JP3547217B2 - 検眼装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、被検眼の屈折力を検査する検眼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
被検眼の屈折異常を矯正する眼鏡レンズやコンタクトレンズを処方するための検眼においては、通常、自覚検眼に先立ち被検者の裸眼視力や前眼鏡視力を検査する。検査は右眼、左眼、両眼とそれぞれ検査視標を呈示し、これを判読できるか否かにより行う。
従来、検査視標の呈示は被検者に視標の見え具合を尋ねたりして、最初に呈示する視力値視標の目安をつけるか、適当な値から始めるのが普通であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、検査の始めに呈示する視力値視標が本来の裸眼視力値や前眼鏡での視力値とかけ離れていると、呈示視標の変更や被検者への判読確認を何度も行わなければならず、検査時間が長くなるという問題があった。検査時間が長引くと被検者及び検者の疲労も増す。
また、右眼、左眼、両眼の検査を進めるにあたり、同じ視標を何度も呈示すると被検者に覚えられやすく、必ずしも正確な検査結果が得られているとはいえなかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、裸眼視力検査や前眼鏡視力検査が効率良く、また精度良く行うことができる検眼装置を提供することを技術課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成を有することを特徴とする。
(1) 視標呈示装置により検査視標を呈示して被検眼の屈折力を検査する検眼装置において、被検眼の屈折力を他覚的に測定した他覚測定データ及び前眼鏡データを入力する入力手段と、前記他覚測定データと前眼鏡データとを比較して求められる残留度数に基づいて前眼鏡の視力値を予測する視力値予測手段と、該予測された視力値を持つ視標を前眼鏡の視力検査開始時に前記視標呈示装置に呈示させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
(2) (1)の視力値予測手段は、近視の球面度数に対応して予測される視力値テーブルを持ち、該視力値テーブルを用いて前眼鏡の視力値を予測することを特徴とする。
(3) (1)の検眼装置において、前記視力値予測手段は被検者の年齢に対応させた調節力のテーブルを持ち、前記残留度数が遠視眼になるときは前記調節力のテーブルから調節力を求め、求めた調節力から残留度数の球面度数を減じた値に基づいて前眼鏡の視力値を予測することを特徴とする。
(4) (2)又は(3)の視力値予測手段は、残留度数に乱視度数があるときは、残留度数の乱視度数を球面度数に換算処理することを特徴とする。
(5) (1)の検眼装置において、前記制御手段は、前記視力値予測手段により得られた前眼鏡の視力値が裸眼視力値より低いときには、裸眼視力値の視標を前眼鏡の視力検査開始時に前記視標呈示装置に呈示させることを特徴とする。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。図1は実施例である検眼装置の全体構成を示す外観図である。
1は被検者と検者の間に配置される検眼テ−ブルである。2は自覚式屈折力測定装置であり、自覚式屈折力測定装置2は種々の光学素子を検眼窓11に電動で切換え配置する左右一対のレンズユニット10と、左右の検眼窓11に配置される光学系の光軸間距離を被検者の瞳孔位置に合わせるために、左右のレンズユニット10を吊り下げて左右方向に移動させるスライド機構を収納した吊り下げ部12を備えている。
3は測定用視標を被検眼眼底に投影し眼底の投影視標像を受光手段で検出することに基づいて眼屈折力を測定する他覚式眼屈折力測定装置である。また、他覚式眼屈折力測定装置3は測定光学系を持つ測定部を一方の眼のアライメント完了状態から他方眼のアライメント完了状態へ移動させたときのその移動量に基づいて瞳孔間距離を得る機能を備えている。この他覚式眼屈折力測定装置3は検眼テ−ブル1上をスライド可能な移動トレイに載置されており、自覚検眼に先立って行う他覚検査の時には検眼テ−ブル1の中央位置にスライドさせて測定を実行する。
4は検査視標を呈示する投影式の視標呈示装置である。5は自覚式屈折力測定装置2及び投影式視標呈示装置4を操作するためのコントロ−ラ、6は各装置の通信中継を行うリレ−ユニットである。
【0014】
図2はコントロ−ラ5を上から見た図である。
30は検眼情報を表示するディスプレイであり、ディスプレイ30には種々の情報を切替え表示できるようにドットマトリックス画面を使用している。
31はスイッチ部であり、スイッチ部31には、ディスプレイ30の表示画面をメニュ−画面に切り替えるメニュ−スイッチ32、表示画面上に表示されたカ−ソルを移動する2つのカ−ソル移動スイッチ33、実行スイッチ34、自覚式屈折力検査装置2の光学系を駆動する補助レンズスイッチ群35、測定モ−ド切換スイッチ群36、測定眼指定スイッチ群37、数値入力に使用するスイッチやノブスイッチを持つ入力スイッチ群38、他のスイッチと組み合わせて使用するシフトスイッチ39、視標呈示装置4を駆動する視標スイッチ群40、プログラム検眼を実行するスタ−トスイッチ41aやプログラム送りスイッチ41bなどを持つプログラム実行スイッチ群41、ディスプレイ30の画面下方の所定位置に表示される情報に対応するファンクションスイッチ群42、視標にマスクをかけるスイッチ群43が配置されている。
【0015】
図3は装置の制御を説明するためのブロック図である。
コントロ−ラ5のスイッチ部31からのスイッチ信号は、所定の処理が施された後にマイクロコンピュ−タ回路50に入力される。マイクロコンピュ−タ回路50には検眼プログラム等の制御プログラムを記憶したメモリ51と他覚値デ−タ等を記憶するメモリ52が接続されており、マイクロコンピュ−タ回路50はスイッチ信号をメモリ51に記憶された制御プログラムに基づき各種デ−タに変換し、表示回路53を介してディスプレイ30の画面を制御するとともに変換信号をリレ−ユニット6のマイクロコンピュ−タ回路55に入力する。マイクロコンピュ−タ回路55は、屈折力及び瞳孔間距離に関するデ−タを自覚式屈折力検査装置2に、視標に関するデ−タを視標呈示装置4に送る。
【0016】
マイクロコンピュ−タ回路55から屈折力に関するデ−タを受けた自覚式屈折力検査装置2のマイクロコンピュ−タ回路60は、駆動回路61を介してモ−タ62を駆動し、弱球面ディスク63、強球面ディスク64、補助レンズディスク65、クロスシリンダ−ディスク66等を回転させ、所定の光学系を検査窓に配置する。また、マイクロコンピュ−タ回路60は瞳孔間距離に関する信号を受けると、駆動回路67を介して駆動モ−タ24を駆動してレンズユニット10をスライドさせる。
【0017】
マイクロコンピュ−タ回路55から視標に関するデ−タを受けた視標呈示装置4のマイクロコンピュ−タ回路70は、駆動回路71を介してランプ72を点灯すると共に、駆動回路73を介しモ−タ74を駆動し、視標が描かれた視標ディスク75、マスクディスク76を回転して所定の検査視標を被検眼の前方に置かれた図示なきスクリ−ンに投影する。
マイクロコンピュ−タ回路55には他覚式眼屈折力測定装置3やレンズメ−タ9が接続され、送られてくる測定デ−タをメモリ56に格納する。コントロ−ラ5側のマイクロコンピュ−タ回路50から読み出し指令信号が入力されると、マイクロコンピュ−タ回路55は指定された測定デ−タをメモリ56から読み出し、コントロ−ラ5側に転送する。57は測定結果を出力するプリンタであり、58はその駆動回路である。
【0018】
以上のような構成の装置において、その動作を説明する。
通常、検眼は問診、予備検査(裸眼視力測定、前眼鏡視力測定等)、他覚検査、自覚検査、処方値決定の順であるが、ここでは本装置が持つ検眼プログラムを実行する場合の手順に基づき、本発明の特徴的な裸眼視力検査及び前眼鏡視力検査の動作を中心に説明する。
本装置の検眼プログラムを行う場合は、まず他覚式眼屈折力測定装置3を使用した他覚検査を先に行う。その後問診を行い、続いてスタ−トスイッチ41aを押すことによりプログラム検眼を開始する。プログラム検眼は裸眼視力検査からスタ−トし、その後は基本的に送りスイッチ41bを押すことによって、前眼鏡視力検査(前眼鏡を所持しているとき)、自覚検査、処方値決定の順に進む。
なお、他覚検査を始めに行うことにより、他覚値デ−タにより被検者の屈折状態(近視、遠視、乱視の有無等)が把握でき、問診時に見え具合や眼性疲労等の予測に役立てることもできる。
【0019】
他覚式眼屈折力測定装置3により左右眼のSPH(球面度数)、CYL(乱視度数)、AXIS(乱視軸角度)の各他覚値デ−タ及びPD(瞳孔間距離)デ−タが得られたら、他覚式眼屈折力測定装置3のプリントスイッチを押すことにより、リレ−ユニット6のマイクロコンピュ−タ回路55を介してメモリ56に記憶する。その後、コントロ−ラ5の入力スイッチを押し、続いて他覚値スイッチを押すことによりメモリ56に記憶したデ−タを、コントロ−ラ5側のメモリ52の他覚値メモリエリアに転送記憶する。
また、マイクロコンピュ−タ回路50の制御により、他覚値デ−タをメモリ52の自覚値メモリエリアにコピ−記憶させ、表示回路53を介してディスプレイ30に記憶した他覚値デ−タを表示する。図4はこのときの表示例であり、表示画面の中央表示部80には自覚値メモリエリアにコピ−したデ−タ(自覚値デ−タ=他覚値デ−タ)を表示する。中央表示部80の左右表示部81には1つ前のデ−タである他覚値デ−タを表示する。
【0020】
また、装置は他覚値デ−タに基づき自覚式屈折力検査装置2を動作させるための動作信号をリレ−ユニット6に送出する。マイクロコンピュ−タ回路55を経由して動作信号を受けたマイクロコンピュ−タ回路60は、各モ−タ62を駆動して所定の光学系を検査窓に配置するとともに、PDデ−タに基づく動作信号によりモ−タ24を駆動して、左右レンズユニット10を所定の間隔に置く。
なお、他覚値デ−タの入力は通信によるデ−タ転送の他、入力スイッチ群38の操作により手入力で行ってもよい。
【0021】
検者は、測定眼指定スイッチ群37により測定眼(右眼)を指定し、プログラムスタ−トスイッチ41aを押して検眼プログラムをスタ−トさせる。プログラムスタ−トにより、マイクロコンピュ−タ回路50は装置の測定モ−ドを裸眼測定モ−ドにするとともに、測定眼の選択指定による他覚値デ−タに基づき、予測される裸眼視力値を得る。この予測される裸眼視力値を得る手段は、他覚値デ−タを次の4つのタイプに分類し、図5に示す近視度数による視力値テ−ブル表A及び、図6に示す年齢による調節力値テ−ブル表Bに基づいて行う。これらテ−ブル表A,Bはメモリ51に予め記憶されている。なお、本明細書ではCYL値はマイナス読みで行うものとする。
【0022】
▲1▼他覚値のSPHが0又はマイナスで、CYL=0のとき(正視、又は近視のみのとき)
テ−ブル表Aに従いSPHの値から予想視力値を得る。
▲2▼他覚値のSPHが0又はマイナスで、CYLが有るとき(乱視のみ、又は近視で乱視があるとき)
CYLの値をSPHと同等として、SPH値にCYL値を加えた値からテ−ブル表Aに基づき予想視力値を得る。
なお、CYLの値の半分をSPHの値に加えた等価球面値から、テ−ブル表Aに基づく予想視力値の得るようにしても良い。この2つの方法は、検者の方針により予め選択できるようにしておくこともできる。
【0023】
▲3▼他覚値のSPHがプラスで、CYL=0のとき(遠視のみのとき)
遠視の場合は調節力の影響が大きいので、年齢による調節力をテ−ブル表Bによりまず求める。年齢による調節力値は問診の時に年齢を入力しておくことにより求められる。その後、求めた調節力値からSPH値を減じ、その値がマイナスのときには、調節力が不足する分の値を近視度数相当としてテ−ブル表Aに基づいて予想視力値を得る。0またはプラスのときは、調節力は足りるものとして(テ−ブル表Aによる近視度数=0として)、予想視力値は1.0とする。
【0024】
▲4▼他覚値のSPHがプラスで、CYLが有るとき(遠視で乱視があるとき)
年齢により算出したテ−ブル表Bに基づく調節力値からSPH値を減じた値がマイナスのときは、その値にCYL値を加えてテ−ブル表Aに基づき予想視力値を得る(上記▲2▼と同じ考えに基づく)。0またはプラスのときは、CYL値のみでテ−ブル表Aに基づき予想視力値を得る。
【0025】
マイクロコンピュ−タ回路50は予想される裸眼視力値を得たら、その視力値を持つ検査視標を初期値として呈示するようにマイクロコンピュ−タ回路55を経由して視標呈示装置4に視標信号を送る。このときの呈示視標の例を図7の(a)に示す。視標は左側列の1文字を呈示するようにマスクがけを行う。この視標から検査がスタ−トする。被検者の判読による応答に応じ、スイッチ群41のアップ・ダウンキ−を操作してマスクがけの視標を上下に変化させることにより、視力値を入力する。
【0026】
右眼の裸眼視力測定が終了したら、次に左眼を指定して同様に視力測定を行う。マイクロコンピュ−タ回路50は左眼の他覚値デ−タに基づき、予想視力を算出し、視標呈示装置4にその視力値を持つ検査視標を呈示させる。左眼の時の呈示視標の例を図7の(b)に示す。この時の視標呈示は、右眼のときの左側列呈示に対して右側列の一文字を呈示するようにマスクがけを行う。検者は、被検者の視認状態により左眼の裸眼視力値を入力する。
続いて両眼測定指定スイッチを押して両眼の視力測定を行う。両眼測定の指定スイッチが押されると、マイクロコンピュ−タ回路50は右と左の入力された視力値の高い方の値の視力値視標を呈示させる。このときの呈示例を図7の(c)に示す。これは例えば左眼の方が視力が高く、その入力視力値は0.4であった例であり、右眼及び左眼のときの呈示視標に対して異なる列の視標を呈示するようにマスクがけを行う(2列呈示の場合は、最後に呈示したものと異なる列の視標を呈示する)。
【0027】
このように本装置は他覚値デ−タを基に予想視力値を得て、その予想視力値の視標呈示から検査を開始するので、かけ離れた視力値視標から視力検査を行う場合に比べて短い時間で検査を行うことができ、検者及び被検者双方の負担を軽減することができるとともに、正確な値を得ることができる。
また、測定眼に応じて異なる視標を呈示することにより、被検者が視標を記憶してしまうことによる不正確な視力検査を防ぐことができる。
裸眼視力測定が終了したら送りスイッチ41bを押し、ディスプレイ30に表示される眼鏡の有無を確認するメッセ−ジの指示に従い、被検者が前眼鏡を所持しているときは前眼鏡視力検査を行う。
【0028】
ここで前眼鏡デ−タの入力について説明する。前眼鏡デ−タは、他覚値デ−タ等と同様にレンズメ−タ9からデ−タ転送によりメモリ56に記憶させ、その後入力スイッチ、前眼鏡スイッチを押すことによりメモリ52の前眼鏡値メモリエリアに記憶する(他覚値デ−タと同じ様に、通信によるデ−タ転送の他、入力スイッチ群38の操作により手入力で行ってもよい)。本装置は自覚検査開始時に自覚式屈折力測定装置2の初期設定を他覚値デ−タに対応した光学系にするか、あるいは前眼鏡値デ−タに対応したものにするかを予め選択設定できる機能(図示を略したセット画面で設定することにより、装置は設定した方のデ−タを最終的に自覚値メモリエリアにコピ−する)を有している。したがって、前眼鏡デ−タと他覚値デ−タの入力順には関係なく、検者は所期したデ−タに対応した光学系を初期設定して自覚検査を始めることができるようになっている。
【0029】
前眼鏡視力検査は検査眼を指定して始める。マイクロコンピュ−タ回路50は他覚値デ−タと眼鏡度数デ−タに基づき、残留度数を求める。続いて、求めた残留度数から前記した裸眼視力値算出と同様(他覚値デ−タを残留度数に置き換える処理を行い)に、眼鏡による予想視力値を得る。そして、残留度数から得た予想視力値が、前段階の裸眼視力値よりも低いときには、裸眼視力値による視標を呈示し、それ以外のときは残留度数から求められた予想視力値に基づく視標を呈示して測定をスタ−トする。
呈示視標は、裸眼視力の検査のときと同様に、測定眼に応じて異なる視標を呈示し、被検者が視標を記憶してしまうことによる不正確な視力検査を防止する。
【0030】
前眼鏡視力検査が終了したら、検者はプログラムに従い、自覚検査、処方値決定を行う。処方値が決定できたら、プリントスイッチを押して検査結果を出力する。
以上の説明では、検眼プログラムに沿った手順で説明したが、本装置によるプログラム検眼を実行しなくても裸眼スイッチ、前眼鏡スイッチをそれぞれ押して、裸眼測定モ−ド、前眼鏡測定モ−ドとし、測定眼を指定することによっても予想視力値を得て、これに基づいて視標呈示をすることはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、かけ離れた視力値視標から視力検査を行う場合に比べて短い時間で検査を行うことができ、検者及び被検者双方の負担を軽減することができるとともに、正確な値を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例である検眼装置の全体構成を示す外観図である。
【図2】コントロ−ラ5を上から見た図である。
【図3】装置の制御を説明するためのブロック図である。
【図4】他覚式眼屈折力測定装置の測定デ−タを入力したときのディスプレイにおける表示例を示す図である。
【図5】近視度数による視力値テ−ブル表を示す図である。
【図6】年齢による調節力値テ−ブル表を示す図である。
【図7】他覚値デ−タにより求められた右眼、左眼及び両眼の予想視力値を持つそれぞれの呈示視標の例を示す図である。
【符号の説明】
2 自覚式屈折力測定装置
3 他覚式眼屈折力測定装置
4 視標呈示装置
5 コントロ−ラ
38 入力スイッチ群
50,55,60,70 マイクロコンピュ−タ回路
51,52,56 メモリ
Claims (5)
- 視標呈示装置により検査視標を呈示して被検眼の屈折力を検査する検眼装置において、被検眼の屈折力を他覚的に測定した他覚測定データ及び前眼鏡データを入力する入力手段と、前記他覚測定データと前眼鏡データとを比較して求められる残留度数に基づいて前眼鏡の視力値を予測する視力値予測手段と、該予測された視力値を持つ視標を前眼鏡の視力検査開始時に前記視標呈示装置に呈示させる制御手段と、を備えることを特徴とする検眼装置。
- 請求項1の視力値予測手段は、近視の球面度数に対応して予測される視力値テーブルを持ち、該視力値テーブルを用いて前眼鏡の視力値を予測することを特徴とする検眼装置。
- 請求項1の検眼装置において、前記視力値予測手段は被検者の年齢に対応させた調節力のテーブルを持ち、前記残留度数が遠視眼になるときは前記調節力のテーブルから調節力を求め、求めた調節力から残留度数の球面度数を減じた値に基づいて前眼鏡の視力値を予測することを特徴とする検眼装置。
- 請求項2又は3の視力値予測手段は、残留度数に乱視度数があるときは、残留度数の乱視度数を球面度数に換算処理することを特徴とする検眼装置。
- 請求項1の検眼装置において、前記制御手段は、前記視力値予測手段により得られた前眼鏡の視力値が裸眼視力値より低いときには、裸眼視力値の視標を前眼鏡の視力検査開始時に前記視標呈示装置に呈示させることを特徴とする検眼装置。
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- 1995-05-31 JP JP15979495A patent/JP3547217B2/ja not_active Expired - Fee Related
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