JP3571185B2 - シート形成装置及びシート形成装置を内蔵もしくは接続可能にしたプリンタ - Google Patents

シート形成装置及びシート形成装置を内蔵もしくは接続可能にしたプリンタ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば社員証、学生証等のIDカード、銀行関連のキャッシュカード、もしくは多目的のICカード等のカード類(以下情報カードという)や、画像形成装置で出力された転写紙等の情報記録媒体の表面に、保護用のオーバコートフィルムを加熱定着するシート形成装置及びシート形成装置を内蔵もしくは接続可能にしたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近のコンピュータ画像処理の分野においては、コンピュータから呼び出した画像情報、文字情報等を用いて、昇華型フルカラープリンタで身分証明証等の情報カードを発行することが行われている。該情報カードは例えば、表面に“会社名”“所有者名”“所属”等のID文字と共に所有者写真等が印刷され、その裏面には磁気コード化された磁気記録層が記録処理されている。
【0003】
この身分証明証のような情報カードにおいては、情報カードの表面のID文字や所有者写真の改ざんを防止するため、情報カードの表面を特定パターンを有する略透明なフィルムで覆うことが多い。このフイルムとして例えばホログラムコートフィルムが使用される。
【0004】
図1はコートフィルムの説明図であり、(a)はコートフィルムの断面構造を、(b)は熱的破断の状態を示した断面図である。
【0005】
市販されるホログラムコートフィルムY1は、通常、同図の(a),(b)に示すように、透明キャリア201上に、厚さが約0.006mm程度の薄い略透明なホログラム熱溶着フィルム(以下、単に熱溶着フィルムと略する)202を設けたものから構成され、コートフィルムY1全体としての厚さは約0.025mm程度を有する。ホログラム熱溶着フィルム202は、表面保護層202a、ホログラム層202b及び接着層202cをこの順序で設けたものから成る。
【0006】
この通常のホログラムコートフィルムY1は、情報カードの幅寸法よりも大きな幅を有するフィルムリボンの形で提供される。そして、情報カードXに重ね合わせた状態で、該ホログラムコートフィルムY1を加熱手段で加熱する。これにより、その加熱された領域Aについては、透明キャリア201からホログラム熱溶着フィルム202が剥がれて接着層202cにて情報カードXの表面に接着される。かくして情報カードXの表面全体に、上記ホログラム熱溶着フィルム202だけが熱的にカットされて転写される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、情報カードに各フイルムを溶着する際には、その加熱圧接あるいは冷却の際の各材料の熱収縮率等に起因して情報カードに曲がりが生じて、満足な品質の製品が得られなかった。
【0008】
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、その目的は、各種のコートフィルムをそれぞれ情報カードの表面にオーバコートした際に、情報カードの曲がりが補正されるようにした、シート形成装置及びシート形成装置を内蔵もしくは接続可能にしたプリンタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、フィルム材をシート材の表面に定着してコート済みシートを形成するシート形成装置において、前記シート材および前記コート済みシート材が搬送される搬送路と、前記搬送路に配置されたプラテンと、前記フィルム材およびシート材を介して前記プラテンに対し圧接し、前記フィルム材を加熱して前記シート材の表面に定着する加熱定着手段と、前記搬送路に配置され、前記加熱定着手段によりその表面がコートされたコート済みシートの形態を矯正する形態矯正手段と、を備え、前記形態矯正手段が、前記コート済みシートを挾持するシート矯正用ローラを有し、このシート矯正用ローラの挾持部を、前記シート矯正用ローラの前記コート済みシートの搬送方向上流側および下流側に配置された複数の搬送ローラ対の各挾持部を結ぶ搬送面より偏らせて経路を形成するとともに、前記シート矯正用ローラおよび前記複数の搬送ローラ対に跨って挾持された前記コート済みシートを所定時間に亘って搬送停止状態で保持するように構成されたことを特徴とするものである。
【0010】
また、上記した目的を達成するため、本発明は、シート材に画像および/または情報を記録するプリンタであって、上記構成の特徴を備えたシート形成装置を内臓または接続可能とすることを要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図2は本発明によるオーバコート定着装置をプリンタに接続した状態で示した全体断面図である。
【0015】
オーバコート定着装置20は、オプション装置として、昇華型フルカラープリンタ1に接続されるようにしている。即ち、まず、昇華型フルカラープリンタ1にて、未記録カードの表面に、情報カードXを発行するための必要なID文字や所有者写真が印刷され、続いて該未記録カードの裏面に設けられた磁気記録層に磁気コード化された情報が書き込まれる。そして、得られた情報カードXは、オーバコート定着装置20に送られて、その表面がホログラムコートフィルム等のコートフィルムYで覆われる。
【0016】
次に上記の各部について具体的に説明する。
【0017】
(1)昇華型フルカラープリンタ1
図2に示す昇華型フルカラープリンタ1は、その一側に、上下にカードスタッカ2及びカードリジェクト口11を有する。また、このカードスタッカ2の給送部及びリジェクト口11の各高さ位置に対応して、プリンタ1は、その内部に、上下に2つのカード搬送パス4,10を備えている。一つは、カードスタッカ2の直下に位置にする供給ローラ3から、他側の連結口として構成された排出口15まで続く第1パス4であり、他の一つは、第1パス4の下方に配置され、リジェクト口11と連続された第2パス10である。これらのパス4,10は、所要個数の搬送ローラ対5を順次間隔を置いて配設することにより構成される。
【0018】
カードスタッカ2に堆積状態に置かれた記録未処理のカードXは、供給ローラ3により1枚ずつ第1パス4に送り出される。この第1パス4中には、90度を単位として一方向に回転可能な第1方向切換器6と、加熱記録ヘッド8及び昇華型カラーリボン9を備えた熱転写式のプリンタユニット7とが配置されている。第1方向切換器6は、カードXを抱いた状態で90度方向を変換して縦状態となり、第2方向転換器12との間でカードXの受け渡しができる。
【0019】
未処理カードXは、第1方向切換器6を通ってプリンタユニット7にて、画像情報に基づいて加熱記録ヘッド8と昇華型カラーリボン9とにより、その表面にID文字が黒色で、所有者写真がカラーで印刷記録される。
【0020】
一方、第2パス10には、水平状態から時計方向に90度及び反時計方向に90度回転可能な第2方向切換器12と、磁気記録ヘッド14を有するエンコーダユニット13とが配設されている。この第2方向切換器12は、第1方向切換器6に対して上下に同一位置にあり、カードXを抱いた状態で90度方向を変換して縦状態となり、上記第1方向転換器6との間でカードXの受け渡しができる。
【0021】
プリンタユニット7でID文字や所有者写真を記録された情報カード(シート材)Xは、第1パス4を逆送されて、第1方向切換器6から第2方向転換器12へ引き渡される。そして第2パス10上を第2方向転換器12からエンコーダユニット13に送られ、そこで磁気記録ヘッド14により、磁気コード化された情報が情報カードXの裏面の磁気記録層に記録される。
【0022】
上記の磁気記録を終了した情報カードXは、第2方向切換器12に戻され、第1方向切換器6に引き渡されて、第1パス4に移行される。
【0023】
そして上記の印刷記録及び磁気記録を終了した情報カードXは、第1パス4に移行されて、プリンタユニット7を素通りし又は裏面への印刷が行われた後、第1パス4の端部に形成した排出口15からオーバコート定着装置20に供給される。
【0024】
(2)オーバコート定着装置20
(a) 搬送パス22
図3は図2におけるオーバコート定着装置20の拡大断面図である。
【0025】
オーバコート定着装置20は、その一側に排出口15に対する連絡口となる受入口21を、また他側に排出口23を有する。受入口21と排出口23との間には、情報カードXを搬送する搬送パス22の構成要素として、入口側ローラ対24、第1キャプスタンローラ対26、プラテンローラ27、第2キャプスタンローラ対28、及び排出側ローラ対29が順に配列されている。そして第2キャプスタンローラ対28と排出側ローラ対29との間に、後記するコート済みシートの形態を矯正するための形態矯正手段としてシート矯正用ローラ102を備えている。
【0026】
25は入口側ローラ対24と排出側ローラ対29との内側区間にかけて設けた通路ガイド板である。上記オーバコート定着装置20の他側には、排出口23からオーバコート処理を終えて排出された情報カードXを集積するための排出スタッカ30を設けている。
【0027】
(b) コートフィルムYの供給
搬送パス22の上方において、プラテンローラ27よりもカード搬送方向の上流側には、コートフィルム(フィルム材)Yを供給する供給ボビン部31が、また下流側には、コートフィルムYの巻き取りを行う巻取りボビン部32が配置されている。この供給ボビン部31及び巻取りボビン部32は、コートフィルムYをその両端側からそれぞれのボビン33に巻き付けて、供給ロール及び巻取ロールを形成している。該各ボビン33は、ボビンホルダ35に着脱自在に取り付けられており、コートフィルムYを交換可能にしている。交換されるコートフィルムYの種類としては、上述した通常のホログラムコートフィルムや強化保護コートフィルムや特定画像入りホログラムフィルム等であり、それらのフィルムの幅は共通の寸法に定められている。
【0028】
プラテンローラ27の上方には、前後2箇所に案内ピン36,37が設けられており、供給ボビン部31から引き出されたコートフィルムYは、この案内ピン36,37によりプラテンローラ27の上方に横に拡げた状態に案内される。また、供給ボビン部31と案内ピン36との間には案内ピン38が設けられ、該案内ピン38によりコートフィルムYが位置決めされるようになっている。
【0029】
(c) 加熱定着手段
上記搬送パス22の上方において、供給ボビン部31と巻取りボビン部32との間には、プラテンローラ27に対向させて、加熱定着手段(熱源部)としてのヒートローラ40が位置されている。このヒートローラ40は、ヒータとしてのハロゲンランプ(図示せず)を内蔵しており、両端部は支持ブラケット42の脚部に遊転可能に支持されている。このヒートローラ40の周面には、サーミスタから成る温度検出器(図示せず)が弾性的に当接されている。
【0030】
また、このヒートローラ40は、吊下揺動機構43により弾性的に上下に揺動可能に上方から吊下げられ且つ昇降駆動機構50により上下位置が可変となっている。
【0031】
吊下揺動機構43は、(後記する図4,図5,図6に示すように、)摺動台44が支持ブラケット42と上方のフレーム433との間に配設され、その下面に支持ブラケット42が取り付けられてなる。そして摺動台44は上下方向に円滑に移動できるようになっている。
【0032】
摺動台44の面内には複数個の圧縮バネ49が嵌装されている。これら圧縮バネ49の頂部に載せられて、板金から成る可動台46が摺動台44と上方のフレーム433との間に配設されている。そして、可動台46は、該可動台46と上方のフレーム433との間に設けた引張りバネ47により吊り下げられ、該引張りバネ47で後述する制御カム51に向かって上向きに付勢されている。
【0033】
摺動台44は、該摺動台44と上方の可動台46との間に設けた圧縮バネ49により、常時下方に向かう力(圧着力)を受けている。この可動台46と摺動台44との間に介装した圧縮バネ49は、ヒートローラ40を情報カードXの表面に向かって押圧する働きをする。
【0034】
昇降駆動機構50を構成するため、可動台46の上方には制御カム51が設けられている。図4,図5,図6はヒートローラ40の上下移動に係わる制御位置と制御カム51の姿態を示した図であり、後記する各停止位置として“頭出し”“転写”“交換”位置をそれぞれ示している。
【0035】
この制御カム51に対してカムフォロア52が摺動台44の上面に設けられている。制御カム51の軸53は、カム駆動モータ(図示せず)により回転駆動される。
【0036】
制御カム51の軸53には、ヒートローラ40の上下移動に係わる各検出手段を備えている。図7はヒートローラ40の各検出位置と制御カム51の姿態を示した図であり、同図はその(a)(b)(c)に、後記する各停止位置として、“頭出し”“転写”“交換”の検出位置をそれぞれ示している。
【0037】
同図に示すように、軸53には、周縁の3箇所に切欠54a,54b,54cを有する回転円板54が取り付けられており、そして、この回転円板54には、その周囲に、互いに並置した2個のフォトインタラプタ56a,56bから成る光センサ56が設けられている。上記回転円板54と光センサ56とは、互いに共働して、3つの異なる停止位置“頭出し”“転写”“交換”を検出する位置検出器を構成する。
【0038】
制御カム51は、上記のカム駆動モータにより回転駆動され、回転円板54がこれら3つの位置のいずれかが検出される位置にて停止可能となっている。この制御カム51の回転運動により、ヒートローラ40が、引張りバネ47の力に抗して上下動される。
【0039】
図8はオーバコート定着装置20における転写動作とコートフィルムYの張架状態との関係を示した図である。
【0040】
制御カム51は、上記の“頭出し”“転写”“交換”の停止位置にそれぞれ静止されたとき、ヒートローラ40を同図に示す3つの異なる高さ位置40a,40b,40cに規制する。即ち、ヒートローラ40がコートフィルムYに接触せず、従ってコートフィルムYが案内ピン36,37間に張られるだけの状態となる最上位の位置(交換位置)40cと、ヒートローラ40が案内ピン36,37間に入り込んでコートフィルムYをプラテンローラ27上の情報カードX上に圧接する最下位の位置(転写位置)40bと、そしてヒートローラ40が案内ピン36,37間に入り込んでコートフィルムYを少し押し下げプラテンローラ27の手前で停止する中間の位置(頭出し位置)40aとである。この頭出し位置40aは、具体的には、ヒートローラ40がプラテンローラ27の上方に図4に示す距離d1(約3mm)だけ離れた位置である。
【0041】
図7(c)の“交換”位置は、回転円板54の切欠54cがフォトインタラプタ56aの直下に来て、フォトインタラプタ56aがON,フォトインタラプタ56bがOFFとなることで検出される。つまり、制御カム51は図6に示す回転角度位置に在り、可動台46は引張りバネ47の復帰力により最上位の位置まで上昇した状態となる。従って、ヒートローラ40もプラテンローラ27の上方に距離d2だけ離れた最上位の位置、即ちコートフィルムYに接触しない位置をとる。
【0042】
図7(a)の“頭出し”位置は、回転円板54の周囲に設けたセンサエリア2個分の切欠54aが2個の互いに並置されたフォトインタラプタ56a,56bの直下に来て、フォトインタラプタ56a,56bが共にONすることで検出される。つまり、制御カム51は上記“交換”位置から図4に示す回転角度位置まで回動し、引張りバネ47に抗しながら、カムフォロア52を介して可動台46を中間位置まで押し下げ、ヒートローラ40をプラテンローラ27に距離d1まで接近させた位置(図8の頭出し位置40a)にする。
【0043】
図7(b)の“転写”位置は、回転円板54の切欠54bがフォトインタラプタ56bの直下に来て、フォトインタラプタ56aがOFF,フォトインタラプタ56bがONとなることで検出される。つまり、制御カム51は、上記“交換”位置又は“頭出し”位置から図5に示す回転角度位置まで回動し、引張りバネ47に抗しながら、カムフォロア52を介して可動台46を最下位の位置まで押し下げる。これにより、ヒートローラ40がプラテンローラ27に当接する。制御カム51は、更に若干の押し下げ力をヒートローラ40に加え、圧縮バネ49を圧縮させる。この圧縮バネ49の働きにより、ヒートローラ40に、プラテンローラ27に対する所定の押圧力が付与される。
【0044】
(d)フィルム駆動系
巻取りボビン部32は、フィルム巻取モータ(図示せず)により、図3に示す矢印61方向に回転駆動力が与えられる。
【0045】
また、供給ボビン部31は、供給ボビン33に対して制動力が与えられるようになっている。従って、上記巻取りボビン部32と供給ボビン部31との間に配置されたコートフィルムYを緊張状態におくことができる。
【0046】
供給ボビン部31のボビンホルダ35の軸の一端には、スリット円板(図示せず)が固定され、このスリット円板にはフォトインタラプタから成る後記のフィルム巻き取りセンサ65が付設されている。このフィルム巻き取りセンサ65は、供給ボビン部31が回転するか否か、つまり巻取りボビン部32と供給ボビン部31の間にコートフィルムYが張架されているか否かのチェックに使用される。
【0047】
(e) カード駆動系
入口側ローラ対24と第1キャプスタンローラ対26とプラテンローラ27と第2キャプスタンローラ対28とシート矯正用ローラ102とは各ギヤ列を介してカード搬送モータ(何れも図示せず)によって互いに同期回転される。従って、入口側ローラ対24に送り込まれた情報カードXは、順次、通路ガイド板25上を、第1キャプスタンローラ対26、第2キャプスタンローラ対28、シート矯正用ローラ102、排出側ローラ対29へと引き渡して行くことができる。上記の入口側ローラ対24と第1キャプスタンローラ対26とプラテンローラ27と第2キャプスタンローラ対28とシート矯正用ローラ102とは、情報カードXとコートフィルムYとのコート済みシートXを挟みつけて搬送する搬送手段をなす。
【0048】
搬送パス22には、入口側ローラ対24の直後に情報カードXを検知する入口カードセンサS21が、そして排出側ローラ対29の直後に情報カードXを検知する出口カードセンサS22が、それぞれ配置されている。
【0049】
搬送パス22内に受け入れられた情報カードXは、入口カードセンサS21が情報カードXの後端を検出した位置を基準として、正確にコートフィルムYの転写開始位置に送られるようにしている。
【0050】
(f) コートフィルムYの判別
巻取りボビン部32と供給ボビン部31の間に張架されたコートフィルムYの種類を判別するため、案内ピン36と38との間には、フィルムの両側端部を検出する形態でマークセンサS23,S24が配置されている。
【0051】
(g) 形態矯正手段
図9はオーバコート定着装置20の要部を示す簡略図、図10,図11,図12は本発明による加熱定着手段と形態矯正手段を示す簡略構成図である。
【0052】
記の各図に示すように、ヒートローラ40の下流側における第2キャプスタンローラ対28の手前に、情報カード(コート済みシート)Xを矯正するためのアンダーガイド101を備えている。そして前記したように、第2キャプスタンローラ対28と排出側ローラ対29との間に、後記するコート済みシートXの形態を矯正するためのシート矯正用ローラ102を備えている。
【0053】
アンダーガイド101はその頂部がヒートローラ40による圧接面と同等の高さの面をなし、後端側がコート済みシートXの搬送につれて上昇するようにした傾斜面をなしている。よってコート済みシートXがヒートローラ40によって圧接・加熱されて、突出した端部がその自重によって垂下すると、該端部を下方から支える。そしてコート済みシートXが搬送されるにつれて該端部を押上げながらその頂部に導く。このようにして、圧接・加熱されたコート済みシートXは、その形態が加熱中と加熱が停止された直後の過程で、該垂下による曲がりが抑止される。上記のアンダーガイド101はコート済みシートXの端部を支持するシート支持部をなす。
【0054】
シート矯正用ローラ102は上下のローラ102A,102Bよりなり、その挾持部を、第2キャプスタンローラ対28と排出側ローラ対29の各挾持部を結ぶ搬送面よりも、図12に示す微小寸法Lだけ下方に偏らせている。コート済みシートXは、ヒートローラ40とプラテンローラ27とが図4に示す距離d1だけ離れた状態で頭出しされ、引続き図5に示すように押圧状態にして、挾持される。コート済みシートXは排出側に搬送されながらその表面にコートフィルムYが、加熱・定着され、且つ不要のフイルムが取除かれる。そして図10,図11,図12に順次示すように、アンダーガイド101の上面を通過して、排出側に搬送される。加熱・定着されたコート済みシートXは、該搬送につれて第2キャプスタンローラ対28とシート矯正用ローラ102と排出側ローラ対29とに跨がって挾持され、その状態で所定時間に亘って停止され、該停止中に冷却される。このようにして、ヒートローラ40によって圧接・加熱されてカール変形した形態のコート済みシートXは、加熱後の冷却過程において、該形態とは相反する曲げ方向の形態にて保持されて、その間にカール変形が補正される。上記の第2キャプスタンローラ対28とシート矯正用ローラ102と排出側ローラ対29の組はコート済みシートXの形態を矯正する形態矯正手段をなす。
【0055】
なお、シート矯正用ローラ102は、その各ローラ102A,102Bの上下方向の位置が固定されているものを示したが、例えば下方のローラ102Bを固定していて、上方のローラ102Aを挾持またはその解放に応じて上下移動させる構造にしてもよい(図15(a)参照)。また、各ローラ102A,102Bを共に上下移動させる構造にして必要な矯正量に応じてその挾持位置を可変調節するようにしてもよい(図15(b)参照)。あるいはまた、各ローラ102A,102Bを常時挾持状態にしていて、必要な矯正量に応じて下方への変位量を可変調節し、あるいはその上下移動を可能にしてもよい(図15(c)参照)。
【0056】
103はアンダーガイド101を取り付けているアンダーガイドベース、104はシート矯正用ローラ102を下方に付勢している板ばねよりなるプレススプリング、105はプレススプリング104を取り付けているブラケットである。
【0057】
(h) 制御装置80
図13はオーバコート定着装置20の制御部のブロックダイヤグラムである。
【0058】
制御装置80は、マイクロプロセッサCPU82及びメモリROM83,メモリRAM84を備えてマイクロコンピュータとして構成された制御部81を主体として構成されており、消去・書込みが可能なプログラマブルROM(EEPROM)85と、プリンタ1側の通信機能部1Bにライン87を介して接続された通信機能部86とを具備する。なお、プリンタ1側には、フィルムの種類設定手段93の一部として、入力器1a及び液晶表示器1bを具備する操作パネル1Aが設けられている。
【0059】
制御部81の入力ポートには、昇華型フルカラープリンタ1の操作パネル1Aに液晶表示器1bと共に設けられている入力器1a、マークセンサS23,S24、カードセンサS21,S22、フィルム巻き取りセンサ65、ヒートローラ40の表面温度を監視する温度検出器39等からの信号が入力されている。また、制御部81の出力ポートには、ヒートローラ40のハロゲンランプ41、押圧手段としてのカム駆動モータ55、フィルム巻取モータ60、カード搬送モータ66等が接続されている。更に、制御部81には、プリンタ1の操作パネル1Aから、通信機能部1B、ライン87及び通信機能部83を介して指示されるフィルムの種類を受け入れるようにしている。
【0060】
制御部81は、使用されるコートフィルムYの種類に応じた加熱手段の加熱温度及び情報カードの送り速度を記憶する記憶制御部をなし、ROM83の中に記憶した温度設定テーブル及び速度設定テーブルとを有し、この温度設定テーブルと速度設定テーブルの中には、コートフィルムYの種類毎に、ヒートローラ40の適切な加熱温度Tと、情報カードXの適切な送り速度Vとが記憶されている。
【0061】
(3)動作
(a) 温度制御及び昇降制御
上記のようにして与えられた温度の設定値に基づき、温度検出器39から検出されるヒートローラ40の表面温度を監視し、ハロゲンランプ(ヒータ)41をON,OFF制御することにより、与えられた設定値温度Tにヒートローラ40の表面温度を維持する。
【0062】
このハロゲンランプ41への通電は、昇降駆動可変機構50の光センサ(位置検出器)56が“転写”、“頭出し”、又は“交換”位置を検出している場合にのみ許される。それ以外の時、つまりヒートローラ40が最下位の転写位置40b、中間の頭出し位置40a、又は最上位の交換位置40cに位置していない場合は、この通電が禁止される。即ち、ヒートローラ40が移動している場合には、ハロゲンランプ41の破損を防ぐため通電をOFFするものである。
【0063】
情報カードXがコートフィルムYの転写開始位置に位置付けられた後、CPU82から転写開始信号STが発せられて、昇降制御とカード送り制御とフィルム送り制御とが行われる。
【0064】
昇降制御としては、図7に示す光センサ(位置検出器)56と共働してカム駆動モータ55の起動及び停止を制御する。即ち、定着動作時には、制御カム51を駆動するモータ55に回転指令を与え、該制御カム51よりヒートローラ40を上下方向に移動させる。
【0065】
(b) カード送り制御及びフィルム送り制御
情報カードXがコートフィルムYの転写開始位置に位置付けられた後、CPU82から転写開始信号STが発せられて、カード送り制御と送り制御とが行われる。
【0066】
カード送り制御は、転写時においては、上記の如く読み出されて与えられる搬送速度データに基づいて、カード搬送モータ66を制御し、情報カードXを平均速度Vで搬送する。
【0067】
(c) オーバコート定着装置20の動作の詳細
ヒートローラ40の電源がONされ、設定温度にウォームアップすると、定着動作が開始される。そして、プリンタ1より情報カードXを受け取り、次のようにして転写位置まで情報カードXが搬送される。即ち、情報カードXの後端が入口カードセンサS21を通過した後に一旦情報カードXを入口カードセンサS21を完全に遮光する位置までバックさせる。その後再び情報カードXをヒートローラ40方向に搬送し、入口カードセンサS21で情報カードXの後端を検出し、その位置を正しい基準位置とする。これによりバックラッシュ等の誤差を除去される。この基準位置を開始点としてカード搬送モータ66に加えるべきパルス数を計算し、当該情報カードXの始端がプラテンローラ27上に乗る転写位置を割り出す。そして、当該転写位置まで情報カードXを搬送する。
【0068】
次に、当該情報カードXの転写位置まで情報カードXが搬送されてきた時点で、フィルムを転写する条件設定のためにフィルムの種類をチェックする。
【0069】
コートフィルムYが通常ホログラムであった場合は、ヒートローラ40を最下位の転写位置40bへ移動させる。尚、ヒートローラ40が移動している間は、ハロゲンランプ41への通電は禁止される。
【0070】
次いで、フィルムタイプから搬送条件がセットされる。即ち、制御部81は、速度設定テーブルから当該フィルムタイプの設定速度Vに基づいてカード送り制御する。
【0071】
転写が開始され、カード搬送モータ66が搬送・停止を繰り返しながら、平均速度Vで情報カードXを搬送する。転写途中で検知マークを検出することなく、所定領域の転写を終えたときは、ヒートローラ40を最上位の交換位置40cへ戻し、次の転写動作のために待機させる。また、検知マークを検出した時は、通常ホログラムコートフィルムの終わり、又は、異なる種類のコートフィルムYが装置されているものと判断し、エラーを返す。
【0072】
次いで、尾引き防止のため、フィルム冷却時間をセットする。また、尾引き防止のため、情報カードXを微量(約10mm)移動させる。ここに「尾引き防止」とは、カード表面に同一面積分だけくり抜く形で熱溶着転写しようとする際に、その転写工程の終わりにおいて、カード後端でホログラム転写層がきれいに切断されず、尾を引く形で余分に付着して来る現象をいう。つまり、フィルム側から見ると、熱のためカード外の範囲までホログラム転写層がキャリアから剥離してしまう現象であり、カード側から見ると、カードの後端に小さなひだが付いてしまう現象である。そこで、熱溶着フィルムの剥離の位置の移動と、転写後から剥離するまでに冷却時間を挿入する。
【0073】
次いで、巻取モータ60によりフィルムYを所定量巻取る。そして、カード搬送モータ66をONして、情報カードXの排出を行う。
【0074】
(d) カード形態矯正制御
図14は情報カードXの形態矯正制御を例示したフローチャートである。
【0075】
上記の転写処理中には、情報カードXは、ヒートローラ40によって圧接・加熱されるのでカール変形する。転写処理が終了すると(S401,S402)、ユーザーによってオペレートパネル上で、シート矯正用ローラ102による曲がり矯正を行うかどうかが選択され、同様に、シート矯正用ローラ102での所要のカード保持時間が選択される。曲がり矯正を行うべく指定されたときは(S403)、情報カードXが12に示すように第2キャプスタンローラ対28とシート矯正用ローラ102と排出側ローラ対29とに挾持された状態に搬送されて、当該選択された保持時間が設定され(S405)、情報カードXが当該状態で停止されて該状態に保持される(S406,S407)。よって転写処理中にカール変形した形態のコート済みシートXは、加熱後の冷却過程において、該形態とは相反する曲げ方向の形態にて保持されて、その間にカール変形が補正される。そして、設定されたカード保持時間が経過すると、情報カードXが排出口23から排出される(S408)。
【0076】
なお、本実施形態例では、ヒートローラ(加熱手段)40に対して情報カードXが移動するものを示したが、加熱手段による圧接・加熱に当たって、情報カードXを固定しておき、加熱手段を情報カードXの搬送方向に沿って移動させるようにしたものに適用することも可能である。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】コートフィルムの説明図であり、(a)はコートフィルムの断面構造を、(b)は熱的破断の状態を示した断面図である。
【図2】本発明によるオーバコート定着装置をプリンタに接続した状態で示した全体断面図である。
【図3】図2におけるオーバコート定着装置20の拡大断面図である。
【図4】ヒートローラの上下移動に係わる制御位置と制御カムの姿態を示した図である。
【図5】ヒートローラの上下移動に係わる制御位置と制御カムの姿態を示した図である。
【図6】ヒートローラの上下移動に係わる制御位置と制御カムの姿態を示した図である。
【図7】ヒートローラの各検出位置と制御カムの姿態を示した図である。
【図8】オーバコート定着装置における転写動作とコートフィルムの張架状態との関係を示した図である。
【図9】オーバコート定着装置の要部を示した簡略図である。
【図10】本発明による加熱定着手段と形態矯正手段を示した簡略構成図である。
【図11】本発明による加熱定着手段と形態矯正手段を示した簡略構成図である。
【図12】本発明による加熱定着手段と形態矯正手段を示した簡略構成図である。
【図13】オーバコート定着装置の制御部のブロックダイヤグラムである。
【図14】情報カードの形態矯正制御を例示したフローチャートである。
【図15】本発明による形態矯正手段のバリエーションである。
【符号の説明】
X 情報カード,コート済みシート(シート材)
Y コートフィルム(フィルム材)
1 昇華型フルカラープリンタ
7 プリンタユニット
20 オーバコート定着装置
21 受入口
22 搬送パス
23 排出口
24 入口側ローラ対
26 第1キャプスタンローラ対
27 プラテンローラ
28 第2キャプスタンローラ対
29 排出側ローラ対
30 排出スタッカ
40 ヒートローラ(熱源部)
40a 中間の頭出し位置
40b 最下位の転写位置
40c 最上位の交換位置
41 ハロゲンランプ(ヒータ)
43 吊下揺動機構
49 圧縮バネ
50 昇降駆動可変機構
51 制御カム
66 カード搬送モータ
80 制御装置
81 制御部(マイクロコンピュータ)
82 CPU
83 ROM
84 RAM
85 EEPROM(不揮発性メモリ)
101 アンダーガイド(シート支持部)
102 シート矯正用ローラ
103 アンダーガイドベース

Claims (8)

  1. フィルム材をシート材の表面に定着してコート済みシートを形成するシート形成装置において、
    前記シート材および前記コート済みシート材が搬送される搬送路と、
    前記搬送路に配置されたプラテンと、
    前記フィルム材およびシート材を介して前記プラテンに対し圧接し、前記フィルム材を加熱して前記シート材の表面に定着する加熱定着手段と、
    前記搬送路に配置され、前記加熱定着手段によりその表面がコートされたコート済みシートの形態を矯正する形態矯正手段と、
    を備え、
    前記形態矯正手段が、前記コート済みシートを挾持するシート矯正用ローラを有し、このシート矯正用ローラの挾持部を、前記シート矯正用ローラの前記コート済みシートの搬送方向上流側および下流側に配置された複数の搬送ローラ対の各挾持部を結ぶ搬送面より偏らせて経路を形成するとともに、前記シート矯正用ローラおよび前記複数の搬送ローラ対に跨って挾持された前記コート済みシートを所定時間に亘って搬送停止状態で保持するように構成されたことを特徴とするシート形成装置。
  2. 前記形態矯正手段は、前記加熱定着手段により加熱されてカール変形した形態のコート済みシートを前記変形した形態とは相反する曲げ方向の形態にて保持することを特徴とする請求項1に記載のシート形成装置。
  3. 前記形態矯正手段が、前記加熱定着手段によりその表面がコートされた直後の前記コート済みシートの端部を支持するシート支持部を更に有し、このシート支持部が、前記加熱定着手段による前記プラテンに対する圧接面と同等の高さの面をなす頂部と、前記コート済みシートの搬送方向に伴って上昇するように形成された傾斜面と、を有して、搬送される前記コート済みシートの端部を前記傾斜面に沿って前記頂部へと導くことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート形成装置。
  4. 前記シート矯正用ローラが上下方向に配置されたローラ対からなり、該ローラ対の一方のローラが、前記コート済みシートの挾持またはその開放に応じて上下移動可能に構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート形成装置。
  5. 前記シート矯正用ローラが上下方向に配置されたローラ対からなり、該ローラ対の各ローラがともに、前記コート済みシートに必要なカール変形矯正量に応じてその挾持位置を可変調節するように上下移動可能に構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート形成装置。
  6. 前記シート矯正用ローラが上下方向に配置されたローラ対からなり、該ローラ対の各ローラが、前記コート済みシートを常時挾持可能状態に配置されて、前記コート済みシートに必要なカール変形矯正量に応じて下方への変位量を可変調節するように上下移動可能に構成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシート形成装置。
  7. 更に、前記形態矯正手段が前記コート済みシートを所定時間に亘って搬送停止状態で保持する保持時間が選択設定可能に動作制御されるような形態矯正制御を有することを特徴とする請求項1に記載のシート形成装置。
  8. 請求項1乃至請求項7に記載のシート形成装置を内臓または接続可能であって、前記シート材に画像および/または情報を記録することを特徴とするプリンタ。
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