JP3579789B2 - 高力率スイッチング電源装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスイッチング電源装置に関し、特に力率改善回路を有するスイッチング電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は従来方式の1例を示す回路図である。図4において、交流電源11の交流電圧はブリッジ整流器12によって全波整流され、リアクトル103とダイオード102を通り平滑コンデンサ13に充電される。平滑コンデンサ13の直流電圧は、主スイッチ素子15のオン・オフの繰り返しによって、トランス14の1次巻線14aに断続して加わる。主スイッチ素子15のオン期間に1次巻線14aに流れる電流は2次側の負荷に電力を供給する負荷電流とトランス14のコアを励磁する励磁電流からなっているが、励磁電流によってコアに蓄積された励磁エネルギは主スイッチ素子15がターンオフするときに1次巻線14aとスナバコンデンサ101とダイオード102からなる閉路を流れ、スナバコンデンサ101を充電し、電荷の形でエネルギを蓄積する。主スイッチ素子15がオフ状態からターンオンするときに、スナバコンデンサ101の電荷はリアクトル103と主スイッチ素子15とブリッジ整流器12と交流電源11を流れる。このとき交流電源11の交流電圧の絶対値が平滑コンデンサ13の電圧より低いときにも交流入力電流が流れる。一般的なコンデンサインプット型整流回路では平滑コンデンサの電圧に対し交流電圧の絶対値が低い区間では交流入力電流が流れることがなく、そのために交流入力電流の導通角が狭くなって力率が低下するが、図4の回路では主スイッチ素子15がターンオンする度に交流入力電流が流れるので導通角が広がり力率が改善される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図4の回路において、主スイッチ素子15がターンオンしている間にスナバコンデンサ101とリアクトル103からなる直列共振回路に電流が流れるが、ブリッジ整流器12が電流を一方向にだけ流すので、ゼロから立ち上がり、ゼロで終わる半波の電流共振が起きる。しかし、主スイッチ素子15のオン期間が共振周期の2分の1より短いときは、共振は不完全な状態で終わり、交流入力電流の導通角が狭くなり、また、主スイッチ素子15のターンオフ時に1次巻線14aに生じるサージ電圧を抑えるスナバコンデンサ101の効果も低くなる。
【0004】
そのため、スイッチ素子のオン期間が入力電圧と負荷電流によって大きく変わるフライバックコンバータに応用することが困難であった。そこで本発明はスイッチ素子のオン期間ではなく、オフ期間に生じる共振電流を利用してスナバコンデンサに共振電流を流し、これによってスイッチ素子のオン期間が短いときにも、交流入力電流の導通角を広げ、かつ、スナバコンデンサの効果を下げることのない高力率スイッチング電源装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上に示した目的を達成するために請求項1記載の発明は、交流電源と、交流電圧を整流平滑する全波整流器と平滑コンデンサと、平滑コンデンサに並列に接続された、トランスの1次巻線と主スイッチ素子からなる直列回路と、主スイッチ素子の制御電極に接続された発振制御回路と、主スイッチ素子に並列に接続された、補助スイッチ素子と第1のスナバコンデンサからなる直列回路と、補助スイッチ素子に並列に接続された第2のスナバコンデンサと、補助スイッチ素子に並列に接続された第1のダイオードと、主スイッチ素子の制御電極に正帰還信号を供給して自励発振を起こすトランスの正帰還巻線と、主スイッチ素子の制御電極と正帰還巻線の間に直列に挿入された第1の可飽和インダクタと、補助スイッチ素子の制御電極に正帰還巻線に生じる信号とは逆の位相の信号を供給するトランスの補助巻線と、補助スイッチ素子の制御電極と補助巻線の間に直列に挿入された第2の可飽和インダクタを備えた、第1のスナバコンデンサの放電期間を所定の値に設定することができる自励式スイッチング電源装置において、補助スイッチ素子と第1のスナバコンデンサからなる直列回路と平滑コンデンサと主スイッチ素子の共通の節点から補助スイッチ素子と第1のスナバコンデンサからなる直列回路につながる枝に第2のダイオードと第1のリアクトルからなる直列回路を直列に挿入し、第2のダイオードと第1のリアクトルからなる直列回路の補助スイッチ素子と第1のスナバコンデンサからなる直列回路側の端子と、交流電源の2つの出力端子の間に第3のダイオードと第4のダイオードを各々接続した。
【0006】
主スイッチ素子がターンオフすると、1次巻線に生じるフライバック電圧によって、第1のダイオードと第1のスナバコンデンサと第3のダイオードか第4のダイオードのいずれか一方と交流電源と全波整流器と1次巻線が作る閉路に電流が流れ、第1のスナバコンデンサを充電する。このときの充電電流が交流電源の位相に関係なく流れるので交流入力電流の導通角が広がる。
【0007】
トランスの励磁エネルギがゼロになると、主スイッチ素子は再びターンオンするが、その前後の主スイッチ素子と補助スイッチ素子の状態は次のようになる。励磁エネルギがゼロになるまでは正帰還巻線には主スイッチ素子をオフ状態に維持する極性の電圧が発生しており、励磁エネルギがゼロになることによって主スイッチ素子をターンオンさせる極性に変わり始める。しかし、正帰還巻線と主スイッチ素子の制御電極の間に挿入されている第1の可飽和インダクタによってターンオンのタイミングが正帰還巻線に生じる電圧の立ち上がりから遅れる。
【0008】
一方、励磁エネルギがゼロになるまでは補助巻線には補助スイッチ素子をオン状態に維持する極性の電圧が発生しており、励磁エネルギがゼロになることによって補助スイッチ素子をターンオフさせる極性に変わり始める。しかし、補助巻線と補助スイッチ素子の制御電極の間に挿入されている第2の可飽和インダクタによってターンオフのタイミングが補助巻線に生じる電圧の立ち上がりから遅れる。
【0009】
励磁エネルギがゼロになってから主スイッチ素子がターンオンするまでの時間をT1とし、励磁エネルギがゼロになってから補助スイッチ素子がターンオフするまでの時間をT2とすると、T1がT2より長くなるように2つの可飽和インダクタが選ばれている。
【0010】
励磁エネルギがゼロになると、第1のスナバコンデンサに充電されている電圧が平滑コンデンサの電圧より高いので、第1のスナバコンデンサは補助スイッチ素子と1次巻線と平滑コンデンサと第2のダイオードと第1のリアクトルを流れて放電する。このとき流れる電流は半波電流共振となり電流がピークに達するとき第1のスナバコンデンサの電圧が平滑コンデンサの電圧に等しくなり、トランスの全ての巻線の電圧はゼロになる。補助スイッチ素子の制御電極のしきい値を考慮すると、第2の可飽和インダクタが挿入されていない場合は、補助巻線の電圧がゼロになる前に補助スイッチ素子はターンオフするが、第2の可飽和インダクタによる遅延効果により半波電流共振の電流がピークを越えるまでオン状態を続けることができる。
【0011】
第1のスナバコンデンサの電圧が平滑コンデンサの電圧より低い値に達したところで補助スイッチ素子をターンオフさせ、その後に主スイッチ素子をターンオンさせることによって、第1のスナバコンデンサの電圧を平滑コンデンサの電圧より低い値に保持することができ、主スイッチ素子が次にターンオフしたときに、第1のスナバコンデンサと第3のダイオードもしくは第4のダイオードのいずれか一方を通り交流電源を流れる電荷の量をより多くすることができ、交流入力電流の導通角を広げることができる。
【0012】
請求項1記載の発明が、第1のスナバコンデンサの充電のときに交流電源に電流が流れるのに対して、請求項2記載の発明は放電のときに交流電源に電流が流れる。この点を発明の実施の形態の中で実施例を示す図を参照して説明するが、その点は請求項1記載の発明の作用とほとんど同じである。
【0013】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明の実施の形態を、実施例を示す図1と、図1の主要部の波形を示す図2を参照して説明する。図1において、主スイッチ素子15はトランス14の正帰還巻線14cに生じる正帰還信号によって自励発振を引き起こし、自らオン状態になって、1次巻線14aに励磁電流を流してトランス内に励磁エネルギをため、また、オフになることによって、励磁エネルギを2次巻線14bを介して放出し負荷27に電力を供給している。また、発振制御回路24によってオン期間を適当に制御することによって負荷27に供給される電圧を一定に保つことができる。
【0014】
補助スイッチ素子16には第1のダイオード18が並列に接続されているので、主スイッチ素子15がターンオフしたとき、補助スイッチ素子16がまたオン状態になっていなくても1次巻線14aに生じるフライバック電圧によって第1のスナバコンデンサ17に充電電流が流れる。しかし、補助スイッチ素子16がオン状態になっていなければ第1のスナバコンデンサ17に放電電流は流れない。
【0015】
第1の可飽和インダクタ20と第2の可飽和インダクタ21は交流パルスを遅延させる効果をもっているので、主スイッチ素子15と補助スイッチ素子16のいずれのターンオンもトランス14の巻線の電圧の立ち上がりから遅れ各々のオンとオンの間には図2の波形図の(5)に示したように隙間が生じる。
【0016】
図2に示した波形において、(1)は主スイッチ素子15の両端の電圧波形を示している。横軸は時間軸であり、t1は主スイッチ素子15がターンオフする時刻であり、t1からt3までの間に第1のスナバコンデンサ17が充電され交流電源11に電流が流れる。t1とt3の間にあるt2は電流経路が第2のスナバコンデンサ19から第1のダイオード18に変わる時刻である。第2のスナバコンデンサ19の電荷がなくなってから第1のダイオード18が導通するのでt2において電圧上昇の傾きが変わる。t3からt4の間に2次巻線14bを介してトランス14の励磁エネルギが放出される。t4からt7の間に第1のスナバコンデンサ17が放電する。t4とt7の間にあるt5は放電による共振電流がピークに達する時刻であり、t6は補助スイッチ素子16がターンオフする時刻である。
【0017】
第1のスナバコンデンサ17の放電は、t4からt6までは第2のダイオード1と第1のリアクトル4と第1のスナバコンデンサ17と補助スイッチ素子16と1次巻線14aと平滑コンデンサ13が作る閉路を流れ、t6からt7までは、補助スイッチ素子16に代わって第2のスナバコンデンサ19が入った閉路を流れる。第2のスナバコンデンサ19が入ることによって共振周波数が高くなり、かつ、共振インピーダンスが増えて共振電流のピーク値が下がるので補助スイッチ素子16が共振電流のピークを過ぎてオフしても、残っている電流によって、時刻t7における主スイッチ素子15両端の電圧をゼロまで下げることができる。補助スイッチ素子16がオフすると第1のリアクトル4にたまった励磁エネルギは第3のダイオード2か第4のダイオード3のいずれか一方と交流電源11とブリッジ整流器12と平滑コンデンサ13と第2のダイオード1を流れて放出されるのでこれによっても交流入力電流の導通角が広がる。
【0018】
主スイッチ素子15両端の電圧が時刻t4において下がるのは、次のように説明できる。t3からt4の間は、第1のスナバコンデンサ17両端には1次巻線14aのフライバック電圧と交流電源の瞬時電圧の絶対値の和が加わっている。一方、主スイッチ素子15両端には1次巻線14aのフライバック電圧と平滑コンデンサ13の電圧の和が加わっている。平滑コンデンサ13の負側の電位がゼロであるとすると、第1のスナバコンデンサ17と第1のリアクトル4の接続点である図中のAの電位は平滑コンデンサ13の電圧から交流電源11の瞬時電圧の絶対値を差し引いた値になる。時刻t4において、第1のスナバコンデンサ17の電流が第2のダイオード1と第1のリアクトル4を流れ始める瞬間のA点の電圧はほぼゼロになることから、主スイッチ素子15両端の電圧も下がる。図2の波形(1)の時刻t4において生じる段差V2は平滑コンデンサ13の電圧と交流電源11の瞬時電圧の絶対値の差であるから交流電源11の周期に合わせて変化する。図1の中の点線は主スイッチ素子15がターンオフしたときに第1のスナバコンデンサ17を充電する電流の流れを示している。
【0019】
図3は請求項2記載の発明の実施例に係る高力率スイッチング電源装置を示す回路図である。主スイッチ素子15と補助スイッチ素子16のオンとオフの関係は図1に示した回路のそれと同じ。図3において、第1のスナバコンデンサ17は、主スイッチ素子15がターンオフしたときに、第2のダイオード1と1次巻線14aと第1のダイオード18とで作る閉路を流れる電流によって充電され、また、トランス14の励磁エネルギがゼロになったときは図中に点線で示したように、補助スイッチ素子16と1次主巻線14aと平滑コンデンサ13とブリッジ整流器12と交流電源11と第3のダイオード2か第4のダイオード3のいずれか一方と第1のリアクトル4とで作る閉路を流れて放電する。この放電によって交流電源11に電流が流れて導通角が広がる。
【0020】
【発明の効果】
上に述べてきたように、スナバコンデンサの放電期間を所定の値に設定することができる自励式スイッチング電源装置において、3つのダイオードと1つのリアクトルを追加することにより、交流入力電流の導通角を広げ、力率を改善することができる。更に、これら3つのダイオードと1つのリアクトルには、導通角を広げる働きをする電流に相当する成分だけが流れ、主電流が流れることがないので、電流容量が小さくて済み部品単価が安い。このことからこの発明の経済的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の実施例に係る高力率スイッチング電源装置を示す回路図である。
【図2】図1の回路図の主要部の電圧電流波形を示す波形図である。
【図3】請求項2記載の発明の実施例に係る高力率スイッチング電源装置を示す回路図である。
【図4】従来方式の例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 第2のダイオード
2 第3のダイオード
3 第4のダイオード
4 第1のリアクトル
11 交流電源
12 ブリッジ整流器
13 平滑コンデンサ
14 トランス
15 主スイッチ素子
16 補助スイッチ素子
17 第1のスナバコンデンサ
18 第1のダイオード
19 第2のスナバコンデンサ
20 第1の可飽和インダクタ
21 第2の可飽和インダクタ
22 抵抗
23 コンデンサ
24 発振制御回路
25 ダイオード
26 コンデンサ
27 負荷
14a 1次巻線
14b 2次巻線
14c 正帰還巻線
14d 補助巻線
101 スナバコンデンサ
102 ダイオード
103 リアクトル
104 ダイオード
105 ダイオード
106 リアクトル

Claims (2)

  1. 交流電源と、前記交流電源が供給する交流電圧を直流電圧に変換する全波整流器と平滑コンデンサからなる整流平滑回路と、前記平滑コンデンサに並列に接続された、トランスの1次巻線と主スイッチ素子からなる直列回路と、前記主スイッチ素子の制御電極に接続された発振制御回路と、前記主スイッチ素子に並列に接続された、補助スイッチ素子と第1のスナバコンデンサからなる直列回路と、前記補助スイッチ素子に並列に接続された第2のスナバコンデンサと、前記補助スイッチ素子に並列に接続された第1のダイオードと、前記主スイッチ素子の制御電極に正帰還信号を供給して自励発振を起こす前記1次巻線と電磁的に結合した正帰還巻線と、前記主スイッチ素子の制御電極と前記正帰還巻線の間に直列に挿入された第1の可飽和インダクタと、前記補助スイッチ素子の制御電極に前記正帰還巻線に生じる信号とは逆の位相の信号を供給する前記1次巻線と電磁的に結合した補助巻線と、前記補助スイッチ素子の制御電極と前記補助巻線の間に直列に挿入された第2の可飽和インダクタを備えた、前記第1のスナバコンデンサの放電期間を所定の値に設定することができる自励式スイッチング電源装置において、前記補助スイッチ素子と前記第1のスナバコンデンサからなる直列回路と前記平滑コンデンサと前記主スイッチ素子の共通の節点から前記補助スイッチ素子と前記第1のスナバコンデンサからなる直列回路につながる枝に第2のダイオードと第1のリアクトルからなる直列回路を直列に挿入し、前記第2のダイオードと前記第1のリアクトルからなる直列回路の前記補助スイッチ素子と前記第1のスナバコンデンサからなる直列回路側の端子と、前記交流電源の一方の出力端子との間に第3のダイオードを、また別の一方の出力端子との間に第4のダイオードを各々接続し、これによって交流入力電流の導通角を広げ、力率を改善したことを特徴とする高力率スイッチング電源装置。
  2. 交流電源と、前記交流電源が供給する交流電圧を直流電圧に変換する全波整流器と平滑コンデンサからなる整流平滑回路と、前記平滑コンデンサに並列に接続された、トランスの1次巻線と主スイッチ素子からなる直列回路と、前記主スイッチ素子の制御電極に接続された発振制御回路と、前記1次巻線に並列に接続された、補助スイッチ素子と第1のスナバコンデンサからなる直列回路と、前記補助スイッチ素子に並列に接続された第2のスナバコンデンサと、前記補助スイッチ素子に並列に接続された第1のダイオードと、前記主スイッチ素子の制御電極に正帰還信号を供給して自励発振を起こす前記1次巻線と電磁的に結合した正帰還巻線と、前記主スイッチ素子の制御電極と前記正帰還巻線の間に直列に挿入された第1の可飽和インダクタと、前記補助スイッチ素子の制御電極に前記正帰還巻線に生じる信号とは逆の位相の信号を供給する前記1次巻線と電磁的に結合した補助巻線と、前記補助スイッチ素子の制御電極と前記補助巻線の間に直列に挿入された第2の可飽和インダクタを備えた、前記第1のスナバコンデンサの放電期間を所定の値に設定することができる自励式スイッチング電源装置において、前記補助スイッチ素子と前記第1のスナバコンデンサからなる直列回路と前記平滑コンデンサと前記1次巻線の共通の節点から前記補助スイッチ素子と前記第1のスナバコンデンサからなる直列回路につながる枝に第2のダイオードを直列に挿入し、前記交流電源に、同じ極どうしが向かい合わせに接続された第3のダイオードと第4のダイオードからなる直列回路を並列に接続し、前記第2のダイオードの前記補助スイッチ素子と前記第1のスナバコンデンサからなる直列回路側の端子と、前記第3のダイオードと前記第4のダイオードの接続点の間に第1のリアクトルを接続し、これによって交流入力電流の導通角を広げ、力率を改善したことを特徴とする高力率スイッチング電源装置。
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