JP3400768B2 - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JP3400768B2 JP2000094592A JP2000094592A JP3400768B2 JP 3400768 B2 JP3400768 B2 JP 3400768B2 JP 2000094592 A JP2000094592 A JP 2000094592A JP 2000094592 A JP2000094592 A JP 2000094592A JP 3400768 B2 JP3400768 B2 JP 3400768B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、版胴からのインキ
漏れを防止した孔版印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、孔版印刷装置の版胴は、エッチ
ングや電鋳などの方法で加工した多孔板及びパンチング
メタルや、金属製スクリーンなどからなる平板状の部材
を円筒状に丸めて、該円筒の両側縁にフランジを取り付
けたり、又は、円筒状の多孔性部材の両側縁にフランジ
を取り付けるなどの方法で構成されている。そして、こ
のフランジが取り付けられた該円筒状周壁の各側縁に沿
った領域は、インキが透過しないように樹脂などを埋設
して塞がれてインキ不通過性領域とされ、該領域に挟ま
れて画定された領域をインキ通過性領域としている。
【0003】かくして、該インキ通過性領域を覆うよう
に製版済み孔版原紙を版胴に巻装し、版胴を自身の中心
軸線回りに回転させつつ、版胴内部に設けられたインキ
供給ローラからインキを版胴の内周面に供給しながら印
刷用紙を版胴外周面へ押圧することにより、インキが版
胴のインキ通過性領域及び孔版原紙の穿孔部を介して印
刷用紙に転移されて印刷が行われる。
【0004】この印刷工程において、インキ供給ローラ
から版胴内周面に供給されたインキは、孔版原紙の穿孔
部を通過して印刷用紙に転移するが、孔版原紙の穿孔の
形成されていない箇所では、インキは、該原紙の下で平
面方向に移動したり、版胴の内面に戻るような挙動を示
す。この時、図11に示されるように、インキ供給ロー
ラ4の端部付近は中央よりもインキが蓄積しやすいた
め、版胴1の周壁の側縁領域、すなわち、インキ不通過
性領域1bでは、孔版原紙Sとの間で平面方向に移動し
たインキが原紙の側縁からはみ出して、印刷機内や印刷
用紙を汚してしまい、いわゆる「脇漏れ」と呼ばれるイ
ンキ漏れを発生させることがある。また、図12に示さ
れるように、インキ供給ローラ4の端部が版胴のインキ
不通過性領域1b上に位置する場合、インキが該領域1
bを伝わって移動し、版胴端部の隙間からインキ漏れを
起こすこともある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この現象を抑制するた
めに、特開平10-181178号公報は、図2に示されるよう
に、版胴1のインキ通過性領域1aの側縁がインキ供給
ローラ4の端部よりも外側に位置するようにインキ通過
性領域1aの幅を広くし、このインキ通過性領域1aの
側縁よりも外ローラ6の端部が外側に位置するように外
ローラ4の全長を長くするとともに、インキ漏れの発生
しやすい条件(幅広の印刷用紙、厚手の印刷用紙、イン
キが軟化しやすい高温環境)のときに、インキ供給ロー
ラ4を版胴の中心側に移動させ、外ローラ6で版胴を押
圧した時に版胴の側縁付近がインキ供給ローラ4から離
反する方向に変形するようにして、インキ供給ローラ4
の端部と版胴の側縁付近との間にインキが集積するのを
防止することを提案している。
【0006】また、特開平8-267949号公報は、版胴内周
面のインキ通過性領域の周辺部に堰のようなインキ止め
部材を設けてインキ漏れを防止することを提案してい
る。
【0007】しかし、特開平10-181178号公報の方法で
は、インキ供給ローラの位置調節のために特殊な機構と
制御装置を必要とし、また、実際、版胴の側縁付近の変
形を正確に制御することは難しい。また、特開平8-2679
49号公報のようなインキ止め部材を版胴内に設けること
は版胴の製作及び組立工程を煩雑化させる。
【0008】そこで、本発明は、単純な要素を付加する
だけで版胴からのインキ漏れを防止した孔版印刷装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、各側縁に沿ってそれぞれ設けられたインキ不通過
性領域とその間に画定されたインキ通過性領域とを備え
た周壁を有する円筒状版胴と、該周壁の内面に隣接して
該版胴内に配置されたインキ供給ローラと、該版胴の外
部で該インキ供給ローラに対向させて配置された外ロー
ラとを備え、該版胴の周壁外面に製版済み孔版原紙を巻
装させて該版胴をその中心軸線回りに回転させるととも
に、該回転に同期して搬送される印刷用紙を該版胴と前
記外ローラとの間に挟持して該印刷用紙に印刷を行うよ
うにされた孔版印刷装置において、前記インキ供給ロー
ラの幅方向長さをA、前記版胴周壁のインキ通過性領域
の幅方向長さをB、前記外ローラの幅方向長さをCとした
ときA<B<Cの関係を満たし、前記インキ供給ローラは
全体が前記インキ通過性領域に対向するように配置さ
れ、前記外ローラは各端部が各インキ不通過性領域に対
向するように配置され、且つ、前記周壁は、前記インキ
通過性領域の側縁から幅方向にインキ供給ローラの隣接
する端部に対向する位置を越えて張り出すように配置さ
れたインキ遮蔽層を該周壁の内面よりも外方に備えてい
ることを特徴とする孔版印刷装置によって達成される。
【0010】本発明では、インキ供給ローラの幅方向長
さA、版胴周壁のインキ通過性領域の幅方向長さB、外ロ
ーラの幅方向長さCがA<B<Cの関係を充足するようにし
て前述の図2のような配置を達成したため、インキ供給
ローラの端部にインキが集積した場合でも、図12に示
されるようなインキ漏れ現象は防止される。さらに、本
発明では、インキ通過性領域の側縁に沿って設けられる
インキ遮蔽層を、版胴周壁の内面よりも外方に配置した
ため、インキ供給ローラの端部付近のインキ通過性領域
内面の凹凸形状には実質状な影響を及ぼさない。したが
って、インキ供給ローラの端部に過剰のインキが集積し
た場合でも、そのインキは、版胴周壁の内面の凹凸部分
とインキ供給ローラーとの間でのみ供給と回収を繰り返
すので、図11に示されるようなインキ漏れ現象も有効
に防止できる。よって、インキ供給ローラと版胴周壁の
内面との間の隙間を上記従来法で調整するまでもなく、
版胴からのインキ漏れを効果的に防止することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図1を参照しつつ、本発明
の孔版印刷装置の具体例について説明する。
【0012】図1の孔版印刷装置は、版胴1とこれに対
向させて配置された外ローラ6を備えている。版胴1
は、金属製スクリーンなどからなるメッシュ状の平板部
材を円筒状に丸めて形成された周壁を備え、該円筒状周
壁の両側縁をフランジ(図示せず)に固定して構成され
ている。該フランジに隣接する周壁の両側縁に沿った領
域は、樹脂などを埋設して目止めされてインキ不通過性
領域1b(図2参照)とされ、該領域1に挟まれて画
定された領域がインキ通過性領域1a(図2参照)を構
成している。なお、従来と同様に、該版胴1は、メッシ
ュ状の平板部材の代わりに、多孔板やパンチングメタル
を円筒状に丸めて構成してもよい。また、版胴1の周壁
外面には、微細網目構造のスクリーン層を一層又は多層
巻き付けてもよい。
【0013】版胴1は、周壁の外面に孔版原紙取付座2
を備えている。該取付座2にはクランプ片3が揺動自在
に取り付けられており、製版済みの孔版原紙(図示せ
ず)の端部を取付座2とクランプ片3との間に挟持し
て、版胴1の周壁外面に巻き付けて保持できるようにし
ている。
【0014】版胴1は、その内部に、インキ供給ローラ
4を備えている。該インキ供給ローラ4は、前記外ロー
ラ6に対向する位置で版胴1の内周面に内接又は僅かな
間隔をおいて隣接するように配置されており、また、該
インキ供給ローラ4の斜め上方にはこれに対向して隣接
するようにドクターローラ5が配置されている。
【0015】図示しない駆動手段によって版胴1をその
中心軸線回りに回転させるとともに、同方向にインキ供
給ローラ4を回転させると、版胴1内に供給されたイン
キは、インキ供給ローラ4とドクターローラ5との間で
インキ渦7を形成するとともにインキ供給ローラ4の外
周面に一定量供給され、これによって、版胴1の周壁に
常に一定量のインキが供給される。そして、版胴1の回
転にタイミングを合わせて版胴1と外ローラとの間に
印刷用紙Pを供給するとともに版胴1に押し付けること
により、インキが版胴1の周壁及び孔版原紙の穿孔部を
介して印刷用紙Pに転移され、印刷が行なわれる。印刷
用紙Pを版胴1に押し付けるためには、外ローラ6を版
胴1の方向に移動させてもよく、また、インキ供給ロー
ラ4を外ローラ6の方向に移動させて版胴1の周壁が外
ローラ6の方向へ膨出するように変形させてもよく、ま
た、版胴1の全体を外ローラ6の方向に移動させてもよ
い。
【0016】図1の具体例では、図2に示されるよう
に、インキ供給ローラ4、版胴1周壁のインキ通過性領
域1a、及び、外ローラ6のそれぞれの版胴中心軸線方
向(本明細書において「幅方向」という)の長さを夫々
A、B、及び、Cとしたとき、A<B<Cの関係を満たすよう
に設計されており、インキ供給ローラ4と外ローラ6は
夫々上記インキ通過性領域1aの中央にあわせて配置さ
れている。その結果、インキ供給ローラ4は版胴1のイ
ンキ通過性領域1aの上方に配置されて、その両端部は
版胴1のインキ不通過性領域1bの上方まで延在するこ
とはないが、外ローラ6の両端部は版胴1のインキ不通
過性領域1b上にまで延在する。
【0017】さらに、図1の版胴は、インキ通過性領域
1aの側縁に沿ってインキ遮蔽層を備えている。この構
成の詳細については、図3〜図8に示された以下の実施
例から明らかである。なお、図3〜図10は図2の左半
部を拡大して示すものであり、省略した右半部も同様の
構成を有する。
【0018】
【実施例】実施例1 図3に概略的に示すように、厚み0.35(mm)、線径0.23
(mm)の50メッシュステンレススクリーン11を円筒状
に丸め、該円筒の両側縁に沿った領域をシリコーン樹脂
(インキ不通過性領域1b)で目止めして版胴1の基体
を構成した。ここで、インキ供給ローラ4の幅方向長さ
Aは290(mm)、版胴1のインキ通過性領域1aの幅方向
長さBは300(mm)、外ローラ6の幅方向長さCは310(m
m)であった。
【0019】さらに、版胴1の外周に、幅方向長さ320
(mm)の120メッシュポリエステルスクリーン12を中
間層として巻装し、該スクリーン12の上に305メッシ
ュポリエステルスクリーン13を最外層として巻装して
版胴1の周壁を構成した。
【0020】また、スクリーン11の外周面には、イン
キ遮蔽層8として幅20(mm)、厚さ10(μm)のポ
リエステルフィルムを、各インキ不通過性領域1bから
インキ通過性領域1aへ向けて幅方向に10(mm)張り出
すように貼り付けた。
【0021】実施例2 図4に示すように、スクリーン11のインキ不通過性領
域1bからインキ通過性領域1aへ向けて幅方向に10
(mm)張り出すように該スクリーン11を外周面から厚
さ0.1(mm)だけシリコーン樹脂で埋め、インキ遮蔽層
8とした以外、実施例1と同様に版胴1を構成した。図
示のように、スクリーン11の内周面までシリコーン樹
脂が達していないので、版胴1の内周面は凹凸状に保た
れていた。
【0022】実施例3 図5に示すように、スクリーン12の外周面に、インキ
遮蔽層8として幅20(mm)、厚さ10(μm)のポリ
エステルフィルムを、各インキ不通過性領域1bからイ
ンキ通過性領域1aへ幅方向に10(mm)張り出すように
貼り付けた以外、実施例1と同様に版胴1を構成した。
【0023】実施例4 図6に示すように、インキ通過性領域1aの各側縁から
内外に夫々10(mm)の幅(加工幅20mm)でスクリーン1
2をシリコーン樹脂で埋め、インキ遮蔽層8とした以
外、実施例1と同様に版胴1を構成した。
【0024】実施例5 図7に示すように、スクリーン13の外周面に、インキ
遮蔽層8として幅20(mm)、厚さ10(μm)のポリ
エステルフィルムを、各インキ不通過性領域1bからイ
ンキ通過性領域1aへ幅方向に10(mm)張り出すように
貼り付けた以外、実施例1と同様に版胴1を構成した。
【0025】実施例6 図8に示すように、インキ通過性領域1aの各側縁から
内外に夫々10(mm)の幅(加工幅20mm)でスクリーン1
3をシリコーン樹脂で埋め、インキ遮蔽層8とした以
外、実施例1と同様に版胴1を構成した。
【0026】比較例1 図9に示すように、インキ遮蔽層8を設けない以外、実
施例1と同様に版胴1を構成した。
【0027】比較例2 図10に示すように、図4と同様の幅でスクリーン11
をシリコーン樹脂で埋めた以外実施例2と同様に版胴を
構成した。この場合、スクリーン11の内周面までシリ
コーン樹脂が達しているので、インキ供給ローラ4の両
端部が接触する版胴内周面は平滑な状態である。
【0028】試験例 実施例1〜6及び比較例1〜2で得られた版胴を理想科
学工業(株)製孔版印刷機リソグラフ(登録商標)SR74
00に装着して印刷を行った。試験は、23℃環境下にて、
未製版の孔版原紙をドラムに巻装し、上質紙を用いて10
00枚連続印刷動作をさせて行った。印刷後、孔版原紙の
側縁と版胴間のインキの溜り及び脇漏れの状況を目視で
観察した。試験の結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】なお、表1中の記号は下記を意味する: ○…インキ溜り及び漏れは全く発生しなかった、 △…インキ溜りは少量発生したが、漏れには至らなかっ
た、 ×…インキ漏れが発生した。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、インキ供給ローラの幅
方向長さA、版胴周壁のインキ通過性領域の幅方向長さ
B、外ローラの幅方向長さCがA<B<Cの関係を充足する
ようにして図2のような配置を達成するとともに、イン
キ遮蔽層をインキ通過性領域の側縁に沿って、版胴周壁
の内面よりも外方に配置したため、インキ供給ローラの
端部付近のインキ通過性領域内面は凹凸状に保たれてい
るので、インキ供給ローラの端部に過剰のインキが集積
した場合でも、そのインキは、版胴周壁の内面の凹凸部
分とインキ供給ローラーとの間でのみ供給と回収を繰り
返し、版胴の側縁から漏れ出すことが有効に防止され
る。したがって、インキ供給ローラと版胴周壁の内面と
の間の隙間の寸法を従来のような方法で調整するまでも
なく、版胴からのインキ漏れを効果的に防止することが
でき、均一な画像の印刷物を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の孔版印刷装置の具体例を示す模式的側
面図である。
【図2】本発明の孔版印刷装置のインキ供給ローラ、版
胴のインキ通過性領域及び外ローラの配置を示す幅方向
模式図である。
【図3】実施例1のインキ遮蔽層を示す模式図である。
【図4】実施例2のインキ遮蔽層を示す模式図である。
【図5】実施例3のインキ遮蔽層を示す模式図である。
【図6】実施例4のインキ遮蔽層を示す模式図である。
【図7】実施例5のインキ遮蔽層を示す模式図である。
【図8】実施例6のインキ遮蔽層を示す模式図である。
【図9】比較例1の版胴を示す模式図である。
【図10】比較例2の版胴を示す模式図である。
【図11】従来の版胴の構成を示す模式図である。
【図12】従来の版胴の構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 版胴 1a インキ通過性領域 1b インキ不通過性領域 2 孔版原紙取付座 3 クランプ片 4 インキ供給ローラ 5 ドクターローラ 6 外ローラ 7 インキ 8 インキ遮蔽層 11 スクリーン 12 中間層(120メッシュスクリーン) 13最外層(305メッシュスクリーン) S 孔版原紙 P 印刷用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開2001−205914(JP,A) 特開2000−71595(JP,A) 特開 平11−208088(JP,A) 特開 平8−39914(JP,A) 特開 平8−11414(JP,A) 特許2625407(JP,B2) 特公 昭60−28671(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 15/40 B41L 13/18 B41N 1/24

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各側縁に沿ってそれぞれ設けられたイン
    キ不通過性領域とその間に画定されたインキ通過性領域
    とを備えた周壁を有する円筒状版胴と、該周壁の内面に
    隣接して該版胴内に配置されたインキ供給ローラと、該
    版胴の外部で該インキ供給ローラに対向させて配置され
    た外ローラとを備え、該版胴の周壁外面に製版済み孔版
    原紙を巻装させて該版胴をその中心軸線回りに回転させ
    るとともに、該回転に同期して搬送される印刷用紙を該
    版胴と前記外ローラとの間に挟持して該印刷用紙に印刷
    を行うようにされた孔版印刷装置において、前記インキ
    供給ローラの幅方向長さをA、前記版胴周壁のインキ通
    過性領域の幅方向長さをB、前記外ローラの幅方向長さ
    をCとしたときA<B<Cの関係を満たし、前記インキ供給
    ローラは全体が前記インキ通過性領域に対向するように
    配置され、前記外ローラは各端部が各インキ不通過性領
    域に対向するように配置され、且つ、前記周壁は、前記
    インキ通過性領域の側縁から幅方向にインキ供給ローラ
    の隣接する端部に対向する位置を越えて張り出すように
    配置されたインキ遮蔽層を該周壁の内面よりも外方に備
    えていることを特徴とする孔版印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記インキ遮蔽層は、前記周壁の外面に
    フィルムを貼りつけることにより形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の孔版印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記インキ遮蔽層は、前記周壁のインキ
    通過性領域をその外面から該周壁の厚さよりも薄い厚さ
    だけ適当な材料で塞ぐことによって形成されている請求
    項1に記載の孔版印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記周壁は、さらにその外面に巻装され
    たスクリーン層を備え、前記インキ遮蔽層は、該スクリ
    ーン層の外面にフィルムを貼りつけることにより形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の孔版印刷装
    置。
  5. 【請求項5】 前記周壁は、さらにその外面に巻装され
    たスクリーン層を備え、前記インキ遮蔽層は、該スクリ
    ーン層を適当な材料で塞ぐことによって形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の孔版印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記周壁は、さらに最外層として巻装さ
    れたスクリーン層を備える請求項1乃至5の何れか1項
    に記載の孔版印刷装置。
  7. 【請求項7】 各側縁に沿ってそれぞれ設けられたイン
    キ不通過性領域とその 間に画定されたインキ通過性領域
    とを備えた周壁を有する円筒状版胴と、該周壁の内面に
    隣接して該版胴内に配置されたインキ供給ローラと、該
    版胴の外部で該インキ供給ローラに対向させて配置され
    た外ローラとを備え、該版胴の周壁外面に製版済み孔版
    原紙を巻装させて該版胴をその中心軸線回りに回転させ
    るとともに、該回転に同期して搬送される印刷用紙を該
    版胴と前記外ローラとの間に挟持して該印刷用紙に印刷
    を行うようにされた孔版印刷装置(但し、前記版胴が前
    記インキ供給ローラに対して前記中心軸線方向に移動可
    能とされているものを除く)において、前記インキ供給
    ローラの幅方向長さをA、前記版胴周壁のインキ通過性
    領域の幅方向長さをB、前記外ローラの幅方向長さをCと
    したときA<B<Cの関係を満たし、前記インキ供給ロー
    ラは全体が前記インキ通過性領域に対向するように配置
    され、前記外ローラは各端部が各インキ不通過性領域に
    対向するように配置され、且つ、前記周壁は、前記イン
    キ通過性領域の側縁から幅方向にインキ供給ローラの隣
    接する端部に対向する位置を越えて張り出すように配置
    されたインキ遮蔽層を該周壁の内面よりも外方に備えて
    いることを特徴とする孔版印刷装置。
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