JP3571117B2 - 検眼装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は被検眼の視機能を検査する検眼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
眼鏡レンズやコンタクトレンズを処方するための検査では、矯正光学系を検査窓に切換え配置する自覚式屈折力測定装置を使用し、検査窓を介して被検者に検査視標を観察させる。矯正光学系や検査視標を被検者の応答に基づいて操作することを通して、最終処方値を得る。
自覚検査では両眼それぞれの完全矯正値を決定した後、左右の見え具合を同等にするための両眼バランス検査を行う。両眼バランス検査の方法の一つに偏光視標を利用した検査方法があり、この検査は次のように行う。
左右それぞれの片眼完全矯正値に雲霧をかけ、両眼での視力が0.6〜0.9程度にするとともに、両眼の眼前には偏光軸が直交する偏光板を配置する。そして被検眼には、眼前に配置した偏光板とそれぞれ同じ軸を持つ右眼用偏光視標及び左眼用偏光視標を同時に観察させる。この視標により、左右の見え具合が同じになるように良く見えるほうの眼にプラス球面度数を負荷してバランス調整を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来装置の両眼バランス検査には次のような問題があった。
(イ) 両眼での視力が0.6〜0.9程度にするための雲霧量は片眼完全矯正での視力値によって一様ではなく、経験の浅い検者ではこの雲霧量調整は容易ではない。適当な雲霧量で始めると精度の高い検査は難しい。視力視標を呈示して被検者の応答により視力が0.6〜0.9程度になるように球面度数を調整することは煩わしく、検眼に時間を要する。
(ロ) 検査視標の左右眼での見え具合が同じにならないときは、眼鏡視力や裸眼視力の良い方、又は利眼に合わせるのが一般的であるが、この確認操作は転記したカルテを見たり装置の表示状態をスイッチ操作により変えて見なければならず面倒である。
【0004】
(ハ) 両眼バランス検査終了後は、かけた雲霧を次の検査のために解除する必要があるが、雲霧量解除のための個別のスイッチ操作は煩わしく、また、かけた雲霧量を記憶ないし記録しておかなければならず、これも手間である。さらに、雲霧量の解除を忘れて次の検査を進めてしまうことも少なくない。
本発明は、上記のような従来装置の問題点に鑑み、被検眼に雲霧をかけて行う検査、殊に両眼バランス検査を効率的に行い、正確な検眼ができる検眼装置を提供することを技術課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有することを特徴とする。
(1) 被検眼に屈折力を付加する矯正光学系と、該矯正光学系を駆動する駆動手段と、を持つ自覚式屈折力測定装置を備えた検眼装置において、被検眼の屈折異常を補正して完全矯正状態にする完全矯正値を求める完全矯正値決定手段と、該完全矯正状態における被検眼の完全矯正視力値を測定する完全矯正視力測定手段と、完全矯正視力値と付加度数との関係のテーブル表を持ち、該完全矯正視力測定手段による左右の被検眼の完全矯正視力値に基づいてテーブル表から左右の被検眼に共に付加すべき共通付加度数を決定する付加度数決定手段と、該付加度数決定手段で決定された共通付加度数を左右眼に付加して両眼バランス検査を行う両眼バランス検査実行手段と、を有することを特徴とする。
【0006】
(2) 被検眼に屈折力を付加する矯正光学系と、該矯正光学系を駆動する駆動手段と、を持つ自覚式屈折力測定装置を備えた検眼装置において、被検眼の屈折異常を補正して完全矯正状態にする完全矯正値を求める完全矯正値決定手段と、該完全矯正状態における被検眼の完全矯正視力値を測定する完全矯正視力測定手段と、該完全矯正視力測定手段による左右眼の完全矯正視力値のうち低い完全矯正視力値に基づいて、左右両眼に共に付加すべき共通付加度数を決定する付加度数決定手段と、該付加度数決定手段で決定された共通付加度数を左右眼に付加して両眼バランス検査を行う両眼バランス検査実行手段と、を有することを特徴とする。
【0007】
(3) (1)又は(2)の検眼装置は、さらに両眼バランス検査実行手段による両眼バランス検査が終了し、両眼への共通付加度数の付加を解除したときは共通付加度数の付加を解除した旨のメッセージを表示する表示手段と、を有することを特徴とする。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は実施例である検眼装置の全体構成を示す外観図である。
1は被検者と検者の間に配置される検眼テ−ブルである。2は自覚式屈折力測定装置であり、自覚式屈折力測定装置2は種々の光学素子を検眼窓11に電動で切換え配置する。
3は測定用指標を被検眼眼底に投影し眼底の投影指標像を受光手段で検出して眼屈折力を測定する他覚式眼屈折力測定装置である。他覚式眼屈折力測定装置3は検眼テ−ブル1上をスライド可能な移動トレイに載置されており、他覚検査時には検眼テ−ブル1の中央位置に移動させる。
4は検査視標を呈示する投影式の視標呈示装置である。5は自覚式屈折力測定装置2及び投影式視標呈示装置4を操作するためのコントロ−ラ、6は各装置の通信中継を行うリレ−ユニットである。
【0015】
図2はコントロ−ラ5を上から見た図である。
30は検眼情報を表示するディスプレイであり、ディスプレイ30には種々の情報を切替え表示できるようにドットマトリックス画面を使用している。
31はスイッチ部であり、スイッチ部31には、ディスプレイ30の表示画面をメニュ−画面に切り替えるメニュ−スイッチ32、表示画面上に表示されたカ−ソルを移動する2つのカ−ソル移動スイッチ33、実行スイッチ34、自覚式屈折力検査装置2を駆動するためのレンズスイッチ群35、測定モ−ド切換スイッチ群36、測定眼指定スイッチ群37、数値入力に使用するスイッチやノブスイッチを持つ入力スイッチ群38、他のスイッチと組み合わせて使用するシフトスイッチ39、視標呈示装置4を駆動する視標スイッチ群40、プログラム検眼を実行するスタ−トスイッチ41aやプログラム送りスイッチ41bなどを持つプログラム実行スイッチ群41、ディスプレイ30の画面下方の所定位置に表示される情報に対応するファンクションスイッチ群42、視標にマスクをかけるスイッチ群43が配置されている。
【0016】
図3は装置の制御を説明するためのブロック図である。
コントロ−ラ5のスイッチ部31からのスイッチ信号は、所定の処理が施された後にマイクロコンピュ−タ回路50に入力される。マイクロコンピュ−タ回路50には装置を動作させるプログラムを記憶したメモリ51と、他覚値デ−タ等を記憶するメモリ52が接続されている。マイクロコンピュ−タ回路50はスイッチ信号を各種デ−タに変換し、表示回路53を介してディスプレイ30の画面を表示する。
【0017】
また、マイクロコンピュ−タ回路50はスイッチ信号をリレ−ユニット6のマイクロコンピュ−タ回路55を介して、屈折力に関するデ−タを自覚式屈折力検査装置2に、視標に関するデ−タを視標呈示装置4にそれぞれ送る。マイクロコンピュ−タ回路60は、駆動回路61を介してモ−タ62を駆動し、弱球面ディスク63、強球面ディスク64、補助レンズディスク65、クロスシリンダ−ディスク66等を回転させ、所定の光学系を検査窓に配置する。マイクロコンピュ−タ回路70は、駆動回路71を介してランプ72を点灯すると共に、駆動回路73を介しモ−タ74を駆動し、視標が描かれた視標ディスク75、マスクディスク76を回転して所定の検査視標を被検眼の前方に置かれた図示なきスクリ−ンに投影する。
マイクロコンピュ−タ回路55には他覚式眼屈折力測定装置3やレンズメ−タ9が接続され、送られてくる測定デ−タをメモリ56に格納する。マイクロコンピュ−タ回路50から読み出し指令信号が入力されると、マイクロコンピュ−タ回路55は指定された測定デ−タをメモリ56から読み出し、コントロ−ラ5側に転送する。
57は測定結果を出力するプリンタであり、58はその駆動回路である。
【0018】
以上のような構成の装置において、その動作を説明する。検眼を進める手順は検者の方針により種々異なるが、ここでは本装置が持つプログラム検眼を実行した場合の手順(図4のフロ−チャ−ト参照)に基づき、片眼完全矯正値決定後の両眼バランス検査を中心に説明し、その他の部分については本発明と関係が薄いので簡単な説明にとどめる。
検者は必要に応じて検眼プログラムの検査項目及び手順等を設定する。メニュ−スイッチ32を押してメニュ−項目画面(図示せず)をディスプレイ30上に表示し、続いてカ−ソル移動スイッチ33と実行スイッチを操作してセット画面(図示せず)を開く。セット画面上に表示される各種の選択項目をスイッチ33等で所望のものを選択し、実行スイッチ34を押して入力する。
【0019】
検眼プログラムを行うに先立って、まず他覚式眼屈折力測定装置3を使用した他覚検査を行う。その後問診を行い、続いてスタ−トスイッチ41aを押すことによりプログラム検眼を開始する。プログラム検眼は裸眼視力検査からスタ−トし、その後は送りスイッチ41bを押すことによって自覚式屈折力検査装置2及び視標呈示装置4に検査に必要な動作信号を発して順次検査を行う。
他覚式眼屈折力測定装置3による他覚値デ−タは、他覚式眼屈折力測定装置3のプリントスイッチを押すことにより、リレ−ユニット6のメモリ56に記憶される。メモリ56の記憶デ−タはコントロ−ラ5の入力スイッチ及び他覚値スイッチを押すことによりメモリ52の他覚値メモリエリアに転送する。
検者は裸眼視力検査を行う。ディスプレイ30の表示画面は裸眼測定モ−ドになり、裸眼視力値が入力可能になる。視標呈示装置4は所定の視力値を持つ検査視標を呈示し、検者は被検者の応答を得てスイッチ群43の視標スイッチにより呈示視標を変更することによって、裸眼視力値を決定し、その値が入力される。
【0020】
被検者が眼鏡を所持しているときは、レンズメ−タ9で測定した眼鏡デ−タをリレ−ユニット6を介してメモリ52に転送した後、眼鏡による視力検査を行う。眼鏡による視力検査は、自覚式屈折力測定装置2の検眼窓に眼鏡デ−タ相当のレンズを配置することによって、行っても良い。検査視標を被検眼に呈示し、裸眼視力検査と同様に、被検者の応答に基づきスイッチ群43の操作して視標を切り換えることにより視力値を得る。
【0021】
次に、自覚式屈折力測定装置2を使用した自覚検査に移る。検者は自覚式屈折力検査装置2を被検者の眼前に配置し、検査眼を指定して検査を行う。自覚式屈折力測定装置2の光学系の初期値は、検眼プログラム設定時の選択に基づいて、他覚値デ−タまたは眼鏡値デ−タとされる。他覚値デ−タが選択されたときは、他覚値デ−タの適否等を確認する他覚矯正値確認検査に移る。自覚値メモリエリアにコピ−した他覚値デ−タが読み出され、他覚値デ−タに対応した光学系を自覚式屈折力検査装置2の検査窓に配置するとともに、視標呈示装置4を動作させて被検者に所定の検査視標を呈示する。また、ディスプレイ30の表示画面は自覚測定モ−ドに切換えられる。
【0022】
他覚矯正値確認検査の終了後、完全矯正値決定の検査ステップに進む。完全矯正値決定の検査には、乱視検査の前段階で行うR/G(レッド・グリ−ン)検査、乱視軸検出検査、乱視度数検出検査、過矯正防止のためのR/G検査及び視力検査の検査項目がある。これらの検査項目について簡単に説明する。
R/G検査では、視標呈示装置4はレッド・グリ−ン視標を呈示し、自覚式屈折力検査装置2は他覚値デ−タのSPH値に対して予め設定した所定の球面度数(例えば、+0.50D)を付与する(以下、雲霧をかけるという)。図5はこのときのディスプレイ30の表示画面例である。中央表示部80内の下表示部80bには他覚値デ−タに対してかけた雲霧量が表示され、リバ−ス表示された球面度数の値は雲霧量分が調整された値として表示されている。下表示部80bの雲霧量表示により検者は現在の光学系には雲霧がかかっていることを知ることができ、これによりさらに雲霧をかけたりするミスを防止できる。この表示はノブスイッチの操作により、球面度数を変更すると消える。
【0023】
乱視軸検出検査では、視標呈示装置4は点群視標を呈示し、コントロ−ラ5は乱視軸が変更可能なモ−ドになる。自覚式屈折力検査装置2にはクロスシリンダレンズが反転軸を他覚値デ−タに基づいた方向にしてセットされる。検者は入力スイッチ群38の操作によりクロスシリンダレンズを反転させ、反転の前後の視標の見え具合を比較させる。反転の前後でほぼ均等に見えるように、反転軸と乱視軸を共に移動させ、被検眼の正確な乱視軸を得る。
乱視度数検査では、乱視軸検出検査と同じ視標を用いる。コントロ−ラ5は乱視度数が変更可能なモ−ドになり、クロスシリンダレンズの反転軸は軸検査時より45度傾けてセットされる。検者はスイッチ操作によりクロスシリンダレンズを反転して視標の見え方を比較させ、乱視度数を得る。
【0024】
乱視度数、軸が決定できると過矯正防止のためのR/G検査に移る。このR/G検査の時も表示画面には雲霧量が表示される。検者は球面度数を再確認にした後、視力検査を行う。視標は視力値1.0程度の視標が呈示される。検者は最高視力が得られる最もプラスよりの矯正度数(近視は最も弱い度数、遠視は最も強い度数)を決定する。
片眼の完全矯正値が決定されると、他方の眼について同様にして完全矯正度数及びその視力値を得る。
【0025】
両眼それぞれの完全矯正度数及び視力値を得た後、送りスイッチを押すと、両眼バランス検査に移る。図6はこのときの検査状態を説明する図である。自覚式屈折力検査装置2の左右の検査窓には互いに偏光軸が直交する偏光板90が入る。視標呈示装置4が投影する偏光視標91は、その上段に右眼と同一方向の偏光軸を持つ偏光視標群91a、下段に左眼と同じ方向の軸を持つ偏光視標群91b、中段に偏光特性を持たない視標群91cを有している。これにより右眼では上段と中段、左眼では下段と中段の視標群が見え、上段と下段の見え味を比較することで左右眼の視力のバランスを検査することができる。
【0026】
両眼バランス検査時には、被検者の視力が0.7〜0.8程度になるように、完全矯正値に対して所定の度数を両眼に付加して、雲霧をかける。この雲霧量は完全矯正時の左右眼の視力値の低い値を基準にし、図7に示す視力値と雲霧量の関係のテ−ブル表から得る(完全矯正値による視力値が0.8以下のときは雲霧はかからない)。このテ−ブル表は予めメモリ51に記憶させてある。図8は両眼バランス検査開始時の表示画面例を示した図であり、中央表示部80内の下表示部80bには雲霧量が表示される。
【0027】
両眼バランス検査の手順は、図9のフロ−チャ−トを利用して説明する。検者は図6に示した視標91を被検者に見させて、左右眼の見え具合のバランスを検査する。両者のバランスが悪い場合は、測定眼指定スイッチ群37等により、見えの良い眼に+0.25Dの球面度数を加えるバランス補正を行う。右眼又は左眼の指定により表示画面は図10のように切換り、下表示部80bにはこれまでの検査で得られた裸眼視力値と眼鏡での視力値が表示される。バランス補正により両眼での見え具合の差がなくなると次の検査に移行する。バランス補正の結果補正眼の方が見づらくなるときは、眼鏡所持者であれば眼鏡視力の良かったほうを優先し、初装者であれば裸眼視力の良かった方を優先する。画面上には裸眼、眼鏡視力値の情報が表示されているので、検者は即座に判断することができる。なお、バランス優先の判断は利眼により判断することもあるので、事前に利眼情報を入力してメモリに記憶させ画面表示しても良い。
【0028】
両眼のバランス調整が終了したら、検者は送りスイッチを押して次の検査プログラムである立体視検査に進む。このスイッチ信号により、装置は両眼バランス検査時にかけた雲霧の指令を解除し、ディスプレイ30の表示画面には雲霧を解除した旨のメッセ−ジを表示する。これにより検者は確実に雲霧を解除して次の検査に進むことができる。また、雲霧解除の状態を知ることができるので、雲霧解除のプログラムの内容を知らなくても、雲霧解除のためのスイッチ操作を実施してしまう等の操作ミスを防止できる。
検者は検眼プログラムに従い、立体視検査、遠用度数調整及び近用検査等を行い処方値を決定する。検査結果をプリンタから出力し、仮枠で最終確認して処方を完了する。
なお、本発明の雲霧表示は、両眼のバランス検査にとどまらず、R/Gテスト等被検眼に雲霧をかけた状態で検査される場合に、利用することができる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、両眼バランス検査に際して、適切な雲霧量が設定されるので、経験の浅い検者でも正確な検査を行うことができる。また、両眼バランス検査から次の検査に移行するときは、雲霧解除の情報が表示手段により表示されるので、雲霧解除の誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例である検眼装置の全体構成を示す外観図である。
【図2】コントロ−ラを上から見た図である。
【図3】装置の制御を説明するためのブロック図である。
【図4】本装置が持つプログラム検眼を説明するフロ−チャ−ト図である。
【図5】他覚矯正値確認検査のときの表示画面例を示す図である。
【図6】両眼バランス検査のときの検査状態を説明する図である。
【図7】視力値と雲霧量の関係のテ−ブル表を示す図である。
【図8】両眼バランス検査開始時の表示画面例を示す図である。
【図9】両眼バランスの検査手順のフロ−チャ−トを示す図である。
【図10】バランス補正を行ったときに切換わる表示画面例を示す図である。
【符号の説明】
2 自覚式屈折力測定装置
10 ディスプレイ
36 測定モ−ド切換スイッチ群
41 プログラム実行スイッチ群
50,60,70 マイクロコンピュ−タ回路
51,52 メモリ
62 モ−タ
63 弱球面ディスク
64 強球面ディスク
65 補助レンズディスク
66 クロスシリンダ−ディスク

Claims (3)

  1. 被検眼に屈折力を付加する矯正光学系と、該矯正光学系を駆動する駆動手段と、を持つ自覚式屈折力測定装置を備えた検眼装置において、被検眼の屈折異常を補正して完全矯正状態にする完全矯正値を求める完全矯正値決定手段と、該完全矯正状態における被検眼の完全矯正視力値を測定する完全矯正視力測定手段と、完全矯正視力値と付加度数との関係のテーブル表を持ち、該完全矯正視力測定手段による左右の被検眼の完全矯正視力値に基づいてテーブル表から左右の被検眼に共に付加すべき共通付加度数を決定する付加度数決定手段と、該付加度数決定手段で決定された共通付加度数を左右眼に付加して両眼バランス検査を行う両眼バランス検査実行手段と、を有することを特徴とする検眼装置。
  2. 被検眼に屈折力を付加する矯正光学系と、該矯正光学系を駆動する駆動手段と、を持つ自覚式屈折力測定装置を備えた検眼装置において、被検眼の屈折異常を補正して完全矯正状態にする完全矯正値を求める完全矯正値決定手段と、該完全矯正状態における被検眼の完全矯正視力値を測定する完全矯正視力測定手段と、該完全矯正視力測定手段による左右眼の完全矯正視力値のうち低い完全矯正視力値に基づいて、左右両眼に共に付加すべき共通付加度数を決定する付加度数決定手段と、該付加度数決定手段で決定された共通付加度数を左右眼に付加して両眼バランス検査を行う両眼バランス検査実行手段と、を有することを特徴とする検眼装置。
  3. 請求項1又は2の検眼装置は、さらに両眼バランス検査実行手段による両眼バランス検査が終了し、両眼への共通付加度数の付加を解除したときは共通付加度数の付加を解除した旨のメッセージを表示する表示手段と、を有することを特徴とする検眼装置。
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