JP2790458B2 - 加熱調理装置 - Google Patents
加熱調理装置Info
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- JP2790458B2 JP2790458B2 JP63046246A JP4624688A JP2790458B2 JP 2790458 B2 JP2790458 B2 JP 2790458B2 JP 63046246 A JP63046246 A JP 63046246A JP 4624688 A JP4624688 A JP 4624688A JP 2790458 B2 JP2790458 B2 JP 2790458B2
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- heating
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食品をヒータ等により加熱調理を行う加熱調
理装置に関するものであり、特に魚や肉を調理するグリ
ル調理装置の発明である。
理装置に関するものであり、特に魚や肉を調理するグリ
ル調理装置の発明である。
従来の技術 一般に従来の加熱調理装置は、第5図に示すように加
熱室1の上下にそれぞれ電熱装置(例えば面状ヒータ)
2a・2bが設置されている。加熱室1の前面には食品3を
出し入れするための扉4が設けられている。電熱装置2a
・2bは制御装置5により制御コントロールされる。食品
3は魚や肉料理の場合加熱室1の棚(図示せず)に挿入
されたオーブン用ホーロー皿6の上に載置台7を置きそ
の上に乗せられて調理される。これは食品3を電熱装置
2aにできるだけ近づけるためであり、また食品3から調
理中に出る油や汗をホーロー皿6で受けるためである。
調理中に出る水蒸気8や煙,熱せられた加熱室1内の空
気は排気孔9から加熱室1の外に出て、さらに排気ガイ
ド10を通して装置外に自然排気される。
熱室1の上下にそれぞれ電熱装置(例えば面状ヒータ)
2a・2bが設置されている。加熱室1の前面には食品3を
出し入れするための扉4が設けられている。電熱装置2a
・2bは制御装置5により制御コントロールされる。食品
3は魚や肉料理の場合加熱室1の棚(図示せず)に挿入
されたオーブン用ホーロー皿6の上に載置台7を置きそ
の上に乗せられて調理される。これは食品3を電熱装置
2aにできるだけ近づけるためであり、また食品3から調
理中に出る油や汗をホーロー皿6で受けるためである。
調理中に出る水蒸気8や煙,熱せられた加熱室1内の空
気は排気孔9から加熱室1の外に出て、さらに排気ガイ
ド10を通して装置外に自然排気される。
発明が解決しようとする課題 ところが、このような構成の加熱調理装置においては
魚や肉を調理する場合、加熱室1内に水蒸気8が溜ま
り、うまく調理することができなかった。
魚や肉を調理する場合、加熱室1内に水蒸気8が溜ま
り、うまく調理することができなかった。
食品3から発生する水蒸気8は加熱室1内の熱せられ
た空気とともに排気孔9から排気ガイド10を通して装置
の外へ自然排気されるが、排気孔9は大きくすると加熱
室1内の温度が下がりやすく、高温が必要なオーブン料
理ができないため一般に大きくあけることができない。
そのため、水蒸気8は加熱室1の中に充満する。この状
態で魚や肉を調理すると蒸し焼きのようになり、カリッ
とした香ばしい焼け方にならず、焦げ目もあまりつかな
い。このように電熱装置付電子レンジ(いわゆるオーブ
ン電子レンジ)等の加熱調理装置においては、魚や肉の
調理に関して低い評価しかうけていなかった。
た空気とともに排気孔9から排気ガイド10を通して装置
の外へ自然排気されるが、排気孔9は大きくすると加熱
室1内の温度が下がりやすく、高温が必要なオーブン料
理ができないため一般に大きくあけることができない。
そのため、水蒸気8は加熱室1の中に充満する。この状
態で魚や肉を調理すると蒸し焼きのようになり、カリッ
とした香ばしい焼け方にならず、焦げ目もあまりつかな
い。このように電熱装置付電子レンジ(いわゆるオーブ
ン電子レンジ)等の加熱調理装置においては、魚や肉の
調理に関して低い評価しかうけていなかった。
また魚や肉を調理した後に油・煙・においが加熱室1
内に残り、使用者に不快感を与え、そうじの手間がかか
るという欠点も有していた。
内に残り、使用者に不快感を与え、そうじの手間がかか
るという欠点も有していた。
本発明はこのような従来の問題点を解消するものであ
り、簡単な構成で魚や肉がうまく調理でき、かつ清潔で
掃除のしやすい加熱調理装置を提供するものである。
り、簡単な構成で魚や肉がうまく調理でき、かつ清潔で
掃除のしやすい加熱調理装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明の加熱調理装置は、加熱室の外に加熱室内の空
気を排気孔から強制的に排気する排気ファンモータを設
け、調理中に動作させることにより食品から発生する水
蒸気・油・煙が加熱室内に溜まらない構成となってい
る。また排気ファンモータの吸引速度を0m/s〜2m/sまで
変化できる構成なのでいろいろなメニューに対応ができ
る。また新しい空気の加熱室内への吸気を加熱室前面と
扉の隙間から行う構成なので効率よく食品から発生する
水蒸気を取り除くことができる。さらに食品を吸気孔と
排気孔の間の空気の排気経路の途中に載置する構成とし
たため、効率よく食品から発生する水蒸気を除去でき
る。
気を排気孔から強制的に排気する排気ファンモータを設
け、調理中に動作させることにより食品から発生する水
蒸気・油・煙が加熱室内に溜まらない構成となってい
る。また排気ファンモータの吸引速度を0m/s〜2m/sまで
変化できる構成なのでいろいろなメニューに対応ができ
る。また新しい空気の加熱室内への吸気を加熱室前面と
扉の隙間から行う構成なので効率よく食品から発生する
水蒸気を取り除くことができる。さらに食品を吸気孔と
排気孔の間の空気の排気経路の途中に載置する構成とし
たため、効率よく食品から発生する水蒸気を除去でき
る。
作 用 魚や肉を焼く場合、よく「強火の遠火で焼け」と言わ
れるがこれは、食品の回りの雰囲気を上げずに強い炎か
ら出る輻射熱によって焼くとおいしく焼けるからである
と解釈される。この理由は雰囲気を上げると魚や肉の内
部の温度が上昇してしまい、魚の汁や肉汁が蒸発してし
まいパサついたうま味のない焼け具合となるためであ
る。強火の輻射熱で食品の表面だけを焦がし、内部はう
ま味をのがさない程度の温度に押さえておくのが魚や肉
の理想的な焼き方である。
れるがこれは、食品の回りの雰囲気を上げずに強い炎か
ら出る輻射熱によって焼くとおいしく焼けるからである
と解釈される。この理由は雰囲気を上げると魚や肉の内
部の温度が上昇してしまい、魚の汁や肉汁が蒸発してし
まいパサついたうま味のない焼け具合となるためであ
る。強火の輻射熱で食品の表面だけを焦がし、内部はう
ま味をのがさない程度の温度に押さえておくのが魚や肉
の理想的な焼き方である。
ところが従来のオーブン電子レンジ等の加熱調理装置
においては、魚や肉のグリル調理においては、発生する
水蒸気や油・煙が排気されにくい構造であるために、水
蒸気が加熱室内に溜まり、うまく調理が出来なかった。
水蒸気が溜まると電熱装置からの輻射熱が水蒸気に吸収
されてしまい、食品の回りの雰囲気を上げるだけで焦げ
目をつけるまでに至らなかった。その結果、魚や肉の内
部はうま味のない乾燥した出来となり、表面は蒸し焼き
にしたような焦げ目の薄いものとなった。全体の評価と
してはかなり低いものとなっていた。
においては、魚や肉のグリル調理においては、発生する
水蒸気や油・煙が排気されにくい構造であるために、水
蒸気が加熱室内に溜まり、うまく調理が出来なかった。
水蒸気が溜まると電熱装置からの輻射熱が水蒸気に吸収
されてしまい、食品の回りの雰囲気を上げるだけで焦げ
目をつけるまでに至らなかった。その結果、魚や肉の内
部はうま味のない乾燥した出来となり、表面は蒸し焼き
にしたような焦げ目の薄いものとなった。全体の評価と
してはかなり低いものとなっていた。
本発明の加熱調理装置は、食品から発生する水蒸気を
加熱室の外に設けられた排気ファンモータにより吸い出
す構成とし、さらに食品を空気の排気経路の途中に載置
する構成としたために、ほぼ理想に近い魚や肉の調理が
可能となった。調理中に排気ファンモータを動作させる
ことにより、食品から発生した水蒸気・油・煙は速やか
に加熱室外へ排気され、加熱室内は常に乾いた空気で満
たされる。このため食品の表面は電熱装置の輻射熱を水
蒸気に吸収されることなく高温となりよく焦げることに
なる。
加熱室の外に設けられた排気ファンモータにより吸い出
す構成とし、さらに食品を空気の排気経路の途中に載置
する構成としたために、ほぼ理想に近い魚や肉の調理が
可能となった。調理中に排気ファンモータを動作させる
ことにより、食品から発生した水蒸気・油・煙は速やか
に加熱室外へ排気され、加熱室内は常に乾いた空気で満
たされる。このため食品の表面は電熱装置の輻射熱を水
蒸気に吸収されることなく高温となりよく焦げることに
なる。
また加熱室内の熱い空気を吸い出すので、排気ファン
モータの吸引速度を適当に調節すれば、食品の雰囲気を
ある一定の温度に保つことができ、うま味をのがさずに
調理することが可能である。この場合、電熱装置の給電
を継続しながら加熱室の温度を調節する必要がないの
で、電熱装置から輻射熱を減らすことなく調理ができ
る。したがって短時間で効率の良い調理となる。
モータの吸引速度を適当に調節すれば、食品の雰囲気を
ある一定の温度に保つことができ、うま味をのがさずに
調理することが可能である。この場合、電熱装置の給電
を継続しながら加熱室の温度を調節する必要がないの
で、電熱装置から輻射熱を減らすことなく調理ができ
る。したがって短時間で効率の良い調理となる。
さらに、排気ファンモータの吸引速度をメニューによ
って変えてやれば、それぞれのメニューの調理に適した
雰囲気温度と排気速度の関係を得ることができる。例え
ば、肉を焼く場合は魚を焼く場合よりも、食品の雰囲気
温度は低くしなければならず、また吸引速度は大きいも
のが必要である。肉は魚に比べて火の通りがよく、内部
をミディアムの状態で残すには雰囲気温度を150℃〜200
℃に押さえ表面をすばやく焦がさなければならない。こ
のため大きな排気ファンモータの吸引速度が必要であ
る。
って変えてやれば、それぞれのメニューの調理に適した
雰囲気温度と排気速度の関係を得ることができる。例え
ば、肉を焼く場合は魚を焼く場合よりも、食品の雰囲気
温度は低くしなければならず、また吸引速度は大きいも
のが必要である。肉は魚に比べて火の通りがよく、内部
をミディアムの状態で残すには雰囲気温度を150℃〜200
℃に押さえ表面をすばやく焦がさなければならない。こ
のため大きな排気ファンモータの吸引速度が必要であ
る。
加熱室内の排気を効率よく行うには、加熱室内への新
しい空気の吸気も効率よく行う必要がある。本発明は吸
気を加熱室前面と扉の隙間から行なっている。扉の周囲
から吸気が行えるので吸気面積を広く取ることができ、
また扉の周囲の広い範囲から吸気するので、加熱室内の
すみずみまで換気ができる。部分的に水蒸気が溜まると
いった悪影響がおこらない。また扉を斜めに取り付け、
構造上最も安価に加熱室前面と扉の隙間を得ている。
しい空気の吸気も効率よく行う必要がある。本発明は吸
気を加熱室前面と扉の隙間から行なっている。扉の周囲
から吸気が行えるので吸気面積を広く取ることができ、
また扉の周囲の広い範囲から吸気するので、加熱室内の
すみずみまで換気ができる。部分的に水蒸気が溜まると
いった悪影響がおこらない。また扉を斜めに取り付け、
構造上最も安価に加熱室前面と扉の隙間を得ている。
排気の風の流れを考えると、吸気孔(本発明の場合扉
の周囲)から加熱室内に流れ込み、排気孔から吸い出さ
れる調理物はこの排気経路の途中に位置するのが最も効
率よく水蒸気が排気される。
の周囲)から加熱室内に流れ込み、排気孔から吸い出さ
れる調理物はこの排気経路の途中に位置するのが最も効
率よく水蒸気が排気される。
強制的に排気を行うと、加熱室内の壁面などに油や汁
などのごみが付着しにくく、衛生面・掃除のし安さ・使
い勝手の面でも効果がある。
などのごみが付着しにくく、衛生面・掃除のし安さ・使
い勝手の面でも効果がある。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すように、加熱室1の上下にそれぞれ電熱
装置(例えば面状ヒータ)2a・2bが設置されている。加
熱室1の前面には食品3を出し入れするための扉4が設
けられている。扉4は斜めに取り付けられ、加熱室1の
前面との間に吸気孔11を形成している。外気にはこの吸
気孔11から加熱室1の中に吸気される。電熱装置2a・2b
は制御装置5により制御コントロールされる。食品3な
魚や肉料理の場合加熱室1の棚に挿入されたオーブン用
ホーロー皿6の上に載置台7を置きその上に乗せられて
調理される。排気ガイド10の中には排気ファンモータ13
が設置されている。排気ファンモータ13は調理中に動作
して、食品3から出る水蒸気8・油・煙を排気孔9から
排気する。
装置(例えば面状ヒータ)2a・2bが設置されている。加
熱室1の前面には食品3を出し入れするための扉4が設
けられている。扉4は斜めに取り付けられ、加熱室1の
前面との間に吸気孔11を形成している。外気にはこの吸
気孔11から加熱室1の中に吸気される。電熱装置2a・2b
は制御装置5により制御コントロールされる。食品3な
魚や肉料理の場合加熱室1の棚に挿入されたオーブン用
ホーロー皿6の上に載置台7を置きその上に乗せられて
調理される。排気ガイド10の中には排気ファンモータ13
が設置されている。排気ファンモータ13は調理中に動作
して、食品3から出る水蒸気8・油・煙を排気孔9から
排気する。
第2図は本発明の平面断面図である。加熱室1の前面
と扉4の隙間で形成された吸気孔11は加熱室1の前面に
広く、均等に位置しているため、外気12は加熱室1内に
かたよりなく吸引される。加熱室1に入った外気11は、
食品3から発生する水蒸気8と混ざり排気孔9から加熱
室1の外に排気される。食品3は外気12の排気経路の途
中に位置させることにより、効率よく水蒸気8は排気さ
れる。
と扉4の隙間で形成された吸気孔11は加熱室1の前面に
広く、均等に位置しているため、外気12は加熱室1内に
かたよりなく吸引される。加熱室1に入った外気11は、
食品3から発生する水蒸気8と混ざり排気孔9から加熱
室1の外に排気される。食品3は外気12の排気経路の途
中に位置させることにより、効率よく水蒸気8は排気さ
れる。
第3図は本発明の調理選択スイッチを図示する。排気
ファンモータ13を積極的に利用するのは、おもにグリル
調理関係で、メニュー名で言えば肉グリル14・魚グリル
15である。他にハンバーグ等の料理にも用いられる。肉
グリル14は魚グリル15よりも排気ファンモータ13の吸引
速度は速く(肉グリル……2m/s,魚グリル……1.2m/s)
している。肉は火の通りがよく雰囲気温度を下げて焼く
必要があるからである。このように排気ファンモータ13
の吸引速度を変えることにより食品3の調理中の雰囲気
温度を調節できる。この利点は、電熱装置2への給電を
止めないで行なえる点で、電熱装置2から出る輻射熱を
減らすことなく雰囲気だけ温度を下げられる。このため
短時間で効率よく肉・魚の表面を焦がすことができるの
である。
ファンモータ13を積極的に利用するのは、おもにグリル
調理関係で、メニュー名で言えば肉グリル14・魚グリル
15である。他にハンバーグ等の料理にも用いられる。肉
グリル14は魚グリル15よりも排気ファンモータ13の吸引
速度は速く(肉グリル……2m/s,魚グリル……1.2m/s)
している。肉は火の通りがよく雰囲気温度を下げて焼く
必要があるからである。このように排気ファンモータ13
の吸引速度を変えることにより食品3の調理中の雰囲気
温度を調節できる。この利点は、電熱装置2への給電を
止めないで行なえる点で、電熱装置2から出る輻射熱を
減らすことなく雰囲気だけ温度を下げられる。このため
短時間で効率よく肉・魚の表面を焦がすことができるの
である。
第4図に魚の調理時の魚の表面温度と排気ファンモー
タ13の吸引速度の関係を示す図である。吸引速度が1m/s
付近で表面温度が最高となる。これは魚から出る水蒸気
が吸引速度1m/sで最も効率よく除去され、輻射熱が魚に
最も吸引されたことを示す。吸引速度を2m/sまで上げる
と表面温度が下がってくるのは雰囲気温度が下がりすぎ
るためである。
タ13の吸引速度の関係を示す図である。吸引速度が1m/s
付近で表面温度が最高となる。これは魚から出る水蒸気
が吸引速度1m/sで最も効率よく除去され、輻射熱が魚に
最も吸引されたことを示す。吸引速度を2m/sまで上げる
と表面温度が下がってくるのは雰囲気温度が下がりすぎ
るためである。
発明の効果 以上のように、本発明の加熱調理装置は、排気ファン
モータにより加熱室内の空気を強制的に排気する構成と
したため、次のような数多くの効果をもたらすものであ
る。
モータにより加熱室内の空気を強制的に排気する構成と
したため、次のような数多くの効果をもたらすものであ
る。
(1) 魚・肉などのグリル料理において、中身のうま
味を残したまま表面をカリッと香ばしく焦がすことがで
きる。
味を残したまま表面をカリッと香ばしく焦がすことがで
きる。
(2) 電熱装置への給電を断続することなく、加熱室
内の雰囲気温度を調節できるので、効率よく短時間に調
理できる。
内の雰囲気温度を調節できるので、効率よく短時間に調
理できる。
(3) メニューごとに適した排気ファンモータの吸引
速度と加熱室の雰囲気温度を選択できる。
速度と加熱室の雰囲気温度を選択できる。
(4) 強制的に排気するので加熱室内に水蒸気・油・
煙等が残りにくく清潔である。
煙等が残りにくく清潔である。
(5) 油の付着が少いので掃除が簡単である。
(6) 扉を加熱室開口に対し斜めに設けて吸気のため
の隙間を形成することにより、吸気のための孔等をわざ
わざ設けなくても良く、かつ吸気の加熱室内でのむらが
なくなり、料理もうまく行える。
の隙間を形成することにより、吸気のための孔等をわざ
わざ設けなくても良く、かつ吸気の加熱室内でのむらが
なくなり、料理もうまく行える。
第1図は本発明の一実施例を示す側面断面図、第2図は
同装置の平面断面図、第3図は同装置の調理選択スイッ
チを示す正面図、第4図は同装置の魚を焼いた場合の表
面温度と排気ファンモータの吸引速度との関係を示す特
性図、第5図は従来の加熱調理装置を示す側面断面図で
ある。 1……加熱室、2……電熱装置、4……扉、5……制御
装置、7……載置台、9……排気孔、11……吸気孔、13
……排気ファンモータ。
同装置の平面断面図、第3図は同装置の調理選択スイッ
チを示す正面図、第4図は同装置の魚を焼いた場合の表
面温度と排気ファンモータの吸引速度との関係を示す特
性図、第5図は従来の加熱調理装置を示す側面断面図で
ある。 1……加熱室、2……電熱装置、4……扉、5……制御
装置、7……載置台、9……排気孔、11……吸気孔、13
……排気ファンモータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関野 信夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 渡辺 賢治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 田中 雅史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭49−25542(JP,A) 特開 昭53−129348(JP,A) 実開 昭51−132648(JP,U) 実公 昭45−5590(JP,Y1)
Claims (3)
- 【請求項1】食品を収納する加熱室と、前記加熱室の前
面に取付けられた扉と、前記食品を電熱加熱するための
電熱装置と、前記食品を載置するための載置台と、前記
加熱室と前記扉との間に設けられた吸気孔と、前記加熱
室内の空気を排気するための前記扉と対応する後壁面上
部に設けられた排気孔と、前記加熱室外に設けられ前記
加熱室内の空気を強制的に排気させる排気ファンモータ
を有し、前記ファンモータは、前記食品の調理中に動作
し、強制的に前記加熱室内の空気を前記排気孔より前記
加熱室外へ排気する構成とした加熱調理装置。 - 【請求項2】食品を収納する加熱室と、前記加熱室の前
面に取付けられた扉と前記食品を電熱加熱するための電
熱装置と、前記食品を載置するための載置台と、前記加
熱室と前記扉との間に設けられた吸気孔と、前記加熱室
内の空気を排気するための前記扉と対応する後壁面上部
に設けられた排気孔と、前記加熱室外に設けられ前記加
熱室内の空気を強制的に排気させる排気ファンモータ
と、前記電熱装置及び前記排気ファンモータを制御コン
トロールする制御装置と、数種類の調理選択スイッチを
有し、前記ファンモータは、前記食品の調理中に動作
し、強制的に前記加熱室内の空気を前記排気孔より前記
加熱室外へ排気する構成であり、また前記制御部は前記
調理選択スイッチの選択により、前記排気ファンモータ
の吸引速度を連続的もしくは段階的に可変する構成とし
た加熱調理装置。 - 【請求項3】食品を収納する加熱室と、前記食品を電熱
加熱するための電熱装置と、前記加熱室の前面に取付け
られた扉と、前記食品を載置するための載置台と、前記
加熱室と前記扉との間に設けられた吸気孔と、前記加熱
室内の空気を排気するための前記扉と対応する後壁面上
部に設けられた排気孔と、前記加熱室外に設けられ前記
加熱室内の空気を強制的に排気させる排気ファンモータ
を有し、前記ファンモータは、前記食品の調理中に動作
し、強制的に前記加熱室内の空気を前記排気孔より前記
加熱室外へ排気する構成とし、前記吸気孔は扉の下側と
加熱室前面との間に隙間を設け、前記扉の上側と加熱室
前面との間には隙間を生じない様に前記扉を前記加熱室
の開口に対し斜めに設置する構成とした加熱調理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63046246A JP2790458B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 加熱調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63046246A JP2790458B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 加熱調理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01219421A JPH01219421A (ja) | 1989-09-01 |
JP2790458B2 true JP2790458B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=12741793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63046246A Expired - Lifetime JP2790458B2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 加熱調理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2790458B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI20065798A0 (fi) * | 2006-12-13 | 2006-12-13 | Steris Europe Inc | Menetelmä ja laite sterilointiin |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS455590Y1 (ja) * | 1966-02-14 | 1970-03-17 | ||
JPS4925542A (ja) * | 1972-07-03 | 1974-03-07 | ||
JPS5931653B2 (ja) * | 1977-04-18 | 1984-08-03 | 株式会社日立ホームテック | 高周波加熱装置 |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP63046246A patent/JP2790458B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01219421A (ja) | 1989-09-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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