JP3586188B2 - 乗車券発行方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、乗車券発行方法に係り、特に、インターネットを利用して申し込んだ購入情報に基づいて乗車券を発行する乗車券発行方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電鉄会社が運営する鉄道などの交通機関では、定期券は、電鉄会社の各駅に設置されている窓口で販売されている。このように、鉄道などの交通機関を利用する場合、利用者は、定期券を直接駅の窓口で購入する必要がある。このため、利用者は、定期券の購入する場合、場所および時間の制約を受けて不便なことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上述した問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、場所や時間の制約を受けることなく確実に乗車券を発行することができ、重複発売を防止することが可能であるとともに、利用者に対するサービス性を向上することが可能な乗車券発行方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、
請求項1に記載の乗車券発行方法は、
予約登録された有効期間を含む乗車券の予約発売データに基づく乗車券の発行において、予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときこの変更にかかわらず有効終了日を設定登録された終了日とするか、または予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときに登録される有効期間に基づいて有効終了日を有効期間終了月の月末日とするかの日数調整の設定をしておき、
乗車券の予約発売を申し込む際に確定された予約発売データに含まれるすべての内容に基づいて乗車券の発行が可能であるか否かを確認し、
前記予約発売データに含まれる乗車券の有効開始日を変更可能である場合に、発売可能な開始日の一覧を表示して前記予約発売データの有効開始日の変更入力を検知し、
発売可能な開始日の一覧からいずれかの開始日が選択される前記有効開始日の変更入力を検知したとき、前記設定に基づいて有効期間の終了日を前記予約発売データの終了日に合わせるように日数調整するか、または、有効期間終了月の月末日に合わせるように日数調整するかを判断し、
変更内容に基づいて乗車券の発行が可能である場合に、変更した内容を含む前記予約発売データに基づいて乗車券を発行する、
ことを特徴とする。
【0005】
請求項2に記載の乗車券発行方法は、
予約登録された有効期間を含む乗車券の予約発売データに基づく乗車券の発行において、予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときこの変更にかかわらず有効終了日を設定登録された終了日とするか、または予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときに登録される有効期間に基づいて有効終了日を有効期間終了月の月末日とするかの日数調整の設定をしておき、
乗車券の予約発売を申し込む際に確定された予約発売データに含まれるすべての内容に基づいて乗車券の発行が可能であるか否かを確認し、
前記予約発売データに含まれる乗車券の有効開始日が過去日である場合に、前記予約発売データの有効開始日の変更を促す旨のメッセージを表示するとともに発売可能な開始日の一覧を表示して前記予約発売データの有効開始日の変更入力を検知し、
発売可能な開始日の一覧からいずれかの開始日が選択される前記有効開始日の変更入力を検知したとき、前記設定に基づいて有効期間の終了日を前記予約発売データの終了日に合わせるように日数調整するか、または、有効期間終了月の月末日に合わせるように日数調整するかを判断し、
変更内容に基づいて乗車券の発行が可能である場合に、変更した内容を含む前記予約発売データに基づいて乗車券を発行する、
ことを特徴とする。
【0006】
請求項3に記載の乗車券発行方法は、
予約登録された有効期間を含む乗車券の予約発売データに基づく乗車券の発行において、予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときこの変更にかかわらず有効終了日を設定登録された終了日とするか、または予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときに登録される有効期間に基づいて有効終了日を有効期間終了月の月末日とするかの日数調整の設定をしておき、
乗車券の予約発売を申し込む際に確定された予約発売データに含まれるすべての内容に基づいて乗車券の発行が可能であるか否かを確認し、
前記予約発売データに含まれる乗車券の有効開始日が過去日である場合に、前記予約発売データの有効開始日の変更を促す旨のメッセージを表示するとともに発売可能な開始日の一覧を表示して前記予約発売データの有効開始日の変更入力を検知し、
発売可能な開始日の一覧からいずれかの開始日が選択される前記有効開始日の変更入力を検知したとき、前記設定に基づいて有効期間の終了日を前記予約発売データの終了日に合わせるように日数調整するか、または、有効期間終了月の月末日に合わせるように日数調整するかを判断し、
有効期間の終了日を前記予約発売データの終了日に合わせるように日数調整すると判断した時には、前記予約発売データの終了日を有効期間の終了日として設定し、
有効期間の終了日を有効期間終了月の月末日に合わせるように日数調整すると判断したときには、前記予約発売データの有効期間の指定を促す旨のメッセージを表示するとともに有効期間の一覧を表示し、
有効期間の一覧からいずれかの有効期間が選択される有効期間の指定を受け付けたとき、選択された有効期間終了月の月末日を有効期間の終了日に合わせるように日数調整を行い、
変更内容に基づいて乗車券の発行が可能である場合に、変更した内容を含む前記予約発売データに基づいて乗車券を発行する、
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の乗車券発行方法、例えば定期券発行方法の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0008】
図1は、この発明の実施の形態に係わる乗車券購入システムの概略構成を示す図である。このシステムは、公衆回線を介してサーバ(プロバイダ)1、電鉄会社サーバ(ホストコンピュータ)2、端末(ユーザPC)3、発券端末(汎用端末)4などが接続されている。なお、以下の説明において、乗車券とは、定期乗車券(定期券)、特急乗車券(特急券)、普通乗車券、連絡乗車券、SFカード(ストアードフェアカード)、座席指定券、周遊券などの鉄道の乗降に利用される券である。
【0009】
サーバ1は、ユーザPC3と公衆回線を介して接続され、公衆回線を介して接続されたユーザPC3をインターネットに接続させる。ホストコンピュータ2は、公衆回線を介して汎用端末4に接続するとともに、公衆回線を介してインターネットに接続する。また、ホストコンピュータ2は、専用回線を介して自動改札機5、自動精算機6、券売機7、定期券発行機8、継続定期券発行機9などの駅務機器に接続されている。
【0010】
ユーザPC3は、サーバ1によりインターネットに接続でき、このインターネットを経由してホストコンピュータ2が開設しているホームページにアクセスできるようになっている。発券端末(汎用端末)4は、コンビニエンスストア等に設置され、公衆回線を介してホストコンピュータ2に接続するようになっている。
【0011】
サーバ1は、制御部11、メモリ12、表示部13、操作部14、通信インターフェース(通信I/F)15などから構成されている。制御部11は、サーバ1の全体を制御するものである。メモリ12は、種々のデータを記憶する。表示部13は、種々の情報を表示する。操作部14は、種々の情報の入力を受け付ける。通信インターフェース15は、インターネット接続する際に用いられる。
【0012】
ホストコンピュータ2は、制御部21、メモリ22、表示部23、操作部24、通信インターフェース(通信I/F)25、発券部26などから構成されている。このホストコンピュータ2は、電鉄会社等の券購入システムを提供する会社などが運用するものであり、インターネット上にホームページを提供したり、コンビニエンスストア等に設置される汎用端末4との通信を行うようになっている。
【0013】
制御部21は、ホストコンピュータ2の全体を制御するものである。メモリ22は、種々のデータを記憶するものである。このメモリ22は、顧客データとしてのデータベース22aを有する。表示部23は、ホストコンピュータ2における操作案内、ホストコンピュータ2に接続される各駅務機器の動作状況などを表示する。操作部24は、ホストコンピュータ2の種々の操作を受け付ける。通信インターフェース25は、公衆回線を介してインターネットに接続するとともに、汎用端末に接続する。発券部26は、乗車券を発券する。
【0014】
データベース22aには、利用者ごとに定期券の利用内容(住所、氏名、電話番号、年齢、性別、有効区間、有効期間、および定期券のID番号等)のデータが利用者に対応して記録されている。また、データベース22aには、クレジットカードやデビットカード等の個人情報(住所、氏名、電話番号、年齢、性別、およびクレジットカードのID番号等)が記録されるようにしても良いし、この購入システムの利用を希望する利用者の個人情報(住所、氏名、電話番号、年齢、性別、および利用者ごとに与えられるID番号等)が予め登録されるようにしても良い。
【0015】
ユーザPC3は、制御部31、メモリ32、表示部33、操作部34、通信インターフェース(通信I/F)35、プリンタ36などから構成されている。
【0016】
制御部31は、ユーザPC3の全体を制御するものである。メモリ32は、接続した際にダウンロードされる制御プログラムが記憶される。表示部33は、種々の操作案内を表示し、ホームページによる入力画面や提供される情報サービスの内容などを表示する。操作部34は、キーボードやマウスなどにより構成され、種々の情報の入力を受け付ける。通信インターフェース35は、公衆回線を介してサーバ1に接続するものであり、サーバ1を介してインターネットに接続する。プリンタ36は、印刷データを印刷するものであり、後述する予約票などを印刷する。
【0017】
汎用端末4は、制御部41、メモリ42、表示部43、操作部44、通信インターフェース(通信I/F)45、発券部46、金額処理部47、係員キースイッチ47などから構成されている。
【0018】
制御部41は、汎用端末4の全体を制御するものである。メモリ42は、種々の制御データなどを記憶するものであり、ホストコンピュータ2からダウンロードされる制御プログラムを記憶する。表示部43および操作部44は、タッチパネル内臓の液晶表示装置により構成され、種々の情報を表示するとともに種々の情報の入力を受け付ける。通信インターフェース45は、公衆回線を介してホストコンピュータ2に接続する。発券部46は、乗車券を発券する。金額処理部47は、図示しない受入口に投入される金額を処理するものである。
【0019】
係員キースイッチ48は、汎用端末4の筐体に設けられ、係員が管理する係員キーにより汎用端末4の電源の投入および切断を行うものである。この係員キースイッチ48では、係員キーが挿入された際に電源が投入され、係員キーが抜かれた際に電源が切断される。
【0020】
図2は、ホストコンピュータ2に接続される自動改札機5、自動精算機6、券売機7、定期券発行機8、および継続定期券発売機9の概略構成を示すブロック図である。
【0021】
ここで、乗車券は、無線カード(無線式記録媒体)、接触式ICカード、あるいは磁気式の磁気カードなどの記録媒体で構成され、電気的又は磁気的に乗車券情報が記録される。
【0022】
自動改札機5は、乗車券に記録されている乗車券情報を読取り、その記録内容により通過の可否を判定し、改札処理を行うものである。
【0023】
この自動改札機5は、自動改札機5全体を制御するとともに、利用者の通行の可否を判断などを行う制御部51、乗車券に記録されている乗車券情報を読取る読取部52、乗車券に情報を書込む書込部53、乗車券の券面に文字などを印刷する印刷部54、通行が不可と判断された利用者の通行を阻止するドアを制御するドア制御部55、運賃などの情報が記憶されている記憶部56、利用者に案内を表示する表示部57、ホストコンピュータ2との通信を行う通信部58から構成されている。制御部51は、タイマ51aを有している。
【0024】
自動精算機6は、乗車券の有効区間外の駅で乗車券に記録されている乗車券情報を読取り、読取った記録内容により精算処理を行うものである。
【0025】
この自動精算機6は、自動精算機6の全体を制御するとともに、精算金額の判断なとを行う制御部61、乗車券の記録内容を読取る読取部62、乗車券に情報を書込む書込部63、乗車券の券面に文字などを印刷する印刷部64、利用者が投入する紙幣や硬貨などの金額を処理する金額処理部65、運賃などが記憶されている記憶部66、利用者に案内などが表示される表示部67、ホストコンピュータ2との通信を行う通信部68から構成されている。
【0026】
発売機7は、利用者の操作により乗車券を発行するものである。
【0027】
この券売機7は、券売機7の全体を制御するとともに、種々の判断を行う制御部71、新しい定期券(新券)の発行処理を行う発券機構部73、利用者が投入する紙幣や硬貨などの金額を処理する金額処理部74、運賃などが記憶されている記憶部75、液晶表示装置などで構成され、利用者への案内などが表示される表示部76、この表示部76としての液晶表示装置に内蔵されるタッチパネルなどで構成され、利用者により購入金額などが指示される操作部77、ホストコンピュータ2との通信を行う通信部78から構成されている。操作部77には、予め購入が申込まれている乗車券の購入を指示する購入ボタン77aが有している。
【0028】
定期券発行機8は、利用者の申し出により、係員の操作により新規に定期券を作成して利用者に発行したり、利用者の所持する定期券の記録内容を読取って、その定期券に対する払戻処理を行う。
【0029】
この定期券発行機8は、定期券発行機8の全体を制御するとともに、種々の判断を行う制御部81、利用者が自筆で記入した定期券の購入申し込み書、あるいは後述する予約票の文字情報、バーコード等の記載内容を光学的に読み取る読取部82、無線カードなどのように、利用者が所持している定期券の記録内容を更新する場合に乗車券の記録内容を書き換る書込部83、新規に定期券の発行処理を行う発券機構部84、利用者からの紙幣や硬貨などの金額を処理する金額処理部85、運賃などが記憶されている記憶部86、液晶表示装置などで構成され、係員への案内などが表示される表示部87、この表示部87としての液晶表示装置に内蔵されるタッチパネルなどで構成され、係員により種々の操作が指示される操作部88、ホストコンピュータ2との通信を行う通信部89から構成されている。また、制御部81は、上記読取部82で文字情報を読み取った際に文字認識したり、上記読取部82でバーコードを読み取った際にコード情報を判別する機能を有している。
【0030】
継続定期券発売機9は、利用者の操作により継続定期券を発行するもので、利用者の所持している定期券に記録されている定期券情報を読取り、その読取内容に基づいて新たな定期券を発行する。
【0031】
この継続定期券発売機9は、継続定期券発売機9の全体を制御するとともに、種々の判断を行う制御部91、利用者が所持している定期券の記録内容を読取る読取部92、利用者が提示する定期券の記録内容を書き換える書込部93、新規に定期券の発行処理を行う発券機構部94、利用者が投入する紙幣や硬貨などの金額を処理する金額処理部95、運賃などが記憶されている記憶部96、液晶表示装置などで構成され、利用者への案内などが表示される表示部97、この表示部97としての液晶表示装置に内蔵されるタッチパネルなどで構成され、利用者により種々の操作が指示される操作部98、ホストコンピュータ2との通信を行う通信部99から構成されている。
【0032】
なお、読取部52、62、82、92、および書込部53、63、72、93は、乗車券として利用される記録媒体の種類に対応して、無線カードの場合、無線カードとの無線通信を行う無線通信部で構成され、接触式のICカードあるいは磁気券の場合、読取ヘッドおよび書込ヘッドで構成される。
【0033】
上記のように構成される乗車券購入システムにおける乗車券の購入動作について説明する。
【0034】
図3は、この乗車券購入システムにおいて乗車券の購入を申込む際の全体の流れを説明するためのフローチャートである。
【0035】
まず、利用者は、ユーザPC3を利用し、サーバ(プロバイダ)1を介してインターネットに接続する。利用者は、インターネットを経由して、電鉄会社のホストコンピュータ2にアクセスする。電鉄会社のホストコンピュータ2は、一般利用者向けの乗車券の購入申し込み用のページを開設している(ST1)。
【0036】
この乗車券の購入申し込み用のページ上で、利用者は、まず、個人情報を入力する(ST2)。この入力された個人情報により、ホストコンピュータ2が利用者を承認すると、乗車券の購入が許可される。この乗車券の購入が許可された利用者は、ユーザPC3により購入情報を入力する(ST3)。この際、ホストコンピュータ2は、利用者に対して種々の案内サービスを提供する(ST4)。
【0037】
利用者が購入内容を確定すると(ST5)、ホストコンピュータ2は、受付番号等の予約情報(発行情報)を発行し、この発行した予約情報に対応させて利用者が入力した購入情報(購入内容)をメモリ22に記憶する。そして、ホストコンピュータ2は、発行した予約情報をユーザPC3に送信する。これにより、利用者には、乗車券の購入申し込みを行ったことを示す予約情報が提供される(ST6)。その後、利用者は、この予約情報を提示することにより乗車券の受取りと料金の支払いを行う。
【0038】
図4は、購入が申込まれた乗車券の料金の徴収および発行に関する動作の概要を説明するためのフローチャートである。
【0039】
利用者は、上記受付番号等の予約情報を提示することにより電鉄会社の駅に設置される券売機7、定期券発行機8、継続定期券発行機9、あるいはコンビニエンスストアなどに設置される汎用端末4で乗車券を購入する。
【0040】
例えば、継続定期券発行機9では、利用者からの受付番号などの予約情報が与えられると、専用回線を介して電鉄会社のホストコンピュータ2に接続し、ホストコンピュータ2からの予約情報に対応する購入情報を受信する。継続定期券発行機9は、ホストコンピュータ2から受信した購入情報に基づいて料金の徴収、および乗車券の発行を行う。以下の説明では、継続定期券発行機9による料金の徴収および発行の動作について説明するが、券売機7、定期券発行機8、あるいは汎用端末4においても同様な動作で料金の徴収および発行が行われる。
【0041】
すなわち、利用者は、継続定期券発行機9にて、購入を申し込んだ乗車券の予約情報を提示する(ST11)。この利用者から提示された予約情報は、専用回線を介してホストコンピュータ2へ送信される。
【0042】
ホストコンピュータ2は、送信された予約情報に基づいてメモリ22から購入情報を検索し、この検索した購入情報を予約情報の送信元の継続定期券発行機9へ返信する。このホストコンピュータ2から購入情報を受信した継続定期券発行機9は、購入情報を表示部97に表示させることにより利用者に案内する(ST12)。
【0043】
利用者は、表示された購入情報を再確認し(ST13)、料金の支払いを行う(ST14)。継続定期券発行機9は、表示した購入情報が確認されると、利用者から図示しない受入れ口に投入される金額を金額処理部95により処理することにより料金の徴収を行う。この料金が過不足なく行われると、継続定期券発行機9は、発券機構部94により乗車券の発行処理を行う(ST15)。
【0044】
次に、図3に示すような乗車券の購入申し込みの各ステップについて詳細に説明する。
【0045】
(購入予約システムの提供)
まず、乗車券の購入申し込みにおける購入予約システムの提供(ST1)について詳細に説明する。
【0046】
上記のような構成において、購入予約システムは、一般の利用者がインターネットに接続可能なパーソナルコンピュータ(ユーザPC3)等によりアクセスされる電鉄会社等が運営するホームページで提供される。また、コンビニエンスストアなどの駅以外の場所に設置される汎用端末4にて、購入予約システムが提供されるようにしても良い。
【0047】
まず、利用者がインターネットを利用して乗車券の購入申し込みを行う場合、購入の申し込みは、電鉄会社が運営するホームページで行われる。電鉄会社が運営するホームページのトップページには、乗車券の購入予約を行うページにリンクする項目が設けられる。このトップページに設けられる項目には、定期券の購入、特急乗車券の購入、座席指定券の購入、その他の乗車券の購入などがある。これらの項目から利用者が所望の項目を選択すると、選択した項目に対応する乗車券の購入申し込みが行えるようになっている。
【0048】
例えば、定期券の購入申し込みを行う場合、利用者は、上記ような項目から定期券の購入を選択する。すると、ホストコンピュータ2は、ユーザPC3に定期券の購入を行う画面、例えば図5に示すような定期券購入情報の入力画面を表示させる。
【0049】
なお、この購入予約システムでは、定期券の購入申し込みを行う場合、購入予約の受付期間を現行の定期券の発売の2週間より長くし、2週間前まではキャンセル可能として、サービス向上を図るようにしても良い。また、座席指定券などの券の購入申し込みを行う場合、予約可能な期間を旅行代理店で予約できる期間と同じ期間とし、キャンセルに対する料金も同様にする。
【0050】
また、コンビニエンスストアなどに設置される汎用端末4で乗車券を販売する場合、利用者あるいは係員の操作により汎用端末4は、公衆回線を介して電鉄会社のホストコンピュータ2に接続する。この汎用端末4が接続されたホストコンピュータ2は、接続先の汎用端末4に乗車券の購入を行う制御プログラムをダウンロードする。
【0051】
汎用端末4は、ホストコンピュータ2からダウンロードされる制御プログラムをメモリ42に記録して制御プログラムをインストールする。汎用端末4は、このインストールされた制御プログラムに基づいて、乗車券の販売を行う。
【0052】
上記のように、乗車券の購入申し込み、つまり購入予約は、利用者が自宅のパーソナルコンピュータ2などを用いて、インターネット経由で電鉄会社などのホームページで提供される。
【0053】
また、自宅にインターネット接続可能なパーソナルコンピュータを持っていないユーザなどに対しては、コンビニエンスストアなどの駅以外の場所に設置される端末機器にて、乗車券の購入申し込みが可能なサービスが提供される。
【0054】
(個人情報の入力)
次に、乗車券の購入申し込みにおける個人情報の入力(ST2)に関する動作について説明する。
【0055】
この個人情報は、ホストコンピュータ2のデータベース22aに登録され、乗車券の購入申し込みを行う利用者を特定するとともに、利用者による入力操作を簡略化するために用いられる。ここでは、データベース22aには、現在利用されている定期券、および有効期限切れから所定の期間までの定期券を所持する利用者の個人情報が記録されているものとする。
【0056】
例えば、新規に定期券の購入申し込みを行う場合、ホストコンピュータ2は、有効期限が切れてから所定の期間内の定期券を所有していれる利用者であれば、その定期券のID番号を入力させる。ホストコンピュータ2は、利用者により入力されたID番号により個人情報を検索する。ホストコンピュータ2は、個人情報が検索されると、個人情報に基づいて利用者の確認を行い、本人であることが確認できれば、ユーザPC3の表示部33に個人情報を表示させる。これにより、利用者の個人情報の入力動作を簡略化させることができる。
【0057】
また、定期券を所有していない場合であっても、本人の確認が確実にできれば、クレジットカード等の個人情報のデータベースを用いて、クレジットカード等のID番号から個人情報を検索するようにしても良い。
【0058】
また、継続定期券の購入申し込みを行う場合、現在所持している定期券のID番号を入力することにより前回の購入データから個人情報が検索できる。この場合、個人情報には、現在使用中の定期券の有効期間、乗車区間などの情報も記録されている。
【0059】
上記のように、現在定期券を所持している利用者、あるいは有効期限切れから所定の期間内の定期券を所持する利用者は、定期券などの乗車券の購入申し込みを行う場合、データベース22aから個人情報を検索した後、本人であることが確認できれば、データベース22aに記録している個人情報を利用することができる。
【0060】
これにより、個人情報がホストコンピュータ2のデータベース22aに登録されている利用者には、その個人情報を利用して入力操作を簡略化させることができる。
【0061】
また、学生割引を利用する場合、学校名、生徒番号等の入力をさせる。これにより、利用者が学生であることを確認でき、学生割引の不正利用の防止を図ることもできる。また、学校名と生徒番号に対応して定期券の発行の有無を個人情報として記録しておくことにより重複して学生割引の定期券を発行することを防止できる。
【0062】
このように、購入者の個人情報は、データベースに登録されている情報に基づいて入力が簡略化され、図5に示した購入者の個人情報の表示枠110に表示される。また、新規に乗車券を購入する場合などデータベースに個人情報が登録されていない場合には、購入者の個人情報は、図5に示したユーザPC3などを介して個人情報の表示枠110の各欄に順に入力される。
【0063】
(購入情報の入力、案内サービスの提供)
次に、乗車券の購入申し込みにおける購入情報の入力(ST3)および案内サービスの提供(ST4)について説明する。
【0064】
案内サービスの提供は、購入情報の入力時に行われる。例えば、新規に乗車券を購入する場合、以下のような案内サービスの提供が可能である。
(1)出発地および到着地の入力による、経路、料金の表示
(2)定期券の区間、経路、期間の入力による、料金の表示
(3)乗車区間、日付の入力による、列車の案内、指定席の空席情報などの表示
(4)乗車区間、日付の入力による、割引情報、イベント情報、広告等の表示
(5)目的地の入力(イベント会場、テーマパーク名等)による下車駅の自動選択
上記(1)では、例えば、利用者がユーザPC3の操作部34、あるいは汎用端末4の操作部44にて出発地と到着地を入力した際に、ホストコンピュータ2が、経路の候補を判断し、それらの経路候補と料金とを表示部33あるいは表示部43に表示させる。
【0065】
上記(2)では、定期券の購入する利用者がユーザPC3の操作部34、あるいは汎用端末4の操作部44にて乗車区間、経路、および期間を入力した際に、ホストコンピュータ2が、乗車区間、経路、および期間に基づいて料金を判断し、表示部33あるいは表示部43に表示させる。
【0066】
上記(3)では、利用者がユーザPC3の操作部34、あるいは汎用端末4の操作部44にて乗車区間、および乗車する日付を入力した際に、ホストコンピュータ2が、乗車可能な列車情報、および指定席の空席状況を判断し、それらの情報を表示部33あるいは表示部43に表示させる。
【0067】
上記(4)では、利用者がユーザPC3の操作部34、あるいは汎用端末4の操作部44にて乗車区間、および乗車する日付を入力した際に、ホストコンピュータ2が、提供可能な割引情報、イベント情報、および広告等を判断し、それらの情報を表示部33あるいは表示部43に表示させる。
【0068】
上記(5)では、利用者がユーザPC3の操作部34、あるいは汎用端末4の操作部44にて目的地として駅以外のイベント会場、テーマパークなどの施設名を入力した際に、ホストコンピュータ2が、入力された施設名に行く場合に便利な下車駅名あるいは下車駅の候補を判断し、それらの情報を表示部33あるいは表示部43に表示させる。
【0069】
また、継続定期券を購入する場合、乗車区間が確定しているため、有効期間に対応する料金一覧を提供する。この際に、イベント情報、あるいは広告などの情報を提供するようにしても良い。
【0070】
また、個人情報に基づいて区間を自動的に選定するようにしても良い。例えば、本人の住所と、学校名あるいは勤務先の住所とから、自動的に定期区間を選定する処理を行う。
【0071】
この場合、ホストコンピュータ2は、本人の住所から最寄駅を選定するとともに、学校名あるいは勤務先の住所から最寄駅を選定し、定期区間としての発駅名、着駅名、及び経由駅名をユーザPC3の表示部33に表示させる。この表示された発駅名、着駅名、及び経由駅名等は、利用者により修正できるようにする。
【0072】
これにより、発駅名、着駅名、及び経由駅名等の入力が簡略化できる。
【0073】
次に、購入情報の入力と案内サービスの提供の一例として新規な定期券の購入を申込む際の入力動作について説明する。
【0074】
図6は、定期券を購入する際の購入情報の入力画面の表示例を示す。図6に示すように、定期券を購入する際の購入情報の入力画面には、案内表示枠100、利用者個人が所有する暗証番号の入力枠101、定期券の発駅名の入力枠102、定期券の発駅名の入力枠103、経由駅名の入力枠104、105、106、使用開始日の入力枠107、有効期間の入力枠108、料金の表示枠109、氏名、住所、年齢、電話番号等の個人情報の表示枠110、確定キー111、および取消しキー112が表示される。
【0075】
案内表示枠100には、利用者に対する操作案内などが表示される。入力枠101には、利用者個人が所有する暗証番号が入力される。定期券の発駅名の入力枠102は、定期券の乗車区間の発駅名が入力される。定期券の着駅名の入力枠103は、定期券の乗車区間の着駅名が入力される。経由駅名の入力枠104、105、106には、経由駅名が入力される。使用開始日の入力枠107には、定期券の使用開始日が入力される。有効期間の入力枠108には、定期券の有効期間が入力される。料金の表示枠109には、乗車区間と有効期間とに応じた料金が表示される。個人情報の表示枠110には、購入者の氏名、住所、電話番号、年齢、性別が表示される。
【0076】
次に、上記のような画面により購入情報を入力する際の動作について説明する。なお、ここでは、先のステップST2において購入者の個人情報の入力が完了しているものとし、図5に示した個人情報の表示枠110には、入力が完了した購入者の個人情報が表示されているものとする。
【0077】
すなわち、利用者が個人情報を入力した際、ユーザPC3の表示部33には、図6に示すような購入情報の入力画面が表示される。この購入情報の入力画面の案内表示枠100には、「暗証番号を入力して下さい」という旨の案内が表示される。この状態において、利用者は、暗証番号入力枠101に暗証番号を入力する。
【0078】
続いて、案内表示枠100には、「発駅名を入力して下さい」という案内が表示される。利用者は、この案内に従って発駅名を入力する。発駅名が入力されると、案内表示枠100には、「着駅名を入力して下さい」という案内が表示される。
【0079】
続いて、これらの操作により、発駅および着駅名が入力されると、制御部31は、発駅および着駅に基づいて、利用可能な経由の候補を判断し、路線名および経由駅の候補を選出する。
【0080】
これにより、制御部31は、選出した経由としての路線名、および経由駅の候補を全て表示するとともに、案内表示枠100に「経由を選択して下さい」という案内を表示する。ここで、表示される経由候補は、乗換がない場合には路線名のみを表示し、乗換がある場合には路線名とともに駅名を経由候補として表示する。
【0081】
利用者は、表示された経由候補から路線名、あるいは経由駅名を選択入力する。そして、制御部31は、選択された経由を経由名の入力枠104に表示する。この際、経由が複数ある場合、複数の経由が選択入力され、入力枠104、105へ順次表示される。
【0082】
経由が選択されると、制御部31は、案内表示枠100に有効期間を入力する旨の案内を表示する。この案内表示に従って、利用者は、使用開始日の入力枠107に定期券の使用開始日を入力し、有効期間の入力枠108に定期券の有効期間を入力する。定期券の有効期間は、例えば、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月のいずれかである。
【0083】
続いて、制御部31は、定期券の区間、経由、および有効期間に基づいて料金を算出する。これにより、料金が算出されると、制御部31は、料金の表示枠109に算出した料金を表示するとともに、案内表示枠100に「ご購入内容を確認し、よろしければ「確定」キー、取り消す場合には「取消し」キーを選択して下さい」という案内を表示する。
【0084】
この表示に応じて利用者が確定キー111を選択すると、制御部31は、購入内容をホストコンピュータ2へ送信する。ホストコンピュータ2は、送信された購入内容を購入情報としてメモリ22に記憶し、定期券の購入の申し込みを受け付ける。
【0085】
また、利用者が取消しキー112を選択した場合、制御部31は、入力内容を全て消去する。
【0086】
(購入の確定、発行情報の提供)
次に、乗車券の購入申し込みにおける購入の確定(ST5)と発行情報の提供(ST6)について説明する。
【0087】
上記のような購入情報の入力が終了すると、全ての購入内容を表示部33あるいは表示部43に表示させ、購入の確定を指示するキーの選択を案内する。この案内に対して利用者が購入の確定を指示すると、ホストコンピュータ2は、発行情報(予約情報)を利用者に提供する。
【0088】
すなわち、購入の確定が指示された際に、ホストコンピュータ2が、受付番号(予約番号)を利用者に交付される。例えば、図5に示した画面において、「確定」キー111が押下されて購入が確定した際、ホストコンピュータ2は、受付番号を発行して、この受付番号に対応させて購入情報をメモリ22に記憶する。そして、ホストコンピュータ2は、ユーザPC3の表示部33における表示枠100に受付番号を表示させるとともに、乗車券の受取りの際に受付番号を申告する旨の案内を表示部33に表示させる。これにより、利用者は、この受付番号を利用して、後述する料金の支払い、および乗車券の受け取りを行うことができる。
【0089】
次に、購入が申込まれた乗車券、特に定期券の予約発売及び発行に関する動作について説明する。
【0090】
図6ないし図34は、定期券の予約発売及び発行に関する動作を説明するためのフローチャートである。なお、ここでは、定期券購入者は、あらかじめ定期券の購入を予約し、駅に設置された継続定期券発行機9において新規の定期券及び継続定期券の発行を受ける場合を例として説明する。
【0091】
すなわち、図6に示すように、まず、制御部91は、表示部97に定期券の発行を受け付ける定期券待機画面を表示していない場合(ST100)、定期券ボタンの押下を検知することにより(ST101)、定期券待機画面を表示する(ST102)。
【0092】
続いて、制御部91は、個人向け予約発売ボタン及び法人向け予約発売ボタンを表示した定期券待機画面において、個人向け予約発売ボタンが押下された場合には(ST103、Y、ST104)、図7乃至図22に示すような個人向けの定期券の発売処理及び発行処理を行う。また、制御部91は、定期券待機画面において、法人向け予約発売ボタンが押下された場合には(ST103、N、ST105)、図23乃至図34に示すような法人向けの定期券の発売処理及び発行処理を行う。
【0093】
定期券の個人向け予約発売は、定期券利用者個人がユーザPC3や汎用端末4を介して購入を予約し、予約確定の際にホストコンピュータ2側から生成された予約番号などの予約情報に基づいて、料金を精算した後、定期券を発行するものである。
【0094】
定期券の法人向け予約発売は、一会社が複数の利用者分の定期券を一括して購入予約し、利用者個人が入力した会社コード及び従業員番号に基づいて、定期券を発行するものである。
【0095】
定期券の個人向け予約発売においては、図7に示すように、制御部91は、表示部97に予約番号入力画面を表示する(ST106)。この予約番号入力画面には、予約番号を入力する予約番号入力枠、暗証番号を入力する暗証番号入力枠、予約番号や暗証番号を入力するためのテンキーボタン、アルファベットボタン、カナボタン、完了ボタン、訂正ボタンなどが表示されている。
【0096】
すなわち、まず、制御部91は、予約番号及び暗証番号の入力が完了したか否かを判断する(ST107)。制御部91は、予約番号及び暗証番号の入力が完了していないと判断した場合には(ST107、N)、テンキーボタン、アルファベットボタン、カナボタンによる入力を受け付ける。
【0097】
制御部91は、テンキーボタンなどの入力を受け付けた場合(ST108、Y、ST109)、入力済み文字数が所定文字数n以上であるか否かを判断する(ST110)。制御部91は、入力済み文字数が所定文字数n以下であると判断した場合には(ST110、N)、入力された文字の押下を有効とし(ST111)、各入力枠に有効な文字を順に表示する。また、制御部91は、入力済み文字数が所定文字数n以上であると判断した場合には(ST110、Y)、入力された文字の押下を無効とする(ST112)。
【0098】
制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けなかった場合には(ST113、N)、ステップST107に戻り、予約番号及び暗証番号の入力が完了したか否かを判断する。制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けた場合には(ST113、Y、ST114)、入力済みの文字があるか否かを判断する(ST115)。
【0099】
制御部91は、入力済みの文字がないと判断した場合には(ST115、N)、訂正ボタンの押下を無効とし(ST116)、ステップST107に戻る。また、制御部91は、入力済みの文字があると判断した場合には(ST115、Y)、最後尾の文字をクリアし(ST117)、ステップST113に戻る。
【0100】
ステップST107において、制御部91は、予約番号及び暗証番号の入力が完了したと判断した場合には(ST107、Y)、完了ボタンの押下を検知して(ST108)、入力された情報がOKであるか否かを判断する(ST119)。
【0101】
制御部91は、入力チェックOKであると判断した場合には(ST119、Y)、完了ボタンの押下を有効とする(ST120)。また、制御部91は、入力チェックOKではないと判断した場合には(ST119、N)、完了ボタンの押下を無効とする(ST121)。
【0102】
続いて、図8に示すように、制御部91は、ホストコンピュータ2との間で照会中である旨の照会画面を表示部97に表示する(ST122)。そして、制御部91は、予約データ問い合わせ要求を送信する(ST123)。すなわち、制御部91は、入力が完了した予約番号及び暗証番号を専用回線を介してホストコンピュータ2に送信する。ホストコンピュータ2では、受信した予約番号及び暗証番号に基づいて、メモリ22のデータベースを検索し、検索結果を継続定期券発行機9に送信する。
【0103】
制御部91は、ホストコンピュータ2から検索結果を所定時間内に受信できないタイムアウト、または、ホストコンピュータ2との間での通信不良などが発生して問い合わせができないと判断した場合には(ST124、Y)、異常であると判断し(ST125)、表示部97に異常が発生した旨のメッセージを表示するとともに、警報音を発生するなどして、係員対応を促す。
【0104】
制御部91は、ホストコンピュータ2から対応する予約番号及び暗証番号に基づいた定期券が発売済みである旨の情報を受信した場合には(ST126、Y)、予約番号及び暗証番号に誤入力の可能性があるため、再度、予約番号及び暗証番号の入力を促し、表示部97に予約番号入力画面を表示して(ST127)、ステップST107に戻る。
【0105】
制御部91は、ホストコンピュータ2から対応する予約番号及び暗証番号に基づいた予約発売データのステータスが「発売中」である(ビジー状態)、または、通学生など身分の確認が必要な利用者からの予約を受け付けた場合に「予約承認待ち」である旨の情報を受信した場合には(ST128、Y)、表示部97に係員に申し出る旨のメッセージを表示し、予約発売処理及び発行処理を中止する取り消し画面を表示する(ST129)。そして、制御部91は、ステップST100に戻り、待機状態における画面を表示する(ST130)。
【0106】
すなわち、通常の通勤定期券の予約発売を行った場合、ホストコンピュータ2側では、あらかじめ購入予約された予約発売データは、対応するステータスで管理している。すなわち、購入予約が確定した段階では、予約発売データには、「未発売」のステータスが付与されている。また、継続定期券発行機9などで予約番号及び暗証番号に基づいた発売の問い合わせを受け付けた段階では、予約発売データには、「発売中」のステータスが付与されている。さらに、定期券の発売が完了した段階では、予約発売データには、「発売済み」のステータスが付与されている。
【0107】
定期券の発売の問い合わせを受け付けた後に定期券の発売が完了する以前に、処理を中断した場合には、いったん付与された「発売中」のステータスは、処理の中断要求を受け付けた段階で「未発売」のステータスに変更される。すなわち、継続定期券発行機9から定期券の発売の問い合わせを受け付けたホストコンピュータ2は、問い合わせされた予約発売データのステータスを「未発売」から「発売中」に変更し、重複発売を防止するために「発売中」のステータスをロックする。そして、継続定期券発行機9側から処理の中断要求を受け付けたホストコンピュータ2は、同時に、継続定期券発行機9からステータスロックを解除する通知を受信する。これにより、ホストコンピュータ2は、予約発売データのステータスを「発売中」から「未発売」に変更する。このため、基本的には、「発売中」のステータスで放置されることはない。
【0108】
しかしながら、「発売中」のステータスを受信した場合とは、同時期に他の発行機において、同一の予約番号及び暗証番号の定期券が発売中である場合や、定期券の発売処理の途中で機器に不具合が発生してステータスが「発売中」で放置されている場合などがある。ステータスが「発売中」で放置される場合とは、以下のような場合に発生する。すなわち、継続定期券発行機9から定期券の発売の問い合わせを受け付けたホストコンピュータ2は、問い合わせされた予約発売データのステータスを「未発売」から「発売中」に変更し、重複発売を防止するために「発売中」のステータスをロックする。そして、継続定期券発行機9がホストコンピュータ2に対してステータスロックを解除する通知を送信できないような不具合が発生した場合に、予約発売データのステータスが「発売中」で放置されてしまうことになる。
【0109】
この場合、制御部91は、取り消し画面を表示部97に表示して、係員に申し出る旨のメッセージを表示する。係員は、利用者からの申し出を受け付けた場合には、システムにアクセスできる係員用の専用機器を操作し、予約番号及び暗証番号に基づいてホストコンピュータ2にアクセスする。そして、係員は、該当する予約発売データを確認する。係員は、不正に発売されていないことが確認できた場合、例えば機器の不具合によりステータスが「発売中」で放置されていたと判断した場合には、係員専用機器を操作することにより、「発売中」のステータスを「未発売」に変更する。
【0110】
これにより、利用者が再度継続定期券発行機9を介して定期券の予約発売処理及び発行処理を要求した際には、確実に定期券の発行を受けることが可能となる。
【0111】
また、通学定期券の予約発売を行った場合、ホストコンピュータ2側では、あらかじめ購入予約された予約発売データには、利用者の身分を確認する前の段階では、「承認待ち」のステータスが付与されている。また、駅の係員などにより、利用者が学生証などで身分を証明した段階では、予約発売データには、承認済みであって定期券の発売が可能な「未発売」のステータスが付与されている。また、継続定期券発行機9などで予約番号及び暗証番号に基づいた発売の問い合わせを受け付けた段階では、予約発売データには、「発売中」のステータスが付与されている。さらに、定期券の発売が完了した段階では、予約発売データには、「発売済み」のステータスが付与されている。
【0112】
「承認待ち」のステータスを受信した場合には、制御部91は、取り消し画面を表示部97に表示して、係員に申し出る旨のメッセージを表示する。係員は、利用者からの申し出を受け付けた場合には、学生証などで利用者の身分を確認することにより、システムにアクセスできる係員用の専用機器を操作し、予約番号及び暗証番号に基づいてホストコンピュータ2にアクセスする。そして、係員は、該当する予約発売データを確認する。そして、係員は、係員専用機器を操作することにより、「承認待ち」のステータスを「未発売」に変更する。
【0113】
これにより、身分を確認を承認された利用者が再度継続定期券発行機9を介して定期券の予約発売処理及び発行処理を要求した際には、確実に定期券の発行を受けることが可能となる。
【0114】
続いて、制御部91は、ホストコンピュータ2から対応する予約番号及び暗証番号に該当する予約発売データを検索できなかった、または、すでに予約の取り消し済みである旨の情報を受信した場合には(ST131、Y)、予約番号及び暗証番号に誤入力の可能性があるため、再度、予約番号及び暗証番号の入力を促し、表示部97に予約番号入力画面を表示して(ST132)、ステップST107に戻る。
【0115】
続いて、制御部91は、ホストコンピュータ2から対応する予約番号及び暗証番号に対応する予約発売データを受信した場合には(ST133)、図9に示すように、種々の条件を確認する。
【0116】
すなわち、制御部91は、まず、受信した予約発売データに含まれる発駅、着駅、及び経由駅に基づいた路線が発売対象外であるか否かを判断する(ST134)。
【0117】
制御部91は、予約発売データが発売対象外であると判断した場合(ST134、Y)、例えば予約時の路線や駅が廃止されていたり、ルートが存在しない場合には、専用回線を介してホストコンピュータ2に該当する予約発売データが発売対象外である旨の情報を送信する(ST135)。
【0118】
そして、制御部91は、表示部97に係員に申し出る旨のメッセージを表示し、予約発売処理及び発行処理を中止する取り消し画面を表示する(ST136)。そして、制御部91は、ステップST100に戻り、待機状態における画面を表示する(ST137)。
【0119】
続いて、制御部91は、受信した予約発売データが通学定期券に対応する場合には、通学定期券の発売チェックによりに発売可能であるか否かを判断する(ST138)。
【0120】
制御部91は、通学定期券の発売チェックにより発売不可であると判断した場合(ST138、Y)、例えば通学生が年度をまたぐ期間で購入しようとした場合には、身分の確認が必要となるため、専用回線を介してホストコンピュータ2に該当する予約発売データが発売不可である旨の情報を送信する(ST139)。ホストコンピュータ2側では、該当する予約発売データのステータスを「発売不可」に変更する。
【0121】
そして、制御部91は、表示部97に係員に申し出る旨のメッセージを表示し、予約発売処理及び発行処理を中止する取り消し画面を表示する(ST140)。そして、制御部91は、ステップST100に戻り、待機状態における画面を表示する(ST141)。
【0122】
続いて、制御部91は、前売り日数範囲外であるか否かを判断する(ST142)。
【0123】
制御部91は、該当する予約発売データの使用開始日に基づいて、購入日が所定日数より前、例えば2週間より前であると判断した場合(ST142、Y)には、専用回線を介してホストコンピュータ2に該当する予約発売データが前売り日数範囲外である旨の情報を送信する(ST143)。
【0124】
そして、制御部91は、表示部97に使用開始日から2週間前以内の日に再度購入する旨のメッセージを表示し、予約発売処理及び発行処理を中止する取り消し画面を表示する(ST144)。そして、制御部91は、ステップST100に戻り、待機状態における画面を表示する(ST145)。
【0125】
続いて、制御部91は、現金のみで定期券の料金を精算する場合、現金専用状態において定期券の料金に相当する券面金額が20万円を超えているか否かを判断する(ST146)。
【0126】
制御部91は、現金専用状態において券面金額が20万円を超えていると判断した場合(ST146、Y)には、専用回線を介してホストコンピュータ2に該当する予約発売データが現金専用状態では発売不可である旨の情報を送信する(ST147)。
【0127】
そして、制御部91は、表示部97に現金専用状態では発売不可であるためクレジットカードやデビットカードにより料金の精算を促すメッセージを表示し、予約発売処理及び発行処理を中止する取り消し画面を表示する(ST148)。そして、制御部91は、ステップST100に戻り、待機状態における画面を表示する(ST149)。
【0128】
続いて、制御部91は、図9に示したいずれの条件にも該当しないと判断した場合には、図10に示すように、まず、予約発売データの有効開始日情報に基づいて開始日が購入日(発行日)より過去日であるか否かを判断する(ST150)。例えば、定期券の購入予約の時点では、有効開始日を11月25日と指定していた場合において、購入日が11月20日であった場合には、制御部91は、開始日が購入日より過去日であると判断する。
【0129】
制御部91は、開始日が購入日より過去日でないと判断した場合には(ST150、N)、予約発売データの経路情報に変更がなく(STST157、N)、予約時に確定された予約発売データに不備がないと判断した場合には、図16に示すように、表示部97に購入条件確認画面を表示する(ST230)。ここで、予約発売データに不備がないとは、制御部91が、ステップST161において予約発売データに指名情報があると判断し(ST161、Y)、ステップST180において予約発売データに電話番号情報があると判断し(ST180、Y)、ステップST196において予約発売データに郵便番号及び番地棟号情報があると判断し(ST196、Y)、ステップST212において予約発売データに生年月日情報があると判断した場合(ST212、Y)である。
【0130】
ステップST230において、表示部97に表示される購入条件確認画面は、例えば図35に示すように、経路情報として、発駅情報201、着駅情報202、経由情報203、バス利用の際の発駅情報204及び着駅情報205を表示する。この購入条件確認画面においては、経路情報の変更を受け付ける経路変更ボタン206Aも同時に表示される。
【0131】
また、図35に示すように、購入条件確認画面は、有効開始日情報207とともに有効開始日変更ボタン207Aを表示し、有効期間情報208とともに有効期間変更ボタン208Aを表示し、さらに、通勤/通学などの券種情報209を表示する。
【0132】
さらに、購入条件確認画面は、氏名情報210とともに氏名変更ボタン210Aを表示し、さらに、性別情報211とともに性別情報変更ボタン211Aを表示する。
【0133】
また、購入条件確認画面は、電話番号変更ボタン212A、住所変更ボタン213A、生年月日変更ボタン214A、及び確認ボタン215を表示する。これら、電話番号変更ボタン212A、住所変更ボタン213A、及び生年月日変更ボタン214Aは、変更ボタンのみを表示し、それらの具体的な内容については購入条件確認画面では非表示とすることにより、セキュリティを向上するように構成されている。
【0134】
制御部91は、この購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、購入条件OKである場合に確認ボタン215の押下を検知した場合には(ST231、Y、ST232)、図18に示すようなステップST260において、カード擦過/現金投入画面を表示部97に表示する。
【0135】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、購入条件がOKでない場合に(ST231、N)、有効開始日に選択の余地があり(ST233、Y)、利用者が開始日変更ボタン207Aを押下することにより、制御部91が開始日の変更を受け付けた場合には(ST234、Y、ST235)、ステップST151において、制御部91は、表示部97に開始日選択画面を表示する(ST151)。
【0136】
すなわち、制御部91は、図36に示すような開始日選択画面を表示する。この画面において、制御部91は、メッセージ欄220に、「開始日を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、発売可能な開始日の一覧221を表示する。これにより、予約時に入力した定期券の有効開始日を変更することが可能となる。
【0137】
続いて、制御部91は、開始日の一覧221の中からいずれかの開始日選択ボタンの押下を検知した場合に(ST152)、変更入力を受け付けたと判断し(ST153、Y)、ステップST230に戻り、開始日を選択された日付けに変更して、再度購入情報確認画面を表示する。
【0138】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が有効期間変更ボタン208Aを押下することにより、制御部91が有効期間の変更を受け付けた場合には(ST236、Y、ST237)、ステップST154において、制御部91は、表示部97に期間選択画面を表示する(ST154)。
【0139】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「有効期間を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、発売可能な有効期間の一覧、すなわち「1ヶ月」、「3ヶ月」、及び「6ヶ月」の有効期間の一覧を表示する。これにより、予約時に入力した定期券の有効期間を変更することが可能となる。
【0140】
続いて、制御部91は、有効期間の一覧の中からいずれかの開始日選択ボタンの押下を検知した場合に(ST155)、変更入力を受け付けたと判断し(ST156、Y)、ステップST230に戻り、有効期間を選択された期間に変更して、再度購入情報確認画面を表示する。
【0141】
一方、ステップST150において、制御部91は、開始日が購入日より過去日であると判断した場合には(ST150、Y)、同様に、図36に示すような開始日選択画面を表示する(ST151)。
【0142】
すなわち、制御部91は、図36に示すような開始日選択画面を表示する。この画面において、制御部91は、メッセージ欄220に、「予約された開始日が過ぎています。開始日を再度指定してください」などのメッセージを表示するとともに、発売可能な開始日の一覧221を表示する。
【0143】
続いて、制御部91は、開始日の一覧221の中からいずれかの開始日選択ボタンの押下を検知した場合に(ST152)、開始日を選択された日付けに変更する。
【0144】
また、このとき、開始日変更ボタン207Aの入力を受け付けた開始日の変更ではないため(ST153、N)、続けて、制御部91は、表示部97に期間選択画面を表示する(ST154)。
【0145】
制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「有効期間を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、発売可能な有効期間の一覧、すなわち「1ヶ月」、「3ヶ月」、及び「6ヶ月」の有効期間の一覧を表示する。
【0146】
続いて、制御部91は、有効期間の一覧の中からいずれかの開始日選択ボタンの押下を検知した場合に(ST155)、有効期間を選択された期間に変更する。
【0147】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が経路変更ボタン206Aを押下することにより、制御部91が経路の変更を受け付けた場合には(ST248、Y、ST249)、ステップST158において、制御部91は、表示部97に経路設定画面を表示する(ST158)。
【0148】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「経路を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、発売可能な経路の一覧や、発着駅や経由などを入力するための仮名ボタンやアルファベットボタンを表示する。これにより、予約時に誤って経路情報を入力した場合であっても、正しい経路情報としての、発駅情報201、着駅情報202、経由情報203、バス利用の際の発駅情報204及び着駅情報205に変更することが可能となる。
【0149】
続いて、制御部91は、経路設定画面において、経路設定操作を受け付け(ST159)、確認ボタンの押下を検知した場合に変更入力を受け付けたと判断し(ST160、Y)、ステップST230に戻り、経路情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。
【0150】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が性別変更ボタン211Aを押下することにより、制御部91が性別の変更を受け付けた場合には(ST238、Y、ST239)、ステップST162において、制御部91は、表示部97に性別入力画面を表示する(ST162)。
【0151】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「性別を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、「男」及び「女」の性別を表示する。これにより、予約時に誤って性別を入力した場合であっても、正しい性別情報に変更することが可能となる。
【0152】
続いて、制御部91は、性別入力画面において、いずれかの性別ボタンの押下を検知した場合には(ST163)、変更入力を受け付けたと判断し(ST164、Y)、ステップST230に戻り、性別情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。
【0153】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が氏名変更ボタン210Aを押下することにより、制御部91が氏名の変更を受け付けた場合には(ST240、Y、ST241)、ステップST165において、制御部91は、表示部97に氏名入力画面を表示する(ST165)。
【0154】
すなわち、制御部91は、例えば図37に示すような画面において、メッセージ欄230に、「氏名を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、氏名を入力するための仮名ボタン231やアルファベットボタン232、訂正ボタン233や完了ボタン234、入力された文字を表示する入力欄235などを表示する。これにより、姓が変更になった場合や、予約時に誤って氏名を入力した場合であっても、正しい氏名情報に変更することが可能となる。
【0155】
続いて、制御部91は、この氏名入力画面において、まず、氏名の入力が完了したか否かを判断する(ST166)。制御部91は、氏名の入力が完了していないと判断した場合には(ST166、N)、アルファベットボタン、カナボタンによる入力を受け付ける。
【0156】
制御部91は、カナボタンなどの入力を受け付けた場合(ST167、Y、ST168)、入力済み文字数が所定文字数、例えば15以上であるか否かを判断する(ST169)。制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以下であると判断した場合には(ST169、N)、入力された文字の押下を有効とし(ST170)、各入力枠に有効な文字を順に表示する。また、制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以上であると判断した場合には(ST169、Y)、入力された文字の押下を無効とする(ST171)。
【0157】
制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けなかった場合には(ST172、N)、ステップST166に戻り、氏名の入力が完了したか否かを判断する。制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けた場合には(ST172、Y、ST173)、入力済みの文字があるか否かを判断する(ST174)。
【0158】
制御部91は、入力済みの文字がないと判断した場合には(ST174、N)、訂正ボタンの押下を無効とし(ST175)、ステップST166に戻る。また、制御部91は、入力済みの文字があると判断した場合には(ST174、Y)、最後尾の文字をクリアし(ST176)、ステップST166に戻る。
【0159】
ステップST166において、制御部91は、氏名の入力が完了したと判断した場合には(ST166、Y)、完了ボタンの押下を検知して(ST177)、入力された情報がOKであるか否かを判断する(ST178)。
【0160】
制御部91は、入力チェックOKであると判断した場合には(ST178、Y)、完了ボタンの押下を有効とし、変更入力を受け付けたと判断し(ST179、Y)、ステップST230に戻り、氏名情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。また、制御部91は、入力チェックOKではないと判断した場合には(ST178、N)、完了ボタンの押下を無効とし、ステップST166に戻る。
【0161】
一方、ステップST161において、制御部91は、予約発売データに氏名情報がないと判断した場合には(ST161、N)、同様に、制御部91は、表示部97に性別入力画面を表示する(ST162)。
【0162】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「性別を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、「男」及び「女」の性別を表示する。
【0163】
続いて、制御部91は、性別入力画面において、いずれかの性別ボタンの押下を検知した場合には(ST163)、性別情報を変更する。
【0164】
また、このとき、性別変更ボタン211Aの入力を受け付けた性別の変更ではないため(ST164、N)、続けて、制御部91は、表示部97に氏名入力画面を表示する(ST165)。そして、上述した場合と同様に、ステップST165乃至ステップST179が続けて実行される。
【0165】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が電話番号変更ボタン212Aを押下することにより、制御部91が電話番号の変更を受け付けた場合には(ST242、Y、ST243)、ステップST181において、制御部91は、表示部97に電話番号入力画面を表示する(ST181)。
【0166】
すなわち、制御部91は、図38に示すような画面において、メッセージ欄241に、「電話番号を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、電話番号を入力するためのテンキーボタン242や訂正ボタン243、完了ボタン244、入力された電話番号を表示する入力欄245などを表示する。これにより、電話番号が変更になった場合や、予約時に誤って電話番号を入力した場合であっても、正しい電話番号情報に変更することが可能となる。
【0167】
続いて、制御部91は、この電話番号入力画面において、まず、電話番号の入力が完了したか否かを判断する(ST182)。制御部91は、電話番号の入力が完了していないと判断した場合には(ST182、N)、テンキーボタンによる入力を受け付ける。
【0168】
制御部91は、テンキーボタンなどの入力を受け付けた場合(ST183、Y、ST184)、入力済み文字数が所定文字数、例えば12以上であるか否かを判断する(ST185)。制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以下であると判断した場合には(ST185、N)、入力された文字の押下を有効とし(ST186)、各入力枠に有効な文字を順に表示する。また、制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以上であると判断した場合には(ST185、Y)、入力された文字の押下を無効とする(ST187)。
【0169】
制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けなかった場合には(ST188、N)、ステップST182に戻り、電話番号の入力が完了したか否かを判断する。制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けた場合には(ST188、Y、ST189)、入力済みの文字があるか否かを判断する(ST190)。
【0170】
制御部91は、入力済みの文字がないと判断した場合には(ST190、N)、訂正ボタンの押下を無効とし(ST191)、ステップST182に戻る。また、制御部91は、入力済みの文字があると判断した場合には(ST190、Y)、最後尾の文字をクリアし(ST192)、ステップST182に戻る。
【0171】
ステップST182において、制御部91は、電話番号の入力が完了したと判断した場合には(ST182、Y)、完了ボタンの押下を検知して(ST193)、入力された情報がOKであるか否かを判断する(ST194)。
【0172】
制御部91は、入力チェックOKであると判断した場合には(ST194、Y)、完了ボタンの押下を有効とし、変更入力を受け付けたと判断し(ST195、Y)、ステップST230に戻り、電話番号情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。また、制御部91は、入力チェックOKではないと判断した場合には(ST194、N)、完了ボタンの押下を無効とし、ステップST182に戻る。
【0173】
一方、ステップST180において、制御部91は、予約発売データに電話番号情報がないと判断した場合には(ST180、N)、同様に、制御部91は、表示部97に電話番号入力画面を表示する(ST181)。
【0174】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「電話番号を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、電話番号を入力するためのテンキーボタンなどを表示する。そして、上述した場合と同様に、ステップST182乃至ステップST195が続けて実行される。
【0175】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が郵便番号や、番地、棟号を変更するために住所変更ボタン213Aを押下することにより、制御部91が住所の変更を受け付けた場合には(ST244、Y、ST245)、ステップST197において、制御部91は、表示部97に郵便番号・番地・号棟入力画面を表示する(ST197)。
【0176】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「郵便番号・番地・号棟番号を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、これらの番号を入力するためのテンキーボタンやアルファベットボタン、カナボタン、訂正ボタン、完了ボタン、入力された番号情報を表示する入力欄などを表示する。これにより、住所が変更になった場合や、予約時に誤って住所を入力した場合であっても、正しい郵便番号、番地、号棟で規定された住所情報に変更することが可能となる。
【0177】
続いて、制御部91は、この郵便番号、番地、号棟入力画面において、まず、これらの番号情報の入力が完了したか否かを判断する(ST198)。制御部91は、番号情報の入力が完了していないと判断した場合には(ST198、N)、テンキーボタン、アルファベットボタン、カナボタンによる入力を受け付ける。
【0178】
制御部91は、テンキーボタンなどの入力を受け付けた場合(ST199、Y、ST200)、入力済み文字数が所定文字数、例えば17以上であるか否かを判断する(ST201)。制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以下であると判断した場合には(ST201、N)、入力された文字の押下を有効とし(ST202)、各入力枠に有効な文字を順に表示する。また、制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以上であると判断した場合には(ST201、Y)、入力された文字の押下を無効とする(ST203)。
【0179】
制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けなかった場合には(ST204、N)、ステップST198に戻り、郵便番号、番地、号棟番号の入力が完了したか否かを判断する。制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けた場合には(ST204、Y、ST205)、入力済みの文字があるか否かを判断する(ST206)。
【0180】
制御部91は、入力済みの文字がないと判断した場合には(ST206、N)、訂正ボタンの押下を無効とし(ST207)、ステップST198に戻る。また、制御部91は、入力済みの文字があると判断した場合には(ST206、Y)、最後尾の文字をクリアし(ST208)、ステップST198に戻る。
【0181】
ステップST198において、制御部91は、郵便番号、番地、号棟番号の入力が完了したと判断した場合には(ST198、Y)、完了ボタンの押下を検知して(ST209)、入力された情報がOKであるか否かを判断する(ST210)。
【0182】
制御部91は、入力チェックOKであると判断した場合には(ST210、Y)、完了ボタンの押下を有効とし、変更入力を受け付けたと判断し(ST211、Y)、ステップST230に戻り、郵便番号、番地、号棟番号情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。また、制御部91は、入力チェックOKではないと判断した場合には(ST210、N)、完了ボタンの押下を無効とし、ステップST198に戻る。
【0183】
一方、ステップST196において、制御部91は、予約発売データに郵便番号、番地、号棟番号情報がないと判断した場合には(ST196、N)、同様に、制御部91は、表示部97に郵便番号、番地、号棟番号入力画面を表示する(ST197)。
【0184】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「郵便番号、番地、号棟番号を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、これら番号情報を入力するためのテンキーボタンなどを表示する。そして、上述した場合と同様に、ステップST198乃至ステップST211が続けて実行される。
【0185】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が生年月日を変更するために生年月日変更ボタン214Aを押下することにより、制御部91が生年月日の変更を受け付けた場合には(ST246、Y、ST247)、ステップST213において、制御部91は、表示部97に生年月日入力画面を表示する(ST213)。
【0186】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「生年月日を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、生年月日を入力するためのテンキーボタンや元号ボタン、訂正ボタン、完了ボタン、入力された生年月日情報を表示する入力欄などを表示する。これにより、予約時に誤って生年月日を入力した場合であっても、正しい生年月日情報に変更することが可能となる。
【0187】
続いて、制御部91は、この生年月日入力画面において、まず、生年月日情報の入力が完了したか否かを判断する(ST214)。制御部91は、生年月日情報の入力が完了していないと判断した場合には(ST214、N)、テンキーボタンや、元号ボタンによる入力を受け付ける。
【0188】
制御部91は、元号ボタンの入力を受け付けた(ST215、Y、ST216)、テンキーボタンによる年月日の入力を受け付けた場合には(ST217、Y、ST218)、入力済み文字数が所定文字数、例えば6以上であるか否かを判断する(ST219)。制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以下であると判断した場合には(ST219、N)、入力された文字の押下を有効とし(ST220)、各入力枠に有効な文字を順に表示する。また、制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以上であると判断した場合には(ST219、Y)、入力された文字の押下を無効とする(ST220)。
【0189】
制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けなかった場合には(ST222、N)、ステップST214に戻り、生年月日の入力が完了したか否かを判断する。制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けた場合には(ST222、Y、ST223)、入力済みの文字があるか否かを判断する(ST224)。
【0190】
制御部91は、入力済みの文字がないと判断した場合には(ST224、N)、訂正ボタンの押下を無効とし(ST225)、ステップST214に戻る。また、制御部91は、入力済みの文字があると判断した場合には(ST224、Y)、最後尾の文字をクリアし(ST226)、ステップST214に戻る。
【0191】
ステップST214において、制御部91は、生年月日の入力が完了したと判断した場合には(ST214、Y)、完了ボタンの押下を検知して(ST227)、入力された情報がOKであるか否かを判断する(ST228)。
【0192】
制御部91は、入力チェックOKであると判断した場合には(ST228、Y)、完了ボタンの押下を有効とし、ステップST230に戻り、生年月日情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。また、制御部91は、入力チェックOKではないと判断した場合には(ST228、N)、完了ボタンの押下を無効とし、ステップST214に戻る。
【0193】
一方、ステップST212において、制御部91は、予約発売データに生年月日情報がないと判断した場合には(ST212、N)、同様に、制御部91は、表示部97に生年月日入力画面を表示する(ST213)。
【0194】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「生年月日を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、生年月日情報を入力するためのテンキーボタンなどを表示する。そして、上述した場合と同様に、ステップST214乃至ステップST228が続けて実行される。
【0195】
制御部91は、ステップST250において、利用者が定期券購入用乗車証の発行を受け、往路券分の払戻処理が済んでいるか否かを判断する(ST250)。制御部91は、払戻処理が済んでいると判断した場合には(ST250、Y)、ステップST231に戻る。
【0196】
また、制御部91は、払戻処理が済んでいないと判断した場合には(ST250、N)、定期券購入用乗車証の発行を受け、往路券の払戻要求があるか否かを判断する(ST251)。制御部91は、利用者による払戻ボタンの押下を検知した場合には(ST251、Y、ST252)、定期券購入用乗車証の挿入を要求する画面を表示する(ST253)。また、制御部91は、利用者による払戻ボタンを検知せず、往路券の払戻要求がないと判断した場合には(ST251、N)、ステップST231に戻る。
【0197】
そして、制御部91は、定期券購入用乗車証の挿入を検知することにより払戻処理を要求されたものと判断する(ST254、N、ST255)。そして、制御部91は、定期券購入用乗車証に記録された発行情報を読み取り、払戻条件がOKであるか否かを判断する(ST256)。
【0198】
制御部91は、払戻条件がOKであると判断した場合には(ST256、Y)、ステップST230に戻る。また、制御部91は、払戻条件がOKではないと判断した場合には(ST256、N)、定期券購入用乗車証を返却し(ST257)、ステップST254に戻る。
【0199】
一方、ステップST254において、制御部91は、払戻処理を取りやめると判断した場合(ST254、Y)、すなわち、定期券購入用乗車証なしボタンの押下を検知した場合には、ステップST230に戻る。。
【0200】
制御部91は、この購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、購入条件OKである場合に確認ボタン215の押下を検知した場合には(ST231、Y、ST232)、図18に示すようなステップST260において、カード擦過/現金投入画面を表示部97に表示する。
【0201】
制御部91は、このようなカード擦過・現金投入画面を表示した時点で、購入金額が20万円を超えている、または、クレジットカード及びデビットカード専用(CD専用)状態である場合には(ST261、Y)、現金の投入を阻止し(ST262)、クレジットカードまたはデビットカードにより購入金額を精算する旨のメッセージを表示する。そして、制御部91は、ステップST270において、クレジットカードまたはデビットカードの擦過動作を待機する。
【0202】
一方、制御部91は、購入金額が20万以下であり、CD専用状態ではない場合に(ST261、N)、現金専用状態でもない場合(ST263、N)、現金の利用がない場合には、ステップST270において、クレジットカードまたはデビットカードの擦過動作を待機する。
【0203】
制御部91は、ステップST263において、現金専用状態である場合(ST263、Y)、または、現金専用状態でもない場合に(ST263、N)現金を利用する場合には(ST264、Y)、現金の投入を受け付けると(ST265)、投入された現金の合計金額を表示する現金投入画面を表示する(ST266)。
【0204】
そして、制御部91は、(購入金額−往路券の払戻などの払戻金額)が投入金額以下である場合には(ST267、Y)、確認ボタンを表示する。また、制御部91は、(購入金額−往路券の払戻などの払戻金額)が投入金額より多い場合には(ST267、N)、更なる現金の投入を促すメッセージを表示する。そして、制御部91は、更なる現金の投入を受け付けると(ST268)、ステップST267に戻り、再び、(購入金額−往路券の払戻などの払戻金額)が投入金額以下であるか否かを判断する。
【0205】
制御部91は、確認ボタンの押下を検知すると(ST269)、図21に示すような定期券の発行動作を行う。
【0206】
一方、制御部91は、ステップST270において、クレジットカードまたはデビットカードの擦過動作を待機していた場合に、いずれかのカードの擦過動作を受け付けると、カードからカード情報を読み取る。
【0207】
制御部91は、読み取ったカード情報がOKではないと判断した場合には(ST271、N)、表示部97に読み取りがNGである旨のメッセージを表示し、ステップST260に戻る。
【0208】
制御部91は、読み取ったカード情報がOKであると判断した場合には(ST271、Y)、表示部97に暗証番号入力画面を表示する(ST273)。続いて、制御部91は、この暗証番号入力画面において、まず、この暗証番号の入力が完了したか否かを判断する(ST274)。制御部91は、暗証番号情報の入力が完了していないと判断した場合には(ST274、N)、テンキーボタンによる入力を受け付ける。
【0209】
制御部91は、テンキーボタンなどの入力を受け付けた場合(ST275、Y、ST276)、入力済み文字数が所定文字数、例えば4以上であるか否かを判断する(ST277)。制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以下であると判断した場合には(ST277、N)、入力された文字の押下を有効とし(ST278)、受付音を発生するとともに入力枠に有効な文字を順に表示する。また、制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以上であると判断した場合には(ST277、Y)、入力された文字の押下を無効とし、エラー音を発生する(ST279)。
【0210】
制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けなかった場合には(ST280、N)、ステップST274に戻り、暗証番号の入力が完了したか否かを判断する。制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けた場合には(ST280、Y、ST281)、入力済みの文字があるか否かを判断する(ST282)。
【0211】
制御部91は、入力済みの文字がないと判断した場合には(ST282、N)、訂正ボタンの押下を無効とし(ST283)、エラー音を発生してステップST274に戻る。また、制御部91は、入力済みの文字があると判断した場合には(ST282、Y)、受付音を発生するとともに入力文字をすべてクリアし(ST284)、ステップST274に戻る。
【0212】
ステップST274において、制御部91は、暗証番号の入力が完了したと判断した場合には(ST274、Y)、完了ボタンに相当するテンキーボタンの「♯」ボタンの押下を検知して(ST285)、入力された情報がOKであるか否かを判断する(ST286)。
【0213】
制御部91は、入力チェックOKであると判断した場合には(ST286、Y)、「♯」ボタンの押下を有効とし(ST287)、受付音を発生してステップST290を実行する。また、制御部91は、入力チェックOKではないと判断した場合には(ST286、N)、完了ボタンの押下を無効とし、エラー音を発生してステップST274に戻る。
【0214】
制御部91は、「♯」ボタンの押下を有効とした場合に(ST287)、ホストコンピュータ2のデータベースとの照会中である旨のメッセージを表示する照会画面を表示する(ST290)。続いて、制御部91は、売上要求をホストコンピュータ2に送信する(ST291)。
【0215】
続いて、制御部91は、ホストコンピュータ2から検索結果を所定時間内に受信できないタイムアウトであると判断した場合には(ST292、Y)、異常であると判断し(ST293)、表示部97に異常が発生した旨のメッセージを表示するとともに、警報音を発生するなどして取り消し処理を行い、係員対応を促す。
【0216】
また、制御部91は、暗証番号にエラーがあると判断した場合には(ST294、Y)、暗証番号の誤入力の可能性があるとして、暗証番号再入力画面を表示部97に表示し(ST295)、ステップST274に戻る。
【0217】
また、制御部91は、システム上のエラーが発生したと判断した場合には(ST296、Y)、異常であると判断し(ST297)、表示部97に異常が発生した旨のメッセージを表示するとともに、警報音を発生するなどして取り消し処理を行い、係員対応を促す。
【0218】
また、制御部91は、カード利用時間外であると判断した場合には(ST298、Y)、表示部97にカードの利用ができない旨のメッセージを表示するとともに、ステップST260に戻り、カード擦過・現金投入画面を表示する(ST299)。
【0219】
また、制御部91は、利用しているカードに対してカード紛失の届出がある場合、または、カード残高が購入金額に対して不足している場合には(ST300)、表示部97にカードの利用ができない旨のメッセージを表示するとともに、ステップST260に戻り、カード擦過・現金投入画面を表示する(ST301)。
【0220】
これらいずれの条件にも該当しなかった場合には、制御部91は、図21に示すような定期券の発行動作を実行する。
【0221】
すなわち、制御部91は、利用者が定期購入用乗車証の発行を受け、復路券を発行する必要があると判断した場合には(ST302、Y)、発券機構部94を制御して定期購入用乗車証に基づく復路券を発行する(ST303)。制御部91は、復路券を発行する必要がないと判断した場合には(ST302、N)、ステップST305で定期券を発行する。そして、制御部91は、発券機構部94を制御して、発行した復路券を一時的に保留部に保留する(ST304)。
【0222】
続いて、制御部91は、予約発売データ及び変更された種々の情報に基づいて、発券機構部94を制御して、定期券を発行する(ST305)。そして、制御部91は、発券機構部94を制御して、発行した定期券を一時的に保留部に保留する(ST306)。
【0223】
続いて、制御部91は、購入金額を現金を利用して精算したか否かを判断する(ST307)。制御部91は、現金を利用して精算された場合には(ST307、Y)、釣銭があるか否かを判断する(ST308)。
【0224】
制御部91は、釣銭がないと判断した場合に(ST308、N)、復路券を発行していない場合は(ST309、N)、定期券のみを放出し(ST310)、ステップST320を実行する。また、制御部91は、釣銭がないと判断した場合に(ST308、N)、復路券を発行している場合には(ST309、Y)、定期券及び定期券購入用乗車証復路券を一括して放出し(ST311)、ステップST320を実行する。
【0225】
制御部91は、ステップST308において、釣銭があると判断した場合に(ST308、Y)、復路券を発行していない場合は(ST317、N)、定期券及び釣銭を一括して放出し(ST318)、ステップST320を実行する。また、制御部91は、釣銭があると判断した場合に(ST308、Y)、復路券を発行している場合には(ST317、Y)、定期券、定期券購入用乗車証復路券、及び釣銭を一括して放出し(ST319)、ステップST320を実行する。
【0226】
一方、制御部91は、ステップST307において、クレジットカードまたはデビットカードを利用して購入金額を精算した場合には(ST307、N)、利用客に対するご利用控えを印刷し(ST312)、保留部に一時的に保留する(ST313)。
【0227】
制御部91は、定期券購入用乗車証復路券を発行していない場合は(ST314、N)、定期券及びご利用控えを一括して放出し(ST315)、ステップST320を実行する。また、制御部91は、復路券を発行している場合には(ST314、Y)、定期券、定期券購入用乗車証復路券、及びご利用控えを一括して放出し(ST316)、ステップST320を実行する。
【0228】
制御部91は、ステップST320において、定期券一件分の明細データをジャーナルプリンタに印字する(ST320)。続いて、制御部91は、定期券購入用乗車証往路券の払戻がある場合には(ST321、Y)、定期券購入用乗車証往路券を回収し(ST322)、処理を終了する。また、制御部91は、定期券購入用乗車証往路券の払戻がない場合には(ST321、N)、処理を終了する。
【0229】
次に、図6に示したフローチャートのステップST102において、定期券待機画面における法人向け予約発売ボタンの押下を検知した場合(ST103、N、ST105)について図23乃至図34に示すようなフローチャートに基づいて法人向けの定期券の発売処理及び発行処理について説明する。
【0230】
定期券の法人向け予約発売は、一会社が複数の利用者分の定期券を一括して購入予約し、利用者個人が入力した会社コード及び従業員番号に基づいて、定期券を発行するものである。
【0231】
定期券の法人向け予約発売においては、図23に示すように、制御部91は、表示部97に会社コード・従業員番号入力画面を表示する(ST406)。この会社コード・従業員番号入力画面には、会社コードを入力する会社コード入力枠、従業員番号を入力する従業員番号入力枠、会社コードや従業員番号を入力するためのテンキーボタン、アルファベットボタン、カナボタン、完了ボタン、訂正ボタンなどが表示されている。
【0232】
すなわち、まず、制御部91は、会社コード及び従業員番号の入力が完了したか否かを判断する(ST407)。制御部91は、会社コード及び従業員番号の入力が完了していないと判断した場合には(ST407、N)、テンキーボタン、アルファベットボタン、カナボタンによる入力を受け付ける。
【0233】
制御部91は、テンキーボタンなどの入力を受け付けた場合(ST408、Y、ST109)、入力済み文字数が所定文字数m以上であるか否かを判断する(ST410)。制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以下であると判断した場合には(ST410、N)、入力された文字の押下を有効とし(ST411)、各入力枠に有効な文字を順に表示する。また、制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以上であると判断した場合には(ST410、Y)、入力された文字の押下を無効とする(ST412)。
【0234】
制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けなかった場合には(ST413、N)、ステップST407に戻り、会社コード及び従業員番号の入力が完了したか否かを判断する。制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けた場合には(ST413、Y、ST414)、入力済みの文字があるか否かを判断する(ST415)。
【0235】
制御部91は、入力済みの文字がないと判断した場合には(ST415、N)、訂正ボタンの押下を無効とし(ST416)、ステップST407に戻る。また、制御部91は、入力済みの文字があると判断した場合には(ST415、Y)、最後尾の文字をクリアし(ST417)、ステップST413に戻る。
【0236】
ステップST407において、制御部91は、会社コード及び従業員番号の入力が完了したと判断した場合には(ST407、Y)、完了ボタンの押下を検知して(ST408)、入力された情報がOKであるか否かを判断する(ST419)。
【0237】
制御部91は、入力チェックOKであると判断した場合には(ST419、Y)、完了ボタンの押下を有効とする(ST420)。また、制御部91は、入力チェックOKではないと判断した場合には(ST419、N)、完了ボタンの押下を無効とする(ST421)。
【0238】
続いて、図24に示すように、制御部91は、ホストコンピュータ2との間で照会中である旨の照会画面を表示部97に表示する(ST422)。そして、制御部91は、予約データ問い合わせ要求を送信する(ST423)。すなわち、制御部91は、入力が完了した会社コード及び従業員番号を専用回線を介してホストコンピュータ2に送信する。ホストコンピュータ2では、受信した会社コード及び従業員番号に基づいて、メモリ22のデータベースを検索し、検索結果を継続定期券発行機9に送信する。
【0239】
制御部91は、ホストコンピュータ2から検索結果を所定時間内に受信できないタイムアウト、または、ホストコンピュータ2との間での通信不良などが発生して問い合わせができないと判断した場合には(ST424、Y)、異常であると判断し(ST425)、表示部97に異常が発生した旨のメッセージを表示するとともに、警報音を発生するなどして、係員対応を促す。
【0240】
制御部91は、ホストコンピュータ2から対応する会社コード及び従業員番号に基づいた定期券が発売済みである旨の情報を受信した場合には(ST426、Y)、会社コード及び従業員番号に誤入力の可能性があるため、再度、会社コード及び従業員番号の入力を促し、表示部97に会社コード・従業員番号入力画面を表示して(ST427)、ステップST407に戻る。
【0241】
制御部91は、ホストコンピュータ2から対応する会社コード及び従業員番号に基づいた予約発売データのステータスが「発売中」である(ビジー状態)、または、通学生など身分の確認が必要な利用者からの予約を受け付けた場合に「予約承認待ち」である旨の情報を受信した場合には(ST428、Y)、表示部97に係員に申し出る旨のメッセージを表示し、予約発売処理及び発行処理を中止する取り消し画面を表示する(ST429)。そして、制御部91は、ステップST100に戻り、待機状態における画面を表示する(ST430)。
【0242】
すなわち、通常の通勤定期券の予約発売を行った場合、ホストコンピュータ2側では、あらかじめ購入予約された予約発売データは、対応するステータスで管理している。すなわち、購入予約が確定した段階では、予約発売データには、「未発売」のステータスが付与されている。また、継続定期券発行機9などで会社コード及び従業員番号に基づいた発売の問い合わせを受け付けた段階では、予約発売データには、「発売中」のステータスが付与されている。さらに、定期券の発売が完了した段階では、予約発売データには、「発売済み」のステータスが付与されている。
【0243】
「発売中」のステータスを受信した場合とは、同時期に他の発行機において、同一の会社コード及び従業員番号の定期券が発売中である場合、定期券の発売処理の途中で機器に不具合が発生してステータスが「発売中」で放置されている場合などである。
【0244】
この場合、制御部91は、取り消し画面を表示部97に表示して、係員に申し出る旨のメッセージを表示する。係員は、利用者からの申し出を受け付けた場合には、システムにアクセスできる係員用の専用機器を操作し、会社コード及び従業員番号に基づいてホストコンピュータ2にアクセスする。そして、係員は、該当する予約発売データを確認する。係員は、不正に発売されていないことが確認できた場合、例えば機器の不具合によりステータスが「発売中」で放置されていたと判断した場合には、係員専用機器を操作することにより、「発売中」のステータスを「未発売」に変更する。
【0245】
これにより、利用者が再度継続定期券発行機9を介して定期券の予約発売処理及び発行処理を要求した際には、確実に定期券の発行を受けることが可能となる。
【0246】
また、通学定期券の予約発売を行った場合、ホストコンピュータ2側では、あらかじめ購入予約された予約発売データには、利用者の身分を確認する前の段階では、「承認待ち」のステータスが付与されている。また、駅の係員などにより、利用者が学生証などで身分を証明した段階では、予約発売データには、承認済みであって定期券の発売が可能な「未発売」のステータスが付与されている。また、継続定期券発行機9などで会社コード(学校コード)及び従業員番号(学生番号)に基づいた発売の問い合わせを受け付けた段階では、予約発売データには、「発売中」のステータスが付与されている。さらに、定期券の発売が完了した段階では、予約発売データには、「発売済み」のステータスが付与されている。
【0247】
「承認待ち」のステータスを受信した場合には、制御部91は、取り消し画面を表示部97に表示して、係員に申し出る旨のメッセージを表示する。係員は、利用者からの申し出を受け付けた場合には、学生証などで利用者の身分を確認することにより、システムにアクセスできる係員用の専用機器を操作し、学校コード及び学生番号に基づいてホストコンピュータ2にアクセスする。そして、係員は、該当する予約発売データを確認する。そして、係員は、係員専用機器を操作することにより、「承認待ち」のステータスを「未発売」に変更する。
【0248】
これにより、身分を確認を承認された利用者が再度継続定期券発行機9を介して定期券の予約発売処理及び発行処理を要求した際には、確実に定期券の発行を受けることが可能となる。
【0249】
続いて、制御部91は、ホストコンピュータ2から対応する会社コード及び従業員番号に該当する予約発売データを検索できなかった、または、すでに予約の取り消し済みである旨の情報を受信した場合には(ST431、Y)、会社コード及び従業員番号に誤入力の可能性があるため、再度、会社コード及び従業員番号の入力を促し、表示部97に会社コード・従業員番号入力画面を表示して(ST432)、ステップST407に戻る。
【0250】
続いて、制御部91は、ホストコンピュータ2から対応する会社コード及び従業員番号に対応する予約発売データを受信した場合には(ST433)、図9に示すように、種々の条件を確認する。
【0251】
すなわち、制御部91は、まず、受信した予約発売データに含まれる発駅、着駅、及び経由駅に基づいた路線が発売対象外であるか否かを判断する(ST434)。
【0252】
制御部91は、予約発売データが発売対象外であると判断した場合(ST434、Y)、例えば予約時の路線や駅が廃止されていたり、ルートが存在しない場合には、専用回線を介してホストコンピュータ2に該当する予約発売データが発売対象外である旨の情報を送信する(ST435)。
【0253】
そして、制御部91は、表示部97に係員に申し出る旨のメッセージを表示し、予約発売処理及び発行処理を中止する取り消し画面を表示する(ST436)。そして、制御部91は、ステップST100に戻り、待機状態における画面を表示する(ST437)。
【0254】
続いて、制御部91は、前売り日数範囲外であるか否かを判断する(ST438)。
【0255】
制御部91は、該当する予約発売データの使用開始日に基づいて、購入日が所定日数より前、例えば2週間より前であると判断した場合(ST438、Y)には、専用回線を介してホストコンピュータ2に該当する予約発売データが前売り日数範囲外である旨の情報を送信する(ST439)。
【0256】
そして、制御部91は、表示部97に使用開始日から2週間前以内の日に再度購入する旨のメッセージを表示し、予約発売処理及び発行処理を中止する取り消し画面を表示する(ST440)。そして、制御部91は、ステップST100に戻り、待機状態における画面を表示する(ST441)。
【0257】
続いて、制御部91は、利用者が継続定期券の購入であるか否かを判断する(ST442)。
【0258】
制御部91は、該当する予約発売データに基づいて継続定期券の購入予約であると判断した場合には(ST442、Y)、表示部97に利用者に対して旧券を挿入するような旨のメッセージを表示した画面を表示する(ST443)。制御部91は、旧券の挿入を受け付けると(ST444)、旧券から旧券の発行情報を読み取り、予約発売データと旧券情報との一致をチェックし、OKであるか否かを判断する(ST445)。
【0259】
制御部91は、予約発売データと旧券情報とが一致しなかったと判断した場合には(ST445、Y)、専用回線を介してホストコンピュータ2に該当する予約発売データが旧券情報と不一致である旨の情報を送信する(ST446)。
【0260】
そして、制御部91は、表示部97に旧券情報と予約発売データとが不一致である旨のメッセージを表示し、予約発売処理及び発行処理を中止する取り消し画面を表示する(ST447)。そして、制御部91は、ステップST100に戻り、待機状態における画面を表示する(ST448)。
【0261】
続いて、制御部91は、ステップST442において継続定期券の予約発売ではないと判断した場合(ST442、N)、及びステップST445において予約発売データと旧券情報とが一致した場合には(ST445、Y)、図26に示すように、まず、予約発売データの有効開始日情報に基づいて開始日が購入日(発行日)より過去日であるか否かを判断する(ST450)。例えば、定期券の購入予約の時点では、有効開始日を11月25日と指定していた場合において、購入日が11月20日であった場合には、制御部91は、開始日が購入日より過去日であると判断する。
【0262】
制御部91は、開始日が購入日より過去日でないと判断した場合には(ST450、N)、予約発売データの経路情報に変更がなく(STST457、N)、予約時に確定された予約発売データに不備がないと判断した場合には、図32に示すように、表示部97に購入条件確認画面を表示する(ST530)。ここで、予約発売データに不備がないとは、制御部91が、ステップST461において予約発売データに指名情報があると判断し(ST461、Y)、ステップST480において予約発売データに電話番号情報があると判断し(ST480、Y)、ステップST496において予約発売データに郵便番号及び番地棟号情報があると判断し(ST496、Y)、ステップST512において予約発売データに生年月日情報があると判断した場合(ST512、Y)である。
【0263】
ステップST530において、表示部97に表示される購入条件確認画面は、例えば図35に示すように、経路情報として、発駅情報201、着駅情報202、経由情報203、バス利用の際の発駅情報204及び着駅情報205を表示する。この購入条件確認画面においては、経路情報の変更を受け付ける経路変更ボタン206Aも同時に表示される。
【0264】
また、図35に示すように、購入条件確認画面は、有効開始日情報207とともに有効開始日変更ボタン207Aを表示し、有効期間情報208とともに有効期間変更ボタン208Aを表示し、さらに、通勤/通学などの券種情報209を表示する。
【0265】
さらに、購入条件確認画面は、氏名情報210とともに氏名変更ボタン210Aを表示し、さらに、性別情報211とともに性別情報変更ボタン211Aを表示する。
【0266】
また、購入条件確認画面は、電話番号変更ボタン212A、住所変更ボタン213A、生年月日変更ボタン214A、及び確認ボタン215を表示する。これら、電話番号変更ボタン212A、住所変更ボタン213A、及び生年月日変更ボタン214Aは、変更ボタンのみを表示し、それらの具体的な内容については購入条件確認画面では非表示とすることにより、セキュリティを向上するように構成されている。
【0267】
制御部91は、この購入条件確認画面において、後述するように日数調整処理が行われた場合には(ST530−1、Y)、日数調整を行った旨のメッセージを同時に表示部97に表示する(ST530−2)。また、制御部91は、この購入条件確認画面において、日数調整処理が行われていない場合には(ST530−1、N)、日数調整に関するメッセージは表示しない。
【0268】
そして、制御部91は、この購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、購入条件OKである場合に確認ボタン215の押下を検知した場合には(ST531、Y、ST532)、図34に示すようなステップST602において、定期券発行処理を行う。
【0269】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、購入条件がOKでない場合に(ST531、N)、有効開始日に選択の余地があり(ST533、Y)、利用者が開始日変更ボタン207Aを押下することにより、制御部91が開始日の変更を受け付けた場合には(ST534、Y、ST535)、ステップST451において、制御部91は、表示部97に開始日選択画面を表示する(ST451)。
【0270】
すなわち、制御部91は、図36に示すような開始日選択画面を表示する。この画面において、制御部91は、メッセージ欄220に、「開始日を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、発売可能な開始日の一覧221を表示する。これにより、予約時に入力した定期券の有効開始日を変更することが可能となる。
【0271】
続いて、制御部91は、開始日の一覧221の中からいずれかの開始日選択ボタンの押下を検知した場合に(ST452)、定期券有効期間の終了日を予約発売データの終了日にあわせるように日数調整をするか否かを判断する(ST452−1)。
【0272】
すなわち、あらかじめ法人向け予約発売を申し込まれた会社側から全従業員分の定期券について終了日を合わせるように日数調整を施すか否かが設定されている。例えば、全従業員分の定期券について、9月30日を終了日と設定した仕様の場合、通常4月1日以前に購入すれば、4月1日を開始日として9月30日を終了日とする定期券が発行される。
【0273】
しかしながら、利用者が4月1日を過ぎてから購入しようとした場合、例えば4月3日を開始日として選択した場合、通常、有効期間を6ヶ月とすると、4月3日を開始日として10月2日を終了日とするが、終了日をあらかじめ設定した場合には、4月3日を開始日として9月30日を終了日とするように日数調整が行われる。
【0274】
また、利用者が4月1日以前に定期券を購入し、その際、4月1日以前の開始日を選択した場合、例えば3月29日を開始日として選択した場合、通常、有効期間を6ヶ月とすると、3月29日を開始日として9月28日を終了日とするが、終了日をあらかじめ設定した場合には、3月29日を開始日として9月30日を終了日とするように日数調整が行われる。
【0275】
制御部91は、ステップST452−1において、あらかじめ終了日を設定した仕様であると判断した場合には(ST452−1、Y)、利用者によって選択された開始日にかかわらず、終了日を設定された日付となるように日数調整処理を行い(ST452−2)、ステップ530に戻り、開始日を選択された日付に変更するとともに終了日を設定された日付として再度購入情報確認画面を表示する。
【0276】
また、制御部91は、ステップST452−1において、あらかじめ終了日を設定した仕様ではないと判断した場合にも(ST452−1、N)、開始日の変更入力を受け付けたと判断し(ST453、Y)、ステップST530に戻り、開始日を選択された日付けに変更するとともに指定の有効期間に対応した終了日を表示して、再度購入情報確認画面を表示する。
【0277】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が有効期間変更ボタン208Aを押下することにより、制御部91が有効期間の変更を受け付けた場合には(ST536、Y、ST537)、ステップST454において、制御部91は、表示部97に期間選択画面を表示する(ST454)。
【0278】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「有効期間を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、発売可能な有効期間の一覧、すなわち「1ヶ月」、「3ヶ月」、及び「6ヶ月」の有効期間の一覧を表示する。これにより、予約時に入力した定期券の有効期間を変更することが可能となる。
【0279】
続いて、制御部91は、有効期間の一覧の中からいずれかの開始日選択ボタンの押下を検知した場合に(ST455)、選択された有効終了月の月末日に定期券有効期間の終了日を合わせるように日数調整をする(ST455−1)。
【0280】
すなわち、あらかじめ法人向け予約発売を申し込まれた会社側から全従業員分の定期券について終了日を月末日に合わせるように日数調整を施すか否かが設定されている。例えば、全従業員分の定期券について、月末日を終了日と設定した仕様の場合、4月1日を開始日として1ヶ月の有効期間が選択された場合には、4月30日を終了日とする定期券が発行される。
【0281】
しかしながら、例えば4月3日を開始日として選択した場合、通常、有効期間を1ヶ月とすると、4月3日を開始日として5月2日を終了日とするが、終了日を月末日にあらかじめ設定した場合には、4月3日を開始日として5月31日を終了日とするように日数調整が行われる。
【0282】
同様に、例えば4月3日を開始日として選択した場合、通常、有効期間を3ヶ月とすると、4月3日を開始日として7月2日を終了日とするが、終了日を月末日にあらかじめ設定した場合には、4月3日を開始日として7月31日を終了日とするように日数調整が行われる。
【0283】
同様に、例えば4月3日を開始日として選択した場合、通常、有効期間を6ヶ月とすると、4月3日を開始日として10月2日を終了日とするが、終了日を月末日にあらかじめ設定した場合には、4月3日を開始日として10月31日を終了日とするように日数調整が行われる。
【0284】
また、例えば3月29日を開始日として選択した場合、通常、有効期間を1ヶ月とすると、3月29日を開始日として4月28日を終了日とするが、終了日を月末日にあらかじめ設定した場合には、3月29日を開始日として4月30日を終了日とするように日数調整が行われる。
【0285】
同様に、例えば3月29日を開始日として選択した場合、通常、有効期間を3ヶ月とすると、3月29日を開始日として6月28日を終了日とするが、終了日を月末日にあらかじめ設定した場合には、3月29日を開始日として6月30日を終了日とするように日数調整が行われる。
【0286】
同様に、例えば3月29日を開始日として選択した場合、通常、有効期間を6ヶ月とすると、3月29日を開始日として9月28日を終了日とするが、終了日を月末日にあらかじめ設定した場合には、3月29日を開始日として9月30日を終了日とするように日数調整が行われる。
【0287】
制御部91は、ステップST455−1において、あらかじめ終了日を月末日に設定した仕様であると判断した場合には、利用者によって選択された開始日にかかわらず、終了日を月末日となるように日数調整処理を行い(ST455−1)、有効期間の変更入力を受け付けたと判断して(ST456、Y)、ステップ530に戻り、有効期間を選択された期間に変更するとともに終了日を設定された日付として再度購入情報確認画面を表示する。
【0288】
一方、ステップST450において、制御部91は、開始日が購入日より過去日であると判断した場合には(ST450、Y)、同様に、図36に示すような開始日選択画面を表示する(ST451)。
【0289】
すなわち、制御部91は、図36に示すような開始日選択画面を表示する。この画面において、制御部91は、メッセージ欄220に、「予約された開始日が過ぎています。開始日を再度指定してください」などのメッセージを表示するとともに、発売可能な開始日の一覧221を表示する。
【0290】
続いて、制御部91は、開始日の一覧221の中からいずれかの開始日選択ボタンの押下を検知した場合に(ST452)、開始日を選択された日付けに変更するとともに、あらかじめ終了日を設定した仕様であると判断した場合には(ST452−1、Y)、利用者によって選択された開始日にかかわらず、終了日を設定された日付となるように日数調整処理を行い(ST452−2)、ステップ530に戻り、開始日を選択された日付に変更するとともに終了日を設定された日付として購入情報確認画面を表示する。

【0291】
また、制御部91は、ステップST452−1において、あらかじめ終了日を設定した仕様ではないと判断した場合には(ST452−1、N)、開始日変更ボタン207Aの入力を受け付けた開始日の変更ではないため(ST453、N)、続けて、制御部91は、表示部97に期間選択画面を表示する(ST454)。
【0292】
制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「有効期間を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、発売可能な有効期間の一覧、すなわち「1ヶ月」、「3ヶ月」、及び「6ヶ月」の有効期間の一覧を表示する。
【0293】
続いて、制御部91は、有効期間の一覧の中からいずれかの開始日選択ボタンの押下を検知した場合に(ST455)、選択された有効終了月の月末日に定期券有効期間の終了日を合わせるように日数調整をする(ST455−1)。
【0294】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が経路変更ボタン206Aを押下することにより、制御部91が経路の変更を受け付けた場合には(ST548、Y、ST549)、ステップST458において、制御部91は、表示部97に経路設定画面を表示する(ST458)。
【0295】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「経路を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、発売可能な経路の一覧や、発着駅や経由などを入力するための仮名ボタンやアルファベットボタンを表示する。これにより、予約時に誤って経路情報を入力した場合であっても、正しい経路情報としての、発駅情報201、着駅情報202、経由情報203、バス利用の際の発駅情報204及び着駅情報205に変更することが可能となる。
【0296】
続いて、制御部91は、経路設定画面において、経路設定操作を受け付け(ST459)、確認ボタンの押下を検知した場合に変更入力を受け付けたと判断し(ST460、Y)、ステップST230に戻り、経路情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。
【0297】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が性別変更ボタン211Aを押下することにより、制御部91が性別の変更を受け付けた場合には(ST538、Y、ST539)、ステップST462において、制御部91は、表示部97に性別入力画面を表示する(ST462)。
【0298】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「性別を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、「男」及び「女」の性別を表示する。これにより、予約時に誤って性別を入力した場合であっても、正しい性別情報に変更することが可能となる。
【0299】
続いて、制御部91は、性別入力画面において、いずれかの性別ボタンの押下を検知した場合には(ST463)、変更入力を受け付けたと判断し(ST464、Y)、ステップST530に戻り、性別情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。
【0300】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が氏名変更ボタン210Aを押下することにより、制御部91が氏名の変更を受け付けた場合には(ST540、Y、ST541)、ステップST465において、制御部91は、表示部97に氏名入力画面を表示する(ST465)。
【0301】
すなわち、制御部91は、例えば図37に示すような画面において、メッセージ欄230に、「氏名を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、氏名を入力するための仮名ボタン231やアルファベットボタン232、訂正ボタン233や完了ボタン234、入力された文字を表示する入力欄235などを表示する。これにより、姓が変更になった場合や、予約時に誤って氏名を入力した場合であっても、正しい氏名情報に変更することが可能となる。
【0302】
続いて、制御部91は、この氏名入力画面において、まず、氏名の入力が完了したか否かを判断する(ST466)。制御部91は、氏名の入力が完了していないと判断した場合には(ST466、N)、アルファベットボタン、カナボタンによる入力を受け付ける。
【0303】
制御部91は、カナボタンなどの入力を受け付けた場合(ST467、Y、ST468)、入力済み文字数が所定文字数、例えば15以上であるか否かを判断する(ST469)。制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以下であると判断した場合には(ST469、N)、入力された文字の押下を有効とし(ST470)、各入力枠に有効な文字を順に表示する。また、制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以上であると判断した場合には(ST469、Y)、入力された文字の押下を無効とする(ST471)。
【0304】
制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けなかった場合には(ST472、N)、ステップST466に戻り、氏名の入力が完了したか否かを判断する。制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けた場合には(ST472、Y、ST473)、入力済みの文字があるか否かを判断する(ST474)。
【0305】
制御部91は、入力済みの文字がないと判断した場合には(ST474、N)、訂正ボタンの押下を無効とし(ST475)、ステップST466に戻る。また、制御部91は、入力済みの文字があると判断した場合には(ST474、Y)、最後尾の文字をクリアし(ST476)、ステップST466に戻る。
【0306】
ステップST466において、制御部91は、氏名の入力が完了したと判断した場合には(ST466、Y)、完了ボタンの押下を検知して(ST477)、入力された情報がOKであるか否かを判断する(ST478)。
【0307】
制御部91は、入力チェックOKであると判断した場合には(ST478、Y)、完了ボタンの押下を有効とし、変更入力を受け付けたと判断し(ST479、Y)、ステップST530に戻り、氏名情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。また、制御部91は、入力チェックOKではないと判断した場合には(ST478、N)、完了ボタンの押下を無効とし、ステップST466に戻る。
【0308】
一方、ステップST461において、制御部91は、予約発売データに氏名情報がないと判断した場合には(ST461、N)、同様に、制御部91は、表示部97に性別入力画面を表示する(ST462)。
【0309】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「性別を指定してください」などのメッセージを表示するとともに、「男」及び「女」の性別を表示する。
【0310】
続いて、制御部91は、性別入力画面において、いずれかの性別ボタンの押下を検知した場合には(ST463)、性別情報を変更する。
【0311】
また、このとき、性別変更ボタン211Aの入力を受け付けた性別の変更ではないため(ST464、N)、続けて、制御部91は、表示部97に氏名入力画面を表示する(ST465)。そして、上述した場合と同様に、ステップST465乃至ステップST479が続けて実行される。
【0312】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が電話番号変更ボタン212Aを押下することにより、制御部91が電話番号の変更を受け付けた場合には(ST542、Y、ST543)、ステップST481において、制御部91は、表示部97に電話番号入力画面を表示する(ST481)。
【0313】
すなわち、制御部91は、図38に示すような画面において、メッセージ欄241に、「電話番号を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、電話番号を入力するためのテンキーボタン242や訂正ボタン243、完了ボタン244、入力された電話番号を表示する入力欄245などを表示する。これにより、電話番号が変更になった場合や、予約時に誤って電話番号を入力した場合であっても、正しい電話番号情報に変更することが可能となる。
【0314】
続いて、制御部91は、この電話番号入力画面において、まず、電話番号の入力が完了したか否かを判断する(ST482)。制御部91は、電話番号の入力が完了していないと判断した場合には(ST482、N)、テンキーボタンによる入力を受け付ける。
【0315】
制御部91は、テンキーボタンなどの入力を受け付けた場合(ST483、Y、ST484)、入力済み文字数が所定文字数、例えば12以上であるか否かを判断する(ST485)。制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以下であると判断した場合には(ST485、N)、入力された文字の押下を有効とし(ST486)、各入力枠に有効な文字を順に表示する。また、制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以上であると判断した場合には(ST485、Y)、入力された文字の押下を無効とする(ST487)。
【0316】
制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けなかった場合には(ST488、N)、ステップST482に戻り、電話番号の入力が完了したか否かを判断する。制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けた場合には(ST488、Y、ST489)、入力済みの文字があるか否かを判断する(ST490)。
【0317】
制御部91は、入力済みの文字がないと判断した場合には(ST490、N)、訂正ボタンの押下を無効とし(ST491)、ステップST482に戻る。また、制御部91は、入力済みの文字があると判断した場合には(ST490、Y)、最後尾の文字をクリアし(ST492)、ステップST482に戻る。
【0318】
ステップST482において、制御部91は、電話番号の入力が完了したと判断した場合には(ST482、Y)、完了ボタンの押下を検知して(ST493)、入力された情報がOKであるか否かを判断する(ST494)。
【0319】
制御部91は、入力チェックOKであると判断した場合には(ST494、Y)、完了ボタンの押下を有効とし、変更入力を受け付けたと判断し(ST495、Y)、ステップST530に戻り、電話番号情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。また、制御部91は、入力チェックOKではないと判断した場合には(ST494、N)、完了ボタンの押下を無効とし、ステップST482に戻る。
【0320】
一方、ステップST480において、制御部91は、予約発売データに電話番号情報がないと判断した場合には(ST480、N)、同様に、制御部91は、表示部97に電話番号入力画面を表示する(ST481)。
【0321】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「電話番号を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、電話番号を入力するためのテンキーボタンなどを表示する。そして、上述した場合と同様に、ステップST482乃至ステップST495が続けて実行される。
【0322】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が郵便番号や、番地、棟号を変更するために住所変更ボタン213Aを押下することにより、制御部91が住所の変更を受け付けた場合には(ST544、Y、ST545)、ステップST497において、制御部91は、表示部97に郵便番号・番地・号棟入力画面を表示する(ST497)。
【0323】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「郵便番号・番地・号棟番号を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、これらの番号を入力するためのテンキーボタンやアルファベットボタン、カナボタン、訂正ボタン、完了ボタン、入力された番号情報を表示する入力欄などを表示する。これにより、住所が変更になった場合や、予約時に誤って住所を入力した場合であっても、正しい郵便番号、番地、号棟で規定された住所情報に変更することが可能となる。
【0324】
続いて、制御部91は、この郵便番号、番地、号棟入力画面において、まず、これらの番号情報の入力が完了したか否かを判断する(ST498)。制御部91は、番号情報の入力が完了していないと判断した場合には(ST498、N)、テンキーボタン、アルファベットボタン、カナボタンによる入力を受け付ける。
【0325】
制御部91は、テンキーボタンなどの入力を受け付けた場合(ST499、Y、ST500)、入力済み文字数が所定文字数、例えば17以上であるか否かを判断する(ST501)。制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以下であると判断した場合には(ST501、N)、入力された文字の押下を有効とし(ST502)、各入力枠に有効な文字を順に表示する。また、制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以上であると判断した場合には(ST501、Y)、入力された文字の押下を無効とする(ST503)。
【0326】
制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けなかった場合には(ST504、N)、ステップST498に戻り、郵便番号、番地、号棟番号の入力が完了したか否かを判断する。制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けた場合には(ST504、Y、ST505)、入力済みの文字があるか否かを判断する(ST506)。
【0327】
制御部91は、入力済みの文字がないと判断した場合には(ST506、N)、訂正ボタンの押下を無効とし(ST507)、ステップST498に戻る。また、制御部91は、入力済みの文字があると判断した場合には(ST506、Y)、最後尾の文字をクリアし(ST508)、ステップST498に戻る。
【0328】
ステップST498において、制御部91は、郵便番号、番地、号棟番号の入力が完了したと判断した場合には(ST498、Y)、完了ボタンの押下を検知して(ST509)、入力された情報がOKであるか否かを判断する(ST510)。
【0329】
制御部91は、入力チェックOKであると判断した場合には(ST510、Y)、完了ボタンの押下を有効とし、変更入力を受け付けたと判断し(ST511、Y)、ステップST530に戻り、郵便番号、番地、号棟番号情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。また、制御部91は、入力チェックOKではないと判断した場合には(ST510、N)、完了ボタンの押下を無効とし、ステップST498に戻る。
【0330】
一方、ステップST496において、制御部91は、予約発売データに郵便番号、番地、号棟番号情報がないと判断した場合には(ST496、N)、同様に、制御部91は、表示部97に郵便番号、番地、号棟番号入力画面を表示する(ST497)。
【0331】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「郵便番号、番地、号棟番号を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、これら番号情報を入力するためのテンキーボタンなどを表示する。そして、上述した場合と同様に、ステップST498乃至ステップST511が続けて実行される。
【0332】
購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、利用者が生年月日を変更するために生年月日変更ボタン214Aを押下することにより、制御部91が生年月日の変更を受け付けた場合には(ST546、Y、ST547)、ステップST513において、制御部91は、表示部97に生年月日入力画面を表示する(ST513)。
【0333】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「生年月日を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、生年月日を入力するためのテンキーボタンや元号ボタン、訂正ボタン、完了ボタン、入力された生年月日情報を表示する入力欄などを表示する。これにより、予約時に誤って生年月日を入力した場合であっても、正しい生年月日情報に変更することが可能となる。
【0334】
続いて、制御部91は、この生年月日入力画面において、まず、生年月日情報の入力が完了したか否かを判断する(ST514)。制御部91は、生年月日情報の入力が完了していないと判断した場合には(ST514、N)、テンキーボタンや、元号ボタンによる入力を受け付ける。
【0335】
制御部91は、元号ボタンの入力を受け付けた(ST515、Y、ST516)、テンキーボタンによる年月日の入力を受け付けた場合には(ST517、Y、ST518)、入力済み文字数が所定文字数、例えば6以上であるか否かを判断する(ST519)。制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以下であると判断した場合には(ST519、N)、入力された文字の押下を有効とし(ST520)、各入力枠に有効な文字を順に表示する。また、制御部91は、入力済み文字数が所定文字数以上であると判断した場合には(ST519、Y)、入力された文字の押下を無効とする(ST520)。
【0336】
制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けなかった場合には(ST522、N)、ステップST514に戻り、生年月日の入力が完了したか否かを判断する。制御部91は、訂正ボタンの押下を受け付けた場合には(ST522、Y、ST523)、入力済みの文字があるか否かを判断する(ST524)。
【0337】
制御部91は、入力済みの文字がないと判断した場合には(ST524、N)、訂正ボタンの押下を無効とし(ST525)、ステップST514に戻る。また、制御部91は、入力済みの文字があると判断した場合には(ST524、Y)、最後尾の文字をクリアし(ST526)、ステップST514に戻る。
【0338】
ステップST514において、制御部91は、生年月日の入力が完了したと判断した場合には(ST514、Y)、完了ボタンの押下を検知して(ST527)、入力された情報がOKであるか否かを判断する(ST528)。
【0339】
制御部91は、入力チェックOKであると判断した場合には(ST528、Y)、完了ボタンの押下を有効とし、ステップST530に戻り、生年月日情報を変更して、再度購入情報確認画面を表示する。また、制御部91は、入力チェックOKではないと判断した場合には(ST528、N)、完了ボタンの押下を無効とし、ステップST514に戻る。
【0340】
一方、ステップST512において、制御部91は、予約発売データに生年月日情報がないと判断した場合には(ST512、N)、同様に、制御部91は、表示部97に生年月日入力画面を表示する(ST513)。
【0341】
すなわち、制御部91は、この画面において、メッセージ欄に、「生年月日を入力してください」などのメッセージを表示するとともに、生年月日情報を入力するためのテンキーボタンなどを表示する。そして、上述した場合と同様に、ステップST514乃至ステップST528が続けて実行される。
【0342】
制御部91は、ステップST550において、利用者が定期券購入用乗車証の発行を受け、往路券分の払戻処理が済んでいるか否かを判断する(ST550)。制御部91は、払戻処理が済んでいると判断した場合には(ST550、Y)、ステップST530−1に戻る。
【0343】
また、制御部91は、払戻処理が済んでいないと判断した場合には(ST550、N)、定期券購入用乗車証の発行を受け、往路券の払戻要求があるか否かを判断する(ST551)。制御部91は、利用者による払戻ボタンの押下を検知した場合には(ST551、Y、ST552)、定期券購入用乗車証の挿入を要求する画面を表示する(ST553)。また、制御部91は、利用者による払戻ボタンを検知せず、往路券の払戻要求がないと判断した場合には(ST551、N)、ステップST530−1に戻る。
【0344】
そして、制御部91は、定期券購入用乗車証の挿入を検知することにより払戻処理を要求されたものと判断する(ST554、N、ST555)。そして、制御部91は、定期券購入用乗車証に記録された発行情報を読み取り、払戻条件がOKであるか否かを判断する(ST556)。
【0345】
制御部91は、払戻条件がOKであると判断した場合には(ST556、Y)、ステップST530に戻る。また、制御部91は、払戻条件がOKではないと判断した場合には(ST556、N)、定期券購入用乗車証を返却し(ST557)、ステップST554に戻る。
【0346】
一方、ステップST554において、制御部91は、払戻処理を取りやめると判断した場合(ST554、Y)、すなわち、定期券購入用乗車証なしボタンの押下を検知した場合には、ステップST530に戻る。
【0347】
制御部91は、この購入条件確認画面において、利用者が購入条件を確認し、購入条件OKである場合に確認ボタン215の押下を検知した場合には(ST531、Y、ST532)、図34に示すようなステップST602において、定期券の発行動作を行う。
【0348】
すなわち、制御部91は、利用者が定期購入用乗車証の発行を受け、復路券を発行する必要があると判断した場合には(ST602、Y)、発券機構部94を制御して定期購入用乗車証に基づく復路券を発行する(ST603)。制御部91は、復路券を発行する必要がないと判断した場合には(ST602、N)、ステップST605で定期券を発行する。そして、制御部91は、発券機構部94を制御して、発行した復路券を一時的に保留部に保留する(ST604)。
【0349】
続いて、制御部91は、予約発売データ及び変更された種々の情報に基づいて、発券機構部94を制御して、定期券を発行する(ST605)。そして、制御部91は、発券機構部94を制御して、発行した定期券を一時的に保留部に保留する(ST606)。
【0350】
制御部91は、復路券を発行していない場合は(ST617、N)、発行した定期券のみを放出し(ST618)、ステップST620を実行する。また、制御部91は、復路券を発行している場合には(ST617、Y)、定期券、定期券購入用乗車証復路券及び払戻金を一括して放出し(ST619)、ステップST620を実行する。
【0351】
制御部91は、ステップST620において、定期券一件分の明細データをジャーナルプリンタに印字する(ST620)。続いて、制御部91は、定期券購入用乗車証往路券の払戻がある場合には(ST621、Y)、定期券購入用乗車証往路券を回収し(ST622)、処理を終了する。また、制御部91は、定期券購入用乗車証往路券の払戻がない場合には(ST621、N)、処理を終了する。
【0352】
以上説明したこの発明の定期券発行方法によれば、利用者のユーザPCや汎用端末を介して定期券の購入を予約することが可能となり、利用者自身の都合の良い時間及び都合の良い場所であらかじめ予約した予約発売データに基づいた定期券の発行を受けることができ、場所や時間に制約を受けることなく確実に定期券を発行することが可能となる。
【0353】
また、いったん予約確定された予約発売データは、ステータス管理がなされ、重複して同一の予約発売データに基づいた定期券の発行を防止することが可能となる。
【0354】
また、定期券の発売処理の途中で機器の不具合などの何らかの理由でステータスが「発売中」で放置されている場合であっても、係員は、利用者からの申し出により、システムにアクセスできる係員専用機器を操作し、該当する予約発売データを確認することが可能となる。係員は、例えば機器の不具合によりステータスが「発売中」で放置されていたと判断した場合には、係員専用機器を操作することにより、「発売中」のステータスを「未発売」に変更する。これにより、利用者が再度継続定期券発行機9を介して定期券の予約発売処理及び発行処理を要求した際には、確実に定期券の発行を受けることが可能となる。
【0355】
また、身分の確認が必要な学生の通学定期券などを発行する場合、予約確定時に「承認待ち」のステータスが付与されるが、係員は、利用者からの学生証などの提示によって身分を確認することにより、システムにアクセスできる係員専用機器を操作し、該当する予約発売データを確認することが可能となる。係員は、係員専用機器を操作して「承認待ち」のステータスを発売可能な「未発売」に変更する。これにより、利用者が再度継続定期券発行機9を介して定期券の予約発売処理及び発行処理を要求した際には、確実に定期券の発行を受けることが可能となる。
【0356】
したがって、セキュリティ性を向上することができるとともに、利用者に対するサービス性を向上することが可能となる。
【0357】
また、予約時に確定した予約発売データは、定期券の購入時に変更することが可能である。例えば、利用者の氏名、性別、住所、生年月日、電話番号、定期券の経路、有効開始日、終了日、有効期間などは、予約時に間違って入力した可能性があるため、発売時に定期券発行機において、変更することが可能となる。また、定期券の利用開始日、終了日、有効期間などは、利用開始日が発行日より過去日になる場合があり、このときには、利用者の所望する開始日への変更を受け付ける。また、法人向け予約発売の場合、会社側により終了日をあらかじめ設定した仕様を受け付けることにより、終了日を自動的に日数調整することが可能となる。
【0358】
これにより、利用者に対するサービス性を向上することが可能となる。
【0359】
なお、本願発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合、組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0360】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、場所や時間の制約を受けることなく確実に乗車券を発行することができ、重複発売を防止することが可能であるとともに、利用者に対するサービス性を向上することが可能な乗車券発行方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の実施の形態に係わる乗車券購入システムの概略構成を示す図である。
【図2】図2は、自動改札機、自動精算機、券売機、定期券発行機および継続定期券発売機の概略構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、乗車券の購入を申込む際の全体の流れを説明するためのフローチャートである。
【図4】図4は、購入が申込まれた乗車券の料金の徴収および発行に関する動作の概要を説明するためのフローチャートである。
【図5】図5は、定期券を購入する際の購入情報の入力画面の表示例を示す図である。
【図6】図6は、この発明の定期券発行方法を説明するためのフローチャートである。
【図7】図7は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図8】図8は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図9】図9は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図10】図10は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図11】図11は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図12】図12は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図13】図13は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図14】図14は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図15】図15は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図16】図16は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図17】図17は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図18】図18は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図19】図19は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図20】図20は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図21】図21は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図22】図22は、個人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図23】図23は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図24】図24は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図25】図25は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図26】図26は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図27】図27は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図28】図28は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図29】図29は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図30】図30は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図31】図31は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図32】図32は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図33】図33は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図34】図34は、法人向け定期券の予約発売方法を説明するためのフローチャートである。
【図35】図35は、この発明の定期券発行方法における購入条件確認画面の表示例を示す図である。
【図36】図36は、この発明の定期券発行方法における有効開始日を変更する際の画面の表示例を示す図である。
【図37】図37は、この発明の定期券発行方法における氏名を変更する際の画面の表示例を示す図である。
【図38】図38は、この発明の定期券発行方法における電話番号を変更する際の画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…サーバ、2…ホストコンピュータ、3…端末(ユーザPC)、4…発券端末(汎用端末)、5…自動改札機、6…自動精算機、7…券売機、8…定期券発行機、9…継続定期券発行機、91…制御部、92…メモリ、94…発券機構部、97…表示部

Claims (3)

  1. 予約登録された有効期間を含む乗車券の予約発売データに基づく乗車券の発行において、予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときこの変更にかかわらず有効終了日を設定登録された終了日とするか、または予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときに登録される有効期間に基づいて有効終了日を有効期間終了月の月末日とするかの日数調整の設定をしておき、
    乗車券の予約発売を申し込む際に確定された予約発売データに含まれるすべての内容に基づいて乗車券の発行が可能であるか否かを確認し、
    前記予約発売データに含まれる乗車券の有効開始日を変更可能である場合に、発売可能な開始日の一覧を表示して前記予約発売データの有効開始日の変更入力を検知し、
    発売可能な開始日の一覧からいずれかの開始日が選択される前記有効開始日の変更入力を検知したとき、前記設定に基づいて有効期間の終了日を前記予約発売データの終了日に合わせるように日数調整するか、または、有効期間終了月の月末日に合わせるように日数調整するかを判断し、
    変更内容に基づいて乗車券の発行が可能である場合に、変更した内容を含む前記予約発売データに基づいて乗車券を発行する、
    ことを特徴とする乗車券発行方法。
  2. 予約登録された有効期間を含む乗車券の予約発売データに基づく乗車券の発行において、予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときこの変更にかかわらず有効終了日を設定登録された終了日とするか、または予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときに登録される有効期間に基づいて有効終了日を有効期間終了月の月末日とするかの日数調整の設定をしておき、
    乗車券の予約発売を申し込む際に確定された予約発売データに含まれるすべての内容に基づいて乗車券の発行が可能であるか否かを確認し、
    前記予約発売データに含まれる乗車券の有効開始日が過去日である場合に、前記予約発売データの有効開始日の変更を促す旨のメッセージを表示するとともに発売可能な開始日の一覧を表示して前記予約発売データの有効開始日の変更入力を検知し、
    発売可能な開始日の一覧からいずれかの開始日が選択される前記有効開始日の変更入力を検知したとき、前記設定に基づいて有効期間の終了日を前記予約発売データの終了日に合わせるように日数調整するか、または、有効期間終了月の月末日に合わせるように日数調整するかを判断し、
    変更内容に基づいて乗車券の発行が可能である場合に、変更した内容を含む前記予約発売データに基づいて乗車券を発行する、
    ことを特徴とする乗車券発行方法。
  3. 予約登録された有効期間を含む乗車券の予約発売データに基づく乗車券の発行において、予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときこの変更にかかわらず有効終了日を設定登録された終了日とするか、または予約発売データの有効開始日を翌日以降に変更されたときに登録される有効期間に基づいて有効終了日を有効期間終了月の月末日とするかの日数調整の設定をしておき、
    乗車券の予約発売を申し込む際に確定された予約発売データに含まれるすべての内容に基づいて乗車券の発行が可能であるか否かを確認し、
    前記予約発売データに含まれる乗車券の有効開始日が過去日である場合に、前記予約発売データの有効開始日の変更を促す旨のメッセージを表示するとともに発売可能な開始日の一覧を表示して前記予約発売データの有効開始日の変更入力を検知し、
    発売可能な開始日の一覧からいずれかの開始日が選択される前記有効開始日の変更入力を検知したとき、前記設定に基づいて有効期間の終了日を前記予約発売データの終了日に合わせるように日数調整するか、または、有効期間終了月の月末日に合わせるように日数調整するかを判断し、
    有効期間の終了日を前記予約発売データの終了日に合わせるように日数調整すると判断した時には、前記予約発売データの終了日を有効期間の終了日として設定し、
    有効期間の終了日を有効期間終了月の月末日に合わせるように日数調整すると判断したときには、前記予約発売データの有効期間の指定を促す旨のメッセージを表示するとともに有効期間の一覧を表示し、
    有効期間の一覧からいずれかの有効期間が選択される有効期間の指定を受け付けたとき、選択された有効期間終了月の月末日を有効期間の終了日に合わせるように日数調整を行い、
    変更内容に基づいて乗車券の発行が可能である場合に、変更した内容を含む前記予約発売データに基づいて乗車券を発行する、
    ことを特徴とする乗車券発行方法。
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