JP3583827B2 - エアフィルタ載置用組立て枠における直交する杆状部材の連結装置 - Google Patents
エアフィルタ載置用組立て枠における直交する杆状部材の連結装置 Download PDFInfo
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、複数本の杆状部材を格子状に組立て、その上面にエアフィルタを載置固定するようにしたエアフィルタ載置用組立て枠における直交する杆状部材の連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
実公平3−28890号公報には、エアフィルタ載置用組立て枠における直交する杆状部材を任意の位置で自由に連結できるようにすることを目的に、「一方の杆状部材の側面にその長手方向に沿って形成される凹溝内に摺動自在に嵌合される連結部材と、該連結部材を該凹溝内の所望位置に取外し自在に固定するボルト又は植込ボルトとナット並びに該杆状部材の端部開口部内に固定される連結板とから成り、該杆状部材の側面に他方の杆状部材の端面を当接させ、ボルト又は植込ボルトとナットを該連結部材に螺合して両杆状部材を該連結板と共に連結したもの」が提案されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、自由自在に連結できるメリットは多大な効果ではあるものの、施工時を除けば格子を形成する杆状部材の位置を変更する機会はそれ程ない。このため、一方の杆状部材の側面に沿って形成される凹溝であって連結されていない部分に溝カバーを嵌装させて、該凹溝内に塵埃が堆積することを防止することが必要となるが、そのカバーの嵌装作業が面倒でありまた部品点数増によるコストアップにもつながり又外観的、強度的にも見直しが必要となった。
本発明の目的は、気密が充分に維持でき、しかも作業工程が簡単でありかつ安価で製造できる直交する杆状部材の連結装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の直交する杆状部材の連結装置は、上記目的を達成すべく、複数本の杆状部材を格子状に組立て、その上面にエアフィルタを載置固定するようにしたエアフィルタ載置用組立て枠における直交する杆状部材の連結装置において、一方の杆状部材の端部開口部内に固定される連結板と他方の杆状部材の側面に該一方の杆状部材の端面を当接させ、ボルトと該他方の杆状部材の内側面に設けたナットとを螺合して両杆状部材を該連結板と共に連結すると共に、該一方の杆状部材の内側面にその長手方向に沿って形成されるU字溝に該連結板をネジにより固定することを特徴とする。
また、上記連結装置において、該他方の杆状部材の外側面に当接する該一方の杆状部材の端面の上面には切欠きを設け、該連結板の上部に該一方の杆状部材の上方内側面と該他方の杆状部材の外側面とに当接するような受け部を設け、該切欠きと該連結板の受け部とで仕切られる部分にシール剤を充填したことが好ましい。
【0005】
【作用】
本発明によれば、杆状部材の外側面から連結材をリベット等で取付けることなく連結板が杆状部材の内部で頑丈に固定しているため、引張り強度が向上し、耐震性もあり、又杆状部材の連結面のみが完全にシールされれば気密が充分に維持できる。
また、自由自在に連結できるための凹溝は杆状部部材の外側面に設けられていないが、一度組み立てた後連結位置の変更のない施工においては、凹溝へのカバーの嵌装作業が軽減されまた部品点数を少なくできる。
【0006】
【実施例】
以下本発明の実施例を図1〜3に従って説明する。
図1は本発明の連結装置の一部裁断拡大平面図、図2は図1のA−A線裁断面図、図3は図1のB−B線裁断面図である。
図1に示すように、複数本の杆状部材を格子状に組み立て、その上面にフィルタを載置固定するようにしたエアフィルタ載置用組み立て枠における直交する杆状部材の連結装置であって、一方の杆状部材1の端部開口部1a内に固定される連結板2と他方の杆状部材3の外側面3bに、該一方の杆状部材1の端面1bを当接させ、ボルト4と該他方の杆状部材3の内側面3aに設けたナット5とを螺合して両杆状部材1、3を該連結板2と共に連結する。該一方の杆状部材1の内側面1cにその長手方向に沿って形成されるU字溝6に該連結板2をネジ7により固定する。
【0007】
該他方の杆状部材3の外側面3bに当接する一方の杆状部材1の端面1bの上面1dには切欠き1eを設け、該連結板2の上部に該一方の杆状部材1の上方内側面1fと該他方の杆状部材3の外側面3bとに当接するような受け部2aを設け、該切欠き1eと該連結板2の受け部2aとで仕切られる部分にシール剤8を充填する。
上記実施例において、連結板2をボルト4とナット5とにより該他方の杆状部材3に連結する際に、該他方の杆状部材3の外側面3bと連結板2との間にスペーサー9を挿入することでネジ7の頭部のための隙間を保持すると共に連結固定を確実にすることができる。
【0008】
尚、U字溝6は杆状部材1、3の内側面に長手方向に渡り設けられるため、端部ではネジ7の挿入固定に役立ち、全長に渡り杆状部材1、3の補強の役目もする。
尚、上記他方の杆状部材3の上部には杆状部材3を天井裏から吊り下げるための溝1gが設けられる。
尚、上記他方の杆状部材3の底部は照明灯や間仕切パネルを取り付けるため解放できるようフタ1hが設けられ、この杆状部材3の内側面3aの下方には照明灯や間仕切パネルを固定するための溝1iが設けられている。また、上記実施例ではナット5はボルト4の2本分が一体のものであるとして示したが、各々別々のものであってもよい。
尚、実施例では連結板2とスペーサー9とは別体であるとして示したが、一体のものであってもよい。
【0009】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、杆状部材の外側面から連結材をリベット等で取付けることなく連結板が杆状部材の内部で頑丈に固定しているため、引張り強度が向上し、耐震性もあり、又杆状部材の連結面のみが完全にシールされれば気密が充分に維持できる。
また、自由自在に連結できるための凹溝は杆状部部材の外側面に設けられていないが、一度組み立てた後連結位置の変更のない施工においては、凹溝へのカバーの嵌装作業が軽減されまた部品点数を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の連結装置の一部裁断拡大平面図
【図2】図1のA−A線裁断面図
【図3】図1のB−B線裁断面図
【符号の説明】
1 杆状部材
1a 端部開口部
1b 端面
1c 内側面
1d 上面
1e 切欠き
1f 上方内側面
1g 溝
1h フタ
1i 溝
2 連結板
2a 受け部
3 杆状部材
3a 内側面
3b 外側面
4 ボルト
5 ナット
6 U字溝
7 ネジ
8 シール剤
9 スペーサー
Claims (2)
- 複数本の杆状部材を格子状に組立て、その上面にエアフィルタを載置固定するようにしたエアフィルタ載置用組立て枠における直交する杆状部材の連結装置において、一方の杆状部材の端部開口部内に固定される連結板と他方の杆状部材の側面に該一方の杆状部材の端面を当接させ、ボルトと該他方の杆状部材の内側面に設けたナットとを螺合して両杆状部材を該連結板と共に連結すると共に、該一方の杆状部材の内側面にその長手方向に沿って形成されるU字溝に該連結板をネジにより固定することを特徴とするエアフィルタ載置用組立て枠における直交する杆状部材の連結装置。
- 該他方の杆状部材の外側面に当接する該一方の杆状部材の端面の上面には切欠きを設け、該連結板の上部に該一方の杆状部材の上方内側面と該他方の杆状部材の外側面とに当接するような受け部を設け、該切欠きと該連結板の受け部とで仕切られる部分にシール剤を充填したことを特徴とする請求項1記載のエアフィルタ載置用組立て枠における直交する杆状部材の連結装置。
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