二軸延伸PETフィルム3の貫通孔42を臨まない面も弾性材44の弾性変形によって引き込まれる方向に変位するので該二軸延伸PETフィルム3面に凸部が生じるのを良好に防止することができる。尚、フィルム転移ローラ12の外面にも該弾性材44を形成することも勿論可能である。
【0054】
また、第1及び第2の実施例においては、回転ドラム9の外面に二軸延伸PETフィルム3を帯電付着或いは吸引付着させるために回転ドラム9に接触状態で回転するフィルム転移ローラ12が設けられているが、回転ドラム9と缶胴部2との圧接開始位置への二軸延伸PETフィルム3の供給については、フィルム転移ローラ12を設ける構成に限られるものではない。
【0055】
例えば、第3の実施例として図5に一部の概略構成を示すように、二軸延伸PETフィルム3を切断する切断刃45,46から回転ドラム9と缶胴部2との圧接開始位置に至る部分に一対のフィルム移送ベルト47,48を設けてもよい。詳しく説明すれば、フィルム移送ベルト47,48は複数のローラ49,50に掛けわたされて無端状に回動され、その往路側を互いに密着させて設けられている。また、二軸延伸PETフィルム3は、供給ローラ群32によって切断刃45,46に向かって垂直下方に供給される。フィルム供給手段51は、供給する二軸延伸PETフィルム3の供給途中において二軸延伸PETフィルム3を垂直下方にエアを介して吸引して二軸延伸PETフィルム3の弛みを排除するエアダンサ52を備えている。これにより、供給される二軸延伸PETフィルム3に適度な張力が付与される。該エアダンサ52の下流側には、蛇行修正装置53が備えられ、供給される二軸延伸PETフィルム3が蛇行した場合には、正常な供給方向に修正される。
【0056】
また、このとき、両フィルム移送ベルト47,48の往路において下方に位置するフィルム移送ベルト47の内面側に、該フィルム移送ベルト47を介してその外面に前記二軸延伸PETフィルム3を吸着させる図示しない吸引手段に接続された吸引ボックス54,55を設けて、フィルム移送ベルト47に二軸延伸PETフィルム3を密着させてより確実に移送するようにすることが好ましい。
【0057】
以上の構成により、切断刃45,46を介して供給された二軸延伸PETフィルム3は、自重により直線的にフィルム移送ベルト47,48の往路の上流側に供給され、フィルム移送ベルト47,48は二軸延伸PETフィルム3を挟持して移送する。フィルム移送ベルト47,48に挟持された二軸延伸PETフィルム3は、前記吸引ボックス54,55によってフィルム移送ベルト47に密着し、切断刃45,46によって切断された後に回転ドラム9と缶胴部2との圧接開始位置への移送の際にも幅方向の位置ズレが発生することなく確実に回転ドラム9と缶胴部2との間に投入される。
【0058】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、本発明によれば、加熱手段を電熱ヒータで構成することにより缶胴部を強制回転させなくても均一に加熱できるようにし、該缶胴部の回転を回転駆動される回転ドラムとの摩擦伝導によって得るようにしたので、缶胴部は回転ドラムの周速度に常に一致して回転される。このため、マンドレルの周速度を回転ドラムの周速度に一致するように制御する必要がなくなるとともに、ポリエステルフィルムが回転ドラム又は缶胴部のどちらかに引っ張られるのを確実に防止でき、該ポリエステルフィルムを缶胴部の外面に良好に接着することができる。
【0059】
また、缶胴部を強制的に回転させなくても該缶胴部の外面が均一に加熱されるので、従来必要であった複数のマンドレルを個々に回転させるギア機構が不要になり、装置構成を簡単なものとすることができるとともに製作コストの低減を図ることができる。
【0060】
さらに、加熱ヒータ自体が加熱されるためアルミニウム缶体等においても加熱された熱がマンドレルに逃げることなく缶胴部の外面が良好に加熱されて該缶胴部の外面温度を熱可塑性接着剤の熱硬化温度に維持することができる。
【0061】
さらに、缶胴部の外面が前記回転ドラムに圧接する位置において回転円板の支持部に設けられたガイドローラを該缶胴部の外面の搬送軌跡の内方向に案内すべくガイドレールを該方向に湾曲して形成した場合には、マンドレルを缶胴部の外面の搬送軌跡の内方向に変位可能に回転円板に支持させる構造を簡単なものとすることができる。
【0062】
さらに、金属缶体がマンドレルに外挿される前に予熱手段によって該缶胴部を予め加熱すると、缶胴部がマンドレルに外挿されてから回転ドラムまで達するまでの時間を短くすることができるので、回転円板の缶体の搬送速度の高速化を図れて装置の稼働効率の向上を図ることができる。
【0063】
また、前記フィルム供給手段に前記フィルム転移ローラを備えてポリエステルフィルムを一旦吸着保持し、前記回転ドラムに転移させることにより、回転ドラムの回転に伴って該回転ドラムと缶体との圧接位置にポリエステルフィルムを円滑に供給することができる。
【0064】
このとき、フィルム帯電手段によって供給に先立ってポリエステルフィルムを帯電させることにより、回転ドラムの外面に確実に帯電付着され、フィルム供給手段から回転ドラムの外面に該ポリエステルフィルムを確実に供給することができる。
【0065】
また、供給時にポリエステルフィルムを帯電させない場合には、前記フィルム供給手段に前記一対のフィルム移送ベルトを備えることにより、供給するポリエステルフィルムを、前記一対のフィルム移送ベルトによって挟持して回転ドラムと缶体との圧接位置に移送してもよく、これによっても、回転ドラムと缶体との圧接位置にポリエステルフィルムを円滑に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の金属缶体の缶胴部の外面被覆装置の全体概略正面図である。
【図2】図1のII−II線の説明的断面図である。
【図3】マンドレルの拡大断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例の一部を示す説明図である。
【図5】本発明の第3の実施例の一部を示す説明図である。
【符号の説明】
1…缶体、2…缶胴部、3…二軸延伸PETフィルム、5…回転円板、6…マンドレル、7…予熱オーブン、9…回転ドラム、10…案内手段、11b…熱硬化性接着剤層、12…フィルム転移ローラ、13…フィルム供給手段、15…スライドベアリング、21…電熱コイル、28…ガイドローラ、30…ガイド溝、33…フィルム帯電手段、47,48…フィルム移送ベルト。
Claims (6)
- 金属缶体が回動可能に外挿されるマンドレルと、
該マンドレルを所定方向に移動させることにより該マンドレルに外挿された前記金属缶体を連続的に搬送する搬送手段と、
前記マンドレルに設けられて前記搬送手段によって搬送される金属缶体の缶胴部を加熱する加熱手段と、
前記金属缶体の搬送途中に、外面の一部を前記缶胴部の外面の搬送軌跡の内方に配置させて設けられ、該缶胴部の外面が圧接された状態で回転駆動される回転ドラムと、
前記缶胴部の外面が該回転ドラムに圧接する際に、前記缶胴部が前記回転ドラムの周方向に沿って該回転ドラムに圧接しながら一回転以上転動するように前記マンドレルを前記搬送軌跡の内方向に案内する案内手段と、
一方の面に熱硬化性接着剤層が設けられたポリエステルフィルムを前記缶胴部の周方向の長さに対応して切断し、切断された該ポリエステルフィルムを前記回転ドラムの外面に供給するフィルム供給手段とを備え、
前記回転ドラムによって、フィルム供給手段から供給された前記ポリエステルフィルムを前記缶胴部の外面に沿って押圧しながら前記熱硬化性接着剤層を介して接着することにより該缶胴部の外面を被覆する装置において、
前記加熱手段を電熱ヒータで構成し、前記缶胴部が前記回転ドラムに圧接した際に、該回転ドラムの回転駆動によって該缶胴部に回転力を伝達するようにしたことを特徴とする金属缶体の缶胴部の外面被覆装置。 - 前記搬送手段は回転円板で構成され、該回転円板の外周部には、前記マンドレルがその軸線を該回転円板の回転軸線に平行になるように向けて周方向に所定の間隔を存して複数支持され、
前記案内手段は、前記回転円板に設けられて前記マンドレルを該回転円板の回転軸方向に変位可能に支持する支持部と、該支持部に設けられたガイドローラと、該回転円板の軸線方向に離間した位置に固定配置されて該回転円板の回転時に前記ガイドローラを該回転円板の回転方向に沿って案内するガイドレールとを備え、該ガイドレールは、前記缶胴部の外面が前記回転ドラムに圧接する位置において前記ガイドローラを該缶胴部の外面の搬送軌跡の内方向に案内すべく該方向に湾曲して形成されていることを特徴とする請求項1記載の金属缶体の缶胴部の外面被覆装置。 - 前記金属缶体が前記マンドレルに外挿される前に該金属缶体を予め加熱する予熱手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の金属缶体の缶胴部の外面被覆装置。
- 前記フィルム供給手段は、前記ポリエステルフィルムを外周に吸着保持して回転し、前記回転ドラムとの接触位置でポリエステルフィルムが帯電付着可能な回転ドラムへ該ポリエステルフィルムを転移するフィルム転移ローラを備えることを特徴とする請求項1〜3記載の金属缶体の缶胴部の外面被覆装置。
- 前記フィルム供給手段によってポリエステルフィルムが切断される前に、該ポリエステルフィルムを帯電させるフィルム帯電手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4記載の金属缶体の缶胴部の外面被覆装置。
- 前記フィルム供給手段は、往路が互いに接触して無端回動し、前記フィルム供給手段により供給されたポリエステルフィルムを挟持して移送し前記回転ドラムと缶体との圧接位置に向かって投入する一対のフィルム移送ベルトを備えることを特徴とする請求項1〜3記載の金属缶体の缶胴部の外面被覆装置。
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