JP3567502B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は光ディスク用の光ピックアップ装置に関し、更に詳しくは記録および再生動作における機械的共振の発生を抑制した光ピックアップ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の光ピックアップ装置について図5ないし図10を参照して説明する。
【0003】
まず、従来の光ピックアップ装置に用いる2軸アクチュエータ120について図5を参照して説明する。2軸アクチュエータとはレンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に駆動して位置制御をする構造のアクチュエータであって、図5に示すものはその一例である。
【0004】
2軸アクチュエータ120の構成はレンズ32が筒状のレンズ保持部材44の上端内部に、レンズ保持部材44の中心軸に対してレンズ主面が垂直となるように固定されている。レンズ保持部材44には2本の平行なバネ40の一端が固定され、また、前記バネ40の他端は支持部材42の水平部位42Bに固定されていて、レンズ保持部材44、即ちレンズ32は矢印L2 で示す方向に揺動自在になっている。更にトラッキングコイル15が前記レンズ保持部材44の両側に設置されている。
【0005】
支持部材42の上方に曲折している2つの部位42Aのそれぞれの上端にヨーク13とその上にマグネット14が固定されていて、レンズ保持部材44に固定されている前記トラッキングコイル15に対向している。前記マグネット14およびトラッキングコイル15の間の電磁力によってレンズ保持部材44が、即ちレンズ保持部材44に固定しているレンズ32が矢印L2 で示す方向に揺動し、光ピックアップのトラッキング方向、即ち光ディスク12の信号記録面の直径方向の位置制御をするものである。
【0006】
また、支持部材42の水平部位42Bの下面にはフォーカスコイル18が巻回されているボビン19が、その中心軸をレンズ32の中心軸と一致させて固定されている。更に、支持部材42の上方に曲折している部位42Aの上下両端にバネ41の一端が固定され、また、前記バネ41の他端は支持部材43の上方に曲折している部位43Aに固定されていて、支持部材42、即ちレンズ32は矢印L3 で示す方向に揺動自在になっている。
【0007】
支持部材43の水平部位43Bに同心円状のヨーク16とマグネット17が、その磁気回路中に前記フォーカスコイル18を非接触で挟み込み、前記ボビン19と同軸状態を保って固定されている。前記マグネット17およびフォーカスコイル18の間の電磁力によって支持部材43が、即ち支持部材43に搭載しているレンズ32が矢印L3 で示す方向に揺動し、光ピックアップのフォーカス方向、即ち光ディスク12の信号記録面に対して垂直方向の位置制御をするものである。
【0008】
信号検出用のレーザ光30は支持部材43の開口部45から入射しレンズ32によって光ディスク12上に集光される。一般には全体の光学系を薄くするために、開口部45の下部にレーザ光30を曲げるためのプリズム31、あるいはミラー(図示せず)を配置している。
【0009】
つぎに、前記2軸アクチュエータ120を搭載した従来構成の一例である光ピックアップ装置110について図6を参照して説明する。同図に示す光ピックアップ装置110は高速動作を可能とするために、ピックアップユニット2、移動台3、ボビン7、コイル8および軸受10で構成する可動部を軽量にする必要がある。従って、前記可動部の光学部品はプリズム31とレンズ32だけで構成し、その他の光学部品、回路(図示せず)等はレーザ光源ユニット1内に可動部の光軸と一致させて固定されている。
【0010】
まず、レーザ光源ユニット1はレーザ、レーザ変調回路、コリメートレンズ、ビームスプリッター、受光素子、プリアンプ(以上図示せず)等を内蔵していて、光ディスク12上に信号を記録再生するためのレーザを点灯し光束を整形して出射し、また、光ディスク12から反射してきた再生光を受光し復調する。前記レーザ光源ユニット1は光ピックアップ装置110の一方の外側板11に固定されていて、外側板11に設けた孔を通してレーザ光が2軸アクチュエータ120のプリズム31に向かって出射している。
【0011】
前記可動部は2本の平行な軸9に軸受10を介してL1 方向に移動自在に保持され、移動台3の両端部にボビン7が固定していて前記ボビン7にコイル8が巻回されている。前記コイル8と組み合わされて、リニアモータを構成するようにヨーク4とヨーク5、およびヨーク4とヨーク5の間にマグネット6が配置されていて、ボビン7の中心空洞部をヨーク5が非接触状態で貫通し、従って、可動部はコイル8とマグネット6との間の電磁力によってL1 方向に移動する。
【0012】
つぎに、光ピックアップ装置110のレンズ32の位置制御とその特性について図7ないし図10を参照して説明する。
【0013】
まず、図7は図5に示す2軸アクチュエータの振動モードを説明するための図であって、図7(a)はトラッキング方向の振動系における等価モデルであり、質量を基盤上にバネと粘性抵抗によって保持されている構成になっている。また、図7(b)は前記等価モデルの質量の変位/駆動力で求められる伝達関数である。
【0014】
レンズ32、レンズ保持部材44およびトラッキングコイル15を合わせた振動部の質量をM〔Kg〕、バネ40のコンプライアンスをC〔m/N〕、振動部の粘性抵抗の逆数をR〔m/N・sec〕、駆動力をF〔N〕、変位をL〔m〕、角周波数をω〔rad/sec〕とすると、振動部の変位/駆動力〔L/F〕とした伝達関数G(jω)は
【数1】
Figure 0003567502
と表すことができる。従って、伝達関数G(jω)のゲインは
【数2】
Figure 0003567502
となり、また、位相は
【数3】
Figure 0003567502
となる。
【0015】
この伝達関数G(jω)のゲインと位相を角周波数ωを横軸として表示すると図7(b)に示すようになり、共振点ω
【数4】
Figure 0003567502
となり、この角周波数ωにおいてゲインはピークを持つ。ωより低い角周波数ではゲインはCで一定であり、ωより高い角周波数においては−12dB/octで減衰していく。また、位相は0度から始まり、ωで90度遅れ、ωより高くなるにしたがって180度の遅れに収斂していく。
【0016】
図7(a)〜(b)に示した2軸アクチュエータの特性は理想的な振動モデルを考えた場合であり、実際には構成部材の強度不足等が原因となって伝達関数G(jω)上にディップが生じて、ωより僅かに高い帯域で位相が180度以上の遅れとなることがある。従って、位相が180度以上の遅れとなる角周波数においてはゲインを0dB以上にするとサーボ系は発振することになり、図8(a)に示すサーボ系ではレンズ32の位置制御が狭い周波数帯域に限定されてしまうことになる。
【0017】
前述した図8(a)は前向き要素61とフイードバック要素62のみで構成されている。前向き要素61は2軸アクチュエータ機構要素および駆動回路等が持つ伝達要素であり、フイードバック要素62とはエラー検出信号およびエラー信号処理回路等が持つ伝達要素である。目標値にフイードバック要素62が加算点64で合成され位置制御をする構成になっている。
【0018】
従って、位置制御の周波数帯域を拡大するためにはディップの発生を防止するとともに、より高い角周波数において位相廻りを少なくする必要がある。図8(b)にこの対策をしたサーボ構成を示していて、位相補償要素63を前向き要素61の前に入れた構成になっている。尚、サーボ特性の分析、評価において重要となる一巡伝達関数は、例えば図8(b)においてはG1 (s)×G(s)×H(s)となる。
【0019】
前記位相補償要素63はωより高い角周波数で位相廻りを少なくするために位相進み回路を用いることになる。その回路例が図9(a)であり、前記位相進み回路の構成は入力端52に抵抗R1 と容量C1 が並列に入り、結合点53とアース間に抵抗R2 が入っていて、このR1 、R2 、C1 の構成により付加する位相進み量を決定する。更に、この位相調整とともにゲインも変動することになり、このゲイン調整のために結合点53の電圧をアンプ50で受けた後、アンプ51に入力し抵抗R3 と抵抗R4 とでゲインR4 /R3 を決定する。
【0020】
図9(b)は前記位相進み回路のボード線図であり、その伝達関数は、
【数5】
Figure 0003567502
で表すことができる。従って、伝達関数のゲインは
【数6】
Figure 0003567502
となり、また、位相は
【数7】
Figure 0003567502
となる。
【0021】
つぎに、光ピックアップ装置110のサーボ特性について、図10を参照するとともに上述したサーボ概要に合わせて説明する。同図は光ピックアップ装置110の一巡伝達関数の測定結果であって図7(b)に示すB領域を拡大したものである。
【0022】
図10より周波数f(f=ω/2π)およびf(f=ω/2π)においてゲインと位相の特性上にディップが生じていることが認められる。特に位相が180度以上まわり、その周波数でゲインが0dB以上であれば、上述したように制御系において発振することになり、極めて不安定になる。この周波数でゲインを0dB以下にすると発振を抑えることはできるがサーボ帯域を狭くすることになり、光ピックアップ装置110の応答性を劣化させることになる。
【0023】
このディップが生じる原因としては次のことが考えられる。
光ディスク記録再生装置の小型、軽量化のため2軸アクチュエータを移動する機構自体もできるかぎり軽量にする必要があり、このことが光ピックアップ装置110の剛性不足を招くきらいがあった。
【0024】
更に、軽量小型化のために設計の自由度が制限され振動対策上極めて不都合である可動部重心Gと加振位置であるレンズ32の中心Gとを一致させることが困難であった。従って、レンズ32に加えられるフォーカスおよびトラッキングの制御用駆動力の反力が可動部に加わり、重心Gを支点とした回転運動力が生じ、更に前記反力とこれによる回転運動力が加振源となって可動部の構成部材にさまざまな分割共振を引き起こし、それが伝達関数上にディップとなって現れる。
【0025】
以上説明したように、従来の光ピックアップ装置においては、光ディスクへの記録および再生時に、振動によりサーボ特性が劣化し、入力信号に忠実な記録と、記録されている信号の忠実な再生を害する虞がある。
【0026】
また、レンズと光源等光学部品の分離型の光ピックアップ装置においては、振動により構成部材が分割共振を起こすことにより、可動部の光学部品と固定部の光学部品の相対的位置関係がずれて光軸の不一致が生じる虞がある。
【0027】
また、サーボ特性が劣化するため光ピックアップ装置の動作制御能力を向上させることができず高速動作を実現することができない。
【0028】
更にまた、共振による騒音の発生が大きく、静かな光ディスクの記録再生装置を構成することができない。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の課題は光ディスクへの入力信号の忠実な記録と、記録されている信号の忠実な再生を可能とする光ピックアップ装置を提供するとともに、光ピックアップ装置の動作制御能力を向上させて高速動作を可能とし、更に静かな光ディスクの記録再生装置を実現することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明はこれらの問題点を解決するために案出されたものであって、光ディスクの記録及び再生に用いる光ピックアップ装置において、レンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に位置制御する2軸アクチュエータと、上記2軸アクチュエータを移動台に搭載し、上記光ディスクの半径方向に移動する可動部と、上記可動部の重心位置を上記レンズの中心位置と一致させるための位置調整機構と備え、上記位置調整機構は、取り付け穴を有するバランサーと、上記バランサーを上記移動台に交換可能に取り付ける固定用ピンとを有し、上記バランサーの取り付け穴は、上記バランサーが上記移動台に対して、上記可動部の重心位置を上記レンズの中心位置に一致させる方向に位置調整可能な長孔であることを特徴とする。
【0031】
【作用】
バランサーの調整によりレンズの中心と光ピックアップ装置の可動部の重心とを簡単に一致させることができ、従って、レンズの位置制御用駆動力によって生じる反力が加振源となることを抑制し、光ピックアップ装置の構成部材の分割共振の発生を防止する。
【0032】
【実施例】
本発明による光ピックアップ装置100について図1ないし図4を参照して説明する。前記光ピックアップ装置100の全体構成は図5に示す従来例の光ピックアップ装置110にバランサー20を設けたものであり、以下においては特にバランサー20の構成と機能について詳細に説明をし、従来例と同一の構成については同一の符号を付し、構成および機能の説明は省略する。
【0033】
図1は光ピックアップ装置100の全体構成を示す斜視図であり、レンズ32の中心G2 を挟んで、ピックアップユニット2、移動台3、ボビン7、コイル8および軸受10で構成する可動部の重心G1 とは反対側の移動台3の両側面にバランサー20が固定されている(隠れた一方のバランサーは図示せず)。
【0034】
図2(a)に本発明に係わる光ピックアップ装置100の要部が、また、図2(b)にはバランサー20の形状が示されている。バランサー20は前記可動部の重心Gをレンズ32の中心G移動させて合わせ込むためのものであり、取付け位置との関係において最適な回転モーメントが生じるようにバランサー20の質量を決定し、固定ピン21により固定するものである。
【0035】
図2(b)はバランサー20の取付け孔を横に長い長孔22にして、矢印L5 で示す水平方向に位置調整できようにしたもので、概略設計したバランサー20を用いて水平方向の重心Gを最適に合わせ込むことができるものである。
また、バランサー20は小さな形状で効果を発揮し、更に磁気的影響を及ぼさないために非磁性体である銅または銅合金で形成する。
尚、バランサー20の形状、位置調整機構および材料は上述したものに限定することなく、適宜、最適に決定されることは論を待たない。
【0036】
つぎに、図3(a)〜(b)を参照してレンズ32のトラッキング方向L2 およびフォーカス方向L3 の駆動力発生位置と重心Gとの関係を説明する。
【0037】
まず、トラッキング方向の駆動力は図3(a)に示すように、マグネット14とトラッキングコイル15に流れる電流との間の電磁力により、レンズ32の中心Gを通り矢印L2 の方向に発生する。この時、バランサー20が無い場合、可動部の重心GはGと一致していないため、トラッキング力によってGを中心として水平面内に回転運動が生じ易くなる。従って、バランサー20を付加し、設定位置を調整することによりGを矢印L4 方向に移動してGと一致させ、有害な回転運動の発生を防止することができる。
【0038】
また、図3(b)は同図(a)のA−A矢視の断面図であって、フォーカス方向の駆動力はマグネット17とフォーカスコイル18に流れる電流との間の電磁力により、レンズ32の中心Gを通り矢印L3 の方向に発生する。この時バランサー20によって重心GがGと一致していると、トラッキング力に関して説明したようにフォーカスの駆動力による有害な回転運動の発生を防止することができる。
【0039】
図4は本発明の構造の一巡伝達関数の測定図であり、バランサー20の効果を示したものである。可動部の重心Gとレンズ32の中心Gを一致させたことによって有害な分割共振を抑制することができ、従来例の図10にあったディップは極めて小さく、ゲイン0dB以上にあるディップの位相回りも−180度を越えておらずサーボ特性が広い帯域で安定していることを示している。
【0040】
【発明の効果】
バランサーによりレンズ上に光ディスク用ピックアップの移動部の重心を一致させることによって、光ピックアップ装置の共振の発生を抑えることができ、サーボ特性の向上をはかることができる。
【0041】
サーボ特性の向上により、光ディスクへの記録および再生時においてエラーの発生を低減することができ、入力信号に忠実な記録ができるとともに、記録されている信号を忠実に再生することができる。
【0042】
また、構成部材の分割共振により可動部の光学部品と固定部の光学部品との間で光軸の不一致が生じる虞を解消することができる。
【0043】
また、サーボの特性が向上してサーボ帯域が拡大するため、ピックアップのより一層の高速動作を実現することができる。
【0044】
更にまた、共振による騒音の発生を抑制することができるので静かな光ディスクの記録再生装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップ装置を示す略線的斜視図である。
【図2】本発明による光ピックアップ装置の要部を示す略線的斜視図であり、(a)は光ピックアップ装置におけるバランサーを示し、(b)は水平移動可能なバランサーの構造例を示す。
【図3】本発明によるバランサーの調整方法と効果を説明するための図であり、(a)は要部の略線的上面図であり、(b)は(a)に示すA−A矢視における略線的断面図である。
【図4】本発明による光ピックアップ装置の一巡伝達関数の測定結果であって、要部を拡大した図である。
【図5】模式的2軸アクチュエータの略線的断面図である。
【図6】従来例の光ピックアップ装置を示す略線的斜視図である。
【図7】図5に示す2軸アクチュエータの振動モードを説明するための図であり、(a)はトラッキング方向の振動系における等価モデルであり、(b)は(a)の伝達関数を示している。
【図8】サーボ系の構成で、(a)は基本構成を示し、(b)は位相補償要素を付加した構成を示す。
【図9】位相補償を説明するための図で、(a)は回路構成を示し、(b)はこの回路のボード線図を示す。
【図10】従来例の振動対策をしていない光ピックアップ装置の一巡伝達関数の測定結果であって、要部を拡大した図である。
【符号の説明】
1 レーザ光源ユニット
2 ピックアップユニット
3 移動台
4、5、13、16 ヨーク
6、14、17 マグネット
7 ボビン
8 コイル
9 軸
10 軸受
11 外側板
12 光ディスク
15 トラッキングコイル
18 フォーカスコイル
19 ボビン
20 バランサー
21 固定ピン
22 長孔
24 ワッシャー
30 レーザ光
31 プリズム
32 レンズ
40、41 バネ
42、43 支持部材
44 レンズ保持部材
50、51 アンプ
61 前向き要素G(S )
62 フィードバック要素H(S)
63 位相補償要素G1 (S)
64 加算点
M 質量
C コンプライアンス
R 粘性抵抗の逆数
F 駆動力
L 変位

Claims (5)

  1. 光ディスクの記録及び再生に用いる光ピックアップ装置において、
    レンズをフォーカス方向およびトラッキング方向に位置制御する2軸アクチュエータと、
    上記2軸アクチュエータを移動台に搭載し、上記光ディスクの半径方向に移動する可動部と、
    上記可動部の重心位置を上記レンズの中心位置と一致させるための位置調整機構と備え、
    上記位置調整機構は、取り付け穴を有するバランサーと、上記バランサーを上記移動台に交換可能に取り付ける固定用ピンとを有し、
    上記バランサーの取り付け穴は、上記バランサーが上記移動台に対して、上記可動部の重心位置を上記レンズの中心位置に一致させる方向に位置調整可能な長孔であることを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 上記バランサーの設定位置を、上記可動部の移動方向および光ディスクへ向かう光軸の双方に垂直となる方向に連続移動して調整する構成にしたことを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  3. 上記バランサーを交換し、または研削してバランサーの質量を調整する構成にしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 上記バランサーを非磁性体で構成したことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の光ピックアップ装置。
  5. 上記バランサーを銅または銅合金で構成したことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の光ピックアップ装置。
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