JP3585572B2 - 孔版印刷装置の版胴 - Google Patents

孔版印刷装置の版胴 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は孔版印刷装置の版胴に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
孔版印刷装置はサーマルヘッドの発熱体素子によって、孔版原紙に穿孔製版を行い、孔版原紙を搬送して版胴の外周面に巻装し、インク供給手段で版胴の内周面よりインクを供給し、孔版原紙に対してプレスローラ等の押圧手段で用紙を連続的に押し付けて、版胴の内周面から外周面、孔版原紙の穿孔部よりインクを滲出させて印刷を行っている。
【0003】
このような孔版印刷装置の版胴は、ステンレス鋼のような金属性の円筒状の支持体と、この支持体の外周面に巻かれるメッシュのスクリーンとを有している。支持体には、エッチング等により多数の開口が形成されていて、内周面から外周面へインクが供給できるようになっている。
【0004】
一般に印刷画像のむらを改善するためには、開口の径やピッチを小さくして、版胴の外周面にインクを均一に供給すれば良いのだが、エッチングを行なう上で、開口の径やピッチを小さくするには、支持体の厚さを薄くしなければならず版胴の強度が弱くなる。このため、特公昭63−59393号公報に示されているように、支持体に複数枚のスクリーンを巻装して、インクを版胴の外周面に均一に分布させていた。また、特開平3−67682号公報に示されているように、版胴の外周面の開口の周囲に版胴の外周面より高い凸部を設けたり、開口を取り囲むように溝部を形成したりしていた。さらに、支持体の外周面に多孔質体を設けてインクを版胴の外周面に均一に供給する技術が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のスクリーンを複数設ける技術には、スクリーンの線によりインクの流れが阻害され、均一なインクの供給ができず、濃度むらが発生するという問題がある。凸部を設けたものには、孔版原紙が凸部に接触し、印刷時に用紙を押圧するときに摩擦力で摩耗して穴が開き、画像に汚れが発生したり、孔版原紙の位置がずれたりするという問題が、溝部を形成したものには、溝に過剰のインクが貯えられ、濃度むらが発生するという問題がそれぞれ有る。多孔質体を設けた技術には、インクに非常に低粘度のものを使用しなくてはならず、画像ににじみが発生したり、インク拡散層を追加するので、印刷の立上りに時間がかかるという問題が有る。
【0006】
従って、本発明は上述したような問題点を解決するためになされたものであり、濃度むらのない鮮明な印刷画像が得られる孔版印刷装置の版胴を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、外周面に孔版原紙を巻装され、内周面よりインクを供給され、定方向に回転する孔版印刷装置の版胴において、上記内周面を形成する複数の開口が形成された支持体を有し、上記支持体の内周面の各開口から、回転の方向の下流側に向かって連続した溝を形成したことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、外周面に孔版原紙を巻装され、内周面よりインクを供給され、定方向に回転する孔版印刷装置の版胴において、上記内周面を形成する複数の開口が形成された支持体を有し、上記支持体の外周面の各開口から、回転の方向の上流側と、上記支持体の内周面の各開口から、回転の方向の下流側とに連続した溝をそれぞれ形成したことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の孔版印刷装置の版胴において、上記回転の方向の上流側に向かって連続した溝は、複数の溝に分岐していることを特徴とする。
【0010】
請求項4記載の発明は、請求項2記載の孔版印刷装置の版胴において、上記回転の方向の上流側に向かって連続した溝は、その上流側に広幅部を形成している
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】
請求項1記載の発明では、支持体の内周面の各開口から、回転の方向の下流側に向かって連続した溝を形成したので、支持体の開口からたくさんのインクが滲出する。
【0014】
請求項2記載の発明では、支持体の外周面の各開口から、回転の方向の上流側に向かって連続した溝を形成し、支持体の内周面の各開口から、回転の方向の下流側に向かって連続した溝を形成したので、支持体の開口からたくさんのインクが滲出し、インキの拡散が促進される
【0015】
請求項3記載の発明では、連続した溝を複数の溝に分岐したので、支持体の開口からインクが均一に分散する
【0016】
請求項4記載の発明では、溝の上流側に広幅部を形成したので、インクが広幅部に貯溜して各開口の間にインク供給源が形成され、支持体の外周面にインクが均一に分散する。
【0019】
【実施例】
以下、本発明の第1の実施例を図面を参照して説明する。図1において、符号1は版胴を表している。版胴1は、図1、図2に示すように、内周面を形成する円筒状の支持体21と、支持体21の外周面に巻装されたスクリーン22と、版胴1の外周面を形成するスクリーン23とを有する。版胴1は後述するインクパイプを兼ねる回転中心軸5の回りに回転可能に支持されていて、モータにより定方向に回転される。
【0020】
支持体21は、ステンレス等の金属等により円筒状に形成されており、その外周面に孔版原紙8の先端部をクランプするクランプ手段31を有する。支持体21には、クランプ手段31及びその周辺部と両側縁部とを除いた部分に、インクを通過させるための複数の開口21aが設けられている。
【0021】
支持体21の外周面の各開口21aには、各開口21aから版胴1の回転の方向の上流側に向かって連続した溝21bが形成され、支持体21の内周面の各開口21には、版胴1の回転の方向の下流側に向かって連続した溝21cが形成されている。溝21bは図4に示すように、版胴1の回転の方向(同図に矢印で示す)に平行に形成されている。
【0022】
支持体21にこれら開口21a、溝21b、21cを形成するには、図3aに示すように、ステンレスの薄板21’の裏と表にマスク52をし、図3bに示すように、エッチングで溝21b、21cを形成し、次に開口21aをエッチングすれば良い。また、エッチングで溝21b、21cを形成し、同時に開口21aを形成しても良い。これにより、従来より小さい開口21aを形成することができる。
【0023】
スクリーン22は、金属網体のメッシュのスクリーンや発泡樹脂により形成され、インクを保持し、通過させる。なお、本例において、スクリーン22は、1層のみ設けられているが、複数層設けるようにしても良い。
【0024】
また、スクリーン23もスクリーン22と同様に形成される。なお、スクリーン22、23は上述したもの以外に、合成樹脂網体のメッシュスクリーン、金属繊維を焼結させて作製される焼結シート、多孔質ゴムシート等の多孔質弾性体シート、あるいは、天然繊維や合成樹脂繊維からなる不織布から形成しても良い。さらに、スクリーン22、23を省略して、支持体21のみで版胴を構成しても良いが、インクの保持、拡散のために設けることが好ましい。
【0025】
クランプ手段31は、支持体21の外周面の母線に沿って設けられた磁性体よりなるステージ6と、このステージ6に対向する部位に配置され、クランパ軸7aにより回動可能に支持され、ステージ6と対向する面に磁石を貼着されたクランパ7とにより構成されている。
【0026】
版胴1の内部には、支持体21の内周面にインクを供給するインクローラ2と、インクローラ2と僅かな間隙を置いて平行に配置され、インクローラ2との間にインク溜り4を形成するドクターローラ3と、インク溜り4へインクを供給する回転中心軸5とが配置されている。インクローラ2、ドクターローラ3は、回転中心軸5に固定された版胴1内の図示しない側板にそれぞれ回転自在に支持されている。
【0027】
インクは、適宜の位置に配置されたインクパックからインクポンプにより圧送され、回転中心軸5の供給穴5aよりインク溜り4へ供給される。
【0028】
インクローラ2に対向する版胴1の外周面の下方近傍には、用紙15を版胴1へ押し付けるプレスローラ16と、版胴1の外周面とプレスローラ16との間へ所定のタイミングで用紙15を送るレジストローラ対14とが配置されている。
【0029】
上述のように構成された孔版印刷装置の動作について説明する。
図1において、製版された孔版原紙8は、その先端部をステージ6とクランパ7との間に挾持され、版胴1の外周面に巻装されている。この状態で、版胴1が定方向に回転されると共に、1枚の用紙15がレジストローラ対14に給送され、レジストローラ対14により版胴1の回転と同期した所定のタイミングでスクリーン23の外周面に巻装されている孔版原紙8とプレスローラ16との間に用紙15が挿入される。
【0030】
このとき、インクローラ2も版胴1の回転方向と同一方向に回転する。インク溜り4のインクは、インクローラ2の回転によりインクローラ2の表面に付着され、インクローラ2とドクターローラ3との間隙を通過する際にその量を規制され、支持体21の内周面に供給される。
【0031】
支持体21の内周面に供給されたインクは、図2に示すように、インクローラ2の更なる回転により、溝21cから開孔21aへ供給される。開孔21aへ供給されたインクは、同図に矢印で示すように、開口21aに対して版胴1の回転の方向の上流側に傾いて供給され、溝21bに沿って支持体21の外周面に拡散する。さらにインクは、スクリーン22、スクリーン23を通過し、孔版原紙8とスクリーン23とが接触する面にむらなく供給される。
【0032】
版胴1の外周面から離間していたプレスローラ16が上方に移動し、回転する版胴1のスクリーン23の外周面に巻装された孔版原紙8に用紙15が押圧されることにより、孔版原紙8の穿孔から、インクが用紙15の表面に転移されて印刷される。
【0033】
本例によれば、溝21bを設けたので、開口21aから溝21bに沿ってインクが拡散し、溝21b内のインクの表面張力により、インクを支持体21の開口21aから離れた部分まで拡散でき、濃度むらを低減できる。インクの拡散の度合いは、ベタ画像のむらをマイクロデンシトメータ(PDM5型コニカ(株)製)で測定して判断した。
【0034】
例のように開口21aに溝21b、21cを形成することにより、支持体21の内部から斜めに支持体21の外部に通じるインク通路が発生したり拡大されたりして、インクローラ2で押されたインクの一部が支持体21に対して斜めに支持体21の外周面に移動するようになり、インクの支持体21の外周面への拡散が加速されるので、濃度むらを低減できる。
【0035】
次に発明者は、開口21aに連続した溝21cを形成した支持体21と、支持体21と同一ピッチ、同一径の開口のみの支持体とを用いて、ベタ画像の印刷を行ない、プレスローラ16の圧力とベタ印刷時の用紙15へのインク供給量との関係を調べた。その結果を図5に示す。曲線Xは溝21cが形成された支持体21の場合、曲線Yは開口のみの支持体の場合を表している。同図より明らかなように、プレスローラ16の圧力が同じ時、溝21cが形成された支持体21は、開口のみの支持体に比べて、より多くのインクを供給できる。
【0036】
プレスローラ16の押圧力を小さくできると、支持体21の変形量が小さくなり、支持体21の厚さを薄くできる。支持体21の厚さを薄くできるということは、開口21aの径及びピッチを小さくできるということを意味し、インク供給量の場所によるばらつきを小さくできる。またプレスローラ16の押圧力を小さくできるので、プレスローラ16の衝突による騒音を低減できる。さらに支持体21の変形量が小さくなるので、支持体21の撓みによる濃度むらも発生しなくなる。
【0037】
図6に別の支持体41を示す。支持体41の外周面の開口41aには、版胴1の回転の方向の上流側に連続していて、複数に分岐した溝41bが設けられている。本例によれば、インクを支持体41の開口41aから溝41bに沿って拡散でき、濃度むらを低減できる。
【0038】
さらに、図7に別の支持体51を示す。支持体51の外周面の開口51aには、版胴1の回転の方向の上流側に連続した溝51bが設けられ、さらにこの溝51bには、インクを貯溜する広幅部51dが設けられている。このように、広幅部51dを設けると、各開口51aの間にインク供給源が補助的に形成され、インクを支持体51の外周面に拡散でき、濃度むらをより低減できる。また、広幅部51dを複数設けるようにしても良い。
【0039】
図8に本発明の第2の実施例を示す。この実施例に示す支持体61には、開口61aが形成されている。開口61aは、支持体61の内周面側の直径D1が、支持体61の外周面側の直径D2よりも大きくなるように形成されている。以下開口61aの、直径D1の部分を大径部、直径D2の部分を小径部という。開口61aを形成するには、まず、支持体61の内周面側にマスクをしてハーフエッチングで大径部を形成し、次に別のマスクを用いて小径部を形成して行なわれる。なお、支持体61の剛性を高めるには、支持体61の厚さtを厚くすれば良い。
【0040】
本例によれば、支持体61の剛性を維持したまま、開口61aの直径D2及びピッチを小さくでき、インクを支持体61の外周面にむらなく拡散できる。
【0041】
発明者は、大径部と小径部とを有する開口61aを形成した支持体61と、内周面の開口の直径と外周面の開口の直径とが同じ開口を形成した支持体とを用いて、ベタ画像の印刷を行なって、単位面積当たりのインク供給量と用紙15上の位置との関係、及び、ベタ画像濃度と単位面積当たりのインク供給量との関係を調べた。その結果を図9、図10に示す。なお、ベタ画像濃度の測定は、上述のマイクロデンシトメータ(PDM5型コニカ(株)製)を用いて行った。
【0042】
図9に示す曲線X1は大径部と小径部とを有する開口61aを形成した支持体61の場合であり、この時の濃度むらは20%であった。一方、曲線Y1は内周面の開口の直径と外周面の開口の直径とが同じ開口を形成した支持体の場合を表していて、この時の濃度むらは40%であった。
【0043】
図10において、点A−A’間は内周面の開口の直径と外周面の開口の直径とが同じ開口を形成した支持体の場合のインク供給量の分布を表し、点B−B’間は大径部と小径部とを有する開口61aを形成した支持体61の場合のインク供給量の分布を、点Cは両者の平均のインク供給量を表している。点A1−A1’間は内周面の開口の直径と外周面の開口の直径とが同じ開口を形成した支持体の場合の濃度むら幅を表し、点B1−B1’間は大径部と小径部とを有する開口61aを形成した支持体61の場合の濃度むら幅を、点B1は、内周面の開口の直径と外周面の開口の直径とが同じ開口を形成した支持体の場合の平均濃度を、点C1は大径部と小径部とを有する開口61aを形成した支持体61の場合の平均濃度を表している。
【0044】
本例によれば、図9、図10より明らかなように、少量のインクを、密に配置した開口から供給でき、画像のむらの濃度差が縮まるのと同時に、むらのピッチが空間周波数の高い領域にずれるため、人間の空間分解能の低感度領域でこのむらを感じ取る結果となり、非常に落ち着いた画像が得られる。
【0045】
孔版原紙8としては、和紙あるいは和紙繊維と合成繊維との混抄体等の多孔質支持体と熱可塑性樹脂フィルムとを貼りあわせたラミネートタイプのものの他、実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみからなる原紙を用いることもできる。実質的に熱可塑性樹脂フィルムのみから成る原紙とは、原紙が熱可塑性樹脂フィルムのみから成るものの他、熱可塑性樹脂フィルムに帯電防止剤等の微量成分を含有させてなるもの、さらには熱可塑性樹脂フィルムの両主面、すなわち表面及び裏面のうち少なくとも一方にオーバーコート層等の薄膜層を1層又は複数層形成して成るものを含む。
【0046】
なお、ラミネートタイプの孔版原紙の場合には、多孔質支持体が版胴1の支持体の開口から滲出したインクの保持、拡散を行うので、スクリーン22、23を省略しても良い。また、熱可塑性樹脂フィルムのみの孔版原紙の場合であって、支持体の開口の開口率が、インクを拡散させるのに十分大きい場合にはスクリーン22、23を省略しても良い。
【0047】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、支持体の内周面の各開口から、回転の方向の下流側に向かって連続した溝を形成したので、支持体の開口からたくさんのインクが滲出し、支持体の開口を少なくでき、支持体の剛性が上がる。また、プレスローラの圧力を下げても十分なインクを供給できる。
【0048】
請求項2記載の発明では、支持体の外周面の各開口から、回転の方向の上流側に向かって連続した溝を形成し、支持体の内周面の各開口から、回転の方向の下流側に向かって連続した溝を形成したので、支持体の開口からたくさんのインクが滲出し、インキの拡散が促進され、濃度むらの少ない画像が得られる。
【0049】
請求項3記載の発明では、連続した溝を複数の溝に分岐したので、支持体の開口からインクが拡散し、濃度むらの少ない画像が得られる。
【0050】
請求項4記載の発明では、溝の上流側に広幅部を形成したので、インクが広幅部に貯溜して各開口の間にインク供給源が形成され、支持体の外周面にインクが均一に分散し、濃度むらの少ない画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す版胴が適用された孔版印刷装置の断面図である。
【図2】図1に示す示す孔版印刷装置の版胴の部分拡大断面図である。
【図3】図2に示す支持体の開口を形成する方法を説明する図である。
【図4】支持体の開口に連続した溝の1例を示す平面図である。
【図5】インク供給量とプレスローラ圧力との関係を示すグラフである。
【図6】別の支持体を示す平面図である。
【図7】さらに別の支持体を示す平面図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示す版胴の支持体の断面図である。
【図9】単位面積当たりのインク供給量と用紙上の位置との関係を示すグラフである。
【図10】ベタ画像濃度と単位面積当たりのインク供給量との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 版胴
2 インクローラ
3 ドクタローラ
5 回転中心軸
6 ステージ
7 クランパ
8 孔版原紙
14 レジストローラ対
15 用紙
16 プレスローラ
21、41、51、61 支持体
22 スクリーン
23 スクリーン
31 クランプ手段
21a、41a、51a、61a 開口
21b、21c、41b、51b、61b 溝

Claims (4)

  1. 外周面に孔版原紙を巻装され、内周面よりインクを供給され、定方向に回転する孔版印刷装置の版胴において、
    上記内周面を形成する複数の開口が形成された支持体を有し、上記支持体の内周面の各開口から、回転の方向の下流側に向かって連続した溝を形成したことを特徴とする孔版印刷装置の版胴。
  2. 外周面に孔版原紙を巻装され、内周面よりインクを供給され、定方向に回転する孔版印刷装置の版胴において、
    上記内周面を形成する複数の開口が形成された支持体を有し、上記支持体の外周面の各開口から、回転の方向の上流側と、上記支持体の内周面の各開口から、回転の方向の下流側とに連続した溝をそれぞれ形成したことを特徴とする孔版印刷装置の版胴。
  3. 請求項2記載の孔版印刷装置の版胴において、
    上記回転の方向の上流側に向かって連続した溝は、複数の溝に分岐していることを特徴とする孔版印刷装置の版胴。
  4. 請求項2記載の孔版印刷装置の版胴において、
    上記回転の方向の上流側に向かって連続した溝は、その上流側に広幅部を形成していることを特徴とする孔版印刷装置の版胴。
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