JP5418817B2 - Dc−dc変換装置 - Google Patents

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    • H02M1/0003Details of control, feedback or regulation circuits
    • H02M1/0006Arrangements for supplying an adequate voltage to the control circuit of converters

Description

本発明は、DC−DC変換装置に関し、特に降圧型スイッチングレギュレータに関する。
図9は、特許文献1に開示される従来の降圧型スイッチングレギュレータの構成を示す回路構成図である。
従来の降圧型スイッチングレギュレータは、直流入力電圧Vin’と、ドレイン端子が直流入力電圧Vin’に接続されるMOSFETから成るスイッチング素子Q100と、スイッチング素子Q100のソース端子とグランドとの間に接続される還流ダイオードD100と、還流ダイオードD100に並列に接続されるインダクタL100と出力コンデンサCo’との直列回路と、インダクタL100と出力コンデンサCo’との接続点とグランドとの間に接続される負荷R100と、スイッチング素子Q100をオンオフ制御する制御回路100と、直流入力電圧Vin’と制御回路100との間に接続される電圧生成手段200及び逆流防止ダイオードD200と、から構成される。さらに、従来の降圧型スイッチングレギュレータは、出力コンデンサCo’と制御回路100との間に接続される切換手段S100と、直流出力電圧Vo’(出力コンデンサCo’の電圧に等しい)に応じて切換手段S100を開閉する信号生成手段300と、を備える。
制御回路100は、スイッチング素子Q100を動作させるために外部から入力されるパルス信号VG’を増幅してゲート駆動信号を出力するドライバ120と、ドライバ120をバイアスするためのコンデンサ110とを有する。信号生成手段300は、直流出力電圧Vo’が所定の電圧値Vrefよりも高くなったとき、切換手段S100を閉(オン)させると共に、電圧生成手段300をオフさせる。
従来の降圧型スイッチングレギュレータは、スイッチング素子Q100をオンオフ制御し、インダクタL100と出力コンデンサCo’とからなるLCフィルタを介することで、Vin’をより低い直流出力電圧Vo’に変換し、負荷R100に供給する。
さらに、従来の降圧型スイッチングレギュレータは、起動直後のように直流出力電圧Vo’が比較的小さいとき、直流入力電圧Vin’からリニアレギュレータを含む電圧生成手段200を介してコンデンサ110を充電する。そして、直流出力電圧Vo’が比較的高いとき直流出力電圧Vo’からコンデンサ110を充電する。このような動作により、従来の降圧型スイッチングレギュレータは、電圧生成手段200で発生する損失を低減し、変換効率の高い降圧型スイッチングレギュレータを実現する。
特開第2001−25239号公報
しかしながら、従来の降圧型スイッチングレギュレータには、下記のように信頼性に問題があった。
GNDに対する切換手段S100と制御回路100との接続点の電圧をV110とすると、スイッチング素子Q100のオンオフに伴いコンデンサ110の充電電圧に直流入力電圧Vin’が重畳されるため、スイッチング素子Q100のオン時に電圧V110が高くなる(図10)。例えば、時刻t1’において切換手段S100が導通することにより直流出力電圧Vo’からコンデンサ110を充電し始めた後、パルス信号VG’がLレベルのとき電圧V110は直流出力電圧Vo’と略等しくなる。また、パルス信号VG’がHレベルのとき電圧V110は直流出力電圧Vo’に直流入力電圧Vin’が重畳した電圧と略等しくなる。このように電圧V110が直流出力電圧Vo’よりも高くなると、電圧V110が負荷R100及び信号生成手段300に印加され、過電圧により負荷R100及び信号生成手段300が破壊してしまう懸念があり、信頼性に問題があった。
このような負荷R100及び信号生成手段300の破壊は、負荷R100及び信号生成手段300とコンデンサ110との間に逆流防止ダイオードを追加することで防止できる。しかしながら、直流出力電圧Vo’からコンデンサ110を充電するときにダイオードのVf(順方向電圧)による損失が発生する。さらに、ダイオードの電圧降下によってゲート駆動信号の電圧レベルが低下し、スイッチング素子Q100の導通損失が発生する。従って、これらの損失が高効率化を妨げてしまう。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものである。従って、本発明は、変換効率及び信頼性が高い降圧型スイッチングレギュレータを提供することである。
上記のような課題を解決するために、請求項1記載の発明は、スイッチング素子をオンオフ制御することで直流入力電圧を所望の直流出力電圧に降圧するスイッチングレギュレータであって、前記スイッチング素子をオンオフ制御する制御回路と、前記スイッチング素子のバイアス電源として前記直流入力電圧を降圧して前記制御回路に出力する電圧生成手段と、を有し、前記直流出力電圧が第1の基準電圧値以上のとき前記直流出力電圧を前記スイッチング素子のバイアス電源として供給し、且つ、前記スイッチング素子がオン状態のとき前記直流出力電圧を前記スイッチング素子のバイアス電源として供給することを停止する切換手段を備えることを特徴とする。
また、上記のような課題を解決するために、請求項記載の発明は、スイッチング素子と、前記スイッチング素子をオンオフ制御する制御回路と、前記スイッチング素子のバイアス電源として前記直流入力電圧を降圧して前記制御回路に出力する電圧生成手段と、を有し、前記スイッチング素子をオンオフ制御することで直流入力電圧を所望の直流出力電圧に降圧するスイッチングレギュレータの制御方法であって、前記直流出力電圧が第1の基準電圧値以上のとき前記直流出力電圧を前記スイッチング素子のバイアス電源として供給し、且つ、前記スイッチング素子がオン状態のとき前記直流出力電圧を前記スイッチング素子のバイアス電源として供給することを停止することを特徴とする。
本発明の請求項1及び請求項5に係る発明によれば、変換効率及び信頼性が高い降圧型スイッチングレギュレータを提供することができる。
本発明の実施例1に係る降圧型スイッチングレギュレータの構成を示す回路構成図である。 本発明の実施例1に係る降圧型スイッチングレギュレータの要部の構成を示す回路構成図である。 本発明の実施例1に係る切換手段S1aの詳細な構成を示す回路構成図である。 本発明の実施例1に係る降圧型スイッチングレギュレータの各部の動作を示す波形図である。 本発明の実施例2に係る降圧型スイッチングレギュレータの要部の構成を示す回路構成図である。 本発明の実施例2に係る切換手段S1bの詳細な構成を示す回路構成図である。 本発明の実施例2に係る降圧型スイッチングレギュレータの各部の動作を示す波形図である。 本発明の実施例2の変形例に係る切換手段S1cの詳細な構成を示す回路構成図である。 従来の降圧型スイッチングレギュレータの構成を示す回路構成図である。 従来の降圧型スイッチングレギュレータの各部の動作を示す波形図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なる。
本発明の実施形態に係る降圧型スイッチングレギュレータは、スイッチング素子Q1と、直流入力電圧Vinと、直流出力電圧Voと、制御回路1と、電圧生成手段2と、切換手段S1を備える。
図1を用いて、本発明の実施例1に係る降圧型スイッチングレギュレータの構成について説明する。
図1に示す本実施例に係る降圧型スイッチングレギュレータは、直流入力電圧Vinと、ドレイン端子が直流入力電圧Vinに接続されるn型MOSFETから成るスイッチング素子Q1と、スイッチング素子Q1のソース端子とグランドとの間に接続される還流ダイオードD1と、還流ダイオードD1に並列に接続されるインダクタL1と出力コンデンサCoとの直列回路と、インダクタL1と出力コンデンサCoとの接続点とグランドとの間に接続される負荷R1と、スイッチング素子Q1をオンオフ制御する制御回路1と、直流入力電圧Vinと制御回路1との間に接続される電圧生成手段2及び逆流防止ダイオードD2と、から構成される。さらに、本実施例に係る降圧型スイッチングレギュレータは、出力コンデンサCoと制御回路1との間に接続される切換手段S1と、直流出力電圧Vo(出力コンデンサCoの電圧に等しい)及びスイッチング素子Q1のオンオフ動作に同期して切換手段を制御する信号生成手段3と、を備える。
直流入力電圧Vinは、例えば整流回路と平滑回路を含み、降圧型スイッチングレギュレータの外部から供給される電力に基づく直流電圧をスイッチング素子Q1のドレイン端子及び電圧生成手段2の一端に出力する。
スイッチング素子Q1は、制御回路1からゲート端子に入力されるゲート駆動信号に応じて、断続的に直流入力電圧Vinをソース端子からインダクタL1に出力する。

還流ダイオードD1は、アノードがグランドに接続され、カソードがスイッチング素子Q1のソース端子とインダクタL1の一端との接続点に接続される。降圧型スイッチングレギュレータにおいて、スイッチング素子Q1がオンするとVin−Q1−L1−Co−GNDの経路で電流が流れ、スイッチング素子Q1がオフするとD1−L1−Co−GNDの経路で電流が流れることで、直流入力電圧Vinが降圧される。
インダクタL1の他端は、出力コンデンサCoと負荷R1とに接続される。インダクタL1及び出力コンデンサCoは平滑回路を構成し、出力コンデンサCoは、直流入力電圧Vinを降圧し平滑化した直流出力電圧Voを負荷R1に出力する。
制御回路1は、スイッチング素子Q1のゲート端子にスイッチング動作のオンオフを制御するためのゲート駆動信号を出力する。ゲート駆動信号は、HレベルとLレベルが交互に繰り返される信号であり、1周期におけるHレベルとLレベルとのデューティ比率を変化させてスイッチング素子Q1を制御することにより、直流出力電圧Voを所望の値に近づける。
電圧生成手段2は、例えばリニアレギュレータを含み、直流入力電圧Vinを降圧して、制御回路1を駆動するための制御電源及びスイッチング素子Q1を動作させるためのバイアス電源として逆流防止ダイオードD2を介して制御回路1に供給する。
逆流防止ダイオードD2は、アノードが電圧生成手段2の他端に接続され、カソードが制御回路1に接続される。
切換手段S1は、制御端子が信号生成手段3に接続され、出力コンデンサCoと制御回路1との間を開閉するように接続される。切換手段S1が閉(オン)のとき、出力コンデンサCoと制御回路1との間が導通し、直流出力電圧Voが、制御回路1を駆動するための制御電源及びスイッチング素子Q1を動作させるためのバイアス電源として制御回路1に供給される。一方、切換手段S1が開(オフ)のとき、出力コンデンサCoと制御回路1との間が絶縁し、制御電源及びバイアス電源の供給が停止する。
信号生成手段3は、出力コンデンサCoと制御回路1と切換手段S1とに接続され、切換手段S1を開閉するための制御信号を出力する。信号生成手段3は、直流出力電圧Voの電圧値に応じて切換手段S1を開閉するとともに、スイッチング素子Q1のオンオフ動作に同期して切換手段を開閉する。
次に、図2乃至図4を用いて、本実施例に係る降圧型スイッチングレギュレータの詳細な構成及び動作について説明する。
図2は、図1に示す本発明に係る降圧型スイッチングレギュレータの要部を示すものである。
本実施例に係る降圧型スイッチングレギュレータにおいて、制御回路1は、外部から入力されるパルス信号VGを増幅してゲート駆動信号をスイッチング素子Q1に出力するドライバ12と、ドライバ12をバイアスするためのコンデンサ11と、を備える。
電圧生成手段2aは、リニアレギュレータ21を備える。リニアレギュレータ21は、直流入力電圧Vinを降圧して、制御回路1の制御電源及びドライバ11のバイアス電源として逆流防止ダイオードD2を介して制御回路に供給し、コンデンサ11を充電する。
信号生成手段3aは、第1の比較器31と、AND回路32と、NOT回路33と、を備える。第1の比較器31の非反転入力端子は、直流出力電圧Voが入力され、反転入力端子は、第1の基準電圧Vref1が入力され、比較結果に応じて出力端子からHレベル又はLレベルの比較信号V31を出力する。第1の比較器31は、直流出力電圧Voが第1の基準電圧Vref1よりも高いときにHレベルの比較信号をAND回路32の一方の入力端子に出力する。第1の基準電圧Vref1は、制御回路1が必要とする電圧値に対応して設定される。
AND回路32の他方の入力端子はNOT回路33の出力が入力され、AND回路32は演算結果に応じて出力端子からHレベル又はLレベルの信号V32を出力する。AND回路32は、第1の比較器31の出力及びNOT回路33の出力がHレベルのときのみHレベルの信号を切換手段S1aの制御端子に出力し、切換手段S1aを閉(オン)させる。
NOT回路33の入力端子は、制御回路1に外部から入力されるパルス信号VGが入力され、このパルス信号VGのHレベルとLレベルとを反転して出力する。
図3は、図2に示す切換手段S1aの詳細な構成を示す回路構成図である。切換手段S1aは、例えばMOSFETから成るスイッチSW1から成り、スイッチSW1において、ゲート端子がAND回路32の出力端子に接続し、ソース端子が出力コンデンサCo及び寄生ダイオードのアノードに接続し、ドレイン端子が制御回路1及び寄生ダイオードのカソードに接続するように構成することができる。なお、SW1の寄生ダイオードは、MOSFETと独立して設けても良いが、後述する動作を実現するために上記のような整流方向を有することが望ましい。
図4は、図2に示す降圧型スイッチングレギュレータの各部の動作を示すものである。また、図4において、電圧V11はGNDに対する切換手段S1aと制御回路1との接続点の電圧である。
スイッチング素子Q1のオンオフ動作が開始すると直流出力電圧Voが徐々に立ち上がる。その後、時刻t1において、直流出力電圧Voが第1の基準電圧Vref1よりも高くなると、第1の比較器31の出力V31が反転しHレベルとなる。このとき、パルス信号VGがLレベルになっているので、AND回路32の出力V32がHレベルとなり、切換手段S1aが閉(オン)になる。直流出力電圧Voから切換手段S1aを介してコンデンサ11が充電されるため、電圧V11は直流出力電圧Voと略等しくなる。
次に、時刻t2において、パルス信号VGがHレベルになると、AND回路32の出力V32がLレベルとなり、切換手段S1aが開(オフ)になる。直流出力電圧Voからのコンデンサ11の充電が停止する。また、スイッチング素子Q1のオンに伴い、コンデンサC1の充電電圧に直流入力電圧Vinが重畳し、電圧V11が直流出力電圧Voよりも高くなる。
次に、時刻t3において、パルス信号VGがLレベルになると、AND回路32の出力V32が再びHレベルとなり、切換手段S1aが閉(オン)になる。直流出力電圧Voからのコンデンサ11の充電が再開する。
このような動作により、スイッチング素子Q1のオンに伴い電圧V11が直流出力電圧Voよりも高くなるとき、切換手段S1aを開にするため、電圧V11により負荷R1及び信号生成手段3aが破壊することを防止できる。また、このような動作により、スイッチング素子Q1のオンに伴いコンデンサ11の電荷が出力コンデンサCoに放出されることを防止できる。
本実施例に係る降圧型スイッチングレギュレータは、以下の効果を有する。
(1)直流出力電圧Voが第1の基準電圧Vref1より高いとき、直流出力電圧Voからコンデンサ11を充電するように切換手段S1aを切り換えることで、電圧生成手段2で発生する損失を低減できるため、変換効率が高い降圧型スイッチングレギュレータが得られる。
(2)スイッチング素子Q1がオンし、コンデンサ11の充電電圧に直流入力電圧Vinが重畳されるとき、切換手段S1aを開にすることで、負荷R1及び信号生成手段3aに過電圧(V11)が印加されることを防止できるため、信頼性が高い降圧型スイッチングレギュレータが得られる。
(3)スイッチング素子Q1のオン時にコンデンサ11が放電することを抑制し、スイッチング素子Q1の不完全導通を防止することで、直流出力電圧Voを良好に制御することができるため、信頼性が高い降圧型スイッチングレギュレータが得られる。
図5乃至図7を用いて、本発明の実施例2に係る降圧型スイッチングレギュレータの詳細な構成及び動作について説明する。
図5は、図1に示す本発明に係る降圧型スイッチングレギュレータの要部を示すものである。
本実施例に係る降圧型スイッチングレギュレータは、変形された信号生成手段3bと、変形された切換手段S1bを備え、そのほかは図2に示す降圧型スイッチングレギュレータと実質的に同一に構成される。
本実施例に係る降圧型スイッチングレギュレータにおいて、信号生成手段3bは、第1の比較器31と、第2の比較器34と、NAND回路35と、NOR回路36と、を備える。第1の比較器31は、直流出力電圧Voが第1の基準電圧Vref1よりも高いときにHレベルの比較信号V31をNAND回路35の一方の入力端子に出力する。
第2の比較器34の反転入力端子は、直流出力電圧Voが入力され、非反転入力端子は、第1の基準電圧Vref1よりも高い第2の基準電圧Vref2が入力され、比較結果に応じて出力端子からHレベル又はLレベルの比較信号V34を出力する。第2の比較器34は、直流出力電圧Voが第2の基準電圧Vref2よりも低いときにHレベルの比較信号をNAND回路35の他方の入力端子に出力する。
NAND回路35は、演算結果に応じて出力端子からHレベル又はLレベルの信号V35を出力する。NAND回路35は、第1の比較器31の出力及び第2の比較器34の出力がHレベルのときのみLレベルの信号をNOR回路36の一方の入力端子とスイッチSW3の制御端子に出力する。第2の基準電圧Vref2は、制御回路1を構成する素子の絶縁耐圧及びスイッチング素子Q1のゲート・ソース間耐圧に対応して設定される。
NOR回路36は、演算結果に応じて出力端子からHレベル又はLレベルの信号V36を出力する。NOR回路36は、NAND回路35の出力及び制御回路1に外部から入力されるパルス信号VGがLレベルのときのみHレベルの信号をスイッチSW2の制御端子に出力し、スイッチSW2を閉(オン)させる。
図6は、図5に示す切換手段S1bの詳細な構成を示す回路構成図である。切換手段S1bは、例えばn型MOSFETから成るスイッチSW2及びp型MOSFETから成るSW3を直列接続して成る。スイッチSW2において、ゲート端子がNOR回路36の出力端子に接続し、ソース端子がスイッチSW3のソース端子に接続し、ドレイン端子が制御回路1に接続するように構成することができる。スイッチSW2の寄生ダイオードは、アノード端子がソース端子に接続され、カソード端子がドレイン端子に接続される。また、スイッチSW3において、ゲート端子がNAND回路35の出力端子に接続され、ドレイン端子が出力コンデンサCoに接続されるように構成することができる。スイッチSW3の寄生ダイオードは、アノード端子がソース端子に接続され、カソード端子がドレイン端子に接続される。なお、スイッチSW2及びスイッチSW3の寄生ダイオードを使用せずに、MOSFETと独立してダイオードを設けても良いが、後述する動作を実現するために上記構成のように互いに異なる整流方向を有することが望ましい。
図7は、図5に示す降圧型スイッチングレギュレータの各部の動作を示すものである。また、図7において、電圧V11はGNDに対する切換手段S1bと制御回路1との接続点の電圧である。
スイッチング素子Q1のオンオフ動作が開始した後、時刻t4において、直流出力電圧Voが第1の基準電圧Vref1よりも高くなると、第1の比較器31の出力V31が反転しHレベルとなる。また、直流出力電圧Voが第2の基準電圧よりも低いため、第2の比較器34の出力V34はHレベルとなる。従って、NAND回路35の出力V35はLレベルとなる。このとき、パルス信号VGがHレベルになると、NOR回路36の出力V36がLレベルとなり、切換手段S1bが開(オフ)となる。より詳細には、図6のように切換手段S1bを構成する場合、スイッチSW3が閉(オン)し、スイッチSW2が開(オフ)する。また、スイッチング素子Q1のオンに伴い、コンデンサC1の充電電圧に直流入力電圧Vinが重畳し、電圧V11が直流出力電圧Voよりも高くなる。
次に、時刻t5においてパルス信号VGがLレベルになると、NOR回路36の出力V36がHレベルとなり、切換手段S1bが閉(オン)になる。より詳細には、スイッチSW3及びスイッチSW2が閉(オン)する。直流出力電圧Voから切換手段S1bを介してコンデンサ11が充電されるため、電圧V11は直流出力電圧Voと略等しくなる。
次に、時刻t6において、パルス信号VGがHレベルになると、NOR回路36の出力V36がLレベルとなり、切換手段S1bが開(オフ)になる。より詳細には、スイッチSW2が開(オフ)する。直流出力電圧Voからのコンデンサ11の充電が停止する。また、スイッチング素子Q1のオンに伴い、コンデンサC1の充電電圧に直流入力電圧Vinが重畳し、電圧V11が直流出力電圧Voよりも高くなる。
次に、時刻t7において、直流出力電圧Voが第2の基準電圧Vref2よりも高くなると、第2の比較器34の出力V34が反転しLレベルとなる。従って、NAND回路35の出力V35はHレベルとなり、NOR回路36の出力V36がLレベルとなるため、切換手段S1bが開(オフ)となる。より詳細には、パルス信号VGに依らずスイッチSW2及びSW3が開(オフ)に保持される。
このような動作により、スイッチング素子Q1のオンに伴い電圧V11が直流出力電圧Voよりも高くなるとき、切換手段S1bを開にするため、電圧V11により負荷R1及び信号生成手段3bが破壊することを防止できる。さらに、直流出力電圧Voが制御回路1の耐圧よりも高くなるとき、切換手段S1bを開にするため、直流出力電圧Voにより制御回路1及びスイッチング素子Q1のゲート・ソース間が破壊することを防止できる。
本実施例に係る降圧型スイッチングレギュレータは、実施例1に係る降圧型スイッチングレギュレータと同様の効果のほか、以下の効果を有する。
直流出力電圧Voが制御回路1の絶縁耐圧よりも高いとき、直流出力電圧Voからコンデンサ11を直接的に充電しないため、例えば負荷R1の電圧要求が高い場合に制御回路1が破壊することを防止できる。従って、信頼性がより高い降圧型スイッチングレギュレータが得られると共に、制御回路1を高耐圧化する必要がないため、制御回路1を小型化でき、降圧型スイッチングレギュレータが比較的安価に構成することができる。
図8は、実施例2の変形例に係る切換手段S1cの詳細な構成を示す回路構成図である。切換手段S1cは、互いに整流方向が異なる複数の寄生ダイオードを有するn型MOSFETから成るスイッチSW4で構成される。スイッチSW4において、ゲート端子が図5に示すNOR回路36の出力端子に接続し、ソース端子が出力コンデンサCoに接続し、ドレイン端子が制御回路1に接続するように構成することができる。スイッチSW4の複数の寄生ダイオードは、それぞれのアノード端子が互いに接続され、それぞれのカソード端子がスイッチSW4のドレイン端子及びソース端子に接続される。
このように構成すると、切換手段S1cが1つのMOSFETで構成されるので、部品点数を削減することができ、小型で安価な降圧型スイッチングレギュレータが得られる。
また、実施例2に係る降圧型スイッチングレギュレータにおいて、直流出力電圧Voが第2の基準電圧よりも高くなるとき、切換手段S1bが開になると共に直流出力電圧Voから電圧生成手段2を介してコンデンサ11を充電するように構成することが望ましい。
このように構成すると、直流出力電圧Voが制御回路1の耐圧よりも高くなるときにも直流出力電圧Voからコンデンサ11を充電することができるため、直流入力電圧Vinからコンデンサ11を充電する場合に比べ、電圧生成手段2で発生する損失を低減できる。従って、変換効率がより高い降圧型スイッチングレギュレータが得られる。
以上、本発明の実施形態の一例として、降圧チョッパ回路における実施例について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、例えば同期整流回路等の降圧型スイッチングレギュレータに適用することができる。さらに、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更及び各実施例の組み合わせが可能である。例えば、信号生成手段3の構成は上記構成(3a、3b)に限定されるものではなく、論理回路を適宜変更することができる。また、スイッチング素子Q1は、例えば同期整流回路の低圧側スイッチング素子に置き換えることができる。また、切換手段S1はMOSFET以外の素子で構成しても良く、切換手段S1の開閉と同期して電圧生成手段2がオンオフするように構成しても良く、出力コンデンサCoと制御回路1との間に独立した電圧生成手段を設けても良い。また、逆流防止ダイオードD2をMOSFET等のスイッチに置き換えることができる。
1 制御回路
2 電圧生成手段
3 信号生成手段
S1 切換手段
Q1 スイッチング素子
Vin 直流入力電圧
Vo 直流出力電圧
D1 還流ダイオード
D2 逆流防止ダイオード
L1 インダクタ
Co 出力コンデンサ
R1 負荷

Claims (4)

  1. スイッチング素子をオンオフ制御することで直流入力電圧を所望の直流出力電圧に降圧するスイッチングレギュレータであって、
    前記スイッチング素子をオンオフ制御する制御回路と、
    前記スイッチング素子のバイアス電源として前記直流入力電圧を降圧して前記制御回路に出力する電圧生成手段と、を有し、
    前記直流出力電圧が第1の基準電圧値以上のとき前記直流出力電圧を前記スイッチング素子のバイアス電源として供給し、且つ、前記スイッチング素子がオン状態のとき前記直流出力電圧を前記スイッチング素子のバイアス電源として供給することを停止する切換手段を備えることを特徴とするスイッチングレギュレータ。
  2. 前記直流出力電圧が前記第1基準電圧値よりも大きい第2基準電圧値以上のとき、前記切換手段が前記直流出力電圧を前記スイッチング素子のバイアス電源として供給することを停止することを特徴とする請求項1記載のスイッチングレギュレータ。
  3. 前記直流出力電圧が前記第2基準電圧値以上のとき、前記直流出力電圧を降圧して前記直流出力電圧を前記スイッチング素子のバイアス電源として供給することを特徴とする請求項1又は2記載のスイッチングレギュレータ。
  4. スイッチング素子と、前記スイッチング素子をオンオフ制御する制御回路と、前記スイッチング素子のバイアス電源として前記直流入力電圧を降圧して前記制御回路に出力する電圧生成手段と、を有し、前記スイッチング素子をオンオフ制御することで直流入力電圧を所望の直流出力電圧に降圧するスイッチングレギュレータの制御方法であって、
    前記直流出力電圧が第1の基準電圧値以上のとき前記直流出力電圧を前記スイッチング素子のバイアス電源として供給し、且つ、前記スイッチング素子がオン状態のとき前記直流出力電圧を前記スイッチング素子のバイアス電源として供給することを停止することを特徴とするスイッチングレギュレータの制御方法。
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