JP3587177B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、調理庫内でヒーターなどの加熱手段を用いて調理を行う加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の加熱調理器の構成を図にて説明する。図1は一般的な組み込み式加熱調理器の構成概略を示すものであり、調理用ヒーター1a、1bを内蔵した調理庫2と、調理庫2に出入自在に設置された受皿3と、受皿3内に載置された焼き網4と、調理庫2内と外気に通じる排気経路5と、排気経路5の途中に設置された触媒6と、触媒6に至る排気経路5に設置され触媒6を加熱する除煙ヒーター7と、排気経路5の触媒6の下流側に配設される除煙ファン8と、除煙ファン8を駆動するモーターよりなる構成の加熱調理器である。
【0003】
図9は、このような構成における、調理用ヒーター1a、1b、除煙ヒーター7、除煙ファン8の従来の制御方法である。すなわち従来は調理の開始と同時に調理用ヒーター1a、1b、除煙ヒーター7、除煙ファン8の全てに通電するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の構成の加熱調理器では、調理開始と同時に調理用ヒーター、除煙ヒーター、除煙ファンの全て同時に通電するようになっているため、触媒が十分に加熱され、空気が浄化できる温度に達する前に、調理庫内の煙やにおいを部屋中に排気してしまい、部屋の空気を汚してしまっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、調理開始時にある一定時間、除煙ヒーターのみに通電して触媒を浄化作用のはたらく温度まで加熱した後、調理用ヒーターを通電して調理物を加熱するようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明によれば、調理用ヒーターを内蔵した調理庫と、前記調理庫内に出入自在に設置された受皿と、前記受皿内に載置された焼き網と、前記調理庫内と外気に通じる排気経路と、前記排気経路の途中に設置された触媒と、前記触媒に至る排気経路に設置され前記触媒を加熱する除煙ヒーターと、前記排気経路の前記触媒の下流側に配設される除煙ファンと、前記焼き網の上部と下部に調理用ヒーターを備え、調理開始時に上部調理用ヒーターと除煙ヒーターに一定時間通電し、その後下部調理用ヒーター、除煙ファンに通電する制御を行うことにより、触媒の加熱と同時に調理庫の予熱もすることができ、触媒を浄化作用のはたらく温度まで加熱した後、調理用ヒーター、除煙ファンに通電して調理物を加熱し、触媒の浄化作用により煙や、においを十分に除去した後、排気することができ、かつ調理庫の予熱により短時間で調理ができ、調理物を外側は香ばしく、中はジューシーに仕上げることができる。
【0007】
請求項2記載の発明によれば、請求項1の構成において、調理開始時に除煙ヒーターと除煙ファンに一定時間通電し、この間の除煙ファンのモーターの回転数は通常の調理中の回転数より低回転で制御することにより、通気抵抗の大きな構成の触媒においても、除煙ヒーターに近い方だけ加熱され、触媒全体の温度分布が偏ることなく、触媒全体の温度上昇を素早くすることができ、触媒の浄化作用を十分に引き出すことができる。
【0008】
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2の構成において、排気経路途中の触媒と除煙ファンとの間にセンサを配設し、調理開始時に除煙ヒーターに通電し、前記センサが設定温度に達すると、調理用ヒーター、除煙ファンに通電する制御を行うことにより、触媒の取付け位置を選択することにより触媒全体の平均的な温度を知ることができ、その温度で調理用ヒーター、除煙ファンの制御のタイミングが効果的に選択できる。
【0009】
請求項4記載の発明によれば、請求項1から3のいずれか1項記載の構成において、調理庫内の温度を制御する庫内センサを前記調理庫内に配設し、前記庫内センサが設定された温度に達するまで、除煙ファンのモーターの回転数を通常の回転数より低回転で制御するもであり,庫内温度が十分な温度になるまで除煙ファンは低出力で運転するので庫内温度の上昇時間が短縮され、かつ触媒による浄化作用も効果的となる。
【0010】
【実施例】
(実施例1)
本発明の実施例1について図面を参照しながら説明する。図1は実施例1における加熱調理器の構成の概略を示すものである。調理用ヒーター1a、1bを内蔵した調理庫2と、調理庫2内に出入自在に設置された受皿3と、受皿3内に載置された焼き網4と、調理庫2内と外気に通じる排気経路5と、排気経路5の途中に設置された触媒6と、触媒6に至る排気経路5に設置され触媒6を加熱する除煙ヒーター7と、排気経路5の触媒6以降に配設される除煙ファン8と、除煙ファン8を駆動するモーター(図示せず)よりなる加熱調理器である。魚などの調理物は焼き網4の上に置かれ、調理用ヒーター1a、1bの輻射熱や対流熱によって加熱調理される。調理用ヒーター1aは魚の表面から、調理用ヒーター1bは魚の裏面から加熱を行い、魚の両面を同時に加熱調理し、裏返す手間を省き、短時間で調理することができる。
【0011】
加熱された魚からは、水や脂が出てくる。これらの水や脂は焼き網4の下に置かれている受皿3に受けられる。受皿3の温度が高くなると、受皿3に溜まっている水や脂の温度も上昇し、水蒸気や煙が発生する。特に両面焼き構成で焼き網4の下部に調理用ヒーター1bが設けられている場合は、受皿3の温度も上昇しやすいため、煙が発生しやすい。また、下部の調理用ヒーター1bに魚から垂れた水や脂が直接あたるときも、水蒸気や煙が発生する。
【0012】
このように発生した水蒸気や煙は、除煙ファン8を駆動するモーターによって駆動された除煙ファン8によって排気経路5より調理庫2から外気へ排気される。このとき、排気経路5途中にある触媒6によって、煙やにおいは浄化され、排気される。触媒は煙やにおいの素となる物質を酸化分解し、水と二酸化炭素に変える。また煙や、においの素となる物質を吸着する触媒もある。一般的な酸化触媒の主成分は白金とパラジウムである。このような触媒は常温では酸化分解作用はほとんど起こらなく、温度が上がるにつれて酸化分解作用が大きくなる。一般的にこの種の触媒の作用する温度は約300℃以上が適切と言われている。このため、触媒6の近傍には触媒6を加熱する除煙ヒーター7が設けられている。
【0013】
図2は、以上に説明したような加熱調理器をロースター10のユニットとして、組み込み式のクッキングヒーターに搭載した斜視図で、たとえばシステムキッチンのキャビネット11に組み込まれた状態で使用される。
【0014】
図3は、クッキングヒーター内部を説明する斜視図である。クッキングヒーターには、ロースター10のほかに天面に複数のコンロ部が設けられており、操作部14によりコンロ部、ロースター10を操作する。図3のコンロ部は、2口のIHコイル12と1口のラジエントヒーター13が組み込まれているものである。クッキングヒーター内部には、IHコイル12、ラジエントヒーター13、ロースター10を制御する制御基板15があり、制御基板15上のインバーター回路の発熱部品を冷却するために冷却ファンと冷却モーターが配設されている。
【0015】
図4は、本実施例の調理用ヒーター1a、1b、除煙ヒーター7と除煙ファンの制御方法を示す図である。
【0016】
ロースター10を使って調理する場合、魚を焼き網4の上に置き、調理庫2内にセットする。次に操作部14のキーを使ってロースター10の加熱をスタートさせる。このとき、まず除煙ヒーター7のみを先に通電して触媒6の温度を上昇させる。触媒6の作用する温度まで温度上昇させた後、調理用ヒーター1a、1b、除煙ファン8を駆動させ、魚の加熱と調理庫2からの排気を開始する。
【0017】
以上のような制御方法により、触媒6の温度を素早く上昇させることができ、調理スタート後の早い段階から触媒6の分解作用を引き出すことができる。また、触媒6の温度が上昇するまで除煙ファン8を停止させているため、浄化されていない調理庫2内の空気を調理庫2外へ排気することがなくなり、煙や、においで部屋の空気を汚すことがなくなる。特に、連続して調理を行う場合、2回目の調理開始時には1回目のときに出た脂や水が受皿3に溜まっていたり、調理庫2の内壁に付着しており、この状態で調理用ヒーター1a、1b、除煙ヒーター7、除煙ファン8を同時に駆動させスタートすると、余熱が残っているため、残留していた脂は加熱されやすく、すぐに煙を出すが、触媒6の温度上昇が不十分であるため、煙や、においが浄化される前に調理庫2外へ排気してしまう。このようなときでも、調理庫2外へ排気させないため、部屋の空気を汚すことを最小限に抑えることができる。
【0018】
そして、図5の加熱調理器の加熱方法に示すように調理用ヒーター1a、1b、除煙ヒーター7、除煙ファン8を制御する。調理開始時に除煙ヒーター7と上部調理用ヒーター1aをある一定時間通電し、触媒6の温度を上昇させる。触媒6の作用する温度まで温度上昇させた後、下部調理用ヒーター1b、除煙ファン8に通電し、魚の加熱と調理庫2からの排気を開始する。
【0019】
通常、調理庫2からの排気経路5の入口は調理庫2天面付近に設けられている。そのため、除煙ヒーター7と同時に上部調理用ヒーター1aを通電させることにより、触媒6の温度を除煙ヒーター7だけ通電させるより早く上昇させることができる。これにより、上下調理用ヒーター1a,1bの通電を開始する時間が早くなり、調理時間を短縮することができる。また、触媒6の加熱と同時に調理庫2内の予熱もすることができ、調理時間を短くすることができる。
【0020】
また、上下に設けられた調理用ヒーター1a、1bにおいて、上部調理用ヒーター1aを先に通電させることにより、受皿3の温度上昇を上下調理用ヒーター1a、1b同時に通電させる場合に比べて遅らせることができる。このため、受皿3に溜まった脂の温度を低く保つことができ、煙の発生を抑えることができる。このように煙の発生を遅らせている間に、触媒6の温度をさらに高温とさせることができるため、煙が発生しても十分に触媒6が酸化分解をすることができ、煙を十分に分解浄化して排気することができる。
【0021】
(実施例2)
本発明の実施例2について、図面を参照しながら説明する。図1に示す実施例1と同じ構成において、図6の加熱調理器の制御方法に示すように調理ヒーター、除煙ヒーター7、除煙ファン8を制御する。調理開始時に除煙ヒーター7と除煙ファン8に一定時間通電し、この間の除煙ファン8のモーターの出力は通常の調理中より低出力で制御する。その後、調理用ヒーター1a、1bを通電し、除煙ファン8のモーターの出力を定格に上げて、魚を加熱していく。
【0022】
通常、除煙ファン8のモーターの出力は一定となっており、モーターがONとなると、常に一定の回転数で除煙ファン8が回され、一定の風量の空気が循環していた。また、触媒の塗布される基材の形状は、触媒と煙中のにおい分子が触れる量を多くするために、できるだけ表面積を取る網状やハニカム状になっているのが一般的である。このような形状は通気抵抗が大きくなってしまう。このため、除煙ファン8を回して強制的に吸引することにより、通気抵抗の大きい触媒の中に煙を通過させて浄化させる。
【0023】
したがって、除煙ヒーター7だけを通電しても、除煙ファン8が回っていない状態では、熱の対流だけで触媒6の中を空気が通過することはかなり困難となる。触媒6の上流に設置された除煙ヒーター7により輻射熱で触媒6が加熱されても、除煙ヒーター7に近い方だけが早く熱くなる。形状の長いものや、基材の熱伝導が悪いものは、特に除煙ヒーター7に近い方と反対側の温度差が大きくなる。
【0024】
このような状態においても、除煙ファン8を通常の加熱時より低回転で駆動することにより、触媒6の中を温められた空気が通過しやすくなり、触媒6の温度が上昇しやすく、かつ触媒6全体の温度分布が良好になる。
【0025】
以上のように、触媒6の温度上昇を素早くすることができ、短時間で浄化作用できる温度まで達する事ができる。また、除煙ヒーター7に近い方と遠い方の温度差が小さくなり、触媒6全体の温度分布が良好となり、より広い範囲で触媒の浄化作用を引き出すことができる。
【0026】
(実施例3)
本発明の実施例3について、図面を参照しながら説明する。図7は本実施例の加熱調理器の構成を説明する図であり,実施例1とほぼ同じ構成であるが、異なる点は、排気経路途中の触媒ヒーターと除煙ファン8の間にセンサ16を取りつけたことである。センサ16の取り付け位置は、触媒6の入り口付近にすると、調理開始時に除煙ファン8が回っていない場合においても触媒6の代表温度を知ることができ、触媒6の中心付近にすると、触媒全体の平均的な温度を知ることができ、触媒6より下流にすると、触媒の最低温度を知ることができる。
【0027】
このセンサ16の設定温度により、前記の実施例1や実施例2のように調理用ヒーター1a、1b、除煙ヒーター7、除煙ファン8を制御する。実施例1のように制御する場合、調理開始時に除煙ヒーター7にまず通電し、温度センサ16が設定された温度、例えば300℃に達すると調理用ヒーター1a、1b、除煙ファン8に通電する。同様に、調理開始時に除煙ヒーター7、上部調理用ヒーター1aを通電し、センサの設定温度に達した後、下部調理用ヒーター1b、除煙ファン8に通電する。同様に実施例2の場合は、調理開始時に除煙ヒーター7、除煙ファン8に通電し、この間の除煙ファン8のモーターの出力は通常加熱時よりも低出力で通電し、センサの設定温度に達した後、調理用ヒーター1a、1b、除煙ファン8に通常加熱状態で通電する。
【0028】
以上のような構成、制御により、常に触媒6の正確な温度を知ることができ、触媒6を浄化作用のできる温度以上に保つことができ、煙や、においによる部屋の空気の汚れを防止できる。また、連続で調理を行う場合において、においが調理庫2内に残っていたり、受皿3に脂が溜まっていたり、調理庫2壁面に脂が付着していて、すぐに加熱されやすく煙や、においが出やすい状態においても、触媒6を高温にしてから排気することができるので、部屋の空気の汚れを最低限に抑えることができる。
【0029】
(実施例4)
本発明の実施例4について図面を参照しながら説明する。図8は本実施例の加熱調理器の制御方法を示す図であり,構成は実施例1と同じ構成である。一般的に、調理庫内部の温度を制御するために調理庫周囲には少なくとも1つの庫内センサ9が設けられている。この庫内センサ9の温度を見ることにより、調理用ヒーター1a、1aの出力が調節され、調理庫2内が約300℃に温度制御されている。
【0030】
調理物、例えば魚を焼く場合、まず魚の表面の水分が蒸発し、表面が乾燥した状態で内部が加熱されていく。皮が破けるまでは加熱により温度の上昇した水分や脂は皮の内部に保たれる。しかし、さらに温度が上昇して、内部の圧力に耐えられなくなって皮が破裂する。その後、破裂した箇所から水や脂が垂れてくる。このようにして魚から垂れた水や油が下部の調理用ヒーター1bに滴下したり、受皿3に溜まることによって煙が発生する。したがって、魚の皮が破けるまでは煙の発生はほとんどない。
【0031】
このように煙の発生する時期は調理開始からしばらく経ってからであるため、調理開始時にまず除煙ヒーター7を通電し、触媒6の温度を上昇させ、酸化作用する温度まで温度上昇させた後、調理用ヒーター1a、1b、除煙ファン8に通電し、魚の加熱と調理庫2からの排気を開始する。このときの除煙ファン8のモーターの出力は通常の加熱時より低出力とし、調理庫2内温度が煙の発生しはじめる温度(約170℃)に達するとモーターの出力を通常の定格出力にあげる。
【0032】
以上のような構成、制御により、煙が発生するまで除煙ファン8の回転数を抑えることができ、調理庫2内の温度を早く上昇させることができ、調理物を外は香ばしく、中はジューシーに焼くことができる。また、連続で調理を行う場合において、においが調理庫2内に残っていたり、受皿3に脂が溜まっていたり、調理庫2壁面に脂が付着していて、すぐに加熱されやすく煙や、においが出やすい状態においても、煙が発生するまで低回転で除煙ファン8を回しているため、部屋の空気の汚れを最低限に抑えることができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明によれば、調理開始時に除煙ヒーターに一定時間通電し、その後調理用ヒーター、除煙ファンに通電するように制御を行うことにより、触媒を酸化分解作用のはたらく温度まで加熱した後、調理用ヒーター、除煙ファンに通電して調理物を加熱することができ、触媒の浄化作用により煙や、においを十分に除去した後、調理庫外へ排気することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における加熱調理器の構成を説明する断面図
【図2】本発明の実施例1における加熱調理器をクッキングヒーターに組み込んだ斜視図
【図3】本発明の実施例1における加熱調理器を組み込んだクッキングヒーターの斜視図
【図4】本発明の実施例1における加熱調理器の制御方法を示す図
【図5】本発明の実施例1における加熱調理器の制御方法を示す図
【図6】本発明の実施例2における加熱調理器の制御方法を説明する図
【図7】本発明の実施例3における加熱調理器の制御方法を説明する図
【図8】本発明の実施例4における加熱調理器の制御方法を説明する図
【符号の説明】
1a 上部調理用ヒーター
1b 下部調理用ヒーター
2 調理庫
3 受皿
4 焼き網
5 排気経路
6 触媒
7 除煙ヒーター
8 除煙ファン
9 庫内センサ
16 センサ
Claims (4)
- 調理用ヒーターを内蔵した調理庫と、前記調理庫内に出入自在に設置された受皿と、前記受皿内に載置された焼き網と、前記調理庫内と外気に通じる排気経路と、前記排気経路の途中に設置された触媒と、前記触媒に至る排気経路に設置され前記触媒を加熱する除煙ヒーターと、前記排気経路の前記触媒の下流側に配設される除煙ファンと、前記焼き網の上部と下部に調理用ヒーターを備え、調理開始時に前記上部調理用ヒーターと前記除煙ヒーターに一定時間通電し、その後前記下部調理用ヒーター、除煙ファンに通電する制御を行う加熱調理器。
- 調理開始時に除煙ヒーターと除煙ファンに一定時間通電し、この間の前記除煙ファンのモーター回転数は通常調理中の回転数より低回転で制御する請求項1に記載の加熱調理器。
- 排気経路途中の触媒ヒーターと除煙ファンとの間にセンサを配設し、調理開始時に除煙ヒーターに通電し、前記センサが設定温度に達すると、調理用ヒーター、前記除煙ファンに通電する制御を行う請求項1または2に記載の加熱調理器。
- 調理庫内の温度を制御する庫内センサを前記調理庫内に配設し、前記庫内センサが設定された温度に達するまで、除煙ファンのモーターの回転数を通常の回転数より低回転で制御する請求項1から3のいずれか1項記載の加熱調理器。
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