JP3585428B2 - 雨除け構築物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、門から建物までのアプローチ、公園の遊歩道、建物間の通路等に設置される雨除け構築物であって、特に折れ曲がった通路部に適用し得る雨除け構築物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、通路部に沿って支柱を立設し、支柱の上端に屋根体を設けた雨除け構築物が知られている。このような雨除け構築物は、支柱並びに屋根フレームを金属材料によって形成し、屋根体のフレーム間に形成される開口部を合成樹脂製の屋根板材を用いて被覆したものが一般的である。
この種の雨除け構築物を折れ曲がった通路部に沿って設置する場合、通路部の折れ曲がり角度に対応するコーナー部の屋根体を製作し、このコーナー部の屋根体に直線部を形成する屋根体を連結した雨除け構築物が知られている(実公平4−15843号公報)。
【0003】
しかしながら、通路部の折れ曲がり角度は施工現場によって様々であり、雨除け構築物のコーナー部における屋根体は、施工現場の形状に応じて個別に製作する必要がある為、その製作及び施工が甚だ煩雑なものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の目的は、折れ曲がり部を有する通路部に対応し得る雨除け構築物であって、通路部の折れ曲がり角度に応じてコーナー部の屋根体を個別に製作したり、種々のコーナー部の屋根体を用意することなく、あらゆる通路部に適用し且つ容易に施工し得る雨除け構築物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、このような事情に鑑み鋭意検討を重ねた結果、通路部に沿って支柱を立設し、支柱の上端部に屋根体を設けた雨除け構築物において、雨除け構築物はコーナー部ユニットと直線部ユニットから形成され、コーナー部ユニットの屋根体を円形状とし、コーナー部ユニットの屋根体の周縁部と直線部ユニットの屋根体の端部を連結可能としたことによって、所期の目的を達成したものである。
【0006】
さらに具体的には、コーナー部ユニットの屋根体が合成樹脂により成形され、直線部ユニットの屋根体の端部をコーナー部ユニットの屋根体の周縁部と合致する円弧形状とし、コーナー部ユニットの屋根体の周縁部を直線部ユニットの屋根体の端部に載架したものである。
【0007】
【作用】
この発明によれば、雨除け構築物のコーナー部ユニットの屋根体を円形状とし、コーナー部ユニットの屋根体の周縁部に直線部ユニットの屋根体の端部を連結可能としているので、コーナー部ユニットに対し直線部ユニットをどの方向からでも連結し得て、通路部の折れ曲がり角度に関わらずあらゆる施工現場に本発明雨除け構築物を設置することができると共に、折れ曲がり角度に合わせた種々のコーナー部ユニットを用意する必要がなく、部品点数を削減並びに施工の簡素化を図ることができる。
【0008】
さらに、請求項2に記載の発明によれば、直線部ユニットの屋根体の端部をコーナー部ユニットの屋根体の周縁部と合致する円弧形状とし、コーナー部ユニットの屋根体を直線部ユニットの屋根体の端部に載架しているので、コーナー部ユニットと直線部ユニットの連結を至極簡単に行い得るものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1ないし図6は本発明雨除け構築物の実施例であり、図中1は折れ曲がり部P1を有する通路部Pに沿って設置した雨除け構築物であり、2はコーナー部ユニット、3は直線部ユニットを表わし、コーナー部ユニット2と直線部ユニット3を連結して雨除け構築物1が構成される。
【0010】
コーナー部ユニット2は屋根体4のみから形成されており、屋根体4は中央部が上方に向けて膨らんだ円形状を呈するパネル体であり、ポリカーボネート樹脂により一体成形されている。屋根体4の周縁部には雨樋部41が一体的に形成されており、雨樋部41の底部には水抜き孔42が穿設されている。
【0011】
直線部ユニット3は、通路部Pに沿って立設した支柱5と屋根体6から形成されており、支柱5の上部に屋根体6が設けられている。屋根体6の周縁部はアルミニウム製形材により形成した枠フレーム7が配設され、枠フレーム7の上面には一体的に形成された雨樋が開口している。
通路部Pと平行となる枠フレーム7間には、上方に向けて円弧状に膨らんだ中間梁71が配設されており、中間梁71の上部には上方に向けて膨らんだポリカーボネート樹脂製の屋根板8が載架され、屋根板8の端部が屋根板押え9により枠フレーム7の上面に定着されている。
【0012】
枠フレーム7におけるコーナー部ユニット2側は、円形状の屋根体4の中心部に向けて屈曲した屈曲部72が形成されており、その先端にはコーナー部ユニット2の屋根体4の周縁部と合致する円弧状枠フレーム73が設けられている。円弧状枠フレーム73は断面コ字状を呈し、上縁段部74と下縁段部75が一体的に形成されている。
【0013】
コーナー部ユニット2に連結される側の連結屋根板81は、円弧状枠フレーム73に向けて傾斜し、その先端には雨樋部82が一体的に形成され、雨樋部82の先端下面が円弧状枠フレーム73の下縁段部75上に載架されている。さらに、連結屋根板81の雨樋部82の底面には水抜き孔83が穿設されており、水抜き孔83は支柱5に沿って配設される縦雨樋51に連通している。また、連結屋根板81も屋根板押え9により、枠フレーム7の屈曲部72において定着されている。
【0014】
コーナー部ユニット2の屋根体4における雨樋部41の内側周縁部は、円弧状枠フレーム73の上縁段部74に載架され、枠フレーム7の屈曲部72上に位置する雨樋部41の底面がビス10により屈曲部72に固着されている。なお、水抜き孔42は連結屋根板81の雨樋部82の上方に位置させている。
【0015】
以上の構成からなる本発明雨除け構築物を折れ曲がり部P1を有する通路部Pに設置する場合、先ず通路部Pの直線部分に沿って直線部ユニット3を設置する。この時、通路部Pの折れ曲がり部P1において突き合わされた直線部ユニット3の折れ曲がり部P1側は、円弧状枠フレーム73が同心円弧上に位置するよう所定の間隔を置いて施工する。次に、突き合わされた直線部ユニット3の円弧状枠フレーム73の上縁段部74の上面に、コーナー部ユニット2の屋根体4における雨樋部41の内側周縁部を載架し、屋根体4の雨樋部41の底面をビス10を用いて屈曲部72に固着して、コーナー部ユニット2と直線部ユニット3の連結が完了する。
【0016】
なお、コーナー部ユニット2の雨樋部41に予め穿設しておいた水抜き孔42は、何れか一方の直線部ユニット3の連結屋根板81の雨樋部82上に位置させておき、他方の直線部ユニット3の連結屋根板81の雨樋部82上に位置する雨樋部41の底面には、別途水抜き孔を穿設すれば良い。
コーナー部ユニット2の屋根体4上に降り注いだ雨水等は雨樋部41に流れ込み、水抜き孔42を通って連結屋根板81の雨樋部82に流れ込む。さらに水抜き孔83を通って縦雨樋51に流れ込み、排水される。
【0017】
上記実施例において、枠フレーム7のコーナー部ユニット2と連結される側には屈曲部72を形成したが、これは直線部ユニット3の幅を広くした場合、図1に2点鎖線で示したように直線部ユニット3の側端部同士が干渉するのを防ぐために設けたものであり、直線部ユニット3の通路幅を互いが干渉しない程度に狭めることによって、敢えて形成しなくても良い。また、直線部ユニット3のコーナー部ユニット2と連結される側において、雨樋部82を一体的に形成した連結屋根板81を用いたが、雨樋を円弧状枠フレーム73に形成することも可能である。コーナー部ユニット2の屋根体4と直線部ユニット3の屋根板8は、ポリカーボネート樹脂により形成したが、これに限定されるものではなくアクリル樹脂等種々の合成樹脂により形成することができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明雨除け構築物によれば、コーナー部ユニットの屋根体を円形状とし、直線部ユニットの屋根体の端部とコーナー部ユニットの屋根体の周縁部を連結可能としたものであるから、コーナー部ユニットと直線部ユニットを用意するだけで、あらゆる角度に折れ曲がった通路部に沿って雨除け構築物を施工することができ、実践面の効果は多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明雨除け構築物の平面図
【図2】本発明雨除け構築物の側面図
【図3】本発明雨除け構築物の要部拡大図
【図4】本発明雨除け構築物の要部拡大縦断面図
【図5】本発明雨除け構築物のコーナー部ユニットの全体図であり(A)は平面図、(B)は側面図
【図6】本発明雨除け構築物の連結屋根板の全体図であり(A)は平面図、(B)は側面図
【符号の説明】
1 雨除け構築物
2 コーナー部ユニット
3 直線部ユニット
4 屋根体(コーナー部ユニット)
5 屋根体(直線部ユニット)

Claims (2)

  1. 通路部に沿って支柱を立設し、支柱の上端部に屋根体を設けた雨除け構築物において、雨除け構築物はコーナー部ユニットと直線部ユニットから形成され、コーナー部ユニットの屋根体を円形状とし、コーナー部ユニットの屋根体の周縁部と直線部ユニットの屋根体の端部を連結可能としたことを特徴とする雨除け構築物。
  2. コーナー部ユニットの屋根体が合成樹脂により成形され、直線部ユニットの屋根体の端部をコーナー部ユニットの屋根体の周縁部と合致する円弧形状とし、コーナー部ユニットの屋根体の周縁部を直線部ユニットの屋根体の端部に載架したことを特徴とする請求項1に記載の雨除け構築物。
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