JPH0572922A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JPH0572922A JPH0572922A JP3233159A JP23315991A JPH0572922A JP H0572922 A JPH0572922 A JP H0572922A JP 3233159 A JP3233159 A JP 3233159A JP 23315991 A JP23315991 A JP 23315991A JP H0572922 A JPH0572922 A JP H0572922A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- recording member
- laminating
- heating
- image
- Prior art date
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- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ラミネート処理を加熱圧着により行う装置に
おいて、加熱圧着時に生じるポリエチレンテレフタレー
ト基材の変形をアニーリング処理を施すことにより除去
する装置を提供する。 【構成】 画像形成装置により記録紙に画像を形成した
後、加熱圧着によりラミネート処理を施し、搬送ベルト
を覆う、ヒートプレート、ヒータ、断熱材からなる箱体
の加熱装置に、加熱圧着により変形を生じた前記記録紙
を前記加熱装置内に所定の時間、温度で解放状態にて均
一に加熱することによりアニーリング処理をおこない、
その変形を除去する。
おいて、加熱圧着時に生じるポリエチレンテレフタレー
ト基材の変形をアニーリング処理を施すことにより除去
する装置を提供する。 【構成】 画像形成装置により記録紙に画像を形成した
後、加熱圧着によりラミネート処理を施し、搬送ベルト
を覆う、ヒートプレート、ヒータ、断熱材からなる箱体
の加熱装置に、加熱圧着により変形を生じた前記記録紙
を前記加熱装置内に所定の時間、温度で解放状態にて均
一に加熱することによりアニーリング処理をおこない、
その変形を除去する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、加熱圧着によりラミネ
ート加工を施した被記録部材にアニーリング処理を行い
得るようにした記録装置に関する。
ート加工を施した被記録部材にアニーリング処理を行い
得るようにした記録装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、記録を終了した記録紙の表面にラ
ミネート加工することが多い。特にカラー画像に於いて
は、ラミネート加工により色の鮮やかさの度合が増すと
ともに、長期保存に対しても初期の画質が維持できる。
また、ラミネート加工の仕方によっては、記録紙の耐水
性、強度等が増すといった利点がある。
ミネート加工することが多い。特にカラー画像に於いて
は、ラミネート加工により色の鮮やかさの度合が増すと
ともに、長期保存に対しても初期の画質が維持できる。
また、ラミネート加工の仕方によっては、記録紙の耐水
性、強度等が増すといった利点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、合成樹
脂材により形成された支持層を有する被記録部材に加熱
圧着によってラミネート加工を施した場合、その熱や圧
力によって該被記録部材に波うちやカール等の変形が生
じるといった問題が発生していた。また、それを避ける
ために加熱温度を下げたり、加圧力を弱くすると、被記
録部材の全面にわたり安定してラミネート材を転写する
ことができなかった。
脂材により形成された支持層を有する被記録部材に加熱
圧着によってラミネート加工を施した場合、その熱や圧
力によって該被記録部材に波うちやカール等の変形が生
じるといった問題が発生していた。また、それを避ける
ために加熱温度を下げたり、加圧力を弱くすると、被記
録部材の全面にわたり安定してラミネート材を転写する
ことができなかった。
【０００４】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、良好なラミネート加工を確
実に行い、且つ変形のない被記録部材を安定して作成で
きる記録装置を提供することを目的としている。
ためになされたものであり、良好なラミネート加工を確
実に行い、且つ変形のない被記録部材を安定して作成で
きる記録装置を提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の記録装置は、合成樹脂材により形成された支
持層と記録層とを有する被記録部材上に画像形成を行う
画像形成手段と、前記画像形成手段により画像形成され
た前記被記録部材の記録層上に熱溶融性接着剤層を有す
るラミネート材を加熱圧着するラミネート処理手段と、
前記被記録部材を、解放状態で前記ラミネート処理手段
に於ける加熱温度よりも高温で均一に加熱するアニーリ
ング手段とを備えている。
に本発明の記録装置は、合成樹脂材により形成された支
持層と記録層とを有する被記録部材上に画像形成を行う
画像形成手段と、前記画像形成手段により画像形成され
た前記被記録部材の記録層上に熱溶融性接着剤層を有す
るラミネート材を加熱圧着するラミネート処理手段と、
前記被記録部材を、解放状態で前記ラミネート処理手段
に於ける加熱温度よりも高温で均一に加熱するアニーリ
ング手段とを備えている。
【０００６】
【作用】上記の構成を有する本発明の記録装置は、画像
形成手段が被記録部材上の記録層上に画像を形成し、画
像形成された前記被記録部材に熱溶融性接着剤層を有す
るラミネート材をラミネート処理手段により加熱圧着す
る。次に、前記被記録部材をアニーリング処理手段によ
り、解放状態で前記ラミネート処理手段に於ける加熱温
度よりも高温にて均一に加熱し、前記被記録部材の変形
を除去した後に排紙する。
形成手段が被記録部材上の記録層上に画像を形成し、画
像形成された前記被記録部材に熱溶融性接着剤層を有す
るラミネート材をラミネート処理手段により加熱圧着す
る。次に、前記被記録部材をアニーリング処理手段によ
り、解放状態で前記ラミネート処理手段に於ける加熱温
度よりも高温にて均一に加熱し、前記被記録部材の変形
を除去した後に排紙する。
【０００７】
【実施例】以下、図１から図４を参照にして本発明を湿
式電子写真装置において具体化した実施例について説明
する。
式電子写真装置において具体化した実施例について説明
する。
【０００８】まず、図３に示すように被記録部材５０
は、支持体であるポリエチレンテレフタレート層５２上
に、導電体であるアルミ蒸着層５３、感光体である酸化
チタン層５４が順に積層されて長尺状に構成されると共
にその両側面は、導電性塗料であるカーボン５１ａ、５
１ｂにより覆われている。
は、支持体であるポリエチレンテレフタレート層５２上
に、導電体であるアルミ蒸着層５３、感光体である酸化
チタン層５４が順に積層されて長尺状に構成されると共
にその両側面は、導電性塗料であるカーボン５１ａ、５
１ｂにより覆われている。
【０００９】また、ラミネート部材６０は、図４に示す
ようにラミネート材６１がラミネートフィルム６２上に
積層されている。
ようにラミネート材６１がラミネートフィルム６２上に
積層されている。
【００１０】次に図１において、画像形成手段２と、ラ
ミネート処理手段３と、アニーリング処理手段４とから
なる記録装置１の構成を説明する。
ミネート処理手段３と、アニーリング処理手段４とから
なる記録装置１の構成を説明する。
【００１１】前記画像形成手段２を構成する給紙手段５
は、前記長尺状の被記録部材５０の感光を防ぐ遮光カー
トリッジ６と、その内部に回動可能に支持され、前記長
尺状の被記録部材５０をロール状に巻回保持したロール
軸７と、前記遮光カートリッジ６の左方に配置された、
前記ロール状の被記録部材５０を所定の長さにカットす
るカッター８と、更にその左方に配置された、前記ロー
ル軸７上に巻回された被記録部材５０を引出し搬送する
搬送ローラ９とから構成される。
は、前記長尺状の被記録部材５０の感光を防ぐ遮光カー
トリッジ６と、その内部に回動可能に支持され、前記長
尺状の被記録部材５０をロール状に巻回保持したロール
軸７と、前記遮光カートリッジ６の左方に配置された、
前記ロール状の被記録部材５０を所定の長さにカットす
るカッター８と、更にその左方に配置された、前記ロー
ル軸７上に巻回された被記録部材５０を引出し搬送する
搬送ローラ９とから構成される。
【００１２】前記画像形成手段２を構成する作像手段１
０は、図示しない側板に回動可能に支持され、前記カッ
トされた前記被記録部材５０を保持するドラム１１を備
え、更にその前記ドラム１１の周囲には、左上から反時
計回りに、前記被記録部材５０表面を均一に帯電する帯
電手段１２と、帯電された前記被記録部材５０を露光し
静電潜像を形成する露光手段１３と、静電潜像が形成さ
れた前記被記録部材５１を現像液により現像する現像手
段１４と、現像された前記被記録部材５０上の電荷を除
電する除電手段１６と、作像された前記被記録部材５０
を前記ドラム１１から剥離する剥離手段１７とが配置さ
れている。
０は、図示しない側板に回動可能に支持され、前記カッ
トされた前記被記録部材５０を保持するドラム１１を備
え、更にその前記ドラム１１の周囲には、左上から反時
計回りに、前記被記録部材５０表面を均一に帯電する帯
電手段１２と、帯電された前記被記録部材５０を露光し
静電潜像を形成する露光手段１３と、静電潜像が形成さ
れた前記被記録部材５１を現像液により現像する現像手
段１４と、現像された前記被記録部材５０上の電荷を除
電する除電手段１６と、作像された前記被記録部材５０
を前記ドラム１１から剥離する剥離手段１７とが配置さ
れている。
【００１３】前記画像形成手段２を構成する乾燥定着手
段２０は、前記剥離手段１７の左方に配置されると共
に、前記剥離手段１７によって剥離された前記被記録部
材５１を搬送及び保持するように、搬送ローラ２１間に
掛け回されている乾燥ベルト２３と、その前記乾燥ベル
ト２３の内側上方に接するように配置されたヒートプレ
ート２４と、その前記ヒートプレート２４の下方に接着
されたヒータ２５と、乾燥ベルトの上方に配置された乾
燥ファン２２とから構成される。
段２０は、前記剥離手段１７の左方に配置されると共
に、前記剥離手段１７によって剥離された前記被記録部
材５１を搬送及び保持するように、搬送ローラ２１間に
掛け回されている乾燥ベルト２３と、その前記乾燥ベル
ト２３の内側上方に接するように配置されたヒートプレ
ート２４と、その前記ヒートプレート２４の下方に接着
されたヒータ２５と、乾燥ベルトの上方に配置された乾
燥ファン２２とから構成される。
【００１４】前記画像形成手段２の左方に配置され、且
つ画像が形成された前記被記録部材５０に前記ラミネー
トフィルム６２から前記ラミネート材６１を転写するラ
ミネート処理手段３は、前記ラミネート部材６０が巻き
回されているラミネートフィルムロール３１と、転写後
の前記ラミネートフィルム６２を巻き取る巻き取りロー
ラ３２と、前記ラミネートフィルムロール３１と前記巻
き取りローラ３２とを回動可能に支持し内包するラミネ
ートフィルムカートリッジ３３と、その前記ラミネート
フィルムカートリッジ３３の下方に配置され、前記ラミ
ネートフィルム６２が掛け回され、図示しない手段によ
り圧接されている一対のヒートローラ３４と、前記ヒー
トローラ３４の軸芯に配置されるヒータ３５と、前記ヒ
ートローラ３４と前記巻き取りローラ３２の間で前記ラ
ミネートフィルム６２が巻き回されている一対の剥離ロ
ーラ３６と、前記剥離ローラ３６の左方に配置され前記
ラミネートフィルム６２と前記ラミネート材６１が転写
されている前記被記録部材５０との剥離を補助する剥離
爪３８と、前記ヒートローラ３４と前記剥離ローラ３６
の間で被記録部材５０を下方から冷却するように配置さ
れた冷却ファン３７と、前記ラミネートフィルムロール
３１と前記ヒートローラ３４との間で前記ラミネートフ
ィルム６２を前記ラミネート材６１が積層されている側
と反対側に接するように配置されているプレヒータ３９
とから構成される。
つ画像が形成された前記被記録部材５０に前記ラミネー
トフィルム６２から前記ラミネート材６１を転写するラ
ミネート処理手段３は、前記ラミネート部材６０が巻き
回されているラミネートフィルムロール３１と、転写後
の前記ラミネートフィルム６２を巻き取る巻き取りロー
ラ３２と、前記ラミネートフィルムロール３１と前記巻
き取りローラ３２とを回動可能に支持し内包するラミネ
ートフィルムカートリッジ３３と、その前記ラミネート
フィルムカートリッジ３３の下方に配置され、前記ラミ
ネートフィルム６２が掛け回され、図示しない手段によ
り圧接されている一対のヒートローラ３４と、前記ヒー
トローラ３４の軸芯に配置されるヒータ３５と、前記ヒ
ートローラ３４と前記巻き取りローラ３２の間で前記ラ
ミネートフィルム６２が巻き回されている一対の剥離ロ
ーラ３６と、前記剥離ローラ３６の左方に配置され前記
ラミネートフィルム６２と前記ラミネート材６１が転写
されている前記被記録部材５０との剥離を補助する剥離
爪３８と、前記ヒートローラ３４と前記剥離ローラ３６
の間で被記録部材５０を下方から冷却するように配置さ
れた冷却ファン３７と、前記ラミネートフィルムロール
３１と前記ヒートローラ３４との間で前記ラミネートフ
ィルム６２を前記ラミネート材６１が積層されている側
と反対側に接するように配置されているプレヒータ３９
とから構成される。
【００１５】ラミネート処理手段３の更に左方に配置さ
れたアニーリング処理手段４は、前記剥離爪３８の左方
に配置されている搬送ローラ４１間に掛け回されている
搬送ベルト４２と、その前記搬送ベルト４２の上側を覆
うように配置される加熱手段４３とからなり、更にその
左方には排紙プレート４４が配置されている。
れたアニーリング処理手段４は、前記剥離爪３８の左方
に配置されている搬送ローラ４１間に掛け回されている
搬送ベルト４２と、その前記搬送ベルト４２の上側を覆
うように配置される加熱手段４３とからなり、更にその
左方には排紙プレート４４が配置されている。
【００１６】ここで前記加熱手段４３を図２において更
に詳しく説明する。前記加熱手段４３は、前記搬送ベル
ト４２を挟んで上下両側に設けられている。前記加熱手
段４３の前記搬送ベルト４２に近接する方から、ヒート
プレート４５，ヒータ４６、断熱材４７にて構成され、
下側に配置された前記加熱手段４３は、そのヒートプレ
ート４５が前記搬送ベルト４２と接するように配置され
ている。
に詳しく説明する。前記加熱手段４３は、前記搬送ベル
ト４２を挟んで上下両側に設けられている。前記加熱手
段４３の前記搬送ベルト４２に近接する方から、ヒート
プレート４５，ヒータ４６、断熱材４７にて構成され、
下側に配置された前記加熱手段４３は、そのヒートプレ
ート４５が前記搬送ベルト４２と接するように配置され
ている。
【００１７】以上のように構成された記録装置におい
て、以下にその動作を説明する。
て、以下にその動作を説明する。
【００１８】まず、画像の形成が行なわれる時には、前
記被記録部材５０が前記給紙手段５により所定のサイズ
にカットされ前記ドラム１１に搬送される。そこで前記
被記録部材５０は、ドラム上に装備された図示しない吸
着手段により前記ドラム１１に吸着保持される。前記ド
ラム１１上に保持された前記被記録部材５０は、前記ド
ラム１１と共に図の矢印の方向に回転し、前記ドラム１
１の周囲に配置された前記帯電手段１２によって均一に
帯電され、前記露光手段８によって露光され静電潜像が
形成され、前記現像手段４により現像される。カラー出
力等を行う場合には、前記除電手段１６により前記被記
録部材５０上の電荷が除電され、さらに、帯電から除電
までの工程が、先と異なる色の現像液を用いて所定の回
数だけ繰り返され、前記被記録部材５０上にカラー画像
が形成される。
記被記録部材５０が前記給紙手段５により所定のサイズ
にカットされ前記ドラム１１に搬送される。そこで前記
被記録部材５０は、ドラム上に装備された図示しない吸
着手段により前記ドラム１１に吸着保持される。前記ド
ラム１１上に保持された前記被記録部材５０は、前記ド
ラム１１と共に図の矢印の方向に回転し、前記ドラム１
１の周囲に配置された前記帯電手段１２によって均一に
帯電され、前記露光手段８によって露光され静電潜像が
形成され、前記現像手段４により現像される。カラー出
力等を行う場合には、前記除電手段１６により前記被記
録部材５０上の電荷が除電され、さらに、帯電から除電
までの工程が、先と異なる色の現像液を用いて所定の回
数だけ繰り返され、前記被記録部材５０上にカラー画像
が形成される。
【００１９】その後、前記剥離手段１７により前記被記
録部材５０は、前記ドラム１１上より剥離され、前記乾
燥手段２０へと送られ、予め前記ヒータ２５によって前
記ヒートプレート２４を介して加熱されている前記乾燥
ベルト２３と、前記乾燥ファン２２とにより所定時間の
乾燥が行なわれ、画像が定着される。前記ラミネート部
材６０は、前記ヒートローラ３４の回転により、前記ラ
ミネートフィルムローラ３１から引き出され，前記プレ
ヒータ３９にて溶融処理された前記ラミネート材６１
と、前記搬送ローラ２１により前記ラミネート手段３に
搬送された前記被記録部材５０とが、一対の前記ヒート
ローラ３４の圧接部分において加熱圧着され、前記ラミ
ネート材６１が前記被記録部材５０上の画像形成層に溶
着される。この時の加熱圧着により前記被記録部材５０
の前記ポリエチレンテレフタレート層５２に波うちやカ
ール等の変形が生じる。溶着後、前記被記録部材５０は
前記冷却ファン３７により冷却され、前記被記録部材５
０の方を先に冷却することにより、容易にラミネート材
６１の転写がなされるようにし、前記剥離ローラ３６及
び前記剥離爪３８によって前記ラミネートフィルム６２
のみが剥離され、前記巻き取りローラ３２によって巻き
取られる。
録部材５０は、前記ドラム１１上より剥離され、前記乾
燥手段２０へと送られ、予め前記ヒータ２５によって前
記ヒートプレート２４を介して加熱されている前記乾燥
ベルト２３と、前記乾燥ファン２２とにより所定時間の
乾燥が行なわれ、画像が定着される。前記ラミネート部
材６０は、前記ヒートローラ３４の回転により、前記ラ
ミネートフィルムローラ３１から引き出され，前記プレ
ヒータ３９にて溶融処理された前記ラミネート材６１
と、前記搬送ローラ２１により前記ラミネート手段３に
搬送された前記被記録部材５０とが、一対の前記ヒート
ローラ３４の圧接部分において加熱圧着され、前記ラミ
ネート材６１が前記被記録部材５０上の画像形成層に溶
着される。この時の加熱圧着により前記被記録部材５０
の前記ポリエチレンテレフタレート層５２に波うちやカ
ール等の変形が生じる。溶着後、前記被記録部材５０は
前記冷却ファン３７により冷却され、前記被記録部材５
０の方を先に冷却することにより、容易にラミネート材
６１の転写がなされるようにし、前記剥離ローラ３６及
び前記剥離爪３８によって前記ラミネートフィルム６２
のみが剥離され、前記巻き取りローラ３２によって巻き
取られる。
【００２０】ラミネート加工を施された前記被記録部材
５０は、前記搬送ローラ４１により前記加熱手段４３の
内部へと搬送され、予め前記ヒータ４６によって十分に
加熱され内部温度が１３０度から１５０度程度に保たれ
た雰囲気の中で１５秒から３０秒程度停止し、圧力が張
力を加えることのない解放状態でほぼ均一に加熱され、
変形した前記ポリエチレンテレフタレート層５２にアニ
ーリング処理が施される。そのようにして前記ポリエチ
レンテレフタレート層５２の変形を除去した後に、再び
前記搬送ローラ４１の駆動により、前記排紙プレート４
４に排紙される。
５０は、前記搬送ローラ４１により前記加熱手段４３の
内部へと搬送され、予め前記ヒータ４６によって十分に
加熱され内部温度が１３０度から１５０度程度に保たれ
た雰囲気の中で１５秒から３０秒程度停止し、圧力が張
力を加えることのない解放状態でほぼ均一に加熱され、
変形した前記ポリエチレンテレフタレート層５２にアニ
ーリング処理が施される。そのようにして前記ポリエチ
レンテレフタレート層５２の変形を除去した後に、再び
前記搬送ローラ４１の駆動により、前記排紙プレート４
４に排紙される。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の記録装置によれば、良好なラミネート加工を確実
に行い、且つ合成樹脂材を支持層とする被記録部材に加
熱圧着することによりラミネート加工を施した場合に生
じる合成樹脂材の変形をアニーリング処理により除去す
ることができる。
発明の記録装置によれば、良好なラミネート加工を確実
に行い、且つ合成樹脂材を支持層とする被記録部材に加
熱圧着することによりラミネート加工を施した場合に生
じる合成樹脂材の変形をアニーリング処理により除去す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の記録装置の構成を示す概略図である。
【図２】本発明の記録装置のアニーリング処理装置の構
成を示す概略図である。
成を示す概略図である。
【図３】被記録部材の構成を示す概略図である。
【図４】ラミネート部材の構成を示す概略図である。
２ 画像形成手段 ３ ラミネート処理手段 ４ アニーリング処理手段 ５０ 被記録部材 ５２ ポリエチレンテレフタレート層 ５４ 酸化チタン層 ６０ ラミネート部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｌ 9:00 4Ｆ
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂材により形成された支持層と記
録層とを有する被記録部材上に画像形成を行う画像形成
手段と、前記画像形成手段により画像形成された前記被
記録部材の前記記録層上に熱溶融性接着剤層を有するラ
ミネート材を加熱圧着することによりラミネート処理す
るラミネート処理手段と、前記被記録部材を、解放状態
にて均一に加熱するアニーリング処理手段とを具備した
ことを特徴とする記録装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の記録装置において、前
記ラミネート処理手段における加熱温度よりも高い温度
で加熱するアニーリング処理手段を具備したことを特徴
とする記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3233159A JPH0572922A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3233159A JPH0572922A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572922A true JPH0572922A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16950648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3233159A Pending JPH0572922A (ja) | 1991-09-12 | 1991-09-12 | 記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572922A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8938818B2 (en) | 2002-05-01 | 2015-01-27 | Riddell, Inc. | Sports helmet |
| US10856600B2 (en) | 2007-04-16 | 2020-12-08 | Riddell, Inc. | Quick release connector |
| US10874162B2 (en) | 2011-09-09 | 2020-12-29 | Riddell, Inc. | Protective sports helmet |
| US11291263B2 (en) | 2013-12-06 | 2022-04-05 | Bell Sports, Inc. | Multi-layer helmet and method for making the same |
-
1991
- 1991-09-12 JP JP3233159A patent/JPH0572922A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8938818B2 (en) | 2002-05-01 | 2015-01-27 | Riddell, Inc. | Sports helmet |
| US10136692B2 (en) | 2002-05-01 | 2018-11-27 | Riddell, Inc. | Sports helmet |
| US10143257B2 (en) | 2002-05-01 | 2018-12-04 | Riddell, Inc. | Protective sports helmet |
| US10856600B2 (en) | 2007-04-16 | 2020-12-08 | Riddell, Inc. | Quick release connector |
| US10874162B2 (en) | 2011-09-09 | 2020-12-29 | Riddell, Inc. | Protective sports helmet |
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