JPH08129309A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JPH08129309A
JPH08129309A JP26647994A JP26647994A JPH08129309A JP H08129309 A JPH08129309 A JP H08129309A JP 26647994 A JP26647994 A JP 26647994A JP 26647994 A JP26647994 A JP 26647994A JP H08129309 A JPH08129309 A JP H08129309A
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JP
Japan
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belt
sheet
heating
heat generating
fixing device
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Pending
Application number
JP26647994A
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English (en)
Inventor
Takahiro Yoshikawa
隆博 吉川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発熱ベルトのつなぎ合わせ部の段差を低減
し、定着不良の発生がなく、発熱ベルトに破損が生じな
い定着装置を提供すること。 【構成】 抵抗発熱体14を有する発熱シート16を円
筒状に丸めて形成した発熱ベルト11を具備する定着装
置8であって、発熱ベルト11の外周面にフッ素含有樹
脂のチューブ18を配したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の定着装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に画像形成装置の定着装置は、発熱
体を有する無端の発熱ベルトと、発熱ベルトの内側に接
触して配置された裏当て部材と、裏当て部材を介して発
熱ベルトに圧接した加圧ローラとから構成されている。
この定着装置は、発熱ベルトに、トナー像を転写した用
紙を加圧ローラにより圧接して、発熱体の熱と加圧ロー
ラの圧力とによりトナー像を溶融し、用紙に定着してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】発熱体を有した無端の
発熱ベルトの形成は難しかった。よって、発熱体を有し
たシートを円筒状に丸めて、シートの両端を接着剤でつ
なぎ合わせて発熱ベルトを形成する方式が考えられてい
る。
【0004】しかし、この方式には、発熱ベルトのつな
ぎ合わせ部に段差が生じ、定着不良が発生するという問
題がある。また、段差から発熱ベルトの接着が剥がれ
て、発熱ベルトが破損するという問題がある。
【0005】したがって、本発明の目的は、発熱ベルト
のつなぎ合わせ部の段差を低減し、定着不良の発生がな
く、発熱ベルトに破損が生じない定着装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
抵抗発熱体を有する発熱シートを円筒状に丸めて形成し
た発熱ベルトを具備する定着装置であって、上記発熱ベ
ルトの外周面にフッ素含有樹脂のチューブを配したこと
を特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、抵抗発熱体を有す
る発熱シートを円筒状に丸めて、その両端を接着剤を介
して突合せて形成した発熱ベルトを具備する定着装置で
あって、上記接着剤の表面を上記発熱ベルトの周面と同
一周面に研磨して、上記発熱ベルトの外周面にフッ素含
有樹脂層のチューブを配したことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の定着装置において、上記チューブが導電性を有する
ことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1又は2又
は3記載の定着装置において、上記発熱シートが円筒状
に丸められて両端をつなぎ合わせられる時に、つなぎ部
が発熱ベルトの母線に対して傾斜するように、その形状
を平行四辺形に形成されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、発熱シートを円
筒状に丸めて形成された発熱ベルトの外周面にフッ素含
有樹脂のチューブが配され、発熱ベルトのつなぎ合わせ
部の段差が低減される。
【0011】請求項2記載の発明によれば、発熱シート
を円筒状に丸め、その両端を接着剤を介して突合せ、接
着剤の表面を発熱シートの周面と同一面に研磨して形成
された発熱ベルトの外周面にフッ素含有樹脂層のチュー
ブが配され、発熱ベルトのつなぎ合わせ部の段差が低減
される。
【0012】請求項3記載の発明によれば、外周面に導
電性を有するフッ素含有樹脂のチューブが配されている
発熱ベルトは、そのつなぎ合わせ部の段差が低減される
と同時に、トナーと逆電位に帯電されなくなる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、形状が平行
四辺形の発熱シートを円筒状に丸めて、その両端のつな
ぎ部を発熱ベルトの母線に対して傾斜するように形成さ
れた発熱ベルトは、つなぎ部が容易に剥がれなくなる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1において、符号8は定着装置を表している。
図2において、符号10は定着装置8が適用される画像
形成装置本体を、符号20は給紙装置をそれぞれ表して
いる。ここで、図2を用いて、画像形成装置について簡
単に説明する。
【0015】画像形成装置本体10は、感光体1を均一
に帯電する帯電チャージャ4と、感光体1に静電潜像を
形成する露光光学装置5と、静電潜像を可視像化する現
像装置6と、現像装置6によって形成された可視像を転
写紙Pに転写し、可視像が転写された転写紙Pを感光体
1から分離する転写分離チャージャ7と、転写分離チャ
ージャ7によって転写された可視像を溶融定着する定着
装置8と、転写後に感光体1に残存するトナーを除去し
て感光体1をクリーニングするクリーニングユニット9
とから主に構成されている。
【0016】給紙装置20は、複数の給紙カセット21
を有し、その1つから給紙ローラ22で転写紙Pを搬送
経路23に送り出す。搬送経路23上の前方には、感光
体1上の可視像に所定のタイミングで転写紙Pを送り出
すレジストローラ2が配置されている。
【0017】定着装置8の後方には、可視像を定着され
た転写紙Pの進路を切換る進路切換部材24が設けられ
ている。進路切換部材24は転写紙Pを、排紙部30へ
導く位置と、両面複写時に転写紙Pを反転させる図示し
ない反転部へ導く位置とに選択的に切換られる。
【0018】次に、定着装置8について説明する。定着
装置8は、図1に示すように、転写紙P上のトナーを加
熱溶融する発熱ベルト11と、発熱ベルト11に圧接し
た加圧ローラ12と、発熱ベルト11の内周面に接触し
て配置され、加圧ローラ12からの加圧力を受け止める
裏当て13とを具備している。
【0019】加圧ローラ12の軸12aにはギア27が
固定されていて、ギア27は適宜の駆動手段で回転され
る。なお、裏当て13を円筒状に形成して発熱ベルト1
1と固着して、裏当てを回転駆動するようにしても良
い。
【0020】発熱ベルト11は、図3に示すように、発
熱ベルト11を加熱する抵抗発熱体14を絶縁体層15
で挟んで平行四辺形に形成した発熱シート16により形
成されている。ここで、平行四辺形とは、長方形、正方
形以外の相対する2辺がそれぞれ平行な四角形をいう。
【0021】発熱シート16は、図4に示すように、円
筒状に丸められて、その両端16a、16bを、接着剤
17を介して突き合わせてつなぎ合わせられる。接着剤
17が硬化した後、図5に示すように、接着剤17の発
熱シート16の周面から突出している部分は、円筒状に
丸められた発熱シート16の周面と同一面になるように
研磨される。
【0022】円筒状に丸められ、接着剤17を研磨され
た発熱シート16は、図6に示すように、内周面に接着
剤を塗布された導電性を有するフッ素含有樹脂のチュー
ブ18に挿入され、発熱ベルト11が形成される。フッ
素含有樹脂としては、例えばテフロン(商品名)が挙げ
られる。発熱ベルト11の外周面に、導電性を有するフ
ッ素含有樹脂のチューブ18を設けると、転写紙P上の
トナーの発熱ベルト11への付着を低減できると同時
に、発熱ベルト11がトナーと逆電位に帯電されなくな
る。
【0023】発熱ベルト11を平行四辺形の発熱シート
16で形成すると、発熱シート16のつなぎ部が円筒状
の発熱シート16の母線に対して傾斜して形成され、長
方形、正方形の発熱シートで形成した場合に比べて、つ
なぎ部の接着面積が広くなり、その強度が増す。
【0024】上述の如く形成された発熱ベルト11の両
端部には、図1に示すように、抵抗発熱体14に接続さ
れた電極14aが設けられ、さらにその両端には、フラ
ンジ19の段部19aが挿入される。フランジ19の中
央には、軸26が軸受25を介して設けられている。発
熱ベルト11は、その両端をフランジ19の軸26に回
転自在に支持されていて、加圧ローラ12の回転により
従動回転する。
【0025】発熱ベルト11の両端部の電極14aに
は、給電ブラシ28がばね等の付勢手段により圧接して
配置されていて、発熱ベルト11には、発熱ベルト11
の温度を検出するサーミスタ29が設けられている。サ
ーミスタ29による温度情報は、図示しない制御手段に
入力され、制御手段が給電ブラシ28への通電を制御
し、発熱ベルト11の温度を所定の定着温度に保つ。
【0026】以下、上記構成による動作を簡単に説明す
る。露光光学装置5によって原稿の画像が、帯電チャー
ジャ4で表面を均一に帯電させられた感光体1の表面に
投影され、静電潜像が形成される。感光体1上の静電潜
像は、図示しないイレーサにより非画像部の電荷が消去
された後、現像装置6によりトナーを付着させられて可
視像が形成される。
【0027】一方、給紙装置20の給紙カセット21の
一方から一枚の転写紙Pが給紙され、搬送経路23に送
り出され、レジストローラ2に送られる。レジストロー
ラ2は、感光体1上の可視像と転写紙Pとが転写分離チ
ャージャ7で一致するタイミングをもって転写紙Pを転
写分離チャージャ7へ送り出す。転写分離チャージャ7
で画像を転写された転写紙Pは、定着装置8へ送られ
る。転写紙P上のトナーは、制御手段により所定の温度
に加熱された発熱ベルト11と加圧ローラ12との間に
挿入され、加熱定着された後、排紙部30に排出され
る。
【0028】画像が転写された転写紙Pが上定着ローラ
51に接触した際に、トナーは発熱ベルト11に付着し
ようとするが、発熱ベルト11に導電性のフッ素含有樹
脂のチューブ18が設けられているので、トナーの離型
性が良くなり、発熱ベルト11に付着しない。
【0029】転写紙Pの裏面にもコピーをとる(両面コ
ピー)場合には、転写紙Pは進路切替部材24によって
反転部へ案内され、それから再びレジストローラ2へと
搬送され、前述と同様の画像形成プロセスが繰り返され
る。
【0030】感光体1上に残ったトナーは、クリーニン
グユニット9により除去されてクリーニングされ次の作
像に備えられる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、抵抗発熱
体を有する発熱シートを円筒状に丸めて形成された発熱
ベルトの外周面に、フッ素含有樹脂のチューブが配さ
れ、発熱ベルトのつなぎ合わせ部の段差が低減されるの
で、良好な転写が行なえる。
【0032】請求項2記載の発明では、抵抗発熱体を有
する発熱シートを円筒状に丸めて、その両端を接着剤を
介して突合せ、接着剤の表面を発熱ベルトと同一面に研
磨された発熱ベルトの外周面に、フッ素含有樹脂層のチ
ューブが配され、発熱ベルトのつなぎ合わせ部の段差が
低減されるので良好な転写が行なえる。
【0033】請求項3記載の発明では、外周面に導電性
を有するフッ素含有樹脂のチューブが配されている発熱
ベルトのつなぎ合わせ部の段差が低減され、発熱ベルト
がトナーと逆電位に帯電されなくなるので、トナーが発
熱ベルトに付着しなくなり、良好な転写が行なえると同
時に、鮮明な画像が得られる。
【0034】請求項4記載の発明では、発熱ベルトを、
平行四辺形の発熱シートを円筒状に丸め、その両端のつ
なぎ部を発熱ベルトの母線に対して傾斜するように形成
したので、つなぎ部の剥がれが低減され、耐久性のある
定着装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す定着装置の一部分解斜
視図である。
【図2】図1に示す定着装置が適用される画像形成装置
の概略側面図である。
【図3】図1に示す定着装置の発熱ベルトを形成する発
熱シートを示す斜視図である。
【図4】図3に示す発熱シートを円筒状に丸めて接着し
た状態を示す斜視図である。
【図5】図4に示す円筒状に丸めた発熱シートの接着剤
を研磨した状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の発熱ベルトを示す斜視図である。
【符号の説明】
11 発熱ベルト 12 加圧ローラ 13 裏当て 14 抵抗発熱体 15 絶縁体層 16 発熱シート 17 接着剤 18 チューブ 19 フランジ 26 軸 27 ギア 28 給電ブラシ 29 サーミスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】抵抗発熱体を有する発熱シートを円筒状に
    丸めて形成した発熱ベルトを具備する定着装置であっ
    て、 上記発熱ベルトの外周面にフッ素含有樹脂のチューブを
    配したことを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】抵抗発熱体を有する発熱シートを円筒状に
    丸めて、その両端を接着剤を介して突き合わせて形成し
    た発熱ベルトを具備する定着装置であって、 上記接着剤の表面を、上記発熱ベルトの周面と同一面に
    研磨して、上記発熱ベルトの外周面にフッ素含有樹脂の
    チューブを配したことを特徴とする定着装置。
  3. 【請求項3】上記チューブは導電性を有することを特徴
    とする請求項1又は2記載の定着装置。
  4. 【請求項4】上記発熱シートは、円筒状に丸めて両端を
    つなぎ合わせられる時に、つなぎ部が発熱ベルトの母線
    に対して傾斜するように、その形状を平行四辺形に形成
    されていることを特徴とする請求項1又は2又は3記載
    の定着装置。
JP26647994A 1994-10-31 1994-10-31 定着装置 Pending JPH08129309A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1308778C (zh) * 2000-03-15 2007-04-04 富士施乐株式会社 定影装置
JP2008112047A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Ibiden Co Ltd ヒートローラ、定着装置及び画像形成装置
JP2012173465A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置
JP2013114130A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置及び画像形成装置
JP2014041186A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Konica Minolta Inc 定着装置および画像形成装置

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JP2008112047A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Ibiden Co Ltd ヒートローラ、定着装置及び画像形成装置
JP2012173465A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置および画像形成装置
JP2013114130A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置及び画像形成装置
JP2014041186A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Konica Minolta Inc 定着装置および画像形成装置

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