JP3575339B2 - Dc−dcコンバータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、小電力のアナログ回路と大電力のアナログ回路を1チップに構成した半導体集積回路を持つスイッチングDC−DCコンバータ、特に大電力アナログ回路が小電力アナログ回路に及ぼすノイズを抑制するようにしたDC−DCコンバータに関する。
なお、以下各図において同一の符号は同一もしくは相当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】
図28はスイッチングDC−DCコンバータの一形式である降圧型DC−DCコンバータの回路構成例を示す。同図a)において、Vinは直流の入力電圧、Cinは入力電圧Vinの平滑用のコンデンサ、1は入力電圧Vinを断続する主スイッチング半導体素子としての主スイッチングトランジスタで、この例ではPチャネルMOSFETからなる。
【0003】
11は主スイッチングトランジスタ1のオフ時にその電流を転流させるためのフライホイールダイオード、LとCoutはそれぞれこのDC−DCコンバータの出力電圧Voutを平滑にするためのコイルとコンデンサである。
【0004】
また3は入力電圧Vinを電源とし、出力電圧Voutを検出しつつ、この電圧Voutを一定にするようにトランジスタ1をオン/オフするタイミングを定める制御信号3aを出力する制御回路、2は入力電圧Vinを電源とし、制御回路3からの制御信号3aに応じて、主スイッチングトランジスタ1のゲートに印加するドライブ信号2aを生成し、トランジスタ1を直接オン/オフ駆動するゲートドライバ(単にドライバとも記す)である。
【0005】
なお、4は制御回路3に付加される各種の受動部品で、例えば制御回路3内に作られる定電圧電源の出力を平滑化するためのコンデンサや、制御回路3内の発振器の周波数を決定するための抵抗及びコンデンサ等からなる。
【0006】
図28のb)は同図a)のフライホイールダイオード11を、この例ではNチャネルMOSFETからなる同期整流トランジスタ12に置き換えたいわゆる同期整流型コンバータの回路の同図a)と異なる部分のみを示す。
【0007】
同期整流トランジスタ12は、ドライバ2からのドライブ信号2bにより、主スイッチングトランジスタ1に対するオン/オフの駆動に同期してそれぞれオフ/オンに駆動され、主スイッチングトランジスタ1のオフ時にその電流を転流させる役割を持つ。
【0008】
トランジスタのオン電圧はダイオードのオン電圧より小さくすることができるので、フライホイールダイオード11の代わりに同期整流トランジスタ12を用いることにより、スイッチングDC−DCコンバータの効率を高めることができる。
【0009】
図29は、図28,a)の回路の主スイッチングトランジスタ1,ドライバ2,制御回路3を1チップの半導体集積回路(以下ICとも略記する)100として構成した場合の回路構成例を示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし,図29に示す回路接続では,重負荷時にコンバータの動作が不安定となる。これは、負荷電流の増加によりスイッチングノイズが増加することで、制御回路が誤動作するためであると考えられ、スイッチング周波数が高周波化されるとコンバータ動作が不可能になる場合もある。
【0011】
さらに、図28,b)に示した同期整流トランジスタ12を1チップIC100に含めようとした場合、この同期整流トランジスタ12のスイッチングに伴うノイズも加わるため、事情がより悪化する。
【0012】
本発明の課題は、主スイッチングトランジスタ,ドライバ,制御回路等を1チップとしたICを持つスイッチングDC−DCコンバータにおいて、コンバータの重負荷時や高速スイッチング時に制御回路へ及ぶスイッチングノイズの影響を低減し、安定したコンバータの動作を確保することができるDC−DCコンバータを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、請求項1のDC−DCコンバータでは、
(電源ラインLS1,グランドラインLG1を介して入力される入力電圧Vinの)直流電源を周期的にオン/オフして(コイルL等を介し)負荷側に出力する主スイッチング半導体素子(主スイッチングトランジスタ1)と、前記直流電源から給電され、前記主スイッチング半導体素子が負荷側に出力した出力電圧(Vout)を検出しつつ前記主スイッチング半導体素子のオン/オフのタイミングを定める制御信号(3a)を出力する制御回路(3)と、同じく前記直流電源から給電され、前記制御信号に応じて前記主スイッチング半導体素子をオン/オフするドライブ信号(2a)を、前記主スイッチング半導体素子の制御電極(ゲートなど)に印加する第1のドライブ回路(ドライバ2)とを少なくとも1チップとした半導体集積回路(1チップIC100)を持つスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
前記直流電源からの給電路のうち、前記制御回路及びその付帯回路(受動部品4からなる回路)のみへの給電を行う配線部分としての正及び負の制御回路用配電線(LS2及びLG2)と少なくとも前記主スイッチング半導体素子及び前記第 1 のドライブ回路とを含む主回路への正及び負の供電路である電源ライン(LS1及びLG1)の間のそれぞれ、もしくはいずれかに、前記制御回路へのノイズ電流の流入を抑制するための前記半導体集積回路の外部又は内部に設けた抵抗〔分離抵抗(フィルタ抵抗)Rd1,Rd2〕を挿入するようにする。
【0014】
また請求項2のDC−DCコンバータでは、請求項1に記載のDC−DCコンバータにおいて、
前記主回路内に、前記主スイッチング半導体素子の負荷側の主電極(ドレインなど)に一方の主電極(ドレインなど)が接続され、前記主スイッチング半導体素子のオン/オフに同期してそれぞれオフ/オンされて、前記主スイッチング半導体素子のオフ時に負荷電流を転流させる同期整流用のスイッチング半導体素子(同期整流トランジスタ12)と、前記直流電源から給電され、前記同期整流用スイッチング半導体素子を前記のようにオフ/オンするドライブ信号(2b)を、前記同期整流用スイッチング半導体素子の制御電極(ゲートなど)に印加する第2のドライブ回路(ドライバ2)とを含めるようにする。
【0015】
また請求項3のDC−DCコンバータでは、請求項1又は2に記載のDC−DCコンバータにおいて、
前記抵抗を経ずに前記制御回路及びその付帯回路に通じる正,負の、少なくともその一方に制御回路用配電線を含む給電線の線間に、前記制御回路へのノイズ電流を分流させるための前記半導体集積回路の外部又は内部に設けたコンデンサ(フィルタコンデンサCd)を挿入するようにする。
【0016】
また請求項4のDC−DCコンバータでは、請求項1ないし3のいずれかに記載のDC−DCコンバータにおいて、
前記制御回路用配電線が前記半導体集積回路の内部に設けた前記抵抗から前記制御回路へ至る間に、前記半導体集積回路の外部へ通じる端子を経由しないようにする。
【0017】
また請求項5のDC−DCコンバータでは、請求項3又は4に記載のDC−DCコンバータにおいて、
前記コンデンサが前記半導体集積回路の寄生容量からなるようにする。
【0018】
即ち本発明は、比較的大電流を必要としてスイッチング動作を行い、ノイズを発生しやすい主スイッチングトランジスタ1やドライバ2、さらには同期整流トランジスタ12が、直接または低インピーダンスを介して接続されている電源ラインLS1及び(又は)グランドラインLG1と、
アナログ回路が内蔵されてノイズの影響を受けやすい、受動部品4からなる付帯回路を含む制御回路3への直接の給電線である正の制御回路用配電線LS2及び(又は)負の制御回路用配電線LG2との間に、
それぞれ分離抵抗(フィルタ抵抗)Rd1及び(又は)Rd2を挿入することにより、さらには付帯回路を含む制御回路3に並列にフィルタコンデンサCdを接続することにより、スイッチング素子(トランジスタ1,12)やドライバ2等のノイズ発生源側から制御回路3及びその付帯回路へ流れ込むノイズ電流を抑制し、制御回路3の安定動作を可能とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、少なくとも主スイッチングトランジスタ1,ゲートドライバ2,制御回路3を含む1チップIC100を用いてスイッチングDC−DCコンバータを構成する場合における、電源(具体的には電源に近い電源ラインLS1及びグランドラインLG1)から制御回路3に至る給電路の本発明に基づく接続の形態の種類を示す。
【0020】
なお、図1には示していないが、この制御回路3には図28で述べた受動部品4からなる制御回路3の付帯回路が含まれているものとする。またここで便宜上、主スイッチングトランジスタ1,その負荷回路,ドライバ2等を含む、比較的大電流が流れる低インピーダンスの回路を主回路という。
【0021】
図1の1)は直流電源と、ドライバ2及び(又は)主スイッチングトランジスタ1とを直接結ぶ、この例では正の給電路である電源ラインLS1と、制御回路3に直接向かう正の給電の配線部分としての制御回路用配電線LS2との間に分離抵抗Rd1を挿入し、
また主スイッチングトランジスタ1に比較的低インピーダンスで接続されるべき図外の負荷回路等及び(又は)ドライバ2と直流電源とを直接結ぶ、この例では負の給電路であるグランドラインLG1と、制御回路3に直接向かう負の給電の配線部分としての制御回路用配電線LG2との間に分離抵抗Rd2を挿入して制御回路3を主回路側からノイズ的に分離する(換言すれば、主回路側から制御回路3に流入するノイズ電流を抑制する)例を示す。
【0022】
なお、分離抵抗Rd1,Rd2をフィルタ抵抗とも呼ぶ。
同図の2)は同図の1)の分離抵抗Rd2を省略し、分離抵抗Rd1のみにより制御回路3を主回路側からノイズ的に分離する例を示す。
同図の3)は同図の1)の分離抵抗Rd1を省略し、分離抵抗Rd2のみにより制御回路3を主回路側からノイズ的に分離する例を示す。
同図の4)は同図の1)の制御回路用配電線LS2とLG2との線間に(換言すれば制御回路3に並列に)、さらにフィルタコンデンサCdを接続することにより、分離抵抗Rd1,Rd2を介してなおも主回路側から制御回路3へ流入する周波数の高いノイズ成分をコンデンサCdにバイパスさせるようにした例を示す。
【0023】
同図の5)は同図の2)の制御回路用配電線LS2と、同配電線LG2又はこの配電線LG2が同電位状態に接続されたグランドラインLG1との線間に(換言すれば制御回路3に並列に)、さらにフィルタコンデンサCdを接続し、分離抵抗Rd1を介してなおも主回路側から制御回路3へ流入する周波数の高いノイズ成分をコンデンサCdにバイパスさせるようにした例を示す。
【0024】
また、同図の6)は同図の3)の制御回路用配電線LG2と、同配電線LS2又はこの配電線LS2が同電位状態に接続された電源ラインLS1との線間に(換言すれば制御回路3に並列に)、さらにフィルタコンデンサCdを接続し、分離抵抗Rd2を介してなおも主回路側から制御回路3へ流入する周波数の高いノイズ成分をフィルタコンデンサCdにバイパスさせるようにした例を示す。
【0025】
ここでフィルタ抵抗(分離抵抗)Rd1,Rd2及びフィルタコンデンサCdからなるローパスフィルタの理論的な特性を述べる。いま、IC全体に供給される電源電圧中に含まれる周波数fのノイズ成分の電圧をVn0とし、制御回路3に直接加わる周波数fのノイズ成分の電圧をVn1とすると、フィルタコンデンサCdとフィルタ抵抗Rdにより構成されるフィルタの利得は一般に、次式(1)で表され、カットオフ周波数fは次式(2)で表される。
【0026】
【数1】
Figure 0003575339
但し、フィルタ抵抗Rdはフィルタ抵抗(分離抵抗)Rd1とRd2との和で、このフィルタ抵抗のいずれか一方しか使用しないときは、使用しないフィルタ抵抗を0とする。
【0027】
フィルタ抵抗Rdの値を制御回路3のノイズ周波数におけるインピーダンスより充分大きく、フィルタコンデンサCdのノイズ周波数におけるインピーダンスを制御回路3のノイズ周波数におけるインピーダンスより充分小さく、且つ(2)式を用いてフィルタコンデンサCdとフィルタ抵抗Rdを選定することにより、制御回路3に流入するノイズのカットを行うことができる。
【0028】
なお、図28,b)で述べたようにスイッチングDC−DCコンバータを同期整流型コンバータとして構成し、フライホイールダイオード11の代わりに用いる同期整流トランジスタ12を1チップIC100に組込むようにした場合についても、図1の1)の一点鎖線部に示すように同期整流トランジスタ12が主スイッチングトランジスタ1と共に主回路に加わるのみで、フライホイールダイオードを用いる通常のDC−DCコンバータと同期整流型コンバータとは、ノイズの発生量は別として、制御回路3を主回路のノイズ発生源側から分離する回路接続の方法には異なるところはなく、図1の1)〜6)の接続の形態を同様に適用することができる。特にノイズの発生量が多い同期整流型コンバータには本発明は制御回路3の誤動作防止に有効である。
【0029】
なお、これらのいずれの接続の形態においても、分離抵抗Rd1,Rd2やフィルタコンデンサCdを1チップIC100に内蔵させることも、或いはこのIC100に外付とすることもいずれの結線方法も可能である。
またフィルタコンデンサCdとしては独立のコンデンサを用いる代わりにICの寄生容量を用いることにより、独立のコンデンサCdを削除することもできる。
【0030】
分離抵抗Rd1,Rd2やフィルタコンデンサCd等を1チップIC100に内蔵させた場合、外付け部品の削減となり、制御システム全体の小型化に有効である。さらに制御回路3に直接向かう給電の配線がIC100内で完成されることになるため、IC端子が削減される。
以下では図1の1)〜6)の接続の形態を、同期整流型コンバータの場合を含め、それぞれ発明の実施の形態1〜6として説明する。
【0031】
〔実施の形態1〕
〔実施例1−1(分離抵抗外付,非同期整流)〕
図2は本発明の実施の形態1(つまり図1の1)の接続の形態)の第1の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0032】
この図においては、図28のa)で述べたと同じ基本構成のスイッチングDC−DCコンバータの制御回路3,ドライバ2,主スイッチングトランジスタ1を1チップIC100として一体に構成している。
【0033】
そして、ドライバ2および主スイッチングトランジスタ1の電源ラインLS1へ制御回路3の正の制御回路用配電線LS2をIC100の外部に設けた分離抵抗Rd1を介して接続すると共に、主スイッチングトランジスタ1の負荷側の主端子(この例ではドレイン)に接続されたコイルL,コンデンサCout,図外の負荷回路等の低インピーダンス回路やドライバ2の帰路となるグランドラインLG1へ、制御回路3の負の制御回路用配電線LG2をIC100の外部に設けた分離抵抗Rd2を介して接続することにより、主回路側と制御回路3のノイズ的な分離を図り、主回路側から制御回路3へ流入するノイズ電流を抑制している。
【0034】
なお以下の各実施例において、スイッチングDC−DCコンバータの入力電圧Vinは5V、出力電圧Voutは2.5V、スイッチング周波数は3MHzである。
【0035】
なお、グランドラインLG1側の分離抵抗Rd2を使用した場合、制御回路3が検出する出力電圧Vout内に分離抵抗Rd2の直流電圧降下が含まれることになるが、実際上、分離抵抗Rd2の値は10Ω程度、制御回路3から分離抵抗Rd2に流れる直流電流は数mA程度であるため、分離抵抗Rd2の直流電圧降下は出力電圧Voutに対して無視することができる。
【0036】
〔実施例1−2(分離抵抗内蔵,非同期整流)〕
図3は本発明の実施の形態1の第2の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0037】
この図においては、図2の分離抵抗Rd1とRd2を1チップIC100に内蔵するように構成したものである。図から明らかなように正の制御回路用配電線LS2はIC100内で分離抵抗Rd1に接続され、IC100の外部に通じる端子を減らすことができる。
【0038】
〔実施例1−3(分離抵抗外付,同期整流)〕
図4は本発明の実施の形態1の第3の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0039】
この図においては、図2のフライホイールダイオード11を同期整流トランジスタ12に置換えて同期整流型DC−DCコンバータとし、且つ同期整流トランジスタ12を1チップIC100に内蔵するように構成したものである。
【0040】
同期整流型DC−DCコンバータにおいてはフライホイールダイオード11を用いた通常のDC−DCコンバータに比べてノイズが増加するので、本発明の回路接続方法が特に有効になる。
【0041】
〔実施例1−4(分離抵抗内蔵,同期整流)〕
図5は本発明の実施の形態1の第4の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0042】
この図においては、図3のフライホイールダイオード11を同期整流トランジスタ12に置換えて同期整流型DC−DCコンバータとし、且つ同期整流トランジスタ12を1チップIC100に内蔵するように構成したものである。
【0043】
〔実施の形態2〕
〔実施例2−1(分離抵抗外付、非同期整流)〕
図6は本発明の実施の形態2(つまり図1の2)の接続の形態)の第1の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0044】
この図においては、図2の構成においてIC100の外付の分離抵抗Rd2を省略し、制御回路3の制御回路用配電線LG2を主回路側のグランドラインLG1、又はこのラインLG1と同等の電位にある配線部分に接続するようにしたものである。
【0045】
〔実施例2−2(分離抵抗内蔵、非同期整流)〕
図7は本発明の実施の形態2の第2の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0046】
同図においては図3の構成において、IC100の内蔵の分離抵抗Rd2を省略し、制御回路3の制御回路用配電線LG2を主回路側のグランドラインLG1、又はこのラインLG1と同等の電位にある配線部分に接続するようにしたものである。
【0047】
〔実施例2−3(分離抵抗外付、同期整流)〕
図8は本発明の実施の形態2の第3の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0048】
同図においては図4の構成において、IC100の外付の分離抵抗Rd2を省略し、制御回路3の制御回路用配電線LG2を主回路側のグランドラインLG1、又はこのラインLG1と同等の電位にある配線部分に接続するようにしたものである。
【0049】
〔実施例2−4(分離抵抗内蔵、同期整流)〕
図9は本発明の実施の形態2の第4の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0050】
同図においては図5の構成において、IC100の内蔵の分離抵抗Rd2を省略し、制御回路3の制御回路用配電線LG2を主回路側のグランドラインLG1、又はこのラインLG1と同等の電位にある配線部分に接続するようにしたものである。
【0051】
〔実施の形態3〕
〔実施例3−1(分離抵抗外付、非同期整流)〕
図10は本発明の実施の形態3(つまり図1の3)の接続の形態)の第1の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0052】
この図においては、図2の構成においてIC100の外付の分離抵抗Rd1を省略し、制御回路3の制御回路用配電線LS2を主回路側の電源ラインLS1、又はこのラインLS1と同等の電位にある配線部分に接続するようにしたものである。
【0053】
〔実施例3−2(分離抵抗内蔵、非同期整流)〕
図11は本発明の実施の形態3の第2の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0054】
この図においては、図3の構成においてIC100の内蔵の分離抵抗Rd1を省略し、制御回路3の制御回路用配電線LS2を主回路側の電源ラインLS1、又はこのラインLS1と同等の電位にある配線部分に接続するようにしたものである。
【0055】
〔実施例3−3(分離抵抗外付、同期整流)〕
図12は本発明の実施の形態3の第3の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0056】
この図においては、図4の構成においてIC100の外付の分離抵抗Rd1を省略し、制御回路3の制御回路用配電線LS2を主回路側の電源ラインLS1、又はこのラインLS1と同等の電位にある配線部分に接続するようにしたものである。
【0057】
〔実施例3−4(分離抵抗内蔵、同期整流)〕
図13は本発明の実施の形態3の第4の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0058】
この図においては、図5の構成においてIC100の内蔵の分離抵抗Rd1を省略し、制御回路3の制御回路用配電線LS2を主回路側の電源ラインLS1、又はこのラインLS1と同等の電位にある配線部分に接続するようにしたものである。
【0059】
〔実施の形態4〕
〔実施例4−1(フィルタ抵抗・コンデンサ外付、非同期整流)〕
図14は本発明の実施の形態4(つまり図1の4)の接続の形態)の第1の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0060】
この図においては、図2の構成において制御回路3の正の制御回路用配電線LS2と負の制御回路用配電線LG2との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の外部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0061】
なお、フィルタコンデンサCdにIC100の寄生容量を利用する場合、制御回路3の制御回路用配電線LS2又はこの配電線LS2と同等の電位にある配線部分と、制御回路用配電線LG2又はこの配電線LG2と同等の電位にある配線部分がそれぞれIC100の寄生容量の図外のIC100の外部に出る2つの端子に接続されるものとする。このことは以下に述べるフィルタコンデンサ外付の他の実施例についても同様である。
【0062】
〔実施例4−2(フィルタ抵抗・コンデンサ内蔵、非同期整流)〕
図15は本発明の実施の形態4の第2の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0063】
この図においては、図3の構成において制御回路3の制御回路用配電線LS2とLG2との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の内部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0064】
なお、フィルタコンデンサCdにIC100の寄生容量を利用する場合、制御回路3の制御回路用配電線LS2又はこの配電線LS2と同等の電位にある配線部分と、制御回路用配電線LG2又はこの配電線LG2と同等の電位にある配線部分がそれぞれIC100の寄生容量の図外のIC内部の2つの端子に接続されるものとする。このことは以下に述べるフィルタコンデンサ内蔵の他の実施例についても同様である。
【0065】
〔実施例4−3(フィルタ抵抗・コンデンサ外付、同期整流)〕
図16は本発明の実施の形態4の第3の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0066】
この図においては、図4の構成において制御回路3の制御回路用配電線LS2とLG2との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の外部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0067】
〔実施例4−4(フィルタ抵抗・コンデンサ内蔵、同期整流)〕
図17は本発明の実施の形態4の第4の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0068】
この図においては、図5の構成において制御回路3の制御回路用配電線LS2とLG2との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の内部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0069】
〔実施の形態5〕
〔実施例5−1(フィルタ抵抗・コンデンサ外付、非同期整流)〕
図18は本発明の実施の形態5(つまり図1の5)の接続の形態)の第1の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0070】
この図においては、図6の構成において制御回路3の制御回路用配電線LS2と主回路側のグランドラインLG1との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の外部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0071】
但しこの場合、厳密にはフィルタコンデンサCdの分離抵抗の存在しない負極側の接続端は制御回路用配電線LG2とすることが望ましいが、コンデンサCdのグランドラインLG1への接続点と制御回路3の負の給電端子との間のインピーダンスが小さければ、図18の接続法もコンデンサCdの負極側を配電線LG2へ接続した場合と同等であり、本発明に包含される。
【0072】
〔実施例5−2(フィルタ抵抗・コンデンサ内蔵、非同期整流)〕
図19は本発明の実施の形態5の第2の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0073】
この図においては、図7の構成において制御回路3の制御回路用配電線LS2とLG2との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の内部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0074】
〔実施例5−3(フィルタ抵抗・コンデンサ外付、同期整流)〕
図20は本発明の実施の形態5の第3の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0075】
この図においては、図8の構成において制御回路3の制御回路用配電線LS2と、制御回路用配電線LG2と同等の電位にある主回路側のグランドラインLG1との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の外部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0076】
〔実施例5−4(フィルタ抵抗・コンデンサ内蔵、同期整流)〕
図21は本発明の実施の形態5の第4の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0077】
この図においては、図9の構成において制御回路3の制御回路用配電線LS2とLG2との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の内部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0078】
〔実施の形態6〕
〔実施例6−1(フィルタ抵抗・コンデンサ外付、非同期整流)〕
図22は本発明の実施の形態6(つまり図1の6)の接続の形態)の第1の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0079】
この図においては、図10の構成において制御回路3の制御回路用配電線LG2と、制御回路用配電線LS2と同等の電位にある主回路側の電源ラインLS1との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の外部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0080】
この場合も、厳密にはフィルタコンデンサCdの分離抵抗の存在しない正極側の接続端は制御回路用配電線LS2とすることが望ましいが、コンデンサCdの電源ラインLS1への接続点と制御回路3の正の給電端子との間のインピーダンスが小さければ、図22の接続法もコンデンサCdの正極側を配電線LS2へ接続した場合と同等であり、本発明に包含される。
【0081】
〔実施例6−2(フィルタ抵抗・コンデンサ内蔵、非同期整流)〕
図23は本発明の実施の形態6の第2の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0082】
この図においては、図11の構成において制御回路3の制御回路用配電線LS2とLG2との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の内部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0083】
〔実施例6−3(フィルタ抵抗・コンデンサ外付、同期整流)〕
図24は本発明の実施の形態6の第3の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0084】
この図においては、図12の構成において制御回路3の制御回路用配電線LG2と、制御回路用配電線LS2と同等の電位にある主回路側の電源ラインLS1との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の外部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0085】
〔実施例6−4(フィルタ抵抗・コンデンサ内蔵、同期整流)〕
図25は本発明の実施の形態6の第4の実施例としてのスイッチングDC−DCコンバータの要部の回路構成を示す。
【0086】
この図においては、図13の構成において制御回路3の制御回路用配電線LS2とLG2との線間に(換言すれば受動部品4を含む制御回路3に並列に)、1チップIC100の内部で独立の容量又は1チップIC100に寄生する容量をフィルタコンデンサCdとして接続するようにしたものである。
【0087】
【発明の効果】
図26は、図2〜13の回路構成の実施により実現された、制御回路3の出力に現れるノイズの削減率を示している。この図から分離抵抗Rd(=Rd1+Rd2)を接続することによりノイズが除去されることが確認できる。
【0088】
接続する分離抵抗Rdは10Ωまでが効果的であり、10Ωでノイズを約95%削減できた。そして制御回路3の誤動作が解消され、コンバータが安定動作した。
【0089】
また、図27は、図14〜25に示す回路の制御回路3に混入するノイズの減衰利得を示す。但し、この図は周波数100MHzのノイズの場合を示す。この図より、フィルタ抵抗(分離抵抗)RdおよぴコンデンサCdを接続することによりノイズが除去されることが確認できる。
接続する抵抗・コンデンサの時定数CdRdは、Cd・Rd=4×10−9s程度でノイズの影響がなく制御回路3が正常動作し、コンバータが安定動作した。
【0090】
このように本発明によれば、制御回路,ドライバ,主スイッンチングトランジスタ等を1チップとしたICを持ち、少なくとも前記主スイッチング半導体素子及び前記第 1 のドライブ回路とを含む主回路の直流電源を全ての給電源として作動するスイッチングDC−DCコンバータにおいて、付帯回路を含む制御回路へ直接通じる正及び(又は)負の給電用配線部分(制御回路用配電線LS2,LG2)と主回路への正及び負の供電路である電源ライン(LS1及びLG1)の間のそれぞれ、もしくはいずれかに分離抵抗を挿入し、さらに必要に応じ付帯回路を含む制御回路に並列にフィルタコンデンサを接続するようにしたので、
主回路側から制御回路に流入するノイズ電流が抑制され、ノイズの影響による制御回路の誤動作、特に重負荷時,高速スイッチング時の誤動作を回避し、DC−DCコンバータの動作を安定させることができる。さらに、分離抵抗やフィルタコンデンサをICに内蔵することにより、ICの端子の削減や制御システムの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の種類を示す概略の回路図
【図2】本発明の実施の形態1の第1の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図3】本発明の実施の形態1の第2の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図4】本発明の実施の形態1の第3の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図5】本発明の実施の形態1の第4の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図6】本発明の実施の形態2の第1の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図7】本発明の実施の形態2の第2の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図8】本発明の実施の形態2の第3の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図9】本発明の実施の形態2の第4の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図10】本発明の実施の形態3の第1の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図11】本発明の実施の形態3の第2の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図12】本発明の実施の形態3の第3の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図13】本発明の実施の形態3の第4の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図14】本発明の実施の形態4の第1の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図15】本発明の実施の形態4の第2の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図16】本発明の実施の形態4の第3の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図17】本発明の実施の形態4の第4の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図18】本発明の実施の形態5の第1の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図19】本発明の実施の形態5の第2の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図20】本発明の実施の形態5の第3の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図21】本発明の実施の形態5の第4の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図22】本発明の実施の形態6の第1の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図23】本発明の実施の形態6の第2の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図24】本発明の実施の形態6の第3の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図25】本発明の実施の形態6の第4の実施例としての要部の構成を示す回路図
【図26】図2〜図13の回路構成のノイズ削減効果を示す特性図
【図27】図14〜図25の回路構成のノイズ減衰利得を示す特性図
【図28】従来のスイッチングDC−DCコンバータの構成例を示す回路図
【図29】図28の回路の主スイッチングトランジスタ,ドライバ,制御回路を1チップICとした場合の回路図
【符号の説明】
1 主スイッチングトランジスタ
2 ドライバ
2a,2b ドライブ信号
3 制御回路
3a 制御信号
4 受動部品
11 フライホイールダイオード
12 同期整流トランジスタ
100 1チップIC
Rd,Rd1,Rd2 分離抵抗(フィルタ抵抗)
Cd フィルタコンデンサ
LS1 電源ライン
LS2 制御回路用配電線
LG1 グランドライン
LG2 制御回路用配電線
Vin 入力電圧
Vout 出力電圧
L コイル
Cin,Cout 平滑コンデンサ

Claims (5)

  1. 直流電源を周期的にオン/オフして負荷側に出力する主スイッチング半導体素子と、前記直流電源から給電され、前記主スイッチング半導体素子が負荷側に出力した出力電圧を検出しつつ前記主スイッチング半導体素子のオン/オフのタイミングを定める制御信号を出力する制御回路と、同じく前記直流電源から給電され、前記制御信号に応じて前記主スイッチング半導体素子をオン/オフするドライブ信号を、前記主スイッチング半導体素子の制御電極に印加する第1のドライブ回路とを少なくとも1チップとした半導体集積回路を持つスイッチングDC−DCコンバータにおいて、
    前記直流電源からの給電路のうち、前記制御回路及びその付帯回路のみへの給電を行う配線部分としての正及び負の制御回路用配電線と少なくとも前記主スイッチング半導体素子及び前記第 1 のドライブ回路とを含む主回路への正及び負の供電路である電源ラインの間のそれぞれ、もしくはいずれかに、前記制御回路へのノイズ電流の流入を抑制するための前記半導体集積回路の外部又は内部に設けた抵抗を挿入したことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  2. 請求項1に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記主回路内に、前記主スイッチング半導体素子の負荷側の主電極に一方の主電極が接続され、前記主スイッチング半導体素子のオン/オフに同期してそれぞれオフ/オンされて、前記主スイッチング半導体素子のオフ時に負荷電流を転流させる同期整流用のスイッチング半導体素子と、前記直流電源から給電され、前記同期整流用スイッチング半導体素子を前記のようにオフ/オンするドライブ信号を、前記同期整流用スイッチング半導体素子の制御電極に印加する第2のドライブ回路とを含めたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  3. 請求項1又は2に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記抵抗を経ずに前記制御回路及びその付帯回路に通じる正,負の、少なくともその一方に制御回路用配電線を含む給電線の線間に、前記制御回路へのノイズ電流を分流させるための前記半導体集積回路の外部又は内部に設けたコンデンサを挿入したことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記制御回路用配電線が前記半導体集積回路の内部に設けた前記抵抗から前記制御回路へ至る間に、前記半導体集積回路の外部へ通じる端子を経由しないようにしたことを特徴とするDC−DCコンバータ。
  5. 請求項3又は4に記載のDC−DCコンバータにおいて、
    前記コンデンサが前記半導体集積回路の寄生容量からなることを特徴とするDC−DCコンバータ。
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