JPH07870Y2 - 組立式冷蔵庫 - Google Patents

組立式冷蔵庫

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JPH07870Y2
JPH07870Y2 JP1987176893U JP17689387U JPH07870Y2 JP H07870 Y2 JPH07870 Y2 JP H07870Y2 JP 1987176893 U JP1987176893 U JP 1987176893U JP 17689387 U JP17689387 U JP 17689387U JP H07870 Y2 JPH07870 Y2 JP H07870Y2
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JP
Japan
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wall
door
frame
mounting frame
door mounting
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JP1987176893U
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JPS63134389U (ja
Inventor
卓 古瀬
Original Assignee
昭和アルミニウム株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、例えば大型の組立式冷蔵庫に関する。
従来の技術 この種の冷蔵庫としては、例えば、第9図に示すよう
に、壁(82)に設けられた庫口(84)の周縁部に横断面
略L字状の合成樹脂製枠(85)が被せられ、枠(85)に
ヒンジ(87)を介して扉(88)が取付けられているもの
が知られている。
考案が解決しようとする課題 上記冷蔵庫では、扉(88)の開き勝手を変更しようとす
ると、枠(85)を交換しなければならず、その交換作業
が面倒で、時間が掛かる。
この考案の目的は、上記問題点を解決した組立式冷蔵庫
を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による組立式冷蔵庫は、断熱パネル製壁に設け
られた庫口の周縁部の上下および左右対称の複数位置に
複数のボルト孔が設けられ、ボルト孔を被覆するように
壁の外面に上下および左右対称の方形扉取付枠が配さ
れ、扉取付枠に、ボルト孔と合致する雌ねじ部が設けら
れており、ボルト孔を通して雌ねじ部にスタッドボルト
の一端がねじ込まれ、その他端に締付けナットがねじは
められることにより、扉取付枠が壁に取付けられている
ものである。
この明細書において、「冷蔵庫」という用語は通常の冷
蔵庫の他に冷凍庫を含むものとする。
作用 この考案による組立式冷蔵庫では、断熱パネル製壁に設
けられた庫口の周縁部の上下および左右対称の複数位置
に複数のボルト孔が設けられ、ボルト孔を被覆するよう
に壁の外面に上下および左右対称の方形の扉取付枠が配
され、扉取付枠に、ボルト孔と合致する雌ねじ部が設け
られており、ボルト孔を通して雌ねじ部にスタッドボル
トの一端がねじ込まれ、その他端に締付けナットがねじ
はめられることにより、扉取付枠が壁に取付けられてい
るから、スタッドボルトから締付けナットを外してボル
ト孔からスタッドボルトを抜き去り、スタッドボルトを
付けたまま扉取付枠の上下を逆にし、その後に、スタッ
ドボルトを対応するボルト孔に通せば、スタッドボルト
で扉取付枠が支持された状態となり、これに締付けナッ
トをねじはめれば、壁に上下逆になった扉取付枠が取付
けられる。
実施例 この考案の実施例を第1図〜第8図を参照して説明す
る。
第1図は、冷蔵庫を正面より見たものを示す。以下の説
明において、前後とは、第1図を基準として、その紙面
と直交する方向の手前がわを前、これと反対側を後とい
い、左右とは後に向かっていう。
冷蔵庫は、床(11)、壁(12)および天井(13)よりな
る。床(11)、壁(12)および天井(13)は、詳しく図
示しないが、いずれも複数の断熱パネルにより構成され
ている。断熱パネルは、2枚の金属板の間の発泡性ポリ
ウレタンまたはスチロールなどが充填されたものであ
る。
壁(12)には前向きの庫口(14)が設けられている庫口
(14)の周縁部には断熱枠(15)が被せられている。断
熱枠(15)の一部は壁(12)の外にあり、その外にある
部分を取囲むように壁(12)の外面に扉取付枠(16)が
取付けられている。そして、扉取付枠(16)にヒンジ
(17)を介して扉(18)が右開きとなるように取付けら
れている。
断熱枠(15)は、第5図に示すように、上下の枠部材
(21)(22)および左右の側枠部材(23)(24)が図示
しないコーナ金具により枠状に組立てられたものであ
る。左右の側枠部材(23)(24)の上下両端には4つの
薄板状のゲージ板(25)がそれぞれ壁(12)の外面に重
なり合うように側方突出状に取付けられ、各ゲージ板
(25)はゲージ孔(26)を有し、4つのゲージ孔(26)
は上下および左右対称となっている。各枠部材(21)〜
(24)はその長さと向きを異にするが、いずれも同一な
横断面形状を有しており、各枠部材(21)〜(24)を代
表するものとして第2図に示す右側枠部材(24)につい
て説明すると、これは、合成樹脂によって横断面略コの
字状に形成されたものであって、壁(12)の内外にまた
がっており、その壁(12)の外にある部分が扉受部(2
7)となされている。扉受部(27)には外向き開口凹溝
(28)が枠部材(24)の全長にわたって設けられ、凹溝
(28)内にヒータ線(29)がはめ込まれるとともに、ヒ
ータ線(29)を覆うように扉受け部材(30)がはめ込ま
れて、凹溝(28)の開口を塞いでいる。
扉取付枠(16)は、第6図に示すように上下の枠部材
(31)(32)および左右の側枠部材(33)(34)が4つ
のL字状のコーナ金具(35)によって枠状に組立てられ
たものである。各枠部材(31)〜(34)は、いずれもア
ルミニウム押出型材製のものであり、その長さと向きを
異にするが、いずれも同一な横断面形状を有しており、
各枠部材(31)〜(34)を代表するものとして、第2図
に示す右側枠部材(34)について説明すると、これは、
内向きに開口した横断面のコの字状の本体(36)と、こ
れの外壁(37)右縁より右斜め内向きにのびた化粧壁
(38)とからなる。本体(36)の左右両側壁(39)(4
0)の対向面には対向突縁(41)が設けられている。コ
ーナ金具(35)は、隣接する2つの枠部材(31)〜(3
4)にまたがりかつそれぞれの左右両側壁(39)(40)
の間にほぼ隙間無く挾まれた状態で対向突縁(41)にそ
の外側から係合している板状のものである。複数のビス
(42)が対向突縁(41)を貫通してコーナ金具(35)に
ねじ込ませることにより、各枠部材(31)〜(34)の組
立が果たされている。こうして、組立てられた扉取付枠
(16)は上下および左右対称でありかつ壁(12)の外面
に当てがわれているが、この状態で扉取付枠(16)の左
右両側部材(33)(34)の上下両端部とこれらに相対す
る壁(12)の外面との間には、ゲージ板(25)がそれぞ
れ介在されている。そして、コーナ金具(35)の内面に
固定ナット(43)がそのねじ孔(43a)をゲージ板(2
5)のゲージ孔(26)と合致させるように固着されると
ともに、同じくゲージ孔(26)と合致させるように壁
(12)にボルト孔(44)が内外貫通状にあけられ、固定
ナット(43)のねじ孔(43a)とボルト孔(44)は上下
および左右対称となりかつ一直線状に並んでいる。スタ
ッドボルト(45)の一端ねじ部(46)がボルト孔(44)
を通じて固定ナット(43)のねじ孔(43a)にねじ込ま
れ、その他端ねじ部(47)には座金(48)を介して締付
ナット(49)がはめられている。締付ナット(49)には
キャップ(50)が被せられている。
扉取付枠(16)の各枠部材(31)〜(34)のうち、上枠
部材(31)の左端寄りのところには、第3図に示すよう
に、切欠き(51)が設けられ、その切欠き(51)をヒー
ターリード線(52)が通されている。また、第1図に示
すように、下枠部材(32)にも切欠き(53)が設けられ
ており、その位置は下枠部材(32)の右端寄りのところ
である。2つの切欠き(51)(53)もまた上下および左
右対称となっており、補強枠(16)の上下を逆さまにし
た場合と、下枠部材(32)の切欠き(53)をヒーターリ
ード線(52)が通るようになっている。
ヒンジ(17)は、第4図および第7図に示すように、扉
取付枠(16)がわに取付けられた第1ヒンジ部材(61)
と、扉(18)がわに取付けられた第2ヒンジ部材(62)
とを有する。両ヒンジ部材(61)(62)は、ピン(66)
によって互いに着脱自在に連結されている。両ヒンジ部
材(61)(62)の取付け方はほぼ同じ様なものであるか
ら、その取付け方を第1ヒンジ部材(61)の場合につい
て説明すると、第1ヒンジ部材(61)のフランジ(63)
および裏金(64)によって右側枠部材(34)の外壁(3
7)を挾み付けかつその状態でそのフランジ(63)がわ
よりビス(65)が同外壁(37)を貫通して裏金(64)に
ねじ込まれることにより、第1ヒンジ部材(61)の扉取
付枠(16)への取付けが果たされている。扉(18)は断
熱パネル製のものであり、その内面周面部には環状のパ
ッキン(71)が取付けられ、これが扉受け部材(30)に
当接するようになっている。
つぎに、扉取付の手順について説明する。まず断熱枠
(15)を庫口(14)の周縁部に固定する。そうすると、
断熱枠(15)に取付けられたゲージ板(25)が壁(12)
の外面に重なり合うから、各ゲージ板(25)のゲージ孔
(26)を基準にして壁(12)に4つのボルト孔(44)を
あける。つぎに、扉取付枠(16)を断熱枠(15)の周囲
の壁(12)外面に当てがい、ボルト(45)の一端をボル
ト孔(44)を通じて固定ナット(43)にねじ込み、その
他端に座金(48)を介して締付ナット(49)をはめる。
そして、扉取付枠(16)に第1ヒンジ部材(61)を取付
けるとともに、扉(18)に第2ヒンジ部材(62)を取付
ければよい。
扉(18)を右開きから、左開きとなるようにするには、
つぎのようにする。まず、両ヒンジ部材(61)(62)の
連結状況を解除し、扉(18)を第2ヒンジ部材(62)と
ともに扉取付枠(16)から取外す。こうしておいて、締
付ナット(49)をボルト(45)から外しボルト(45)を
ボルト孔(44)から抜き去ってボルト(45)を付けたま
ま扉取付枠(16)を壁(12)から取り外す。ついで、扉
取付枠(16)の上下を逆さまにし、再びボルト(45)を
ボルト孔(44)に通してボルト(45)に締付ナット(4
9)をはめる。そして、再び両ヒンジ部材(61)(62)
を連結することにより、扉取付枠(16)に扉(18)を取
付ける。
また、ヒンジとしては、第8図に示すようなものも知ら
れている。このヒンジ(67)は、第7図に示すものと同
様に、第1および第2ヒンジ部材(68)を有し、両ヒン
ジ部材(68)(69)はピン(70)によって着脱自在に連
結されているが、第1両ヒンジ部材(68)の筒状部が第
2ヒンジ部材(69)の筒状部を受けるようになっている
ため、扉(18)の開き勝手を変更するに際し、扉(18)
を扉取付枠(16)から取外したときに、両ヒンジ部材
(68)(69)をその上下が逆になるように付替える必要
がある。
考案の効果 この考案によれば、スタッドボルトから締付けナットを
外してボルト孔からスタッドボルトを抜き去り、スタッ
ドボルトを付けたまま扉取付枠の上下を逆にし、その後
に、スタッドボルトを対応するボルト孔に通せば、スタ
ッドボルトで扉取付枠が支持された状態となり、これに
締付けナットをねじはめれば、壁に上下逆になった扉取
付枠が取付られるから、スタッドボルトに締付けナット
をねじはめる際に、扉取付枠を特別の手段で支持してお
く必要もなく、扉の開き勝手を容易に変更することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの考案の実施例を示し、第1図は正
面図、第2図〜第4図はそれぞれ第1図のII-II線、III
-III線、IV-IV線にそう拡大断面図、第5図は第1図か
ら補強枠および扉を取り去って示す正面図、第6図は第
1図から扉を取り去って示す正面図、第7図はヒンジの
分解斜視図、第8図は変形例によるヒンジの分解斜視
図、第9図は従来例を示す水平断面図である (12)…壁、(14)…庫口、(15)…断熱枠、(16)…
扉取付枠、(18)…扉、(27)…扉受部、(43a)…ね
じ孔、(44)ボルト孔、(45)…ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱パネル製壁(12)に設けられた庫口
    (14)の周縁部の上下および左右対称の複数位置にボル
    ト孔(44)が設けられ、ボルト孔(44)を被覆するよう
    に壁(12)の外面に上下および左右対称の方形扉取付枠
    (16)が配され、扉取付枠(16)に、ボルト孔(44)と
    合致する雌ねじ部(43a)が設けられており、ボルト孔
    (44)を通して雌ねじ部(43a)にスタッドボルト(4
    5)の一端がねじ込まれ、その他端に締付けナット(4
    9)がねじはめられることにより、扉取付枠(16)が壁
    (12)に取付けられている組立式冷蔵庫。
JP1987176893U 1987-11-19 1987-11-19 組立式冷蔵庫 Expired - Lifetime JPH07870Y2 (ja)

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JP1987176893U JPH07870Y2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19 組立式冷蔵庫

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JP1987176893U JPH07870Y2 (ja) 1987-11-19 1987-11-19 組立式冷蔵庫

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JPS63134389U JPS63134389U (ja) 1988-09-02
JPH07870Y2 true JPH07870Y2 (ja) 1995-01-11

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ID=31117575

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3448786B2 (ja) * 1994-09-12 2003-09-22 三洋昭和パネルシステム株式会社 冷蔵庫等の扉用ヒンジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6092088U (ja) * 1983-11-30 1985-06-24 日本軽金属株式会社 冷蔵庫の庫口部構造
JPS6092089U (ja) * 1983-11-30 1985-06-24 日本軽金属株式会社 冷蔵庫の庫口部構造
JPS6092090U (ja) * 1983-11-30 1985-06-24 日本軽金属株式会社 冷蔵庫の庫口枠
JPS60156386U (ja) * 1984-03-28 1985-10-18 日本軽金属株式会社 冷蔵庫の庫口枠

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JPS63134389U (ja) 1988-09-02

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