JP2001252200A - フィッシュロースター - Google Patents

フィッシュロースター

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JP2001252200A
JP2001252200A JP2000070968A JP2000070968A JP2001252200A JP 2001252200 A JP2001252200 A JP 2001252200A JP 2000070968 A JP2000070968 A JP 2000070968A JP 2000070968 A JP2000070968 A JP 2000070968A JP 2001252200 A JP2001252200 A JP 2001252200A
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JP
Japan
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cooking
opening
exhaust passage
fish roaster
fish
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Pending
Application number
JP2000070968A
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English (en)
Inventor
Akihiro Ishidoya
明博 石戸谷
Tsuyoshi Jogan
強 成願
Masami Nakamura
正己 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発酵物の付いた物や、食パン等、加熱の際に
アルコール等を多量に発生させる食材を加熱した際に発
生する煙や臭いを、排気通路に設けられた浄化装置を通
過せぬようにし、刺激臭の発生を回避する。 【解決手段】 調理庫1内と、外気を連絡する排気通路
17に浄化装置12を設けたフィッシュロースターにお
いて、前記浄化装置12に至る前に、排気通路17を開
閉する開閉シャッター18を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、調理庫内に入れた
食材を上部発熱体により片面づつ焼くか又は上下発熱体
により上下両面から焼くフィッシュロースターに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフィッシュロースターに
おいて、食材の加熱により発生する煙や臭いを軽減する
方法として、酸化反応促進触媒体よりなる浄化装置を調
理庫の上部や後部に設置したり、又は調理庫と外気を連
絡する排気通路の途中に設け、更に排気通路に排気ファ
ンを連結して強制排気するものがあった。(特公昭63
−51009号公報、特開平1−219426号公報、
特開平9−322859号公報、特開平9−32286
1号公報他)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の酸化反応促
進触媒体よりなる浄化装置では、調理庫内に、みそや醤
油等の発酵物が付いている食材や、食パン等アルコール
分が多く含まれている食材を入れて加熱すると、高温に
なるに従って触媒通過ガスの酸化反応率が高まり、食材
より発生する煙や臭いを無色、無臭の二酸化炭素や水蒸
気に浄化してくれるが、低温時は酸化反応促進触媒体の
効率が落ち、触媒通過ガスが不完全な酸化反応をし、ア
セトアルデヒド等の刺激臭が発生して、使用者に不快感
を与えるという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明では、食材を加熱した際に発生する煙や臭い
が排気通路に設けられた浄化装置を通過せぬよう、開閉
シャッターを設けて刺激臭の発生を回避したフィッシュ
ロースターを提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1では、食材を加
熱調理する調理庫と、食材を載せる焼き網と、少なくと
も焼き網より上に位置する上部発熱体と、調理庫内と外
気を連絡する排気通路と、この排気通路に設けられた浄
化装置と、浄化装置を加熱する触媒ヒータと、排気通路
に連結した排気ファンと、調理庫内の温度を検出する温
度検出手段と、上部発熱体、触媒ヒータ及び排気ファン
の制御を行う制御手段と、焼き網を載せて食材から発生
した脂等を溜める受け皿を有するフィッシュロースター
において、前記浄化装置に至る前に、排気通路を開閉す
る開閉シャッターを設けたものである。
【0006】また、請求項2では、開閉シャッターを食
材に発酵物の付いたものや、パンを加熱する際には閉じ
るものである。
【0007】さらに請求項3では、開閉シャッターを調
理メニュー設定手段に電気的に接続し、調理メニュー設
定に応じて開閉シャッターを開閉するものである。
【0008】これよって、本発明は、煙や臭いが浄化装
置を通過するときに不完全酸化反応を起こして刺激臭を
発生するのを解消できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0010】図1及び図2において、1は前面が開口し
た箱形の調理庫で、周囲が外郭13で覆われ、内部に上
部発熱体2、下部発熱体3、後記する酸化反応促進触媒
体を加熱する触媒ヒータ4、サーミスタ等の温度検出手
段5を有している。
【0011】6は外郭13の前面に配置した調理メニュ
ー設定手段、7は制御手段、8はトレーであり、受け皿
9、焼き網15、ハンドル10、ドアガラス11により
構成されている。
【0012】12は酸化反応促進触媒体よりなる浄化装
置で、調理庫1から外郭13の背面に開口した排気口1
4に至る排気通路17の調理庫1側に配置され、この浄
化装置12と排気口14の間に調理庫1の煙を強制排気
する排気ファン16を備えている。
【0013】18は開閉シャッターで、浄化装置12に
至る前の排気通路17の入口に動作機構(図示せず)を
介して開閉可能に設置されており、調理メニュー設定手
段6の特定の食材に電気的に接続されて特定の調理メニ
ュー設定の際に開閉するようになっている。
【0014】図3は、この調理メニュー設定手段6の操
作部であり、表示部6a、自動調理部6b、6c、6
d、6e、6f、6g、6h、6i、脱臭6j、手動調
理部6k、スタートスイッチ6m、取消スイッチ6nに
より構成されている。
【0015】また、自動調理部6b〜6iは丸身の魚等
の自動メニュースイッチで、焼き加減スイッチ6pとで
設定でき、焼き加減スイッチ6pは使用者の好みにより
焼き加減を強・中・弱の3段階に切り換えることができ
る。
【0016】手動調理部6kは△(up)、▽(dow
n)のタイマーセットスイッチ6qと、両面焼きと上火
焼きを切り換えるヒーター切り換えスイッチ6rとで構
成されている。
【0017】図4(a)は通常の焼き物の自動調理にお
ける通電パターン図を示し、この調理時には開閉シャッ
ター18は開かれている。
【0018】また(b)は、みそ、醤油等の発酵物の付
いた物や、食パンの加熱メニュのー自動調理における通
電パターン図を示し、開閉シャッター18は閉じてい
る。
【0019】次に本発明の一実施例の動作について説明
する。
【0020】まず、トレー8に焼き網15を乗せ、その
上に魚等の食材を載せて調理庫1内に挿入し、その後、
調理メニュー設定手段6の自動調理部6b〜6jからど
れかスイッチを押し、好みにより焼き加減スイッチ6p
を押して焼き加減の強・中・弱を選択する。
【0021】続いてスタートスイッチ6mを押すと調理
が開始される。このとき、みそ、醤油等の発酵物の付い
た物や、トースト6g(食パン)の加熱メニュー以外の
ものは、開閉シャッター18の動作機構(図示せず)と
連動していないので、開閉シャッター18は開放された
ままである。
【0022】調理がスタートすると、表示部6aは自動
調理中を表す表示状態となり、まず触媒ヒータ4と排気
ファン16に通電され、触媒ヒータ4により予め浄化装
置12を時間t2加熱して速やかに浄化機能発揮温度に到
達させ、このときの温度検出手段5の検知温度(通常は
室温とほぼ一致する)を初期温度として制御手段7のマ
イコンにてメモリーする。
【0023】続いて下部発熱体3が通電されて発熱し、
調理庫1内の温度を上昇させるとともに魚等の食材を加
熱して、裏面に適度な焦げ目を付ける。
【0024】次に、下部発熱体3の通電を停止して、上
部発熱体2に通電し、魚等の食材の表面に焦げ目を付け
る。
【0025】その後、上部発熱体2の通電を停止して、
再び下部発熱体3に通電し、魚等の食材の裏面に付着し
た肉汁及び油を焼上げ、仕上げをよくする。
【0026】最後に表示部6aの残時間表示が0になっ
たとき、下部発熱体3の通電を停止し、ブザー(図示せ
ず)を鳴動して使用者に調理終了を報知する。
【0027】上記動作において、予め触媒ヒータ4によ
り浄化用装置12を時間t2加熱するとともに、調理庫1
内の温度を安定させるので、浄化装置12が浄化機能発
揮温度に到達しており、前回使用した際に上部発熱体2
と下部発熱体3に付着した被加熱物の汚れ(肉汁や脂)
がほとんどを無色無臭の二酸化炭素と水蒸気に変換され
て排気通路17を通して排気口14から排出され、使用
者に不快感を与えない。
【0028】次に、みそ、醤油等の発酵物の付いた物
や、トースト6g(食パン)の加熱メニューを調理する
場合には、調理そのものは上記と同じであるが、浄化装
置12が十分高温になっていないと、食材から発生した
アルコール類が不完全酸化反応を起こし、刺激臭(アセ
トアルデヒド等)を発生してしまうので、開閉シャッタ
ー18は閉じており、従って刺激臭の発生はなく、使用
者に不快感を与えることがない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば発
酵物(みそ、醤油)の付いた物や、食パン等で加熱の際
アルコール等を多量に発生させ、空気浄化用触媒で完全
に無色無臭の二酸化炭素と水蒸気に酸化反応出来ず、不
完全な酸化反応により刺激臭(アセトアルデヒド等)を
作成してしまうプロセスを開閉シャッターを設け、これ
を開閉動作させることにより刺激臭発生を回避せしめ、
使用者に不快感を与えないフィッシュロースターを提供
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明の縦断面図である。
【図3】本発明の調理メニュー設定手段の説明図であ
る。
【図4】(a)(b)は、本発明の通電パターンであ
る。
【符号の説明】
1 調理庫 2 上部発熱体 4 触媒ヒータ 5 温度設定手段 7 制御手段 12 浄化装置 16 排気ファン 17 排気通路 18 開閉シャッター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食材を加熱調理する調理庫(1)と、食
    材を載せる焼き網(15)と、少なくとも焼き網(1
    5)より上に位置する上部発熱体(2)と、調理庫
    (1)内と外気を連絡する排気通路(17)と、この排
    気通路(17)に設けられた浄化装置(12)と、浄化
    装置(12)を加熱する触媒ヒータ(4)と、排気通路
    (17)に連結した排気ファン(16)と、調理庫
    (1)内の温度を検出する温度検出手段(5)と、上部
    発熱体(2)、触媒ヒータ(4)及び排気ファン(1
    6)の制御を行う制御手段(7)と、焼き網(15)を
    載せて食材から発生した脂等を溜める受け皿(9)を有
    するフィッシュロースターにおいて、前記浄化装置(1
    2)に至る前に、排気通路(17)を開閉する開閉シャ
    ッター(18)を設けたことを特徴とするフィッシュロ
    ースター。
  2. 【請求項2】 開閉シャッター(18)を食材に発酵物
    の付いたものや、パンを加熱する際には、閉じることを
    特徴とする請求項1記載のフィッシュロースター。
  3. 【請求項3】 開閉シャッター(18)を調理メニュー
    設定手段(6)に電気的に接続し、この調理メニュー設
    定手段(6)の調理メニュー設定に応じて開閉シャッタ
    ー(18)を開閉することを特徴とする請求項1記載の
    フィッシュロースター。
JP2000070968A 2000-03-09 2000-03-09 フィッシュロースター Pending JP2001252200A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011005097A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器
JP2011237172A (ja) * 2011-07-25 2011-11-24 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2012013239A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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